JPWO2014016937A1 - ターボチャージャ付エンジンのリリーフバルブ - Google Patents

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Abstract

カバー18がボス11の開口端面11dを閉じるとき、環状片18aが環状溝20に接近してラビリンス構造が形成され、過給気の流路が狭まって空気抵抗が生じてカバー18が閉じにくくなる。よって、チャタリングの発生を抑制して、リリーフバルブ10の破損を防止できる。

Description

この発明は、ターボチャージャ(過給機)付エンジンの吸気系に設けられるリリーフバルブに関する。
図7は、ターボチャージャ1を有するエンジン2の構成を示す模式図である。図7に示すように、アクセルON時は、吸気通路3のスロットルバルブ4が開いており、ターボチャージャ1のコンプレッサ1aで圧縮された空気(以下、過給気)がインタクーラ5を流れてエンジン2に運ばれる。このコンプレッサ1aの同軸上にタービン1bが取り付けられており、エンジン2の排気ガスが排気通路6を流れてタービン1bを回転させることにより、コンプレッサ1aも回転する。また、排気通路6には、排気ガスの圧力を調整するウェイストゲートバルブ7が設置されている。
アクセルOFF時は、スロットルバルブ4が閉じ、過給気が吸気通路3に溜まることになる。過給気が溜まると、ターボチャージャ1、エンジン2、および吸気通路3の配管などの破損につながるため、コンプレッサ1aの上流側と下流側をエアバイパス通路8で接続し、エアバイパスバルブ9を開弁して、コンプレッサ1aの下流側から上流側へ過給気を逃がす。
通常は、このようなシステムによりエンジン2が作動しているが、何らかの原因でエアバイパスバルブ9が破損した場合、吸気通路3に溜まる過給気を逃がすため、吸気通路3のスロットルバルブ4より上流側に設置されたリリーフバルブ10を開弁する(例えば、特許文献1参照)。
図8および図9は、従来のリリーフバルブ10の一例を示す縦断面図であり、図8は閉弁状態、図9は開弁状態である。このリリーフバルブ10は、吸気通路3の内部圧力の作用で開閉する空圧式バルブである。略円筒状のボス11は、その外周におねじ部11aが形成されて、吸気通路3の配管に取り付けられる。また、ボス11の内部には、段部状のバルブ当接部11bとサポート圧入部11cが形成されている。
ロッド14の一端側にバルブ13とワッシャ12を固定し、ボス11の内部に挿入して、バルブ13をバルブ当接部11bに当接させる。また、ロッド14に、バルブ13を閉弁方向に付勢するスプリング15と、ロッド14を上下方向に摺動可能に軸支するブッシュ16とを装着する。さらに、サポート圧入部11cにサポート17を圧入し、このサポート17の中央穴にブッシュ16をコーキングすることによりこれら内部部品を固定する。その後、カバー18およびワッシャ19を、ロッド14の他端側に固定する。カバー18の外周縁には、環状片18aが、ボス11の開口端面11dに外嵌されるように連設されており、開口端面11dとカバー18との間の隙間からの異物および水などの侵入を防止している。
従来のリリーフバルブ10は、吸気通路3の圧力が異常上昇した際に、バルブ13にその圧力が印加され、スプリング15の付勢力に抗してバルブ13がバルブ当接部11bから離間し、開弁状態となる。このとき、ロッド14を介してバルブ13と一体化したカバー18が、ボス11の開口端面11dから離間する。よって、吸気通路3に溜まった過給気が、バルブ13とバルブ当接部11bの隙間、サポート17の開口部17a、およびカバー18と開口端面11dの隙間を通って外部へ排出され、車両配管およびエンジン2などの破損を防止することが可能となる。
特開平10−213245号公報
従来のリリーフバルブ10は以上のように構成されているので、開弁した際に吸気通路3の内部圧力が外気の圧力と同圧になり、スプリング15の付勢力によって閉弁することになる。従って、閉弁、内部圧力の異常上昇による開弁、閉弁を繰り返し、チャタリングが発生し、リリーフバルブ10の破損を招くという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、チャタリングの発生を防止したリリーフバルブを提供することを目的とする。
