JP2001308149A - Fpc用半導体実装装置及び方法 - Google Patents

Fpc用半導体実装装置及び方法

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JP2001308149A
JP2001308149A JP2000127341A JP2000127341A JP2001308149A JP 2001308149 A JP2001308149 A JP 2001308149A JP 2000127341 A JP2000127341 A JP 2000127341A JP 2000127341 A JP2000127341 A JP 2000127341A JP 2001308149 A JP2001308149 A JP 2001308149A
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fpc
conductive sheet
anisotropic conductive
semiconductor chip
acf
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JP2000127341A
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English (en)
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Hirohisa Shigezaki
浩久 茂崎
Satoru Onakada
哲 大中田
Yasuhiro Okada
康弘 岡田
Yuichi Takakura
裕一 高倉
Masaya Watanabe
雅也 渡辺
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 FPCに対して、ACFの貼付、ICの仮接
合及び本接合が可能なFPC用半導体実装装置及び方法
を提供する。 【解決手段】 ACF貼付ユニット140にACF切断
装置を備え、FPC200に装着されるICに対応して
用いられる異方導電性シートについて、上記ACF切断
装置にて切断深さを制御するようにした。よって、異方
導電性シートの厚みが変化しても、ベーステープまでも
切断することなく異方導電性シートのみを切断すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶パネル又は該
液晶パネルに接続するFPC(Flexible Print Circui
t)について、移載位置、ACF(Anisotropic Conduct
ive Film:異方導電性フィルム)貼着位置、IC仮接合
位置、本接合位置の各位置をロータリー式に一巡させる
ことで、上記液晶パネル又はFPC上に半導体チップを
実装していくFPC用半導体実装装置、及び該液晶パネ
ル用半導体実装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶パネルは、図16に示すように、ガ
ラスやプラスチック板からなる基板3上に液晶表示部4
を形成した液晶パネル1における側縁部3a,3bの少
なくとも一方に、液晶表示部4の駆動用IC2を実装し
て製造される。基板3上への駆動用IC2の実装は、基
板3上に形成されている透明電極上にACF(異方導電
性フィルム)を貼付する工程と、該ACF上に駆動用I
C2を位置合せして装着する工程と、駆動用IC2を基
板3へ加熱加圧して上記透明電極と駆動用IC2の電極
とを電気的に接続する工程を経てなされる。直線上に沿
って配置された各ステーションにて、上記各工程を実行
するような、ライン式の設備では、設備が大型化すると
共に、上記各ステーション間で液晶パネル1の移載が必
要となり各移載動作毎に高い精度での位置合せが必要と
なり、設備コストが非常に高くなる。
【0003】そこで、図17に示され以下に説明するロ
ータリー式の液晶パネル用半導体実装装置が存在する。
該液晶パネル用半導体実装装置30は、90度間隔にて
配置され先端部分に上記液晶パネル1を保持するアーム
31を90度毎に間欠回転するインデックステーブル3
3を備える。該インデックステーブル33の上記間欠回
転による各停止位置には、パネル供給取出ステーション
35と、ACF貼付ステーション36と、IC装着ステ
ーション37と、IC本接合ステーション38とが配設
されている。
【0004】パネル供給取出ステーション35は、イン
デックステーブル33に対して液晶パネル1を供給する
と共に、IC2が実装された液晶パネル1を取り出す。
ACF貼付ステーション36は、ACFを液晶パネル1
の一側縁部3aのIC実装位置に貼着する。IC装着ス
テーション37は、IC2を装着位置に位置決めし、液
晶パネル1の一側縁部3aの上記IC実装位置に実装す
る。IC本接合ステーション38は、実装されたIC2
を液晶パネル1に対して加熱押圧して本接合する。即
ち、この加熱押圧により、ACFが液晶パネル1の透明
電極とIC2の電極間で導電性を持って電極どうしを互
いに接続するとともに、IC2が液晶パネル1に固着さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、例えば携帯電話
に装着される液晶パネルでは、携帯電話のさらなる小型
化のため、図18に示すように上記側縁部3a,3bを
削除した液晶パネル10が用いられる。このような液晶
パネル10では、駆動用IC2はFPC(Flexible Pri
nt Circuit)11上に上記ACFを用いて実装され、上
記FPC11は液晶パネルに形成されている透明電極と
電気的に接続される。よって、液晶パネル10において
は、FPC11上に、上記ACFの貼着、さらに駆動用
IC2の仮接合及び本接合を行わなければならない。
【0006】上述した液晶パネル用半導体実装装置30
では、パネル供給取出ステーション35にて上記アーム
31に液晶パネルが供給されれば、それぞれのACF貼
付ステーション36、IC装着ステーション37、及び
IC本接合ステーション38における液晶パネルの移載
動作は不要であり、各移載動作毎にて必要となる位置合
せ等の動作は不要となるという利点がある。又、FPC
11にあっては、基板3がガラス等である上述の液晶パ
ネル1に比べて剛性が非常に低いので、そのハンドリン
グ自体、液晶パネル1に比して困難である。さらに、F
PC11上へACFを貼付し、駆動用IC2の仮接合及
び本接合を行うことは液晶パネル1に比してより困難で
ある。したがって、FPC11を扱う場合、上記インデ
ックステーブル33を有する液晶パネル用半導体実装装
置30は非常に有効な装置となる。
【0007】基板3がガラスやプラスチック板である液
