JPWO2013172202A1 - スイッチ用電極及びそれを用いた抵抗溶接装置、スポット溶接装置及びスポット溶接方法 - Google Patents
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Abstract
Description
また、本発明は、スポット溶接装置及びスポット溶接方法に関する。詳しくは、厚みが最小である板材を最外に配置して形成したワークに対して溶接を行うスポット溶接装置及びスポット溶接方法に関する。
例えば、ワークに対して電極チップが傾斜して当接していた場合には、垂直に当接していた場合と比べてナゲットが傾斜した状態で生成されてしまう。ナゲットが傾斜してしまうと、ワークの外側近傍に位置する最薄板材と隣接する板材との間の界面をナゲットが十分に覆うことができず、最薄板材を適切に溶接できなくなる。
また、ワーク内部に溶接箇所以外に板材同士が接触している箇所が存在すると、当該接触箇所にも電流が流れてしまい、補助電極チップに流れる電流が減少してしまう。その結果、最薄板材と隣接する板材との間の界面に十分なナゲットが生成されず、最薄板材を適切に溶接できなくなる。
また、本発明は、ワークの外側に配置された最薄板材を適切に溶接するスポット溶接装置及びスポット溶接方法を提供することも目的とする(第2の目的)。
スパークの発生によって電極表面が傷つくことを許容し、逆に、電極同士が接触する面に凹凸加工を施すことで、スイッチによって電流を繰り返し遮断しても、スイッチ用電極同士の接触面積はほとんど変化することがなくなり、抵抗値の変化の少ない一対のスイッチ用電極を提供できる。
これにより、最薄板材に対して溶接用電極及び補助通電用電極が傾斜して当接していた場合に補助通電用電極に流れる電流を異ならせることができるため、従来、傾斜により最薄板材と隣接する板材との間の界面を十分に覆うことのできなかったナゲットを成長させることができ、最薄板材を適切に溶接することができる。ここで、溶接用電極及び補助通電用電極の最薄板材への当接角度は、例えば、溶接用電極が最薄板材に当接するために移動した移動量(例えば、後述のロッド12の移動量)と補助通電用電極が最薄板材に当接するために移動した移動量(例えば、後述のロッド12の移動量+後述の移動手段の移動量)との差から算出することができる。
これにより、外見からは判断できないワーク内部の接触状態に合わせて補助通電用電極への電流を制御することができ、最薄板材を適切に溶接することができる。
また、本発明によれば、ワークの外側に配置された最薄板材を適切に溶接することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る一組のスイッチ用電極を有するスイッチを用いたスポット溶接装置の構成を示す側面図である。スポット溶接装置1は、ロボットアーム80の先端に取り付けられた電動式のスポット溶接装置である。
スポット溶接装置1は、複数の板材W1(薄板)、W2(厚板)及びW3(厚板)を重ね合わせたワークWを、後述する複数の電極で挟んで加圧し、この状態で電極間に通電することでワークWを溶接するものである。
溶接ガン本体11は、その上部に設けられたサーボモータ16と、このサーボモータ16に連結された図示しない送りねじ機構と、備える。
溶接用電極部15は、可動電極部120と、固定電極部130と、を含んで構成される。
固定電極部130は、溶接ガン本体11の先端に連結された連結部14から下方に延びるC形ヨーク13の先端に支持されている。
これら可動電極部120と固定電極部130は、ワークWを挟んで対向配置される。可動電極部120は溶接用電極チップ121と補助通電用電極チップ122を備え、固定電極部130は主通電用電極チップ131とを備え、溶接用電極チップ121、補助通電用電極チップ122及び主通電用電極チップ131はワークWを加圧、挟持する。
可動電極部120の備える溶接用電極チップ121と補助通電用電極チップ122の先端面の高さ位置は、略同一となっている。
溶接用電極チップ121と補助通電用電極チップ122は、所定の間隔を設けて、ワークWの面方向に沿って配置されている。これら電極チップは、円柱状であり、溶接用電極チップ121の先端はドーム状となっている。
固定電極部130の備える主通電用電極チップ131は、ワークWを挟んで溶接用電極チップ121の対向に配置される。主通電用電極チップ131は、円柱状であり、その先端はドーム状となっている。
