JPWO2014097550A1 - レトロフォーカス型広角レンズおよび撮像装置 - Google Patents

レトロフォーカス型広角レンズおよび撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】諸収差を良好に補正しつつ、F値を小さくしたレトロフォーカス型広角レンズを提供する。【解決手段】 物体側から順に、負の第1レンズ群(G1)と、正の第2レンズ群(G2)と、正の第3レンズ群(G3)とから構成する。第1レンズ群(G1)は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズ(L11)と、物体側に凸面を向けた3枚の負メニスカスレンズ(L12〜L14)とからなる。第2レンズ群(G2)は2組の接合レンズからなり、最も像側のレンズが接合レンズである。第3レンズ群(G3)は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズ(L31)および物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ(L32)からなる第3aレンズ群(G3a)と、2組の接合レンズからなり、全体として正の屈折力を有する第3bレンズ群(G3b)とからなる。【選択図】図1

Description

本発明は、レトロフォーカス型広角レンズおよびこれを搭載した撮像装置に関し、とくに、中判一眼レフカメラに好適に使用可能なレトロフォーカス型広角レンズ、およびこのレトロフォーカス型広角レンズを搭載した撮像装置に関するものである。
一般に、一眼レフカメラ用の広角レンズでは、バックフォーカスを十分に確保する必要があるため、物体側から順に、負の屈折力を有するレンズ群、および正の屈折力を有するレンズ群を配置し、絞りに対して前後非対称なレトロフォーカス型のレンズ構成を採用しているものが多い。このようなレトロフォーカス型の広角レンズにおいて、諸収差を良好に補正したものとしては、例えば以下の特許文献1,2に記載のものが提案されている。
特開平8−94926号公報 特許2004−219610号公報
特許文献1,2に記載された、物体側から順に、負の屈折力を有するレンズ群、および正の屈折力を有するレンズ群を配置しているため、広角化に適している。しかしながら、広角化に適しているものの、後群の正の屈折力が強くなるため、小さいF値には対応し難いという問題がある。例えば、特許文献1,2に記載されたレトロフォーカス型広角レンズにおいては、F値は3.6程度である。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、諸収差を良好に補正しつつ、F値を小さくしたレトロフォーカス型広角レンズおよびこの広角レンズを搭載した撮像装置を提供することを目的とする。
本発明によるレトロフォーカス型広角レンズは、物体側から順に、全体として負の屈折力を有する第1レンズ群と、全体として正の屈折力を有する第2レンズ群と、全体として正の屈折力を有する第3レンズ群とからなり、
第1レンズ群は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズと、物体側に凸面を向けた3枚の負メニスカスレンズとからなり、
第2レンズ群は、少なくとも2組の接合レンズからなり、最も像側のレンズが接合レンズであり、
第3レンズ群は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズおよび物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズからなる第3aレンズ群と、少なくとも2組の接合レンズからなり、全体として正の屈折力を有する第3bレンズ群とからなることを特徴とするものである。
本発明のレトロフォーカス型広角レンズは、第1レンズ群、第2レンズ群および第3レンズ群からなるものであるが、3つのレンズ群以外に,実質的にパワーを持たないレンズ、絞りやカバーガラス等のレンズ以外の光学要素、レンズフランジ、レンズバレル、撮像素子、手ぶれ補正機構等の機構部分等を持つものも含むものであってもよい。
また、本発明においては、凸面、凹面、平面、両凹、メニスカス、両凸、平凸および平凹等といったレンズの面形状、正および負といったレンズの屈折力の符号は、非球面が含まれているものについてはとくに断りのない限り近軸領域で考えるものとする。また、本発明においては、曲率半径の符号は、面形状が物体側に凸面を向けた場合を正、像側に凸面を向けた場合を負とすることにする。
なお、本発明によるレトロフォーカス型広角レンズにおいては、第3bレンズ群は、最も像側に正の屈折力を有するレンズが配置されてなることが好ましい。
また、本発明によるレトロフォーカス型広角レンズにおいては、第3bレンズ群は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた接合面を有する第31接合レンズと、像側に凸面を向けた接合面を有する第32接合レンズとから少なくとも構成されることが好ましい。
