JPWO2014009989A1 - 換気扇 - Google Patents

換気扇 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2014009989A1
JPWO2014009989A1 JP2014524492A JP2014524492A JPWO2014009989A1 JP WO2014009989 A1 JPWO2014009989 A1 JP WO2014009989A1 JP 2014524492 A JP2014524492 A JP 2014524492A JP 2014524492 A JP2014524492 A JP 2014524492A JP WO2014009989 A1 JPWO2014009989 A1 JP WO2014009989A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foot
fixed foot
fixed
frame
narrow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014524492A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6016920B2 (ja
Inventor
寿剛 竹居
寿剛 竹居
矢部 大輔
大輔 矢部
青木 普道
普道 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2014009989A1 publication Critical patent/JPWO2014009989A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6016920B2 publication Critical patent/JP6016920B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F7/00Ventilation
    • F24F7/007Ventilation with forced flow
    • F24F7/013Ventilation with forced flow using wall or window fans, displacing air through the wall or window

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

枠体10と、枠体10に設けられた固定足60と、固定足60で支持された電動機70とを備え、固定足60は、絞り加工で、長手方向に沿って、電動機取付部240と、幅狭側足部250と、幅広側足部270とが一体形成されたものであって、電動機70が取り付けられる電動機取付部240に近接して形成された幅狭側足部250と、幅狭側足部250に近接して形成された幅広側足部270とが、電動機取付部240を中心に対称となり、かつ、幅広側足部270の幅方向の距離が幅狭側足部250の幅方向の距離よりも広いものである。

