JPWO2014069629A1 - 上半身用衣類 - Google Patents

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Abstract

効果的に脇の下の汗を吸収可能であり、かつ、通気性がよい、上半身用衣類を提供する。本発明の上半身用衣類は、身頃部(101)及び一対の脇下部汗取りパッド(103)を含む上半身用衣類であって、パッド(103)は、左右両側に側辺を有し、パッド(103)の前記両側側辺の上部が、それぞれ身頃部(101)の脇刳り部(104)周縁に取り付けられ、パッド(103)の下端部が、脇刳り部(104)よりも下側で身頃部(101)に取り付けられ、パッド(103)の左右両側側辺の少なくとも一方において、前記上部の取り付け部を除いて身頃部(101)に取り付けられていないことにより、前記上部の取り付け部及び前記パッドの下端部の取り付け部の間の前記パッド部分が、身頃部(101)から遊離可能になっており、前記遊離可能な部分と、前記遊離可能な部分に対応する身頃部との間に通気部(105)が形成されていることを特徴とする。

Description

本発明は、上半身用衣類に関する。
従来から、脇の下の汗を吸収する汗取りパッドを有する衣類がある。例えば、特許文献1では、衣類の袖付けラインに、汗取りパッドの縫付けラインを位置合わせして前記汗取りパッドを縫付け、前記汗取りパッドの下端部を、前記衣類の身頃部の脇線に縫い止め、縫付けた前記汗取りパッドの上縁には腕が嵌る開口を形成した衣類が提案されている。また、例えば、特許文献2では、汗取りパッドの湾曲形状の下端が、衣類の胴部と袖部との境界に固定され、身体に装着した時に、前記汗取りパッドが前記胴部と前記袖部との境界により前後方向に引っ張られて、脇に向かって立ち上がる袖付き衣類が提案されている(以下「袖付き衣類1」という。)。一方、前記特許文献2には、脇下付近において清涼感を得ることができるようにするために、前記汗取りパッドの下端と、前記胴部と前記袖部との境界に形成された縫合部との間に、空間を有する袖付き衣類が提案されている(以下「袖付き衣類2」という。)。
実用新案登録第3172024号公報 特許第4936473号公報
しかし、前記特許文献1の衣類及び前記特許文献2の袖付き衣類1では、脇の下に前記汗取りパッドがフィットして汗を吸収しやすいものの、脇の下に熱がこもり、通気性が悪いという問題があった。一方、前記特許文献2の袖付き衣類2では、前記汗取りパッドの下端と、前記胴部と前記袖部の境界に形成された前記縫合部との間に空間が設けられていることにより、通気性が良くなる反面、前記汗取りパッドの面積が狭くなって汗を吸収する効果が低くなるという問題があった。
そこで、本発明は、効果的に脇の下の汗を吸収可能であり、かつ、通気性がよい、上半身用衣類を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の上半身用衣類は、
身頃部及び一対の脇下部汗取りパッドを含む上半身用衣類であって、
前記パッドは、左右両側に側辺を有し、
前記パッドの前記両側側辺の上部が、それぞれ前記身頃部の脇刳り部周縁に取り付けられ、
前記パッドの下端部が、前記脇刳り部よりも下側で前記身頃部に取り付けられ、
前記パッドの左右両側の側辺の少なくとも一方において、前記上部の取り付け部を除いて前記身頃部に取り付けられていないことにより、前記上部の取り付け部及び前記パッドの下端部の取り付け部との間の前記パッド部分が、前記身頃部から遊離可能になっており、
前記遊離可能な部分と、前記遊離可能な部分に対応する身頃部との間に通気部が形成されていることを特徴とする。
本発明の上半身用衣類は、前記のような構成であるため、効果的に脇の下の汗を吸収可能であり、かつ、通気性がよい。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る袖付き衣類100を示す図である。図1(a)は、衣類100の正面図であり、図1(b)は、衣類100を図1(a)におけるI−I方向に見た断面図である。 図2は、前記第1の実施形態に係る袖付き衣類100の汗取りパッドを示す図である。 図3は、前記第1の実施形態に係る袖付き衣類100におけるパッド103の取り付け状態を説明する図である。図3(a)は、衣類100の展開図であり、図3(b)は、衣類100を裏返した状態の概略側面図である。図3(c)は、通気部105を、図3(b)における矢印の方向から見た拡大図である。 図4は、前記第1の実施形態に係る袖付き衣類100における、空気の通り方を説明する図である。 図5は、本発明の第2の実施形態に係る袖付き衣類200を示す図である。図5(a)は、衣類200の正面図であり、図5(b)は、衣類200を図5(a)におけるII−II方向に見た断面図である。 図6は、前記第2の実施形態に係る袖付き衣類200におけるパッド203の取り付け状態を説明する図である。図6(a)は、衣類200の展開図であり、図6(b)は、衣類200を裏返した状態の概略側面図である。 