JP6921049B2 - 換気扇および固定部材 - Google Patents

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Description

本発明は、ガードが換気扇本体に固定された換気扇およびガードを換気扇本体に固定する固定部材に関する。
従来の換気扇において、ファンを覆うガードを換気扇本体に固定するために、直線状の線材を折り曲げることにより形成された固定部材を用いたものがある(例えば、下記特許文献1)。この換気扇の固定部材は、一方の端部に換気扇本体に固定されるフックと、他方の端部にガードと当接し固定される当接部とを備えている。そして、当接部がフックと離れる方向に弾性変形した状態でガードへ当接することで、固定部材には、フックと当接部とが近づく方向へ戻ろうとする復元力が生じる。その結果、ガードが換気扇本体に近づく方向に力が加わり、ガードは換気扇本体に固定される。
特開2013−204920号公報
上述のような弾性変形する固定部材は、換気扇本体で生じる振動により、換気扇本体に固定されているフックが変形してしまう。フックが変形すると、フックによる換気扇本体への拘束が弱くなる。その結果、固定部材が当接部を中心に回転して換気扇本体から外れてしまい、ガードと換気扇との固定が不十分になるという問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためのものであり、換気扇本体から外れることを抑制できる固定部材を用いた換気扇および固定部材を提供することを目的とする。
本発明に係る換気扇は、ファンと、枠体と、ファンを枠体に取り付ける取付足とを備えた換気扇本体と、一方の面がファンおよび枠体と対向するように配置され、ファンおよび取付足の少なくとも一部を覆うガードと、取付足の枠体側に当接する第1当接部と、ガードを枠体側に引きつけるようにガードに当接する第2当接部および第3当接部と、第1当接部と第2当接部とを接続する第1接続部と、第1当接部と第3当接部とを接続し第1接続部とで取付足を挟むように配置される第2接続部と、を備え、第2当接部および第3当接部が第1当接部と離れる方向に弾性変形した状態で前記ガードに当接し、ガードを換気扇本体に固定する固定部材と、を備えたものである。
本発明に係る固定部材は、換気扇本体の枠体にファンを取り付ける取付足に当接する棒状の部材である第1当接部と、ファンと取付足の少なくとも一部を覆うガードを枠体に引きつけるようにガードに当接する棒状の部材である第2当接部および第3当接部と、第1当接部と第2当接部とを接続する棒状の部材である第1接続部と、第1当接部と第3当接部とを接続する棒状の部材であって、第1接続部とで取付足を挟むように配置される第2接続部と、を備え、第2当接部および第3当接部が第1当接部とは離れる方向に弾性変形するものである。
本発明によれば、第1接続部と第2接続部とが取付足を挟むように配置されているので、固定部材が換気扇本体から外れることを抑制できる。
本発明の実施の形態1に係る換気扇の正面図である。 本発明の実施の形態1に係る換気扇の側面図である。 本発明の実施の形態1に係る換気扇本体の正面図である。 本発明の実施の形態1に係る換気扇本体の側面図である。 本発明の実施の形態1に係るガードの斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る固定部材の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る固定部材を換気扇本体およびガードに取り付けた状態を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る固定部材を換気扇本体およびガードに取り付けた状態を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る固定部材の斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る固定部材を換気扇本体およびガードに取り付けた状態を示す図である。 本発明の実施の形態1および2に係るガードの変形例を示す側面図である。 本発明の実施の形態1および2に係るガードの変形例を示す側面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。図中の同一の符号は、同一または相当する部分を表す。
実施の形態1
本発明の実施の形態1に係る換気扇100を構成する固定部材30は、ガード20と当接する第2当接部34および第3当接部35と換気扇本体10と当接する第1当接部31とを接続する第1接続部32および第2接続部33が、換気扇本体10の取付足13を挟むように配置されている(図7)。そのため、取付足13が固定部材30から外れようとしても、取付足13と第1接続部32または第2接続部33とが当接することになり、固定部材30が取付足13から外れることを抑制できる。
