JP2016031057A - 過給機付き内燃機関 - Google Patents

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信樹 川本
Nobuki Kawamoto
信樹 川本
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Abstract

【課題】インタークーラで発生した凝縮水による内燃機関の腐食を防止することができる。【解決手段】車両搭載時における内燃機関の燃焼室よりも高い位置に設けられたインタークーラと、シリンダヘッドに締結され、インタークーラの出口をシリンダヘッドに形成された吸気ポートに接続する吸気管と、排気の一部をインタークーラより上流に戻すEGR装置と、吸気管とシリンダヘッドとの締結部を密閉するゴムガスケットと、を備え、吸気管は吸気ポートとともに、インタークーラにて発生した凝縮水をインタークーラから燃焼室への経路の途中で留まることなく燃焼室内に流すことができる吸気通路を構成し、ゴムガスケットは、吸気通路の底から吸気通路の内側へ伸びる突出部を備え、突出部は吸気通路の幅方向に広がって吸気通路の壁面を流れる凝縮水を蓄えるように構成され、また、吸気流れによって燃焼室側へ倒れるように構成されることを特徴とする。【選択図】図3

Description

この発明は、過給機付き内燃機関に関する。
従来、排気を利用して吸気を圧縮する過給機を備えた内燃機関が知られている。特許文献1には、過給機によって圧縮された吸気を冷却するインタークーラが設けられた内燃機関が開示されている。インタークーラは、過給機のタービンと燃焼室との間に設けられている。
また、燃焼後の排気を吸気通路へと循環するEGR(Exhaust Gas Recirculation)装置を備えた内燃機関が知られている。例えば、インタークーラの上流の吸気管内に排気の一部をEGRガスとして循環するEGR装置がある。
特開平8−291715号公報 特開2012−102667号公報
特許文献1に開示されている内燃機関に上記のEGR装置を適用すると、EGRガスを含んだ吸気がインタークーラで冷却されることによって、EGRガス中に含まれる水蒸気が凝縮して凝縮水が発生することがある。また、内燃機関の停止後、吸気管内に滞留した吸気がインタークーラで冷却されることによって、凝縮水が発生することがある。そして、インタークーラで発生した凝縮水が吸気管とシリンダヘッドとの締結部の継ぎ目に入り込むことで、この締結部に腐食が生じることがある。また、インタークーラで発生した凝縮水は、吸気バルブ、燃焼室、そしてインジェクタなどの部品を腐食させる原因となる。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、インタークーラで発生した凝縮水による内燃機関の腐食を防止することができる過給機付き内燃機関を提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、過給機付き内燃機関であって、
車両搭載時における内燃機関の燃焼室よりも高い位置に設けられたインタークーラと、
シリンダヘッドに締結され、前記インタークーラの出口を前記シリンダヘッドに形成された吸気ポートに接続する吸気管と、
排気の一部を前記インタークーラより上流に戻すEGR装置と、
前記吸気管と前記シリンダヘッドとの締結部を密閉するゴムガスケットと、を備え、
前記吸気管は前記吸気ポートとともに、前記インタークーラにて発生した凝縮水を前記インタークーラから前記燃焼室への経路の途中で留まることなく前記燃焼室内に流すことができる吸気通路を構成し、
前記ゴムガスケットは、前記吸気通路の底から前記吸気通路の内側へ伸びる突出部を備え、前記突出部は前記吸気通路の幅方向に広がって前記吸気通路の壁面を流れる凝縮水を蓄えるように構成され、また、吸気流れによって前記燃焼室側へ倒れるように構成されることを特徴とする。
第1の発明によれば、ゴムガスケットを用いることによって、吸気管とシリンダヘッドとの締結部の腐食を防止することができる。これにより、この締結部のシール性を維持することができる。また、吸気通路、吸気バルブ、燃焼室、インジェクタ、シリンダなどに凝縮水が溜まることで発生する腐食を防止することができる。これにより、吸気バルブのシート部の摩耗やオイル消費、燃費、排気成分の悪化を防止することができる。また、冬季に吸気バルブのまわりに凝縮水が伝わることで氷結が生じて吸気バルブの噛み込みによる始動不良を防止することができる。
実施の形態1を適用するエンジンの吸気系統を表した図である。 図1の一点鎖線Aを拡大した図である。 実施の形態1のゴムガスケットを説明するための図である。 実施の形態1のゴムガスケットが装着された締結部を表した図である。 図4のA方向からみた吸気通路の断面図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1を適用するエンジンの吸気系統を表した図である。図1に示すエンジン10は、火花点火式の4サイクルエンジンであって、EGR装置付きの過給エンジンである。
図1には、エンジン10の吸気通路16が表されている。エンジン10の吸気通路16は、吸気管20とシリンダヘッドに形成された吸気ポート18とから構成される。吸気通路16の上流には、インタークーラ14が設けられている。吸気通路16とエンジン10の燃焼室との間には、吸気バルブ12が設けられている。なお、インタークーラ14は、車両搭載時におけるエンジン10の燃焼室よりも高い位置に設けられている。
実施の形態1のエンジン10は、EGR装置によって排気の一部をEGRガスとして吸気に循環させることができる。排気の一部を吸気に循環させることにより、NOxの生成を抑えることができる。EGRガスは、インタークーラ14の上流に導入される。
ところで、EGRガスには水蒸気が含まれている。このため、EGRガスがインタークーラ14で冷却されることによって、水蒸気が凝縮して凝縮水が発生する。図1には、インタークーラ14で発生した凝縮水がXで示されている。この凝縮水は、吸気通路16の壁面を流れる。図1には、壁面を流れる凝縮水が吸気バルブ12に滞留している様子がYで表されている。このように、エンジン10停止時に吸気バルブ12が閉じている場合、吸気バルブ12のシート部に凝縮水が溜まる。また、エンジン10停止時に吸気バルブ12が開いている場合、燃焼室に凝縮水が入り込む。
凝縮水がシート部に蓄積または凝縮水が燃焼室に入り込むことにより、シール不良が発生し、さらにシート部、シリンダボア、そしてリングなどに摩耗が発生する。また、凝縮水がシート部に溜まり氷結することで、吸気バルブ12の噛み込みが発生するおそれがある。また、オイル消費、燃費、排気成分の悪化が生じるおそれがある。
また、図1には吸気管20と吸気ポート18との締結部が一点鎖線Aで示されているが、凝縮水がこの締結部に入り込むことにより腐食が生じる。これについて、図2を参照して説明する。
図2は、図1の一点鎖線Aを拡大した図である。図2には、吸気管20と吸気ポート18との締結部が示されている。この締結部には、従来用いられていたゴムガスケット220が装着されている。ゴムガスケット220が装着されることで、この締結部を密閉することができる。
しかしながら、図2に示す従来用いられていたゴムガスケット220の形態では、締結部の端部に隙間(図2の破線)が生じる。この隙間に凝縮水が入り込んだ後、凝縮水の水分が蒸発すると強酸性の濃縮水が発生する。このため、アルミニウムで形成されているシリンダヘッドに腐食が生じてシール性が悪化するおそれがある。
そこで、実施の形態1では、締結部へ凝縮水が入り込むことを防止できるゴムガスケットが採用されている。実施の形態1のゴムガスケットについて、図3及び図4を参照して説明する。
図3は、実施の形態1のゴムガスケット22を説明するための図である。図3に示すように、吸気管20と吸気ポート18との締結部にはゴムガスケット22が装着されている。ゴムガスケット22は、締結部を密閉するシール部50と、吸気通路16の底から吸気通路16の内側へ伸びる突出部25とから構成される。なお、ゴムガスケット22には、耐水性及び耐摩耗性の高い素材が用いられている。
図4は、実施の形態1のゴムガスケット22が装着された締結部を表した図である。図5は、図4のA方向からみた吸気通路16の断面図である。図5に示すように、突出部25は吸気通路16の幅方向に広がっている。図4のXは、ゴムガスケット22の突出部25に凝縮水が蓄えられている様子を示している。突出部25は吸気通路16の幅方向に広がっているため、吸気通路16の上流から流れる凝縮水を蓄えることができる。凝縮水が突出部25に蓄えられることで、締結部に凝縮水が入り込むことを防止できる。
また、突出部25の両端部には弾性部30が設けられている。弾性部30の作用によって、エンジン運転時に吸気流れによって突出部25が吸気通路16の下流側に倒れる。突出部25が倒れることによって、吸気圧損を低減し、かつ蓄えられていた凝縮水を吸気に乗せて吹き飛ばすことができる。これにより、凝縮水を燃焼室で気化させて排気とともに排出することができる。
実施の形態1のゴムガスケット22を用いることによって、締結部の腐食を防止することができる。これにより、締結部のシール性を維持することができる。また、吸気通路16、吸気バルブ12、燃焼室、インジェクタ、シリンダなどに凝縮水が溜まることで発生する腐食を防止することができる。これにより、吸気バルブ12のシート部の摩耗やオイル消費、燃費、排気成分の悪化を防止することができる。また、冬季に吸気バルブ12のまわりに凝縮水が伝わることで氷結が生じて吸気バルブ12の噛み込みによる始動不良を防止することができる。
10 エンジン
14 インタークーラ
16 吸気通路
18 吸気ポート
20 吸気管
22 ゴムガスケット
25 突出部

