JPWO2013183146A1 - 光ファイバ接続状態判定方法、光ファイバ接続状態判定用光モジュール及び光伝送装置 - Google Patents

光ファイバ接続状態判定方法、光ファイバ接続状態判定用光モジュール及び光伝送装置 Download PDF

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Abstract

送信端と複数の受信端との間を接続する光ファイバの接続状態を判定すべく、増幅された自然放出光の一部を切り出すことにより、複数の受信端のうち一の受信端で受信可能な光信号の波長に対応する波長を有するテスト信号を生成し、生成したテスト信号を光ファイバに伝送させ、上記一の受信端においてテスト信号の光パワーを検出し、テスト信号の光パワーの検出結果に基づき、光ファイバの接続状態を判定する。

Description

本発明は、光ファイバ接続状態判定方法、光ファイバ接続状態判定用光モジュール及び光伝送装置に関する。
近年、インターネットの普及などによる通信需要の増加に伴い、光増幅器の広帯域性を活かした波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)システムが普及してきている。
WDMシステムにおいては、全てのまたは一部の光ノードが光分岐挿入装置(OADM:Optical Add-Drop Multiplexer)を備えている。光分岐挿入装置は、光伝送路に波長単位で光信号を挿入し、光伝送路から波長単位で光信号を取り出すことができる。
即ち、光分岐挿入装置は、WDM光信号に所望の波長の光信号を挿入する機能(光add機能)と、WDM光信号から所望の波長の光信号を分岐する機能(光drop機能)とを備えている。なお、所望の波長の光信号を挿入および/または分岐する光分岐挿入装置は、ROADM(Reconfigurable OADM)と呼ばれることがある。
ここで、光分岐挿入装置は、波長パスを柔軟に設定または変更できるように、CDC(Colorless, Directionless, and Contentionless)機能を有しているのが好ましい。
Colorlessとは、光分岐挿入装置の任意のポートに任意の波長を入力でき、任意のポートから任意の波長を出力できる構成または機能を意味する。また、Directionlessとは、光分岐挿入装置が複数の方路を有する構成において、各端局からの光信号を任意の方路に導くことができ、各方路からの光信号を任意の端局に導くことができる構成または機能を意味する。さらに、Contentionlessとは、光分岐挿入装置内で同一波長の光信号の衝突を回避する構成または機能を意味する。
なお、下記特許文献1には、CDC機能を有する光分岐挿入装置の一例が記載されている。
特開2012−015726号公報
このような光分岐挿入装置を含む光伝送装置は、モジュール性(Modularity)を高めるべく、多数の光デバイスを有している。また、複数の光デバイスは、光ファイバにより相互に接続される。各光デバイスは、それぞれ受信可能な波長の光が異なっている。
光ファイバが誤接続されている場合、光伝送装置が正常に動作しないため、全ての光デバイスが光デバイスと正しく接続されていることを確認する必要がある。しかしながら、検査を行なう光デバイスごとに、検査に使用する光の波長を合わせる必要があり、全ての光デバイスが全て正常に動作していることを確認、判定するためには、多大な労力及び時間を有するという問題がある。
そこで、本発明は、光ファイバの接続状態を容易に判定する方法を提供することを目的の1つとする。
なお、上記の各目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本発明の他の目的の1つとして位置付けることができる。
(1)第1の案として、例えば、送信端と複数の受信端との間を接続する光ファイバの接続状態を判定する方法であって、増幅された自然放出光の一部を切り出すことにより、前記複数の受信端のうち一の受信端で受信可能な光信号の波長に対応する波長を有するテスト信号を生成し、生成した前記テスト信号を前記光ファイバに伝送させ、前記一の受信端において前記テスト信号の光パワーを検出し、前記テスト信号の光パワーの検出結果に基づき、前記光ファイバの接続状態を判定する、光ファイバ接続状態判定方法を用いることができる。
(2)また、第2の案として、例えば、送信端と複数の受信端との間を接続する光ファイバの接続状態を判定するための光モジュールであって、増幅された自然放出光の一部を切り出すことにより、前記複数の受信端のうち一の受信端で受信可能な光信号の波長に対応する波長を有するテスト信号を生成する波長可変フィルタと、該波長可変フィルタによって生成された前記テスト信号を出力する光出力部とをそなえた、光ファイバ接続状態判定用光モジュールを用いることができる。
(3)さらに、第3の案として、例えば、複数の光モジュールと、前記複数の光モジュール間を接続する光ファイバと、上記(2)記載の光ファイバ接続状態判定用光モジュールと、前記一の受信端において、前記光ファイバ接続状態判定用光モジュールから出力された前記テスト信号の光パワーを検出する光検出器と、前記光検出器での検出結果に基づき、前記光ファイバの接続状態を判定する処理部とをそなえた、光伝送装置を用いることができる。
光ファイバの接続状態を容易に判定することが可能となる。
(A)及び(B)は光システムの構成の一例を示す図である。 光伝送装置の構成の一例を示す図である。 一実施形態に係る光モジュールの構成の一例を示す図である。 (A)はASE光の一例を示す図であり、(B)はテスト信号の一例を示す図である。 一実施形態に係る光ファイバ接続状態判定方法の一例を示す図である。 第1変形例に係る光モジュールの構成の一例を示す図である。 第2変形例に係る光モジュールの構成の一例を示す図である。 第3変形例に係る光伝送装置の構成の一例を示す図である。 第4変形例に係る光伝送装置の構成の一例を示す図である。 第5変形例に係る光モジュールの構成の一例を示す図である。 (A)はASE光の一例を示す図であり、(B)はTFによって切り出された光信号の一例を示す図であり、(C)はテスト信号の一例を示す図である。 第5変形例に係る光モジュールの他の構成の一例を示す図である。 第5変形例に係る光モジュールの他の構成の一例を示す図である。 (A)はASE光の一例を示す図であり、(B)はテスト信号の一例を示す図であり、(C)はPDでの検出結果の一例を示す図である。 一実施形態に係る光モジュールの他の構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。ただし、以下に示す実施の形態は、あくまでも例示に過ぎず、以下に示す実施形態及び各変形例で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。即ち、以下に示す実施形態及び各変形例を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で組み合わせるなどして種々変形して実施できることはいうまでもない。
〔1〕一実施形態について
(1.1)光システムの構成の一例
