JPWO2014054066A1 - エレベータの情報表示システム - Google Patents

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Abstract

エレベータかご内に表示する情報の更新を無線により行うエレベータ情報表示システムであって、エレベータの昇降路内若しくは乗場に設置され、更新すべき情報を送信する第一の送受信手段と、かごに設置され、第一の送受信手段により更新すべき情報を受信する第二の送受信手段と、第二の送受信手段で受信した更新すべき情報の通信品質に基づいて受信可否を判定して受信可否情報を生成する受信可否判定手段と、受信可否情報生成後、予め定めた所定量でかご位置を移動させるかご駆動手段と、受信可否情報に基づき更新すべき情報を記憶することにより情報の更新を行う第一の記憶手段と、第一の記憶手段で記憶した情報に基づいてかご内情報を表示するかご情報表示手段と、を備え、第一の記憶手段への記憶は、受信可否情報が受信可であるかご位置に、かご駆動手段によりかごを移動させてから実施することとした。

Description

この発明は、エレベータのかご内に表示する情報の更新を、無線を用いてエレベータ情報表示システムに関する。
従来技術として、昇降路内のエレベータのかご上と昇降路頂部に設けられた無線通信対と、かご下と昇降路底部に設けられた無線通信対とを、昇降路の所定の位置に基づいて該複数の無線通信対を切り換えて信号伝送を行う構成が開示されている(例えば、特許文献1)。
また、昇降路内のエレベータのかご上と昇降路頂部に設けられた無線通信対と、かご下と昇降路底部に設けられた無線通信対とを、受信電力レベルが交差する位置に基づいて所定の受信電力レベルを満足する位置で該複数の無線通信対を切り換えて信号伝送を行う構成が開示されている(例えば、特許文献2)。
特開2004−323180号公報(第1図) 特開2005−119760号公報(第1図)
特許文献1−2は昇降路行程の半分あるいは半分以上の距離で通信可能であることを前提としている。そのため、無線通信距離が長くなる超高層エレベータにおいて、2対の無線通信対のいずれも通信距離が長くなってしまうため、満足する通信品質を確保できないという問題がある。また数階〜十数階程度の高さのエレベータにおいても、送信電力を必要以上に大きくさせる必要があるという問題点があった。
この発明におけるエレベータ情報表示システムにおいては、エレベータかご内に表示する情報の更新を無線により行うエレベータ情報表示システムであって、
前記エレベータの昇降路内若しくは乗場に設置され、更新すべき情報を送信する第一の送受信手段と、
前記かごに設置され、前記第一の送受信手段により前記更新すべき情報を受信する第二の送受信手段と、
前記第二の送受信手段で受信した前記更新すべき情報の通信品質に基づいて受信可否を判定して受信可否情報を生成する受信可否判定手段と、
前記受信可否情報生成後、予め定めた所定量でかご位置を移動させるかご駆動手段と、
前記受信可否情報に基づき前記更新すべき情報を記憶することにより情報の更新を行う第一の記憶手段と、
前記第一の記憶手段で記憶した情報に基づいてかご内情報を表示するかご情報表示手段と、を備え、
前記第一の記憶手段への記憶は、前記受信可否情報が受信可であるかご位置に、前記かご駆動手段によりかごを移動させてから実施する。
この発明のエレベータ情報表示システムにおいては、エレベータかご内に表示する情報の更新を無線により行うエレベータ情報表示システムであって、
前記エレベータの昇降路内若しくは乗場に設置され、更新すべき情報を送信する第一の送受信手段と、
前記かごに設置され、前記第一の送受信手段により前記更新すべき情報を受信する第二の送受信手段と、
前記第二の送受信手段で受信した前記更新すべき情報の通信品質に基づいて受信可否を判定して受信可否情報を生成する受信可否判定手段と、
前記受信可否情報生成後、予め定めた所定量でかご位置を移動させるかご駆動手段と、
前記受信可否情報に基づき前記更新すべき情報を記憶することにより情報の更新を行う第一の記憶手段と、
前記第一の記憶手段で記憶した情報に基づいてかご内情報を表示するかご情報表示手段と、を備え、
前記第一の記憶手段への記憶は、前記受信可否情報が受信可であるかご位置に、前記かご駆動手段によりかごを移動させてから実施するため、
