JPWO2014024235A1 - シリンジポンプ - Google Patents
シリンジポンプ Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2014024235A1 JPWO2014024235A1 JP2014529165A JP2014529165A JPWO2014024235A1 JP WO2014024235 A1 JPWO2014024235 A1 JP WO2014024235A1 JP 2014529165 A JP2014529165 A JP 2014529165A JP 2014529165 A JP2014529165 A JP 2014529165A JP WO2014024235 A1 JPWO2014024235 A1 JP WO2014024235A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- syringe
- pusher
- convex
- outer diameter
- convex portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000003814 drug Substances 0.000 claims description 15
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 22
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 21
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 10
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
- 229940079593 drug Drugs 0.000 description 6
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 6
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 5
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 5
- 239000008155 medical solution Substances 0.000 description 5
- 239000002246 antineoplastic agent Substances 0.000 description 4
- 238000012840 feeding operation Methods 0.000 description 4
- 238000011282 treatment Methods 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 239000008280 blood Substances 0.000 description 2
- 210000004369 blood Anatomy 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 2
- 229940127089 cytotoxic agent Drugs 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 239000003193 general anesthetic agent Substances 0.000 description 2
- 238000001802 infusion Methods 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- HBBGRARXTFLTSG-UHFFFAOYSA-N Lithium ion Chemical compound [Li+] HBBGRARXTFLTSG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229940035674 anesthetics Drugs 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 230000000249 desinfective effect Effects 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 229920001973 fluoroelastomer Polymers 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 229910001416 lithium ion Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000520 microinjection Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 1
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 description 1
- 238000005549 size reduction Methods 0.000 description 1
- 229920002725 thermoplastic elastomer Polymers 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/14—Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
- A61M5/142—Pressure infusion, e.g. using pumps
- A61M5/145—Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons
- A61M5/1452—Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons pressurised by means of pistons
- A61M5/1456—Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons pressurised by means of pistons with a replaceable reservoir comprising a piston rod to be moved into the reservoir, e.g. the piston rod is part of the removable reservoir
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/14—Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
- A61M5/142—Pressure infusion, e.g. using pumps
- A61M5/145—Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons
- A61M5/1452—Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons pressurised by means of pistons
- A61M5/1458—Means for capture of the plunger flange
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Anesthesiology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Hematology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Abstract
Description
そこで、本発明は、覆い部材の収縮時の長さを短縮化して、シリンジ押子駆動部の移動部材が収容部側に最も近づいた時の移動部材と収容部との間の距離を小さくすることができるようにして、筐体の小型化を図ることができるシリンジポンプを提供することを目的とする。
上記構成によれば、シリンジ設定部の側面部と移動部材とを接続するような形で、案内部材の全体を覆うことができる。
上記構成によれば、医療従事者は、本体の上部分の表示部の情報を確認しながら、シリンジからの薬液の送液作業を行うことができる。そして、医療従事者は、本体の上部分の表示部の情報を確認しながら、操作パネル部の操作ボタンを操作することができる。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
(第1実施形態)
図1は、本発明のシリンジポンプの第1実施形態を示す斜視図である。図2は、図1に示すシリンジポンプをW方向から見た斜視図である。図1と図2に示すシリンジポンプ1は、例えば集中治療室等で使用され、患者に対して、例えば抗がん剤、麻酔剤、化学療法剤、輸血等、栄養剤等の薬液の微量注入処置を、高い精度で比較的長時間行うことに用いられる微量持続注入ポンプである。
このシリンジ押子押圧部材10は、シリンジ押子205をシリンジ本体201側に押して移動させるための移動部材の一例であり、スライダともいう。
図2に示すように、シリンジポンプ1は、筐体2と、水平方向(X方向)に伸縮自在な取手2Tを有している。筐体2の上部分2Aには、表示部3と、操作パネル部4が配置されている。筐体2の下部分2Bには、シリンジ設定部6とシリンジ押子駆動部7が配置されている。これにより、医療従事者は、筐体2の上部分2Aの表示部3にカラー表示される情報内容を目視で確認しながら、シリンジ200からの薬液の送液作業を行うことができる。そして、医療従事者は、筐体2の表示部3にカラー表示される情報内容を確認しながら、操作パネル部4の操作ボタンを操作することができる。
図2に示す筐体2の上部分2Aは、筐体2の上半分の部分である。筐体2の下部分2Bは、筐体2の下半分の部分である。図1と図2に示す例では、シリンジ設定部6とシリンジ押子駆動部7は、X方向に沿って並べて配置されている。シリンジ設定部6は、複数種類の収容量の異なるシリンジの中から、例えば必要とする収容量のシリンジ200を選択して着脱可能にはめ込んで装着することができる。
また、このクランプ5を操作してシリンジ200をシリンジ設定部6の収容部8に収容して取り付ける際には、クランプ5を図示しないスプリングの力に抗してY1方向に引っ張ってR2方向に90度回して、スプリングの力によりY2方向に戻すことで、シリンジ本体201は、収容部8のシリンジ本体保持部8D内に収容するとともに、チューブ203をチューブ固定部9内にはめ込んだ状態で、クランプ5により固定することができる。
図3(C)に示す最も薬液の収容量が小さいシリンジ、例えば2.5mLシリンジ,5mLシリンジ400は、シリンジ本体401と、シリンジ押子402を有しており、シリンジ本体401は本体フランジ409を有し、シリンジ押子402は押子フランジ405を有している。シリンジ本体401には、薬液の目盛410が形成されている。シリンジ本体401の出口部411には、フレキシブルなチューブ203の一端部が着脱可能に接続される。
図3(A)に示すシリンジ200は、例えば薬液の収容量が50mLであり、図3(B)に示すシリンジ300は、例えば薬液の収容量が10mL,20mL,30mLであり、図3(C)に示すシリンジ400は、例えば薬液の収容量が2.5mL,5mLである。
シリンジ300,400の各シリンジ本体301,401は、図1と図2に示すシリンジ200と同様にして、収容部8のシリンジ本体保持部8D内に収容して固定することができる。しかし、図3では、3種類のシリンジを図示しているが、これに限らず、シリンジが収容できる薬液の収容量は、2.5mLから50mL、例えば20mL、30mL、50mL等であっても良い。シリンジポンプ1に対して設定できるシリンジの収容量は、任意に選択できる。