上述の本発明の実施の形態1の換気扇100は、換気扇本体10、ガード20、および固定部材30により構成されており、これらの構成が組付けられた状態の換気扇100が図1および図2に示されている。
換気扇本体10は、回転翼16を回転させて空気流を発生させるものであり、建物の壁面などに固定されている。図1では、図の奥側が壁面であり、手前側が建物内部である。また図2では、図の右側が壁面であり、左側が建物内部である。
ガード20は、回転翼16に異物が接触することを防止するためのものであり、回転翼16を覆うように換気扇本体10に固定されている。
換気扇本体10とガード20とは、4つの固定部材30により固定されている(図1)。固定部材30は、換気扇本体10およびガード20と当接し、それらを挟み込むようにしてガード20を固定している。
説明の便宜上、換気扇本体10のガード20が固定される側を換気扇本体10および換気扇本体10を構成する部材の正面、反対側(すなわち、壁面に固定される側)を裏面と呼ぶ。また、ガード20の換気扇本体10と対向する側をガード20およびガード20を構成する部材の裏面、反対側を正面と呼ぶ。
次に、換気扇100を構成する換気扇本体10、ガード20、および固定部材30の各構成について、図3から図7を用いて、順次説明する。
換気扇本体10は、枠体11、取付足13、モータ固定台14、モータ15、および回転翼16により構成されている。
換気扇本体10を構成する枠体11は、換気扇本体10を建物の壁面などへ固定するための四角形状の部材である。枠体11の中央には貫通孔が形成されており、この貫通孔が建物の内部と外部をつなぐ空気の流路である。枠体11の貫通孔周辺には図示しないボルトなどが設置されており、ボルトが壁面に設けられた開口に挿通され、枠体11が壁面に固定されている。
また、枠体11の正面には、ガード20側へ伸びるフランジ12が貫通孔を囲うように設けられている。フランジ12は、回転翼16が回転した際に生じる風を側方に漏らさないようにして、送風性能を向上させる機能を備えている。
枠体11の正面には、モータ15および回転翼16を枠体11の正面側に取り付けるための取付足13が設けられている。
取付足13は、平板を屈曲させたU字形状の部材であり、2つの端部が枠体11の隣接する2つの角の周辺に固定されている。取付足13は、2つの端部から、枠体11の正面から離れる方向(すなわち、ガード20が配置される方向)へ伸び(図3)、その後、貫通孔の中心軸方向に向かって屈曲し枠体の正面と略平行に伸びる2つの立ち上がり部を備えている(図3および図4)。また2つの立ち上がり部は、貫通孔の中心軸に至る手前で直線部により接続されている(図3)。すなわち、U字形状の底部にあたる部分は、貫通孔の正面に配置されている。
この取付足13は、同様の構造のものが、枠体11の別の2つの角の周辺にも固定されており、それぞれの取付足13の直線部は対向するように配置されている(図3)。
2つの取付足13の直線部に挟まれるように、モータ固定台14が固定されている。モータ固定台14はモータ15を固定するための四角形状の部材であり、その中央にはモータ15が挿入され固定される貫通孔が形成されている。
モータ15は、モータ固定台14の貫通孔に固定されており、モータ15のシャフトが枠体11の貫通孔へ向かう方向へ伸び、枠体11の貫通孔の中心軸およびモータ固定台14の貫通孔の中心軸と略一致するように、配置されている。
モータ15のシャフトには回転翼16が固定されている。すなわち、回転翼16は、モータ15およびモータ固定台14を介して、取付足13に取り付けられている。回転翼16は3枚の羽根で構成されており、モータ15を駆動することにより回転する。
なお、モータ15と回転翼16とを総称してファンと呼ぶ。
次に、換気扇100を構成するガード20について図5を用いて説明する。
ガード20は、円形状の平面部21と、平面部21から立ち上がる側壁部22とよりなるカップ状の形状をしており、一方の面であるカップの凹状にへこんだ面が枠体11および回転翼16に対向するように配置される裏面である。
ガード20の平面部21は、平面部21の径方向に伸びる複数の線材23により形成されており、また、線材23は、径方向に伸びた後屈曲し側壁部22を形成している。さらに、ガード20の平面部21には、周長の異なる2つのリング状の線材24が径方向の線材23と交差しており、交点で固定されている。側壁部22においても、周長の異なる2つのリング状の線材25が径方向の線材23と交差しており、交点で固定されている。
側壁部22に配置された2つのリング状の線材25は4カ所で切断されており、切断された箇所には開放部26が形成されている。この開放部26は、ガード20を換気扇本体10に覆いかぶせる際に取付足13が通過する空間である。