Description

本発明は、換気扇に関する。
従来の換気扇は、ファンを駆動する電動機を板状の部材から形成された枠体で支持していた。この枠体は、電動機を支持する電動機取付部と、枠体を台座に固定する足部とを備えており、板状の部材が、打ち抜きや切り出し加工された後、絞り加工等がなされることにより形成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−192095号公報(段落[0011])
しかしながら、従来の換気扇において、電動機を支持する枠体が形成される際、打ち抜きや切り出し加工によって廃却となる材料が多いため、材料の歩留まりが低いという問題点があった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、材料の歩留まりを改善しつつ、強度、送風性能、及び製造容易性を維持することができる換気扇を提供することを目的とするものである。
本発明の換気扇は、枠体と、前記枠体に設けられた固定足と、前記固定足で支持された電動機とを備え、前記固定足は、絞り加工で、長手方向に沿って、略中央部と、幅狭部と、幅広部とが一体形成されたものであって、前記電動機が取り付けられる前記略中央部に近接して形成された前記幅狭部と、該幅狭部に近接して形成された前記幅広部とが、該略中央部を中心に対称となり、かつ、前記幅広部の幅方向の距離が前記幅狭部の幅方向の距離よりも広いものである。
本発明は、短手方向の断面形状が異なる固定足でファンを駆動する電動機を固定させることにより、材料の歩留まりを改善しつつ、強度、送風性能、及び製造容易性を維持することができるという効果を有する。
本発明の実施の形態1における換気扇1の分解斜視図である。 本発明の実施の形態1における図1の領域Aで囲まれた部分の換気扇1の拡大図である。 本発明の実施の形態1におけるシャッター部55の分解斜視図である。 本発明の実施の形態1における図1の領域Bで囲まれた部分の換気扇1の拡大図である。 本発明の実施の形態1における固定足60の斜視図である。 本発明の実施の形態1における固定足60aの詳細を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における換気扇1の分解斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1における図1の領域Aで囲まれた部分の換気扇1の拡大図である。図3は、本発明の実施の形態1におけるシャッター部55の分解斜視図である。図4は、本発明の実施の形態1における図1の領域Bで囲まれた部分の換気扇1の拡大図である。
図1に示すように、換気扇1は、枠体10と、枠体10に設けられた固定足60a及び固定足60bと、固定足60a及び固定足60bに支持された電動機70とを備える。
換気扇1は、枠体10にオリフィス170が設けられ、電動機70にファン90が取り付けられ、ファン90の中央部にスピンナー100が取り付けられる。
オリフィス170は、合成樹脂等で形成され、風洞を形成するものであり、枠体10に対して、着脱自在となっている。
なお、オリフィス170には、例えば、フィルター、メッシュガード、及び油受け等が取り付けられるものであるが、図1においてはその図示を省略する。
また、換気扇1は、図示しない壁等に形成された壁穴等に据え付けられ、ファン90を回転駆動させることにより、室内側の空気と、室外側の空気との間の空気の流れを形成し、室内を換気するものである。
なお、固定足60a及び固定足60bを総称するときには、固定足60と称する。
枠体10は、換気扇1全体を支持する強度を有する略矩形状の金属鋼板の短手方向の端部が互いに接続された金属枠から形成されたものである。枠体10は、例えば、形状が略矩形状で形成され、室内側と室外側とがそれぞれ開口したものである。
なお、上記の説明においては、枠体10が略矩形状の金属鋼板で接続された金属枠で形成された一例について説明したが、特にこれに限定するものではない。例えば、形状は円形状であってもよく、材質は合成樹脂等で形成されているものであってもよい。
枠体10の上側縁部には上フランジ部20が設けられ、枠体10の左側縁部には左フランジ部30が設けられ、枠体10の右側縁部には右フランジ部40が設けられ、枠体10の下側縁部には下フランジ部50が設けられている。上フランジ部20、左フランジ部30、右フランジ部40、及び下フランジ部50は、金属鋼板が断面L字状に折曲形成され、枠体10の各縁部に取付けられたものである。
なお、上フランジ部20、左フランジ部30、右フランジ部40、及び下フランジ部50には、各種取付金具等を取付ける孔が形成されている。
電動機70は、例えば、DCブラシレスモータで構成され、インバータ制御でDCブラシレスモータを回転させてDCブラシレスモータに設けられた回転軸80を回転させることにより、回転軸80に取り付けられたファン90を回転駆動させるものである。電動機70は、電動機フランジ部71〜74を備える。電動機フランジ部71〜74は電動機70の固定の際に利用される。
ファン90は、回転軸80に対して着脱自在に形成され、換気扇1が設置された状態において、枠体10の室内側の空気と、枠体10の室外側の空気とを換気する。
枠体10の室外側には、枠体室外側開口部110が形成されており、枠体室外側開口部110には、金属鋼板から形成された複数のシャッター板120が設けられている。
複数のシャッター板120は、詳細については後述するが、シャッター連結板130を介してスイッチ部140と連動するように設けられている。