また、本発明によるレトロフォーカス型広角レンズにおいては、第2レンズ群は、物体側から順に、像側に凸面を向けた接合面を有する第21接合レンズと、物体側に凸面を向けた接合面を有する第22接合レンズとから少なくとも構成されることが好ましい。
また、本発明によるレトロフォーカス型広角レンズにおいては、第3aレンズ群の最も像側の面から物体側に絞りが配置されてなることが好ましい。
また、本発明によるレトロフォーカス型広角レンズにおいては、第3bレンズ群を光軸方向に移動してフォーカシングを行うことが好ましい。
また、本発明によるレトロフォーカス型広角レンズにおいては、下記条件式(1)を満足することが好ましい。
―1.4<f/f1<−0.6 … (1)
但し、
f:全系の焦点距離
f1:第1レンズ群の焦点距離
また、本発明によるレトロフォーカス型広角レンズにおいては、下記条件式(2)を満足することが好ましい。
0.3<f/f3b<0.6 … (2)
但し、
f:全系の焦点距離
f3b:第3bレンズ群の焦点距離
また、本発明によるレトロフォーカス型広角レンズにおいては、下記条件式(3)を満足することが好ましい。
0.3<f/f2<0.7 … (3)
但し、
f:全系の焦点距離
f2:第2レンズ群の焦点距離
また、本発明によるレトロフォーカス型広角レンズにおいては、第2レンズ群の物体側の接合レンズが正の屈折力を有するレンズを有し、正の屈折力を有するレンズのd線の屈折率nd2pが下記条件式(4)を満足することが好ましい。
1.80<nd2p … (4)
また、本発明によるレトロフォーカス型広角レンズにおいては、下記条件式(1−1)、(2−1)、(3−1)および(4−1)の少なくとも1つを満足することがより好ましい。
―1.2<f/f1<−0.8 … (1−1)
0.4<f/f3b<0.5 … (2−1)
0.4<f/f2<0.6 … (3−1)
1.84<nd2p … (4−1)
本発明の撮像装置は、上記の本発明のレトロフォーカス型広角レンズを搭載したことを特徴とするものである。
上述したように、従来のレトロフォーカス型広角レンズは、物体側から順に負の屈折力を有する前群と正の屈折力を有する後群とからなるため、広角化に適しているが、後群の正の屈折力が強くなるため小さいF値には対応し難いという問題があった。本発明によれば、従来のレトロフォーカス型広角レンズの後群に対応するレンズ群を、正の屈折力を有する第2レンズ群、および正の屈折力を有する第3レンズ群の2つのレンズ群に分けるようにしたため、屈折力を分散して、F値を小さくすることができる。
また、第1レンズ群の最も物体側に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズを配置したため、光学系の全長を短くすることができ、かつ有効径を小型化することができ、さらに、歪曲収差および倍率色収差を良好に補正することができる。また、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズに続く負の屈折力を、物体側に凸面を向けた3枚の負メニスカスレンズに分散するようにしたため、歪曲収差および球面収差を良好に補正することができる。
また、第2レンズ群を少なくとも2組の接合レンズから構成することにより、軸上色収差および倍率色収差を良好に補正することができる。
また、第3aレンズ群を、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズおよび物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズから構成することにより、球面収差と非点収差とのバランスを良好に維持することができる。また、第3bレンズ群を、少なくとも2組の接合レンズから構成することにより、高次の色収差を発生させることなく、軸上色収差を補正することができる。
また、第3bレンズ群を、最も像側に正の屈折力を有するレンズを備えてなるものとすることにより、球面収差を小さくすることができ、これにより小さいF値に対応しやすいものとすることができる。
また、第3bレンズ群を、物体側から順に、物体側に凸面を向けた接合面を有する第31接合レンズと、像側に凸面を向けた接合面を有する第32接合レンズとから少なくとも構成することにより、高次の球面収差および波長による球面収差の差を小さくすることができる。また、第32接合レンズは第31接合レンズよりも軸上マージナル光線の高さが低く、軸外光線の高さが高いため、球面収差よりも軸外収差に与える影響が大きい。このため、第31接合レンズの接合面を物体側に凸面を向けたものとし、第32接合レンズの接合面を像側に凸面を向けたものとすることにより、非点収差を良好に補正することができる。
また、第21接合レンズの接合面を像側に凸面を向けることにより、波長による球面収差の差が発生しにくくなる。また、第22接合レンズの接合面を物体側に凸面を向けることにより、倍率色収差を良好に補正できる。
また、第3aレンズ群の最も像側の面から物体側に絞りを配置することにより、最も物体側のレンズの有効径のバランスをとり、光学系を小型化することができる。
