JPWO2014188579A1 - 塗布試行装置、ディスペンサおよび電子部品実装装置 - Google Patents
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Abstract
光が透過可能に形成されるとともに上面が平坦に形成された支持部材(45)を備える。支持部材(45)の上面に重ねられた状態で塗布液が塗布される被塗布部材(41)を備える。支持部材(45)に下方から光を照射する光源(61)を備える。支持部材(45)は、帯電を防止可能な性質を有する。被塗布部材(41)と支持部材(45)との摩擦で静電気が発生したとしても、被塗布部材(41)と支持部材(45)とが帯電することはない。このため、点状に塗布された塗布液の大きさが常に高い精度で測定される。
Description
本発明は、塗布液の塗布量を量るために使用する塗布試行装置およびこの塗布試行装置を備えたディスペンサや電子部品実装装置に関するものである。
従来、基板に電子部品を実装するためのクリーム半田や接着剤は、塗布ノズルから流出して基板に点状に塗布されることが多い。この塗布ノズルは、ディスペンサや電子部品実装装置に装備されている。ディスペンサとは、基板に塗布ノズルによって専らクリーム半田や接着剤を塗布するための装置である。電子部品実装装置は、基板に電子部品を実装するための装置である。
電子部品実装装置に装備される塗布ノズルは、部品吸着用の吸着ノズルを有するヘッドユニットに設けられている。
塗布ノズルは、クリーム半田や接着剤などの塗布液がその塗布ノズルの下端から半球状に溢れ出た状態で基板に向けて下降する。塗布液は、塗布ノズルが基板に接近することによって基板に付着する。すなわち、上述した塗布装置は、塗布液を基板に点状に塗布する。
塗布ノズルは、クリーム半田や接着剤などの塗布液がその塗布ノズルの下端から半球状に溢れ出た状態で基板に向けて下降する。塗布液は、塗布ノズルが基板に接近することによって基板に付着する。すなわち、上述した塗布装置は、塗布液を基板に点状に塗布する。
基板に電子部品を正しく実装するためには、上述した塗布液を過不足なく基板に塗布する必要がある。塗布液の塗布量は、点状に塗布された塗布液の大きさに基づいて推定することができる。塗布された塗布液の大きさを測るための従来の装置としては、例えば特許文献1に記載されている塗布試行装置がある。
特許文献1に開示された塗布試行装置は、塗布液が点状に塗布される被塗布部材を備えている。点状に塗布された塗布液の大きさは、被塗布部材に塗布された塗布液を上方からカメラによって撮像し、この撮像により得られた画像データを用いて測定される。
被塗布部材は、薄い帯状の紙が用いられている。この紙は、光が透過可能なものである。この紙からなる被塗布部材は、ロール状に巻き取られており、塗布液が塗布されるときに、送り機構によって平坦な板状の支持部材の上に所定量だけ送られる。この送り機構は、被塗布部材を所定の長さずつ長手方向に送る。
被塗布部材は、薄い帯状の紙が用いられている。この紙は、光が透過可能なものである。この紙からなる被塗布部材は、ロール状に巻き取られており、塗布液が塗布されるときに、送り機構によって平坦な板状の支持部材の上に所定量だけ送られる。この送り機構は、被塗布部材を所定の長さずつ長手方向に送る。
支持部材は、照明装置の上に配置されており、この照明装置の上方で被塗布部材を支える機能と、この照明装置の光を拡散させて被塗布部材に導く機能とを有している。この支持部材は、プラスチックによって形成されている。照明装置は、カメラが撮像するときに光を支持部材に下方から照射する。カメラは、塗布液が塗布された被塗布部材を、照明装置の光が支持部材に照射されている状態で撮像する。このとき、カメラは、明るい背景の中に影となって現れる塗布液を撮像することになる。点状の塗布液の大きさは、カメラによって撮像された画像データに含まれる塗布液の輪郭に基づいて測定される。
特許文献1に記載された塗布試行装置では、被塗布部材に塗布された塗布液の大きさを正しく測定することができないことがあった。この理由は、被塗布部材が送られるときに支持部材に擦り付けられて静電気が発生するからであると考えられる。すなわち、被塗布部材に塗布された塗布液が静電気によってはじかれ、塗布後の塗布液の形状が通常とは異なってしまう。この静電気の影響で塗布液の大きさが実際より大きくなったり小さくなったり、形状が不安定になるために、塗布試行装置によって測定された塗布液の大きさが不正確になる。
このような不具合を解消するためには、支持部材を金属などの導電性を有する材料によって形成し、静電気の発生を防止することが考えられる。しかし、この構成を採ると、照明装置の光が支持部材によって遮られてしまうから、塗布後の塗布液をカメラで撮像することが難しくなる。