図7は、前記第2の実施形態に係る袖付き衣類200の汗取りパッドを示す図である。 図8は、本発明の第3の実施形態に係る袖付き衣類300を示す図である。図8(a)は、衣類300の正面図であり、図8(b)は、衣類300を図8(a)におけるIII−III方向に見た断面図である。 図9は、前記第3の実施形態に係る袖付き衣類300におけるパッド303の取り付け状態を説明する図である。図9(a)は、衣類300の展開図であり、図9(b)は、衣類300を裏返した状態の概略側面図である。 図10(a)及び(b)は、前記第3の実施形態に係る袖付き衣類300の汗取りパッドを示す図である。 図11は、本発明の第4の実施形態に係る袖付き衣類400を示す図である。図11(a)は、衣類400の展開図であり、図11(b)は、衣類400を裏返した状態の概略側面図である。 図12は、本発明の第5の実施形態に係る袖付き衣類500を示す正面図である。 図13は、前記第5の実施形態に係る袖付き衣類500におけるパッド503の取り付け状態を説明する図である。図13(a)は、衣類500の展開図であり、図13(b)は、衣類500を裏返した状態の概略側面図である。 図14(a)及び(b)は、本発明における、ラグランスリーブの場合のパッドの取り付け状態のバリエーションを示す図である。 図15(a)及び(b)は、本発明における、ラグランスリーブの場合のパッドの取り付け状態のバリエーションを示す図である。 図16(a)及び(b)は、本発明における、ラグランスリーブの場合のパッドの取り付け状態のバリエーションを示す図である。 図17は、本発明の第6の実施形態に係る袖付き衣類900を示す図である。図17(a)は、衣類900の展開図であり、図17(b)は、衣類900を裏返した状態の概略側面図である。 図18は、本発明の第7の実施形態に係るタンクトップ1000を示す図である。図18(a)は、タンクトップ1000の正面図であり、図18(b)は、タンクトップ1000の側面図である。 図19は、前記第7の実施形態に係るタンクトップ1000におけるパッド1003の取り付け状態を説明する図である。図19(a)は、タンクトップ1000の展開図であり、図19(b)は、タンクトップ1000を裏返した状態の概略側面図である。 図20は、本発明の第8の実施形態に係るキャミソール1100を示す図である。図20(a)は、キャミソール1100の正面図であり、図20(b)は、キャミソール1100の側面図である。 図21は、前記第8の実施形態に係るキャミソール1100におけるパッド1103の取り付け状態を説明する図である。図21(a)は、キャミソール1100の展開図であり、図21(b)は、キャミソール1100を裏返した状態の概略側面図である。 図22は、前記第9の実施形態に係る袖付き衣類1200におけるパッド1203の取り付け状態を説明する図である。図22(a)は、衣類1200の展開図であり、図22(b)は、衣類1200を裏返した状態の概略側面図である。 図23は、前記第9の実施形態に係る袖付き衣類1200の汗取りパッドを示す図である。 図24は、前記第9の実施形態に係る袖付き衣類1200の汗取りパッドを示す図である。 図25は、前記第9の実施形態に係る袖付き衣類1200の汗取りパッドを示す図である。
本発明の上半身用衣類について、例をあげて説明する。ただし、本発明は、以下の例に限定及び制限されない。また、各実施形態の記載は、それぞれ、特に示さない限り、他の実施形態において援用できる。各図において、特に示さない限り、同一の部位には、同一の符号を付している。
(第1の実施形態)
図1に、本発明の第1の実施形態に係る袖付き衣類100を示す。本実施形態において、袖付き衣類100は、半袖の肌着である。図1(a)は、衣類100の正面図であり、図1(b)は、衣類100を図1(a)におけるI−I方向に見た断面図である。図1(a)及び(b)に示すように、本実施形態の衣類100は、身頃部101、袖部102及び一対の脇下部汗取りパッド103を含む。本実施形態において、身頃部101は、前身頃101A及び後身頃101Bを含んでいる。
図2に、本実施形態に係る衣類100の汗取りパッド(以下「パッド」ともいう。)103の図を示す。図2に示すように、本実施形態において、パッド103は、左右両側に側辺L及びMを有する。ここで、「左右」とは、着用状態における右腕方向から見た左右でも、左腕方向から見た左右でもよい。以下、本発明において、パッドの着用時における前側(本実施形態では前身頃側)となる側辺を側辺Lとし、パッドの着用時における後側(本実施形態では後身頃側)となる側辺を側辺Mとする。本実施形態において、パッド103は、例えば、吸汗性及び生地の強度を高めるため、生地を二つ折りにして二層の生地で形成されているが、本発明はこれに限られず、二層以上の生地でパッドが形成されてもよいし、生地一枚(一層の生地)でパッドが形成されていてもよい。なお、図2に示すパッド103は、本実施形態において好ましく用いることができるパッドの一例であり、本発明で使用できるパッドの形状は、これに限定されない。