図4に示す制御部100は、電源スイッチボタン4Fと、スイッチ111が接続されている。スイッチ111は、電源コンバータ部112と例えばリチウムイオン電池のような充電池113を切り換えることで、電源コンバータ部112と充電池113のいずれかから制御部100に電源供給する。電源コンバータ部112は、コンセント114を介して商用交流電源115に接続されている。図4において、例えば収容部8内には、一対の検出スイッチ120,121が配置されている。検出スイッチ120,121は、好ましくはシリンジ200のシリンジ本体201が、収容部8内に正しく配置されているかどうかを検知して、制御部100に通知する。
図4に示すシリンジ押子駆動部7のモータ133は、制御部100の指令によりモータドライバ134により駆動されると、送りネジ135を回転させてシリンジ押子押圧部材10をT方向に移動させる。これにより、シリンジ押子押圧部材10は、シリンジ押子202をT方向に押圧して、図2に示すシリンジ本体201内の薬液を、チューブ203を通じて患者Pに対して留置針204を介して正確に送液する。
図4において、早送りスイッチボタン4B、開始スイッチボタン4C、停止スイッチボタン4D、メニュー選択ボタン4E、電源スイッチ4Fは、制御部100に電気的に接続されている。この他に、制御部100には、本体フランジ209が、本体フランジ押さえ部500(図5を参照)により把持されたことを検出するための検出器としてのフォトカプラセンサ250が、電気的に接続されている。このフォトカプラセンサ250は、発光素子251と、この発光素子251からの光を受光する受光素子252を有している。
図5に示すシリンジ設定部6は、シリンジ本体201を収容する収容部8と、クランプ5と、シリンジ200の本体フランジ209(図3を参照)を押さえて把持する本体フランジ押さえ部500と、本体フランジ検出部600を有している。
図5と図6に示すように、本体フランジ押さえ部500は、先端部501と、2つの連結部588を有している。この先端部501は、好ましくは2つの導入部502,503と、これらの導入部502,503の間に形成されている凹部504を有している。これにより、医療従事者は、図1と図2に示すように、シリンジ200の本体フランジ209を、2つの導入部502,503を用いて、本体フランジ押さえ部500の内面とシリンジ本体保持部8Dの右側側面部8Vとの間に、Y2方向に沿って容易に挿入できる。従って、本体フランジ押さえ部500は、本体フランジ209を確実に固定することができる。図5と図6に示すように、両側の連結部588の間には、ほぼ円形の穴部599を有している。この穴部599は、図6に示すように、後で説明する覆い部材としてのブーツ800を通すために形成されている。これにより、図2に示すシリンジ押子202をシリンジ本体201側に向けて押してシリンジ本体201内の薬液を送液する時に、ブーツ800は、本体フランジ押さえ部500に接触することなく弾性変形して収縮できる。
図7に示すシリンジ押子駆動部7は、駆動部本体700と、シリンジ押子押圧部材10と、このシリンジ押子押圧部材10に連結されている押圧操作部701を有する。駆動部本体700は、フロントカバー2Fの本体収容部2M内の下部に収容され、押圧操作部701とシリンジ押子押圧部材10は、延長部2N内に収容されている。
このブーツ800は、図2に示すシリンジ押子202をシリンジ本体201側に押してシリンジ本体201内の薬液を送る際に、弾性変形して収縮可能な部材である。図5に示すように、ブーツ800は、収容部8のシリンジ本体保持部8Dの右側側面部8Vと、シリンジ押子押圧部材10のカバー部材80の間に配置されている。ブーツ800は、弾性変形により伸縮可能で、薬液や紫外線に対して殆ど劣化しない、例えば、シリコーンゴム,フッ素ゴムや熱可塑性エラストマーにより作られており、シリンジ押子押圧部材10がX1方向とX2方向に移動するのに伴って、伸張と収縮ができる。
ブーツ800は、図4に示す送りネジ135等の機械要素を覆うために防滴構造になっている。これにより、例えばシリンジ本体201内の薬液がこぼれたり、上方に配置されている点滴液がこぼれ落ちたり、周辺で用いる消毒液等が飛散しても、送りネジ135等の機械要素に対して付着するのを防ぐ。
すなわち、第2凸部分821,822,823の外径は、第1凸部分811,812,813,814,815,816の直径よりも小さい。
図6に示すように、左側の連結部分830は、本体フランジ把持部500の穴部599を通って、シリンジ本体保持部8Dの右側側面部8V側に固定されている。
図8に示すように、左側の連結部分830には、2つの隣接する第1凸部分811,812が連続して形成され、さらに第1凸部分812には1つの第2凸部分821が連続して形成されている。この1つの第2凸部分821には、2つの隣接する第1凸部分813,814が連続して形成され、さらに第1凸部分814には1つの第2凸部分822が連続して形成されている。さらに、1つの第2凸部分822には、2つの隣接する第1凸部分815,816が連続して形成され、第1凸部分816には1つの第2凸部分823が連続して形成されている。1つの第2凸部分823は右側の連結部分831を介してカバー部材80の内側面89側に接続されている。
これにより、シリンジ押子押圧部材10が左側に移動してブーツ800が弾性変形して収縮されると、第2凸部分821,822,823が、より直径の大きい第1凸部分に対して入り込むようになっている。なお、図8では、図面の簡単化のために、送りネジ135等の図示は省略している。
これに対して、図8に示すように、外径寸法DG1は、外径寸法DG2に比べて小さく設定されている。具体的には、第1凸部分811,812の間のつなぎ部分990における最内部分の外径寸法DG1、第1凸部分813,814の間のつなぎ部分990における最内部分の外径寸法DG1、そして第1凸部分815,816の間のつなぎ部分990における最内部分の外径寸法DG1は、第2凸部分821と第1凸部分812の間のつなぎ部分995における最内部分の外径寸法DG2、第2凸部分821と第1凸部分813の間のつなぎ部分995における最内部分の外径寸法DG2、第2凸部分822と第1凸部分814の間のつなぎ部分995における最内部分の外径寸法DG2、第2凸部分822と第1凸部分815の間のつなぎ部分995における最内部分の外径寸法DG2、そして第2凸部分823と第1凸部分816の間のつなぎ部分995における最内部分の外径寸法DG2に比べて、小さく設定されている。