晶パネル1では、図17に示すように、液晶パネル1の
側縁部3aをインデックステーブル33のアーム31の
先端部分からはみ出させた状態であっても上記側縁部3
aは平坦状態を維持できるに十分な剛性を有している。
しかしながら、FPC11は、約50〜100μm程度
の厚みのポリイミド材にてなるフレキシブルな基板であ
るので、液晶パネル1のようなアーム31への保持方法
は採ることができない。このように、従来の液晶パネル
用半導体実装装置30の構造を改良することなく、FP
C11を取り扱うことは不可能である。本発明は、この
ような問題点を解決するためになされたもので、FPC
のように剛性の低い基板に対して、ACFの貼付、IC
の仮接合及び本接合が可能なFPC用半導体実装装置、
及び該FPC用半導体実装装置にて実行されるFPC用
半導体実装方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1態様のFP
C用半導体実装装置は、回転軸に取り付けられ該回転軸
の直径方向へ延在してFPC(フレキシブルプリント基
板)を保持する保持部材を、上記回転軸の軸周り方向に
間欠回転させ、該間欠回転におけるそれぞれの停止位置
にて、順次、上記FPCの半導体チップ装着面上への異
方導電性シートの貼付、該異方導電性シート上への半導
体チップの仮接合、及び上記FPCへの上記半導体チッ
プの本接合を実行するFPC用半導体実装装置におい
て、上記FPC上へ上記異方導電性シートを貼付する場
所に設けられ、ベーステープ上に貼着されたテープ状に
てなる上記異方導電性シートを、上記ベーステープを切
断することなく上記半導体チップ装着面上のACF貼付
領域に対応する長さに上記異方導電性シートのみを切断
するACF切断装置であって、上記FPCに実装される
上記半導体チップの大きさと上記異方導電性シートの厚
みとの関係情報に基づいて、実装される上記半導体チッ
プに対応して切断深さを制御して上記異方導電性シート
のみを切断するACF切断装置を備えたことを特徴とす
る。
【0009】又、上記保持部材は、上記半導体チップの
すべてを覆う面積にてなる開口の周囲部分であって上記
FPCの周縁部を支持し吸引動作により上記FPCを保
持する支持部をさらに備えることもできる。
【0010】又、上記支持部に保持されている上記FP
Cに対して、上記半導体チップ装着面側から投光する照
明装置と、上記照明装置から発っせられ上記保持されて
いるFPCを透過した光を受光し上記FPCを撮像する
受光装置とを上記異方導電性シート上へ上記半導体チッ
プを仮接合する場所に備え、上記半導体チップを上記F
PCへ実装するときの位置補正情報を上記受光装置によ
る上記FPCの撮像情報に基づいて作成する撮像装置を
さらに備えることもできる。
【0011】又、上記FPC上へ上記異方導電性シート
を貼付する場所、上記異方導電性シート上へ上記半導体
チップを仮接合する場所、及び上記FPCへ上記半導体
チップを本接合する場所のそれぞれに設けられ、上記開
口に進入して、上記支持部に保持されている上記FPC
における上記半導体チップ装着面に対向する非装着面に
接触して上記FPCを支持し、かつ上記異方導電性シー
トの少なくとも貼付領域に対応する面積にてなる平坦面
を有する支持部材をさらに備えることもできる。
【0012】又、上記ACF切断装置は、上記AFCを
切断するカッターと、上記異方導電性シートを切断する
切断方向に沿って上記カッターを移動させるカッター駆
動装置と、上記半導体チップの大きさ及び上記異方導電
性シートの厚みの上記関係情報に基づいて上記カッター
駆動装置の動作制御を行い上記カッターの移動量を制御
する制御装置と、を有することもできる。
【0013】又、上記カッター駆動装置は、駆動源と、
該駆動源にて上記異方導電性シートの厚み方向に直交す
る直交方向へ移動する第1部材と、該第1部材と係合し
該第1部材の上記移動に伴い上記カッターを上記切断方
向移動させる第2部材とを有し、上記制御装置による動
作制御により上記駆動源の駆動量が制御されることで上
記第1部材の上記移動量が制御されて、上記カッターの
移動量が制御されることもできる。
【0014】本発明の第2態様のFPC用半導体実装方
法は、回転軸の周方向に近接して取り付けられそれれぞ
が上記回転軸の直径方向へ延在してFPC(フレキシブ
ルプリント 基板)を保持可能な複数の保持部材を、上
記回転軸の軸周り方向に間欠回転させ、該間欠回転にお
けるそれぞれの停止位置にて、順次、上記FPCの半導
体チップ装着面上への異方導電性シートの貼付、該異方
導電性シート上への半導体チップの仮接合、及び上記F
PCへの上記半導体チップの本接合を実行するFPC用
半導体実装方法において、上記FPCへの上記ACFの
上記貼付動作、上記半導体チップの上記仮接合動作、及
び上記半導体チップの上記本接合動作の各動作を実行す
る前に、それぞれの上記保持部材における上記FPCの
吸着の有無を判断し、該判断に基づいて上記FPCを吸
着しているアームの上記FPCに対して上記各動作を実
行することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態のFPC用半導
体実装装置、及び該FPC用半導体実装装置にて実行さ
れるFPC用半導体実装方法について、図を参照しなが
ら以下に説明する。尚、各図において同じ構成部分につ
いては同じ符号を付している。本実施形態の上記FPC
用半導体実装装置は、例えば図18を参照して上述した
液晶パネル10に接続されるような、FPC(Flexible
Print Circuit)を取り扱うのに適した構造を有し、上
記FPC上に上記ACFを貼付し該ACF上に半導体チ
ップを仮接合した後、上記FPCと上記半導体チップと
の本接合を行う、いわゆるCOF(Chip On Film)方式
の実装を行う。尚、当該FPC用半導体実装装置は、上
記FPCのみに対応する装置ではなく、後述するよう
に、FPCを保持するためのアームを液晶パネル保持用
のアームに交換する等の処置を行うことで、COG(Ch
ip On Grass)方式を採ったり、上記COFとCOGとを
混在することも可能となる。
【0016】まず、本実施形態のFPC用半導体実装装
置の全体構成を以下に説明するが、基本的構造は、本願
出願人により既に出願され、公開された特開平10−6
2804号公報に開示される液晶実装装置の構造に類似
する。図1に示される本実施形態のFPC用半導体実装
装置100は、概略、搬入搬出装置110と、移載ユニ
ット120と、インデックステーブル130と、ACF
貼付ユニット140と、IC装着装置150と、IC本
接合ユニット160と、制御装置180とを備える。
尚、以下の説明において、IC接合前のFPCには20
0−1を付番し、IC接合後のFPCには200−2を