図1は、一実施形態に係る光システムの構成の一例を示す図である。光伝送装置の一例である光分岐挿入装置(OADM:Optical Add-Drop Multiplexer)は、光ノード内に設けられる。また、光分岐挿入装置は、1または複数の所望の波長の光信号をWDM光信号に挿入(Add)する機能、およびWDM光信号から1または複数の所望の波長の光信号を分岐(Drop)する機能を備える。この光分岐挿入装置は、光モジュール或いは光パッケージとも呼ばれる。
図1(A)に示す光システムは、双方向リングネットワークであり、4台の光ノード#1〜#4を備えている。即ち、各光ノード間は、1組の時計回り光伝送路および反時計回り光伝送路で接続されている。時計回り光伝送路および反時計回り光伝送路は、それぞれ、WDM光信号を伝送する。各光ノード#1〜#4は、それぞれ光分岐挿入装置を備えている。
各光ノードまたは各光分岐挿入装置を基準として、ある方向に向かって伸びる光伝送路を「方路」と呼ぶことにする。例えば、光ノード#1(または、光ノード#1の光分岐挿入装置)は、方路#1および方路#2を有している。方路#1は、光ノード#4に接続されている。そして、方路#1には、光ノード#4から光ノード#1へWDM光信号を伝送する光伝送路(入方路)、および光ノード#1から光ノード#4へWDM光信号を伝送する光伝送路(出方路)が設定されている。また、方路#2は、光ノード#2に接続されている。そして、方路#2には、光ノード#2から光ノード#1へWDM光信号を伝送する光伝送路(入方路)、および光ノード#1から光ノード#2へWDM光信号を伝送する光伝送路(出方路)が設定されている。
上記構成の光システムにおいて、例えば、端局Aから端局Bへデータを送信する際には、光ノード#1は、端局Aから送信される光信号を、方路#1へ出力する。このとき、端局Aは、例えば、波長λ1を利用してデータを搬送する光信号を送信する。そうすると、光ノード#1の光分岐挿入装置は、端局Aから送信される光信号を、光ノード#2から方路#2,#1を介して光ノード#4へ伝送されるWDM光信号に挿入する。そして、光ノード#4の光分岐挿入装置は、そのWDM光信号から波長λ1の光信号を分岐して端局Bへ導く。これにより、端局Aから送信されるデータは、端局Bにより受信される。
端局Cから端局Aへデータを送信する際には、端局Cは、例えば、波長λ2を利用してデータを搬送する光信号を送信する。そうすると、光ノード#2の光分岐挿入装置は、端局Cから送信される光信号を、光ノード#3から光ノード#2,方路#2を介して光ノード#1へ伝送されるWDM光信号に挿入する。このWDM光信号は、方路#2から光ノード#1に入力される。そして、光ノード#1の光分岐挿入装置は、そのWDM光信号をから波長λ2の光信号を分岐して端局Aへ導く。これにより、端局Cから送信されるデータは、端局Aにより受信される。
図1(A)に示す光システムでは、各光分岐挿入装置は、それぞれ2本の方路を有しているが、より多くの方路を有するようにしてもよい。例えば、図1(B)に示す光システムでは、光ノード#5の光分岐挿入装置は、4本の方路#1〜#4を有している。このとき、光ノード#5の光分岐挿入装置は、端局Dから送信される任意の波長の光信号を、任意の方路へ出力することができる。また、光ノード#5の光分岐挿入装置は、任意の方路から任意の波長の光信号を分岐して端局Dへ転送することができる。
光分岐挿入装置が備える方路の数は、「Degree」でカウントされることがある。例えば、図1(A)に示す各光分岐挿入装置は、2本の方路を有しているので、2-degreeと呼ばれることがある。また、図1(B)に示す光ノード#5の光分岐挿入装置は、4本の方路を有しているので、4-degreeと呼ばれることがある。
(1.2)光伝送装置(光分岐挿入装置)の構成の一例
図2は、光伝送装置の構成の一例を示す図である。なお、以下では、光伝送装置のことを光分岐挿入装置ともいう。
この図2に示す光分岐挿入装置1は、例示的に、n(nは2以上の整数)本の方路を有している。n本の方路は、例えば、2本の方路(WEST方路(#1)およびEAST方路(#n))と複数の他方路(#2〜#(n−1))とを有している。各方路は、1組の入方路および出方路を含む。
また、図2に示す光分岐挿入装置1は、例示的に、複数の光デバイス(光素子)を備えた機能ブロックを一つの単位とする光モジュール(パッケージ)2−1〜2−2,3−1〜3−2,4,5−1〜5−2及び6−1〜6−2と、各光モジュール2−1〜2−2,3−1〜3−2,4,5−1〜5−2及び6−1〜6−2を制御するコントローラ(処理部)7とを備える。
光モジュール2−1〜2−2は、それぞれ、複数の光増幅器を備えている。また、光モジュール3−1〜3−2は、それぞれ、1×n波長選択光スイッチ(WSS:Wavelength Selective Switch)と、1×n光スプリッタ(SPL:Splitter)と、光スプリッタ(SPL:Splitter)と、光カプラ(CPL:Coupler)とを備えている。さらに、各光モジュール4は、複数の光増幅器と、1組のSPL及びCPLとを備えている。また、光モジュール5−1〜5−2は、それぞれ、光クロスコネクトスイッチ(OXC:Optical Cross Connect Switch)と、複数の波長可変フィルタ(TF:Tunable Filter)とを備えている。さらに、光モジュール6−1〜6−2は、それぞれ、複数のトランスポンダ(TP:Transponder)を備えている。なお、以下では、光モジュール2−1〜2−2を単に光モジュール2と称することがあり、光モジュール3−1〜3−2を単に光モジュール3と称することがある。また、同様に、光モジュール5−1〜5−2を単に光モジュール5と称することがあり、光モジュール6−1〜6−2を単に光モジュール6と称することがある。
ここで、光モジュール2−1は、WEST方路から入力されるWDM光信号を増幅するとともに、WEST方路へ出力されるWDM光信号を増幅する。同様に、光モジュール2−2は、EAST方路から入力されるWDM光信号を増幅するとともに、EAST方路へ出力されるWDM光信号を増幅する。なお、光モジュール2−1〜2−2内の各光増幅器の利得は、予め計算されてもよいし、コントローラ7などによって動的に制御されるようにしてもよい。
まず、光分岐挿入装置1のドロップ機能に着目すると、光モジュール2−1と接続された光モジュール3−1内の1×nSPLは、WEST方路から入力されるWDM光信号を分岐し、光モジュール3−2内の1×nWSS,光モジュール3−1内のSPL及び複数の他方路に導く。同様に、光モジュール2−2と接続された光モジュール3−2内の1×nSPLは、EAST方路から入力されるWDM光信号を分岐し、光モジュール3−1内の1×nWSS,光モジュール3−2内のSPL及び複数の他方路に導く。
また、光モジュール3−1内のSPLは、光モジュール3−1内の1×nSPLから導かれてくるWDM光信号を分岐し、光モジュール4内の光増幅器に導く。同様に、光モジュール3−2内のSPLは、光モジュール3−2内の1×nSPLから導かれてくるWDM光信号を分岐し、光モジュール4内の光増幅器に導く。
光モジュール4内の光増幅器は、光モジュール3−1内のSPLから入力された光信号を増幅し、当該光モジュール4内のSPLへ出力する。同様に、他の光モジュール4内の光増幅器は、光モジュール3内のSPLから入力された光信号を増幅し、当該光モジュール4内のSPLへ出力する。なお、光モジュール4における各光増幅器の利得は、予め計算されてもよいし、コントローラ7などによって動的に制御されるようにしてもよい。
