JP2019148017A - カップ付き衣類 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、カップ部を有する内衣と外衣とで異なる横幅寸法によって、外衣のデザイン性が自由であり、かつ、着用が容易なカップ付き衣類を提供する。【解決手段】本発明のカップ付き衣類は、バスト部を覆う左右一対のカップ部材6を有する内衣2と身頃部を有する外衣1とが、前記の外衣1の内側の少なくとも一部で前記の内衣2と縫着されてなる衣類であって、前記の内衣2の上部と前記の外衣1の袖ぐり部20の一部が縫着され、前記の内衣の脇部22と前記の外衣の脇部21とがマチ布部材11を介して縫着されているカップ付き衣類である。【選択図】図1

Description

本発明は、カップ部を有する内衣を備えたカップ付き衣類に関するものである。
女性用衣類の中には、カップ部を有する内衣を備えた袖付きシャツ、タンクトップおよびキャミソールという衣類がある。このような衣類は、カップ部を有する内衣がバストを保形するため、ブラジャー無しでも着用できることから、楽な着心地の衣類を提供する(特許文献1参照。)。
このような衣類は、例えば、カップ部を有する内衣と、袖付きシャツ、タンクトップおよびキャミソールのような外衣とを、肩部、袖部および衿部で縫着し、カップ部を有する内衣はバストを保形するため体型に沿った横幅寸法であり、外衣の横幅寸法も内衣と同じであるため外衣も身体に沿ったラインとなり、外衣のデザイン性の自由度が制限されるという課題があった。
また、内衣と外衣とを、異なる横幅寸法で作成し、外衣はゆとりをもたせて、内衣はバストを保形するため体型に沿った横幅寸法とした衣類も提案されている(特許文献2参照。)。この提案の衣類は、外衣と内衣の横幅寸法の差異を解消するため、内衣は外衣の肩部と衿部、または肩部のみ、または衿部のみ、で縫着されているため、内衣は外衣に吊るされた形状となる。しかしながら、このような形状の衣類は、内衣と外衣の縫着部分が少なく、内衣と外衣がばらばらになり、着用しにくいという課題があった。
特開2000−144503号公報 中国特許公開101040730号公報
そこで本発明の目的は、上記従来技術の課題を解消することを目的とし、カップ部を有する内衣と外衣とで異なる横幅寸法によって、外衣のデザイン性が自由であり、かつ、着用が容易なカップ付き衣類を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決せんとするものであり、本発明のカップ付き衣類は、バスト部を覆う左右一対のカップ部材を有する内衣と身頃部を有する外衣とが、前記の外衣の内側の少なくとも一部で前記の内衣と縫着されてなる衣類であって、前記の内衣の上部と前記の外衣の袖ぐり部の一部が縫着され、前記の内衣の脇部と前記の外衣の脇部とがマチ布部材を介して縫着されていることを特徴とするカップ付き衣類である。
本発明のカップ付き衣類の好ましい態様によれば、前記の内衣は、バスト部を覆うカップ部材、および前記のカップ部材の上部と外衣の袖ぐり部の一部に縫着される前部上部布部材、および前記のカップ部材を下部で連結する土台布部材、および前記のカップ部材の両脇部に左右一対で設けられる脇布部材、および前記の脇布部材のカップ部材側と逆の両端に接続して人体の背部を覆いながら外衣の袖ぐり部の一部に縫着される背布部材で構成されていることである。
本発明のカップ付き衣類の好ましい態様によれば、前記の外衣は、前身頃および後身頃を左右脇部で縫着した身頃部、および前記の身頃部の左右上部に設けられる袖部で構成されていることである。
本発明のカップ付き衣類の好ましい態様によれば、前記の内衣の脇部と前記の外衣の脇部とを接続するマチ布部材の横幅寸法が、3.75cm以上15cm以下であることである。
本発明のカップ付き衣類の好ましい態様によれば、前記の内衣のカップ上部部材と前記の内衣の背布部材とは、前記の外衣の袖ぐり部の一部の別々の位置または同位置に縫着されていることである。