スイッチ部140は、例えば、枠体10の前面左下隅部に設けられたものであり、電動機70から導出されるリード線152と接続され、先端にプラグ154を有する電源ケーブル150と、引紐160とを備えている。
スイッチ部140は、引紐160が引っ張られるのに応じて、電源ケーブル150と、リード線152との間の物理的接続状態を、導通状態と非導通状態である断電状態とに交互に切り替えることにより、図示しないコンセントに差し込まれたプラグ154から供給される電力の供給をするか否かを制御する。
スイッチ部140は、導通状態のとき、シャッター連結板130を介して複数のシャッター板120が開放状態となるように制御し、断電状態のとき、シャッター連結板130を介して複数のシャッター板120が閉鎖状態となるように制御する。つまり、引紐160が引っ張られるのに応じて、複数のシャッター板120は、開放状態と閉鎖状態とが交互に切り替わるように構成されている。
なお、上記の説明では、シャッター板120が金属鋼板から形成される一例について説明したが、特にこれに限定するものではない。例えば、材質は合成樹脂等で形成されるものであってもよい。
図2に示すように、枠体10の上面を形成する枠体上面部10aには、取付ピース190及びうちわボルト180が設けられる。取付ピース190はねじ切りされた孔を備え、うちわボルト180は、取付ピース190のねじ切りされた孔に螺合された状態で取付ピース190に設けられている。
うちわボルト180は、換気扇1が据え付けられるときに利用される部材である。例えば、取付作業者がうちわボルトを図示しない壁穴の面に締め付けることにより、換気扇1は図示しない壁穴等に据え付けられる。
図3に示すように、シャッター部55は、シャッター板120、支持ピン120d、シャッター連結板130、及びシャッター支持板200を備え、詳細については後述するが、一方のシャッター支持板200がシャッター板120の短手方向の一方の縁を支持し、もう一方のシャッター支持板200が、シャッター連結板130を挟みこんだ状態でシャッター板120の短手方向のもう一方の縁を支持する。
シャッター板120の短手方向の縁には、側壁120bが形成されている。側壁120bの隅部には、シャッター孔120aが設けられている。シャッター孔120aは、側壁120bに対して起立状態に形成された孔であり、後述する突起部200aを収納する奥行きが形成されている。
なお、シャッター板120の短手方向のもう一方の端部についても上記で説明した構成と同様の構成となっている。
突起部200aは、シャッター支持板200に形成されており、シャッター板120の短手方向の一方の縁に対しては、シャッター孔120aに収納される。
突起部200aは、シャッター板120の短手方向のもう一方の縁に対しては、支持ピン120dをシャッター連結板支持孔130aに挿通したシャッター連結板130を介して、シャッター孔120aに収納される。
支持ピン120dは、止めピン挿通孔120cを備えている。支持ピン120dは、シャッター連結板130に形成されたシャッター連結板支持孔130aに挿通された後、ブッシュ210に形成された止めピン210aを止めピン挿通孔120cに挿通させることにより、シャッター連結板130が支持ピン120dに対して回動可能に設けられる。
図4に示すように、枠体10には、スプリング230が設けられている。スプリング230は、一方の端部が枠体10に設けられたものであり、もう一方の端部はシャッター連結板130に形成されたスプリング支持孔130cに対して一定のクリアランスが保たれた状態で設けられる。シャッター連結板130は、ロッド220を介して、可動レバー142と連動するように設けられている。ロッド220は、略長孔形状に形成された金属製のリングであり、シャッター連結板130に形成されたロッド支持孔130bに通されていると共に、可動レバー142の一方の端部に形成された図示しない孔にも通されている。可動レバー142のもう一方の端部は、スイッチ部140に収納され、引紐160の動作と連動するように設けられている。
つまり、引紐160が下方に引っ張られたとき、可動レバー142は下方に引き下げられる構成となっている。可動レバー142が下方に引き下げられると、その動作に連動してシャッター連結板130が引っ張られ、シャッター板120が開放状態となる。また、引紐160がもう一度下方に引っ張られたとき、可動レバー142は下方に引き下げられ、シャッター連結板130が引っ張られ、シャッター板120は閉鎖状態となる。
図5は、本発明の実施の形態1における固定足60の斜視図である。図5に示すように、固定足60a及び固定足60bは、長手方向及び短手方向でそれぞれ絞り加工されることで一体形成されたものであり、略中央部には電動機取付部240が設けられ、略中央部に対して、一方の端部側に向かって、幅狭側足部250及び幅広側足部270が形成され、もう一方の端部側に向かって、幅狭側足部250及び幅広側足部270が形成されている。
つまり、幅狭側足部250及び幅広側足部270は、略中央部に形成された電動機取付部240に対して、互いに対称する形状で形成されている。
換言すれば、電動機取付部240に近接して形成された幅狭側足部250と、幅狭側足部250に近接して形成された幅広側足部270とは、電動機取付部240を中心に対称となり、幅広側足部270の幅方向の距離が、幅狭側足部250の幅方向の距離よりも広い構造となっている。