光モジュール4内のSPLは、光モジュール4内の光増幅器で増幅された光信号を分岐し、光モジュール5−1内のOXCに導く。
各光モジュール5−1内のOXCは、入力された光信号を、例えばコントローラ7により指定される出力ポートへ導く。また、各光モジュール5−1内のTFは、OXCから入力される光信号のうち、例えばコントローラ7により指定される波長の光信号のみを通過させる一方、他の波長の光信号を遮断する。
光モジュール6−1内のTPは、光モジュール5−1内のTFから入力された光信号を、対応する端局へ転送する。なお、光モジュール6−1内の各TPから出力される光信号の波長は、互いに同じであってもよいし、互いに異なっていてもよい。
次に、光分岐挿入装置1のアド機能に着目すると、光モジュール6−2内のTPは、それぞれ、対応する端局から送信される光信号を、光モジュール5−2内のTFへ転送する。なお、各端局から送信される光信号の波長は、互いに同じであってもよいし、互いに異なっていてもよい。また、光モジュール6−2内の各TPから出力される光信号の波長は、特に限定されるものではないが、互いに異なるようにしてもよい。
光モジュール5−2内の各TFは、光モジュール6−2内の各TPから入力される光信号のうち、例えばコントローラ7により指定される波長の光信号のみを通過させる一方、他の波長の光信号を遮断する。また、光モジュール5−2内のOXCは、TFから入力された光信号を、例えばコントローラ7により指定される出力ポートへ導く。
また、光モジュール4内のCPLは、光モジュール5−2内のOXCから入力された光信号を合波して出力する。さらに、光モジュール4内の光増幅器は、CPLから入力された光信号を増幅して出力する。なお、光モジュール4における各光増幅器の利得は、予め計算されてもよいし、コントローラ7などによって動的に制御されるようにしてもよい。
光モジュール3−1内のCPLは、光モジュール4から入力される光信号を合波して、光モジュール3−1内の1×nWSSへ出力する。同様に、光モジュール3−2内のCPLは、光モジュール4から入力される光信号を合波して、光モジュール3−2内の1×nWSSへ出力する。
光モジュール3−1内の1×nWSSは、例えばコントローラ7による制御に従って、EAST方路から光モジュール3−2内の1×nSPLを介して導かれてくる光信号と光モジュール3−1内のCPLから導かれてくる光信号と複数の他方路から入力される光信号とから、WEST方路へ出力するWDM光信号を生成する。このとき、光モジュール3−1内の1×nWSSは、EAST方路から光モジュール3−2内の1×nSPLを介して導かれてくる光信号と複数の他方路から入力される光信号とから、光分岐挿入装置1を「通過(スルー)」する1または複数の任意の波長を選択する。また、光モジュール3−1内の1×nWSSは、光モジュール3−1内のCPLから導かれてくる光信号から、WDM光信号に「挿入(アド)」する1または複数の任意の波長を選択する。
同様に、光モジュール3−2内の1×nWSSは、例えばコントローラ7による制御に従って、WEST方路から光モジュール3−1内の1×nSPLを介して導かれてくる光信号と光モジュール3−2内のCPLから導かれてくる光信号と複数の他方路から入力される光信号とから、EAST方路へ出力するWDM光信号を生成する。このとき、光モジュール3−2内の1×nWSSは、WEST方路から光モジュール3−1内の1×nSPLを介して導かれてくる光信号と複数の他方路から入力される光信号とから、光分岐挿入装置1を「通過(スルー)」する1または複数の任意の波長を選択する。また、光モジュール3−2内の1×nWSSは、光モジュール3−2内のCPLから導かれてくる光信号から、WDM光信号に「挿入(アド)」する1または複数の任意の波長を選択する。
コントローラ7は、ユーザまたはネットワーク管理装置(図示省略)からの指示に応じて、各光モジュール2〜6を制御する。このため、コントローラ7は、例えば、プロセッサ及びメモリを備える。メモリには、光分岐挿入装置1のアド動作およびドロップ動作を記述したプログラムが格納されるようにしてもよい。この場合、プロセッサは、メモリに格納されているプログラムを実行することにより、光信号のアド動作およびドロップ動作を提供する。また、コントローラ7は、ユーザまたはネットワーク管理装置との間のインタフェースを提供してもよい。
(1.3)光ファイバの接続状態判定方法について
ここで、図2に例示する光分岐挿入装置1内の光モジュール2〜6間を相互に接続する光ファイバが正しく接続されているか否かを判定する方法(光ファイバ接続状態判定方法)の一例について説明する。
光ファイバ接続状態判定方法の一例として、例えば、光信号の送信元において、光ファイバの接続先毎にそれぞれ異なる周波数で光信号を変調し、変調された光信号を、光ファイバの各接続先に配置された光検出器(PD:Photo Diode)で検出する方法がある。
この方法では、異なる周波数の変調処理が施された光信号を光ファイバの各接続先に配置された光検出器(PD)で検出し、当該検出結果に基づいて、受信した光信号の変調周波数を検出することにより、所望の送信元から正しく光信号が送信されているかどうかを確認することができる。なお、上記方法において、各光信号に施す変調は、例えば、各光信号に重畳されているデータに影響を与えない程度に緩やかであるのが望ましい。
しかしながら、一般的に、CDC機能を有する光分岐挿入装置1における光ファイバ接続数は非常に多く、例えば、8方路(8-degree)且つ88波の光信号を収容可能な光分岐挿入装置1の場合、数百〜数千本の光ファイバが用いられる可能性がある。このため、光分岐挿入装置1に上述したような方法を適用して、光ファイバの接続元全てに変調部を配置するとともに、光ファイバの接続先全てに光検出器を配置すると、光分岐挿入装置1の装置サイズ及び製造コストの肥大化を招く。
また、CDC機能を有する光分岐挿入装置1において各光信号の方路の接続を誤った場合、波長の衝突が生じ、既存の光信号にエラーを引き起こしたり、間違った方路に光信号を送出してしまったりする可能性がある。このため、光分岐挿入装置1に上述したような方法を適用する場合、光ファイバの接続数に応じた種類の変調周波数を用いることとなるが、変調周波数の種類が非常に多いと、より高感度な光検出器(PD)が要求され、やはり、光分岐挿入装置1の装置サイズ及び製造コストの肥大化を招く。
そこで、本例では、光ファイバの接続状態を容易に判定する方法を提案する。
具体的には例えば、光分岐挿入装置1内の光増幅器などから放出される増幅された自然放出光(ASE:Amplified Spontaneous Emission)の一部を切り出すことにより光ファイバ接続状態判定用のテスト信号を生成し、生成したテスト信号を、光モジュール間を接続する光ファイバに導通させ、当該テスト信号が受信端(接続先)で正しく検出されるか否かを判定することで、光ファイバの接続状態を判定する。なお、本発明は、図2に例示した光分岐挿入装置1への適用に限定されず、様々な光ファイバ接続形態に適用可能であることはいうまでもない。