本発明のカップ付き衣類の好ましい態様によれば、前記の内衣の前部上部布部材および背布部材は、伸縮性を有する素材で構成されていることである。
本発明によれば、外衣と内衣とが、外衣の袖ぐり部の一部で縫着され、かつ、外衣の脇部で横幅寸法、形状を自由に設定できるマチ布部材を介して内衣と接続するため、バストを保形するために体型に沿った横幅寸法である内衣に制限されることなく、外衣を自由な形にデザインすることが可能なカップ付き衣類が得られる。
本発明のカップ付き衣類によれば、アウターとは別にブラジャーを着用する必要が無く、また、アウターのデザインとして、例えば、Aラインのワンピースやゆとりを持たせたTシャツなど、自由なデザインの衣類が得られる。
また、本発明のカップ付き衣類は、内衣の脇布部材と外衣の脇部がマチ布部材を介して接続されているため、外衣の上部のみで接続されて内衣が吊るされた状態の従来製品と比較して、内衣と外衣とが完全に分離することがなく、着用時に腕を通す位置を間違えることがないため、容易な着用が可能である。
図1は、本発明のカップ付き衣類の一実施様態を例示する正面図(A)および背面図(B)である。 図2は、本発明で用いられる内衣の一実施様態を例示する正面図(A)および背面図(B)である。 図3は、本発明で用いられる袖ぐり縫着部の一実施様態を例示する斜視図である。 図4は、本発明で用いられる脇部マチ布部の一実施様態を例示する斜視図である。 図5は、本発明とは別の衣類の一実施様態を例示する背面図である。
本発明のカップ付き衣類は、バスト部を覆う左右一対のカップ部材を有する内衣と身頃部を有する外衣とが、前記の外衣の内側の少なくとも一部で前記の内衣と縫着されてなる衣類であって、前記の内衣の上部と前記の外衣の袖ぐり部の一部が縫着され、前記の内衣の脇部と前記の外衣の脇部とがマチ布部材を介して縫着されているカップ付き衣類である。
すなわち、本発明のカップ付き衣類は、バスト部を覆う左右一対のカップ部材を有する内衣と、前身頃と後身頃で構成される外衣とを、前記の外衣の袖ぐり部の一部と前記の外衣の脇部で縫着するカップ付き衣類であって、前記の外衣の脇部はマチ布部材を介して縫着されているカップ付き衣類である。
次に、本発明の実施様態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明のカップ付き衣類の一実施様態を例示する正面図(A)および背面図(B)であり、外衣1にいわゆるTシャツを適用し、Tシャツの内面にカップ部材6を有する内衣2が設けられ、外衣1と内衣2は、外衣1の袖ぐり部20の一部と、外衣の脇部21でマチ布部材11を介して、内衣1の脇布部材9の脇部22と縫着されている。
本発明のカップ付き衣類は、左右一対のカップ部材6を有する内衣2を外衣1の内面に設けた、Tシャツ、長袖シャツ、ポロシャツ、ワンピースおよびカットソーなどをいい、外衣1は袖付き衣料が好適である。
外衣1は、前身頃3、後見頃4および左右一対の袖部5で構成され、前身頃3と後見頃4は左右の外衣の脇部21で縫着され、左右の外衣の脇部21で縫着された身頃部13の左右上端に袖部5が設けられ、前記の身頃部13の上端中央に衿部12が設けられる。
外衣1と内衣2とは横幅寸法が異なり、内衣2は身体にフィットする寸法であり、外衣1はゆとりを持たせた寸法であるものを、外衣の脇部21でマチ布部材11を介して縫着されている。外衣1は、内衣2と同じように身体のラインに沿った横幅寸法で設定することもできるが、身体のラインが出ないように横幅寸法にゆとりを持たせ、外衣1のデザインを自由なラインに設定することが好ましい態様である。
外衣1の素材は、内衣2に比べて好適には伸縮性の低い素材が用いられ、外衣1の素材としては、綿、ポリエステル繊維、アクリル繊維およびレーヨン等の柔らかいニット素材や布帛素材が好ましく用いられる。
図2は、本発明で用いられる内衣2の一実施様態を例示する正面図(A)および背面図(B)である。