この発明に係るターボチャージャ付エンジンのリリーフバルブは、吸気通路と外部とを連通し、その内部に弁体および弁体を閉弁方向に付勢する付勢部材を収容した筒状部材と、弁体と一体に可動して、筒状部材の外部側の開口端面を開閉するカバーと、筒状部材の開口端面とカバーの開閉部分に形成されたラビリンス構造とを備えるものである。
この発明によれば、筒状部材の開口端面とカバーとの開閉部分にラビリンス構造を設けることにより、弁体が一度開弁した後に閉弁しようとするとラビリンス構造に空気抵抗が生じ、閉弁しにくくなる。これにより、チャタリングの発生を防止したリリーフバルブを提供することができる。
この発明の実施の形態1に係るリリーフバルブの構成を示す縦断面図であり、閉弁状態である。 実施の形態1に係るリリーフバルブの構成を示す縦断面図であり、開弁状態である。 図1のA領域を拡大した図である。 従来のリリーフバルブの、A領域に相当する部分を示す図である。 実施の形態1に係るリリーフバルブの、ラビリンス構造の変形例を示すA領域拡大図である。 実施の形態1に係るリリーフバルブの、ラビリンス構造の変形例を示すA領域拡大図である。 ターボチャージャを有するエンジンの構成を示す模式図である 従来のリリーフバルブの構成を示す縦断面図であり、閉弁状態である。 従来のリリーフバルブの構成を示す縦断面図であり、開弁状態である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
本実施の形態1に係るリリーフバルブ10の閉弁時の縦断面図を図1に示し、開弁時の縦断面図を図2に示す。また、図1のA領域を拡大した図を図3に示す。なお、図1〜図3において、図8および図9と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。図1〜図3に示す本実施の形態1に係るリリーフバルブ10は、図8および図9に示した従来のリリーフバルブ10と同様、図7の吸気通路3に取り付けられている。
本実施の形態1に係るリリーフバルブ10において、ボス(筒状部材)11の外部連通側の開口端面11dには環状溝20が形成されている。図1に示すように、ボス11の開口端面11dに対してカバー18が閉じた状態において、このカバー18の外周縁に突設された環状片18aが、環状溝20に嵌り込む。このとき、図3に示すように、環状片18aと環状溝20のクリアランスがラビリンス構造を成す。
エアバイパスバルブ9の故障などにより吸気通路3の圧力が一定圧以上に上昇すると、バルブ(弁体)13にその圧力が印加され、スプリング(付勢部材)15の付勢力に抗してバルブ13がバルブ当接部11bから離間し、開弁状態となる。このとき、図2に実線で示すように、カバー18が、ボス11の開口端面11dから離間して隙間が開き、吸気通路3に溜まった過給気がその隙間から外部へ排出される。
バルブ13が開弁しカバー18が開くと、吸気通路3の内部圧力が外気の圧力と同圧になり、バルブ13に印加される圧力が低下するため、スプリング15の付勢力によりバルブ13がバルブ当接部11b側へ接近し、閉弁状態に近づく。このとき、図2に二点鎖線で示すように、カバー18の環状片18aがボス11の環状溝20に接近してラビリンス構造が形成され、過給気の流路が狭まって空気抵抗が生じ、カバー18が閉じにくくなる。よって、リリーフバルブ10は、吸気通路3の内部圧力の異常上昇時に、開弁しやすく、かつ、閉弁しにくい構造となり、チャタリングの発生を抑制することができる。なお、リリーフバルブ10が閉弁しにくくなったとしても、エンジン2の出力は低下するものの車両の走行は可能である。
これに対し、図8および図9に示した従来のリリーフバルブ10の場合、ラビリンス構造が設けられていないため、吸気通路3の内部圧力の異常上昇時に、開弁しやすく、かつ、閉弁しやすい構造であった。そのため、開弁と閉弁の繰り返しでチャタリングが発生し、リリーフバルブ10が破損する可能性があった。