また、リング状の線材25が切断された箇所の側方に伸びる2つの径方向の線材23は、切断された箇所よりカップの頂部側で、直線状の線材27aと固定されている。この線材27aはリング状の線材25を切断したことによるガード20の強度の低下を抑制するとともに、ガード20を換気扇本体10に覆いかぶせる際に取付足13と当接して、ガード20を位置決めするためのものである。
さらに、開放部26の側方の径方向の線材23のうち一方の線材23は、外側から2本目のリング状の線材25と直線状の線材27aの間で切断されており、取付足13が通過可能となっている。また、切断された線材23と隣接し、開放部26の奥側に位置する径方向の線材23と、切断された線材23との間にも直線状の線材27bが固定されている。直線状の線材27bも、直線状の線材27aと同様、ガード20の強度低下の抑制し、取付足13と当接してガード20を位置決めするためのものである。直線状の線材27aと27bとは段違いとなっており、一方がよりカップの頂部に近い位置に配置されている。換気扇本体10の機種によって取付足13と枠体11との距離が異なる場合があるが、ガード20は、線材27aおよび27bが段違いとなっていることで複数の機種に対応している。
なお、線材同士は、溶接により固定されている。
次に、換気扇100を構成する固定部材30について図6を用いて説明する。
固定部材30は、一端がガード20の正面側からガード20の線材27aまたは27bに当接し、他端が換気扇本体10の取付足13の枠体11側に当接し、ガード20を換気扇本体10に引きつけるように、ガード20と換気扇本体10とを挟み込むものである。
固定部材30は、棒状の線材を折り曲げて形成されており、第1当接部31、第1接続部32、第2接続部33、第2当接部34、および第3当接部35を備えている。
第1当接部31は、換気扇本体10に取り付けられた際に取付足13の枠体11側に当接するものであり、直線状の第4当接部31aおよび直線状の第5当接部31bを備えている。第4当接部31aと第5当接部31bの軸方向は略平行である。第4当接部31aと第5当接部31bは、これらの軸方向と交差する方向に伸びる直線状の線材で接続されており、第4当接部31aと第5当接部31bとの間には段差36が形成されている。すなわち、第4当接部31aと第5当接部31bとは同一軸上にはなく、換気扇100に設置された際に、第4当接部31aは第5当接部31bより枠体11に近い位置に配置される。
また、第4当接部31aの軸方向の長さは、取付足13の断面の直径より長く、第4当接部31aが取付足13に当接した際には、第1接続部32と取付足13との間または段差36と取付足13との間に隙間ができる。また、第5当接部31bの軸方向の長さも取付足13の断面の直径より長く、第5当接部31bが取付足13に当接した際には、第2接続部33と取付足13との間に隙間ができるか、または第5当接部31bの段差36側には取付足13が当接しない部分ができる。
第4当接部31aの端部のうち段差36が設けられた側と反対側の端部には、第1接続部32が接続されている。第1接続部32は、第4当接部31aと交差する方向に伸びる直線状の線材であり、第4当接部31aと接続された端部とは反対側の端部に第2当接部34が接続されている。
また、第5当接部31bの端部のうち段差36が設けられた側と反対側の端部には、第2接続部33が接続されている。第2接続部33は、第5当接部31bと交差する方向に伸びる直線状の線材であり、第5当接部31bと接続された端部とは反対側の端部に第3当接部35が接続されている。第1接続部32と第2接続部33は、軸方向が略一致しており、略同一の方向に伸びている。
第1接続部32に接続された第2当接部34は、換気扇100に取り付けられた際にガード20の線材27aの正面側に当接するものである。
第2当接部34は、第1接続部32と交差する方向に伸び、その後、第1当接部31側に屈曲し、再び第1接続部32と交差する方向に伸び、先端が鍵状に屈曲された部材である。この鍵状の部分にガード20の線材27aが当接する。
第2接続部33に接続された第3当接部35も、第2当接部34と同様の構成である。
次に、ガード20を換気扇本体10に取り付けた際の固定部材30の取付状態について説明する。図7は、図1および図2における固定部材30が取り付けられている部分の拡大図である。
ガード20を換気扇本体10に取り付ける際、ガード20の線材27aまたは27bは、取付足13と当接し、ガード20は換気扇本体10に位置決めされる。図7の例は、断面が四角形状の取付足13を備え、取付足13と枠体11の距離が長い機種の換気扇本体10にガード20を取り付けたものであり、ガード20のカップの頂部に近い線材27bに取付足13が当接している。
取付足13の枠体11側には、第1当接部31のうち、枠体11から遠い位置に配置された第5当接部31bが当接している。また、ガード20においては、第2当接部34が線材27aの正面側に当接し、第3当接部35が線材27bの正面側に当接している。そして、取付足13は、第1接続部32と第2接続部33とで挟み込まれている。