例えば、超高層エレベータにおいても、通信可である位置にエレベータを移動させることができるため、更新すべき情報を確実に伝送することができる。また必要以上に送信電力を大きくさせる必要もない。
この発明の実施の形態1及び2に係るエレベータ情報表示システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベータ情報表示システムの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1及び2に係るエレベータ情報表示システムの変形例を示す構成図である。 この発明の実施の形態2に係るエレベータ情報表示システムの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係るエレベータ情報表示システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態3に係るエレベータ情報表示システムの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係るエレベータ情報表示システムの変形例を示す構成図である。 この発明の実施の形態4に係るエレベータ情報表示システムの動作を示す構成図である。 この発明の実施の形態4に係るエレベータ情報表示システムを示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの情報表示システムの一構成図である。図1において、昇降路1内には、更新すべきエレベータ表示情報を送信するための第一の送受信手段4と、昇降路1内を昇降するかご2があり、かご2の中には情報表装置3が備えられている。情報表示装置3は、第一の送受信手段4から更新すべきエレベータ表示情報を第一の送受信手段4から受信する第二の送受信手段5、第二の送受信手段5で受信した更新すべきエレベータ表示情報の通信品質に基づいて受信可否を判定して受信可否情報を生成する受信可否判定手段6と、受信可否情報生成後、予め定めた所定量でかご位置を移動させるかご位置駆動手段9と、受信可否情報に基づき更新すべき情報を記憶することにより情報の更新を行う第一の記憶手段7及び第一の記憶手段7で記憶された更新すべき情報を表示するかご情報表示手段8を備えている。
次に図1の動作を図2に基づいて説明する。図2はこの発明の実施の形態1における動作フローチャートである。
まずS101において、第一の送受信手段4から更新すべきエレベータの表示情報(以下、更新すべき情報)が送信され、S102に進む。
S102では、第一の送受信手段4から送信された更新すべき情報を第二の送受信手段5にて受信し、S103に進む。
S103では、第二の送受信手段5において受信した更新すべき情報より受信可否判定手段6において受信可否を判定し、S104に進む。受信可否は、受信品質を求め、それが所定値以上であれば受信可、所定値未満であれば受信否と判定する。ここで作成された受信可若しくは受信否の情報は受信品質可否情報と呼ぶ。受信品質は周知の技術により求めることができる。例えば、信号対雑音電力比(S/N;Signal to Noise Power Ratio)を用いる方法や、実際に復調し、誤り訂正用のパリティビットを計測することにより求めたフレームエラーレートを用いる方法などがある。また所定値については、例えばS/Nが3dB以上やフレームエラーレートが1%以下など、予め定めておいても良いし、適宜設定しても良い。
S104では、受信可否判定手段6で生成された受信可否情報を判定する、受信否の場合はS105に進み、受信可の場合はS106に進む。
S105では、受信否であるので、自かご駆動手段9により自かごを駆動し、S103に進む。以下、受信否である場合にはS103からS105が繰り返される。駆動する量は、例えば1メートルに相当する量や、1階に相当する量など、予め定めておいても良いし、適宜設定しても良い。
S106では、受信可であるので、第二の送受信手段5で受信した更新すべき情報を第一の記憶手段7に記憶し、S107に進む。
S107では、第一の記憶手段7に記憶された更新すべき情報をかご情報表示手段8で表示する。