また、第3bレンズ群を光軸方向に移動してフォーカシングを行うことにより、F値の小さい光学系でありながら、フォーカシング移動群を軽量化し、フォーカシングによる球面収差および像面湾曲の変動を抑えることができる。
本発明の撮像装置によれば、本発明のレトロフォーカス型広角レンズを備えているため、高性能に構成でき、撮像素子を用いて良好な像を得ることができる。
本発明の実施例1に係るレトロフォーカス型広角レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例1に係るレトロフォーカス型広角レンズの光路を含むレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例2に係るレトロフォーカス型広角レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例3に係るレトロフォーカス型広角レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例4に係るレトロフォーカス型広角レンズのレンズ構成を示す断面図 (A)〜(D)は本発明の実施例1に係るレトロフォーカス型広角レンズの各収差図 (A)〜(D)は本発明の実施例2に係るレトロフォーカス型広角レンズの各収差図 (A)〜(D)は本発明の実施例3に係るレトロフォーカス型広角レンズの各収差図 (A)〜(D)は本発明の実施例4に係るレトロフォーカス型広角レンズの各収差図 本発明の一実施形態に係る撮像装置の概略構成図
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係るレトロフォーカス型広角レンズの構成例を示す断面図であり、後述する実施例1のレトロフォーカス型広角レンズに対応している。また、図2に実施例1のレトロフォーカス型広角レンズの光路図を示す。なお、図2には、無限遠の距離にある物点からの軸上光束、最大画角の軸外光束を示している。さらに、図3〜図5は、本発明の実施形態に係る別の構成例を示す断面図であり、それぞれ後述する実施例2〜4のレトロフォーカス型広角レンズに対応している。図1〜図5に示す例の基本的な構成は互いに略同様であり、図示方法も同様であるので、ここでは主に図1を参照しながら、本発明の実施形態に係るレトロフォーカス型広角レンズについて説明する。
図1では左側を物体側、右側を像側として、無限遠合焦状態での光学系配置を示している。これは、後述する図2〜図5においても同様である。
本実施形態のレトロフォーカス型広角レンズは、レンズ群として物体側から順に、全体として負の屈折力を有する第1レンズ群G1、全体として正の屈折力を有する第2レンズ群G2、および全体として正の屈折力を有する第3レンズ群G3から構成されている。
第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL11と、物体側に凸面を向けた3枚の負メニスカスレンズL12,L13,L14とからなる。なお、後述する実施例2〜4においても、第1レンズ群G1は同様の構成とされている。
第2レンズ群G2は、少なくとも2組の接合レンズからなり、最も像側のレンズが接合レンズとなっている。本実施形態では、第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凸レンズL21と像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL22との第21接合レンズ、および両凹レンズL23と両凸レンズL24との第22接合レンズからなる。なお、本実施形態では、第21接合レンズを像側に凸面を向けたものとし、第22接合レンズを物体側に凸面を向けたものとすることが好ましい。このように、第21接合レンズの接合面を像側に凸面を向けたものとすることにより、波長による球面収差の差が発生しにくくなる。また、第22レンズ接合の接合面を物体側に凸面を向けたものとすることにより、倍率色収差を良好に補正できる。
なお、後述する実施例2,3においても、第2レンズ群G2は同様の構成とされている。実施例4においては、第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凸レンズL21と像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL22との第21接合レンズ、両凸レンズL23、および両凹レンズL24と両凸レンズL25との第22接合レンズから構成されている。
第3レンズ群G3は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズおよび物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズからなる第3aレンズ群と、少なくとも2組の接合レンズからなり、全体として正の屈折力を有する第3bレンズ群G3bとから構成されている。本実施形態では、第3aレンズ群G3aは、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL31と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL32とからなる。第3bレンズ群G3bは、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL33と両凸レンズL34との第31接合レンズ、および両凸レンズL35と像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL36との第32接合レンズからなる。