なお、前提として、例えば、光分岐挿入装置1内の各光モジュール3〜6の受信端(光ファイバの接続先)には、入力光の光パワーを検出可能な光検出器(PD)が配置されているものとする(図2中の網掛け丸印参照)。
(1.4)一実施形態に係る光ファイバ接続状態判定用光モジュールの構成例
図3は一実施形態に係る光ファイバ接続状態判定用光モジュール(以下、単に光モジュールともいう)の構成の一例を示す図である。
この図3に示す光モジュール10は、例示的に、1×2光カプラ(CPL)11と、波長可変フィルタ(TF)12と、1×2光カプラ(CPL)13と、2×1光スイッチ(SW)14と、光検出器(PD)15とを備える。
光モジュール10は、例えば、図2に例示した光分岐挿入装置1の光モジュール2−1内の光増幅器と光モジュール3−1内の1×nSPLとの間や、光モジュール2−2内の光増幅器と光モジュール3−2内の1×nSPLとの間などに配置されるのが望ましい。この場合、光モジュール10には、例えば、光モジュール2−1〜2−2内の光増幅器から放出されるASE光が入力され得る。また、光モジュール4内の光増幅器と光モジュール3−1内のCPLとの間や、光モジュール4内の光増幅器と光モジュール3−2内のCPLとの間などに光モジュール10を配置してもよい。
ここで、1×2CPL11は、入力光を分岐し、後段の2×1SW14とTF12とに導く。なお、入力光には、前段の光増幅器から入力されるASE光と、光システムの運用時に入力される主信号光とが含まれる。
TF12は、1×2CPL11から入力される光信号のうち、所定の波長の光信号のみを通過させる一方、他の波長の光信号を遮断する。なお、TF12が通過させる波長は、例えば、コントローラ7などにより制御されてもよい。
具体的には例えば、光ファイバ接続状態判定処理時において、TF12には、図4(A)に例示するような周波数対光パワー特性を有するASE光が入力される。このとき、TF12は、図4(B)に例示するように、光システムを伝搬する光信号1波分に相当するASE光を切り出すことにより、光ファイバ接続状態判定用のテスト信号を生成する。TF12によって生成された上記テスト信号は、1×2CPL13に出力される。
即ち、TF12は、入力されたASE光の一部を切り出すことにより、光ファイバの接続先(複数の受信端)のうち接続先(受信端)で受信可能な光信号の波長に対応する波長を有するテスト信号を生成する波長可変フィルタの一例として機能する。
1×2CPL13は、TF12によって生成された上記テスト信号を分岐し、2×1SW14とPD15とに導く。
2×1SW14は、1×2CPL11から入力される光信号と1×2CPL13から入力される光信号とのうちいずれか一方を選択して出力する。2×1SW14は、例えば、光分岐挿入装置1の起動時や新設チャネルの立ち上げ時などの光ファイバ接続状態判定時においては、1×2CPL13から入力される光信号(即ち、上記テスト信号)を選択する一方、光システム,光分岐挿入装置1の実運用時などにおいては、1×2CPL11から入力される光信号(即ち、主信号光)を選択する。なお、2×1SW14の選択動作は、例えば、コントローラ7などにより制御されてもよい。
即ち、2×1SW14は、TF12によって生成されたテスト信号を出力する光出力部の一例として機能する。
また、PD15は、1×2CPL13によって分岐入力された、上記テスト信号の光パワーを検出する。当該検出結果は、例えば、コントローラ7などに通知され、光分岐挿入装置1内の光増幅器に対する増幅利得制御や、TF12の通過帯域制御などに用いられる。即ち、上記テスト信号の光パワーは、所望の値に制御され得る。
本例では、上記構成を有する光モジュール10によって、ASE光の一部を切り出すことにより生成した上記テスト信号を、各光モジュール2〜6の光ファイバ接続端に備えられた光検出器(PD)で検出し、当該検出結果に基づいて、各光ファイバ接続が妥当であるか否かを判定する。
以下、本例の光ファイバ接続状態判定方法の具体例について説明する。
(1.5)一実施形態に係る光ファイバ接続状態判定方法
まず、図5に例示するように、光分岐挿入装置1の起動や新設チャネルの立ち上げなどを契機として、光ファイバ接続状態判定処理が開始されると(ステップS10)、光分岐挿入装置1内の光増幅器からASE光が放出される(ステップS11)。
光分岐挿入装置1内の光増幅器の後段に配置された光モジュール10内の1×2CPL11は、光増幅器から入力されたASE光を分岐し、TF12へ導く。
TF12は、例えば、光分岐挿入装置1で分岐(ドロップ)される光信号の波長に対応する波長の光信号を、1×2CPL11から入力されたASE光から切り出すことにより、光ファイバ接続状態判定用のテスト信号を生成する。なお、当該テスト信号の光パワーは、PD15での検出結果に基づき、コントローラ7などによって増減制御され得る。
このとき、2×1SW14は、1×2CPL11からの入力と1×2CPL13からの入力とのうち、1×2CPL13からの入力(即ち、テスト信号)を選択して出力する(ステップS12)。なお、光システム,光分岐挿入装置1の実運用時などにおいては、2×1SW14は、1×2CPL11からの入力と1×2CPL13からの入力とのうち、1×2CPL11からの入力(即ち、主信号光)を選択して出力する。
ここで、光モジュール10を、光モジュール2−1内の光増幅器のうち、WEST方路から入力される光信号を増幅する光増幅器と光モジュール3−1内の1×nSPLとの間に配置した場合を一例として、本例の光ファイバ接続状態判定方法を説明する。
このとき、光モジュール10によって生成及び出力されたテスト信号は、光モジュール10と光モジュール3−1との間を接続する光ファイバを介して、光モジュール3−1へ入力される。
そして、当該テスト信号は、光モジュール3−1内の1×nSPLで分岐された後、光モジュール3−1内のSPLで分岐され、光モジュール3−1と光モジュール4との間を接続する光ファイバを介して、光モジュール4へ入力される。
このとき、コントローラ7は、光モジュール4内のSPL前段に配置された光増幅器の受信端に配置された光検出器(ドロップ側PD)において、テスト信号が所望のレベルで検出されたかどうかを判定する(ステップS13)。なお、所望のレベルとは、光モジュール10内のPD15及びコントローラ7によって利得制御されたテスト信号の光パワーのことをいう。
ドロップ側PDにおいてテスト信号が所望のレベルで検出された場合(ステップS13のYesルート)、コントローラ7は、光モジュール3−1と光モジュール4との間の光ファイバ接続のうち、少なくとも当該テスト信号が伝搬する光ファイバが正しく接続されていると判定することができる。
一方、ドロップ側PDにおいてテスト信号を所望のレベルで検出できない場合(ステップS13のNoルート)、コントローラ7は、光モジュール3−1と光モジュール4との間の光ファイバ接続のうち、少なくとも当該テスト信号が伝搬する光ファイバが正しく接続されていないと判定し、当該光ファイバの誤接続または当該光ファイバが外れている旨をネットワーク管理装置などに通知することができる(ステップS14)。これにより、当該光ファイバの誤接続または光ファイバ外れは、ネットワーク管理者やユーザなどによって是正されることができる。
なお、コントローラ7は、テスト信号の光パワーの検出結果が所定の閾値よりも小さい場合、光ファイバが誤接続されていると判定する一方、テスト信号の光パワーの検出結果が所定の閾値以上である場合、光ファイバが正しく接続されていると判定してもよい。
