JPWO2014125604A1 - モータ駆動回路の制御方法、および、モータ駆動回路 - Google Patents

モータ駆動回路の制御方法、および、モータ駆動回路 Download PDF

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Abstract

モータ駆動回路は、プリドライバが出力する制御電圧を制御してブリッジ回路の動作を制御するCPUと、第1のバッテリ端子の電圧に基づいて、バッテリのバッテリ電圧を検出する電圧検出回路と、メインスイッチがオンすることにより、第1のスイッチ端子を介して入力されるバッテリの電力を、CPUを起動するためにCPUに供給する電源回路と、第2のスイッチ端子の信号に基づいて、スタータスイッチがオンしているか否かのスイッチ情報をCPUに出力する第1の入力回路と、を備える。また、バッテリ電圧に基づいて、モータ駆動制限時間及びモータ駆動禁止時間を算出し、モータの回転が停止していることを検出した場合において、ブリッジ回路の通電動作を開始してからモータ駆動制限時間を経過していると判断した場合には、ブリッジ回路の通電動作を停止する。

Description

本発明は、モータ駆動回路の制御方法、および、モータ駆動回路に関する。
例えば、モータを駆動するモータ駆動回路において、モータの負荷が大きい場合(通電しているにも拘わらずモータが停止するモータロック等)、通常の駆動電流以上の電流がブリッジ回路に印加される。これにより、ブリッジ回路が破壊され得る。
従来、例えば、特許4738287号公報および特開平6−224444号公報には、モータの過負荷の発生の有無を、ブリッジ回路の過電流を検出することにより、検出するモータ駆動回路が開示されている(図5)。
そして、従来のモータ駆動システム1000Aは、例えば、モータMと、ロータセンサRCと、バッテリBと、メインスイッチSW1と、スタータスイッチSW2と、モータ駆動回路100Aと、を備える(図5)。
モータMは、三相ブラシレスモータである。この場合、モータMは、コイル(W相コイル)W1、コイル(U相コイル)W2、コイル(V相コイル)W3が設けられたステータと、ロータと、を有する。
コイルW1〜W3の一端は、共通に接続されている。
ロータセンサRCは、例えば、モータMのステータまたはモータMの外装の内側に配置されている。
モータ駆動回路100Aは、例えば、第1のバッテリ端子TB1と、第2のバッテリ端子TB2と、第1のスイッチ端子TSW1と、第2のスイッチ端子TSW2と、第1のコイル端子TW1と、第2のコイル端子TW2と、第3のコイル端子TW3と、ブリッジ回路BCと、プリドライバPDと、CPU101Aと、電源回路VCと、入力回路INと、電圧検出回路VDと、電流検出回路102Aと、検出抵抗Rと、を備える(図5)。
第1のコイル端子TW1は、モータMのコイルW1の他端に接続されている。
第2のコイル端子TW2は、モータMのコイルW2の他端に接続されている。
第3のコイル端子TW3は、モータMのコイルW3の他端に接続されている。
第1のバッテリ端子TB1は、バッテリBの正極およびユーザによりオンまたはオフに制御されるメインスイッチSW1の一端に、接続されている。
第2のバッテリ端子TB2は、バッテリBの負極に、接続されている。
第1のスイッチ端子TSW1は、メインスイッチSW1の他端、および、ユーザによりオンまたはオフに制御されるスタータスイッチSW2の一端に、接続されている。
第2のスイッチ端子TSW2は、スタータスイッチSW2の他端に、接続されている。
電圧検出回路VDは、第1のバッテリ端子TB1の電圧に基づいて、バッテリBのバッテリ電圧VBを検出するようになっている。
電流検出回路102Aは、検出抵抗Rに流れる過電流を検出するようになっている。
電源回路VCは、メインスイッチSW1がオンすることにより、第1のスイッチ端子TSW1を介して入力されるバッテリBの電力を、CPU101Aを起動するためにCPU101Aに供給するようになっている。
入力回路INは、第2のスイッチ端子TSW2の信号に基づいて、スタータスイッチSW2がオンしているか否かのスイッチ情報をCPU101Aに出力するようになっている。
ブリッジ回路BCは、三相ブリッジ回路である。このブリッジ回路BSは、第1のバッテリ端子TB1と第2のバッテリ端子TB2との間に接続され、モータMに駆動電流を供給してモータMのコイルW1〜W3に通電させる通電動作により、モータMを駆動するようになっている。
このブリッジ回路BCは、nMOSトランジスタで構成されるスイッチ素子Q1、Q2、Q3、Q4、Q5、Q6を含む。
プリドライバPDは、ブリッジ回路BCの通電動作(すなわち、ゲート駆動信号の出力動作)を制御するための制御電圧をブリッジ回路BCに出力するようになっている。
CPU101Aは、電圧検出回路VDにより検出されたバッテリ電圧VBおよび電流検出回路102Aにより検出された電流に基づいて、プリドライバPDが出力する制御電圧を制御してブリッジ回路BCの動作を制御するようになっている。
また、CPU101Aは、入力回路INから入力されるスイッチ情報に基づいて、スタータスイッチSW2がオンしているか否かを判断するようになっている。
上記構成を有するモータ駆動回路100Aは、以下の制御動作を実行する(図6)。なお、図6において、ステップSX、SYは、ユーザによるメインスイッチSW1のオン/オフの制御を表す。また、ステップS1a〜S6aは、モータ駆動回路100AのCPU101Aが実行する制御を表す。
図6に示すように、CPU101Aは、ステップSXにおいてメインスイッチSW1がオンされている場合には、スタータスイッチSW2がオンしているか否かを判断する(ステップS1a)。
そして、CPU101Aは、このステップS1aにおいてスタータスイッチSW2がオンしていると判断した場合には、ブリッジ回路BCの通電動作を開始することによりモータMを駆動させる(ステップS2a)。
そして、CPU101Aは、このステップS2aにおいてモータMを駆動させた後、モータMの回転が停止したか否かを検出する(ステップS3a)。
