JPH11281589A - 地合評価装置、地合評価方法およびそれを記憶した記憶媒体 - Google Patents

地合評価装置、地合評価方法およびそれを記憶した記憶媒体

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JPH11281589A
JPH11281589A JP8583598A JP8583598A JPH11281589A JP H11281589 A JPH11281589 A JP H11281589A JP 8583598 A JP8583598 A JP 8583598A JP 8583598 A JP8583598 A JP 8583598A JP H11281589 A JPH11281589 A JP H11281589A
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Application number
JP8583598A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kameike
浩行 亀池
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Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不織布等の地合を客観的に評価する。 【解決手段】 試験片の画像データを区画分割して、こ
の区画内の画像データを統計処理して評価指数を算出す
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、不織布等の自動地
合評価に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の不織布の地合(均一度)検査で
は、作業員の目視検査に代わる検査方法として打抜き法
および画像評価法が知られている。
【0003】打抜き法は、不織布の厚部と薄部を目視で
選定し、所定の大きさに切り出して重量を測定し、厚部
と薄部の目付の比を地合とする破壊検査法である。この
ため、非破壊検査法としてCCDカメラを用いて試験片
を撮像し、その画像データから輝度(透過率または吸光
度)の標準偏差を平均輝度(平均透過率または平均吸光
度)で除算した値(「地合指数」とよぶ)を評価する画
像評価法も提案されている。
【0004】しかし、前記画像評価法では、明るい輝度
の画素(または暗い輝度の画素)がどのように集まって
存在しているかという情報が地合指数に反映されていな
いため、目視検査の結果とずれてしまうことがあり、結
果として目視検査の代替にはならないことを本発明者は
見い出した。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであり、以下の手段とするものである。
【0006】本発明の第1の手段は、試験片を撮像する
手段と、撮像手段により得られた画像データをむらと等
価な大きさの区画に等分割する区画分割手段と、区画分
割手段により分割された各区間内の画像データを統計処
理して評価指数を算出する演算手段と、演算結果を出力
する出力手段とからなる地合評価装置である。
【0007】撮像手段とは、CCDカメラ、CCDライ
ンセンサー、スキャナー等の光学撮像手段であり、試験
片の撮像は、直流安定化電源により発光させた白熱電球
等による透過光を試験片に透過させて得られた画像をパ
ーソナルコンピュータ等によりデジタル画像に変換する
ことで画像データが得られる。
【0008】区画分割手段は、前記撮像データをフレー
ムメモリに取り込み、これをメインプロセッサまたは画
像プロセッサにより処理することにより実現される。統
計処理を行う演算手段は、メインプロセッサによってプ
ログラムにより処理されることで実現される。
【0009】評価指数とは、下記の数式で表される 評価指数=(区画内平均輝度の標準偏差)/(区画内の
平均輝度の平均値) ここで、「区画内の平均輝度」とは、画像データを複数
の区画に等分割したときの各区画内にある画素の輝度デ
ータの平均値である。
【0010】出力手段は、パーソナルコンピュータのデ
ィスプレイ装置またはプリンタであり、地合評価結果を
目視できるような状態で出力できればよい。またこれら
を実現するためのプログラムはOS上で作動するC+
+、BASIC、FORTRAN等の高級言語や簡易言