図3に、本実施形態の衣類100におけるパッド103の取り付け状態を説明する図を示す。図3(a)は、衣類100の展開図であり、具体的には、衣類100の着用時に肌側となる裏面の展開図である。図3(b)は、衣類100を裏返した状態の概略側面図である。図3(a)及び(b)では、パッド103の取り付け状態をわかりやすくするため、袖部102は省略している。また、図3(a)の展開図では、一方のパッドは省略している。
本実施形態では、パッド103の両側の側辺L及びMの上部が、それぞれ身頃部101の脇刳り部104の周縁に取り付けられている。本実施形態において、パッド103の両側の側辺L及びMの上部における脇刳り部104周縁への取り付け部は、図3(b)に符号L1及びM1で示す部分である。本実施形態において、パッド103は、パッド103の上側(上方向)に腕が通る開口部を有するように取り付けられている。そして、本実施形態では、パッド103の下端部Tが、脇刳り部104よりも下側で、身頃部101に取り付けられている。ここで、「上」「下」とは、着用状態における上下方向をいう。なお、本実施形態では、「パッド103の下端部」とは端点Tをいうが、本発明において、「パッドの下端部」とは、パッドの下端点及びその周辺部を含む。
本実施形態では、前述のように、パッド103の両側の側辺L及びMの上部が、それぞれ脇刳り部104の周縁に取り付けられていることから、袖部102に腕を通して着用した際、パッド103の上辺部Sが脇に突き当たり、腕を下ろした状態でパッド103が脇に挟まれるようになる。そのため、パッド103が脇にフィットし、脇の下の汗を逃すことなく吸収することができる。また、本実施形態では、前述のように、パッド103の下端部Tが脇刳り部104よりも下側で身頃部101に取り付けられるため、パッドの下端部Tが脇刳り部104に取り付けられている場合と比較して、パッドの面積が広くなっている。そのため、パッド103が汗を吸収できる量が多くなる。このように、本実施形態の衣類100によれば、効果的に脇の下の汗を吸収することができる。
本実施形態において、パッド103の側辺Mは、前記上部の取り付け部M1を除いて身頃部101に取り付けられていない。そのため、前記上部の取り付け部M1と下端部Tとの間のパッド部分M2が、身頃部101から遊離可能となっている。これにより、図3(c)に示すように、パッド103の前記遊離可能な部分M2と、前記遊離可能な部分M2に対応する身頃部101との間に、通気部105が形成されている。図3(c)は、通気部105を図3(b)における白抜き矢印の方向から見た拡大図である。なお、本発明において、遊離可能なパッド部分が身頃部から遊離していない状態も「通気部」という。
本実施形態では、パッド103において、身頃部101の脇刳り部104に固着されている部分は、両側の側辺における取り付け部L1及びM1のみである。そのため、図3(b)に104Aで示す部分では、パッド103が脇刳り部104から遊離している。そして、本実施形態では、前述のとおり、パッド103の側辺M側において通気部105が形成されている。これにより、本実施形態では、図4に示すように、通気部105を通して脇の下の熱を脇刳り部104から逃がすことができ、また、脇刳り部104から脇の下へ空気を取り入れることができる。このように、本実施形態の衣類100は、効果的に脇の下の汗を吸収し、かつ、通気性もよい。
本実施形態では、パッドの側辺Lの上部における取り付け部L1とパッドの下端部Tとの間の部分は、身頃部101に固着されている。本実施形態における側辺Lの取り付け態様については、後述する。
本実施形態では、パッド103の後身頃101B側の側辺Mにおいて、パッド103のパッド部分M2が身頃部101から遊離可能となって、通気部105が形成されているが、本発明はこれに限定されない。本発明では、パッドの側辺Lに身頃部から遊離可能な部分を設けて、通気部を形成してもよいし、パッドの側辺L及びMの両側に身頃部から遊離可能な部分を設けて、通気部を形成してもよい。本発明では、パッドの両側の側辺の少なくとも一方において、前記パッドの上部の取り付け部と前記パッドの下端部の取り付け部との間のパッド部分を身頃部から遊離可能とし、通気部を形成すれば、衣類における通気性をよくすることができる。
図2に示すように、本実施形態では、通気部105が形成されている位置において、パッド103に刳り部106が形成されている。このように、通気部が形成されている位置において、パッドを刳り形状に形成することにより、空気が通りやすくなり、より通気性がよくなるため、好ましい。
本実施形態では、通気部105が、着用時における後側に形成されている。そして、通気部105の位置に対応して、パッド103における刳り部106も後側に形成されている。そのため、本実施形態では、パッド103の前側には刳り部がなく、パッド103の前側の面積が広くなっている。人体の脇の形状及び汗腺の位置を考慮した場合、本実施形態のように、脇の前側においてパッドの面積を広く取り、汗を多く吸収できるようにする方が好ましい。ただし、本発明は、これに限られず、通気部は、着用時における前側に設けてもよいし、前側及び後側の両方に設けてもよい。