本発明は、このような問題点を解消するためになされたもので、塗布後の塗布液の大きさを高い精度で測定できる塗布試行装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明に塗布試行装置は、光が透過可能に形成されるとともに上面が平坦に形成された支持部材と、前記支持部材の上面に重ねられた状態で塗布液が塗布される被塗布部材と、前記支持部材に下方から光を照射する光源とを備え、前記支持部材は、帯電を防止可能な性質を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、被塗布部材と支持部材との摩擦で静電気が発生したとしても、被塗布部材と支持部材が帯電することはない。このため、被塗布部材に塗布液が正しく塗布される。また、支持部材は光を透過するものであるから、被塗布部材上の塗布液が影になる状態でカメラによって撮像することができる。
したがって、本発明に係る塗布試行装置においては、点状に塗布された塗布液の大きさを常に高い精度で測定できる。
したがって、本発明に係る塗布試行装置においては、点状に塗布された塗布液の大きさを常に高い精度で測定できる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明に係る塗布試行装置の一実施の形態を図1〜図7によって詳細に説明する。この実施の形態においては、本発明に係る塗布試行装置をディスペンサに装備する場合の一例について説明する。
以下、本発明に係る塗布試行装置の一実施の形態を図1〜図7によって詳細に説明する。この実施の形態においては、本発明に係る塗布試行装置をディスペンサに装備する場合の一例について説明する。
図1に示すディスペンサ1は、基台2に後述する各種の装置を搭載して構成されている。この明細書においては、図1において左右方向をX方向といい、このX方向とは直交する水平方向をY方向という。また、図1において下側(Y方向の一端側)を装置前側といい、図1において上側(Y方向の他端側)を装置後側という。
基台2は、基板3を搬送したり保持するための基板搬送装置4と、基板3に塗布液5(図2参照)を塗布するための塗布装置6と、本発明に係る塗布試行装置としてのドットステーション7などを支持している。この実施の形態においては、基台2によって、本発明でいう「基台部」が構成されている。
基板搬送装置4は、基台2に支持された一対のコンベア4aと、このコンベア4aの近傍に設けられた基板保持装置(図示せず)とを備えている。コンベア4aは、基板3を基台2のX方向の一端側(図1においては右端側)から他端側へ送るものである。基板保持装置は、コンベア4aによってX方向の中央部に搬送された基板3をコンベア4aから上昇させて保持する。この基板保持装置とコンベア4aの動作は、基台2の内部に配置された制御装置8によって制御される。この実施の形態においては、コンベア4aによって、本発明でいう「搬送部」が構成されている。
塗布装置6は、基台2の上方で水平方向に移動するヘッドユニット11と、このヘッドユニット11に設けられた塗布ヘッド12(図2参照)などを備えている。ここでは先ず、ヘッドユニット11を支持および駆動する機構について説明する。
基台2のX方向の両端部には、図1に示すように、コンベア4aの上方でY方向に延びる固定レール13がそれぞれ設けられている。これらの固定レール13には、X方向に延びるヘッド支持部材14がY方向に移動自在に支持されている。また、一方の固定レール13には、ヘッド支持部材14を駆動するためのY方向駆動装置15が設けられている。
基台2のX方向の両端部には、図1に示すように、コンベア4aの上方でY方向に延びる固定レール13がそれぞれ設けられている。これらの固定レール13には、X方向に延びるヘッド支持部材14がY方向に移動自在に支持されている。また、一方の固定レール13には、ヘッド支持部材14を駆動するためのY方向駆動装置15が設けられている。
Y方向駆動装置15は、Y方向に延びるボールねじ軸16と、このボールねじ軸16を駆動するY軸サーボモータ17と、ボールねじ軸16に螺合した状態でヘッド支持部材14に固定されたボールねじナット18などを備えている。Y軸サーボモータ17の動作は、制御装置8によって制御される。
ヘッド支持部材14は、後述する塗布ヘッド12を有するヘッドユニット11と、このヘッドユニット11を駆動するためのX方向駆動装置21とを備えている。
ヘッド支持部材14は、後述する塗布ヘッド12を有するヘッドユニット11と、このヘッドユニット11を駆動するためのX方向駆動装置21とを備えている。
ヘッドユニット11は、上述したヘッド支持部材14にX方向へ移動自在に支持されたフレーム22と、このフレーム22に支持された複数の部品とによって構成されている。このヘッドユニット11を駆動するX方向駆動装置21は、X方向に延びるボールねじ軸23と、このボールねじ軸23を駆動するX軸サーボモータ24と、ボールねじ軸23に螺合した状態でフレーム22に固定されたボールねじナット25などを備えている。X軸サーボモータ24の動作は、制御装置8によって制御される。
このヘッドユニット11は、X方向駆動装置21による駆動によってX方向に移動し、Y方向駆動装置15による駆動によってヘッド支持部材14とともにY方向に移動する。この実施の形態においては、このヘッドユニット11のフレーム22によって、本発明でいう「移動部」が構成されている。