語、または表計算プログラムのマクロプログラム等で実
現できる。
【0011】本発明の第2の手段は、前記第1の手段に
おいて、前記区画分割手段において、むらと等価な大き
さを、画像データを任意の大きさの区画に等分割して算
出される評価指数と目視検査の結果とを比較して求めら
れた、両者が最もよく合致する区画の大きさとするもの
である。
【0012】あらかじめ目視検査と比較して区画の大き
さを決定しておくことにより、目視検査に近い精度を実
現できる。本発明の第3の手段は、前記第1の手段にお
いて、前記区画分割手段において、むらと等価な大きさ
が、画像データを二値化処理して得られる二値化データ
を複数の区画に等分割したときに、区画内の二値化デー
タがすべて0またはすべて1となる区画の数にもとづい
て決定されるようにした。
【0013】また第4の手段は、この第3の手段におい
て、前記むらと等価な大きさが、画像データを二値化処
理して得られる二値化データを複数の区画に等分割した
ときに、区画内の二値化データがすべて0またはすべて
1となる区画の数の全区画数に対する比率が、0.15
以下となるように決定した。
【0014】比率をこの範囲以下とすることにより、目
視評価にほぼ近似した評価結果が得られることを本発明
者は見い出した。本発明の第5の手段は、第3の手段に
おいて、前記むらと等価な大きさを、画像データを二値
化処理して得られる二値化データを複数の区画に等分割
したときに、区画内の二値化データがすべて0またはす
べて1となる区画の数が0となる区画の大きさのうち、
最も小さいものとした。さらに、第6の手段は、前記区
画分割手段において、むらと等価な大きさを、各々の試
験片の画像データから決定された区画の大きさとした。
【0015】第7の手段は、前記第3の手段において、
前記区画分割手段において、むらと等価な大きさを、代
表サンプルの画像データから決定された区画の大きさを
代用した。
【0016】第8の手段は、試験片の撮像データを入力
するステップと、撮像データをむらと等価な大きさの区
画に等分割するステップと、分割された区画内の画像デ
ータを統計処理して評価指数を算出するステップとから
なる地合評価方法である。
【0017】第9の手段は、前記第8の手段の区画に分
割するステップにおいて、むらと等価な大きさを、画像
データを任意の大きさの区画に等分割して算出される評
価指数と目視検査の結果とを比較して求められた、両者
の最もよく合致する区画の大きさとしたものである。
【0018】第10の手段は、前記第8の手段におい
て、区画に分割するステップにおいて、むらと等価な大
きさが、画像データを二値化処理して得られる二値化デ
ータを複数の区画に等分割したときに、区画内の二値化
データがすべて0またはすべて1となる区画の数にもと
づいて決定されるようにした。
【0019】第11の手段は、前記第10の手段におい
て、前記むらと等価な大きさが、画像データを二値化処
理して得られる二値化データを複数の区画に等分割した
ときに、区画内の二値化データがすべて0またはすべて
1となる区画の数の全区画の数に対する比率が、0.1
5以下となるように決定されるようにした。
【0020】第12の手段は、前記第10の手段におい
て、前記むらと等価な大きさを、画像データを二値化処
理して得られる二値化データを複数の区画に等分割した
ときに、区画内の二値化データがすべて0またはすべて
1となる区画の数が0となる区画の大きさのうち、最も
小さなものとした。
【0021】第13の手段は、前記第10の手段におい
て、区画に分割するステップにおいて、むらと等価な大
きさを、各々の試験片の画像データから決定された区画
の大きさとした。
【0022】第14の手段は、前記第10の手段におい
て、区画に分割するステップにおいて、むらと等価な大
きさを、代表サンプルの画像データから決定された区画
の大きさとした。
【0023】第15の手段は、試験片の撮像データを入
力するステップと、撮像データをむらと等価な大きさの
区画に等分割するステップと、分割された区画内の画像
データを統計処理して評価指数を算出するステップとか
らなるプログラムを記憶した記憶媒体である。
【0024】記憶媒体とは、磁気的、光学的なあらゆる
記憶手段を含み、具体的には磁気ディスク、ハードディ
スク、CD−ROM等のあらゆるデータ可読媒体を意味
する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて、本発明