Claims (1)

  1. 車両搭載時における内燃機関の燃焼室よりも高い位置に設けられたインタークーラと、
    シリンダヘッドに締結され、前記インタークーラの出口を前記シリンダヘッドに形成された吸気ポートに接続する吸気管と、
    排気の一部を前記インタークーラより上流に戻すEGR装置と、
    前記吸気管と前記シリンダヘッドとの締結部を密閉するゴムガスケットと、を備え、
    前記吸気管は前記吸気ポートとともに、前記インタークーラにて発生した凝縮水を前記インタークーラから前記燃焼室への経路の途中で留まることなく前記燃焼室内に流すことができる吸気通路を構成し、
    前記ゴムガスケットは、前記吸気通路の底から前記吸気通路の内側へ伸びる突出部を備え、前記突出部は前記吸気通路の幅方向に広がって前記吸気通路の壁面を流れる凝縮水を蓄えるように構成され、また、吸気流れによって前記燃焼室側へ倒れるように構成されることを特徴とする過給機付き内燃機関。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017141784A (ja) * 2016-02-12 2017-08-17 マツダ株式会社 エンジンの過給装置
JP2018159295A (ja) * 2017-03-22 2018-10-11 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
WO2020246302A1 (ja) * 2019-06-03 2020-12-10 株式会社豊田自動織機 アンモニア燃焼システム

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