付番し、総称して使用する場合にはFPC200を使用
する。
【0017】上記搬入搬出装置110は、不図示のトレ
イ供給装置とFPC用半導体実装装置100との間を、
例えばX軸方向に沿って往復動して、IC接合前のFP
C200−1をFPC用半導体実装装置100へ供給し
たり、IC接合後のFPC200−2を上記トレイ供給
装置へ搬出する装置であり、一又は複数のFPC200
を載置及び保持する載置板111と、該載置板111を
上記X軸方向に沿って移動させる例えばボールねじ構造
を有する駆動部とを有する。
【0018】上記インデックステーブル130は、4つ
の保持アーム132を有し、該保持アーム132を上記
軸周り方向へ90度ずつ間欠回転する。各保持アーム1
32は、回転軸131に取り付けられ該回転軸131の
直径方向へ延在してFPC200を保持し、回転軸13
1の軸周り方向へ90度間隔で4つ設けられる。又、各
保持アーム132は、図3に示すように、回転軸131
部分に対してボルトにて着脱可能である。尚、上記保持
アーム132は、保持部材の機能を果たす一例に相当す
る。図3に示すように、FPC200の半導体チップ装
着面200aには一若しくは複数の半導体チップ(以
下、「IC」と記す)201が接合される。尚、FPC
200の場合、上述した液晶パネル1のようにその側縁
部3a,3bのみがIC接合場所であるという制限はな
いので、図18に示すようにIC201はFPC200
の中央部分に接合されることが多い。又、FPC200
の剛性は液晶パネル1に比べて格段に低い。よって、従
来の液晶パネル1に使用していたような保持アームで
は、IC201の接合等の動作を行えない。そこで、F
PC200に例えば一つのIC201が接合されたとき
には、少なくともIC201の平面全域を覆う大きさ
の、又は複数のIC201が接合されたときには、少な
くともそれら全ての平面全域を覆う大きさの面積を、F
PC200を載置する載置面1322に有する開口13
21が、図2に示すように、各保持アーム132の先端
部に形成されている。該開口1321は、図3に示すよ
うに、支持部材215の進入が容易なように、上記載置
面1322から該載置面1322に対向する裏面132
3に向けて徐々に面積が拡大するようにテーパー状にな
っている。
【0019】又、載置面1322において、開口132
1の周囲部分はFPC200を支持する支持部1324
を形成しており、該支持部1324には載置面1322
にFPC200を吸着保持するための吸着穴1325が
複数設けられている。各吸着穴1325は吸引通路13
251を介してインデックステーブル130に備わる吸
引装置13252に連通している。
【0020】吸引装置13252は、インデックステー
ブル130の回転方向において90度毎に取り付けた各
保持アーム132に対応して4つ設けており、それぞれ
制御装置180にて動作制御される。又、制御装置18
0は、各吸引装置13252の吸引状態から各保持アー
ム132にFPC200が吸着保持されているか否か、
つまり各保持アーム132におけるFPC200の存在
の有無を判断し、該判断情報に基づいて、FPC200
が保持されている保持アーム132がACF貼付ステー
ション172、IC仮接合ステーション173、IC本
接合ステーション174に配置されたときに、ACF貼
付ユニット140、IC装着装置150、本接合ユニッ
ト160に対して、ACF貼付動作、IC仮接合動作、
IC本接合動作を実行させる。
【0021】上述のように保持アーム132は、回転軸
131に対して着脱可能であることから、当該FPC用
半導体実装装置100は、ガラスを基板とした上記液晶
パネル1を扱うことも可能である。この場合には、図4
及び図5に示すような従来から使用されている保持アー
ム133が用いられる。液晶パネル1の場合、FPC2
00に比べて剛性が高いことから、IC201を接合す
る部分である、液晶パネル1における側縁部3a,3b
を、保持アーム133の端部からはみ出させた状態にて
液晶パネル1を保持アーム133に保持することができ
る。よって保持アーム133には上記開口1321は設
けていない。
【0022】インデックステーブル130の周囲には、
90度間隔にて配置されている4つの保持アーム132
にそれぞれ対応した4つの停止位置に、供給取出ステー
ション171と、ACF貼付ステーション172と、I
C仮接合ステーション173と、IC本接合ステーショ
ン174とが配設されている。これらのインデックステ
ーブル130及び各ステーション171〜174は架台
175上に配設されている。
【0023】保持アーム132の開口1321の移動軌
跡に接する方向に延在する経路を有する移載ユニット1
20が上記供給取出ステーション171に近接して配設
されている。移載ユニット120には、該移載ユニット
120の移動方向に適当な間隔をあけて、FPC200
を吸着して該FPC200の厚み方向に昇降可能な供給
装置121と、取出装置122とが設けられている。供
給装置121及び取出装置122は、上記経路に沿って
移動可能である。このような移載ユニット120は次の
ように動作する。つまり、供給装置121にてIC接合
前FPC200−1を保持した状態で移載ユニット12
0を供給取出ステーション171まで移動させる。供給
取出ステーション171では、保持アーム132に載置
されているIC接合後FPC200−2を取出装置12
2にて保持アーム132から取り出して保持し、引き続
いて移載ユニット120を移動して、供給装置121か
ら保持アーム132へIC接合前FPC200−1を供
給する。その後、搬送ユニット120を移動させて、取
出装置122にて保持したIC接合後FPC200−2
を搬出する。
【0024】又、供給装置121及び取出装置122に
は、図6に示すように、保持したFPC200を回転さ
せる回転装置123が設けられ、FPC200の向きを
任意に変更して保持アーム132に保持させることがで
きるように構成されている。例えば搬入搬出装置110
により載置板111上に載置された状態で搬入されてく
るFPC200−1の載置向きと、供給取出ステーショ
ン171にある保持アーム132上に載置すべきFPC
200−1の載置向きとが90度異なっている場合は、
供給装置121が搬入搬出装置110上の載置板111
からFPC200−1を保持した後に、回転装置123
がFPC200−1の向きを90度回転させる。又、供
給装置121に保持されたFPC200−1を、後述す
る撮像装置で撮像するが、回転装置123による回転タ
イミングは、撮像装置による撮像前、撮像後のいずれで
もかまわない。仮に、FPC200−1が搬入搬出装置
110で搬入される際、撮像装置で撮像不可能な向きに