ここで、本実施の形態1における情報表示装置3で表示する情報は、好ましくは、風景画像や商用ビルのコマーシャル、利用者への連絡情報である。これらの更新頻度は、1日数回程度であるため、エレベータが昇降路を一往復する時間程度で更新できるため好適である。これらの情報の場合、好ましくは第一の記憶手段7を2つの領域にバンク分けを行っておき、通常時においては、第一の記憶手段7の第一のバンクに記憶された情報を読み出すことによりかご情報表示手段8で表示するとともに、更新すべき情報を第一の記憶手段7の第二のバンクに書き込み、この書き込みが完了したら、第一の記憶手段7の第二のバンクから情報を読み出すことによりかご情報表示手段8で表示するように切り換えることにより、情報の連続性を失うことなく表示することができる。新たな更新すべき情報は第一の記憶手段7の第一のバンクに書き込むようにすればよい。
また、本実施の形態1では、第一の送受信手段4を基準階(例えば1階)に設置すれば、エレベータは基準階で待機、停止することが多いため、情報の更新が容易となり、送信電力も更に小さくすることができる。
本実施の形態1の情報表示システムによれば、例えば、超高層エレベータにおいても、通信可である位置にエレベータを移動させることができるため、更新すべき情報を確実に伝送することができる。また必要以上に送信電力を大きくさせる必要もない。
また、表示手段8は、スピーカを備えた音声アナウンス装置にしてもよく、本実施の形態と同様の効果を奏する。
実施の形態1では、かご2を駆動するのに、自かご駆動手段9を用いたが、制御盤に設置されたかご駆動手段11を用いても良い。この変形例に係るエレベータの情報システムの一構成図を図3に示す。
図3に示す実施の形態2に係るエレベータの情報表示システムにおいて、制御盤10と制御盤10に設置されたかご駆動手段11以外は、図1に示す実施の形態1と同様の構成である。
動作フローチャートは図2におけるS105をかご駆動手段11に置き換えるだけで実現できる。
本変形例では、制御盤に設置されたかご駆動手段を用いているため、実施の形態1と同様の効果を奏するほか、自かご駆動手段を備えないエレベータにも適用できるという効果がある。
実施の形態2.
実施の形態1では、更新情報を用いて受信可否判定を行ったが、通信品質判定用情報を用いて受信可否判定を行っても良い。
図1は、実施の形態2に係るエレベータの情報システムの一構成図である。
図1において、昇降路1内には、通信品質判定用情報及び更新すべきエレベータ表示情報を送信するとともに受信品質可否情報を受信する第一の送受信手段4と、昇降路1内を昇降するかご2があり、かご2の中には情報表装置3が備えられている。情報表示装置3は、第一の送受信手段4から通信品質判定用情報、更新すべきエレベータ表示情報及びかご移動指令を第一の送受信手段4から受信する第二の送受信手段5、第二の送受信手段5で受信した通信品質判定用情報の通信品質に基づいて受信可否を判定して受信可否情報を生成する受信可否判定手段6と、受信可否情報生成後及びかご指令に基づき、予め定めた所定量でかご位置を移動させるかご位置駆動手段9と、受信可否情報に基づき更新すべき情報を記憶することにより情報の更新を行う第一の記憶手段7及び第一の記憶手段7で記憶された更新すべき情報を表示するかご情報表示手段8を備えている。
次に図1の動作を図4に基づいて説明する。図4はこの発明の実施の形態2における動作フローチャートである。
まずS201において、第一の送受信手段4から通信品質判定用情報の送信を開始する。この通信品質判定用応報は通信品質に基づいて受信可否を判定するために送信する情報であり、好ましくは実際に送信するものよりも短いデータであるが、受信可否を判定できるものであれば何でもよい。通信品質判定用情報の送信を開始するとS202に進む。
S202〜S205は、S102〜S105において、更新すべき情報の代わりに通信品質判定用情報を用いている以外は違いがないため説明を省略する。
S206では、受信可判定否手段6で判定した受信可の受信可否情報を第二の送受信手段5を介して第一の送受信手段4に送る。ここまでのフローにより、現在のかご位置で通信品質判定用情報が受信可の状態であることになる。
S207では、S201の通信品質判定用情報に変えて、更新すべき情報の送信を開始し、S208に進む。
S208では、第一の送受信手段4からの更新すべき情報を第二の受信手段5で受信し、S209へ進む。
S209、S210は実施の形態S106、S107と同じであるため説明を省略する。
本実施の形態2の情報表示システムによれば、実施の形態1と同様に、例えば、超高層エレベータにおいても、通信可である位置にエレベータを移動させることができるため、更新すべき情報を確実に伝送することができる。また必要以上に送信電力を大きくさせる必要もない。
実施の形態3.