また、図8および図9に示した従来のリリーフバルブ10を、図示のように、カバー18が下方へ開くように下向きに設置した場合、ボス11の開口端面11dとカバー18の環状片18aとの間のクリアランス部分に異物が混入しやすい構造であった。ここで、図4に、従来のリリーフバルブ10を下向きに設置した場合の、図1のA領域に相当する部位を拡大した図を示す。この場合、ボス11の開口端面11dとカバー18の環状片18aとの間のクリアランスが上向きに開口するため、このクリアランス部分に異物が侵入しやすい。
さらに、従来のリリーフバルブ10の場合、ボス11の開口端面11dとカバー18の環状片18aとの間のクリアランス部分に水が付着した際に、表面張力により、水が落ちない可能性がある。一般的に、ボス11はアルミ製、カバー18はメッキを施した鉄製であり、カバー18が腐食しやすい。そのため、このクリアランス部分に水が付着すると、カバー18が腐食したり、付着した水が氷結してカバー18がボス11に固着し、開弁できなくなったりする可能性があった。
このような理由から、従来構造のリリーフバルブ10は、カバー18を上に向けた上向き設置が望ましいとされていた。
これに対して、本実施の形態1に係るリリーフバルブ10においては、図3に示すように、環状溝20の底部から環状片18aの先端部までの間のクリアランスを寸法Bとし、環状溝20の深さを寸法Cとした場合に、ラビリンスの形状が寸法B<寸法Cとなるように、環状溝20の深さを設定する。本構造では、寸法Bよりも寸法Cの方が長いため、ボス11の開口端面11dとカバー18の環状片18aとの間のクリアランスに異物が侵入しにくくなり、異物侵入のリスクを低減することができる。これにより、リリーフバルブ10の下向き設置が可能となる。よって、従来のような上向き設置に加え、下向き設置も可能となり、リリーフバルブ10の取り付け角度のバリエーションを増やすことができる。
また、本実施の形態1に係るリリーフバルブ10においては、環状片18aの外面側に対向する環状溝20の壁面をテーパ形状21にして、この壁面と環状片18aの外面との間のクリアランスが、環状溝20の底部に向かって狭まる構成にする。これにより、ラビリンス構造の外部連通側の開口面積が広くなり、水が付着したとしても落ちやすくなる。よって、ラビリンス構造内、および、ボス11の開口端面11dとカバー18の環状片18aとの間のクリアランス部分に水が溜まりにくく、腐食の防止および氷結による固着の防止が可能になる。
以上より、実施の形態1によれば、リリーフバルブ10は、吸気通路3と外部とを連通し、その内部にバルブ13およびバルブ13を閉弁方向に付勢するスプリング15を収容したボス11と、バルブ13と一体に可動して、ボス11の外部連通側の開口端面11dを開閉するカバー18と、ボス11の開口端面11dとカバー18との開閉部分に形成されたラビリンス構造とを備えるように構成した。このため、バルブ13が一度開弁した後に閉弁しようとすると、ラビリンス構造に空気抵抗が生じてカバー18が閉じにくくなり、よってバルブ13も閉弁しにくくなる。これにより、チャタリングの発生を防止でき、リリーフバルブ10の破損を防止することができる。また、ラビリンス構造を設けることによって、ボス11の開口端面11dとカバー18の環状片18aとの間のクリアランス部分が被覆されるので、カバー18を下に向けて設置した際にクリアランス部分への異物侵入を防止できる。よって、リリーフバルブ10の取り付け角度のバリエーションを増やすことができる。
また、実施の形態1によれば、リリーフバルブ10のラビリンス構造は、ボス11の開口端面11dに形成された環状溝20と、カバー18の外周縁に突設され、カバー18が閉じた状態において環状溝20に嵌り込む環状片18aとの間のクリアランスで構成され、環状片18aの外面側に対向する環状溝20の壁面は、環状片18aの外面とのクリアランスが環状溝20の底部に向かって狭まるテーパ形状21になるように構成した。このため、ボス11の開口端面11dとカバー18の環状片18aとの間のクリアランス部分に付着した水が落ちやすくなり、腐食の防止および氷結による固着の防止が可能となる。