本実施形態において、パッド103の下端部Tは、図3(b)に示すように、前身頃101Aと後身頃101Bとの固着線である脇線W上に固着されている。このように、パッド103の下端部Tの身頃部101への固着位置を、前身頃101Aと後身頃101Bとの固着線である脇線Wと合わせることによって、衣類の外側からパッドの固着線を目立たなくさせることができるため、好ましい。ただし、本発明は、これに限られず、パッドの下端部が、脇線以外の部分に固着されていてもよい。
本発明において、パッドの下端部は、脇刳り部よりも下側で身頃部に取り付けられていればよく、その取り付け位置は特に限定されないが、例えば、脇刳り部から3cm〜15cm下側であることが好ましく、より好ましくは5cm〜10cm下側である。
本発明において、パッドは、吸汗性が高い素材で形成されていることが好ましい。本発明において、パッドに使用できる素材としては、例えば、綿とポリエステルとの混合素材、アクリルとナイロンとの混合素材、その他、疎水性の生地と親水性の生地とから成る素材等が挙げられる。また、毛細管現象によって速乾性を発揮する編組織を編み込んだ生地、又は毛細管現象によって速乾性を発揮する構造を有する糸を編み込んだ生地等を用いてもよい。本発明において、パッドとパッド以外の衣類の部分とは、同じ生地で形成されていても良いし、異なる生地で形成されていてもよい。ただし、パッド及びパッド以外の衣類の部分を、ともに吸汗性の高い同じ生地で形成することにより、衣類全体の吸汗性が高まるため、好ましい。
本実施形態では、パッド103の側辺Lの全体が身頃部101に固着されている。このように、パッドの両側の側辺のいずれか一方について、全体を身頃部に固着することにより、着用状態におけるパッドの位置が安定するため、好ましい。
本実施形態において、パッド103の側辺Lは、直線状である。そして、本実施形態では、図3(a)の展開図に示すように、前身頃101Aと後身頃101Bとの脇線Wが前身頃側に傾斜しており、パッド103の側辺Lは、脇線Wの傾斜に合わせて傾斜するように形成されている。これにより、前身頃101Aと後身頃101Bとを縫合する際に、パッド103の側辺Lを同時に縫合することができ、かつ、その縫合箇所を直線状にすることができるため、作製効率の面で好ましい。なお、ここでは、前身頃101A、後身頃101B及びパッド103の側辺Lを縫着によって固着する方法を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限られず、例えば、熱融着又は接着等で固着してもよい。
本発明において、袖部の態様は特に制限されない。本発明において、袖部は、例えば、一分袖、二分袖、三分袖等の半袖でもよいし、例えば、七部袖、八分袖等の長袖であってもよい。また、本実施形態では、袖付き衣類を例にあげて説明したが、本発明は、例えば、袖部を有さないタンクトップ及びキャミソールにも適用することができる。
(第2の実施形態)
図5に、本発明の第2の実施形態に係る袖付き衣類200を示す。本実施形態において、袖付き衣類200は、半袖の肌着である。図5(a)は、衣類200の正面図であり、図5(b)は、衣類200を図5(a)におけるII−II方向に見た断面図である。図5(a)及び(b)に示すように、本実施形態の衣類200は、身頃部201、袖部202及び一対の脇下部汗取りパッド203を含む。本実施形態において、身頃部201は、前身頃201A及び後身頃201Bを含んでいる。
図6に、本実施形態の衣類200におけるパッド203の取り付け状態を説明する図を示す。図6(a)は、衣類200の展開図であり、具体的には、衣類200の着用時に肌側となる裏面の展開図である。図6(b)は、衣類200を裏返した状態の概略側面図である。図6(a)及び(b)では、パッド203の取り付け状態をわかりやすくするため、袖部202は省略している。また、図6(a)の展開図では、一方のパッドは省略している。
図6(a)及び(b)に示すように、本実施形態では、着用時における前側に、通気部205が形成されている。具体的には、本実施形態では、パッド203の前身頃側の側辺Lが、前記上部の取り付け部L1を除いて身頃部201に取り付けられていない。そのため、前記上部の取り付け部L1と下端部Tとの間のパッド部分L2が、身頃部201から遊離可能となっている。これにより、パッド203の前記遊離可能な部分L2と、前記遊離可能な部分L2に対応する身頃部201との間に、通気部205が形成されている。図7に、本実施形態に係る衣類200のパッド203の拡大図を示す。図7に示すように、本実施形態では、通気部205が設けられている位置において、パッド203に刳り部206が形成されている。