そして、CPU101Aは、このステップS3aにおいてモータMの回転が停止していることを検出していない場合には、過電流が検出されたか否かを判断する(ステップS4a)。
そして、CPU101Aは、このステップS4aにおいて過電流を検出したと判断した場合には、所定の検出時間を経過したか否かを判断する(ステップS5a)。
そして、CPU101Aは、このステップS5aにおいて所定の検出時間を経過したと判断した場合には、ブリッジ回路BCの通電動作を停止してモータMの駆動を停止する(ステップS6a)。
そして、CPU101は、このステップS6aにおいてモータMの駆動を停止した後、ステップSYにおいてメインスイッチSW1がオフされていない場合には、ステップS1aに戻る。
なお、CPU101Aは、ステップS1aにおいてスタータスイッチSW2がオンしていないと判断した場合には、ステップSYに進む。
また、CPU101Aは、ステップS3aにおいてモータMの回転が停止していることを検出していない場合には、ステップS6aに進む。
また、CPU101Aは、ステップS4aにおいて過電流が検出されていないと判断した場合には、ステップSYに進む。
また、CPU101Aは、ステップS5aにおいて所定の検出時間を経過していないと判断した場合には、ステップSYに進む。
このように、従来のモータ駆動回路100Aは、過電流を検出した場合には、モータMの駆動を停止して、モータMおよびこのモータMで駆動される機器類の故障発生を回避する(図6)。
しかし、上記従来のモータ駆動回路100Aは、既述のように、検出抵抗Rと、電流検出回路102Aと、を備える(図5)。これらの検出抵抗Rおよび電流検出回路102Aは高価であり、また、実装面積が大きくなる問題がある。
本発明の一態様に係る実施例に従ったモータ駆動回路の制御方法は、
バッテリの正極およびユーザによりオンまたはオフに制御されるメインスイッチの一端に接続される第1のバッテリ端子と、前記バッテリの負極に接続される第2のバッテリ端子と、前記メインスイッチの他端およびユーザによりオンまたはオフに制御されるスタータスイッチの一端に接続される第1のスイッチ端子と、前記スタータスイッチの他端に接続される第2のスイッチ端子と、前記第1のバッテリ端子と前記第2のバッテリ端子との間に接続され、モータに駆動電流を供給して前記モータのコイルに通電させる通電動作により、前記モータを駆動するブリッジ回路と、前記ブリッジ回路の通電動作を制御するための制御電圧を前記ブリッジ回路に出力するプリドライバと、前記プリドライバが出力する前記制御電圧を制御して前記ブリッジ回路の動作を制御するCPUと、前記第1のバッテリ端子の電圧に基づいて、前記バッテリのバッテリ電圧を検出する電圧検出回路と、前記メインスイッチがオンすることにより、前記第1のスイッチ端子を介して入力される前記バッテリの電力を、前記CPUを起動するために前記CPUに供給する電源回路と、前記第2のスイッチ端子の信号に基づいて、前記スタータスイッチがオンしているか否かのスイッチ情報を前記CPUに出力する第1の入力回路と、を備えるモータ駆動回路の制御方法であって、
前記メインスイッチがオンされている場合には、前記モータの駆動を許可する第1のステップと、
前記バッテリ電圧を前記電圧検出回路により検出する第2のステップと、
前記第2のステップにおいて検出した前記バッテリ電圧に基づいて、モータ駆動制限時間を算出する第3のステップと、
前記第2のステップにおいて検出した前記バッテリ電圧に基づいて、モータ駆動禁止時間を算出する第4のステップと、
前記第3および第4のステップにおいて前記モータ駆動制限時間および前記モータ駆動禁止時間を算出した後、前記モータの駆動を許可しているか否かを判断する第5のステップと、
前記第5のステップにおいて前記モータの駆動を許可していると判断した場合には、前記スタータスイッチがオンしているか否かを判断する第6のステップと、
前記第6のステップにおいて前記スタータスイッチがオンしていると判断した場合には、前記ブリッジ回路の通電動作を開始することにより前記モータを駆動させる第7のステップと、
前記第7のステップにおいて前記モータを駆動させた後、前記モータの回転が停止したか否かを検出する第8のステップと、
前記第8のステップにおいて前記モータの回転が停止していることを検出した場合には、前記ブリッジ回路の通電動作を開始してから前記モータ駆動制限時間を経過したか否かを判断する第9のステップと、
前記ブリッジ回路の通電動作を開始してから前記モータ駆動制限時間を経過していると判断した場合には、前記ブリッジ回路の通電動作を停止して前記モータの駆動を停止する第10のステップと、
前記モータ駆動制限時間を経過した後、前記モータの駆動を禁止する第11のステップと、を実行する
ことを特徴とする。
前記モータ駆動回路の制御方法において、
前記第8のステップにおいて前記モータの回転が停止したことを検出していない場合は、前記第2のステップに戻る
ことを特徴とする。
前記モータ駆動回路の制御方法において、
前記第9のステップにおいて前記モータ駆動制限時間を経過していないと判断した場合には、前記第2のステップに戻る
ことを特徴とする。
前記モータ駆動回路の制御方法において、
前記第11のステップにおいて前記モータの駆動を禁止した後、前記第2のステップに戻ることを特徴とする。
前記モータ駆動回路の制御方法において、
前記第5のステップにおいて前記モータの駆動を許可していないと判断した場合には、前記モータの駆動を禁止してから前記モータ駆動禁止時間が経過しているか否かを判断する第12のステップをさらに実行し、
前記第12のステップにおいて前記モータの駆動を禁止してから前記モータ駆動禁止時間が経過していないと判断した場合には、前記第2のステップに戻る ことを特徴とする。
前記モータ駆動回路の制御方法において、
前記第12のステップにおいて前記モータ駆動禁止時間が経過していると判断した場合には、前記モータの駆動を許可する第13のステップをさらに実行し、
前記第13のステップにおいて前記モータの駆動を許可した後、前記第2のステップに戻る