また、実施の形態1によれば、リリーフバルブ10のラビリンス構造は、カバー18が閉じた状態において、環状溝20の底部から環状片18aの先端部までのクリアランスの寸法Bより、環状溝20の深さの寸法Cが大きくなるように構成した。このため、ボス11の開口端面11dとカバー18の環状片18aとの間のクリアランス部分への異物侵入のリスクをさらに低減することができる。
なお、ラビリンス構造は、図1〜図3に示す形状に限定されるものではない。以下、図5および図6を参照して、ラビリンス構造の変形例を説明する。
図5は、上記実施の形態1に係るリリーフバルブ10の、ラビリンス構造の変形例を示すA領域拡大図である。この変形例では、環状溝20の壁面を、環状片18aと平行に形成し、テーパ形状21にはしていない。この変形例の場合にも、カバー18が閉じる際にラビリンス構造で空気抵抗が生じ、閉弁しにくい構造となり、チャタリングを防止できる。また、ボス11の開口端面11dとカバー18の環状片18aとの間のクリアランスへの異物侵入を防止できるので、リリーフバルブ10の下向き設置が可能となる。
図6は、上記実施の形態1に係るリリーフバルブ10の、ラビリンス構造の変形例を示すA領域拡大図である。ラビリンス構造において、ボス11側の形状だけでなく、カバー18側の形状を変形してもよく、例えば、環状片18aの先端部を、外側に向かって折り曲げた形状の折曲部22にする。この変形例の場合にも、ラビリンス構造で空気抵抗が生じ、閉弁しにくい構造となるので、チャタリングを防止できる。また、ボス11の開口端面11dとカバー18の環状片18aとの間のクリアランスへの異物侵入を防止できるので、リリーフバルブ10の下向きの設置が可能となる。さらに、環状溝20の壁面をテーパ形状21にして水が溜まりにくい構造にしているので、腐食の防止および氷結による固着の防止が可能である。
上記以外にも、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
以上のように、この発明に係るリリーフバルブは、カバーとボスの開閉部分にラビリンス構造を設けてチャタリングを防止するようにしたので、ターボチャージャ付きエンジンの内部圧力の異常上昇を回避するリリーフバルブなどに用いるのに適している。
1 ターボチャージャ、1a コンプレッサ、1b タービン、2 エンジン、3 吸気通路、4 スロットルバルブ、5 インタクーラ、6 排気通路、7 ウェイストゲートバルブ、8 エアバイパス通路、9 エアバイパスバルブ、10 リリーフバルブ、11 ボス(筒状部材)、11a おねじ部、11b バルブ当接部、11c サポート圧入部、11d 開口端面、12,19 ワッシャ、13 バルブ(弁体)、14 ロッド、15 スプリング(付勢部材)、16 ブッシュ、17 サポート、17a 開口部、18 カバー、18a 環状片、20 環状溝、21 テーパ形状、22 折曲部。
この発明は、ターボチャージャ(過給機)付エンジンの吸気系に設けられるリリーフバルブに関する。
図7は、ターボチャージャ1を有するエンジン2の構成を示す模式図である。図7に示すように、アクセルON時は、吸気通路3のスロットルバルブ4が開いており、ターボチャージャ1のコンプレッサ1aで圧縮された空気(以下、過給気)がインタクーラ5を流れてエンジン2に運ばれる。このコンプレッサ1aの同軸上にタービン1bが取り付けられており、エンジン2の排気ガスが排気通路6を流れてタービン1bを回転させることにより、コンプレッサ1aも回転する。また、排気通路6には、排気ガスの圧力を調整するウェイストゲートバルブ7が設置されている。
アクセルOFF時は、スロットルバルブ4が閉じ、過給気が吸気通路3に溜まることになる。過給気が溜まると、ターボチャージャ1、エンジン2、および吸気通路3の配管などの破損につながるため、コンプレッサ1aの上流側と下流側をエアバイパス通路8で接続し、エアバイパスバルブ9を開弁して、コンプレッサ1aの下流側から上流側へ過給気を逃がす。
