JP2013253347A - ウエア - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のウエア(1)は、上半身の少なくとも腹部と背中部を覆うウエアであって、背中部下方に、重心の移動により前後左右のいずれかの方向にウエアを構成する生地とともに動く錘(6a,6b)を取り付けるか又は錘を取り付けることが可能に縫製されている。これにより、軽量で、人体の重心の移動により衣服内の空気と外気とを効率的に交換できる着心地の良いウエアを提供できる。
【選択図】図1
Description
ポリエチレンテレフタレートからなるマルチフィラメント仮撚加工糸(トータル繊度83.3deci tex、フィラメント数36本)を用いて編物とした。編物組織は両面編とした。得られた編物の目付けは100g/m2であった。また、得られた編物生地の通気量は、JIS L 1096A法(フラジール法)において176cm3/sであった。
(1)図3Aは図1Bと同一の位置に1個8gの円盤形状の錘を左右に計2個取り付けた。
(2)図3Bは同、縦長のラバープレート(タテ140mm,ヨコ30,厚み3mm,1個の重さ8g)を左右に計2個取り付けた。
(3)図3Cは同、(2)のラバープレートを横長にして取り付けた。
(4)図3Dは図3Aの態様に加えて襟中央部下からテープ8を錘まで貼り付けた。
(5)図3Eは図3Bの態様に加えて襟中央部下からテープ8を錘まで貼り付けた。
(6)図3Fは図3Cの態様に加えて襟中央部下からテープ8を錘まで貼り付けた。
実施例1のシャツを用いて、錘の位置と重さの5名の着用試験によって官能評価した。測定条件は実施例1と同一とした。官能評価ははためきを感ずるか否かを5段階で評価し、数値が高いほどはためき感が高いことを示す。結果を下記の表1にまとめて示す。
本実施例は生地の通気量を評価した。表2に示す様々な通気量の生地を用いてシャツを縫製した。錘の重量と位置は前記表1に示す実験番号2−9(図1B)とした。通気量はJIS L1096A法(フラジール法)を使用した。着用試験は実施例1と同一の条件であり、環境温度20℃,相対湿度50%RH,ゆとり量8%のシャツを着てランニングマシンで時速10kmで30分間走ったときの相対湿度の低下率で評価した。結果を表2にまとめて示す。
(1)生地のフラジール通気量にかかわらずに相対湿度は低くなる。このことはシャツに錘が取り付けられているとシャツの後ろ裾のはためきに有効であることを示す。
(2)相対湿度が顕著に低下するのはフラジール通気量が0〜270cm3/sであり、さらに好ましくは0〜200cm3/sである。
本実施例は人体のバストに対するシャツの適切なゆとり量を調べた。錘の重量と位置は前記表1に示す実験番号2−9(図1B)とした。シャツの生地は実施例1と同一であり、通気量はJIS L1096A法(フラジール法)において176cm3/sの編物を使用した。測定条件は実施例1と同一とした。表3にゆとり量と相対湿度の低下率をまとめた。実験番号4-2以下は4-1(ブランク)からの相対湿度低下率を示す。
(1)ゆとり量にかかわらず相対湿度は低下する。
(2)身体のバストに対して6〜12%のゆとり量が好ましく、さらに好ましくは7〜9%のゆとり量である。
実施例1のシャツを用いて、人体のバストに対するシャツのゆとり量を8%とし、錘の重量と位置は前記表1に示す実験番号2−9(図1B)とし、通気量はJIS L1096A法(フラジール法)において176cm3/sの編物を使用したときの着用試験における相対湿度の低下率を調べた。着用試験は実施例1と同一の条件であり、環境温度20℃,相対湿度50%RHでシャツを着てランニングマシンで時速10kmで30分間走ったときの相対湿度の低下率で評価した。この結果を図6に示す。着用試験者は甲、乙、丙の成人男子3名であり、右側に合計の平均を示す。図6に示すように、約5.8%相対湿度を低下させることができた。
ポリエチレンテレフタレートからなるマルチフィラメント仮撚加工糸(トータル繊度111.1deci tex、フィラメント数48本)を用いて編物とした。編物組織は両面編、目付けは110g/m2、編物生地の通気量は、JIS L 1096A法(フラジール法)において248cm3/sの編物生地を用いて図1A-Bに示すシャツを縫製し、人体のバストに対するシャツのゆとり量を8%とし、錘の重量と位置は前記表1に示す実験番号2−9(図1B)とし、着用試験における相対湿度の低下率を調べた。着用試験は実施例1と同一の条件であり、環境温度20℃,相対湿度50%RHでシャツを着てランニングマシンで時速10kmで30分間走ったときの相対湿度の低下率で評価した。この結果に、約3.7%相対湿度を低下させることができた。
ポリエチレンテレフタレートからなるマルチフィラメント仮撚加工糸(トータル繊度83.3deci tex、フィラメント数36本)を用いて編物とした。編物組織は平編、目付けは150g/m2、編物生地の通気量は、JIS L 1096A法(フラジール法)において268cm3/sの編物生地を用いて図1A-Bに示すシャツを縫製し、人体のバストに対するシャツのゆとり量を8%とし、錘の重量と位置は前記表1に示す実験番号2−9(図1B)とし、着用試験における相対湿度の低下率を調べた。着用試験は実施例1と同一の条件であり、環境温度20℃,相対湿度50%RHでシャツを着てランニングマシンで時速10kmで30分間走ったときの相対湿度の低下率で評価した。この結果に、約2.8%相対湿度を低下させることができた。
2 前身頃
3 後身頃
4a,4b 肩〜袖部分
5 襟部
6,7 錘
8 テープ
Claims (8)
- 上半身の少なくとも腹部と背中部を覆うウエアであって、
重心の移動により前後左右のいずれかの方向にウエアを構成する生地とともに動く錘を取り付けるか又は錘を取り付けることが可能に縫製されており、ウエアを構成する生地とともに動き、衣服内の空気と外気を交換できる事を特徴とするウエア。 - 前記錘の取り付け位置が、前記背中部である請求項1に記載のウエア。
- 前記錘の取り付け位置が、前記背中部下方である請求項1又は2に記載のウエア。
- 前記錘の取り付け位置が、ウエスト周辺の背中部下方両側2か所である請求項1〜3のいずれか1項に記載のウエア。
- 前記ウエアはシャツである請求項1〜4のいずれか1項に記載のウエア。
- 前記錘の重量が6〜20g/1個である請求項1〜5のいずれか1項に記載のウエア。
- 前記ウエアは、バストに対して6〜12%のゆとり量がある請求項1〜6のいずれか1項に記載のウエア。
- 前記ウエアを構成する生地の通気量は、JIS L 1096A法(フラジール法)において270cm3/s以下である請求項1〜7のいずれか1項に記載のウエア。
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JP3170059U (ja) * | 2011-06-17 | 2011-09-01 | 帝人ファイバー株式会社 | 下着 |
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