なお、本実施形態においては、第31接合レンズの接合面を物体側に凸面を向けたものとし、第32接合レンズの接合面を像側に凸面を向けたものとすることが好ましい。これにより、高次の球面収差および波長による球面収差の差を小さくすることができる。また、図2に示すように、第32接合レンズは第31接合レンズよりも軸上マージナル光線の高さが低く、軸外光線の高さが高いため、球面収差よりも軸外収差に与える影響が大きい。このため、第31接合レンズの接合面を物体側に凸面を向けたものとし、第32接合レンズの接合面を像側に凸面を向けたものとすることにより、非点収差を良好に補正することができる。
また、本実施形態においては、第3bレンズ群G3bは、最も像側に正の屈折力を有するレンズL37を有することが好ましい。これにより、球面収差を小さくすることができるため、本実施形態によるレトロフォーカス型広角レンズを小さいF値に対応しやすいものとすることができる。
なお、第3aレンズ群G3aは、後述する実施例2〜4においても同様の構成とされている。また、第3bレンズ群は、後述する実施例2〜4においても同様の構成とされている。
開口絞りStは、第3aレンズ群G3aの最も像側の面から物体側に配置されている。本実施形態においては、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間に、開口絞りStが配置されている。このように開口絞りStを配置することにより、最も物体側のレンズの有効径のバランスをとり、光学系を小型化することができる。なお、後述する実施例3,4においては、開口絞りStは第3aレンズ群G3aの、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL31と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL32との間に配置されている。
また、図1に示す開口絞りStは必ずしも大きさや形状を表すものではなく、光軸Z上の位置を示すものである。また図1に示すSimは結像面であり、後述するようにこの位置に、例えばCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等からなる撮像素子が配置される。
また、図1には、第3レンズ群G3と結像面Simとの間に、平行平板状の光学部材PPが配置された例を示している。レトロフォーカス型広角レンズを撮像装置に適用する際には、レンズを装着する撮像装置側の構成に応じて、光学系と結像面Simの間にカバーガラス、赤外線カットフィルタやローパスフィルタ等の各種フィルタ等を配置することが多い。上記光学部材PPは、それらを想定したものである。
なお、本実施形態のレトロフォーカス型広角レンズにおいて、フォーカシングは、第3レンズ群G3を固定し、第1レンズ群G1、開口絞りStおよび第2レンズ群G2を一体として光軸Zに沿って移動させることにより行うことが好ましい。これにより、F値の小さい光学系でありながら、フォーカシング移動群を軽量化し、フォーカシングによる球面収差および像面湾曲の変動を抑えることができる。
ここで、従来のレトロフォーカス型広角レンズは、物体側から順に負の屈折力を有する前群と正の屈折力を有する後群とからなるため、広角化に適しているものの、後群の正の屈折力が強くなるため小さいF値には対応し難いという問題があった。本実施形態のレトロフォーカス型広角レンズによれば、従来のレトロフォーカス型広角レンズの後群に対応するレンズ群を、正の屈折力を有する第2レンズ群G2、および正の屈折力を有する第3レンズ群G3の2つのレンズ群に分けるようにしたため、屈折力を分散して、F値を小さくすることができる。
また、第1レンズ群G1の最も物体側に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL11を配置したため、光学系の全長を短くすることができ、かつ有効径を小型化することができ、さらに、歪曲収差および倍率色収差を良好に補正することができる。また、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL11に続く負の屈折力を、物体側に凸面を向けた3枚の負メニスカスレンズL12〜L14に分散するようにしたため、歪曲収差および球面収差を良好に補正することができる。
また、第2レンズ群G2を少なくとも2組の接合レンズから構成することにより、軸上色収差および倍率色収差を良好に補正することができる。