実施の形態1、2では、受信可となる位置までかごを移動して、その場所で更新すべき情報を伝送する情報表示システムを提示したが、予め受信可となるかご位置を取得しておいて、更新すべき情報発生時に、その受信可となる位置までかごを移動させるようにしても良い。
図5は、実施の形態3に係るエレベータ情報表示システムの一構成図である。図5に示す実施の形態3に係るエレベータの情報表示システムにおいて、第二の記憶手段12、昇降路位置取得手段13以外は、図1に示す実施の形態2と同様の構成である。
図5において、昇降路1内には、通信品質判定用情報、更新すべきエレベータ表示情報及びかご移動指令を送信するとともに受信品質可否情報を受信する第一の送受信手段4と、昇降路1内を昇降するかご2があり、かご2の中には情報表装置3が備えられている。情報表示装置3は、第一の送受信手段4から通信品質判定用情報、更新すべきエレベータ表示情報及びかご移動指令を第一の送受信手段4から受信する第二の送受信手段5、第二の送受信手段5で受信した通信品質判定用情報の通信品質に基づいて受信可否を判定して受信可否情報を生成する受信可否判定手段6と、昇降路内の距離に対応する現在のかご位置を取得する昇降路位置取得手段13と、受信可否情報と昇降路位置情報とを対応付けて記憶する第二の記憶手段12と、受信可否情報生成後及びかご指令に基づき、予め定めた所定量でかご位置を移動させるかご位置駆動手段9と、受信可否情報に基づき更新すべき情報を記憶することにより情報の更新を行う第一の記憶手段7及び第一の記憶手段7で記憶された更新すべき情報を表示するかご情報表示手段8を備えている。
次に図5の動作を図6に基づいて説明する。図6はこの発明の実施の形態3における動作フローチャートである。
S301からS303は、実施の形態2のS201からS203と同じであるため説明済を省略する。
S304では、昇降路位置取得手段13で取得した昇降路内の距離に対応する現在のかご位置情報と、受信可否判定手段6で判定した受信可否情報とを対応付けて第二の記憶手段12に記憶して、S305に進む。
S305では、自かご駆動手段9により自かご2を駆動し、S306に進む。駆動する量は、例えば1メートルに相当する量や、1階に相当する量など、適宜設定することができる。
S306では全昇降路行程でかご2の移動を実施したかを判定し、実施していなければS1に、実施したらS307に進む。すなわち、全昇降路行程で受信品質可否の取得が完了するまでS301からS306が繰り返される。なお、一つでも受信品質可の取得が完了したらS307に進むようにしても構わない。
S307では、第一の送受信手段4より更新すべき情報が発生したことにより、かご移動指令が送信され、S308に進む。
S308では、かご移動指令に基づき、第二の記憶手段12にて、受信可に対応する昇降路内かご位置まで、自かご駆動手段9を用いてかご2を移動させ、S309に進む。なお、S307、S308の動作開始は、好ましくは当該かご2に呼びが発生していない待機状態であるが、当該かご2が呼びに応答している場合に、受信可である位置に停止した場合にも開始しても構わない。
S309からS312については実施の形態2のS207からS210と同じであるため説明を省略する。
本実施の形態3の情報表示システムによれば、例えば、超高層エレベータにおいても、通信可である位置にエレベータを移動させることができるため、更新すべき情報を確実に伝送することができる。また必要以上に送信電力を大きくさせる必要もない。
また、予め受信可に対応する昇降路内かご位置までかごを移動させるため、適時に情報の更新ができる。
実施の形態3では、かご2を駆動するのに、自かご駆動手段9を用いたが、制御盤に設置されたかご駆動手段11を用いても良い。この変形例に係るエレベータの情報システムの一構成図を図7に示す。
図7に示す実施の形態3に係るエレベータの情報表示システムにおいて、制御盤10と制御盤10に設置されたかご駆動手段11以外は、図5に示す実施の形態3と同様の構成である。
動作フローチャートは図6におけるS305をかご駆動手段11に置き換えるだけで実現できる。
本変形例では、制御盤に設置されたかご駆動手段を用いているため、実施の形態1と同様の効果を奏するほか、自かご駆動手段を備えないエレベータにも適用できるという効果がある。
実施の形態4.