通常は、このようなシステムによりエンジン2が作動しているが、何らかの原因でエアバイパスバルブ9が破損した場合、吸気通路3に溜まる過給気を逃がすため、吸気通路3のスロットルバルブ4より上流側に設置されたリリーフバルブ10を開弁する(例えば、特許文献1参照)。
図8および図9は、従来のリリーフバルブ10の一例を示す縦断面図であり、図8は閉弁状態、図9は開弁状態である。このリリーフバルブ10は、吸気通路3の内部圧力の作用で開閉する空圧式バルブである。略円筒状のボス11は、その外周におねじ部11aが形成されて、吸気通路3の配管に取り付けられる。また、ボス11の内部には、段部状のバルブ当接部11bとサポート圧入部11cが形成されている。
ロッド14の一端側にバルブ13とワッシャ12を固定し、ボス11の内部に挿入して、バルブ13をバルブ当接部11bに当接させる。また、ロッド14に、バルブ13を閉弁方向に付勢するスプリング15と、ロッド14を上下方向に摺動可能に軸支するブッシュ16とを装着する。さらに、サポート圧入部11cにサポート17を圧入し、このサポート17の中央穴にブッシュ16をコーキングすることによりこれら内部部品を固定する。その後、カバー18およびワッシャ19を、ロッド14の他端側に固定する。カバー18の外周縁には、環状片18aが、ボス11の開口端面11dに外嵌されるように連設されており、開口端面11dとカバー18との間の隙間からの異物および水などの侵入を防止している。
従来のリリーフバルブ10は、吸気通路3の圧力が異常上昇した際に、バルブ13にその圧力が印加され、スプリング15の付勢力に抗してバルブ13がバルブ当接部11bから離間し、開弁状態となる。このとき、ロッド14を介してバルブ13と一体化したカバー18が、ボス11の開口端面11dから離間する。よって、吸気通路3に溜まった過給気が、バルブ13とバルブ当接部11bの隙間、サポート17の開口部17a、およびカバー18と開口端面11dの隙間を通って外部へ排出され、車両配管およびエンジン2などの破損を防止することが可能となる。
特開平10−213245号公報
従来のリリーフバルブ10は以上のように構成されているので、開弁した際に吸気通路3の内部圧力が外気の圧力と同圧になり、スプリング15の付勢力によって閉弁することになる。従って、閉弁、内部圧力の異常上昇による開弁、閉弁を繰り返し、チャタリングが発生し、リリーフバルブ10の破損を招くという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、チャタリングの発生を防止したリリーフバルブを提供することを目的とする。
この発明に係るターボチャージャ付エンジンのリリーフバルブは、吸気通路と外部とを連通し、その内部に弁体および弁体を閉弁方向に付勢する付勢部材を収容した筒状部材と、弁体と一体に可動して、筒状部材の外部側の開口端面を開閉するカバーと、筒状部材の開口端面とカバーの開閉部分に形成されたラビリンス構造とを備え、ラビリンス構造は、筒状部材の開口端面に形成された環状溝と、カバーの外周縁に突設され、カバーが閉じた状態において環状溝に嵌り込む環状片との間のクリアランスで構成されているものである。
この発明によれば、筒状部材の開口端面とカバーとの開閉部分にラビリンス構造を設けることにより、弁体が一度開弁した後に閉弁しようとするとラビリンス構造に空気抵抗が生じ、閉弁しにくくなる。これにより、チャタリングの発生を防止したリリーフバルブを提供することができる。
この発明の実施の形態1に係るリリーフバルブの構成を示す縦断面図であり、閉弁状態である。 実施の形態1に係るリリーフバルブの構成を示す縦断面図であり、開弁状態である。 図1のA領域を拡大した図である。 従来のリリーフバルブの、A領域に相当する部分を示す図である。 実施の形態1に係るリリーフバルブの、ラビリンス構造の変形例を示すA領域拡大図である。 実施の形態1に係るリリーフバルブの、ラビリンス構造の変形例を示すA領域拡大図である。 ターボチャージャを有するエンジンの構成を示す模式図である 従来のリリーフバルブの構成を示す縦断面図であり、閉弁状態である。 従来のリリーフバルブの構成を示す縦断面図であり、開弁状態である。
実施の形態1.