また、第3aレンズ群G3aを、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL31および物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL32から構成することにより、球面収差と非点収差とのバランスを良好に維持することができる。また、第3bレンズ群G3bを、少なくとも2組の接合レンズから構成することにより、高次の色収差を発生させることなく、軸上色収差を補正することができる。
次に、本発明の上記実施形態に係るレトロフォーカス型広角レンズが有することが好ましい構成について説明する。なお、好ましい態様としては、以下のいずれか1つの構成を有するものでもよく、あるいは任意の2つ以上を組み合わせた構成を有するものでもよい。
第1レンズ群G1の焦点距離に関し、下記条件式(1)を満足することが好ましい。
―1.4<f/f1<−0.6 … (1)
但し、
f:全系の焦点距離
f1:第1レンズ群G1の焦点距離
条件式(1)の下限を下回ると、第1レンズ群G1の負のパワーが強くなり過ぎてしまい、歪曲収差および倍率色収差の補正が困難となる。条件式(1)の上限を上回ると、第1レンズ群G1の負のパワーが弱くなり過ぎてしまい、広角化が困難となる。また、バックフォーカスの確保も困難となる。
そして本実施形態のレトロフォーカス型広角レンズにおいては、条件式(1)が規定する範囲内でとくに条件式(1−1)も満足することで、上述の効果がより顕著なものとなる。
―1.2<f/f1<−0.8 … (1−1)
第3bレンズ群G3bの焦点距離に関し、下記条件式(2)を満足することが好ましい。
0.3<f/f3b<0.6 … (2)
但し、
f:全系の焦点距離
f3b:第3bレンズ群G3bの焦点距離
条件式(2)の下限を下回ると、第3bレンズ群G3bの正のパワーが弱くなり過ぎてしまい、フォーカシングによる移動量が大きくなり、フォーカシングの高速化が困難となる。条件式(2)の上限を上回ると、第3bレンズ群G3bの正のパワーが強くなり過ぎてしまい、フォーカシングによる球面収差および像面湾曲の変動が大きくなる。
そして本実施形態のレトロフォーカス型広角レンズにおいては、条件式(2)が規定する範囲内でとくに条件式(2−1)も満足することで、上述の効果がより顕著なものとなる。
0.4<f/f3b<0.5 … (2−1)
第2レンズ群G2の焦点距離に関し、下記条件式(3)を満足することが好ましい。
0.3<f/f2<0.7 … (3)
但し、
f:全系の焦点距離
f2:第2レンズ群G2の焦点距離
条件式(3)の下限を下回ると、第2レンズ群G2の正のパワーが弱くなり過ぎてしまい、球面収差および倍率色収差の補正が困難となる。条件式(3)の上限を上回ると、第3bレンズ群G3bの正のパワーが強くなり過ぎてしまい、バックフォーカスの確保が困難となる。
そして本実施形態のレトロフォーカス型広角レンズにおいては、条件式(3)が規定する範囲内でとくに条件式(3−1)も満足することで、上述の効果がより顕著なものとなる。
0.4<f/f2<0.6 … (3−1)
第2レンズ群G2の第21接合レンズを構成する正の屈折力を有するレンズL21のd線の屈折率nd2pに関し、下記条件式(4)を満足することが好ましい。
1.80<nd2p … (4)
条件式(4)の下限を下回ると、像面湾曲の補正に不利である。
そして本実施形態のレトロフォーカス型広角レンズにおいては、条件式(4)が規定する範囲内でとくに条件式(4−1)も満足することで、上述の効果がより顕著なものとなる。
1.84<nd2p … (4−1)
次に、本発明のレトロフォーカス型広角レンズの実施例について、とくに数値実施例を主に詳しく説明する。
<実施例1>
実施例1のレトロフォーカス型広角レンズのレンズ群の配置を図1に示す。なお、図1の構成におけるレンズ群および各レンズの詳細な説明は上述した通りであるので、以下ではとくに必要のない限り重複した説明は省略する。
実施例1のレトロフォーカス型広角レンズの基本レンズデータを表1に、その他のデータを表2に示す。同様に、実施例2〜4のレトロフォーカス型広角レンズの基本レンズデータおよびその他のデータを表3〜表8に示す。以下では、表中の記号の意味について、実施例1のものを例にとり説明するが、実施例2〜4のものについても基本的に同様である。なお、表1〜8に示す各数値データは、全系の焦点距離が1となるように規格化されている。
表1の基本レンズデータにおいて、Siの欄には最も物体側の構成要素の物体側の面を1番目として像側に向かうに従い順次増加するi番目(i=1、2、3、…)の面番号を示し、Riの欄にはi番目の面の曲率半径を示し、Diの欄にはi番目の面とi+1番目の面との光軸Z上の面間隔を示している。なお、曲率半径の符号は、面形状が物体側に凸の場合を正、像側に凸の場合を負としている。また、面間隔Diの欄においては、接合レンズの接合面の面間隔を0にて示している。
また、基本レンズデータにおいて、ndjの欄には最も物体側のレンズを1番目として像側に向かうに従い順次増加するj番目(j=1、2、3、…)の構成要素のd線(波長587.6nm)に対する屈折率を示し、νdjの欄にはj番目の構成要素のd線に対するアッベ数を示している。なお、基本レンズデータには、開口絞りStも含めて示しており、開口絞りStに相当する面の面番号の欄には、”面番号(絞り)”と記載している。