略中央部から端に向かって、幅広側足部270の端には端部260が形成されている。端部260には、詳細については図6を用いて後述するが、L字部300が形成されている。L字部300は、枠体10を形成する面に固定させることにより、固定足60を枠体10に固定させるものである。
つまり、固定足60の長手方向上には、一方の端からもう一方の端にわたって、端部260、幅広側足部270、幅狭側足部250、電動機取付部240、幅狭側足部250、幅広側足部270、及び端部260が順に形成されている。
電動機取付部240は、電動機70に接する電動機取付面310が形成されている。固定足60a側に形成された電動機取付面310には、ねじ切りされた電動機固定孔61、62が形成されており、固定足60b側に形成された電動機取付面310には、ねじ切りされた電動機固定孔63、64が形成されている。電動機固定孔61〜64は、上記で説明した電動機フランジ部71〜74に設けられた図示しない孔から挿通されたねじ等が螺合させることにより、電動機70を固定させる。
なお、固定足60b側に形成された電動機取付部240についても同様の構成が設けられている。
なお、電動機固定孔61〜64がねじ切りされている一例について説明したが、特にこれに限定するものではなく、ねじ切りされていない孔であってもよい。
固定足60a及び固定足60bに形成された幅広側足部270には、リード押さえ部330が2個ずつ形成されている。リード押さえ部330は、幅広側足部270に対して突出して設けられたものであり、略鍵穴形状で形成されている。換気扇1が据え付けされる際、リード線152はリード押さえ部330のうち、幅が狭められている箇所に絡められた後、スイッチ部140に収納される。このようにすることで、リード線152がファン90等に接触することがないため、リード線152の断線を防ぐことができる。また、リード押さえ部330により、リード線152の配線経路を決めることができるため、換気扇1を据え付ける際の工作性や作業性が向上する。
なお、固定足60aと、固定足60bとは、取り付けられることになっている電動機70を介して互いに対称となる形状で形成される。また、上記で説明したリード押さえ部330の個数や形状については一例を説明するものであり、特にこれに限定するものではない。
図6は、本発明の実施の形態1における固定足60aの詳細を示す図である。図6に示すように、固定足60aの正面図をX、固定足60aの電動機非接触側側面図をY、及び固定足60aの電動機接触側側面図をZとする。なお、以後の説明においては、固定足60aの正面図を正面図X、固定足60aの電動機非接触側側面図を電動機非接触側側面図Y、及び固定足60aの電動機接触側側面図を電動機接触側側面図Zと称する。
正面図Xに示すように、固定足60aは、電動機取付部240の一部が半円形に絞り加工されている。
正面図X及び電動機接触側側面図Zに示すように、固定足60aは、電動機取付部240の最小絞り幅がS1、最大絞り幅がR1、最小絞り高さがS2、及び最大絞り高さがR2となるように絞り加工されている。固定足60aは、幅狭側足部250の絞り幅がQ1及び絞り高さがQ2となるように絞り加工されている。固定足60aは、幅広側足部270の絞り幅がP1及び絞り高さがP2となるように絞り加工されている。具体的には、Q1よりQ2は大きく、Q1よりP1は大きい形状で形成されている。また、P1はP2より大きい形状で形成されている。また、R1はS1より大きく、R2はS2より大きい形状で形成されている。
具体的には、Q1の距離は、例えば、8mmであり、P1の距離は、例えば、22mmである。また、Q2の距離は、例えば、16mmであり、P2の距離は、例えば、2mmである。つまり、幅狭側足部250の絞り幅及び絞り高さの和と、幅広側足部270の絞り幅及び絞り高さの和とは、略一定となるように形成されている。
なお、上記で説明した寸法は一例を示すものであり、特にこれに限定するものではない。
電動機接触側側面図Zに示すように、固定足60aの短手方向の断面形状は、略U字状で形成され、略U字状絞り終端部290から端部260が形成されている。端部260は、略U字状絞り終端部290からL曲げ形状でL字部300が形成されている。L字部300は、ねじ固定部280を備えている。ねじ固定部280は貫通孔であり、上述したように、固定足60aを枠体10に固定させる際、ねじ固定部280に挿通したねじを枠体10を形成する面に食い込ませていくことにより、固定足60aを枠体10に固定させるものである。
電動機非接触側側面図Yに示すように、幅広側足部270から幅狭側足部250の一部にかけて、固定足平面320が形成され、電動機取付部240には電動機取付面310が形成されている。固定足平面320と、電動機取付面310とは、高さが異なるように絞り加工されており、固定足平面320の位置は、電動機取付面310の位置よりも、電動機70に取付けられるファン90から離れた位置となる構造となっている。
換気扇1の強度、送風性能、及び製造容易性について説明する。固定足60aの絞り幅及び絞り高さを大きくするにつれ、換気扇1の強度は向上する。しかしながら、固定足60aの絞り幅及び絞り高さを大きくするにつれ、風路抵抗は増加する。このため、固定足60aの絞り幅及び絞り高さを大きくすることは、騒音悪化の一要因となる。特に、固定足60aの絞り幅は、風路抵抗となるため、騒音への影響が大きいものとなっている。ただし、オリフィス170が取付けられた換気扇1の風路は、オリフィス170によって形成される風洞内に限定される。