本実施の形態1に係るリリーフバルブ10の閉弁時の縦断面図を図1に示し、開弁時の縦断面図を図2に示す。また、図1のA領域を拡大した図を図3に示す。なお、図1〜図3において、図8および図9と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。図1〜図3に示す本実施の形態1に係るリリーフバルブ10は、図8および図9に示した従来のリリーフバルブ10と同様、図7の吸気通路3に取り付けられている。
本実施の形態1に係るリリーフバルブ10において、ボス(筒状部材)11の外部連通側の開口端面11dには環状溝20が形成されている。図1に示すように、ボス11の開口端面11dに対してカバー18が閉じた状態において、このカバー18の外周縁に突設された環状片18aが、環状溝20に嵌り込む。このとき、図3に示すように、環状片18aと環状溝20のクリアランスがラビリンス構造を成す。
エアバイパスバルブ9の故障などにより吸気通路3の圧力が一定圧以上に上昇すると、バルブ(弁体)13にその圧力が印加され、スプリング(付勢部材)15の付勢力に抗してバルブ13がバルブ当接部11bから離間し、開弁状態となる。このとき、図2に実線で示すように、カバー18が、ボス11の開口端面11dから離間して隙間が開き、吸気通路3に溜まった過給気がその隙間から外部へ排出される。
バルブ13が開弁しカバー18が開くと、吸気通路3の内部圧力が外気の圧力と同圧になり、バルブ13に印加される圧力が低下するため、スプリング15の付勢力によりバルブ13がバルブ当接部11b側へ接近し、閉弁状態に近づく。このとき、図2に二点鎖線で示すように、カバー18の環状片18aがボス11の環状溝20に接近してラビリンス構造が形成され、過給気の流路が狭まって空気抵抗が生じ、カバー18が閉じにくくなる。よって、リリーフバルブ10は、吸気通路3の内部圧力の異常上昇時に、開弁しやすく、かつ、閉弁しにくい構造となり、チャタリングの発生を抑制することができる。なお、リリーフバルブ10が閉弁しにくくなったとしても、エンジン2の出力は低下するものの車両の走行は可能である。
これに対し、図8および図9に示した従来のリリーフバルブ10の場合、ラビリンス構造が設けられていないため、吸気通路3の内部圧力の異常上昇時に、開弁しやすく、かつ、閉弁しやすい構造であった。そのため、開弁と閉弁の繰り返しでチャタリングが発生し、リリーフバルブ10が破損する可能性があった。
また、図8および図9に示した従来のリリーフバルブ10を、図示のように、カバー18が下方へ開くように下向きに設置した場合、ボス11の開口端面11dとカバー18の環状片18aとの間のクリアランス部分に異物が混入しやすい構造であった。ここで、図4に、従来のリリーフバルブ10を下向きに設置した場合の、図1のA領域に相当する部位を拡大した図を示す。この場合、ボス11の開口端面11dとカバー18の環状片18aとの間のクリアランスが上向きに開口するため、このクリアランス部分に異物が侵入しやすい。
さらに、従来のリリーフバルブ10の場合、ボス11の開口端面11dとカバー18の環状片18aとの間のクリアランス部分に水が付着した際に、表面張力により、水が落ちない可能性がある。一般的に、ボス11はアルミ製、カバー18はメッキを施した鉄製であり、カバー18が腐食しやすい。そのため、このクリアランス部分に水が付着すると、カバー18が腐食したり、付着した水が氷結してカバー18がボス11に固着し、開弁できなくなったりする可能性があった。
このような理由から、従来構造のリリーフバルブ10は、カバー18を上に向けた上向き設置が望ましいとされていた。