ことを特徴とする。
前記モータ駆動回路の制御方法において、
前記第6のステップにおいて前記スタータスイッチがオンしていないと判断した場合には、前記ブリッジ回路の通電動作を停止することにより、前記モータの駆動を停止する第14のステップを、さらに実行することを特徴とする。
前記モータ駆動回路の制御方法において、
前記第14のステップにおいて前記ブリッジ回路の通電動作を停止することにより前記モータの駆動を停止した後、前記第2のステップに戻ることを特徴とする。
前記モータ駆動回路の制御方法において、
前記モータ駆動制限時間は、検出された前記バッテリ電圧が高くなると短くなるように設定され、一方、検出された前記バッテリ電圧が低くなると長くなるように設定されることを特徴とする。
前記モータ駆動回路の制御方法において、
前記モータ駆動制限時間および前記モータ駆動禁止時間は、温度センサにより検出された前記モータ駆動回路の外部の温度に基づいて、補正されることを特徴とする。
前記モータ駆動回路の制御方法において、
前記モータは、三相ブラシレスモータであり、前記ブリッジ回路は、三相ブリッジ回路であることを特徴とする。
前記モータ駆動回路の制御方法において、
前記ブリッジ回路を120度通電方式により通電動作させることにより、前記モータを駆動することを特徴とする。
前記モータ駆動回路の制御方法において、
前記モータ駆動禁止時間は、前記モータ駆動制限時間の2倍に設定されることを特徴とする。
本発明の一態様に係る実施例に従ったモータ駆動回路は、
バッテリの正極およびユーザによりオンまたはオフに制御されるメインスイッチの一端に接続される第1のバッテリ端子と、
前記バッテリの負極に接続される第2のバッテリ端子と、
前記メインスイッチの他端およびユーザによりオンまたはオフに制御されるスタータスイッチの一端に接続される第1のスイッチ端子と、
前記スタータスイッチの他端に接続される第2のスイッチ端子と、
前記第1のバッテリ端子と前記第2のバッテリ端子との間に接続され、モータに駆動電流を供給して前記モータのコイルに通電させる通電動作により、前記モータを駆動するブリッジ回路と、
前記ブリッジ回路の通電動作を制御するための制御電圧を前記ブリッジ回路に出力するプリドライバと、
前記プリドライバが出力する前記制御電圧を制御して前記ブリッジ回路の動作を制御するCPUと、
前記第1のバッテリ端子の電圧に基づいて、前記バッテリのバッテリ電圧を検出する電圧検出回路と、
前記メインスイッチがオンすることにより、前記第1のスイッチ端子を介して入力される前記バッテリの電力を、前記CPUを起動するために前記CPUに供給する電源回路と、
前記第2のスイッチ端子の信号に基づいて、前記スタータスイッチがオンしているか否かのスイッチ情報を前記CPUに出力する第1の入力回路と、を備え、
前記CPUは、
前記メインスイッチがオンされている場合には、前記モータの駆動を許可する第1のステップと、
前記バッテリ電圧を前記電圧検出回路により検出する第2のステップと、
前記第2のステップにおいて検出した前記バッテリ電圧に基づいて、モータ駆動制限時間を算出する第3のステップと、
前記第2のステップにおいて検出した前記バッテリ電圧に基づいて、モータ駆動禁止時間を算出する第4のステップと、
前記第3および第4のステップにおいて前記モータ駆動制限時間および前記モータ駆動禁止時間を算出した後、前記モータの駆動を許可しているか否かを判断する第5のステップと、
前記第5のステップにおいて前記モータの駆動を許可していると判断した場合には、前記スタータスイッチがオンしているか否かを判断する第6のステップと、
前記第6のステップにおいて前記スタータスイッチがオンしていると判断した場合には、前記ブリッジ回路の通電動作を開始することにより前記モータを駆動させる第7のステップと、
前記第7のステップにおいて前記モータを駆動させた後、前記モータの回転が停止したか否かを検出する第8のステップと、
前記第8のステップにおいて前記モータの回転が停止していることを検出した場合には、前記ブリッジ回路の通電動作を開始してから前記モータ駆動制限時間を経過したか否かを判断する第9のステップと、
前記ブリッジ回路の通電動作を開始してから前記モータ駆動制限時間を経過していると判断した場合には、前記ブリッジ回路の通電動作を停止して前記モータの駆動を停止する第10のステップと、
前記モータ駆動制限時間を経過した後、前記モータの駆動を禁止する第11のステップと、を実行する
ことを特徴とする。
本発明の一態様に係るモータ駆動回路の制御方法は、メインスイッチがオンされている場合には、モータの駆動を許可する第1のステップと、バッテリ電圧を電圧検出回路により検出する第2のステップと、第2のステップにおいて検出したバッテリ電圧に基づいて、モータ駆動制限時間を算出する第3のステップと、第2のステップにおいて検出したバッテリ電圧に基づいて、モータ駆動禁止時間を算出する第4のステップと、第3および第4のステップにおいてモータ駆動制限時間およびモータ駆動禁止時間を算出した後、モータの駆動を許可しているか否かを判断する第5のステップと、第5のステップにおいてモータの駆動を許可していると判断した場合には、スタータスイッチがオンしているか否かを(スイッチ情報に基づいて)判断する第6のステップと、第6のステップにおいてスタータスイッチがオンしていると判断した場合には、ブリッジ回路の通電動作を開始することによりモータを駆動させる第7のステップと、第7のステップにおいてモータを駆動させた後、モータの回転が停止したか否かを検出する第8のステップと、第8のステップにおいてモータの回転が停止していることを検出した場合には、ブリッジ回路の通電動作を開始してからモータ駆動制限時間を経過したか否かを判断する第9のステップと、ブリッジ回路の通電動作を開始してからモータ駆動制限時間を経過していると判断した場合には、ブリッジ回路の通電動作を停止してモータの駆動を停止する第10のステップと、モータ駆動制限時間を経過した後、モータの駆動を禁止する第11のステップと、を実行する。