すなわち、オリフィス170によって隠される部分は風路外となるため、風路外となっている部分については、固定足60aの絞り幅を大きくしたとしても、風路抵抗が大幅に増加することはない。
例えば、固定足60aの端部260から幅狭側足部250に向かって20mmの範囲は、オリフィス170によって隠蔽される部分である。そこで、この部分については、図6に示すように、幅広側足部270を形成し、L字部300の強度を確保させる。また、断面2次モーメントは固定足60aの絞り幅と絞り高さに依存するものである。
したがって、固定足60aの絞り幅を大きくしたときは、固定足60aの絞り高さを小さくすることにより、固定足60aの絞り幅及び絞り高さを最適化する。
これにより、断面2次モーメントが大幅に変動することがない。このため、固定足60aの送風性能を維持しつつも強度を確保し、材料の歩留まりを改善することができる。
また、固定足60aには、換気扇1を壁穴に据え付ける際、変形により作用する左右のねじれの力が発生する。この場合であっても、固定足60aと固定足60bとで電動機70を挟みこむ構造となっているため、電動機70がブリッジの機能を持つことになる。つまり、電動機70がねじれの力に対向する強度メンバーとなるため、固定足60aと固定足60bとを接続する補強体を別途設ける必要はない。このため、固定足60aの製造容易性を維持しつつも材料の歩留まりを改善することができる。
また、固定足60aは、略中央に設けられる電動機取付部240に電動機70が固定されるため、電動機70は固定足60aそのものの強度メンバーにもなる。このため、強度を確保するために絞り高さを大きくする必要はない。このため、固定足60aの強度を維持しつつも、材料の歩留まりを改善することができる。
なお、上記の説明では、幅狭側足部250及び幅広側足部270で、絞り幅と絞り高さとの和が略一定となるように形成される一例について説明したが、特にこれに限定するものではなく、絞り幅と絞り高さとから演算される断面2次モーメントが略一定となるように形成されてもよい。
なお、電動機取付部240は、本発明における略中央部に相当する。
また、幅狭側足部250は、本発明における幅狭部に相当する。
また、幅広側足部270は、本発明における幅広部に相当する。
なお、上記においては、固定足60aの形状の詳細について説明した。これに対し、固定足60bの形状は、図5に示すように、電動機70を介して固定足60aと対称となる形状である点を除いては、固定足60aと同様の形状で形成される。
換言すれば、固定足60の絞り幅及び絞り高さを最適化したとき、固定足60の平面形状(ブランク形状)が略長方形になるため、歩留まりは向上する。
また、固定足平面320の位置が電動機取付面310の位置よりもファン90から離れた構造とすることにより、風路抵抗となる部分を減らし、固定足60の干渉音による騒音を低減させている。
このように、短手方向の断面形状が異なる固定足でファンを駆動する電動機を固定させることにより、材料の歩留まりを改善しつつ、強度、送風性能、及び製造容易性を維持することができる。
以上のように、本実施の形態1の換気扇は、枠体10と、枠体10に設けられた固定足60と、固定足60で支持された電動機70とを備え、固定足60は、絞り加工で、長手方向に沿って、電動機取付部240と、幅狭側足部250と、幅広側足部270とが一体形成されたものであって、電動機70が取り付けられる電動機取付部240に近接して形成された幅狭側足部250と、幅狭側足部250に近接して形成された幅広側足部270とが、電動機取付部240を中心に対称となり、かつ、幅広側足部270の幅方向の距離が幅狭側足部250の幅方向の距離よりも広いことにより、材料の歩留まりを改善しつつ、強度、送風性能、及び製造容易性を維持することができる。
1 換気扇、10 枠体、10a 枠体上面部、20 上フランジ部、30 左フランジ部、40 右フランジ部、50 下フランジ部、55 シャッター部、60、60a、60b 固定足、61、62、63、64 電動機固定孔、70 電動機、71、72、73、74 電動機フランジ部、80 回転軸、90 ファン、100 スピンナー、110 枠体室外側開口部、120 シャッター板、120a シャッター孔、120b 側壁、120c 止めピン挿通孔、120d 支持ピン、130 シャッター連結板、130a シャッター連結板支持孔、130b ロッド支持孔、130c スプリング支持孔、140 スイッチ部、142 可動レバー、150 電源ケーブル、152 リード線、154 プラグ、160 引紐、170 オリフィス、180 うちわボルト、190 取付ピース、200 シャッター支持板、200a 突起部、210 ブッシュ、210a 止めピン、220 ロッド、230 スプリング、240 電動機取付部、250 幅狭側足部、260 端部、270 幅広側足部、280 ねじ固定部、290 略U字状絞り終端部、300 L字部、310 電動機取付面、320 固定足平面、330 リード押さえ部。
本発明の換気扇は、枠体と、前記枠体に設けられた固定足と、前記固定足で支持された電動機とを備え、前記固定足は、長手方向に沿って、略中央部と、幅狭部と、幅広部とが一体形成されたものであって、前記電動機が取り付けられる前記略中央部に近接して形成された前記幅狭部と、該幅狭部に近接して形成された前記幅広部とが、該略中央部を中心に対称となり、かつ、正面視において前記幅広部の幅方向の距離が前記幅狭部の幅方向の距離よりも広いものである。