また、本実施形態では、パッド203の後身頃側の側辺Mは、その全体が身頃部201に取り付けられている(固着ともいう)。本実施形態では、パッド203の後身頃側の側辺Mが、直線状である。そして、図6(a)の展開図に示すように、前身頃201Aと後身頃201Bとの脇線Wが後身頃側に傾斜しており、パッド203の側辺Mは、脇線Wの傾斜に合わせて傾斜するように形成されている。その他は、前記第1の実施形態と同様である。
このように、本発明では、デザイン等に応じて通気部を着用時における前側に形成してもよい。
(第3の実施形態)
図8に、本発明の第3の実施形態に係る袖付き衣類300を示す。本実施形態において、袖付き衣類300は、半袖の肌着である。図8(a)は、衣類300の正面図であり、図8(b)は、衣類300を図8(a)におけるIII−III方向に見た断面図である。図8(a)及び(b)に示すように、本実施形態の衣類300は、身頃部301、袖部302及び一対の脇下部汗取りパッド303を含む。本実施形態において、身頃部301は、前身頃301A及び後身頃301Bを含んでいる。
図9に、本実施形態の衣類300におけるパッド303の取り付け状態を説明する図を示す。図9(a)は、衣類300の展開図であり、具体的には、衣類300の着用時に肌側となる裏面の展開図である。図9(b)は、衣類300を裏返した状態の概略側面図である。図9(a)及び(b)では、パッド303の取り付け状態をわかりやすくするため、袖部302は省略している。また、図9(a)の展開図では、一方のパッドは省略している。
図9(a)及び(b)に示すように、本実施形態では、着用時における前側及び後側の両方に、通気部305が形成されている。具体的には、本実施形態では、パッド303が、両側の側辺L及びMを有し、側辺Lの上部L1及び側辺MのM1が、それぞれ身頃部301の脇刳り部304の周縁に取り付けられ、パッド303の下端部Tが、脇刳り部304よりも下側で身頃部301に取り付けられている。そして、本実施形態では、パッド303の側辺L及びMの両側において、前記上部の取り付け部L1及びM1を除いて身頃部301に取り付けられていない。そのため、前記上部の取り付け部L1及びM1と下端部Tとの間のパッド部分L2及びM2が、身頃部301から遊離可能となっている。これにより、パッド303の前記遊離可能な部分L2及びM2と、前記遊離可能な部分L2及びM2に対応する身頃部301との間に、それぞれ通気部305が形成されている。このように、通気部305を着用時における前側及び後側の両方に設けることにより、通気性をより高めることができる。また、本実施形態において、パッド303が脇の下にフィットし、脇の下の汗を効果的に吸収できることは、前記第1及び第2の実施形態と同様である。
本実施形態において、前身頃301Aと後身頃301Bとの脇線Wは、前身頃側及び後身頃側に傾斜せず、身頃部301の下縁に対して垂直に形成されている。そして、本実施形態では、身頃部301の脇線W上に、パッド303の下端部Tが固着されている。
図10に、本実施形態において好適に使用可能なパッドの例を示す。本実施形態において、パッドは、図10(a)に示すように、下側に端点を有する形状でもよいし、図10(b)に示すように、下端部が端点を有さない曲線状であってもよい。
本実施形態では、パッド303には刳り部が形成されていないが、通気部305が設けられている位置において、刳り部が形成されていてもよい。本発明において、刳り部の有無は、実現したい通気性の度合い又はデザインに応じて、適宜決定することができる。
このように、本発明では、デザイン等に応じて、通気部を着用時における前側及び後側の両方に形成してもよい。
(第4の実施形態)
図11に、本発明の第4の実施形態に係る袖付き衣類400を示す。本実施形態において、袖付き衣類400は、半袖の肌着である。図11に、本実施形態の衣類400におけるパッド403の取り付け状態を説明する図を示す。図11(a)は、衣類400の展開図であり、具体的には、衣類400の着用時に肌側となる裏面の展開図である。図11(b)は、衣類400を裏返した状態の概略側面図である。図11(a)及び(b)では、パッド403の取り付け状態をわかりやすくするため、袖部は省略している。また、図11(a)の展開図では、一方のパッドは省略している。
本実施形態では、身頃部401が筒状に形成されている。そのため、本実施形態では、脇線が存在せず、パッド403は、脇線上ではなく、脇刳り部404より下側の身頃部401の任意の箇所に固着されている。その他は、前記第3の実施形態と同様である。
このように、本発明では、身頃部の態様は特に制限されず、実現したいデザインに応じて適宜決定することができる。
(第5の実施形態)
図12に、本発明の第5の実施形態に係る袖付き衣類500を示す。図12は、衣類500の正面図である。本実施形態において、袖付き衣類500は、襟ぐりから袖下にかけて斜めの切り替えが入り、袖口から襟ぐりまで切れ目なく袖が続いている、いわゆるラグランスリーブタイプの半袖シャツである。