表2のその他のデータには、無限遠合焦状態における、全系の焦点距離(f′)、バックフォーカス(空気換算長)Bf′、F値(FNo.)、および全画角(2ω)の値を示している。
以上述べた表1および表2の記載の仕方は、後述する表3〜8においても同様である。
また、以下に記載する表では全て、角度の単位として度(°)を用いているが、光学系は比例拡大または比例縮小して使用することが可能であるため、他の適当な単位を用いることもできる。
Figure 2014097550
Figure 2014097550
ここで、実施例1のレトロフォーカス型広角レンズの無限遠合焦状態における球面収差、非点収差、歪曲収差(ディストーション)、倍率色収差を、それぞれ図6の(A)〜(D)に示す。各収差はd線(波長587.6nm)を基準としたものであるが、球面収差図ではC線(波長656.3nm)、F線(波長486.1nm)およびg線(波長436nm)に関する収差も示し、とくに倍率色収差図ではC線(波長656.3nm)、F線(波長486.1nm)およびg線(波長436nm)に関する収差を示す。非点収差図では、サジタル方向については実線で、タンジェンシャル方向については点線で示している。球面収差図のFNo.はF値を意味し、その他の収差図のωは半画角を意味する。以上述べた収差の表示方法は、後述する図7〜図9においても同様である。
<実施例2>
図3に実施例2のレトロフォーカス型広角レンズにおけるレンズ群の配置を示す。実施例2のレトロフォーカス型広角レンズは、上述した実施例1のレトロフォーカス型広角レンズと略同様の構成とされている。表3に実施例2のレトロフォーカス型広角レンズの基本レンズデータを、表4にその他のデータを示す。図7の(A)〜(D)に、実施例2のレトロフォーカス型広角レンズの各収差図を示す。
Figure 2014097550
Figure 2014097550
<実施例3>
図4に、実施例3のレトロフォーカス型広角レンズにおけるレンズ群の配置を示す。実施例3のレトロフォーカス型広角レンズは、上述した実施例1のレトロフォーカス型広角レンズと略同様の構成とされているが、開口絞りStが、第3aレンズ群G3aの正メニスカスレンズL31と負メニスカスレンズL32との間に配置されている点において相違している。
表5に実施例3のレトロフォーカス型広角レンズの基本レンズデータを、表6にその他のデータを示す。図8の(A)〜(D)に、実施例3のレトロフォーカス型広角レンズの各収差図を示す。
Figure 2014097550
Figure 2014097550
<実施例4>
図5に、実施例4のレトロフォーカス型広角レンズにおけるレンズ群の配置を示す。実施例4のレトロフォーカス型広角レンズは、上述した実施例1のレトロフォーカス型広角レンズと略同様の構成とされているが、第2レンズ群G2が、物体側から順に、両凸レンズL21と像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL22との第21接合レンズ、両凸レンズL23、および両凹レンズL24と両凸レンズL25の第22接合レンズから構成されており、開口絞りStが、第3aレンズ群G3aの正メニスカスレンズL31と負メニスカスレンズL32との間に配置されている点において相違している。
表7に実施例4のレトロフォーカス型広角レンズの基本レンズデータを、表8にその他のデータを示す。図9の(A)〜(D)に、実施例4のレトロフォーカス型広角レンズの各収差図を示す。
Figure 2014097550
Figure 2014097550
また表9に、上述した条件式(1)〜(4)が規定する条件、すなわち文字式の部分の値を、実施例1〜4の各々について示す。この表9の値はd線に関するものである。表9に示すように、実施例1〜4のレトロフォーカス型広角レンズはいずれも条件式(1)〜(4)の全てを満たし、さらにはそれらの条件式が規定する範囲内のより好ましい範囲を示す条件式(1−1)〜(4−1)も全て満たしている。
Figure 2014097550
以上の各数値データおよび各収差図から分かるように、各実施例について、全画角が75.4〜76.0度と広角でありながら、F値が1.9程度と明るく、かつ諸収差が良好に補正された高い光学性能が実現できている。
なお、図1には、レンズ系と結像面Simとの間に光学部材PPを配置した例を示したが、ローパスフィルタや特定の波長域をカットするような各種フィルタ等を配置する代わりに、各レンズの間にこれらの各種フィルタを配置してもよく、あるいは、いずれかのレンズのレンズ面に、各種フィルタと同様の作用を有するコートを施してもよい。
次に、本発明の実施形態に係る撮像装置について説明する。図10に、本発明の実施形態の撮像装置の一例として、本発明の実施形態のレトロフォーカス型広角レンズを搭載したデジタル一眼レフカメラの概略構成図を示す。なお、デジタル一眼レフカメラに限定されるものではなく、デジタルミラーレス一眼カメラ等に本実施形態のレトロフォーカス型広角レンズを搭載することができる。