Claims (6)

  1. 枠体と、
    前記枠体に設けられた固定足と、
    前記固定足で支持された電動機と
    を備え、
    前記固定足は、
    長手方向に沿って、略中央部と、幅狭部と、幅広部とが一体形成されたものであって、
    前記電動機が取り付けられる前記略中央部に近接して形成された前記幅狭部と、該幅狭部に近接して形成された前記幅広部とが、該略中央部を中心に対称となり、かつ、前記幅広部の幅方向の距離が前記幅狭部の幅方向の距離よりも広い
    ことを特徴とする換気扇。
  2. 前記固定足は、
    該固定足の短手方向の断面形状が略U字状で形成され、
    前記幅狭部及び前記幅広部は、
    該幅狭部及び該幅広部の幅方向の距離と、該幅方向に対応した高さ方向の距離との和が略一定となるように形成された
    ことを特徴とする請求項1に記載の換気扇。
  3. 前記固定足は、
    該固定足の短手方向の断面形状が略U字状で形成され、
    前記幅狭部及び前記幅広部は、
    該幅狭部及び該幅広部の幅方向の距離と、該幅方向に対応した高さ方向の距離とに基づいて演算される断面二次モーメントが略一定となるように形成された
    ことを特徴とする請求項1に記載の換気扇。
  4. 前記固定足の長手方向の端部のそれぞれには、該固定足と前記枠体とをつなげる枠体固定部が形成され、
    前記枠体固定部は、
    前記枠体に固定された
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の換気扇。
  5. 前記固定足は、
    前記枠体に少なくとも2つ設けられ、該固定足のそれぞれは、前記電動機を介して互いに対称となる形状で形成された
    ことを特徴とする請求項4に記載の換気扇。
  6. 前記電動機に電源を供給するリード線を備え、
    前記固定足は、
    前記幅狭部に設けられ、前記リード線を固定するリード押さえ部が形成された
    ことを特徴とする請求項5に記載の換気扇。
JP2014524492A 2012-07-09 2012-07-09 換気扇 Active JP6016920B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2012/004424 WO2014009989A1 (ja) 2012-07-09 2012-07-09 換気扇