実施の形態1〜3では、特に説明してこなかったが、遠隔制御により更新すべき情報の送信やかごの移動を行うようにすることもできる。
図8は、実施の形態4に係るエレベータの情報システムの一構成図である。図8に示す実施の形態4に係るエレベータの情報表示システムにおいて、制御盤10に設置されたかご制御手段14、管理人室15に設置されたかご遠隔制御手段16、更新情報入力手段17以外は、図1に示す実施の形態2と同様の構成である。
次に図8の動作を図9に基づいて説明する。図9はこの発明の実施の形態5における動作フローチャートである。
S401では、更新情報入力手段17により、情報表示装置3に新たに表示したい表示情報のデータが入力され、S402に進む。
S402からS405については実施の形態2のS201からS204と同じであるため説明を省略する。
S406では、受信可否情報が受信否であったため、管理人によるかご移動指令を更新情報入力手段17に入力して、S407に進む。
S407では、更新情報入力手段17を介しかご移動指令をかご遠隔制御手段16から出力し、かご制御手段14を介してかご駆動手段11を駆動する。すなわち、受信可否情報が受信否である場合にはS4からS11が繰り返される。駆動する量は、例えば1メートルに相当する量や、1階に相当する量など、適宜設定することができる。
なお、途中のS406を省略することもできる。この場合、S405で受信品質が所定値未満であったため、S407で自動的にかご移動指令をかご遠隔制御手段16から出力し、かご制御手段14を介してかご駆動手段11を駆動する。
S408からS412は実施の形態2のS206からS210と同じであるため説明を省略する。
本実施の形態は、これまで説明した実施の形態3の変形例における図5の情報表示装置3の構成を用いることもできる。その場合、S406において、更新情報入力手段17を介しかご移動指令をかご遠隔制御手段16から出力し、かご制御手段14を介して、かご駆動手段11を、第二の記憶手段12にて、受信可に対応する昇降路内かご位置まで移動させ、S409に進むようにすれば良い。
以上のように、本実施の形態では実施の形態2の効果に加え、遠隔操作にて、情報の更新を適時に行うことができるという効果がある。
なお、実施の形態1から4のこれまでの説明では、受信可否判定手段6は情報表示装置3内であるように記述したが、これを第一の送受信手段4内に設置することもできる。
その場合、かご2の駆動は、第一の送受信手段4、更新情報入力手段17、かご遠隔制御手段16、かご制御手段14を介してかご駆動手段11を駆動するようにすれば良い。
また、受信可否判定については、第二の送受信手段5で受信した品質が、第一の送受信手段4で受信する品質と同じであるとみなせば、第一の送受信手段4側の受信可否手段6を用いて実施の形態1で記載した信号対雑音電力比(S/N;Signal to Noise Power Ratio)や、フレームエラーレートを用いることができる。
更に、第一の送受信手段4が通信開始後、何らかの応答信号を受信することにより受信完了を確認する仕組みを用いる場合において、当該応答信号が所定時間内に受信できないことにより、受信否であるとみなすことによって判定することもできる。
また当該応答信号が、受信成功(ACK)応答の場合のみ受信可と判定し、受信失敗(NACK)応答や、所定時間以内に応答信号が受信できなかったときに、受信否と判定することもできる。
これにより、情報表示装置の構成を簡易にすることができる。
また、第一の送受信手段4は昇降路内の基準階に設置するように記述したが、任意の階の乗場に設置するようにしても良い。この場合、当該階に停止している時に、情報の更新を行うことができ、更に好適である。
本発明は、エレベータのかご内に表示する情報の更新を、無線を用いてエレベータ情報表示するシステムに適用できる。