の実施の形態を説明する。実施例の説明に先だってま
ず、区画分割法の原理について説明する。 (むらの大きさの堆算法)ある画像をCCDカメラで取
り込んだとき、X×Y画素の画像データとなったとす
る。各画素の輝度データをあるしきい値で二値化する
と、各画素の輝度の値は黒または白(0または1)とな
る。なお、図21は実際の不織布の画像であり、図22
はそれを二値化した画像である。
【0026】次に、X×Y画素の二値化画像データを、
図1のように(n×m)画素の区画に等分割すると仮定
する。すると一区画に含まれる画素数gはn×mとな
る。その結果、画像データはz=x×y(ただしx=X
/n,y=Y/m)個の区画に分けられることになる。
【0027】このとき便宜上図2のように画像データの
左上から各々の区画にk1,k2・・・・・kx×yと名前
を付ける。この区画ki(ただし1≦i≦x×y)に含
まれる黒(値が0)画素の数をbiとすれば区画kiに含
まれる黒画素の割合riはbi/gで求められる。
【0028】以上から、あるn,mで区画に分割し、各
々の区画ごとに黒画素の割合riを求め、横軸にri、縦
軸にriとなる区画の数の全区画数zに対する比率をプ
ロットしたグラフを作成することができる。
【0029】ここで、nとmの値を変化させてグラフが
どのようになるかを調べる。以下、簡単のために、X=
Y、n=m、x=y=X/nとし、図3の二値化画像デ
ータを例にして考える。図で黒い円の直径はdとする。
なお図3では黒と白の画素数が等しくなるようにしてあ
る。 (1)n=1のとき 一つの区画に含まれる画素数gは1となる。したがっ
て、riは0または1であるからグラフは図4のように
なる。すなわちグラフ両端(ri=0、ri=1、区画内
の二値化データがすべて0またはすべて1)における縦
軸の値の和(以下HBWと略記する)は1となる。 (2)1<n<d<Xのとき 図5に示すように、多くの区画が白い部分または黒い部
分の中に位置し、白と黒の境界に位置する区画は少な
い。したがって、グラフは横軸座標0と1に集中した図
6のようなグラフとなる。 (3)n dのとき 図7に示すように、白い部分または黒い部分に完全に入
る区画はほとんどなくなり、riはばらついた値とな
る。その結果、グラフの両端はほとんど0、二値化画像
の平均値(仮定から平均値は0.5)が盛り上がった正
規分布に類似した形となる(図8参照)。 (4)d<n<Mのとき 図9に示すように、各区画は白、黒の両方を必ず含み、
グラフの形は図10のようにnが大きいほど二値化画像
の平均値のところのピークが高くなる。
【0030】以上から、nとHBWには、nが大きくなる
にしたがってHBWは小さくなる関係にあるといえる。ま
たさらに、HBWはnが黒い図形の大きさdにほぼ等しく
なると(このときの区画の大きさをむらと等価な大きさ
という)0に近づき、nがそれ以上大きくなっても0の
ままであることもわかる。
【0031】ここで、dは試験片のむらの大きさを表す
と考えれば、グラフの形の変化からむらの大きさを堆算
できることになる。n dと推定するHBWの値は、対象
とする不織布のむらの状態によって適宜設定されるが、
実際上、nを次第に大きくしていったときにHBWが0.
15以下、望ましくは0.1以下、さらに望ましくは
0.05以下(これらの値をHBWのしきい値とよぶ)と
なるところの区画の大きさをむらと等価な大きさとして
選べば、目視検査の結果とよく合致させることができ
る。 (区画地合指数)画像データを前記と同様に区画に分
け、(二値化しないで)各区画ごとに平均輝度liを求
める。次に各区画の平均輝度の全区画の標準偏差と平均
値との比、を下記の数1式を求め、これを区画地合指数
とする。
【0032】
【数1】
【0033】ただし、上記数1式において、下記の数2
式による関係式が成り立つものとする。
【0034】
【数2】
【0035】上記数1式で示した指数は区画の大きさ
n,mを変えて計算することができ、その区画の大きさ
以下のディテールを無視した不均一性を表す。そこで、
前述のむらと等価な大きさの堆算法と区画地合指数の計
算法を連結し、むらと等価な大きさの堆算法で求まる区
画の大きさを区画地合指数を計算する区画の大きさにす
ると、区画地合指数は地合評価の指標(評価指数)とす
ることができる。さらに、本方式によれば、HBWの値を
パラメータとして調整すれば、区画地合指数による地合