外径寸法DG1は、例えば12mm〜14mm、外径寸法DG2は、例えば14mm〜16mm、DG1/DG2は、0.85程度である。
また、第1凸部分811,812,813,814,815,816の肉厚、第2凸部分821,822,823の肉厚はいずれも0.5mm程度である。
図2と図9に示すように、シリンジ押子駆動部7は、本体カバー2の延長部2N内に収容して保持されている。この延長部2Nは、本体カバー2の下部分からX1方向に延長することにより形成されている。図2に示すように、延長部2Nは、上側面部701と、下側面部702と、右側面部703を有している。この延長部2Nは、上側面部701と下側面部702と右側面部703と、図9に示すすでに説明した収容部8のシリンジ本体保持部8Dの右側側面部8Vと、により囲まれた空間SPを有しており、この空間SP内にはシリンジ押子駆動部7が収容されている。
図4に示すシリンジ押子駆動部7のモータ133は、制御部100の指令により駆動されると、送りネジ135を回転させてスライダ10をT方向に移動させる。これにより、スライダ10は、シリンジ押子202をT方向に押圧して、図2に示すシリンジ本体201内の薬剤を、チューブ203を通じて患者Pに対して留置針204を介して正確に送液することができる。
図9に示すように、このスライダ10は、プラスチック製のカバー部材80と、2つの把持部材81,82と、操作レバー83を有している。このカバー部材80は、延長部2Nのガイドレール84に沿ってX1方向とX2方向(T方向)に沿って移動可能である。医療従事者は、指により、この操作レバー83を、図9(A)に示すP1方向に付勢力に抗して押し下たり、図9(B)に示すようにPR方向に付勢力により持ち上げることができる。
医療従事者がシリンジ押子202の押子フランジ205を、この間隔BNにはめ込んだ後に、医療従事者が操作レバー83を放すと、操作レバー83はスプリングの力によりRQ2方向に復帰する。これにより、把持部材81,82は、図示しないスプリングの力により、X1方向に移動して押子フランジ205をこれらの把持部材81,82とカバー部材80の間に挟んで保持する。しかも、把持部材81,82をRQ2方向に閉じることで、把持部材81,82はシリンジ押子202を両側から挟んで保持できる。
図11(B)と図11(C)は、ブーツ800が最も縮んだ状態を示しており、縮んだ状態のブーツ800の一部が、好ましくはカバー部材80のブーツ収納部88内に収納することができるようになっている。これにより、収縮された覆い部材であるブーツ800の少なくとも一部が、移動部材であるスライダ10のブーツ収納部88内に収納できるので、スライダ10が収容部8側に最も近づけるまでの距離を小さくすることができる。
図11(A)に示すように、スライダ10がシリンジ押子をX2方向(T方向)に押すと、図11(B)に示すように、隣同志の第1凸部分812と第1凸部分813が、これらの間に位置している1つの第2凸部分821を織り込んだ状態で納めることができる。同様にして、隣同志の第1凸部分814と第1凸部分815が、これらの間に位置している1つの第2凸部分822を織り込んだ状態で納めることができる。しかも、残りの1つの第2凸部分823は、第1凸部分816内に織り込んだ状態で納めることができる。図11(B)に示すように、ブーツ800が収納された状態では、折り畳まれた2つの第1凸部分812,813の膨出部分の間に、1つの第2凸部分821が織り込まれた(収納された)状態に維持することができ、同様にして折り畳まれた第1凸部分814,815の間に、第2凸部分822が織り込まれた(収納された)状態に維持することができる。
医療従事者は、図3に示す複数種類のシリンジ200,300,400の中から、例えばシリンジ200を選択して、図1と図2に示すように、シリンジ200をシリンジポンプ1に対して装着する。医療従事者は、シリンジ本体201は、収容部8のシリンジ本体保持部8D内に収容するとともに、チューブ203をチューブ固定部9内にはめ込んだ状態で、クランプ5により固定する。これにより、シリンジ本体201は、収容部8のシリンジ本体保持部8D内に固定できる。しかも、本体フランジ209の一部分は、右側側面部8Vと本体フランジ押さえ部500の間に挟んで把持する。これにより、図1と図2に示すように、シリンジ200は、本体フランジ209を用いて確実に把持することができる。
しかも、シリンジ押子駆動部7の移動部材であるシリンジ押子押圧部材10が、収容部8側に最も近づいた時に、2つの連続して形成された第1凸部分の間のつなぎ部分990の外径寸法が、前記第2凸部分と前記第1凸部分の間のつなぎ部分995の外径寸法よりも小さいので、第1凸部分の間のつなぎ部分990と、第2凸部分と前記第1凸部分の間のつなぎ部分995との位置がずれているので、つなぎ部分990とつなぎ部分995が重なってしまうことが無い。
なお、比較例として、大きい第1凸部分と小さい第2凸部分を交互に配列することでブーツを構成すると、小さい第2凸部分の数が多くなるので、ブーツがX1方向について伸ばせる長さ(伸び量)が十分に確保できなくなる。このため、本発明の実施形態のブーツでは、2つの大きな第1凸部分と1つの小さな第2凸部分を交互に繰り返して配列している。
図12は、本発明の第2実施形態を示している。
図8に示すブーツ800の場合とは異なり、図12に示す本発明の第2実施形態では、ブーツ800Aでは、第1凸部分812,813の間には、2つの第2凸部821A、821Bが設けられ、第1凸部分814,815の間には、2つの第2凸部822A、822Bが設けられている。
移動部材の側面には、収縮された状態の覆い部材の少なくとも一部分を収納する収納部が設けられている。これにより、収縮された覆い部材の少なくとも一部を、移動部材の収納部内に収納できるので、移動部材が収容部側に最も近づけるまでの距離が小さくできる。