ヘッドユニット11のフレーム22に支持された複数の部品とは、図2に示すように、塗布ヘッド12の一部を構成する塗布ノズル31と、この塗布ノズル31を上下方向に移動させる昇降装置32と、カメラ33などである。
塗布ヘッド12は、塗布ノズル31と、この塗布ノズル31にパイプ34を介して接続されたシリンジ35などによって構成されている。
塗布ノズル31は、塗布液5が下端から下方に向けて流出するもので、可動ブラケット36を介してヘッドユニット11のフレーム22に上下方向に移動可能に支持されている。塗布ノズル31がフレーム22に対して下降することにより、塗布ノズル31の下端から出た塗布液5が基板3の被塗布位置や後述するドットステーション7の被塗布位置に塗布される。
塗布ヘッド12は、塗布ノズル31と、この塗布ノズル31にパイプ34を介して接続されたシリンジ35などによって構成されている。
塗布ノズル31は、塗布液5が下端から下方に向けて流出するもので、可動ブラケット36を介してヘッドユニット11のフレーム22に上下方向に移動可能に支持されている。塗布ノズル31がフレーム22に対して下降することにより、塗布ノズル31の下端から出た塗布液5が基板3の被塗布位置や後述するドットステーション7の被塗布位置に塗布される。
シリンジ35は、クリーム半田や接着剤などの塗布液5を貯留するものであり、ヘッドユニット11のフレームに固定されている。クリーム半田は、電子部品(図示せず)の端子を基板3に実装するためのものである。接着剤は、電子部品のパッケージ部分を基板3に接着するためのものである。
このシリンジ35は、図示してはいないが、圧縮空気を供給するエア供給源に切替バルブを介して接続されている。
このシリンジ35は、図示してはいないが、圧縮空気を供給するエア供給源に切替バルブを介して接続されている。
シリンジ35内の塗布液5は、エア供給源からシリンジ35内に加圧空気が供給されることによって、シリンジ35からパイプ34に押し出される。そして、この塗布液5は、パイプ34を通して塗布ノズル31に送られ、塗布ノズル31の下端から吐出される。
昇降装置32は、サーボモータ(図示せず)の動力で可動ブラケット36ともに塗布ノズル31を上下方向に移動させる。このサーボモータの動作と、上述した加圧装置および切替バルブの動作は、制御装置8によって制御される。
昇降装置32は、サーボモータ(図示せず)の動力で可動ブラケット36ともに塗布ノズル31を上下方向に移動させる。このサーボモータの動作と、上述した加圧装置および切替バルブの動作は、制御装置8によって制御される。
制御装置8は、塗布液の塗布量を制御するときに切替バルブの開閉時期を変更する。塗布量を増やす場合は、切替バルブが開いている時間(シリンジ35の加圧時間)を長くする。塗布量を減らす場合は、切替バルブが開いている時間を短くする。
カメラ33は、ヘッドユニット11の下方を撮像し、画像データを制御装置8に送る。このカメラ33は、基板3の認識用マーク(図示せず)や基板3上に塗布された塗布液5と、後述するドットステーション7の塗布紙41(図2および図3参照)に塗布された塗布液5などを撮像する。このカメラによって、本発明でいう「撮像部」が構成されている。
カメラ33は、ヘッドユニット11の下方を撮像し、画像データを制御装置8に送る。このカメラ33は、基板3の認識用マーク(図示せず)や基板3上に塗布された塗布液5と、後述するドットステーション7の塗布紙41(図2および図3参照)に塗布された塗布液5などを撮像する。このカメラによって、本発明でいう「撮像部」が構成されている。
ドットステーション7は、図1に示すように、基板搬送装置4より装置前側であって、基台2の上に配置されている。このドットステーション7の位置は、上方から見てヘッドユニット11の可動範囲の中に位置付けられている。この実施の形態によるドットステーション7は、図3および図4に示すように、箱状のカバー41と、このカバー42の中に収容された塗布紙41および紙送り装置43などを備えている。
カバー42の上端部には、塗布紙41の一部を露出させるための穴44が形成されている。この穴44の中には、塗布紙41に塗布液5が塗布されるときに塗布紙41を支えるための支持部材45が設けられている。支持部材45は、詳細は後述するが、上方から見て四角形の板状(図5参照)に形成されており、ホルダー46によって保持された状態でカバー42に取付けられている。この実施の形態による支持部材45の下面には、後述する光拡散部材47が重ねられている。
この実施の形態によるホルダー46は、図5に示すように、支持部材45の四つの辺となる端部に上方から重ねられる枠部材46aと、この枠部材46aの下端部に取付けられた二つの板部材46bとによって構成されている。支持部材45と光拡散部材47は、枠部材46aおよび板部材46bによって、上方と下方とから挟まれている。このホルダー46は、支持部材45が水平になる状態でカバー42に取付けられている。枠部材46aと、板部材46bと、カバー42は、それぞれ金属によって形成されている。