図13に、本実施形態の衣類500におけるパッド503の取り付け状態を説明する図を示す。図13(a)は、衣類500の展開図であり、具体的には、衣類500の着用時に肌側となる裏面の展開図である。図13(b)は、衣類500を裏返した状態の概略側面図であって、パッド部分を拡大した図である。図13(a)及び(b)では、パッド503の取り付け状態をわかりやすくするため、袖部は省略している。また、図13(a)の展開図では、一方のパッドは省略している。
図13(a)及び(b)に示すように、本実施形態は、着用時における後側に通気部505を有する例である。図13(a)及び(b)に示すように、本実施形態では、身頃部501を形成する前身頃501A及び後身頃501B、並びに身頃部の脇刳り部504が、ラグランスリーブに対応した形状になっている。本実施形態において、それ以外のパッド503の取り付け状態等は、前記第1の実施形態と同様である。図13(b)において、図3(b)と同一の部分には、同一の符号を付している。
また、図14〜図16に、ラグランスリーブの場合のパッドの取り付け状態のその他のバリエーションの図を示す。図14〜図16において、パッドの取り付け状態をわかりやすくするため、袖部は省略している。また、図14(a)、図15(a)及び図16(a)の各展開図では、一方のパッドは省略している。
まず、図14(a)及び(b)は、着用時における前側に通気部605を有する例である。本例では、身頃部601を形成する前身頃601A及び後身頃601B、並びに身頃部601の脇刳り部604がラグランスリーブに対応した形状になっている。本例において、それ以外のパッド603の取り付け状態等は、前記第2の実施形態と同様である。図14(b)において、図6(b)と同一の部分には、同一の符号を付している。
次に、図15(a)及び(b)は、着用時における前側及び後側の両方に通気部705を有する例である。本例では、身頃部701を形成する前身頃701A及び後身頃701B、並びに身頃部701の脇刳り部704がラグランスリーブに対応した形状になっている。本例において、それ以外のパッド703の取り付け状態等は、前記第3の実施形態と同様である。図15(b)において、図9(b)と同一の部分には、同一の符号を付している。
次に、図16(a)及び(b)は、身頃部801が筒状に形成されている例である。本例では、身頃部801及び身頃部801の脇刳り部804がラグランスリーブに対応した形状になっている。本例において、それ以外のパッド803の取り付け状態等は、前記第4の実施形態と同様である。図16(b)において、図11(b)と同一の部分には、同一の符号を付している。
このように、本発明は、袖部の態様が特殊であるラグランスリーブタイプにも適用することができる。
(第6の実施形態)
図17に、本発明の第6の実施形態に係る袖付き衣類900を示す。図17(a)は、衣類900の展開図であり、具体的には、衣類900の着用時に肌側となる裏面の展開図である。図17(b)は、衣類900を裏返した状態の概略側面図である。図17(a)及び(b)では、パッドの取り付け状態をわかりやすくするため、袖部は省略している。また、図17(a)の展開図では、一方のパッドは省略している。本実施形態に係る衣類900は、胴周りが身体にフィットするように設計された、いわゆるプリンセスラインの半袖シャツである。図17(a)に示すように、本実施形態では、身頃部901が、前身頃901A、後身頃901B及び脇身頃901Cを含んでいる。
本実施形態では、パッド903の側辺Lの上部L1、及び、側辺Mの上部M1が、それぞれ身頃部901の脇刳り部904の周縁に取り付けられている。また、本実施形態では、パッド903の下端部Tが、脇刳り部904よりも下側において、前身頃901Aと脇身頃901Cとの固着線W1上に取り付けられている。そして、本実施形態では、パッド903の側辺Mにおいて、前記上部の取り付け部M1と下端部Tとの間のパッド部分M2が、身頃部901から遊離可能となっており、前記パッド部分M2と、前記パッド部分M2に対応する身頃部901との間に、通気部905が形成されている。一方、パッド903の側辺Lは、前身頃901A及び脇身頃901Cの固着線W1に沿って、身頃部901に固着されている。このように、本発明は、プリンセスラインの衣類にも適用可能である。
(第7の実施形態)
図18に、本発明の第7の実施形態に係るタンクトップ1000を示す。図18(a)は、タンクトップ1000の正面図であり、図18(b)は、タンクトップ1000の側面図である。図18(a)及び(b)に示すように、本実施形態のタンクトップ1000は、前身頃1001A及び後身頃1001Bを含む身頃部1001、並びに、パッド1003を含む。
図19に、本実施形態のタンクトップ1000におけるパッド1003の取り付け状態を説明する図を示す。図19(a)は、タンクトップ1000の展開図であり、具体的には、タンクトップ1000の着用時に肌側となる裏面の展開図である。図19(b)は、タンクトップ1000を裏返した状態の概略側面図である。図19(a)の展開図では、一方のパッドは省略している。本実施形態において、パッド1003の取り付け状態は、前記第1の実施形態と同様である。