図10に示すカメラ10は、デジタル一眼レフカメラであり、カメラボディ11と、カメラボディ11の前側に装着されるレトロフォーカス型広角レンズ12と、カメラボディ11の上側に設けられた閃光発光装置13と、シャッターボタン14と、モードダイヤル15とを備えている。また、カメラ10は、カメラボディ11の内部にレトロフォーカス型広角レンズ12により形成される光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS等の撮像素子16を備えている。
本発明の実施例に係るレトロフォーカス型広角レンズは、上述した長所を有するものであるから、カメラ10により取得された映像を、明るい良好な画質を有するものとすることができる。
以上、実施形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施形態および実施例に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、各レンズ成分の曲率半径、面間隔、屈折率、アッベ数等の値は、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得るものである。
本発明によるレトロフォーカス型広角レンズは、物体側から順に、全体として負の屈折力を有する第1レンズ群と、全体として正の屈折力を有する第2レンズ群と、全体として正の屈折力を有する第3レンズ群とからなり、
第1レンズ群は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズと、物体側に凸面を向けた3枚の負メニスカスレンズとからなり、
第2レンズ群は、少なくとも2組の接合レンズからなり、最も像側のレンズが少なくとも2組の接合レンズのうちの1組の接合レンズであり、
第3レンズ群は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズおよび物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズからなる第3aレンズ群と、少なくとも2組の接合レンズからなり、全体として正の屈折力を有する第3bレンズ群とからなることを特徴とするものである。
0.3<f/f2<0.7 … (3)
但し、
f:全系の焦点距離
f2:第2レンズ群の焦点距離
また、本発明によるレトロフォーカス型広角レンズにおいては、第2レンズ群の少なくとも2組の接合レンズのうちの最も物体側の接合レンズが正の屈折力を有するレンズを有し、正の屈折力を有するレンズのd線の屈折率nd2pが下記条件式(4)を満足することが好ましい。
第2レンズ群G2は、少なくとも2組の接合レンズからなり、最も像側のレンズが少なくとも2組の接合レンズのうちの1組の接合レンズとなっている。本実施形態では、第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凸レンズL21と像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL22との第21接合レンズ、および両凹レンズL23と両凸レンズL24との第22接合レンズからなる。なお、本実施形態では、第21接合レンズの接合面を像側に凸面を向けたものとし、第22接合レンズの接合面を物体側に凸面を向けたものとすることが好ましい。このように、第21接合レンズの接合面を像側に凸面を向けたものとすることにより、波長による球面収差の差が発生しにくくなる。また、第22レンズ接合の接合面を物体側に凸面を向けたものとすることにより、倍率色収差を良好に補正できる。
第3レンズ群G3は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズおよび物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズからなる第3aレンズ群G3aと、少なくとも2組の接合レンズからなり、全体として正の屈折力を有する第3bレンズ群G3bとから構成されている。本実施形態では、第3aレンズ群G3aは、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL31と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL32とからなる。第3bレンズ群G3bは、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL33と両凸レンズL34との第31接合レンズ、および両凸レンズL35と像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL36との第32接合レンズからなる。
なお、第3aレンズ群G3aは、後述する実施例2〜4においても同様の構成とされている。また、第3bレンズ群G3bは、後述する実施例2〜4においても同様の構成とされている。

Claims (15)