したがって、本発明に係るモータ駆動回路の制御方法は、検出抵抗および電流検出回路が不要になり、モータ駆動回路の製造コストを低減するとともに、実装面積を削減することができる。
さらに、本発明に係るモータ駆動回路の制御方法は、バッテリ電圧に応じてモータ駆動制限時間およびモータ駆動禁止時間が設定されるため、より適切に、モータの駆動停止の制御を実行して、ブリッジ回路の破壊を抑制することができる。
図1は、本発明の一態様である実施例1に係るモータ駆動システム1000の構成の一例を示す図である。 図2は、モータ駆動制限時間とバッテリ電圧との関係の一例を示す図である。 図3は、モータ駆動制限時間とモータ駆動禁止時間の一例を示す図である。 図4は、図1に示すモータ駆動回路100の制御方法の一例を示すフローチャートである。 図5は、従来のモータ駆動システム1000Aの構成の一例を示す図である。 図6は、図5に示す従来のモータ駆動回路100Aの制御方法の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る各実施例について図面に基づいて説明する。
なお、実施例では、一例として、ブラシレスモータMが3相ブラレスモータである場合について説明する。
図1は、本発明の一態様である実施例1に係るモータ駆動システム1000の構成の一例を示す図である。また、図2は、モータ駆動制限時間とバッテリ電圧との関係の一例を示す図である。また、図3は、モータ駆動制限時間とモータ駆動禁止時間の一例を示す図である。
図1に示すように、モータ駆動システム1000は、モータMと、ロータセンサRCと、バッテリBと、メインスイッチSW1と、スタータスイッチSW2と、温度センサTCと、モータ駆動回路100と、を備える。
モータMは、図1に示すように、例えば、三相ブラシレスモータである。この場合、モータMは、コイル(W相コイル)W1、コイル(U相コイル)W2、コイル(V相コイル)W3が設けられたステータと、ロータと、を有する。
コイルW1〜W3の一端は、共通に接続されている。
ロータセンサRCは、例えば、モータMのステータまたはモータMの外装の内側に配置されている。
このロータセンサRCは、モータMのロータの磁極を検出するようになっている。そして、ロータセンサRCは、例えば、モータMのロータの磁極の回転位置に対応する基準パルス信号を出力する。
例えば、このロータセンサRCは、モータMのロータの磁極を検出するためのホール素子である。
メインスイッチSW1は、ユーザによりオンまたはオフに制御されるようになっている。
スタータスイッチSW2は、ユーザによりオンまたはオフに制御されるようになっている。
温度センサTCは、モータ駆動回路100の外部の温度を測定し、モータ駆動回路100の外部の温度の情報を含む温度情報信号を出力するようになっている。
モータ駆動回路100は、図1に示すように、例えば、第1のバッテリ端子TB1と、第2のバッテリ端子TB2と、第1のスイッチ端子TSW1と、第2のスイッチ端子TSW2と、温度センサ端子TTCと、第1のコイル端子TW1と、第2のコイル端子TW2と、第3のコイル端子TW3と、ブリッジ回路BCと、プリドライバPDと、CPU101と、電源回路VCと、第1の入力回路IN1と、第2の入力回路IN2と、磁極検出回路MDと、を備える。
第1のコイル端子TW1は、モータMのコイルW1の他端に接続されている。
第2のコイル端子TW2は、モータMのコイルW2の他端に接続されている。
第3のコイル端子TW3は、モータMのコイルW3の他端に接続されている。
第1のバッテリ端子TB1は、バッテリBの正極およびユーザによりオンまたはオフに制御されるメインスイッチSW1の一端に、接続されている。
第2のバッテリ端子TB2は、バッテリBの負極に、接続されている。
温度センサ端子TTCは、温度センサTCの出力に接続され、温度センサTCにより検出された外部の温度の情報を含む温度情報信号が入力されるようになっている。
第1のスイッチ端子TSW1は、メインスイッチSW1の他端、および、ユーザによりオンまたはオフに制御されるスタータスイッチSW2の一端に、接続されている。
第2のスイッチ端子TSW2は、スタータスイッチSW2の他端に、接続されている。
電圧検出回路VDは、第1のバッテリ端子TB1の電圧に基づいて、バッテリBのバッテリ電圧VBを検出するようになっている。
電源回路VCは、メインスイッチSW1がオンすることにより、第1のスイッチ端子TSW1を介して入力されるバッテリBの電力を、CPU101を起動するためにCPU101に供給するようになっている。
第1の入力回路IN1は、第2のスイッチ端子TSW2の信号に基づいて、スタータスイッチSW2がオンしているか否かのスイッチ情報をCPU101に出力するようになっている。
例えば、スタータスイッチSW2およびメインスイッチSW1がオンしている場合には、第2のスイッチ端子TSW2からバッテリ電圧VBが第1の入力回路IN1に入力される。そして、第1の入力回路IN1は、このバッテリ電圧VBに応じて、スタータスイッチSW2がオンしている旨のスイッチ情報をCPU101に出力する。
一方、スタータスイッチSW2がオフしている場合には、第2のスイッチ端子TSW2からバッテリ電圧VBが第1の入力回路IN1に入力されない(フローティング状態)。そして、第1の入力回路IN1は、この第2のスイッチ端子TSW2の電圧に応じて、スタータスイッチSW2がオフしている旨のスイッチ情報をCPU101に出力する。
第2の入力回路IN2は、温度情報信号が温度センサ端子TTCを介して入力され、この温度情報信号に含まれる情報をCPU101に出力するようになっている。
磁極検出回路MDは、ロータセンサRCから出力されたモータMのロータの磁極の回転位置に対応する基準パルス信号に基づいて、モータMのロータの磁極の回転位置を検出するようになっている。そして、磁極検出回路MDは、磁極の回転位置の検出結果をCPU101に出力するようになっている。
ブリッジ回路BCは、例えば、図1に示すように、三相ブリッジ回路である。このブリッジ回路BSは、第1のバッテリ端子TB1と第2のバッテリ端子TB2との間に接続され、モータMに駆動電流を供給してモータMのコイルW1〜W3に通電させる通電動作により、モータMを駆動するようになっている。