均一性の判定結果を人による判定結果とよりよく合致さ
せることもできる。
【0036】また、むらの大きさはあらかじめ上記の堆
算法あるいは別の方法で設定しておき、その設定値を区
画地合指数の区画の大きさにすることも可能である。お
おむね同程度のむらを多数回測定するなど、区画の大き
さをその都度求めるのは能率的でない場合や、ある品種
の不織布等には区画の大きさを常に一定に保って区画地
合指数を算出したい場合等がそれに該当する。
【0037】
【実施例】実際に不織布の画像を二値化して(n×n)
の区画に分割し、HBWを計算した。これをnの値を変え
て行った結果を図11に示す。どの不織布の画像も同じ
傾向を示し、nとHBWの上述の関係が成り立つことがわ
かる。
【0038】HBWのしきい値を0.01とすると、図1
1からすべての不織布のHBWの値がn=12以上でしき
い値以下になることから、むらと等価な大きさをこの範
囲で選べばよいことになる。
【0039】次に、実際の不織布の画像データをn×n
画素の区画に分割して区画地合指数を計算することをn
の値を変化させて行った。その結果が図12である。こ
れらの不織布はあらかじめ人の判定による地合のよさの
順序づけがされているが、図12でその順序と区画地合
指数の順序が同じになる範囲を調べると、斜線範囲n=
12〜19となる。これは上記のむらと等価な大きさと
同じであり、区画地合指数は、むらと等価な大きさと同
程度に区画を分割した場合に、人による評価と同じ順序
となることを実証するものである。 (実験例)図13に示すような装置構成を用いて実験を
行った。試験片114が載置されるステージ113の下
部には調光器111を介して点灯される白熱電球112
が内装されている。試験片114を透過した白熱電球1
12からの透過光はCCDカメラ115の撮像データと
して、カメラアダプタ116を経由して画像取込ボード
117に入力される。画像取込ボード117は撮像デー
タをA/D変換してパーソナルコンピュータ118内に
デジタルデータとして取り込む機能を有している。各機
器の詳細は下記の通りである。 白熱電球112:タングステン電球(200W×4本) CCDカメラ115:SONY社製 XC−75 カメラアダプタ116:SONY社製 DC−777 画像取込ボード117:MATROX社製 METEO
R/RGB パーソナルコンピュータ118:プロサイド社製 JM
5200PIT2−ATX メインプロセッサ:インテル社製 ペンティアム200
MHz メインメモリ:64MB 本実験例では、試験片として256×256画素に15
0×150mmの撮像範囲がカバーできるようCCDカ
メラ115の位置を調整し、白熱電球112を50Vで
点灯させて背景光の輝度が256階調中128を示すよ
うレンズの絞りを調整した。
【0040】試験片として図14に示すNo.1〜5の
5枚の特性を有する試験片を用意した。そして、以下の
手順を実行した。 (a).ステージ113の拡散板上に試験片114としての
不織布を載置してCCDカメラ115にて透過画像を取
得する。
【0041】(b).ステージ113上から直ちに不織布を
取り除き背景画像を取得する。 (c).取得した画像をパーソナルコンピュータ118のソ
フトウエアで処理して地合を評価する。
【0042】上記ソフトウエアによる処理をさらに詳細
に説明したものが図19および図20である。図19で
は、まず画像の取り込みを行い(ステップ1901)、
次に区画の大きさを決定し(1902)、さらに区画の
統計値の計算処理を実行し(1903)、地合評価指数
を算出し(1904)、これらの結果を出力する(19
05)。なお、画像の取り込みステップ(1901)と
区画の大きさ設定(1902)はその順序を入れ替えて
もかまわない。その場合には図20に示すフローとな
る。
【0043】以上の処理の結果、試験片No.1〜5に
ついて、本発明の区画分割法による区画の大きさと区画
地合指数との関係は図15に示す通りとなった。
【0044】
【比較例】前記本発明にもとづく実験例と比較するた
め、実験例と同じ試験片を用いて下記の評価方法を実施
した。 (1)打抜き法による評価 打抜き法を光学的に行った場合の結果を示したものが図
16である。ここでAは平均目付、Bは厚部目付、Cは
薄部目付をそれぞれ示しており、均一度の計算式は以下
の3通りとした。
【0045】B/A C/A (B−C)/A この結果によれば、C/A値で試験片No.5がNo.