塗布紙41は、光が透過可能な厚みで帯状に形成されている。この実施の形態においては、この塗布紙41によって、本発明でいう「被塗布部材」が構成されている。この塗布紙41の一端側は、ロール状に巻き取られており、紙送り装置43の支軸48に回転自在に支持されている。塗布紙41の他端側は、紙送り装置43の巻取軸49に巻き付けられている。カバー42の穴44は、上方から見て支軸48と巻取軸49との間に位置している。
塗布紙41における支軸48と巻取軸49との間に位置する中間部分は、上述した支持部材45の上を通る状態でカバー42の穴44を横切っている。このため、塗布紙41の一部は、図4に示すように、支持部材45の上面に重ねられている。
この塗布紙41を送る紙送り装置43は、図3に示すように、複数のローラ50を備えている。これらのローラ50は、塗布紙41の移動する方向を変えるための複数の従動ローラ50aと、駆動用ローラ50bと、この駆動用ローラ50bに塗布紙41を押し付けるためのテンションローラ50cなどである。駆動用ローラ50bは、図4に示すように、モータ51の動力が複数の歯車52〜54を介して伝達されて回転する。モータ51の動作は、制御装置8によって制御される。塗布紙41を巻き取る巻取軸49は、駆動ローラ50bと同期して回転する。
この塗布紙41を送る紙送り装置43は、図3に示すように、複数のローラ50を備えている。これらのローラ50は、塗布紙41の移動する方向を変えるための複数の従動ローラ50aと、駆動用ローラ50bと、この駆動用ローラ50bに塗布紙41を押し付けるためのテンションローラ50cなどである。駆動用ローラ50bは、図4に示すように、モータ51の動力が複数の歯車52〜54を介して伝達されて回転する。モータ51の動作は、制御装置8によって制御される。塗布紙41を巻き取る巻取軸49は、駆動ローラ50bと同期して回転する。
カバー42内であって支持部材45の下方には、照明装置61が設けられている。照明装置61は、複数のLED62とミラー63とを備えている。LED62は、光が主に水平方向に照射される状態でカバー42に支持されている。ミラー63は、LED62の光が上方の支持部材45側へ反射する状態でカバー42に支持されている。この実施の形態においては、この照明装置61によって、本発明でいう「光源」が構成されている。
上述した支持部材45は、図6に示すように、板状の芯材64と、この芯材64の両面を覆うコーティング層65とによって構成されている。支持部材45の芯材64は、透明なプラスチックによって形成されている。この透明なプラスチックとしては、例えばアクリルを用いることができる。コーティング層65は、透光性を有する帯電防止剤の層であり、例えば、界面活性剤によって形成されている。このコーティング層65は、支持部材45の一部に設けられていればよい。すなわち、コーティング層65は、支持部材45の上面、下面あるいは中間面の少なくともいずれか一つの面に設けられていればよい。中間面に設けるとは、支持部材45を上下方向に分割して形成し、支持部材45の上側に位置する半部と、支持部材45の下側に位置する半部との間にコーティング層65が挟まれることを意味する。
この実施の形態による支持部材45は、その上面と下面とにコーティング層65が設けられているから、この支持部材45をドットステーション7に組み付ける作業を簡単に行うことができる。この理由は、コーティング層65は、薄く、支持部材45が透けて見える状態で支持部材45に形成されており、コーティング層65の有無を判別することが難しいからである。すなわち、支持部材45の両面にコーティング層65が設けられていることにより、コーティング層65の有無を確認する必要がなくなるから、上述したように支持部材45を簡単にドットステーション7に組み付けることができる。
このコーティング層65は、空気中の水分を吸収して導電材の層になる。この導電材の層は、支持部材45をホルダー46によりカバー42に取付けることによって、ホルダー46を介してカバー42に電気的に接続される。このため、支持部材45は、帯電を防止可能なものとなる。
この支持部材45の下面に重ねられた光拡散部材47は、図7に示すように、板状の芯材66と、この芯材66の両面を覆うケミカルマット層67とによって構成されている。光拡散部材47の芯材66は、PET(ポリエチレンテレフタレート)によって板状に形成されている。この芯材66は、支持部材45の下面を覆う大きさに形成されている。
ケミカルマット層67には、乱反射材68が混入されている。この乱反射材68は、光を乱反射させるものである。このため、この光拡散部材47に照明装置61の光が下方から照射されると、光が乱反射して支持部材45に導かれる。すなわち、LED62からなる光点の形状がぼやけるから、支持部材45を上方から見ると、光拡散部材47の全域が同一色に光って見える。
ケミカルマット層67には、乱反射材68が混入されている。この乱反射材68は、光を乱反射させるものである。このため、この光拡散部材47に照明装置61の光が下方から照射されると、光が乱反射して支持部材45に導かれる。すなわち、LED62からなる光点の形状がぼやけるから、支持部材45を上方から見ると、光拡散部材47の全域が同一色に光って見える。