覆い部材は、防滴構造を有し、案内部材は、モータの動作により回転することで移動部材を送るための送りネジである。これにより、覆い部材は、外部からの液剤等を送りネジに付着させてしまうことが無くなる。
Claims (5)
- 薬剤が充填されているシリンジを装着して、前記シリンジ内の前記薬剤を患者に送液するためのシリンジポンプであって、
前記シリンジのシリンジ本体を設定するシリンジ設定部と、前記シリンジのシリンジ押子を押すためのシリンジ押子駆動部と
を有し、
前記シリンジ押子駆動部は、
前記シリンジ押子を着脱可能に把持して、前記シリンジ押子を前記シリンジ本体に対して移動させて前記シリンジ本体内の前記薬剤を押し出す移動部材と、
前記移動部材を移動して前記シリンジ本体側に案内する案内部材と、
前記案内部材を覆っており前記移動部材が前記シリンジ本体側に移動するのに伴って弾性変形して収縮可能な覆い部材と、を有し、
前記覆い部材は、蛇腹状に連続する凸部分を有し、
該凸部分は、同一の外径寸法で2つ連続して設けられる第1凸部分と、前記第1凸部分同士の間に設けられ、前記第1凸部分の外径寸法よりも小さな外径寸法を備える少なくとも1つの第2凸部分と
を有し、
前記2つの連続して形成された前記第1凸部分の間のつなぎ部分の外径寸法は、前記第2凸部分と前記第1凸部分の間のつなぎ部分の外径寸法よりも小さく設定されていることを特徴とするシリンジポンプ。 - 前記覆い部材の一端部は、前記シリンジ設定部の側面部に接続され、前記覆い部材の他端部は、前記移動部材の側面に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のシリンジポンプ。
- 前記移動部材の側面には、収縮された状態の前記覆い部材の少なくとも一部分を収納する収納部が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシリンジポンプ。
- 前記覆い部材は、防滴構造を有し、前記案内部材は、モータの動作により回転することで前記移動部材を送るための送りネジであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のシリンジポンプ。
- 前記シリンジポンプの本体の上部分には、情報を表示する表示部と、操作ボタンを有する操作パネル部が配置され、前記シリンジポンプの本体の下部分には、前記シリンジ設定部と前記シリンジ押子駆動部が配置されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のシリンジポンプ。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2012/005123 WO2014024235A1 (ja) | 2012-08-10 | 2012-08-10 | シリンジポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2014024235A1 true JPWO2014024235A1 (ja) | 2016-07-21 |
JP5964428B2 JP5964428B2 (ja) | 2016-08-03 |
Family
ID=50067522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014529165A Active JP5964428B2 (ja) | 2012-08-10 | 2012-08-10 | シリンジポンプ |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP2883560B1 (ja) |
JP (1) | JP5964428B2 (ja) |
CN (1) | CN104519927B (ja) |
HK (1) | HK1207323A1 (ja) |
WO (1) | WO2014024235A1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6287472B2 (ja) * | 2014-03-28 | 2018-03-07 | 株式会社ジェイ・エム・エス | シリンジポンプ |
JP6612087B2 (ja) * | 2015-08-18 | 2019-11-27 | テルモ株式会社 | シリンジポンプ |
JP6232169B1 (ja) * | 2017-02-08 | 2017-11-15 | 株式会社根本杏林堂 | 注入装置、アクチュエータ及び注入装置の製造方法 |
JP2018126493A (ja) * | 2017-10-20 | 2018-08-16 | 株式会社根本杏林堂 | 注入装置、アクチュエータ及び注入装置の製造方法 |
JP7307629B2 (ja) * | 2019-08-28 | 2023-07-12 | テルモ株式会社 | シリンジポンプ |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0198734A1 (fr) * | 1985-03-15 | 1986-10-22 | Compagnie Des Produits Industriels De L'ouest (C.P.I.O.) | Soufflet de protection pour tige d'amortisseur, notamment pour véhicule automobile |
JPH0542214A (ja) * | 1991-08-09 | 1993-02-23 | Atom Kk | 輸液装置 |
JP2001259034A (ja) * | 2000-03-22 | 2001-09-25 | Kawasumi Lab Inc | 蛇腹状弾性針カバー及び針カバー付誤刺防止用安全装置 |
JP2007239925A (ja) * | 2006-03-09 | 2007-09-20 | Toyoda Gosei Co Ltd | ブーツ |