FPC200−1が向いていれば、回転装置123はF
PC200−1を撮像前に撮像可能な向きに回転させ、
撮像後に撮像した向きから保持アーム132上に載置す
べき向きに回転させる。同様に、供給取出ステーション
171の保持アーム132上のFPC200−2の載置
向きと、搬入搬出装置110により搬出するFPC20
0−2の載置向きとが90度異なっている場合には、取
出し装置にも回転装置123を設け、FPC200−2
の向きを90度回転させる。尚、もし回転装置123は
取出装置122に不要であれば、この回転装置123は
供給装置121にのみ設けてもよいし、又、その逆でも
よい。
【0025】又、移載ユニット120に隣接して、制御
装置180にて動作制御される撮像装置に備わる撮像カ
メラ124が設置されている。該撮像カメラ124は、
図14に示すように、供給装置121にて保持されたI
C接合前FPC200−1を下方より撮像し、図示する
ようにレンズ1241及び本実施形態ではCCDを備え
た撮像部から構成されている。一方、供給装置121に
は、図6及び図14に示すように、FPC200−1の
保持部材に相当する吸着ノズル1211の先端部分は、
透光性を有する樹脂材1212にてなり、さらに上記先
端部分の全周にはリング状の光源1213が取り付けら
れている。本実施形態では、該光源1213は白色のL
EDにてなり、光源1213から発した光は、樹脂材1
212内に入射し、そして吸着ノズル1211にて反射
し、次に保持されているFPC200−1を透過して上
記レンズ1241に入射する。
【0026】FPC200−1には、リード線、電極、
及び認識マーク等が形成されているが、FPC200−
1を保持するとき、上記リード線等の形成面を吸着して
いる。よって、FPC200−1に対して投光しFPC
200−1での反射光を撮像する従来の反射認識方式で
は、光は上記形成面に対向する非形成面にて反射するの
で、又、FPC200は例えば緑色等に着色されている
ので上記非形成面にて光が反射しやすいので、上記形成
面におけるリード線、電極、及び認識マーク等の画像が
明確に表れ難い。一方、本実施形態のように透過認識方
式を採ることで、透過光を撮像するのでリード線、電
極、及び認識マーク等の画像は明確に表れる。よって、
FPC200−1の認識精度を従来に比べて向上させる
ことができ、保持アーム132への移載するときの位置
決め精度を向上させることができる。
【0027】上記ACF貼付ステーション172には、
図7に示すACF貼付ユニット140が配設されてい
る。該ACF貼付ユニット140は、保持アーム132
に吸着保持されているIC接合前FPC200−1上に
おけるIC実装位置にACFを供給するとともに、上記
IC実装位置に接合されるIC201に対応する長さに
上記ACFを切断して、上記IC実装位置に貼り付ける
ように構成されている。尚、図9に示すように、従来か
らACF214は、ベーステープ2141上に異方導電
性シート2142を貼着したテープ状にてなり、接合さ
れるIC201の長さに合わせて、ベーステープ214
1を切断することなく異方導電性シート2142を切断
する、いわゆるハーフカットと呼ばれる手法にて異方導
電性シート2142のみを切断している。
【0028】ACF貼付ユニット140は、図7に示す
ように、ACF214をFPC200における上記IC
実装位置に供給するテープ供給装置141と、ACF2
14を巻回しているテープ繰出しリール142と、テン
ションローラ143を含む複数のガイドローラと、上記
ベーステープ2141を吸引するベーステープ吸引装置
144と、上記異方導電性シート2142をカバーして
いるカバーテープを吸引するカバーテープ吸引装置14
5とを有している。さらに又、ACF貼付ユニット14
0は、予め所定長さに切断された上記異方導電性シート
2142をFPC200−1の上記IC実装位置に貼付
するとき、ACF214を加圧、加熱する貼付装置14
6を有するとともに、ACF切断装置147を有する。
貼付装置146及びACF切断装置147は、図7及び
図8に示すように後述の支持部材215に対応する場所
に配置され、貼付装置146は、ACF貼付ステーショ
ン172に配置された保持アーム132に吸着保持され
ているIC接合前FPC200−1の厚み方向に沿った
矢印148方向に移動可能であり、ACF切断装置14
7は上記厚み方向に直交する矢印149方向に移動可能
である。よって、貼付装置146が動作するときには、
ACF切断装置147は矢印149方向へ移動して退避
状態にあり、一方、ACF切断装置147が動作すると
きには貼付装置146は矢印148方向へ移動して退避
状態となる。
【0029】このように構成されるACF貼付ユニット
140では、テープ繰出しリール142から繰り出され
たACF214は、テンションローラ143等の複数の
ガイドローラを経由して、貼付装置146及びACF切
断装置147の設置場所を通り、テープ供給装置141
へ至る。テープ供給装置141は、ACF214を挟持
部材1411にて挟持し、制御装置180にて動作制御
される駆動源としてのサーボモータ1412の動作によ
りACF214を所定のストローク分引っ張ることで、
貼付装置146及びACF切断装置147の設置場所へ
ACF214を供給する。
【0030】ACF切断装置147は、異方導電性シー
ト2142を上記所定長に切断するために第1の切目2
143と第2の切目2144とを形成し、処理対象がF
PC200であるときに特に効果を奏する。該ACF切
断装置147については以下に詳しく説明する。尚、上
記第1の切目2143と第2の切目2144との間の距
離は、上記所定ストローク分に対応し、テープ供給装置
141によるACF214の引っ張り動作量にて制御さ
れる。よって該制御により第1の切目2143と第2の
切目2144との間の距離は任意に設定することがで
き、所望の長さに異方導電性シート2142を切断する
ことができる。
【0031】又、貼付装置146が設けられている上記
ACF貼付ステーション172には、石英からなる支持
部材215も設置されている。該支持部材215は、図
3に示すように、保持アーム132の開口1321に進
入して、保持アーム132の上記支持部1324に保持
されているFPC200における上記半導体チップ装着
面200aに対向する非装着面200bに接触してFP
C200を支持する部材であり、上記半導体チップ装着
面200aにおいてACF214が貼付される領域であ
る、図10に示される、少なくとも貼付領域202に対
応する面積にてなる平坦面2151を有する。よって、
平坦面2151が上記非装着面200bに接触してFP
C200を支持することになる。又、液晶パネル1に比
べて、FPC200は薄くかつ熱伝達率も良いことか