なお、取付足13は、モータ15が取付られた部分から線材27bに当接する部分まではガード20に覆われているが、線材27bに当接する部分から枠体11に固定される端部まではガード20から突出している。
また、図8の例は、断面が円形状の取付足13を備え、取付足13と枠体11の距離が短い機種の換気扇本体10を取り付けたものであり、ガード20のカップの頂部から遠い線材27aに取付足13が当接している。
取付足13の枠体11側には、第1当接部31のうち、枠体11から近い位置に配置された第4当接部31aが当接している。その他の点については図7と同様である。
図7および図8のいずれの例においても、第2当接部34および第3当接部35は、第1当接部31とは離れる方向に弾性変形した状態で線材27aおよび27bに当接している。その結果、第2当接部34および第3当接部35が第1当接部31に近づく方向に戻ろうとする復元力によって、線材27aおよび27bと取付足13とが強く引きつけられ、ガード20が換気扇本体10に固定される。
本発明の実施の形態1に係る換気扇100および固定部材30は、以上のように構成されており、次のような効果を奏する。
固定部材30は、換気扇100に取り付けられた際に、取付足13を挟むように配置されている。そのため、取付足13が固定部材30から外れようとしても、取付足13と第1接続部32または第2接続部33とが当接することになり、固定部材30が取付足13から外れることを抑制できる。
また、固定部材30の第4当接部31aおよび第5当接部31bは、軸方向の長さが取付足13の断面の直径より長く、取付足13が当接しても、第1接続部32、第2接続部33または段差36との間に隙間ができる。
換気扇本体10の機種によって、取付足13の断面の直径は異なることがあるが、上記のように構成されていることにより、固定部材30は、取付足13の直径が異なる複数の機種に対応でき、固定部材30を機種の間で共用化することができる。
また、固定部材30の第1当接部31には段差が設けられ、位置の異なる第4当接部31aおよび第5当接部31bが設けられている。
換気扇本体10の機種によっては、取付足13と枠体11との距離が異なることがあるが、上記のように構成されていることにより、固定部材30を機種の間で共用化することができる。
また、固定部材30は、取付足13の両側で第2当接部34および第3当接部35がガード20と当接している。そのため、固定部材30は回転が抑制され、取付足13の位置ずれおよび取付足13が固定部材30から外れてしまうことを抑制できる。
本発明の実施の形態1の変形例および補足説明を以下に示す。
実施の形態1の固定部材30の第1当接部31には段差36が設けられていたが、段差を設けなくてもよい。
この場合、第1当接部31は直線状の部材となるが、両側が第1接続部32および第2接続部33で挟まれているため、実施の形態1同様、取付足13から固定部材30が外れることを抑制できる。
また、第1当接部31の軸方向の長さを取付足13の断面の直径より長くすることで、複数の機種で固定部材を共用化できることも同様である。
さらに、固定部材30は回転が抑制され、取付足13の位置ずれおよび取付足13が固定部材30から外れてしまうことを抑制できることも同様である。
なお、第1当接部31を直線状の部材としたが、枠体11に近づく方向に湾曲して突出するU字形状の部材としてもよい。
実施の形態2
次に、本発明の実施の形態2について説明する。実施の形態1で説明した構成および動作と同様の部分については説明を省略し、実施の形態1と異なる部分について以下に説明する。
実施の形態1の固定部材30は、第1当接部31に段差36が設けられ、第4当接部31aおよび第5当接部31bで異なる機種の換気扇本体10の取付足13と当接することができるが、第5当接部31bに当接した取付足13が移動して第4当接部31aに落下してしまうと、固定部材30によるガード20と換気扇本体10への拘束が弱くなる。
実施の形態2の固定部材30は、第4当接部31aおよび第5当接部31bの間に突起部37を設け、第5当接部31bに取付足13が当接している際に、取付足13が第4当接部31aに落下することを抑制する。
実施の形態2の固定部材30は、図9に示されるように、実施の形態1の固定部材30の構成に加え、段差36を構成する線材が第5当接部31bを超えて伸びており、その後、U字形状に屈曲して第5当接部31bに接続されている。このU字形状に屈曲した部分が突起部37であり、第5当接部31bの取付足13と当接する側から突出している。
図10には、実施の形態2の固定部材30が換気扇100に取り付けられた状態が示されている。なお、図10では、突起部37について説明するため、取付足13の後方についても表示している。
図10の例は実施の形態1の図7の例と同様であるが、第2接続部33と突起部37と取付足13を挟み込んでいる点で異なる。第5当接部31bに当接した取付足13は、第4当接部31a側に移動したとしても、突起部37に当接し、移動が妨げられる。