光モジュール3−1と光モジュール4との間の光ファイバ接続のうち、少なくとも当該テスト信号が伝搬する光ファイバが正しく接続されていれば、次に、コントローラ7は、光モジュール5−1内のOXCの受信端に配置された光検出器(PD)において、テスト信号が所望のレベルで検出されたかどうかを判定する(ステップS15)。
光モジュール5−1内のOXCの受信端に配置された光検出器(PD)においてテスト信号を所望のレベルで検出した場合(ステップS15のYesルート)、コントローラ7は、光モジュール4と光モジュール5−1との間の光ファイバ接続のうち、少なくとも当該テスト信号が伝搬する光ファイバが正しく接続されていると判定することができる。
一方、光モジュール5−1内のOXCの受信端に配置された光検出器(PD)においてテスト信号を所望のレベルで検出できない場合(ステップS15のNoルート)、コントローラ7は、光モジュール4と光モジュール5−1との間の光ファイバ接続のうち、少なくとも当該テスト信号が伝搬する光ファイバが正しく接続されていないと判定し、当該光ファイバの誤接続または当該光ファイバが外れている旨をネットワーク管理装置などに通知することができる(ステップS16)。これにより、当該光ファイバの誤接続または光ファイバ外れは、ネットワーク管理者やユーザなどによって是正されることができる。
なお、コントローラ7は、テスト信号の光パワーの検出結果が所定の閾値よりも小さい場合、光ファイバが誤接続されていると判定する一方、テスト信号の光パワーの検出結果が所定の閾値以上である場合、光ファイバが正しく接続されていると判定してもよい。
光モジュール4と光モジュール5−1との間の光ファイバ接続のうち、少なくとも当該テスト信号が伝搬する光ファイバが正しく接続されていれば、次に、コントローラ7は、光モジュール6−1内のTPの受信端に配置された光検出器(PD)において、テスト信号が所望のレベルで検出されたかどうかを判定する(ステップS17)。
光モジュール6−1内のTPの受信端に配置された光検出器(PD)においてテスト信号を所望のレベルで検出した場合(ステップS17のYesルート)、コントローラ7は、光モジュール5−1と光モジュール6−1との間の光ファイバ接続のうち、少なくとも当該テスト信号が伝搬する光ファイバが正しく接続されていると判定することができる。また、この場合、光モジュール5−1内のTFの透過波長設定が妥当であることも合わせて確認することができる。
一方、光モジュール6−1内のTPの受信端に配置された光検出器(PD)においてテスト信号を所望のレベルで検出できない場合(ステップS17のNoルート)、コントローラ7は、光モジュール5−1と光モジュール6−1との間の光ファイバ接続のうち、少なくとも当該テスト信号が伝搬する光ファイバが正しく接続されていないと判定し、当該光ファイバの誤接続または当該光ファイバが外れている旨をネットワーク管理装置などに通知することができる(ステップS18)。これにより、当該光ファイバの誤接続または光ファイバ外れは、ネットワーク管理者やユーザなどによって是正されることができる。
なお、コントローラ7は、テスト信号の光パワーの検出結果が所定の閾値よりも小さい場合、光ファイバが誤接続されていると判定する一方、テスト信号の光パワーの検出結果が所定の閾値以上である場合、光ファイバが正しく接続されていると判定してもよい。
以上のようにして、上記テスト信号が伝搬する各光ファイバの接続の妥当性が保証されると、次に、コントローラ7は、TF12の透過波長を変更し(ステップS19)、上記ステップS13〜S18の処理を繰り返す。例えば、コントローラ7は、光分岐挿入装置1で分岐(ドロップ)される光信号の他の波長を透過するように、TF12の透過波長を変更する。
これにより、光モジュール3−1,4,5−1及び6−1間の他の光ファイバの接続の妥当性を検証、保証することができる。なお、光モジュール3−1,4,5−1及び6−1間の全ての光ファイバ接続の妥当性が保証されると、コントローラ7は、光ファイバ判定処理を終了してもよい。なお、光ファイバ接続の妥当性が確認されている接続部位がある場合、当該接続部位に対応する光ファイバ接続状態判定処理の一部は省略されてもよい。
上述した例では、光モジュール10を、光モジュール2−1内の光増幅器のうち、WEST方路から入力される光信号を増幅する光増幅器と光モジュール3−1内の1×nSPLとの間に配置し、光モジュール3−1,4,5−1及び6−1間のドロップ方向における各光ファイバ接続の妥当性について判定したが、例えば、光モジュール10を、光モジュール2−2内の光増幅器のうち、EAST方路から入力される光信号を増幅する光増幅器と光モジュール3−2内の1×nSPLとの間に配置すれば、光モジュール3−2,4,5−1及び6−1間のドロップ方向における各光ファイバ接続の妥当性についても同様に判定することができる。
また、光モジュール10を、光モジュール4内の光増幅器と光モジュール3−1(あるいは3−2)内のCPLとの間に配置すれば、光モジュール4及び3−1(あるいは3−2)間のアド方向における各光ファイバ接続の妥当性についても同様に判定することができる。
以上のように、本例によれば、光ファイバの接続状態を容易に判定することが可能となる。
〔2〕第1変形例
また、図6に例示するような光モジュール10Aを用いてもよい。
光モジュール10Aは、1×2CPL11の代わりに、1×2SW16を備えている。なお、図6において図3と同一の符号を付した構成要素については、図3に示す構成要素と同様の機能を有するため、その説明を省略する。
1×2SW16は、入力ポートから入力される光信号を、いずれかの出力ポートから選択的に出力する。1×2SW16は、例えば、光分岐挿入装置1の起動時や新設チャネルの立ち上げ時などの光ファイバ接続状態判定時においては、入力光をTF12の方路へ出力する一方、光システム,光分岐挿入装置1の実運用時などにおいては、入力光を2×1SW14の方路へ出力する。なお、1×2SW16の選択動作は、例えば、コントローラ7などにより制御されてもよい。
光モジュール10に代えて、光モジュール10Aを用いることにより、上記実施形態と同様の効果が得られるほか、主信号光の損失を低減することができる。
〔3〕第2変形例
また、図7に例示するような光モジュール20を用いてもよい。
この図7に示す光モジュール20は、例示的に、ASE光源21と、TF22と、1×2CPL23と、2×1SW24と、PD25とを備える。
ASE光源21は、図4(A)に例示したようなASE光を出力する。
TF22は、ASE光源21から入力されるASE光のうち、所定の波長の光信号のみを通過させる一方、他の波長の光信号を遮断する。なお、TF22が通過させる波長は、例えば、コントローラ7などにより制御されてもよい。
具体的には例えば、光ファイバ接続状態判定処理時において、TF22には、図4(A)に例示するような周波数対光パワー特性を有するASE光が入力される。このとき、TF22は、図4(B)に例示するように、光システムを伝搬する光信号1波分に相当するASE光を切り出すことにより、光ファイバ接続状態判定用のテスト信号を生成する。TF22によって生成された上記テスト信号は、1×2CPL23に出力される。