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2014009989A1 true JPWO2014009989A1 (ja) 2016-06-20
JP6016920B2 JP6016920B2 (ja) 2016-10-26

Family

ID=49915497

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014524492A Active JP6016920B2 (ja) 2012-07-09 2012-07-09 換気扇

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP6016920B2 (ja)
CN (1) CN104428599B (ja)
HK (1) HK1204040A1 (ja)
WO (1) WO2014009989A1 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS494200U (ja) * 1972-04-12 1974-01-14
JPS6113268U (ja) * 1984-06-28 1986-01-25 三菱電機株式会社 空気調和機の送風装置
JP3069305U (ja) * 1999-11-29 2000-06-16 船井電機株式会社 空気調和機の室外機
JP2003269395A (ja) * 2002-01-09 2003-09-25 Hitachi Ltd 軸流ファン
JP2010127578A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Daikin Ind Ltd ヒートポンプ用モータ取付部材

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN201786703U (zh) * 2010-08-13 2011-04-06 东莞市高达电器有限公司 换气扇
CN203174731U (zh) * 2013-04-11 2013-09-04 高振远 带侧吸风口的卫生间换气扇和卫生间除味系统

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS494200U (ja) * 1972-04-12 1974-01-14
JPS6113268U (ja) * 1984-06-28 1986-01-25 三菱電機株式会社 空気調和機の送風装置
JP3069305U (ja) * 1999-11-29 2000-06-16 船井電機株式会社 空気調和機の室外機
JP2003269395A (ja) * 2002-01-09 2003-09-25 Hitachi Ltd 軸流ファン
JP2010127578A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Daikin Ind Ltd ヒートポンプ用モータ取付部材

Also Published As

Publication number Publication date
JP6016920B2 (ja) 2016-10-26
HK1204040A1 (en) 2015-11-06
CN104428599A (zh) 2015-03-18
CN104428599B (zh) 2017-09-26
WO2014009989A1 (ja) 2014-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105444292A (zh) 电机支架及空调室外机
CN205388349U (zh) 电机支架及空调室外机
JP6016920B2 (ja) 換気扇
JP6808013B2 (ja) 空気調和機の室外機
KR102207373B1 (ko) 창문형 에어컨의 창문틀 설치 프레임 조립체
JP5790621B2 (ja) 空調室内機
JP3433338B2 (ja) 分離型空気調和装置
AU2017268564B2 (en) Indoor unit of air conditioner and method for assembling indoor unit of air conditioner
JP3575943B2 (ja) ダクト用換気扇
JP2017009201A (ja) 空気調和機の室外機
KR100686414B1 (ko) 공기조화기의 실내기
JP2013024455A (ja) 空気調和装置の電気品箱
JP6921049B2 (ja) 換気扇および固定部材
JP5799906B2 (ja) 換気扇
KR20090129198A (ko) 공기조화기의 실외기
JP6061839B2 (ja) 換気扇
JP5638665B2 (ja) 送風機
CN214501676U (zh) 空调室内机的面框组件和具有其的空调室内机
JP5255328B2 (ja) 丁番スペーサ
JP2005273280A (ja) 間仕切り壁構造
WO2019176627A1 (ja) 換気装置
JP2003262356A (ja) ダクト式空気調和機
JP4857961B2 (ja) 吹出ユニット
JP5627739B2 (ja) 送風機
JP5761325B2 (ja) 室内機

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160830

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160927

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6016920

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250