1および2よりも順位が低くなっているが、その他の結
果は、目視検査の順位とよく一致している。 (2)地合指数法による評価 地合指数は、画素ごとの吸光度を求めて標準偏差を計算
し、これを全画素の平均吸光度で割って算出する。
【0046】このプログラムでは、吸光度を、log10
(1/T)により求めた。ここでTは不織布の光の透過
率である。この地合指数法と目視検査の結果との比較を
図17に示す。この図より、試験片No.5と試験片1
および2の順位が目視検査と逆になっていることがわか
る。以上の実験例および比較例の結果をまとめて表にし
たものが図18である。この図では、打抜き法について
は(B−C)/Aの順位、実験例(区画分割法)では区
画を12×12画素〜19×19画素に設定した場合の
順位で示してある。
【0047】図18より、目視検査と結果が一致するの
は打抜き法と区画分割法(実験例)であることがわか
る。打抜き法は、厚部と薄部でのみ評価するために、サ
ンプル全体の情報が評価に反映されていないため、客観
的な評価方法としての信頼性は期待できない。
【0048】以上の点から、地合検査法の中で最も目視
検査の代替が期待されるのは実験例で説明した区画分割
法であることがわかる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、目視検査に代わる客観
的かつ信頼性の高い地合評価が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明で用いるむらの堆算法の説明図(1)
【図2】 本発明で用いるむらの堆算法の説明図(2)
【図3】 本発明の区画分割法の原理を示す説明図
(1)
【図4】 本発明の区画分割法の原理を示す説明図
(2)
【図5】 本発明の区画分割法の原理を示す説明図
(3)
【図6】 本発明の区画分割法の原理を示す説明図
(4)
【図7】 本発明の区画分割法の原理を示す説明図
(5)
【図8】 本発明の区画分割法の原理を示す説明図
(6)
【図9】 本発明の区画分割法の原理を示す説明図
(7)
【図10】 本発明の区画分割法の原理を示す説明図
(8)
【図11】 本発明における区画の大きさとriが0お
よび1となる区画数の全区画数に対する割合(HBW)と
の関係を示す図
【図12】 本発明における区画地合指数と区画の大き
さn(画素)との関係を示す図
【図13】 本発明の実施例で用いる装置構成を示す説
明図
【図14】 本発明の実施例で用いる試験片の特性を示
す表図
【図15】 実施例での区画分割法での結果を示すグラ
フ図
【図16】 比較例における打抜き法の結果を示す表図
【図17】 比較例における地合指数法と目視検査との
結果を示す表図
【図18】 実施例と比較例との対比を示す表図
【図19】 実施例のソフトウエアによる処理手順を示
すフロー図(1)
【図20】 実施例のソフトウエアによる処理手順を示
すフロー図(2)
【図21】 不織布の実際の撮影画像を示す説明図
【図22】 不織布の撮影画像を二値化した画像を示す
説明図
【符号の説明】
111 調光器 112 白熱電球 113 ステージ 114 試験片 115 CCDカメラ 116 カメラアダプタ 117 画像取込ボード 118 パーソナルコンピュータ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試験片を撮像する手段と、 撮像手段により得られた画像データをむらと等価な大き
    さの区画に等分割する区画分割手段と、 区画分割手段により分割された各区間内の画像データを
    統計処理して評価指数を算出する演算手段と、 演算結果を出力する出力手段とからなる地合評価装置。
  2. 【請求項2】 前記区画分割手段において、むらと等価
    な大きさを、画像データを任意の大きさの区画に等分割
    して算出される評価指数と目視検査の結果とを比較して
    求められた、両者が最もよく合致する区画の大きさとす
    ることを特徴とする請求項1に記載の地合評価装置。
  3. 【請求項3】 前記区画分割手段において、むらと等価
    な大きさが、画像データを二値化処理して得られる二値
    化データを複数の区画に等分割したときに、区画内の二
    値化データがすべて0またはすべて1となる区画の数に
    もとづいて決定されることを特徴とする請求項1に記載
    の地合評価装置。
  4. 【請求項4】 前記むらと等価な大きさが、画像データ