ら、ACF214の貼付時における熱がACF214及
びFPC200から消散しないように支持部材215は
上述のように石英製にて形成している。又、支持部材2
15は、上記IC仮接合ステーション173、及びIC
本接合ステーション174にも設けられ、FPC200
の支持を行う。
【0032】上記ACF切断装置147について説明す
る。上述のように、液晶パネル1の場合、IC2が接合
される場所は、液晶パネル1の側縁部3a,3bに限定
され、かつ液晶パネル1を装着する機器の小型化要請の
ため上記側縁部3a,3bは極力、小面積化を要求され
る。よって、自ずとIC2も幅約2mm、長さ約5〜1
0mm程度の大きさまでのものに限定され、このような
大きさIC2用のACFの大きさも自ずと限定されてい
た。液晶パネル1に接合されるIC2用のACF214
は、上述のようにその大きさが限定されるので、使用す
るACF214の種類も限られており、その異方導電性
シート2142の厚み寸法もほとんど均一であった。
【0033】これに対し、FPC200の場合、IC2
01はFPC200−1上に装着されることから、IC
201の接合場所における面積上の制約は基本的に無
い。よって、IC201のサイズを気にすることなく、
所望の動作を実行可能なIC201を選定することが可
能である。その結果、使用されるIC201の面積に応
じてACF214も種々の大きさのものが必要となり、
それに応じて、異方導電性シート2142の厚み寸法も
多岐にわたってしまう。したがって、上記ハーフカット
を行うとき、各種のACF214に対応した深さにて異
方導電性シート2142のみを切断しなければ、ベース
テープ2141までも切断してしまったり異方導電性シ
ート2142が確実に切断されなかったりという不具合
を生じる。しかも、各種のACF214における異方導
電性シート2142の厚みはミクロン単位で異なること
から、切断深さをミクロン単位で制御する必要がある。
そこで本実施形態では、上記ACF切断装置147を備
えており、以下にその構造を説明する。
【0034】ACF切断装置147は、図11に示すよ
うに、ACF214を切断するカッター1471と、A
CF214を切断する切断方向に沿ってカッター147
1を移動させるカッター駆動装置1472と、上記IC
201の例えば種類や型番や大きさ等とACF214の
厚みとの関係情報に基づいてカッター駆動装置1472
の動作制御を行いカッター1471の移動量を制御する
制御装置180とを備える。上記関係情報は、本実施形
態では、制御装置180に備わる記憶部181に予め格
納しているが、通信手段等にて供給するようにしても良
い。尚、制御装置180は、当該FPC用半導体実装装
置100の動作制御をも行う。
【0035】上記カッター駆動装置1472は、駆動源
の機能を果たす一例としてのサーボモータ1473と、
ボールねじ機構1474と、第1部材1475と、第2
部材1476とを有する。上記第1部材1475は、ボ
ールねじ機構1474のシャフトに係合し、上記サーボ
モータ1473により上記シャフトがその軸周り方向へ
回転することで、ACF214の厚み方向に直交する直
交方向へ移動する。又、第1部材1475はカム溝14
751を有する。上記第2部材1476は、上記カム溝
14751に係合するカムフォロア14761を有し、
第1部材1475の移動に伴いカッター1471をAC
F214の切断方向へ移動させる。よって、上記制御装
置180による動作制御によりサーボモータ1473の
駆動量が制御されることで第1部材1475の移動量が
制御されて、カッター1471の移動量が制御される。
【0036】IC仮接合ステーション173には、図1
に示すように、複数のIC201を収納したトレイ15
aが複数積載されたIC供給装置216と、IC供給装
置216から図示しない引き出し装置により引き出され
たトレイ15aを載置し搬送するための、図1に示す矢
印A方向に移動可能なトレイ搬送装置2161と、上記
トレイ搬送装置2161にて供給されたIC201を搬
送するため矢印B方向に移動可能なIC受渡し装置21
9と、IC受渡し装置219が搬送したIC201を吸
着しFPC200上に装着する装着装置150と、装着
装置150がIC201をFPC200上に装着する前
にIC201のICマークとFPC200のFPCマー
クとを下方から認識し、矢印C方向に移動可能な認識カ
メラ218とが配設されている。
【0037】又、装着装置150には、ヒータを内蔵し
た吸着ヘッド151と、この吸着ヘッド151が装着さ
れかつIC受渡し装置219と上記IC装着位置との間
で矢印D方向に水平移動するとともにそれぞれの位置で
昇降する移動部152と、吸着ヘッド151を高い精度
で位置調整する微細調整部153とを備えている。また
移動部152には、吸着ヘッド151がIC201を吸
着するときにIC201を認識するためのIC認識カメ
ラ154が装着されている。又、IC受渡し装置219
は、IC201を吸着する吸着ノズル2191と、IC
201を認識するIC認識カメラ2192とを備えてい
る。IC受渡し装置219は、トレイ搬送装置2161
に載置されたトレイ15aからIC201を吸着する前
に、IC認識カメラ2192でトレイ15a内のIC2
01を認識してから吸着ノズル2191で吸着する。そ
の後、IC受渡し装置219は、装着装置がある方向に
向かって移動するが、その途中で、図示するように、吸
着ノズル2191の向きが上下反転し、IC201が上
側に位置した状態となる。装着装置150は矢印D方向
に移動し、上記反転し上側に位置したIC201をIC
認識カメラ154が認識し、該認識後さらに移動して吸
着ヘッド151でIC201を吸着する。このように構
成される装着装置150は、ACF貼付ユニット140
にてFPC200上のIC装着位置に貼付された上記異
方導電性シート2142上にIC201を載置し、かつ
IC201をFPC200−1上に仮接合する。
【0038】認識カメラ218は、認識時には上記IC
装着位置の直下で固定されるとともに、その焦点位置が
FPC200−1における半導体チップ装着面200a
に一致するように調整されており、FPC200−1を
通して上記IC装着位置、例えばFPC200−1上の
FPCマークを精度良く認識できるように構成されてい
る。又、IC201を認識する場合にも、IC201が
上記半導体チップ装着面200aの高さ位置に位置決め
されることから、精度良く、例えばIC201に設けた
ICマークの位置認識が可能である。
【0039】上述した透過認識方式にてFPC200−
1を撮像するため、保持アーム132に保持されている
FPC200−1の半導体チップ装着面200a側から
投光可能なように、半導体チップ装着面200a側に
は、図15に示すように、本実施形態ではLEDにてな
り制御装置180にて明るさ制御がなされる照明装置2
20が設けられている。尚、上記認識カメラ218は、
上記照明装置220から発っせられ、FPC200−1
及び支持部材215を透過した光を受光する受光装置の
一例に相当する。又、照明装置220、認識カメラ21
8、及び制御装置180は、IC201をFPC200
−1へ実装するときの位置補正情報を、認識カメラ21
8によるFPC200−1の撮像情報に基づいて作成す
る撮像装置の機能を果たす一例に相当する。
【0040】上記IC本接合ステーション174には、
ヒータを内蔵した本圧着ツールを加圧シリンダにて下方
に向けて移動させて加圧し、IC仮接合ステーション1
73にて仮接合されたIC201をFPC200に対し
て加熱圧着するように構成された本接合ユニット160
が配設され、その加熱圧着によってFPC200に形成
されている透明電極とIC201の電極とを異方導電性
シート2142を介して互いに電気的に接続させるとと
もに、IC201をFPC200に固着させるように構
成されている。尚、上述のIC装着装置150及び本接
合ユニット160は、公知の装置構成にてなる。
【0041】次に、上述した構成を有するFPC用半導
体実装装置100による実装動作について図12を参照
して説明する。尚、該実装動作は、制御装置180の制
御に基づいて実行され、又、制御装置180は、FPC
200に装着するIC201を判別していることから、
異方導電性シート2142の厚みに応じてカッター14
71の移動量を制御する。ステップ(図内では「S」に
て示す)1では、搬入搬出装置110にて、載置板11
1に載置されてFPC200−1が当該FPC用半導体
実装装置100へ搬入される。ステップ2では、搬入さ
れたFPC200−1を供給装置121にて保持し、保
持したFPC200−1を、上述したように撮像カメラ
124にて撮像する。撮像後、ステップ3にて、供給装
置121は、上記供給取出ステーションに配置されてい
る保持アーム132上の上記支持部1324に、保持し
ているFPC200−1を移載する。移載されたFPC
200−1は、吸着穴1325を用いた吸引により保持
アーム132上に吸着保持される。
【0042】一方、ACF貼付ユニット140では、ス
テップ3にて、上記テープ供給装置141を動作させ
て、FPC200−1に装着されるIC201の大きさ
に対応した所要長さ分にて、ACF214を供給する。
【0043】次のステップ4では、インデックステーブ
ル130の回転軸131を中心にその軸周り方向へ時計
回りに90度、保持アーム132を回転させる。よっ
て、FPC200−1を吸着した保持アーム132は、
ACF貼付ステーション172に配置される。保持アー
ム132がACF貼付ステーション172に配置された
とき、保持アーム132の開口1321に上記支持部材
215が入り込んだ、図3に示す状態と同様の状態にな
っている。一方、ACF貼付ユニット140では、ステ
ップ4にて、上記所要長さにてACF214の異方導電
性シート2142が切断される。上記所要長さの切断時
には、ACF切断装置147は、上述したように、制御
装置180の制御により動作して異方導電性シート21
42の厚みに応じて当該異方導電性シート2142のみ
を切断することができ、実装するIC201が変更され
それに応じて異方導電性シート2142の厚みが変化し
たときであっても、異方導電性シート2142のみを的
確に切断することができる。
【0044】又、一方、IC仮接合ステーション173
では、トレイ搬送装置2161上に載置されたトレイ1
5a内のIC201がIC受渡し装置219に設けたI
C認識カメラ2192にて撮像される。
【0045】次のステップ5では、保持アーム132上
に吸着されているFPC200−1の半導体チップ装着
面200aのIC実装位置に、上記切断された異方導電
性シート2142が貼付けられる。即ち、貼付装置14
6の加圧によりFPC200−1上にACF214を貼
り付けた後、ベーステープ2141を剥がして異方導電
性シート2142が貼り付けられる。
【0046】次のステップ6では、再び、保持アーム1
32が時計回りに90度、回転する。よって、異方導電
性シート2142が貼付されたFPC200−1は、I
C仮接合ステーション173に配置される。IC仮接合
ステーション173にも、上記支持部材215が設けら
れているので、保持アーム132がIC仮接合ステーシ
ョン173に配置されたとき、保持アーム132の開口
1321に上記支持部材215が入り込んだ、図3に示
す状態と同様の状態になっている。一方、IC仮接合ス
テーション173では、ステップ5とステップ6との間
にて、IC受渡し装置219は、FPC200−1にI
C201を装着するときにIC201の装着面がFPC
200−1に対向するように、IC201を保持した状
態のまま、IC201を上下反転させる。
【0047】次のステップ7では、保持アーム132に
保持されかつ異方導電性シート2142が貼付されたF
PC200における上記IC装着位置を、認識カメラ2
18にて撮像し、FPC200におけるIC装着位置を
認識する。一方、IC装着装置150では、ステップ6
の後、ステップ7にかけて、IC受渡し装置219から
吸着ヘッド151にてIC201を受け取り、さらに、
吸着ヘッド151に保持されているIC201を認識カ
メラ218にて撮像する。該撮像動作により、IC20
1の保持姿勢が認識されることから、FPC200−1
における上記IC実装位置とIC201とのずれ量がわ
かる。尚、IC201を認識カメラ218で撮像する場
合、下方からFPC200を通してIC201を撮像す
る。この場合、始めにFPC200を撮像した後に、タ
イミングをずらしてIC201を撮像するものとした
が、FPC200とIC201との両方を同時に撮像す
るように構成することもできる。又、IC201の撮像
を、FPC200がIC仮接合ステーション173に来
る前の、ステップ5とステップ6との間で行ない、FP
C200がIC仮接合ステーション173に来てからス
テップ7にてFPC200のみを撮像するものであって
も良い。
【0048】次のステップ8では、IC201が精度良
くFPC200−1のIC実装位置に合致するように、
上記ずれ量に基づき微細調整部153に対して移動補正
を施して移動した後、異方導電性シート2142が貼付
されている上記IC実装位置にIC201を載置し、さ
らに、IC201をFPC200−1へ押圧して仮圧着
動作を行う。
【0049】次のステップ9では、再び、保持アーム1
32が時計回りに90度、回転する。よって、IC20
1が仮圧着されたFPC200−2は、IC本接合ステ
ーション174に配置される。IC本接合ステーション
174にも、上記支持部材215が設けられているの
で、保持アーム132がIC本接合ステーション174
に配置されたとき、保持アーム132の開口1321に
上記支持部材215が入り込んだ、図3に示す状態にな
っている。
【0050】次のステップ10では、本接合ユニット1
60に備わる本接合用部材161が、仮圧着されている
上記IC201に接触するように降下する。そして次の
ステップ11にて、支持部材215を土台として、本接
合用部材161によりIC201がFPC200−2へ
加熱及び加圧され、IC201はFPC200−2に本
圧着される。上記本圧着後のステップ12では、本接合
用部材161が上昇する。
【0051】次のステップ13では、再び、保持アーム
132が時計回りに90度、回転する。よって、IC2
01が本圧着されたFPC200−2は、再び供給取出
ステーション171に戻る。次のステップ14では、I
C201が本圧着されたFPC200−2が、移載ユニ
ット120に備わる取出装置122にて保持アーム13
2上から保持され、搬入搬出装置110へ移載される。
【0052】尚、インデックステーブル130には、9
0度毎に4つの保持アーム132が設けられているの
で、回転軸131が90度毎に間欠回転することで、供
給取出ステーション171等の各ステーション171〜
174には、順次、保持アーム132が配置されること
になる。上述の説明では、一つの保持アーム132に着
目して動作説明を行ったが、実際には各ステーションに
おいてそれぞれの動作が並行して実行される。
【0053】上述した実施形態では、インデックステー
ブル130の回転方向において90度毎には、一つのF
PC200を載置する保持アーム132を取り付けた場
合であるが、これに限定されるものではなく、保持アー
ム132と液晶パネル1用の保持アーム133とを混在
させてもよい。さらに、上記90度毎の各箇所には、図
13に示すFPC用半導体実装装置101のように、複
数、例えば2つずつFPC200を載置可能な保持アー
ム1301を設けても良い。このような形態において、
上記90度毎の各箇所における保持アームの全ては、F
PC200用の保持アーム1301であっても良いし、
保持アーム1301と液晶パネル1用の保持アーム13
3とを混在させてもよいし、又、上記90度毎の各箇所
別にて保持アーム1301と保持アーム133とを着け
分けてもよい。
【0054】又、上記90度毎の各箇所に、図13に示
すように、複数の保持アーム、例えば複数の保持アーム
1301を設けた場合の形態においても、制御装置18
0は、各保持アーム1301に接続される各吸引装置1
3252の吸引状態から各保持アーム1301にFPC
200が吸着保持されているか否か、つまり各保持アー
ム1301におけるFPC200の存在の有無を判断す
る。そして、該判断情報に基づいて、FPC200が保
持されている保持アーム1301がACF貼付ステーシ
ョン172、IC仮接合ステーション173、IC本接
合ステーション174に配置されたときに、ACF貼付
ユニット140、IC装着装置150、本接合ユニット
160に対して、ACF貼付動作、IC仮接合動作、I
C本接合動作を実行させる。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の第l態様の
FPC用半導体実装装置によれば、ACF切断装置を備
え、FPCに実装される半導体チップの大きさと異方導
電性シートの厚みとの関係情報に基づいて、実装される
上記半導体チップに対応して切断深さを制御して上記異
方導電性シートのみを切断するようにした。したがっ
て、FPC上に装着されるICの大きさに応じて厚みが
変化する異方導電性シートをミクロンオーダーにて切断
することができ、異方導電性シートを貼付しているベー
ステープまでも切断してしまうことを防止できる。
【0056】又、上記FPCを保持する保持部材は、開
口及び支持部を有することで、ガラス等を基材とする液
晶パネルに比べて剛性のはるかに低いFPCを保持する
ことができ、さらに上記開口には支持部材が進入可能で
あり、該支持部材はFPC上への異方導電性シート及び
ICの装着の際における土台となる。
【0057】又、上記保持部材に保持されているFPC
に対して半導体チップ装着面側から投光する照明装置
と、FPCを透過した光を受光する受光装置とを備える
ことで、上記保持部材に保持されているFPCを透過認
識方式にて認識することができる。よって、FPCに設
けた認識マークを従来に比べてより鮮明に撮像すること
ができる。
【0058】又、本発明の第2態様のFPC用半導体実
装方法によれば、保持部材におけるFPCの吸着の有無
を判断するようにしたことで、保持部材におけるFPC
の有無が判断でき、FPCを保持している保持部材に対
して異方導電性シートのFPCへの貼付等の動作を実行
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態におけるFPC用半導体実
装装置の斜視図である。
【図2】 図1に示すインデックステーブルに備わる保
持アームの斜視図である。
【図3】 図2に示す保持アームにFPCを吸着した状
態における保持アームの断面図である。
【図4】 図1に示すFPC用半導体実装装置にてガラ
スを基板とした液晶パネルに対して処理を行う場合に使
用する保持アームの断面図である。
【図5】 図4の保持アームにガラス製液晶パネルを保
持した状態を示す斜視図である。
【図6】 図1に示す移載ユニットの拡大斜視図であ
る。
【図7】 図1に示すACF貼付ユニットの斜視図であ
り、ACF切断装置を動作させた状態を示す図である。
【図8】 図1に示すACF貼付ユニットの斜視図であ
り、貼付装置を動作させた状態を示す図である。
【図9】 図7に示すACF切断装置にてACFを切断
した状態を示すACFの断面図である。
【図10】 図1に示すFPC用半導体実装装置にて処
理されるFPCの斜視図である。
【図11】 図7に示すACF切断装置の斜視図であ
る。
【図12】 図1に示すFPC用半導体実装装置におけ
る動作を説明するためのフローチャートである。
【図13】 図1に示すFPC用半導体実装装置の変形
例を示す斜視図である。
【図14】 図1に示す移載ユニットの供給装置におけ
る吸着ノズル先端部の断面図である。
【図15】 図1に示すFPC用半導体実装装置に備わ
る撮像装置の構成を示す図である。
【図16】 ガラスを基板とした液晶パネルの斜視図で
ある。
【図17】 ガラスを基板とした液晶パネルを処理する
半導体実装装置の構成を示す平面図である。
【図18】 FPCを設けた液晶パネルの斜視図であ
る。
【符号の説明】
100、101…FPC用半導体実装装置、131…回