すなわち、図2は内衣2の説明のため、外衣1の内側から内衣2を抜き出した状態の正面図(A)および背面図(B)である。実際は、外衣1と内衣2は、図1で示したように外衣1の袖ぐり部20および外衣の脇部21で縫着されているため分離しない。
内衣2は、着用者のバスト部を覆うように形成された左右一対のカップ部材6、およびそのカップ部材6の上縁に接合し、着用者のバスト上部を覆う前部上部布部材7およびカップ部材6の下縁に接合し、左右のカップ部材6を下部で連結する土台布部材8およびカップ部材脇縁34に接合し、左右一対で設けられる脇布部材9およびその脇布部材9のカップ部材側と逆側の縁に接合し、着用者の背中部を覆う背布部材10から構成される。また、前部上部布部材7の左右の上縁24と背布部材10の左右の上縁25は接合されているが、これらを接合させずに、外衣の袖ぐり部20の別々の位置に接合させることもできる。
内衣2に使用する素材は、バストを保形し身体にフィットさせるため、高伸縮性を有する素材が好ましく使用される。具体的には、ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、ポリウレタン繊維およびアクリル繊維等のパワーネット素材や、ニット素材が好ましく用いられる。また、カップ部材6の下部で左右のカップ部材6を連結する土台布部材8は、バスト部を保形するため、低伸縮性素材もしくは非伸縮性素材を使用することができる。
内衣2の前部上部布部材7は、着用者ごとに異なるバスト部の高さにカップ部材を沿わせるため、高伸縮性の素材を使用することが好ましい。前部上部布部材7は、着用者のバスト部上部を覆う生地を示すが、その生地の代わりに、カップ部材上縁26から外衣の袖ぐり部20に接合させる部材は、ストラップテープのような部材を用いることができる。
内衣2の背布部材10は、着用者によって異なる背中部の高さに沿わせるため、高伸縮性の素材を使用することが好ましい。背布部材10は、着用者の背中部を覆う生地を示すが、背布部材10を着用者の背中部途中高さまでとし、背中部途中から外衣の袖ぐり部10に接合する素材は、ストラップテープのような部材を用いることができる。
内衣2のカップ部材6は、通常のブラジャーのカップ部と同様に、着用者のバスト部の隆起に沿った立体形状とする。カップ部材6の素材は、モールド加工によって成型したウレタン素材が好ましく用いられる。また、カップ部材の裏表面には、伸縮性の高い生地が重ねられ、3層構造とすることが好ましい態様である。
内衣2を上記のような構成とすることにより、内衣2にフィット性を持たせ、バスト部を安定して保形するブラジャー同様の機能を保持させることができる。
内衣2の土台布部材8の下縁27および前部上部布部材7の上縁28と左右の前部上部布部脇縁29および左右の脇布部材9の脇縁30および背布部材10の左右の脇縁31と上縁32は、身体にフィットさせるため高伸縮性のマイクロテープ素材で挟みこみ、縫着することが好ましい態様である。
図3は、本発明で用いられる袖ぐり縫着部の一実施様態を例示する斜視図である。
図3は、外衣1の袖ぐり部20に、内衣2の前部上部布部材7の上縁24と、内衣2の背布部材10の上縁25を接合する位置を示すものである。袖ぐり部20は、外衣1の身頃部13と外衣1の袖部5を接合し、接合にはオーバーロックミシンを使用しての縫着が好ましい態様である。オーバーロックミシンは、縫着部が通常5mm巾の縫い目で形成され、袖部を接合したのち、袖ぐり全体に縫い目が形成される。
外衣1の身頃部13と外衣1の袖部5を接合した縫い目は、袖ぐり全体に形成され、その縫い目の自由な位置に、内衣2の前部上部布7の上縁24と、内衣2の背布部材10の上縁25を接合させる。接合させる位置は、外衣1の袖ぐり部20の上部、例えば、肩接ぎ部33に近い位置が好ましい。
内衣2の前部上部布部材7の上縁24と、内衣2の背布部材10の上縁25とを5mm重ねて縫着させたのち、外衣1の袖ぐり部20の一部に縫着させることが好ましい。