    を二値化処理して得られる二値化データを複数の区画に
    等分割したときに、区画内の二値化データがすべて0ま
    たはすべて1となる区画の数の全区画数に対する比率
    が、0.15以下となるように決定されることを特徴と
    する請求項3に記載の地合評価装置。
  5. 【請求項5】 前記むらと等価な大きさを、画像データ
    を二値化処理して得られる二値化データを複数の区画に
    等分割したときに、区画内の二値化データがすべて0ま
    たはすべて1となる区画の数が0となる区画の大きさの
    うち、最も小さいものとすることを特徴とする請求項3
    に記載の地合評価装置。
  6. 【請求項6】 前記区画分割手段において、むらと等価
    な大きさを、各々の試験片の画像データから決定された
    区画の大きさとすることを特徴とする請求項3に記載の
    地合評価装置。
  7. 【請求項7】 前記区画分割手段において、むらと等価
    な大きさを、代表サンプルの画像データから決定された
    区画の大きさを代用することを特徴とする請求項3に記
    載の地合評価装置。
  8. 【請求項8】 試験片の撮像データを入力するステップ
    と、撮像データをむらと等価な大きさの区画に等分割す
    るステップと、分割された区画内の画像データを統計処
    理して評価指数を算出するステップとからなる地合評価
    方法。
  9. 【請求項9】 前記区画に分割するステップにおいて、
    むらと等価な大きさを、画像データを任意の大きさの区
    画に等分割して算出される評価指数と目視検査の結果と
    を比較して求められた、両者の最もよく合致する区画の
    大きさとすることを特徴とする請求項8に記載の地合評
    価方法。
  10. 【請求項10】 前記区画に分割するステップにおい
    て、むらと等価な大きさが、画像データを二値化処理し
    て得られる二値化データを複数の区画に等分割したとき
    に、区画内の二値化データがすべて0またはすべて1と
    なる区画の数にもとづいて決定されることを特徴とする
    請求項8に記載の地合評価方法。
  11. 【請求項11】 前記むらと等価な大きさが、画像デー
    タを二値化処理して得られる二値化データを複数の区画
    に等分割したときに、区画内の二値化データがすべて0
    またはすべて1となる区画の数の全区画の数に対する比
    率が、0.15以下となるように決定されることを特徴
    とする請求項10に記載の地合評価方法。
  12. 【請求項12】 前記むらと等価な大きさを、画像デー
    タを二値化処理して得られる二値化データを複数の区画
    に等分割したときに、区画内の二値化データがすべて0
    またはすべて1となる区画の数が0となる区画の大きさ
    のうち、最も小さなものとすることを特徴とする請求項
    10に記載の地合評価方法。
  13. 【請求項13】 前記区画に分割するステップにおい
    て、むらと等価な大きさを、各々の試験片の画像データ
    から決定された区画の大きさとすることを特徴とする請
    求項10に記載の地合評価方法。
  14. 【請求項14】 前記区画に分割するステップにおい
    て、むらと等価な大きさを、代表サンプルの画像データ
    から決定された区画の大きさとすることを特徴とする請
    求項10に記載の地合評価方法。
  15. 【請求項15】 試験片の撮像データを入力するステッ
    プと、撮像データをむらと等価な大きさの区画に等分割
    するステップと、分割された区画内の画像データを統計
    処理して評価指数を算出するステップとからなるプログ
    ラムを記憶した記憶媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2014188579A1 (ja) * 2013-05-24 2017-02-23 ヤマハ発動機株式会社 塗布試行装置、ディスペンサおよび電子部品実装装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2014188579A1 (ja) * 2013-05-24 2017-02-23 ヤマハ発動機株式会社 塗布試行装置、ディスペンサおよび電子部品実装装置

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