  1. 物体側から順に、全体として負の屈折力を有する第1レンズ群と、全体として正の屈折力を有する第2レンズ群と、全体として正の屈折力を有する第3レンズ群とからなり、
    前記第1レンズ群は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズと、物体側に凸面を向けた3枚の負メニスカスレンズとからなり、
    前記第2レンズ群は、少なくとも2組の接合レンズからなり、最も像側のレンズが前記接合レンズであり、
    前記第3レンズ群は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズおよび物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズからなる第3aレンズ群と、少なくとも2組の接合レンズからなり、全体として正の屈折力を有する第3bレンズ群とからなることを特徴とするレトロフォーカス型広角レンズ。
  2. 前記第3bレンズ群は、最も像側に正の屈折力を有するレンズが配置されてなることを特徴とする請求項1記載のレトロフォーカス型広角レンズ。
  3. 前記第3bレンズ群は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた接合面を有する第31接合レンズと、像側に凸面を向けた接合面を有する第32接合レンズとから少なくとも構成されることを特徴とする請求項1または2記載のレトロフォーカス型広角レンズ。
  4. 前記第2レンズ群は、物体側から順に、像側に凸面を向けた接合面を有する第21接合レンズと、物体側に凸面を向けた接合面を有する第22接合レンズとから少なくとも構成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のレトロフォーカス型広角レンズ。
  5. 前記第3aレンズ群の最も像側の面から物体側に絞りが配置されてなることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載のレトロフォーカス型広角レンズ。
  6. 前記第3bレンズ群を光軸方向に移動してフォーカシングを行うことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載のレトロフォーカス型広角レンズ。
  7. 下記条件式(1)を満足することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載のレトロフォーカス型広角レンズ。
    ―1.4<f/f1<−0.6 … (1)
    但し、
    f:全系の焦点距離
    f1:前記第1レンズ群の焦点距離
  8. 下記条件式(2)を満足することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項記載のレトロフォーカス型広角レンズ。
    0.3<f/f3b<0.6 … (2)
    但し、
    f:全系の焦点距離
    f3b:前記第3bレンズ群の焦点距離
  9. 下記条件式(3)を満足することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項記載のレトロフォーカス型広角レンズ。
    0.3<f/f2<0.7 … (3)
    但し、
    f:全系の焦点距離
    f2:前記第2レンズ群の焦点距離
  10. 前記第2レンズ群の物体側の接合レンズが正の屈折力を有するレンズを有し、該正の屈折力を有するレンズのd線の屈折率nd2pが下記条件式(4)を満足することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項記載のレトロフォーカス型広角レンズ。
    1.80<nd2p … (4)
  11. 下記条件式(1−1)を満足することを特徴とする請求項7記載のレトロフォーカス型広角レンズ。
    ―1.2<f/f1<−0.8 … (1−1)
    但し、
    f:全系の焦点距離
    f1:前記第1レンズ群の焦点距離
  12. 下記条件式(2−1)を満足することを特徴とする請求項8記載のレトロフォーカス型広角レンズ。
    0.4<f/f3b<0.5 … (2−1)
    但し、
    f:全系の焦点距離
    f3b:前記第3bレンズ群の焦点距離
  13. 下記条件式(3−1)を満足することを特徴とする請求項9記載のレトロフォーカス型広角レンズ。
    0.4<f/f2<0.6 … (3−1)
    但し、
    f:全系の焦点距離
    f2:前記第2レンズ群の焦点距離
  14. 前記第2レンズ群の物体側の接合レンズの正の屈折力を有するレンズのd線の屈折率nd2pが下記条件式(4−1)を満足することを特徴とする請求項10記載のレトロフォーカス型広角レンズ。
    1.84<nd2p … (4−1)
  15. 請求項1記載のレトロフォーカス型広角レンズを搭載したことを特徴とする撮像装置。
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