例えば、内衣2の前部上部布部材7の上縁24を、外衣1の袖ぐり部20の前身頃3側の自由な位置に接合し、内衣2の背布部材10の上縁25を、外衣1の袖ぐり部20の後見頃4側の自由な位置に接合しても、内衣2の機能を保持することができる。また、袖ぐり部20の接合位置を自由に設定できることにより、内衣2の取り付け高さを調整することができる。例えば、着用者の加齢による体形変化によってバスト位置が下がった場合にも、内衣2の高さを下げることによって、内衣2のカップ部材6の位置が着用者のバスト部位置に適した設計にすることができる。
内衣2は、外衣1の袖ぐり部20の一部に縫着され、縫着される位置は袖ぐり内の自由な位置で良いが、低い位置であれば着用時に内衣2の袖部23に腕を通しにくいため、高い位置での縫着が好ましい。
内衣2の前部上部布部材7と背布部材10と外衣1の袖ぐり部20の縫着位置は、外衣1の袖ぐり部内であれば前部上部布部材7と背布部材10とは別々の位置に縫着してもよいが、外衣1の袖ぐり部内の同じ位置で縫着されることが好ましい態様である。
図4は、本発明で用いられる脇部マチ布部の一実施様態を例示する斜視図である。
図4は、外衣1の脇部21と内衣2の脇布部材9とを縫着させるマチ布部材11の、位置と形状を示すものである。例えば、内衣2の脇布部材9と外衣1の脇部21の距離間寸法と、マチ布部材11の横幅寸法を同一に設定し、また、例えば、外衣1の脇部21の角度と、マチ布部材11の外側のラインの角度を同一に設定し、マチ布部材11の高さを自由に設定すると、マチ布部材11は、内衣2と外衣1とを脇部で接続するに際し好ましい形状となる。
内衣2の脇布部22と外衣1の脇部21とを接続するマチ布部材11の横幅寸法は、外衣1の横幅寸法と内衣2の横幅寸法の差寸を補って、外衣1と内衣2を接続するものである。
内衣2の脇部22と前記の外衣1の脇部21とを接続するマチ布部材11の横幅寸法は、好ましくは3.75cm以上15cm以下である。
マチ布部材11の横幅寸法が3.75cm以上15cm以下であれば、外衣1の横幅寸法にゆとりを持たせることが可能であるため外衣1のデザイン性が制限されず、内衣2が安定した状態であるため着用が容易であり、かつ、JIS L 4006−1998におけるカップ体型区分の最少区分であるAAカップから最大区分のIカップまでの体型を網羅する衣類となる。
また、マチ布部材11の横幅寸法が3.75cm未満であれば、外衣1の横幅寸法と内衣2の横幅寸法の差寸が小さいことを表し、外衣1の横幅寸法は内衣2の横幅寸法と近しい横幅寸法であり、外衣1は内衣2と同じく身体に沿ったラインとなるため、外衣1のデザイン性の自由度が制限される。
また、マチ布部材11の横幅寸法が15cmを超えると、外衣1の横幅寸法と内衣2の横幅寸法の差寸以上の寸法であり、マチ布部材11はたるんだ状態となり、外衣1と内衣2が完全に分離することはないものの内衣2は不安定な状態となるため、着用時に腕を通す位置を間違える可能性があり、容易な着用ができなくなる。
図5は、本発明とは別の従来の衣類の一実施様態を例示する正面図である。
図5は、外衣1と内衣2とを脇部21で縫着せず、外衣1の袖ぐり部20の一部のみで縫着したものを示す背面図である。内衣2が、外衣1の袖ぐり部20から吊るされたような状態のため、内衣2は位置が定まらず、着用時に腕を通す際、内衣2が外衣1の衿部12から飛び出す可能性があることを示す。
次に、本発明のカップ付き衣類について、実施例を挙げて詳細に説明する。
内衣は、ウレタンで成型した左右一対のカップ部材と、伸縮性を有する素材であるパワーネットを用いた前部上部布部材および土台布部材および脇布部材および背布部材と、前部上部布部材の上縁と脇縁および土台布部材の下縁および背布部材の上縁と脇縁および脇布部材の脇縁と下縁を、二つ折りで覆い縫着するマイクロテープで構成した(図2参照。)。
内衣の横幅寸法は、バストを保形するため身体にフィットする寸法とした。具体的には、内衣のアンダー部を32cmとした。