1×2CPL23は、TF22によって生成された上記テスト信号を分岐し、2×1SW24とPD25とに導く。
2×1SW24は、外部から入力される光信号と1×2CPL23から入力される光信号とのうちいずれか一方を選択して出力する。2×1SW24は、例えば、光分岐挿入装置1の起動時や新設チャネルの立ち上げ時などの光ファイバ接続状態判定時においては、1×2CPL23から入力される光信号(即ち、上記テスト信号)を選択する一方、光システム,光分岐挿入装置1の実運用時などにおいては、外部から入力される光信号(即ち、主信号光)を選択する。なお、2×1SW24の選択動作は、例えば、コントローラ7などにより制御されてもよい。
また、PD25は、1×2CPL23によって分岐入力された、上記テスト信号の光パワーを検出する。当該検出結果は、例えば、コントローラ7などに通知され、光分岐挿入装置1内の光増幅器に対する増幅利得制御や、TF22の通過帯域制御などに用いられる。即ち、上記テスト信号の光パワーは、所望の値に制御され得る。
以上のように構成された光モジュール20を、例えば、光モジュール6−2内のTPの前段に配置すれば、光モジュール6−2,5−2,4及び3−1(あるいは3−2)間のアド方向における各光ファイバ接続の妥当性についても同様に判定することができる。
〔4〕第3変形例
図8は、第3変形例に係る光分岐挿入装置1Aの構成の一例を示す図である。
この図8に示す光分岐挿入装置1Aは、例示的に、複数の光デバイス(光素子)を備えた機能ブロックを一つの単位とする光モジュール(パッケージ)2A−1〜2A−6,3A−1〜3A−2,4A,5A及び6A−1〜6A−2と、各光モジュール2A−1〜2A−6,3A−1〜3A−2,4A,5A及び6A−1〜6A−2を制御するコントローラ7Aとを備えている。
また、上述した実施形態及び各変形例と同様に、前提として、例えば、光分岐挿入装置1A内の各光モジュール2A−1〜2A−6,3A−1〜3A−2,4A,5A及び6A−1〜6A−2の受信端(光ファイバの接続先)には、入力光の光パワーを検出可能な光検出器(PD)が配置されているものとする(図8中の網掛け丸印参照)。
図8に例示するような光分岐挿入装置1Aにおいても、上述した光モジュール10,10A及び20のうち少なくともいずれかを適切な位置に配置すれば、各光モジュール2A−1〜2A−6,3A−1〜3A−2,4A,5A及び6A−1〜6A−2間の各光ファイバ接続の妥当性を容易に判定することができる。
また、各WSSにおける波長選択の設定誤りや、各WSS自体の故障等の動作異常についても判定することができる。
〔5〕第4変形例
図9は、第4変形例に係る光分岐挿入装置1Bの構成の一例を示す図である。
この図9に示す光分岐挿入装置1Bは、例示的に、複数の光デバイス(光素子)を備えた機能ブロックを一つの単位とする光モジュール(パッケージ)2B−1〜2B−2,3B−1〜3B−2,4B,5B,6B,8B,9B及び10B−1〜10B−2と、各光モジュール2B−1〜2B−2,3B−1〜3B−2,4B,5B,6B,8B,9B及び10B−1〜10B−2を制御するコントローラ7Bとを備えている。
また、上述した実施形態及び各変形例と同様に、前提として、例えば、光分岐挿入装置1B内の各光モジュール2B−1〜2B−2,3B−1〜3B−2,4B,5B,6B,8B,9B及び10B−1〜10B−2の受信端(光ファイバの接続先)には、入力光の光パワーを検出可能な光検出器(PD)が配置されているものとする(図9中の網掛け丸印参照)。
図9に例示するような光分岐挿入装置1Bにおいても、上述した光モジュール10,10A及び20のうち少なくともいずれかを適切な位置に配置すれば、各光モジュール2B−1〜2B−2,3B−1〜3B−2,4B,5B,6B,8B,9B及び10B−1〜10B−2間の各光ファイバ接続の妥当性を容易に判定することができる。
また、各WSSにおける波長選択の設定誤りや、各WSS自体の故障等の動作異常についても判定することができる。
〔6〕第5変形例
また、上記テスト信号に変調を施し、テスト信号のパワーレベル及び変調周波数を合わせて検出することにより、光ファイバ接続の妥当性と各光信号の方路設定とを判定することができる。即ち、受信端において、受信可能な光信号とは異なる波長の光信号が入力されている場合でも、入力光に施されている変調の変調周波数に基づいて、光ファイバの接続状態を判定することができる。
図10は第5変形例に係る光モジュールの構成の一例を示す図である。
この図10に示す光モジュール30は、例示的に、1×2CPL31と、TF32と、変調器33と、1×2CPL34と、2×1SW35と、PD36とを備える。
ここで、1×2CPL31は、入力光を分岐し、後段の2×1SW35とTF32とに導く。なお、入力光には、前段の光増幅器などから入力されるASE光と、光システムの運用時に入力される主信号光とが含まれる。
TF32は、1×2CPL31から入力される光信号のうち、所定の波長の光信号のみを通過させる一方、他の波長の光信号を遮断する。なお、TF32が通過させる波長は、例えば、コントローラ7などにより制御されてもよい。
具体的には例えば、光ファイバ接続状態判定処理時において、TF32には、図11(A)に例示するような周波数対光パワー特性を有するASE光が入力される。このとき、TF32は、図11(B)に例示するように、光システムを伝搬する光信号1波分に相当するASE光を切り出す。TF32によって切り出された光信号は、変調器33に出力される。
変調器33は、TF32によって切り出された光信号について、所定の変調周波数による変調を施す。なお、変調器33によって施される変調についての変調周波数は、例えば、コントローラ7などにより制御されてもよい。変調器33には、例えば、LiNbO3(リチウムナイオベート)などの強誘電体結晶が用いられてもよい。
具体的には例えば、光ファイバ接続状態判定処理時において、変調器33には、図11(B)に例示するような光信号が入力される。このとき、変調器33は、図11(C)に例示するように、所定の変調周波数を用いて、入力された光信号に変調を施すことにより光ファイバ接続状態判定用のテスト信号を生成する。変調器33によって生成されたテスト信号は、1×2CPL34に出力される。
1×2CPL34は、TF32及び変調器33によって生成された上記テスト信号を分岐し、2×1SW35とPD36とに導く。
2×1SW35は、1×2CPL31から入力される光信号と1×2CPL34から入力される光信号とのうちいずれか一方を選択して出力する。2×1SW35は、例えば、光分岐挿入装置1の起動時や新設チャネルの立ち上げ時などの光ファイバ接続状態判定時においては、1×2CPL34から入力される光信号(即ち、上記テスト信号)を選択する一方、光システム,光分岐挿入装置1の実運用時などにおいては、1×2CPL31から入力される光信号(即ち、主信号光)を選択する。なお、2×1SW35の選択動作は、例えば、コントローラ7などにより制御されてもよい。
また、PD36は、1×2CPL34によって分岐入力された、上記テスト信号の光パワー及び変調周波数を検出する。当該検出結果は、例えば、コントローラ7などに通知され、光分岐挿入装置1内の光増幅器に対する増幅利得制御や、TF32の通過帯域制御や、変調器33の変調周波数制御などに用いられる。即ち、上記テスト信号の光パワー及び変調周波数は、それぞれ、所望の値に制御され得る。