JP2009291323A (ja) * | 2008-06-03 | 2009-12-17 | Terumo Corp | シリンジポンプ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5323437B2 (ja) | 2008-10-06 | 2013-10-23 | テルモ株式会社 | シリンジポンプ |
JP5837309B2 (ja) * | 2011-02-24 | 2015-12-24 | テルモ株式会社 | シリンジポンプ |
-
2012
- 2012-08-10 WO PCT/JP2012/005123 patent/WO2014024235A1/ja active Application Filing
- 2012-08-10 JP JP2014529165A patent/JP5964428B2/ja active Active
- 2012-08-10 EP EP12882685.6A patent/EP2883560B1/en active Active
- 2012-08-10 CN CN201280075177.7A patent/CN104519927B/zh active Active
-
2015
- 2015-08-18 HK HK15107958.8A patent/HK1207323A1/xx unknown
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0198734A1 (fr) * | 1985-03-15 | 1986-10-22 | Compagnie Des Produits Industriels De L'ouest (C.P.I.O.) | Soufflet de protection pour tige d'amortisseur, notamment pour véhicule automobile |
JPH0542214A (ja) * | 1991-08-09 | 1993-02-23 | Atom Kk | 輸液装置 |
JP2001259034A (ja) * | 2000-03-22 | 2001-09-25 | Kawasumi Lab Inc | 蛇腹状弾性針カバー及び針カバー付誤刺防止用安全装置 |
JP2007239925A (ja) * | 2006-03-09 | 2007-09-20 | Toyoda Gosei Co Ltd | ブーツ |
JP2009291323A (ja) * | 2008-06-03 | 2009-12-17 | Terumo Corp | シリンジポンプ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN104519927A (zh) | 2015-04-15 |
EP2883560A4 (en) | 2016-04-27 |
EP2883560B1 (en) | 2017-05-31 |
JP5964428B2 (ja) | 2016-08-03 |
EP2883560A1 (en) | 2015-06-17 |
WO2014024235A1 (ja) | 2014-02-13 |
HK1207323A1 (en) | 2016-01-29 |
CN104519927B (zh) | 2017-06-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5964428B2 (ja) | シリンジポンプ | |
US10576220B2 (en) | Electromechanical manipulating device for medical needle and syringe with sensory biofeedback and pain suppression capability | |
JP5837309B2 (ja) | シリンジポンプ | |
JP6441076B2 (ja) | シリンジポンプ | |
WO2013140790A1 (ja) | 穿刺装置及び薬液投与装置 | |
WO2017038483A1 (ja) | シリンジポンプ | |
WO2012120765A1 (ja) | 医療用ポンプ | |
JP5805415B2 (ja) | 輸液ポンプ | |
JP6050576B2 (ja) | 支持部材への取り付けユニットおよびこの取り付けユニットを備える医用ポンプ | |
JP5844983B2 (ja) | シリンジポンプ | |
WO2012120764A1 (ja) | 医療用ポンプ | |
JP2017131675A (ja) | シリンジポンプ | |
JP6050589B2 (ja) | シリンジポンプ | |
JP2013132377A (ja) | シリンジポンプ | |
JP5888862B2 (ja) | シリンジポンプ | |
JP6612087B2 (ja) | シリンジポンプ | |
JP2013094377A (ja) | シリンジポンプ | |
JP2017038692A (ja) | シリンジポンプ | |
JP2013070879A (ja) | シール部材およびシール部材を備える電子機器 | |
JP2013135753A (ja) | シリンジポンプ | |
JP2013153863A (ja) | シリンジポンプ | |
WO2014020633A1 (ja) | シリンジポンプ | |
WO2014016868A1 (ja) | 医療用ポンプ | |
WO2023149344A1 (ja) | 輸液ポンプ | |
WO2014049887A1 (ja) | 穿刺装置及び薬液投与装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160608 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160629 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5964428 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |