JPWO2014184858A1 - 容器のキャップ構造 - Google Patents

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Abstract

本発明の目的は、切離された切離し用突起部が、バイアル等の容器のキャップ上壁面の開口縁部に引っ掛かることなく、切離される構造を提供することである。本発明のバイアル等の容器のキャップ構造は、切離し用突起部(4)の外周壁(41)の下部(41a)が薄肉部(3)に接し薄肉部(3)から上方に隆起しており、上記切離し用突起部(4)の底部には、前記薄肉部(3)に沿って配置され下向きに突出して下端がシール部材(12)を反発可能に押し込む長さに設定された突部(5)が設けられていることを特徴とするものである。

Description

本発明は、注射用薬液等の液体を収納した容器をゴム栓等のシール材で密封し、その開口部とシール材とをキャップで覆うようにした容器のキャップ構造の改良に関する。
従来、バイアル瓶等のキャップとして、例えば、特開平6−312758号の容器の蓋構造では、キャップの上面部に加えられる所定以上の力で切断される一連の環状の薄肉部を形成し、その環状の薄肉部の位置より内側に上面部に対してほぼ直角方向に突出する突出筒部とその突出筒部の先端を覆う押圧用上面部とをその上面部に一体に形成し、その押圧用上面部を密閉栓側に押すことによって前記薄肉部を切断してその切断した薄肉部の内側に位置する部材をキャップから分離し、押圧用上面部を押す力を除いた際に前記キャップから分離した部材を前記弾力性のある密閉栓の突出腕によって密閉栓とは反対方向に反発移動するようにした構造が開示されている。
しかし、上記構成では、円盤部の破断面が突起部破断面とほぼ平行にセリ合う形態で離脱する為に抵抗が大きく離脱ができなかった。
一方、特公平4−76871号の容器用蓋では、作業者が指先に切り傷を負わないように、薄肉部は突出部を折り取った時に裂断された折り口が返りバリを生じないように形成される構成が開示されている。
しかし、上記構成では、突出部を横から押し倒す方法であって、突出部を長くする必要が有り、嵩張るため梱包形態が大きくなる、という不具合がある。
そこで、本出願人は、特許第4902820号で、キャップ上壁面にシール部材の上面に接して形成される切り離し用の円板部と、該円板部の外周縁となる切り離しガイド用の薄肉部と、前記円板部と一体に突設されて切り離し時に押し付けるための突起部とからなる容器のキャップ構造において、円板部ないし突起部の底部で、突起部の軸線から径方向に離間した位置に下方に突出する1又は複数の突部を設け、該突部はシール部材を反発可能に押し込んだ状態でシール部材上に取り付け密閉したキャップを指で簡単に切り離しシール部材上から取り除くことができるようにして、相応の成果をあげている。
本出願人は、更に鋭意研究を行い、簡単な構成でありながら、切離された部分の一部がキャップの開口縁部の下に潜り込んで引っ掛かることがなく、確実にキャップから分離させ取り除くことができる構造を創案するに至った。
特開平6−312758号公報 特公平4−76871号公報 特許第4902820号公報
この発明の解決しようとする課題は、切離し用突起部の外周縁下部に沿って切り離しガイド用の薄肉部を形成すると共に、前記切離し用突起部に薄肉部に沿って下向きに突出する突部を設けることで、薄肉部に沿って切離し用突起部をキャップから切離した際に、離し用突起部の外周壁の下部に外方へ突出するフランジ部分を形成させることなく、指で簡単且つ確実に切離し用突起部をシール部材上から取り除くことができるバイアル等の容器のキャップ構造を提供することにある。
この発明は、容器の開口部を密封した弾性を有するシール部材と、該シール部材を覆って開口部に外嵌されるキャップと、該キャップの上壁面で前記シール部材の上面に対応する個所に切離し用の環状の薄肉部を介して一体に形成される切離し用突起部とを設けた容器のキャップ構造において、
切離し用突起部の外周壁の下部がキャップ上壁面で肉厚の最も薄い環状の薄肉部に接し該薄肉部から上方に隆起しており、
上記切離し用突起部の底部には、前記薄肉部に沿って配置され下向きに突出して下端が前記シール部材を反発可能に押し込む長さに設定された突部が設けられていることを特徴とする。
本発明では、指で切離し用突起部を押すことで、突部を介して切離し用突起部の外周壁の下部が薄肉部から切断されるので、前記外周壁の下部に外方へ突出するフランジ状の部分を形成させることなく、開口したキャップの口縁部に対して切離し用突起部の外周壁の下部が立ち上がっているので、切離し用突起部の外周壁の下部が前記開口の口縁部の下に入り込む虞れが無い。
従って、突部を介して反発力により、切離し用突起部を確実にシール部材上に上昇させて、シール部材上に切離し用突起部を取り除くことができる 。
実施例1のキャップの断面図である。 実施例1のキャップの平面図である。 実施例1のキャップの薄肉部の拡大図である。 実施例1のキャップを取り付けた容器の断面図である。 (a)は実施例2のキャップの断面図、(b)は薄肉部の部分拡大図である。 は実施例1のキャップに切離し用治具を装着した状態の容器の断面図である。 切離し用突起部の切離し状態を示す容器の断面図である。 (a)は別の実施例のキャップを取り付けた状態の容器の断面図であり、(b)は切離し状態を示す容器の断面図である。 (a)は合成樹脂のキャップの断面図、(b)は同底面図である。 合成樹脂のキャップの薄肉部の切欠を逆にしたキャップの断面図である。
この発明は、切離された切離し用突起部の外周壁の下部に、外方へ突出する部分が形成されないように前記外周壁の下部に沿って薄肉部を設け、切離し用突起部の底面に設けた突部の反発力で、切離し用突起部をキャップから確実に切離されることを実現した。
以下に、この発明の容器のキャップ構造をバイアル瓶のキャップ構造に適用した場合の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1及び図2に示す実施例1のキャップ1は金属製であって、バイアル瓶10の開口部11に、ゴムやエラストマ等の弾性を有するシール部材12を隙間無く嵌合して密閉したバイアル瓶10に、前記シール部材12を覆って開口部11に外嵌し固定した構造からなっている。
ここで、シール部材12の上面の形状は、図示例では水平面を例示したが、後述の突部5が押し付けられる個所を隆起させた形状や、その他、突部5に弾性反発力を付与しうる任意の形状としてもよい。
キャップ1は、前記開口部11を覆う平面視円形状のキャップ上壁面1Aと、キャップ上壁面1Aの外周に沿って垂下し、内面にバイアル瓶10の前記開口部11の外周壁に外嵌し固定される円柱状のキャップ周壁部1Bとからなっている。
上記キャップ上壁面1Aには、切り離しガイド用の薄肉部3を介して一体に形成されると共に、上方に隆起して切り離し時に下方に押し付けられる切離し用突起部4が形成されている。
前記薄肉部3は、本実施例では、切離し用突起部4の外周壁41の下部41aと接して環状に形成された溝からなっている。
薄肉部3は、外周壁41の下部41aに接する個所がキャップ上壁面1Aで肉厚を最も薄くした最薄部3aとなっており、図示例では、該最薄部3aの近傍を薄肉にしてから最薄部3aに向かって外方から漸次薄肉となるように断面傾斜状に切り欠かれている。
従って、切離し用突起部4を下向きに押圧すると、最も脆弱な最薄部3aに亀裂が生じて前記外周壁41の下部41aと破断して正確に切り離されるので、前記下部41aにはフランジ状に延びるバリなどが形成することがない。
ここで、薄肉部3の前記傾斜面は、図示例ではキャップ上壁面1Aの上面側が窪む溝に形成されているが、底面側が窪む溝、あるいは上面と底面の双方が窪む溝状に形成されるものでもよい。
本実施例では、薄肉部3の溝を断面傾斜状としたが、フランジ状のバリが生じなければ最薄部だけを形成するものでもよい。
次に、切離し用突起4部には、前記薄肉部3に沿って配置され、外周壁41の下部41aより下方に突出して下端が前記シール部材12を反発可能に押し込む長さに設定された突部5が設けられている。
上記突部5は、本実施例の場合、絞り加工により、切離し用突起部4の天壁面41で上面が開口して下方へ延びる中空部5aを有する断面チャンネル状で、薄肉部3に沿った環状に形成されている。
また、前記のように、薄肉部3は、切離し用突起部4の外周壁41の下部41aと接する個所が最薄部3aとなっているので、切離し用突起部4が下向きに押された際に、前記最薄部3aに沿って亀裂が生じて破断し、切離し用突起部4がキャップ1の上壁面1Aから切り離され、切離された際に前記外周壁41の下部41aには外方へ突出するフランジ状の部分は形成されない。
そして、キャップ上壁面1Aに形成された薄肉部3に沿って切り離された切離し用突起部4によって形成された開口2の内周縁部と切り離された外周壁41の下部41aとは互いに交差しているので、突部5の反発力により上昇する切離し用突起部4の外周壁41の下部41aが前記開口2の内周縁部の下に入り込む虞れがない(図5参照)。
図3は、切離し用突起部4が、該切離し用突起部4の天壁面42の外周を、該天壁面42より下の外周壁41の全周または一部において外方へ突出するように幅広く設定した場合の異なる実施例である。
ここで天壁面42は、押圧しやすい形状であればよく、図示例では水平面としたが、傾斜面や段差が形成れた面、滑り止めが形成された面、その他任意形状の面とすることができる。