上記構成を有する光モジュール30によって生成した上記テスト信号を、各光モジュール2〜6の光ファイバ接続端に備えられた光検出器(PD)で検出し、当該検出結果に基づいて、各光ファイバ接続が妥当であるか否かを判定することができる。
具体的には例えば、コントローラ7が、上記テスト信号の変調周波数の検出結果が所定の変調周波数と一致し、且つ、テスト信号の光パワーの検出結果が所定の閾値以上である場合は、光ファイバが正しく接続されていると判定する一方、テスト信号の変調周波数の検出結果が所定の変調周波数と一致しない、または、テスト信号の光パワーの検出結果が所定の閾値よりも小さい場合は、光ファイバが誤接続されていると判定することができる。
また、例えば、図2に例示した光分岐挿入装置1において、光モジュール2−1内の光増幅器と光モジュール3−1内の1×nSPLとの間に光モジュール30を配置するとともに、光モジュール2−2内の光増幅器と光モジュール3−2内の1×nSPLとの間に光モジュール30を配置した場合であっても、各変調器33での変調周波数をそれぞれ異なる値に設定すれば、各PDにおいて各テスト信号がいずれの光モジュール30から送信されたかを識別することができるので、各光信号の方路設定の妥当性についても容易に判定することが可能である。
また、本例では、図12に例示するような光モジュール30Aを用いてもよい。
光モジュール30Aは、1×2CPL31の代わりに、1×2SW37を備えている。なお、図12において図10と同一の符号を付した構成要素については、図10に示す構成要素と同様の機能を有するため、その説明を省略する。
1×2SW37は、入力ポートから入力される光信号を、いずれかの出力ポートから選択的に出力する。1×2SW37は、例えば、光分岐挿入装置1の起動時や新設チャネルの立ち上げ時などの光ファイバ接続状態判定時においては、入力光をTF32の方路へ出力する一方、光システム,光分岐挿入装置1の実運用時などにおいては、入力光を2×1SW35の方路へ出力する。なお、1×2SW37の選択動作は、例えば、コントローラ7などにより制御されてもよい。
光モジュール30Aを用いることにより、上記と同様の効果が得られるほか、主信号光の損失を低減することができる。
さらに、本例では、図13に例示するような光モジュール40を用いてもよい。
この図13に示す光モジュール40は、例示的に、ASE光源41と、TF42と、変調器43と、1×2CPL44と、2×1SW45と、PD46とを備える。
ASE光源41は、図11(A)に例示したようなASE光を出力する。
TF42は、ASE光源41から入力されるASE光のうち、所定の波長の光信号のみを通過させる一方、他の波長の光信号を遮断する。なお、TF42が通過させる波長は、例えば、コントローラ7などにより制御されてもよい。
具体的には例えば、光ファイバ接続状態判定処理時において、TF42には、図11(A)に例示するような周波数対光パワー特性を有するASE光が入力される。このとき、TF42は、図11(B)に例示するように、光システムを伝搬する光信号1波分に相当するASE光を切り出す。TF42によって切り出された光信号は、変調器43に出力される。
変調器43は、TF42によって切り出された光信号について、所定の変調周波数による変調を施す。なお、変調器43によって施される変調についての変調周波数は、例えば、コントローラ7などにより制御されてもよい。変調器43には、例えば、LiNbO3(リチウムナイオベート)などの強誘電体結晶が用いられてもよい。
具体的には例えば、光ファイバ接続状態判定処理時において、変調器43には、図11(B)に例示するような光信号が入力される。このとき、変調器43は、図11(C)に例示するように、所定の変調周波数を用いて、入力された光信号に変調を施すことにより光ファイバ接続状態判定用のテスト信号を生成する。変調器43によって生成されたテスト信号は、1×2CPL44に出力される。
1×2CPL44は、TF42及び変調器43によって生成された上記テスト信号を分岐し、2×1SW45とPD46とに導く。
2×1SW45は、外部から入力される光信号と1×2CPL44から入力される光信号とのうちいずれか一方を選択して出力する。2×1SW45は、例えば、光分岐挿入装置1の起動時や新設チャネルの立ち上げ時などの光ファイバ接続状態判定時においては、1×2CPL44から入力される光信号(即ち、上記テスト信号)を選択する一方、光システム,光分岐挿入装置1の実運用時などにおいては、外部から入力される光信号(即ち、主信号光)を選択する。なお、2×1SW45の選択動作は、例えば、コントローラ7などにより制御されてもよい。
また、PD46は、1×2CPL44によって分岐入力された、上記テスト信号の光パワー及び変調周波数を検出する。当該検出結果は、例えば、コントローラ7などに通知され、光分岐挿入装置1内の光増幅器に対する増幅利得制御や、TF42の通過帯域制御や、変調器43の変調周波数制御などに用いられる。即ち、上記テスト信号の光パワー及び変調周波数は、それぞれ、所望の値に制御され得る。
以上のように構成された光モジュール40を、例えば、光モジュール6−2内のTPの前段に配置すれば、光モジュール6−2,5−2,4及び3−1(あるいは3−2)間のアド方向における各光ファイバ接続の妥当性についても同様に判定することができる。
また、例えば、図2に例示した光分岐挿入装置1において、各光モジュール6−2内のTPの前段に光モジュール40をそれぞれ配置した場合であっても、各変調器43での変調周波数をそれぞれ異なる値に設定すれば、各PDにおいて各テスト信号がいずれの光モジュール40から送信されたかを識別することができるので、各光信号の方路設定の妥当性についても容易に判定することが可能である。
〔7〕第6変形例
また、各光モジュール10,10A,20,30,30A及び40内のTF12,22,32及び42は、ASE光から切り出すテスト信号の帯域幅を任意に変更することが可能である。この特性を利用し、例えば、400Gbps、1Tbpsなどの高速、広帯域の光信号に相当する擬似信号(テスト信号)を生成することができる。
本例では、上記テスト信号を用いることにより、実信号入力前に、各光デバイス(光モジュール)の動作状態などの妥当性を容易に判定してもよい。
例えば、図9に例示した光分岐挿入装置1Bにおいて、光モジュール10を、光モジュール2B−1内の光増幅器のうち、WEST方路から入力される光信号を増幅する光増幅器と光モジュール3B−1内のWSSとの間に配置する。
そして、光モジュール10が、図14(A)に例示するようなASE光から、図14(B)に例示するような、400Gbps、1Tbpsなどの高速、広帯域の光信号に相当する擬似信号(テスト信号)を切り出すことにより生成する。
次に、各光モジュール4B,6B,9B及び10B−1内の各PDが、上記光モジュール10で生成された上記テスト信号の光パワーを検出する。
ここで、光モジュール4B,6B,9B及び10B−1のいずれかにおいて、波長帯域に関する設定誤りがあれば、各PDに入力されるテスト信号は、図14(C)に例示するような波形を有していることとなる。