これに対して、本実施の形態1に係るリリーフバルブ10においては、図3に示すように、環状溝20の底部から環状片18aの先端部までの間のクリアランスを寸法Bとし、環状溝20の深さを寸法Cとした場合に、ラビリンスの形状が寸法B<寸法Cとなるように、環状溝20の深さを設定する。本構造では、寸法Bよりも寸法Cの方が長いため、ボス11の開口端面11dとカバー18の環状片18aとの間のクリアランスに異物が侵入しにくくなり、異物侵入のリスクを低減することができる。これにより、リリーフバルブ10の下向き設置が可能となる。よって、従来のような上向き設置に加え、下向き設置も可能となり、リリーフバルブ10の取り付け角度のバリエーションを増やすことができる。
また、本実施の形態1に係るリリーフバルブ10においては、環状片18aの外面側に対向する環状溝20の壁面をテーパ形状21にして、この壁面と環状片18aの外面との間のクリアランスが、環状溝20の底部に向かって狭まる構成にする。これにより、ラビリンス構造の外部連通側の開口面積が広くなり、水が付着したとしても落ちやすくなる。よって、ラビリンス構造内、および、ボス11の開口端面11dとカバー18の環状片18aとの間のクリアランス部分に水が溜まりにくく、腐食の防止および氷結による固着の防止が可能になる。
以上より、実施の形態1によれば、リリーフバルブ10は、吸気通路3と外部とを連通し、その内部にバルブ13およびバルブ13を閉弁方向に付勢するスプリング15を収容したボス11と、バルブ13と一体に可動して、ボス11の外部連通側の開口端面11dを開閉するカバー18と、ボス11の開口端面11dとカバー18との開閉部分に形成されたラビリンス構造とを備えるように構成した。このため、バルブ13が一度開弁した後に閉弁しようとすると、ラビリンス構造に空気抵抗が生じてカバー18が閉じにくくなり、よってバルブ13も閉弁しにくくなる。これにより、チャタリングの発生を防止でき、リリーフバルブ10の破損を防止することができる。また、ラビリンス構造を設けることによって、ボス11の開口端面11dとカバー18の環状片18aとの間のクリアランス部分が被覆されるので、カバー18を下に向けて設置した際にクリアランス部分への異物侵入を防止できる。よって、リリーフバルブ10の取り付け角度のバリエーションを増やすことができる。
また、実施の形態1によれば、リリーフバルブ10のラビリンス構造は、ボス11の開口端面11dに形成された環状溝20と、カバー18の外周縁に突設され、カバー18が閉じた状態において環状溝20に嵌り込む環状片18aとの間のクリアランスで構成され、環状片18aの外面側に対向する環状溝20の壁面は、環状片18aの外面とのクリアランスが環状溝20の底部に向かって狭まるテーパ形状21になるように構成した。このため、ボス11の開口端面11dとカバー18の環状片18aとの間のクリアランス部分に付着した水が落ちやすくなり、腐食の防止および氷結による固着の防止が可能となる。
また、実施の形態1によれば、リリーフバルブ10のラビリンス構造は、カバー18が閉じた状態において、環状溝20の底部から環状片18aの先端部までのクリアランスの寸法Bより、環状溝20の深さの寸法Cが大きくなるように構成した。このため、ボス11の開口端面11dとカバー18の環状片18aとの間のクリアランス部分への異物侵入のリスクをさらに低減することができる。
なお、ラビリンス構造は、図1〜図3に示す形状に限定されるものではない。以下、図5および図6を参照して、ラビリンス構造の変形例を説明する。