このように構成されたドットステーション7を有するディスペンサ1においては、基板3に塗布液5を塗布する以前に、ドットステーション7において塗布が試行される。すなわち、基板3に塗布液5を塗布するときと同じ条件でドットステーション7の塗布紙41に塗布液5を塗布する。塗布紙41は、その一部が支持部材45の上に重なる状態で紙送り装置43によって所定量だけ送られる。支持部材45は、帯電を防止可能なものである。このため、塗布紙41と支持部材45との摩擦で静電気が発生したとしても、塗布紙41および支持部材45が帯電することはない。
塗布液5の塗布は、ヘッドユニット11がドットステーション7の上に移動し、シリンジ35が加圧された状態で塗布ノズル31が下降して行われる。このとき、塗布紙41が静電気を帯びていないから、塗布液5がはじかれることはない。このため、塗布液5は、塗布紙41に塗布ノズル31の形状が転写された形状に(点状に)塗布される。
塗布液5が塗布された後、照明装置61が点灯し、ヘッドユニット11が移動してカメラ33が塗布紙41の上方に位置付けられる。カメラ33は、塗布紙41に塗布された塗布液5を上方から撮像する。
塗布液5が塗布された後、照明装置61が点灯し、ヘッドユニット11が移動してカメラ33が塗布紙41の上方に位置付けられる。カメラ33は、塗布紙41に塗布された塗布液5を上方から撮像する。
このとき、照明装置61の光は、光拡散部材47によって拡散された状態で支持部材45を介して塗布紙41に導かれる。このため、塗布紙41に塗布された塗布液5を上方から見ると、均一な色からなる明るい背景の中に塗布液5が影となって現れる。すなわち、点状の塗布液の輪郭がカメラによって撮像される。カメラ33は、撮像により得られた画像データを制御装置8に送る。
制御装置8は、この画像データを解析して塗布液5の大きさを求め、この大きさに基づいてシリンジ35の加圧時間(塗布液5の塗布量)を調整する。
制御装置8は、この画像データを解析して塗布液5の大きさを求め、この大きさに基づいてシリンジ35の加圧時間(塗布液5の塗布量)を調整する。
この実施の形態によるドットステーション7の支持部材45は、帯電を防止可能な性質を有している。このため、このドットステーション7においては、塗布紙41が支持部材45上で送られるときに静電気が発生したとしても塗布紙41や支持部材45が帯電することはない。このため、塗布液5は、塗布紙41に塗布ノズル31の形状が転写された形状に(点状に)塗布される。したがって、この実施の形態によるドットステーション7においては、点状に塗布された塗布液5の大きさを常に高い精度で測定できる。
この実施の形態による支持部材45は、その一部に設けられ、帯電防止剤からなるコーティング層65を含んでいる。このため、支持部材45の一部が帯電防止剤で覆われるから、支持部材45がより一層帯電し難くなる。
この実施の形態によるドットステーション7は、支持部材45の下面を覆い、光が拡散する性質を有する光拡散部材47を備えている。このため、支持部材45の上面に塗布紙41を直接重ねることができるから、基板3に塗布液5を塗布するときと同等の条件で塗布紙41に塗布液5を塗布することができる。したがって、この実施の形態によるドットステーション7においては、塗布液5の大きさをより一層高い精度で測定できる。
この実施の形態による支持部材45は、板状に形成されている。この支持部材45と照明装置61との間には光拡散部材47が設けられている。
このため、この実施の形態によれば、照明装置61の光が光拡散部材47によって拡散された状態で支持部材45を介して塗布紙41に導かれる。この塗布紙41に塗布された塗布液5を上方から見ると、均一な色からなる明るい背景の中に塗布液5が影となって現れる。したがって、この実施の形態によるドットステーション7は、塗布液5の輪郭がカメラ33によって正しく撮像されるから、塗布された塗布液5の大きさをより一層高い精度で測定可能なものとなる。
このため、この実施の形態によれば、照明装置61の光が光拡散部材47によって拡散された状態で支持部材45を介して塗布紙41に導かれる。この塗布紙41に塗布された塗布液5を上方から見ると、均一な色からなる明るい背景の中に塗布液5が影となって現れる。したがって、この実施の形態によるドットステーション7は、塗布液5の輪郭がカメラ33によって正しく撮像されるから、塗布された塗布液5の大きさをより一層高い精度で測定可能なものとなる。
この実施の形態によるディスペンサ1は、塗布紙41に塗布された塗布液5をカメラ33で撮像して塗布液5の大きさを測定し、この塗布液5の大きさに基づいて塗布液5の塗布量が調整されるものである。
このため、この実施の形態によれば、塗布液5の塗布量が常に適量になるディスペンサを提供することができる。
このため、この実施の形態によれば、塗布液5の塗布量が常に適量になるディスペンサを提供することができる。
(第2の実施の形態)
光拡散部材は、図8に示すように形成することができる。図8において、前記図1〜図7によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
光拡散部材は、図8に示すように形成することができる。図8において、前記図1〜図7によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図8に示す光拡散部材47は、支持部材45より薄いシート状あるいはフィルム状に形成されている。すなわち、光拡散部材47の厚さt1は、支持部材45の厚さt2より薄く形成されている。この光拡散部材47は、詳細には図示してはいないが、第1の実施の形態を採るときの光拡散部材と同様に、プラスチック製の芯材と、この芯材の表裏を覆うケミカルマット層67とから構成されている。
この光拡散部材47は、支持部材45の下面に貼付けられている。光拡散部材47を支持部材45に貼り付けるにあたっては、粘着剤71を用いることができる。
粘着剤71は、光のむらが生じることを防ぐために、光拡散部材47の全域に厚みが均一になる状態で設けられることが望ましい。
この実施の形態においては、光拡散部材47が支持部材45に貼り付けられているから、これらの部材を一つの組立体として簡単に取り扱うことが可能になる。したがって、この実施の形態を採ることにより、支持部材45とは別体に形成された光拡散部材47を備えているにもかかわらず、ドットステーション7の組立作業が容易になる。
粘着剤71は、光のむらが生じることを防ぐために、光拡散部材47の全域に厚みが均一になる状態で設けられることが望ましい。
この実施の形態においては、光拡散部材47が支持部材45に貼り付けられているから、これらの部材を一つの組立体として簡単に取り扱うことが可能になる。したがって、この実施の形態を採ることにより、支持部材45とは別体に形成された光拡散部材47を備えているにもかかわらず、ドットステーション7の組立作業が容易になる。
また、この実施の形態による光拡散部材47の厚さt1は、支持部材45の厚さt2より薄く形成されている。このため、支持部材45とは別体に形成された光拡散部材47を使用しているにもかかわらず、支持部材45を支持する部分の上下方向の厚みを薄く形成することができる。したがって、この実施の形態によるドットステーション7においては、支持部材45の下方に照明装置61を装備するにもかかわらず、支持部材45を最適な高さに位置付けることができる。この最適な高さとは、支持部材45上の塗布紙41が、基板搬送装置4上の基板3と同等の高さに位置付けられる高さである。
支持部材45より薄いシート状の光拡散部材47は、簡単な構造の市販品を使用することができる。したがって、この実施の形態によるドットステーション7は、光拡散部材47を備えているにもかかわらず、製造コストが低く抑えられたものとなる。
(第3の実施の形態)
本発明に係る塗布試行装置は、図9および図10に示すように電子部品実装装置に設けることができる。図9および図10において、前記図1〜図8によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
本発明に係る塗布試行装置は、図9および図10に示すように電子部品実装装置に設けることができる。図9および図10において、前記図1〜図8によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図9および図10に示す電子部品実装装置81は、基台2に後述する各種の装置を搭載して構成されている。基台2は、基板搬送装置4と、電子部品供給装置82と、塗布ヘッド12および複数の吸着ヘッド83を有する部品移動装置84と、本発明に係る塗布試行装置としてのドットステーション7などを支持している。基台2が本発明でいう「基台部」に相当し、基板搬送装置4が本発明でいう「搬送部」に相当する。また、電子部品供給装置82が本発明でいう「電子部品供給部」に相当する。
電子部品供給装置82は、後述する吸着ヘッド83の移動可能な範囲内に電子部品85(図10参照)を供給する。この電子部品供給装置82は、例えば複数のテープフィーダ82aによって構成することができる。
部品移動装置84は、基台2の上方で水平方向に移動するヘッドユニット11を備えている。ヘッドユニット11は、フレーム22と、このフレーム22に支持された複数の吸着ヘッド83、塗布ヘッド12およびカメラ33などを備えている。フレーム22が本発明でいう「移動部」を構成している。このヘッドユニット11を支持しながら駆動する機構は、第1の実施の形態を採るときの機構と同等のものである。この部品移動装置84と電子部品供給装置82の動作は、制御装置8によって制御される。
部品移動装置84は、基台2の上方で水平方向に移動するヘッドユニット11を備えている。ヘッドユニット11は、フレーム22と、このフレーム22に支持された複数の吸着ヘッド83、塗布ヘッド12およびカメラ33などを備えている。フレーム22が本発明でいう「移動部」を構成している。このヘッドユニット11を支持しながら駆動する機構は、第1の実施の形態を採るときの機構と同等のものである。この部品移動装置84と電子部品供給装置82の動作は、制御装置8によって制御される。