このため、各PDにおいて検出される光パワーが所望のレベルよりも低い場合、各光モジュール4B,6B,9B及び10B−1間を接続する光ファイバに誤接続があるか、あるいは、各光モジュール4B,6B,9B及び10B−1における波長帯域に関する設定誤りがあると判定することができる。
なお、上述した実施形態及び各変形例に係る光ファイバ接続状態判定方法を用いて、各光モジュール4B,6B,9B及び10B−1間を接続する光ファイバ接続の妥当性を保証した上で、本例に係る方法を用いれば、各PDにおいて検出される光パワーが所望のレベルよりも低い場合、各光モジュール4B,6B,9B及び10B−1における波長帯域に関する設定誤りがあることを容易に判定することができる。
〔8〕その他
なお、上述した実施形態における光モジュール10,10A,20,30,30A及び40、並びに、光分岐挿入装置1,1A及び1Bなどの各構成及び各機能は、必要に応じて取捨選択してもよいし、適宜組み合わせて用いてもよい。即ち、本発明の機能を発揮できるように、上記の各構成及び各機能を取捨選択したり、適宜組み合わせて用いたりしてもよい。
例えば、上述した例では、光モジュール10,10A,20,30,30A及び40を光モジュール2−1と光モジュール3−1との間などに介在させたままシステム運用を可能としたが、図15に例示するような構成を有する光モジュール10´を、光ファイバ接続状態判定処理時にのみ光モジュール2−1と光モジュール3−1との間などに介在させてもよい。このような場合、図15に例示するように、光モジュール10´は、少なくとも入力されたASE光の一部を切り出すことにより、複数の受信端のうち一の受信端で受信可能な光信号の波長に対応する波長を有するテスト信号を生成するTF12と、TF12によって生成されたテスト信号を出力する出力ポート50とをそなえていればよい。
また、上述した各例では、コントローラ7,7A及び7Bのいずれかが、各PDでの検出結果に基づき、光ファイバの接続状態を判定する処理部の一例として機能したが、光モジュール10,10A,20,30,30A及び40が同様の処理部を別途有していてもよい。
1,1A,1B 光分岐挿入装置
2−1,2−2,2A−1〜2A−6,2B−1,2B−2 光モジュール
3−1,3−2,3A−1,3A−2,3B−1,3B−2 光モジュール
4,4A,4B 光モジュール
5−1,5−2,5A,5B 光モジュール
6−1,6−2,6A−1,6A−2,6B 光モジュール
7,7A,7B コントローラ
8B 光モジュール
9B 光モジュール
10,10A 光モジュール
10B−1,10B−2 光モジュール
10´ 光モジュール
11 1×2CPL
12 TF
13 1×2CPL
14 2×1SW
15 PD
16 1×2SW
20 光モジュール
21 ASE光源
22 TF
23 1×2CPL
24 2×1SW
25 PD
30,30A 光モジュール
31 1×2CPL
32 TF
33 変調器
34 1×2CPL
35 2×1SW
36 PD
37 1×2SW
40 光モジュール
41 ASE光源
42 TF
43 変調器
44 1×2CPL
45 2×1SW
46 PD
50 出力ポート

Claims (10)

  1. 送信端と複数の受信端との間を接続する光ファイバの接続状態を判定する方法であって、
    増幅された自然放出光の一部を切り出すことにより、前記複数の受信端のうち一の受信端で受信可能な光信号の波長に対応する波長を有するテスト信号を生成し、
    生成した前記テスト信号を前記光ファイバに伝送させ、
    前記一の受信端において前記テスト信号の光パワーを検出し、
    前記テスト信号の光パワーの検出結果に基づき、前記光ファイバの接続状態を判定する、
    ことを特徴とする、光ファイバ接続状態判定方法。
  2. 前記テスト信号の光パワーの検出結果が所定の閾値よりも小さい場合は、前記光ファイバが誤接続されていると判定する一方、
    前記テスト信号の光パワーの検出結果が前記所定の閾値以上である場合は、前記光ファイバが正しく接続されていると判定する、
    ことを特徴とする、請求項1記載の光ファイバ接続状態判定方法。
  3. 前記テスト信号を前記光ファイバに伝送させる前に所定の変調周波数で変調し、
    前記複数の受信端のうち前記光ファイバが接続されている受信端において前記テスト信号の光パワー及び変調周波数を検出し、
    前記テスト信号の光パワー及び変調周波数の検出結果に基づき、前記光ファイバの接続状態を判定する、
    ことを特徴とする、請求項1記載の光ファイバ接続状態判定方法。
  4. 前記テスト信号の変調周波数の検出結果が前記所定の変調周波数と一致し、且つ、前記テスト信号の光パワーの検出結果が前記所定の閾値以上である場合は、前記光ファイバが正しく接続されていると判定する一方、
    前記テスト信号の変調周波数の検出結果が前記所定の変調周波数と一致しない、または、前記テスト信号の光パワーの検出結果が前記所定の閾値よりも小さい場合は、前記光ファイバが誤接続されていると判定する、
    ことを特徴とする、請求項3記載の光ファイバ接続状態判定方法。
  5. 送信端と複数の受信端との間を接続する光ファイバの接続状態を判定するための光モジュールであって、
    増幅された自然放出光の一部を切り出すことにより、前記複数の受信端のうち一の受信端で受信可能な光信号の波長に対応する波長を有するテスト信号を生成する波長可変フィルタと、
    該波長可変フィルタによって生成された前記テスト信号を出力する光出力部と、をそなえた、
    ことを特徴とする、光ファイバ接続状態判定用光モジュール。
  6. 前記波長可変フィルタに前記自然放出光を供給する光源をさらにそなえた、
    ことを特徴とする、請求項5記載の光ファイバ接続状態判定用光モジュール。
  7. 前記波長可変フィルタと前記光出力部との間に、所定の変調周波数で前記テスト信号を変調する変調器をさらにそなえた、
    ことを特徴とする、請求項5または6に記載の光ファイバ接続状態判定用光モジュール。
  8. 複数の光モジュールと、
    前記複数の光モジュール間を接続する光ファイバと、
    請求項5〜7のいずれか1項に記載の光ファイバ接続状態判定用光モジュールと、
    前記一の受信端において、前記光ファイバ接続状態判定用光モジュールから出力された前記テスト信号の光パワーを検出する光検出器と、
    前記光検出器での検出結果に基づき、前記光ファイバの接続状態を判定する処理部と、をそなえた、
    ことを特徴とする、光伝送装置。
  9. 前記処理部は、
    前記テスト信号の光パワーの検出結果が所定の閾値よりも小さい場合は、前記光ファイバが誤接続されていると判定する一方、
    前記テスト信号の光パワーの検出結果が前記所定の閾値以上である場合は、前記光ファイバが正しく接続されていると判定する、
    ことを特徴とする、請求項8記載の光伝送装置。
  10. 前記処理部は、
    前記複数の受信端のうち前記光ファイバが接続されている受信端において前記テスト信号の光パワー及び変調周波数を検出し、
    前記テスト信号の光パワー及び変調周波数の検出結果に基づき、前記光ファイバの接続状態を判定する、
    ことを特徴とする、請求項8記載の光伝送装置。
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