図5は、上記実施の形態1に係るリリーフバルブ10の、ラビリンス構造の変形例を示すA領域拡大図である。この変形例では、環状溝20の壁面を、環状片18aと平行に形成し、テーパ形状21にはしていない。この変形例の場合にも、カバー18が閉じる際にラビリンス構造で空気抵抗が生じ、閉弁しにくい構造となり、チャタリングを防止できる。また、ボス11の開口端面11dとカバー18の環状片18aとの間のクリアランスへの異物侵入を防止できるので、リリーフバルブ10の下向き設置が可能となる。
図6は、上記実施の形態1に係るリリーフバルブ10の、ラビリンス構造の変形例を示すA領域拡大図である。ラビリンス構造において、ボス11側の形状だけでなく、カバー18側の形状を変形してもよく、例えば、環状片18aの先端部を、外側に向かって折り曲げた形状の折曲部22にする。この変形例の場合にも、ラビリンス構造で空気抵抗が生じ、閉弁しにくい構造となるので、チャタリングを防止できる。また、ボス11の開口端面11dとカバー18の環状片18aとの間のクリアランスへの異物侵入を防止できるので、リリーフバルブ10の下向きの設置が可能となる。さらに、環状溝20の壁面をテーパ形状21にして水が溜まりにくい構造にしているので、腐食の防止および氷結による固着の防止が可能である。
上記以外にも、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 ターボチャージャ、1a コンプレッサ、1b タービン、2 エンジン、3 吸気通路、4 スロットルバルブ、5 インタクーラ、6 排気通路、7 ウェイストゲートバルブ、8 エアバイパス通路、9 エアバイパスバルブ、10 リリーフバルブ、11 ボス(筒状部材)、11a おねじ部、11b バルブ当接部、11c サポート圧入部、11d 開口端面、12,19 ワッシャ、13 バルブ(弁体)、14 ロッド、15 スプリング(付勢部材)、16 ブッシュ、17 サポート、17a 開口部、18 カバー、18a 環状片、20 環状溝、21 テーパ形状、22 折曲部。

Claims (3)

  1. ターボチャージャのコンプレッサで圧縮した空気をエンジンへ送る吸気通路に設置され、閉弁方向に付勢された弁体に一定圧以上の圧力が印加された場合に当該弁体が可動し、前記コンプレッサの圧縮した空気を前記吸気通路から外部へ排出する、ターボチャージャ付エンジンのリリーフバルブであって、
    前記吸気通路と前記外部とを連通し、その内部に前記弁体および前記弁体を閉弁方向に付勢する付勢部材を収容した筒状部材と、
    前記弁体と一体に可動して、前記筒状部材の前記外部に連通する開口端面を開閉するカバーと、
    前記筒状部材の開口端面と前記カバーとの開閉部分に形成されたラビリンス構造とを備えることを特徴とするターボチャージャ付エンジンのリリーフバルブ。
  2. 前記ラビリンス構造は、前記筒状部材の開口端面に形成された環状溝と、前記カバーの外周縁に突設され、前記カバーが閉じた状態において前記環状溝に嵌り込む環状片との間のクリアランスで構成され、
    前記環状片の外面側に対向する前記環状溝の壁面は、前記環状片の外面とのクリアランスが前記環状溝の底部に向かって狭まるテーパ形状であることを特徴とする請求項1記載のターボチャージャ付エンジンのリリーフバルブ。
  3. 前記ラビリンス構造は、前記カバーが閉じた状態において、前記環状溝の底部から前記環状片の先端部までのクリアランスの寸法より、前記環状溝の深さの寸法が大きいことを特徴とする請求項2記載のターボチャージャ付エンジンのリリーフバルブ。
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