この実施例2では、切離し用突起部4の外周壁41’が、下部から上向きに延び、中途位置から徐々に外方に広がって天壁面42に連なる略ラッパ状の断面形状からなっているので、天壁面42がその下方の胴部に比して幅広くなると共に、天壁面42の角部がアール状となって指を掛けやすい形状になるので下方に押し込みやすい。
また、本実施例で薄肉部3は、キャップ上壁面1Aの厚みを同じ肉厚で薄肉にした基部薄肉部31と、該基部薄肉部31を介して切離し用突起部4の外周壁41’の下部41aに向かって漸次薄肉となる薄肉部本体30とからなっており、最も薄肉となって前記外周壁の下部と接する最薄部3aが薄肉部本体30の先端となるように形成されている(図3(b)参照)。
従って、本実施例でも切離し時には、最薄部3aに亀裂が生じて破断し、外周壁41の下部41aと切り離されるようになっている。
上記実施例では天壁面42の全周が外方へ突出した形状を例示したが、外周の一部または複数部分だけが外方へ突出する形状であってもよい。
その他の形状は前記実施例1と同様であるので、同一構成には同一符号を付して、その説明を省略する。
図4は、前記実施例1の切離し用突起部4を切離す際に使用する冶具20を用いた実施例を示す。
この冶具20は、前記環状の突部5の前記中空部5aに挿入可能な脚部21と、前記切離し用突起部4の天壁面42の外周より大きい外周に形成された押圧基部22とからなっている。
この冶具20は、キャップのようにして、前記脚部21を中空部5aに挿入すると、押圧基部22が切離し用突起部4の天壁面4aの上に重なって、押圧面を拡大することができ、前記実施例2の切離し用突起部4の天壁面42と同様な形状にすることができる。
これにより、図5に示すように、治具20を切離し用突起部4に取り付けた状態で一体にしてキャップ上壁面1Aから容易に切離し用突起部4を切離すことができる。
ここで、治具20の全部又は一部で、少なくとも押圧基部22の上面をキャップ1と異なる特定の色彩に着色することで、バイアル瓶10の内容液を示す識別子としても機能させることができる。
図6は、キャップに形成した切離し用突起部4に一体に突部を形成しないで別体とした異なる実施例である。
図6(a)に示すようにキャップ上壁面1Aに一体に形成された切離し用突起部4が、底面を開放した中空部を有する断面コ字状に形成された突起本体部4Aと、該突起本体部4Aの中空部に隙間無く嵌合し、又は円筒形状からなって固定される嵌合部4Bとを有している。
嵌合部4Bにはその底面から下方に突出して下端が突起本体部4Aより下方位置に設定される突部5’が形成されている。
上記嵌合部4Bは、本実施例の場合、突部5’と一体に形成されており、シール部材12より硬度の高いゴム又は合成樹脂からなっているが、この発明では、少なくとも突部5’がシール部材12よりも硬ければよく、その素材は本実施例に限定されない。
また、嵌合部4Bが円筒形状の場合は、そのまま下方に延長して環状の突部(図示せず)としてもよいし、円筒の底面に複数の突部を形成してもよい。
本実施例の場合も、薄肉部3は、実施例1と同様に、キャップ上壁面1Aの略中央で立設される突起本体部4Aの外周壁41の下部41aに接して形成されており、外周壁の下部と接する部分が薄肉部3中で最も薄肉となる最薄部3aに設定される傾斜面状に形成されている(図1の薄肉部3を参照)。
これにより、図6(b)に示すように、切離し用突起部4が下向きに押された際に、前記最薄部3aに沿って亀裂が生じて破断し、突起本体部4Aがキャップ上壁面1Aから切り離される。
破断により、突部5’を有する嵌合部4Bが突起本体部4Aと一体となってキャップ上壁面1Aから切離される。
これと同時に突起本体部4Aの外周壁41の下部41aには破断によるフランジが形成されないので、破断された外周壁の下部は、キャップ上壁面1Aに形成される開口2の内縁部と緩衝することなく、突部5’に作用した反発力で上昇しキャップ上壁面1Aから切り離される。
その他の構成は、前記実施例と同様であるので、その説明を省略する。
前記実施例4では、キャップ1を金属で成形した場合を例示したが、合成樹脂で成形してもよい。
キャップ1を合成樹脂とした実施例7を図7(a)(b)に示す。
このキャップ1は、前記実施例4の突起本体部4Aと同様に断面コ字状の切離し用突起部4’が、キャップ上壁面1Aの略中央に一体に形成されている。
このキャップ1は、素材が合成樹脂からなっているので肉厚が厚く形成されるため、切離し用突起部4’の外周壁41の肉厚を厚く形成することができ、その外周壁41の底面41bに突部5”を一体に形成している。
前記切離し用突起部4’の外周壁41の底面41bは、キャップ上壁面1Aの底面とほぼ同じ高さに設定されており、その底面41bに下方へ突出する突部5”が形成されている。
本実施例で、突部5”は、略半球状の突部が切離し用突起部4’の中心線を軸として等間隔に複数(図示例では3つ)配置されているが、環状に形成されていてもよい。
薄肉部3は、キャップ上壁面1Aの底面側を前記薄肉となるように切り欠き、切離し用突起部4’の外周壁の下部と接する個所に最薄部3aが配置されるように、断面傾斜状に形成されている(図7(a)参照)。
この薄肉部3は、キャップ上壁面1Aの上面側を漸次薄肉となるように切り欠き、切離し用突起部4’の外周壁の下端と接する個所に最薄部3aが配置されるように、断面傾斜状に形成してもよい(図8参照)。
なお、キャップ周壁部1Bの係止手段14は、本実施例の場合、キャップ周壁部1Bに縦方向に伸びて外径を拡縮自在にするスリット14aと、下端に形成された内向き爪部14bとからなっている。
前記スリット14aは等間隔に4つ設けられており、スリット14aで分断されたキャップ周壁部1Bの分断片の下端に沿って爪部14bが設けられているが、その数は特に限定されない。
上記係止手段はその他公知の構造を用いることができる。
また、キャップ上壁面1Aの角部はキャップ周壁部1Bと同じ厚肉とし、上面側はやや薄肉となるように段差を形成しているが、同じ肉厚としてもよい。
その他の構成は前記実施例と同様であるので、その説明を省略する。
この発明は、バイアル瓶のキャップに限らず、シール部材で密閉された各種用途の容器のキャップ構造として適用できる。
1 キャップ
1A キャップ上壁面
1B キャップ周壁部
2 開口
3 薄肉部
3a 最薄部
4 切離し用突起部
4A 突起本体部
4B 嵌合部
5 突部
10 バイアル瓶
11 開口部
12 シール部材
14 係止手段
20 治具
41 外周壁
41a 下部
42 天壁面

Claims (9)

  1. 容器の開口部を密封した弾性を有するシール部材と、該シール部材を覆って開口部に外嵌されるキャップと、該キャップの上壁面で前記シール部材の上面に対応する個所に切離し用の環状の薄肉部を介して一体に形成される切離し用突起部とを設けた容器のキャップ構造において、
    切離し用突起部の外周壁の下部がキャップ上壁面で肉厚の最も薄い環状の薄肉部に接し該薄肉部から上方に隆起しており、
    上記切離し用突起部には、前記薄肉部に沿って配置され下向きに突出して下端が前記シール部材を反発可能に押し込む長さに設定された突部が設けられていることを特徴とするバイアル等の容器のキャップ構造。
  2. 薄肉部が、切離し用突起部の外周壁の下部と接する個所を最も薄い最薄部とすする断面傾斜状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のバイアル等の容器のキャップ構造。
  3. 切離し用突起部が、切離し用突起部の天壁面の外周を、切離し用突起部の他の外周の全周または一部において外方へ突出するように幅広く設定してなることを特徴とする請求項1または2に記載の容器のキャップ構造。
  4. 突部が薄肉部に沿って環状に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のバイアル等の容器のキャップ構造。
  5. 突部が、切離し用突起部の天壁面で上面が開口して下方へ延びる中空部を有する断面チャンネル状で環状に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の容器のキャップ構造。
  6. 突部が環状からなっており、突部の中空部に挿入可能な脚部と、前記切離し用突起部の天壁面の外周より大きい外周に形成された基部とからなるキャップ状の治具を設け、
    該治具の脚部を環状突起の中空部に嵌合し、基部を介して切離し用突起部を押し付けて切り離しうることを特徴とする請求項5に記載の容器のキャップ構造。
  7. 切離し用突起部が、キャップ上壁面と一体に形成されて底面を開放した中空部を有する突起本体部と、
    該突起本体部の中空部に隙間無く嵌合される嵌合部と、該嵌合部の底面から下方に突出して下端がキャップ上壁面の底面より下方位置に設定された突部とからなることを特徴とする請求項1または2に記載の容器のキャップ構造。
  8. キャップが合成樹脂からなっており、切離し用突起部が、キャップ上壁面と一体に形成された断面コ字状からなり、該切離し用突起部の外周壁の底面で下方に突出する突部が一体に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の容器のキャップ構造。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の容器のキャップ構造を備えてなることを特徴とする容器。
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