このブリッジ回路BCは、例えば、図1に示すように、nMOSトランジスタで構成されるスイッチ素子Q1、Q2、Q3、Q4、Q5、Q6を含む。
このブリッジ回路BCにおいて、上アーム側のスイッチ素子Q1、Q2、Q3のそれぞれのドレイン端子は、第1のバッテリ端子TB1に共通に接続されている。
また、下アーム側のスイッチ素子Q4、Q5、Q6のそれぞれのソース端子は、第2のバッテリ端子TB2に共通に接続されている。
そして、上アーム側のスイッチ素子Q1のソース端子と、下アーム側のスイッチ素子Q4のドレイン端子とが接続されている。そして、このスイッチ素子Q1、Q4の接続点が、第1のコイル端子TW1に接続されている。
また、上アーム側のスイッチ素子Q2のソース端子と、下アーム側のスイッチ素子Q5のドレイン端子とが接続されている。そして、このスイッチ素子Q2、Q5の接続点が、第2のコイル端子TW2に接続されている。
また、上アーム側のスイッチ素子Q3のソース端子と、下アーム側のスイッチ素子Q6のドレイン端子とが接続されている。そして、このスイッチ素子Q3、Q6の接続点が、第3のコイル端子TW3に接続されている。
なお、スイッチ素子Q1、Q2、Q3、Q4、Q5、Q6のそれぞれには、フライホイールダイオード(図示せず)が、並列に接続されている。
なお、スイッチ素子Q1、Q2、Q3、Q4、Q5、Q6は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、または、バイポーラトランジスタであってもよい。
スイッチ素子Q1、Q2、Q3、Q4、Q5、Q6は、プリドライバPDが出力するゲート駆動信号により駆動される。これにより、モータMに駆動電流が流れる。この駆動電流に応じて、モータMの動作が制御される。
すなわち、ゲート駆動信号は、モータMを駆動する駆動パターンを規定する。
プリドライバPDは、ブリッジ回路BCの通電動作(すなわち、ゲート駆動信号の出力動作)を制御するための制御電圧をブリッジ回路BCに出力するようになっている。
CPU101は、プリドライバPDが出力する制御電圧を制御してブリッジ回路BCの動作を制御するようになっている。例えば、CPU101は、ブリッジ回路BCを120度通電方式により通電動作させることにより、モータMを駆動する。
また、CPU101は、メインスイッチSW1がオンすることにより、第1のスイッチ端子TSW1を介して入力されるバッテリBの電力により、起動するようになっている。
また、CPU101は、磁極検出回路MDから出力された磁極の回転位置の検出結果に基づいて、モータMの回転位置(回転方向、回転速度、回転停止等を含む)を取得するようになっている。
また、CPU101は、第1の入力回路IN1から入力されるスイッチ情報に基づいて、スタータスイッチSW2がオンしているか否かを判断するようになっている。
また、CPU101は、電圧検出回路VDにより検出されたバッテリ電圧VBに基づいて、モータMを駆動(通電動作)しているにも拘わらずモータMの回転が停止した場合にモータMの駆動(通電動作)を開始してから制限するまでの期間を規定するモータ駆動制限時間t1を算出するようになっている。
このモータ駆動制限時間t1は、例えば、図2に示すようなモータ駆動制限時間とバッテリ電圧との関係が予め規定されたテーブル等を用いて、算出される。
ここで、例えば、モータ駆動制限時間t1は、図2に示すように、検出されたバッテリ電圧VBが高くなると短くなるように設定され、一方、検出されたバッテリ電圧VBが低くなると長くなるように設定される。
また、CPU101は、モータMの駆動(通電動作)を禁止する期間を規定するモータ駆動禁止時間t2を、算出するようになっている。
なお、モータ駆動禁止時間t2は、例えば、120度通電方式の場合、モータ駆動制限時間t1の2倍に設定される(図3)。
特に、CPU101は、第2の入力回路IN2から入力される情報(温度センサTCにより検出されたモータ駆動回路100の外部の温度)に基づいて、モータ駆動制限時間t1、および、モータ駆動禁止時間t2を、補正するようになっている。
例えば、外部の温度が上昇した場合には、モータ駆動制限時間t1、および、モータ駆動禁止時間t2が短くなるように補正され、外部の温度が降下した場合には、モータ駆動制限時間t1、および、モータ駆動禁止時間t2が長くなるように補正される。
ここで、以上のような構成を有するモータ駆動回路100の制御方法の一例について説明する。
図4は、図1に示すモータ駆動回路100の制御方法の一例を示すフローチャートである。
なお、図4において、ステップSX、SYは、ユーザによるメインスイッチSW1のオン/オフの制御を表す。また、第1から第14のステップS1〜S14は、モータ駆動回路100のCPU101が実行する制御を表す。
図4に示すように、CPU101は、ステップSXにおいてメインスイッチSW1がオンされている(すなわち、CPU101が、電源回路VCから電力が供給されて起動している)場合には、モータMの駆動を許可する(第1のステップS1)。
そして、CPU101は、バッテリ電圧VBを電圧検出回路VDにより検出する(第2のステップS2)。
そして、CPU101は、第2のステップS2において検出したバッテリ電圧VBに基づいて、モータ駆動制限時間t1を算出する(第3のステップS3)。
既述のように、モータ駆動制限時間t1は、例えば、図2に示すようなモータ駆動制限時間とバッテリ電圧との関係が予め規定されたテーブル等を用いて、算出される。
そして、CPU101は、第2のステップS2において検出したバッテリ電圧VBに基づいて、モータ駆動禁止時間t2を算出する(第4のステップS4)。
既述のように、モータ駆動禁止時間t2は、例えば、モータ駆動制限時間t1の2倍に設定される(図3)。
なお、上記第3のステップS3と第4のステップS4とは順番が逆になってもよい。
そして、CPU101は、これらの第3および第4のステップS3、S4においてモータ駆動制限時間t1およびモータ駆動禁止時間t2を算出した後、モータMの駆動を許可しているか否かを判断する(第5のステップS5)。
そして、CPU101は、この第5のステップS5においてモータMの駆動を許可していると判断した場合には、スタータスイッチSW2がオンしているか否かを(スイッチ情報に基づいて)判断する(第6のステップS6)。
既述のように、CPU101は、第1の入力回路IN1から入力されるスイッチ情報に基づいて、スタータスイッチSW2がオンしているか否かを判断する。
そして、CPU101は、この第6のステップS6においてスタータスイッチSW2がオンしている(すなわち、ユーザによりモータMの駆動が指示されている)と判断した場合には、ブリッジ回路BCの通電動作を開始することによりモータMを駆動させる(第7のステップS7)。
そして、CPU101は、この第7のステップS7においてモータMを駆動させた後、モータMの回転が停止したか否か(すなわち、モータMがモータロック状態になったか否か)を検出する(第8のステップS8)。
なお、既述のように、CPU101は、磁極検出回路MDから出力された磁極の回転位置の検出結果に基づいて、モータMの回転が停止したか否か(モータMがモータロック状態になったか否か)を判断する。
そして、CPU101は、この第8のステップS8においてモータMの回転が停止していることを検出した場合には、ブリッジ回路BCの通電動作を開始してからモータ駆動制限時間t1を経過したか否かを判断する(第9のステップS9)。
そして、CPU101は、ブリッジ回路BCの通電動作を開始してからモータ駆動制限時間t1を経過していると判断した場合には、ブリッジ回路BCの通電動作を停止してモータMの駆動を停止する(第10のステップS10)。
これにより、モータMがモータロック状態になることにより、通常の駆動電流以上の電流がブリッジ回路に印加されるのを回避することができる。すなわち、ブリッジ回路BCの破壊が回避される。
そして、CPU101は、モータ駆動制限時間t1を経過した後、モータMの駆動を禁止(ブリッジ回路BCの通電動作を禁止)する(第11のステップS11)。
なお、後述のように、モータMの駆動を禁止してから、モータ駆動禁止時間t2が経過するまで、モータMの駆動が禁止される。これにより、より確実に、通常の駆動電流以上の電流がブリッジ回路に印加されるのを回避することができる。
そして、CPU101は、この第11のステップS11においてモータMの駆動を禁止した後、ステップSYにおいてメインスイッチSW1がオフされていない(すなわち、CPU101が、電源回路VCから電力が供給されて起動している)場合には、第2のステップS2に戻る。
これにより、CPU101は、再度、バッテリ電圧VBを電圧検出回路VDにより検出し(第2のステップS2)、既述の第3のステップS3以降の動作を実行する。
なお、CPU101は、既述の第8のステップS8においてモータMの回転が停止したことを検出していない場合は、第2のステップS2に戻る。
これにより、CPU101は、再度、バッテリ電圧VBを電圧検出回路VDにより検出し(第2のステップS2)、既述の第3のステップS3以降の動作を実行する。
なお、CPU101は、既述の第9のステップS9においてモータ駆動制限時間t1を経過していないと判断した場合には、第2のステップS2に戻る。
これにより、CPU101は、再度、バッテリ電圧VBを電圧検出回路VDにより検出し(第2のステップS2)、既述の第3のステップS3以降の動作を実行する。
ここで、CPU101は、既述の第5のステップS5においてモータMの駆動を許可していない(禁止している)と判断した場合には、既述の第11のステップS11でモータMの駆動を禁止してからモータ駆動禁止時間t2が経過しているか否かを判断する(第12のステップS12)。
そして、CPU101は、この第12のステップS12においてモータ駆動禁止時間t2が経過していると判断した場合には、モータMの駆動を許可する(第13のステップS13)。
なお、CPU101は、第12のステップS12においてモータMの駆動を禁止してからモータ駆動禁止時間t2が経過していないと判断した場合には、第2のステップS2に戻る。
そして、CPU101は、第13のステップS13においてモータMの駆動を許可した後、第2のステップS2に戻る。
これにより、CPU101は、再度、バッテリ電圧VBを電圧検出回路VDにより検出し(第2のステップS2)、既述の第3のステップS3以降の動作を実行する。この場合、CPU101は、第13のステップS13においてモータMの駆動が許可しているので、後の第5のステップS5においてモータMの駆動を許可していると判断することとなる。
また、CPU101は、既述の第6のステップS6においてスタータスイッチSW2がオンしていない(すなわち、ユーザによりモータMの駆動が指示されていない)と判断した場合には、ブリッジ回路BCの通電動作を停止することにより、モータMの駆動を停止する(第14のステップS14)。
なお、CPU101は、この第14のステップS14においてブリッジ回路BCの通電動作を停止することによりモータMの駆動を停止した後、第2のステップS2に戻る。
これにより、CPU101は、再度、バッテリ電圧VBを電圧検出回路VDにより検出し(第2のステップS2)、既述の第3のステップS3以降の動作を実行する。
以上のように、本発明の一態様に係るモータ駆動回路の制御方法は、メインスイッチがオンされている場合には、モータの駆動を許可する第1のステップと、バッテリ電圧を電圧検出回路により検出する第2のステップと、第2のステップにおいて検出したバッテリ電圧に基づいて、モータ駆動制限時間を算出する第3のステップと、第2のステップにおいて検出したバッテリ電圧に基づいて、モータ駆動禁止時間を算出する第4のステップと、第3および第4のステップにおいてモータ駆動制限時間およびモータ駆動禁止時間を算出した後、モータの駆動を許可しているか否かを判断する第5のステップと、第5のステップにおいてモータの駆動を許可していると判断した場合には、スタータスイッチがオンしているか否かを(スイッチ情報に基づいて)判断する第6のステップと、第6のステップにおいてスタータスイッチがオンしていると判断した場合には、ブリッジ回路の通電動作を開始することによりモータを駆動させる第7のステップと、第7のステップにおいてモータを駆動させた後、モータの回転が停止したか否かを検出する第8のステップと、第8のステップにおいてモータの回転が停止していることを検出した場合には、ブリッジ回路の通電動作を開始してからモータ駆動制限時間を経過したか否かを判断する第9のステップと、ブリッジ回路の通電動作を開始してからモータ駆動制限時間を経過していると判断した場合には、ブリッジ回路の通電動作を停止してモータの駆動を停止する第10のステップと、モータ駆動制限時間を経過した後、モータの駆動を禁止する第11のステップと、を実行する。
したがって、本発明に係るモータ駆動回路の制御方法は、検出抵抗および電流検出回路が不要になり、モータ駆動回路の製造コストを低減するとともに、実装面積を削減することができる。
さらに、本発明に係るモータ駆動回路の制御方法は、バッテリ電圧に応じてモータ駆動制限時間およびモータ駆動禁止時間が設定されるため、より適切に、モータの駆動停止の制御を実行して、ブリッジ回路の破壊を抑制することができる。
なお、実施形態は例示であり、発明の範囲はそれらに限定されない。
100 モータ駆動回路
1000 モータ駆動システム
M モータ
RC ロータセンサ
B バッテリ
W1 コイル(W相コイル)
W2 コイル(U相コイル)
W3 コイル(V相コイル)
SW1 メインスイッチ
SW2 スタータスイッチ
TC 温度センサ
TB1 第1のバッテリ端子
TB2 第2のバッテリ端子
TSW1 第1のスイッチ端子
TSW2 第2のスイッチ端子
TTC 温度センサ端子
TW1 第1のコイル端子
TW2 第2のコイル端子
TW3 第3のコイル端子
Q1、Q2、Q3、Q4、Q5、Q6 スイッチ素子
BC ブリッジ回路
PE プリドライバ
101 CPU
VC 電源回路
IN1 第1の入力回路
IN2 第2の入力回路
MD 磁極検出回路

Claims (14)

  1. バッテリの正極およびユーザによりオンまたはオフに制御されるメインスイッチの一端に接続される第1のバッテリ端子と、前記バッテリの負極に接続される第2のバッテリ端子と、前記メインスイッチの他端およびユーザによりオンまたはオフに制御されるスタータスイッチの一端に接続される第1のスイッチ端子と、前記スタータスイッチの他端に接続される第2のスイッチ端子と、前記第1のバッテリ端子と前記第2のバッテリ端子との間に接続され、モータに駆動電流を供給して前記モータのコイルに通電させる通電動作により、前記モータを駆動するブリッジ回路と、前記ブリッジ回路の通電動作を制御するための制御電圧を前記ブリッジ回路に出力するプリドライバと、前記プリドライバが出力する前記制御電圧を制御して前記ブリッジ回路の動作を制御するCPUと、前記第1のバッテリ端子の電圧に基づいて、前記バッテリのバッテリ電圧を検出する電圧検出回路と、前記メインスイッチがオンすることにより、前記第1のスイッチ端子を介して入力される前記バッテリの電力を、前記CPUを起動するために前記CPUに供給する電源回路と、前記第2のスイッチ端子の信号に基づいて、前記スタータスイッチがオンしているか否かのスイッチ情報を前記CPUに出力する第1の入力回路と、を備えるモータ駆動回路の制御方法であって、
    前記メインスイッチがオンされている場合には、前記モータの駆動を許可する第1のステップと、
    前記バッテリ電圧を前記電圧検出回路により検出する第2のステップと、
    前記第2のステップにおいて検出した前記バッテリ電圧に基づいて、モータ駆動制限時間を算出する第3のステップと、
    前記第2のステップにおいて検出した前記バッテリ電圧に基づいて、モータ駆動禁止時間を算出する第4のステップと、
    前記第3および第4のステップにおいて前記モータ駆動制限時間および前記モータ駆動禁止時間を算出した後、前記モータの駆動を許可しているか否かを判断する第5のステップと、
    前記第5のステップにおいて前記モータの駆動を許可していると判断した場合には、前記スタータスイッチがオンしているか否かを判断する第6のステップと、
    前記第6のステップにおいて前記スタータスイッチがオンしていると判断した場合には、前記ブリッジ回路の通電動作を開始することにより前記モータを駆動させる第7のステップと、
    前記第7のステップにおいて前記モータを駆動させた後、前記モータの回転が停止したか否かを検出する第8のステップと、
    前記第8のステップにおいて前記モータの回転が停止していることを検出した場合には、前記ブリッジ回路の通電動作を開始してから前記モータ駆動制限時間を経過したか否かを判断する第9のステップと、
    前記ブリッジ回路の通電動作を開始してから前記モータ駆動制限時間を経過していると判断した場合には、前記ブリッジ回路の通電動作を停止して前記モータの駆動を停止する第10のステップと、
    前記モータ駆動制限時間を経過した後、前記モータの駆動を禁止する第11のステップと、を実行する
    ことを特徴とするモータ駆動回路の制御方法。
  2. 前記第8のステップにおいて前記モータの回転が停止したことを検出していない場合は、前記第2のステップに戻る
    ことを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動回路の制御方法。
  3. 前記第9のステップにおいて前記モータ駆動制限時間を経過していないと判断した場合には、前記第2のステップに戻る
    ことを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動回路の制御方法。
  4. 前記第11のステップにおいて前記モータの駆動を禁止した後、前記第2のステップに戻ることを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動回路の制御方法。
  5. 前記第5のステップにおいて前記モータの駆動を許可していないと判断した場合には、前記モータの駆動を禁止してから前記モータ駆動禁止時間が経過しているか否かを判断する第12のステップをさらに実行し、
    前記第12のステップにおいて前記モータの駆動を禁止してから前記モータ駆動禁止時間が経過していないと判断した場合には、前記第2のステップに戻る
    ことを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動回路の制御方法。
  6. 前記第12のステップにおいて前記モータ駆動禁止時間が経過していると判断した場合には、前記モータの駆動を許可する第13のステップをさらに実行し、
    前記第13のステップにおいて前記モータの駆動を許可した後、前記第2のステップに戻る
    ことを特徴とする請求項5に記載のモータ駆動回路の制御方法。
  7. 前記第6のステップにおいて前記スタータスイッチがオンしていないと判断した場合には、前記ブリッジ回路の通電動作を停止することにより、前記モータの駆動を停止する第14のステップを、さらに実行することを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動回路の制御方法。
  8. 前記第14のステップにおいて前記ブリッジ回路の通電動作を停止することにより前記モータの駆動を停止した後、前記第2のステップに戻ることを特徴とする請求項7に記載のモータ駆動回路の制御方法。
  9. 前記モータ駆動制限時間は、検出された前記バッテリ電圧が高くなると短くなるように設定され、一方、検出された前記バッテリ電圧が低くなると長くなるように設定されることを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動回路の制御方法。
  10. 前記モータ駆動制限時間および前記モータ駆動禁止時間は、温度センサにより検出された前記モータ駆動回路の外部の温度に基づいて、補正されることを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動回路の制御方法。
  11. 前記モータは、三相ブラシレスモータであり、前記ブリッジ回路は、三相ブリッジ回路であることを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動回路の制御方法。
  12. 前記ブリッジ回路を120度通電方式により通電動作させることにより、前記モータを駆動することを特徴とする請求項11に記載のモータ駆動回路の制御方法。
  13. 前記モータ駆動禁止時間は、前記モータ駆動制限時間の2倍に設定されることを特徴とする請求項12に記載のモータ駆動回路の制御方法。
  14. バッテリの正極およびユーザによりオンまたはオフに制御されるメインスイッチの一端に接続される第1のバッテリ端子と、
    前記バッテリの負極に接続される第2のバッテリ端子と、
    前記メインスイッチの他端およびユーザによりオンまたはオフに制御されるスタータスイッチの一端に接続される第1のスイッチ端子と、
    前記スタータスイッチの他端に接続される第2のスイッチ端子と、
    前記第1のバッテリ端子と前記第2のバッテリ端子との間に接続され、モータに駆動電流を供給して前記モータのコイルに通電させる通電動作により、前記モータを駆動するブリッジ回路と、
    前記ブリッジ回路の通電動作を制御するための制御電圧を前記ブリッジ回路に出力するプリドライバと、
    前記プリドライバが出力する前記制御電圧を制御して前記ブリッジ回路の動作を制御するCPUと、
    前記第1のバッテリ端子の電圧に基づいて、前記バッテリのバッテリ電圧を検出する電圧検出回路と、
    前記メインスイッチがオンすることにより、前記第1のスイッチ端子を介して入力される前記バッテリの電力を、前記CPUを起動するために前記CPUに供給する電源回路と、
    前記第2のスイッチ端子の信号に基づいて、前記スタータスイッチがオンしているか否かのスイッチ情報を前記CPUに出力する第1の入力回路と、を備え、
    前記CPUは、
    前記メインスイッチがオンされている場合には、前記モータの駆動を許可する第1のステップと、
    前記バッテリ電圧を前記電圧検出回路により検出する第2のステップと、
    前記第2のステップにおいて検出した前記バッテリ電圧に基づいて、モータ駆動制限時間を算出する第3のステップと、
    前記第2のステップにおいて検出した前記バッテリ電圧に基づいて、モータ駆動禁止時間を算出する第4のステップと、
    前記第3および第4のステップにおいて前記モータ駆動制限時間および前記モータ駆動禁止時間を算出した後、前記モータの駆動を許可しているか否かを判断する第5のステップと、
    前記第5のステップにおいて前記モータの駆動を許可していると判断した場合には、前記スタータスイッチがオンしているか否かを判断する第6のステップと、
    前記第6のステップにおいて前記スタータスイッチがオンしていると判断した場合には、前記ブリッジ回路の通電動作を開始することにより前記モータを駆動させる第7のステップと、
    前記第7のステップにおいて前記モータを駆動させた後、前記モータの回転が停止したか否かを検出する第8のステップと、
    前記第8のステップにおいて前記モータの回転が停止していることを検出した場合には、前記ブリッジ回路の通電動作を開始してから前記モータ駆動制限時間を経過したか否かを判断する第9のステップと、
    前記ブリッジ回路の通電動作を開始してから前記モータ駆動制限時間を経過していると判断した場合には、前記ブリッジ回路の通電動作を停止して前記モータの駆動を停止する第10のステップと、
    前記モータ駆動制限時間を経過した後、前記モータの駆動を禁止する第11のステップと、を実行する
    ことを特徴とするモータ駆動回路。
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