複数の吸着ヘッド83は、それぞれフレーム22に昇降可能に支持されているとともに、上下方向の軸線を中心として回転可能に支持されている。吸着ヘッド83の下端部には、電子部品85を吸着するための吸着ノズル86が設けられている。
塗布ヘッド12は、基板3にクリーム半田や接着剤などの塗布液5を塗布するためのものである。カメラ33は、ヘッドユニット11の下方を撮像する状態でフレーム22に支持されている。このカメラ33は、基板3の認識マークやドットステーション7の塗布紙41を撮像する。これらの塗布ヘッド12とカメラ33は、第1の実施の形態を採るときの塗布ヘッドおよびカメラと同等のものが用いられている。
塗布ヘッド12は、基板3にクリーム半田や接着剤などの塗布液5を塗布するためのものである。カメラ33は、ヘッドユニット11の下方を撮像する状態でフレーム22に支持されている。このカメラ33は、基板3の認識マークやドットステーション7の塗布紙41を撮像する。これらの塗布ヘッド12とカメラ33は、第1の実施の形態を採るときの塗布ヘッドおよびカメラと同等のものが用いられている。
この実施の形態に示す電子部品実装装置81は、電子部品85を電子部品供給装置82において吸着し、基板3に実装する。また、この電子部品実装装置81は、ドットステーション7の塗布紙41に塗布ノズル31によって塗布液5を塗布する。このとき、塗布紙41が支持部材45上で送られることにより静電気が発生したとしても、塗布紙41や支持部材45が帯電することはない。このため、塗布液5は、塗布紙41に塗布ノズル31の形状が転写された形状に(点状に)塗布される。
そして、この電子部品実装装置81は、塗布紙41に塗布された塗布液5をカメラ33で撮像してこの塗布液5の大きさを測定し、この塗布液5の大きさに基づいて塗布液5の塗布量を調整する。
したがって、この実施の形態によれば、ドットステーション7を用いて塗布液5の塗布量を調整できるから、塗布液5の塗布量が常に適量になる電子部品実装装置を提供することができる。
したがって、この実施の形態によれば、ドットステーション7を用いて塗布液5の塗布量を調整できるから、塗布液5の塗布量が常に適量になる電子部品実装装置を提供することができる。
1…ディスペンサ、2…基台、5…塗布液、7…ドットステーション、22…フレーム、33…カメラ、41…塗布紙、45…支持部材、47…光拡散部材、61…照明装置、65…コーティング層、81…電子部品実装装置、t1…光拡散部材の厚さ、t2…支持部材の厚さ。
【0003】
特許文献
[0009]
特許文献1:特開平9−214115号公報
発明の概要
発明が解決しようとする課題
[0010]
本発明は、このような問題点を解消するためになされたもので、塗布後の塗布液の大きさを高い精度で測定できる塗布試行装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
[0011]
この目的を達成するために、本発明に塗布試行装置は、光が透過可能に形成されるとともに上面が平坦に形成された支持部材と、前記支持部材の上面に重ねられた状態で塗布液が塗布される被塗布部材と、前記支持部材に下方から光を照射する光源と、前記支持部材の下面を覆い、光が拡散する性質を有する光拡散部材とを備え、前記支持部材は、その一部に設けられ、帯電防止剤からなるコーティング層を含み、帯電を防止可能な性質を有することを特徴とするものである。
発明の効果
[0012]
本発明によれば、被塗布部材と支持部材との摩擦で静電気が発生したとしても、被塗布部材と支持部材が帯電することはない。このため、被塗布部材に塗布液が正しく塗布される。また、支持部材は光を透過するものであるから、被塗布部材上の塗布液が影になる状態でカメラによって撮像することができる。
したがって、本発明に係る塗布試行装置においては、点状に塗布された塗布液の大きさを常に高い精度で測定できる。
図面の簡単な説明
[0013]
[図1]図1は、第1の実施の形態によるディスペンサの平面図である。
[図2]図2は、第1の実施の形態による塗布ヘッドの側面図である。図2は、塗布ヘッドの一部を破断した状態で描いてある。
[図3]図3は、第1の実施の形態によるドットステーションの斜視図である。図3は、カバーの一部を破断した状態で描いてある。
特許文献
[0009]
特許文献1:特開平9−214115号公報
発明の概要
発明が解決しようとする課題
[0010]
本発明は、このような問題点を解消するためになされたもので、塗布後の塗布液の大きさを高い精度で測定できる塗布試行装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
[0011]
この目的を達成するために、本発明に塗布試行装置は、光が透過可能に形成されるとともに上面が平坦に形成された支持部材と、前記支持部材の上面に重ねられた状態で塗布液が塗布される被塗布部材と、前記支持部材に下方から光を照射する光源と、前記支持部材の下面を覆い、光が拡散する性質を有する光拡散部材とを備え、前記支持部材は、その一部に設けられ、帯電防止剤からなるコーティング層を含み、帯電を防止可能な性質を有することを特徴とするものである。