1 昇降路 2 かご 3 情報表示装置 4 第一の送受信手段 5 第二の送受信手段 6 受信可否判定手段 7 第一の記憶手段 8 表示手段 9 自かご駆動手段 10 制御盤 11 かご駆動手段 12 第二の記憶手段 13 昇降路位置取得手段 14 かご制御手段 15 管理人室 16 かご遠隔制御手段 17 更新情報入力手段
この発明におけるエレベータ情報表示システムにおいては、エレベータかご内に表示する情報の更新を無線により行うエレベータ情報表示システムであって、
前記エレベータの昇降路内若しくは乗場に設置され、更新すべき情報を送信する第一の送受信手段と、
前記かごに設置され、前記第一の送受信手段により前記更新すべき情報を受信する第二の送受信手段と、
前記第二の送受信手段で受信した前記更新すべき情報の通信品質に基づいて受信可否を判定して受信可否情報を生成する受信可否判定手段と、
前記受信可否判定手段で前記受信可否情報が受信否であった場合に、受信可となる位置まで繰り返し予め定めた所定量でかご位置を移動させるかご駆動手段と、
前記受信可否情報に基づき前記更新すべき情報を記憶することにより情報の更新を行う第一の記憶手段と、
前記第一の記憶手段で記憶した情報に基づいてかご内情報を表示するかご情報表示手段と、を備え、
前記第一の記憶手段への記憶は、前記受信可否情報が受信可であるかご位置に、前記かご駆動手段によりかごを移動させてから実施することを特徴とする。
S103では、第二の送受信手段5において受信した更新すべき情報より受信可否判定手段6において受信可否を判定し、S104に進む。受信可否は、受信品質を求め、それが所定値以上であれば受信可、所定値未満であれば受信否と判定する。ここで作成された受信可若しくは受信否の情報は受信可否情報と呼ぶ。受信品質は周知の技術により求めることができる。例えば、信号対雑音電力比(S/N;Signal to Noise Power Ratio)を用いる方法や、実際に復調し、誤り訂正用のパリティビットを計測することにより求めたフレームエラーレートを用いる方法などがある。また所定値については、例えばS/Nが3dB以上やフレームエラーレートが1%以下など、予め定めておいても良いし、適宜設定しても良い。
図1は、実施の形態2に係るエレベータの情報システムの一構成図である。
図1において、昇降路1内には、通信品質判定用情報及び更新すべきエレベータ表示情報を送信するとともに受信可否情報を受信する第一の送受信手段4と、昇降路1内を昇降するかご2があり、かご2の中には情報表装置3が備えられている。情報表示装置3は、第一の送受信手段4から通信品質判定用情報、更新すべきエレベータ表示情報及びかご移動指令を第一の送受信手段4から受信する第二の送受信手段5、第二の送受信手段5で受信した通信品質判定用情報の通信品質に基づいて受信可否を判定して受信可否情報を生成する受信可否判定手段6と、受信可否情報生成後及びかご指令に基づき、予め定めた所定量でかご位置を移動させるかご位置駆動手段9と、受信可否情報に基づき更新すべき情報を記憶することにより情報の更新を行う第一の記憶手段7及び第一の記憶手段7で記憶された更新すべき情報を表示するかご情報表示手段8を備えている。
S206では、受信可否判定手段6で判定した受信可の受信可否情報を第二の送受信手段5を介して第一の送受信手段4に送る。ここまでのフローにより、現在のかご位置で通信品質判定用情報が受信可の状態であることになる。
図5において、昇降路1内には、通信品質判定用情報、更新すべきエレベータ表示情報及びかご移動指令を送信するとともに受信可否情報を受信する第一の送受信手段4と、昇降路1内を昇降するかご2があり、かご2の中には情報表装置3が備えられている。情報表示装置3は、第一の送受信手段4から通信品質判定用情報、更新すべきエレベータ表示情報及びかご移動指令を第一の送受信手段4から受信する第二の送受信手段5、第二の送受信手段5で受信した通信品質判定用情報の通信品質に基づいて受信可否を判定して受信可否情報を生成する受信可否判定手段6と、昇降路内の距離に対応する現在のかご位置を取得する昇降路位置取得手段13と、受信可否情報と昇降路位置情報とを対応付けて記憶する第二の記憶手段12と、受信可否情報生成後及びかご指令に基づき、予め定めた所定量でかご位置を移動させるかご位置駆動手段9と、受信可否情報に基づき更新すべき情報を記憶することにより情報の更新を行う第一の記憶手段7及び第一の記憶手段7で記憶された更新すべき情報を表示するかご情報表示手段8を備えている。