本発明の実施の形態2に係る換気扇100および固定部材30は、以上のように構成されており、次のような効果を奏する。
第5当接部31bに当接した取付足13が、換気扇本体10の振動などにより第4当接部31a側へ移動したとしても、突起部37がその移動を妨げるため、取付足13が第4当接部31aに落下することを抑制できる。その結果、固定部材30によるガード20と換気扇本体10への拘束が弱くなることを抑制できる。
本発明の実施の形態2の変形例および補足説明を以下に示す。
第4当接部31aおよび第5当接部31bを直線状の部材としたが、それぞれ、枠体11に近づく方向に湾曲して突出するU字形状の部材としてもよい。
本発明の実施の形態1および実施の形態2に係る換気扇100および固定部材30の変形例および補足説明を以下に示す。
実施の形態1および実施の形態2では、ガード20に固定部材30が当接するための2つの直線状の線材27aおよび27bを設けたが、図11に示すように、1つの線材を屈曲させて、固定部材30が当接するための線材27cとしてもよい。
また、図12に示すように、側壁部22を形成するリング状の線材を屈曲させて、固定部材30が当接するための線材27dとしてもよい。
また、実施の形態1の固定部材30の第2当接部34および第3当接部35は、線材27aおよび27bに当接することとしたが、ガード20を換気扇本体10に引きつけることができれば、リング状の線材24および25に当接してもよいし、径方向の線材23に当接してもよい。
本発明に係る換気扇およびその固定部材は、工場や建物などに設置される換気扇として用いることができる。
10 換気扇本体、11 枠体、12 フランジ、13 取付足、14 モータ固定台、15 モータ、16 回転翼、20 ガード、21 平面部、22 側壁部、23 線材、24 線材、25 線材、26 開放部、27 線材、30 固定部材、31 第1当接部、32 第1接続部、33 第2接続部、34 第2当接部、35 第3当接部、36 段差、37 突起部、100 換気扇

Claims (6)

  1. ファンと、枠体と、前記ファンを前記枠体に取り付ける取付足とを備えた換気扇本体と、
    一方の面が前記ファンおよび前記枠体と対向するように配置され、前記ファンおよび前記取付足の少なくとも一部を覆うガードと、
    前記取付足の枠体側に当接する第1当接部と、前記ガードを前記枠体側に引きつけるように前記ガードに当接する第2当接部および第3当接部と、前記第1当接部と前記第2当接部とを接続する第1接続部と、前記第1当接部と前記第3当接部とを接続し前記第1接続部とで前記取付足を挟むように配置される第2接続部と、を備え、前記第2当接部および前記第3当接部が前記第1当接部と離れる方向に弾性変形した状態で前記ガードに当接し、前記ガードを前記換気扇本体に固定する固定部材と、
    を備えた換気扇。
  2. 前記第1当接部は、前記第1接続部が接続された位置と前記第2接続部が接続された位置の間に段差が形成されており、前記段差と前記第1接続部との間に設けられた第4当接部と、前記段差と前記第2接続部との間に設けられた第5当接部とを備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載の換気扇。
  3. 前記第1当接部は、前記第4当接部と前記第5当接部との間であって、前記第1当接部の前記取付足と当接する側に突起部を備えている
    ことを特徴とする請求項2に記載の換気扇。
  4. 換気扇本体の枠体にファンを取り付ける取付足に当接する棒状の部材である第1当接部と、
    前記ファンと前記取付足の少なくとも一部を覆うガードを前記枠体に引きつけるように前記ガードに当接する棒状の部材である第2当接部および第3当接部と、
    前記第1当接部と前記第2当接部とを接続する棒状の部材である第1接続部と、
    前記第1当接部と前記第3当接部とを接続する棒状の部材であって、前記第1接続部とで前記取付足を挟むように配置される第2接続部と、を備え、
    前記第2当接部および前記第3当接部が前記第1当接部とは離れる方向に弾性変形する固定部材。
  5. 前記第1当接部は、前記第1接続部が接続された位置と前記第2接続部が接続された位置の間に段差が形成されており、前記段差と前記第1接続部との間に設けられた第4当接部と、前記段差と前記第2接続部との間に設けられた第5当接部とを備えている
    ことを特徴とする請求項4に記載の固定部材。
  6. 前記第1当接部は、前記第4当接部と前記第5当接部との間であって、前記第1当接部の前記取付足と当接する側に突起部を備えている
    ことを特徴とする請求項5に記載の固定部材。
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