なお、本実施形態では、前記第1の実施形態と同様の態様でパッドが取り付けられたタンクトップを例示して説明したが、本発明はこれに限定されず、前記実施形態2〜6及び後述する実施形態9と同様にしてパッドが取り付けられていてもよい。
(第8の実施形態)
図20に、本発明の第8の実施形態に係るキャミソール1100を示す。図20(a)は、キャミソール1100の正面図であり、図20(b)は、キャミソール1100の側面図である。図20(a)及び(b)に示すように、本実施形態のキャミソール1100は、前身頃1101A及び後身頃1101Bを含む身頃部1101、並びに、パッド1103を含む。
図21に、本実施形態のキャミソール1100におけるパッド1103の取り付け状態を説明する図を示す。図21(a)は、キャミソール1100の展開図であり、具体的には、キャミソール1100の着用時に肌側となる裏面の展開図である。図21(b)は、キャミソール1100を裏返した概略側面図である。図21(a)の展開図では、一方のパッドは省略している。本実施形態において、パッド1103の取り付け状態は、前記第1の実施形態と同様である。
このように、本発明は、キャミソールにも適用することができる。なお、本実施形態では、前記第1の実施形態と同様の態様でパッドが取り付けられたキャミソールを例示して説明したが、本発明はこれに限定されず、前記実施形態2〜6及び後述する実施形態9と同様にしてパッドが取り付けられていてもよい。
(第9の実施形態)
図22に、本発明の第9の実施形態に係る袖付き衣類1200を示す。本実施形態において、袖付き衣類1200は、半袖の肌着である。図22(a)は、衣類1200の展開図であり、具体的には、衣類1200の着用時に肌側となる裏面の展開図である。図22(b)は、衣類1200を裏返した状態の部分概略側面図である。図22(a)及び(b)では、パッド1203の取り付け状態をわかりやすくするため、袖部は省略している。また、図22(a)の展開図では、一方のパッドは省略している。本実施形態の衣類1200は、身頃部1201、袖部(図示せず)及び一対の脇下部汗取りパッド1203を含む。本実施形態において、身頃部1201は、前身頃1201A及び後身頃1201Bを含んでいる。
図22(a)及び(b)に示すように、本実施形態では、着用時における前側及び後側の両方に、通気部1205が形成されている。具体的には、本実施形態では、パッド1203が、両側の側辺L及びMを有し、側辺Lの上部L1及び側辺MのM1が、それぞれ身頃部1201の脇刳り部1204の周縁に取り付けられ、パッド1203の下端部Tが、脇刳り部1204よりも下側で身頃部1201に取り付けられている。そして、本実施形態では、パッド1203の側辺L及びMの両側において、前記上部の取り付け部L1及びM1を除いて身頃部1201に取り付けられていない。そのため、前記上部の取り付け部L1及びM1と、下端部Tとの間のパッド部分L2及びM2が、身頃部1201から遊離可能となっている。これにより、パッド1203の前記遊離可能な部分L2及びM2と、前記遊離可能な部分L2及びM2に対応する身頃部1201との間に、それぞれ通気部1205が形成されている。このように、通気部1205を着用時における前側及び後側の両方に設けることにより、通気性をより高めることができる。また、本実施形態において、パッド1203が脇の下にフィットし、脇の下の汗を効果的に吸収できることは、前記第1及び第2の実施形態と同様である。
本実施形態において、前身頃1201Aと後身頃1201Bとの脇線Wは、前身頃側及び後身頃側に傾斜せず、身頃部1201の下縁に対して垂直に形成されている。そして、本実施形態では、身頃部1201の脇線W上に、パッド1203の下端部Tが固着されている。なお、本実施形態は、脇線Wがある形態には限定されず、例えば、前記第4の実施形態のように、脇線が存在しない筒状の身頃部であってもよい。
また、本実施形態は、通気部1205を、着用時における前側及び後側の両方に形成した形態であるが、これには制限されず、例えば、前記第1の実施形態又は前記第2の実施形態のように、前側及び後側のいずれか一方のみに通気部を有する形態でもよい。
図23に、本実施形態において好適に使用可能なパッドの例を示す。図23(a)に示すように、パッド1203は、折山線N1を有している。そして、身頃部1201に固着する際、パッド1203は、折山線N1よりも上部を折山線N1に沿って折り返した状態で固着されている。衣類1200を着用した際、パッド1203の上部は、前述のように、折り返しによって、二層の生地で形成されるため、吸水性及び生地の強度を高くすることができる。
また、通気部1205が形成されている位置において、パッド1203に刳り部1206が形成されている。このように、通気部が形成されている位置において、パッドを刳り形状に形成することにより、空気が通りやすくなり、より通気性がよくなるため、好ましい。
パッド1203を身頃部1201に取り付ける際、パッド1203は、肌あたりの良さから、折山線N1よりも下部の表面が、肌側となることが好ましい。