転軸、132…保持アーム、147…ACF切断装置、
180…制御装置、200…FPC、200a…半導体
チップ装着面、200b…非装着面、201…IC、2
15…支持部材、218…認識カメラ、220…照明装
置、1321…開口、1324…支持部、1471…カ
ッター、1472…カッター駆動装置、1473…サー
ボモータ、1475…第1部材、1476…第2部材、
2141…ベーステープ、2142…異方導電性シー
ト、2151…平坦面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 康弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 高倉 裕一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 渡辺 雅也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H092 GA48 GA49 GA50 GA51 GA60 HA25 MA32 MA35 MA37 NA14 NA15 NA16 NA18 NA25 NA27 NA30 PA06 5F044 PP15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸(131)に取り付けられ該回転
    軸の直径方向へ延在してFPC(フレキシブルプリント
    基板)(200)を保持する保持部材(132)を、上
    記回転軸の軸周り方向に間欠回転させ、該間欠回転にお
    けるそれぞれの停止位置にて、順次、上記FPCの半導
    体チップ装着面(200a)上への異方導電性シート
    (2142)の貼付、該異方導電性シート上への半導体
    チップ(201)の仮接合、及び上記FPCへの上記半
    導体チップの本接合を実行するFPC用半導体実装装置
    において、 上記FPC上へ上記異方導電性シートを貼付する場所に
    設けられ、ベーステープ(2141)上に貼着されたテ
    ープ状にてなる上記異方導電性シートを、上記ベーステ
    ープを切断することなく上記半導体チップ装着面上のA
    CF貼付領域に対応する長さに上記異方導電性シートの
    みを切断するACF切断装置であって、上記FPCに実
    装される上記半導体チップの大きさと上記異方導電性シ
    ートの厚みとの関係情報に基づいて、実装される上記半
    導体チップに対応して切断深さを制御して上記異方導電
    性シートのみを切断するACF切断装置(147)を備
    えたことを特徴とするFPC用半導体実装装置。
  2. 【請求項2】 上記保持部材は、上記半導体チップのす
    べてを覆う面積にてなる開口(1321)の周囲部分で
    あって上記FPCの周縁部を支持し吸引動作により上記
    FPCを保持する支持部(1324)を備えた、請求項
    1記載のFPC用半導体実装装置。
  3. 【請求項3】 上記支持部に保持されている上記FPC
    に対して、上記半導体チップ装着面側から投光する照明
    装置(220)と、上記照明装置から発っせられ上記保
    持されているFPCを透過した光を受光し上記FPCを
    撮像する受光装置(218)とを上記異方導電性シート
    上へ上記半導体チップを仮接合する場所に備え、上記半
    導体チップを上記FPCへ実装するときの位置補正情報
    を上記受光装置による上記FPCの撮像情報に基づいて
    作成する撮像装置をさらに備えた、請求項2記載のFP
    C用半導体実装装置。
  4. 【請求項4】 上記FPC上へ上記異方導電性シートを
    貼付する場所、上記異方導電性シート上へ上記半導体チ
    ップを仮接合する場所、及び上記FPCへ上記半導体チ
    ップを本接合する場所のそれぞれに設けられ、上記開口
    に進入して、上記支持部に保持されている上記FPCに
    おける上記半導体チップ装着面に対向する非装着面(2
    00b)に接触して上記FPCを支持し、かつ上記異方
    導電性シートの少なくとも貼付領域に対応する面積にて
    なる平坦面(2151)を有する支持部材(215)を
    さらに備えた、請求項2又は3記載のFPC用半導体実
    装装置。
  5. 【請求項5】 上記ACF切断装置は、上記AFCを切
    断するカッター(1471)と、上記異方導電性シート
    を切断する切断方向に沿って上記カッターを移動させる
    カッター駆動装置(1472)と、上記半導体チップの
    大きさ及び上記異方導電性シートの厚みの上記関係情報
    に基づいて上記カッター駆動装置の動作制御を行い上記
    カッターの移動量を制御する制御装置(180)と、を
    有する、請求項1ないし4のいずれかに記載のFPC用
    半導体実装装置。
  6. 【請求項6】 上記カッター駆動装置は、駆動源(14
    73)と、該駆動源にて上記異方導電性シートの厚み方
    向に直交する直交方向へ移動する第1部材(1475)
    と、該第1部材と係合し該第1部材の上記移動に伴い上
    記カッターを上記切断方向移動させる第2部材(147
    6)とを有し、上記制御装置による動作制御により上記
    駆動源の駆動量が制御されることで上記第1部材の上記
    移動量が制御されて、上記カッターの移動量が制御され
    る、請求項5記載のFPC用半導体実装装置。
  7. 【請求項7】 回転軸(131)の周方向に近接して取
    り付けられそれれぞが上記回転軸の直径方向へ延在して
    FPC(フレキシブル プリント 基板)(200)を
    保持可能な複数の保持部材(132)を、上記回転軸の
    軸周り方向に間欠回転させ、該間欠回転におけるそれぞ
    れの停止位置にて、順次、上記FPCの半導体チップ装
    着面(200a)上への異方導電性シート(2142)
    の貼付、該異方導電性シート上への半導体チップ(20
    1)の仮接合、及び上記FPCへの上記半導体チップの
    本接合を実行するFPC用半導体実装方法において、 上記FPCへの上記ACFの上記貼付動作、上記半導体
    チップの上記仮接合動作、及び上記半導体チップの上記
    本接合動作の各動作を実行する前に、それぞれの上記保
    持部材における上記FPCの吸着の有無を判断し、該判
    断に基づいて上記FPCを吸着しているアームの上記F
    PCに対して上記各動作を実行することを特徴とするF
    PC用半導体実装方法。
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