S306では全昇降路行程でかご2の移動を実施したかを判定し、実施していなければS1に、実施したらS307に進む。すなわち、全昇降路行程で受信可否の取得が完了するまでS301からS306が繰り返される。なお、一つでも受信品質可の取得が完了したらS307に進むようにしても構わない。

Claims (4)

  1. エレベータかご内に表示する情報の更新を無線により行うエレベータ情報表示システムであって、
    前記エレベータの昇降路内若しくは乗場に設置され、更新すべき情報を送信する第一の送受信手段と、
    前記かごに設置され、前記第一の送受信手段により前記更新すべき情報を受信する第二の送受信手段と、
    前記第二の送受信手段で受信した前記更新すべき情報の通信品質に基づいて受信可否を判定して受信可否情報を生成する受信可否判定手段と、
    前記受信可否情報生成後、予め定めた所定量でかご位置を移動させるかご駆動手段と、
    前記受信可否情報に基づき前記更新すべき情報を記憶することにより情報の更新を行う第一の記憶手段と、
    前記第一の記憶手段で記憶した情報に基づいてかご内情報を表示するかご情報表示手段と、を備え、
    前記第一の記憶手段への記憶は、前記受信可否情報が受信可であるかご位置に、前記かご駆動手段によりかごを移動させてから実施することを特徴とするエレベータの情報表示システム。
  2. エレベータかご内に表示する情報の更新を無線により行うエレベータ情報表示システムであって、
    前記エレベータの昇降路内若しくは乗場に設置され、通信品質判定用情報及び更新すべきエレベータ表示情報を送信するとともに受信品質可否情報を受信する第一の送受信手段と、
    前記かごに設置され、前記第一の送受信手段により前記通信品質判定用情報及び更新すべき情報を受信するとともに前記受信可否情報を送信する第二の送受信手段と、
    前記第二の送受信手段で受信した前記通信品質判定用情報の通信品質に基づいて受信可否を判定して前記受信可否情報を生成する受信可否判定手段と、
    前記受信可否情報生成後及び前記かご移動指令に基づいて、予め定めた所定量でかご位置を移動させるかご駆動手段と、
    前記受信可否情報に基づき前記更新すべき情報を記憶することにより情報の更新を行う第一の記憶手段と、
    前記第一の記憶手段で記憶した情報に基づいてかご内情報を表示するかご情報表示手段と、を備え、
    前記第一の記憶手段への記憶は、前記受信可否情報が受信可であるかご位置に、前記かご駆動手段によりかごを移動させてから実施することを特徴とするエレベータの情報表示システム。
  3. 前記情報表示システムは、更に、かご内の昇降路位置の情報を取得する昇降路位置取得手段と、前記昇降路位置と前記受信品質判定手段の受信可否情報とを対応付けて記憶する第二の記憶手段を備え、
    前記第一の記憶手段への記憶は、前記受信可否情報が受信可であるかご位置に、前記かご駆動手段によりかごを移動させてから実施することを特徴とする請求項1、2いずれかに記載のエレベータの情報表示システム。
  4. 前記情報表示システムは、更に、遠隔で更新すべき情報を入力する更新情報入力手段と、
    遠隔でかごを制御するかご遠隔制御手段と、を備え、
    前記第一の記憶手段への記憶は、前記更新情報入力手段からの移動指令に基づいて前記受信可否情報が受信可である位置にかごを移動させてから実施することを特徴とする、請求項1〜3いずれかに記載のエレベータの情報表示システム。
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