発明の効果
[0012]
本発明によれば、被塗布部材と支持部材との摩擦で静電気が発生したとしても、被塗布部材と支持部材が帯電することはない。このため、被塗布部材に塗布液が正しく塗布される。また、支持部材は光を透過するものであるから、被塗布部材上の塗布液が影になる状態でカメラによって撮像することができる。
したがって、本発明に係る塗布試行装置においては、点状に塗布された塗布液の大きさを常に高い精度で測定できる。
図面の簡単な説明
[0013]
[図1]図1は、第1の実施の形態によるディスペンサの平面図である。
[図2]図2は、第1の実施の形態による塗布ヘッドの側面図である。図2は、塗布ヘッドの一部を破断した状態で描いてある。
[図3]図3は、第1の実施の形態によるドットステーションの斜視図である。図3は、カバーの一部を破断した状態で描いてある。
この目的を達成するために、本発明に塗布試行装置は、光が透過可能に形成されるとともに上面が平坦に形成された支持部材と、前記支持部材の上面に重ねられた状態で塗布液が塗布される被塗布部材と、前記支持部材に下方から光を照射する光源と、前記支持部材の下面を覆い、光が拡散する性質を有する光拡散部材と、前記支持部材に上方から重ねられる枠部材を有し、前記支持部材を保持するホルダーと、前記被塗布部材の一部が露出する状態で前記被塗布部材を収容するカバーとを備え、前記ホルダーおよびカバーは金属によって形成され、前記支持部材の上面には帯電防止剤からなるコーティング層が設けられ、前記コーティング層は、前記支持部材が前記ホルダーによって保持された状態で前記カバーに取付けられることにより、前記ホルダーを介して前記カバーに電気的に接続され、前記支持部材は、帯電を防止可能な性質を有していることを特徴とするものである。
ドットステーション7は、図1に示すように、基板搬送装置4より装置前側であって、基台2の上に配置されている。このドットステーション7の位置は、上方から見てヘッドユニット11の可動範囲の中に位置付けられている。この実施の形態によるドットステーション7は、図3および図4に示すように、箱状のカバー42と、このカバー42の中に収容された塗布紙41および紙送り装置43などを備えている。
Claims (7)
- 光が透過可能に形成されるとともに上面が平坦に形成された支持部材と、
前記支持部材の上面に重ねられた状態で塗布液が塗布される被塗布部材と、
前記支持部材に下方から光を照射する光源とを備え、
前記支持部材は、帯電を防止可能な性質を有することを特徴とする塗布試行装置。 - 請求項1記載の塗布試行装置において、
前記支持部材は、その一部に設けられ、帯電防止剤からなるコーティング層を含むことを特徴とする塗布試行装置。 - 請求項1または請求項2記載の塗布試行装置において、
前記支持部材の下面を覆い、光が拡散する性質を有する光拡散部材をさらに備えていることを特徴とする塗布試行装置。 - 請求項3記載の塗布試行装置において、
前記光拡散部材は、前記支持部材に貼り付けられていることを特徴とする塗布試行装置。 - 請求項4記載の塗布試行装置において、
前記光拡散部材の厚さは、前記支持部材の厚さより薄く形成されていることを特徴とする塗布試行装置。 - 請求項1ないし請求項5のうちいずれか一つに記載された塗布試行装置と、
前記塗布試行装置を支持する基台部と、
前記基台部に支持され、前記基台部の上で基板を水平方向に搬送する搬送部と、
前記基台部に支持され、前記基台部の上方で水平方向に移動する移動部と、
前記移動部に昇降可能に支持され、塗布液を予め定めた基板および被塗布部材の被塗布位置に塗布する塗布ノズルと、
前記移動部に支持され、前記基台部の基板および前記塗布試行装置の被塗布部材の塗布液を撮像する撮像部と、
前記撮像部によって撮像された塗布液の画像データに基づいて塗布液の大きさを測定し、この塗布液の大きさに基づいて塗布液の塗布量を制御する制御装置とを備えていることを特徴とするディスペンサ。 - 請求項1ないし請求項5のうちいずれか一つに記載された塗布試行装置と、
前記塗布試行装置を支持する基台部と、
前記基台部に支持され、前記基台部の上で基板を水平方向に搬送する搬送部と、
前記基台部に支持され、前記移動部の移動範囲の中に電子部品を供給する電子部品供給部と、
前記基台部に支持され、前記基台部の上方で水平方向に移動する移動部と、
前記移動部に昇降可能に支持された実装ヘッドと、
前記実装ヘッドの下端部に設けられ、前記電子部品を前記電子部品供給部で吸着するとともに前記基板に実装する吸着ノズルと、
前記移動部に昇降可能に支持され、塗布液を予め定めた基板および被塗布部材の被塗布位置に塗布する塗布ノズルと、
前記移動部に支持され、前記基台部の基板および前記塗布試行装置の被塗布部材の塗布液を撮像する撮像部と、
前記撮像部によって撮像された塗布液の画像データに基づいて塗布液の大きさを測定し、この塗布液の大きさに基づいて塗布液の塗布量を制御する制御装置とを備えていることを特徴とする電子部品実装装置。
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