また、図24及び図25に、本実施形態において好適に使用可能なパッドの他の例を示す。図24(a)及び(b)に示すパッド1303は、折山線N1よりも上部が、折山線N1に沿って折り返した際に、身頃部1201に固着する前記上部の取り付け部L1及びM1と同程度の長さである以外は、前記図23のパッドと同様である。
図25(a)及び(b)に示すパッド1403は、折山線N1及びN2を有している。そして、身頃部1201に固着する際、パッド1403は、まず、折山線N2よりも上部を折山線N2に沿って折り返し、さらに、折山線N1よりも上部を折山線N1に沿って折り返した状態で固着されている。衣類1200を着用した際、パッド1403の上部は、前述のように、2回の折り返しによって、三層の生地で形成されるため、吸水性及び生地の強度を高くすることができる。また、折山線N1と折山線N2とに沿った2回の折り返しによって、図25(a)におけるパッド1403の上端部は、内部に織り込まれることになる。このため、前記上端部にほつれ等も生じにくい。
本実施形態では、パッド1203、1303及び1403に刳り部が形成されているが、通気部1205が設けられている位置において、刳り部が形成されていなくてもよい。本発明において、刳り部の有無は、実現したい通気性の度合い又はデザインに応じて、適宜決定することができる。
以上、本発明の具体例として、半袖の肌着、半袖シャツ、タンクトップ及びキャミソールをあげて本発明を説明したが、本発明は、これらの具体例で記載されたもののみに限定されるものではなく、種々の態様が可能である。例えば、上記の実施形態のような衣類以外にも、例えば、レオタード、水着、その他各種の衣類に適用できる。
実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2012年11月2日に出願された日本出願特願2012−243186を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明の上半身用衣類は、効果的に脇の下の汗を吸収可能であり、かつ、通気性がよく、その用途は限定されず広い分野で使用することができる。
100、200、300、400、1200 袖付き衣類(半袖の肌着)
500、900 袖付き衣類(半袖シャツ)
1000 タンクトップ
1100 キャミソール
101、201、301、401、501、601、701、801、901、1001、1101、1201 身頃部
101A、201A、301A、501A、601A、701A、901A、1001A、1101A、1201A 前身頃
101B、201B、301B、501B、601B、701B、901B、1001B、1101B、1201B 後身頃
102、202、302、402、502 袖部
103、203、303、403、503、603、703、803、903、1003、1103、1203、1303、1403 汗取りパッド
104、204、304、404、504、604、704、804、904、1204 脇刳り部
105、205、305、505、605、705、905、1205 通気部
106、206、1206 刳り部
L パッドの側辺
M パッドの側辺
T パッドの下端部
W 脇線
W1 固着線
N1、N2 折山線

Claims (5)

  1. 身頃部及び一対の脇下部汗取りパッドを含む上半身用衣類であって、
    前記パッドは、左右両側に側辺を有し、
    前記パッドの前記両側側辺の上部が、それぞれ前記身頃部の脇刳り部周縁に取り付けられ、
    前記パッドの下端部が、前記脇刳り部よりも下側で前記身頃部に取り付けられ、
    前記パッドの左右両側の側辺の少なくとも一方において、前記上部の取り付け部を除いて前記身頃部に取り付けられていないことにより、前記上部の取り付け部及び前記パッドの下端部の取り付け部の間の前記パッド部分が、前記身頃部から遊離可能になっており、
    前記遊離可能な部分と、前記遊離可能な部分に対応する身頃部との間に、通気部が形成されていることを特徴とする上半身用衣類。
  2. 前記通気部が形成されている位置において、前記脇下部汗取りパッドに刳り部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の上半身用衣類。
  3. 前記通気部が、着用時における後側に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の上半身用衣類。
  4. 前記身頃部が、前身頃及び後身頃を含み、
    前記脇下部汗取りパッドの下端部は、前記前身頃と前記後身頃との固着線である脇線上に固着されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の上半身用衣類。
  5. 前記衣類が、袖付き衣類であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の上半身用衣類。
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