外衣は、織物を用いた前身頃と後見頃を有する身頃部および左右袖部で構成した。前身頃と後見頃を、オーバーロックミシンを用いて左右脇部で縫着した身頃部の裾部は、身頃下縁を2cm折り返して偏平縫いミシンを用いて縫着した。
身頃部の上部に設けられる左右一対の袖部の下縁を2cm折り返して偏平縫いミシンを用いて縫着した。
身頃部と左右一対の袖部は、オーバーロックミシンを用いて縫着した。身頃部の衿部は、テープ状に裁断して二つ折りした身頃生地を衿部全周にオーバーロックミシンを用いて縫着した。また、衿部全周に形成されたオーバーロックミシンの縫い目の上を、偏平縫いミシンで押え縫いした。身頃部の横幅寸法は、身体にフィットさせずに、ゆとりを持たせた横幅寸法である46cmとした(図1参照。)。
内衣の前部上部布部材の上縁と、内衣の背布部材の上縁とを、左右それぞれ、閂止めミシンを用いて縫着した。その際の重ね量を5mmとした。内衣の前部上部布部材の上縁と、内衣の背布部材の上縁とを重ね合わせた部位を、外衣の袖ぐり部と肩接ぎ部が交わる点を中心として、中心から前後に2.5cmずつの距離を、本縫いミシンを用いて縫着した。すなわち、前部上部布部材と背布部材は、外衣の袖ぐり部の一部の同位置に縫着した(図3参照。)。
内衣の脇部と、外衣の脇部とを接続する左右一対のマチ布部材は、パワーネットを用いて構成した。内衣の脇部と、外衣の脇部とを接続するマチ布部材の形状は、横幅寸法を6cmとし、縦幅寸法を9cmとした長方形とした。
内衣の脇部とマチ布部材の接続および外衣の脇部とマチ布部材の接続には、本縫いミシンを用いて縫着した(図4参照。)。
このようにして得られたカップ付き衣類は、外衣にゆとりをもたせたデザインであり、着用する際には、まず腕を内衣の袖ぐり部に通し、次に腕を外衣の袖ぐり部に通す順番であるが、内衣が脇部で外衣と接続されているため遊離せず、楽に内衣の袖部に腕を通すことができ、また、外衣の袖部が内衣で隠れることなく目視できることから、外衣の袖部にも腕を通しやすく着用しやすいことが実証できた。
1:外衣
2:内衣
3:前身頃
4:後身頃
5:袖部
6:カップ部材
7:前部上部布部材
8:土台布部材
9:脇布部材
10:背布部材
11:マチ布部材
12:衿部
13:身頃部
20:袖ぐり部
21:外衣の脇部
22:内衣の脇部
23:内衣袖部
24:前部上部布部材の上縁
25:背布部材の上縁
26:カップ部材上縁
27:土台布下縁
28:前部上部布上縁
29:前部上部布脇縁
30:脇布脇縁
31:背布脇縁
32:背布上縁
33:肩接ぎ部
34:カップ部材脇縁

Claims (5)

  1. バスト部を覆う左右一対のカップ部材を有する内衣と身頃部を有する外衣とが、前記外衣の内側の少なくとも一部で前記内衣と縫着されてなる衣類であって、前記内衣の上部と前記外衣の袖ぐり部の一部が縫着され、前記内衣の脇部と前記外衣の脇部とがマチ布部材を介して縫着されていることを特徴とするカップ付き衣類。
  2. 外衣は、前身頃および後身頃を左右脇部で縫着した身頃部、および前記身頃部の左右上部に設けられる袖部で構成されることを特徴とする請求項1記載のカップ付き衣類。
  3. 内衣の脇部と前記外衣の脇部とを接続するマチ布部材の横幅寸法が、3.75cm以上15cm以下であることを特徴とする請求項1または2記載のカップ付き衣類。
  4. 内衣のカップ上部布部材と、前記内衣の背布部材とが、前記外衣の袖ぐり部の一部の別々の位置または同位置に縫着されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のカップ付き衣類。
  5. 内衣の前部上部布部材および背布部材は、伸縮性を有する素材で構成されることを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載のカップ付き衣類。
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