先ず、可動電極部120を固定電極部130に対して離間させた状態で、ロボットアーム80及び支持部90の動作により、ワークWの溶接部位にスポット溶接ガン10を移動させる。具体的には、固定電極部130の主通電用電極チップ131の先端面が、ワークWの溶接部位の下面に当接する位置に、スポット溶接ガン10を移動させる。
前述したように、スイッチ20の第1スイッチ用電極チップ21及び第2スイッチ用電極チップ22が接触することで通電をし、離間することで電流を遮断する。スイッチ20は、抵抗溶接で使用される大容量の電流を遮断することから、電極同士を離間する際にはスパークが発生してしまう。電流を遮断する際のスパークの発生は電極表面を傷つけ、磨耗させてしまうことから好ましくない。スパークの発生を防止するために、スパーク防止機構を設けることもできるが、抵抗溶接を行うような大きな電流では、スパーク防止機構で完全にスパークの発生を抑えることは難しい。また、電極表面にめっき等を施した場合でも、抵抗溶接装置に用いる場合のように何千回、何万回と繰り返し使用することで、電極表面が磨耗してしまう。逆に、初期の電極表面をなめらかにすればするほど初期のスイッチ用電極と、繰り返し使用した後のスイッチ用電極の抵抗値に大きな差がでてしまい、抵抗溶接をする際の電流量の設定が難しくなるという問題もある。抵抗溶接をする際の電流量の設定が難しいと、安定した品質の溶接されたワーク材の提供も難しくなってしまう。
図3は本発明の一対のスイッチ用電極を用いた例である。本発明の一対のスイッチ用電極の例として、直径16mmの円柱状の電極で、他方のスイッチ用電極と接する側が平面で、且つ、他方のスイッチ用電極と接触する面がブラスト処理によって、表面粗さ(Ra)が60μm、電極同士の接触する面における接触面積比率が21%に調整されている電極が一対用いられている。電極の素材はアルミナ分散銅であり、2〜4kAの電流の切断を繰り返した。
また、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
続いて、本発明の別実施形態について、図5〜図9を参照して説明する。
図5は、本発明の一実施形態に係るスポット溶接装置の構成を示す側面図である。本実施形態に係るスポット溶接装置1は、ロボットアーム80の先端に取り付けられた電動式のスポット溶接装置である。
スポット溶接装置1は、複数の板材を重ね合わせたワークWを、後述する複数の電極で挟んで加圧し、この状態で電極間に通電することでワークWを溶接する。なお、本実施形態のスポット溶接装置1は、3枚以上の板材により形成され、且つ最も外側に最薄板材が配置されたワークWの溶接に好適に用いられる。このようなワークWの一例として、本実施形態では、上方から最薄板材W1、板材W2(厚板)及び板材W3(厚板)を配置したワークWを用いることとしている。
溶接ガン本体11は、その上部に設けられたサーボモータ16と、このサーボモータ16に連結された図示しない送りねじ機構と、備える。
溶接用電極部15は、可動電極部120と、固定電極部130と、を含んで構成される。
固定電極部130は、溶接ガン本体11の先端に連結された連結部14から下方に延びるC形ヨーク13の先端に支持されている。
これら可動電極部120と固定電極部130とは、ワークWを挟んで対向配置され、ワークWと接触させて通電させることにより、最薄板材W1、板材W2及び板材W3間に溶接部(以下、「ナゲットN」と呼ぶ)を形成する。
可動電極部120は、溶接用電極チップ121と、この溶接用電極チップ121との間で通電する補助通電用電極チップ122と、を備える。
溶接用電極チップ121及び補助通電用電極チップ122は、先端部がドーム状の円柱形状であり、所定の間隔を設けてワークWの面方向に沿って配置される。また、これら電極チップの先端部は、略同一の高さ位置でワークWの上側表面に向けて配置され、ロッド12(図5参照)の上下動に応じてワークWの上側表面を押圧する。
主通電用電極チップ131は、先端部がドーム状の円柱形状である。主通電用電極チップ131の先端部は、ワークWの下側表面に向けて配置され、ロッド12(図5参照)の上下動に応じて可動電極部120が上下動することでワークWの下側表面を押圧する。
なお、電流源30Aは、図示しない電源と可変抵抗とを備え、各電極チップ間に電流を供給する。
そのため、電流源30Aから溶接用電極チップ121を経てワークWに流入する電流は、電流経路D1に沿って流れ、主通電用電極チップ131を経て電流源30Aに戻る。このような電流経路D1を流れる電流(以下、「主電流」と呼ぶことがある)は、ワークWの厚み方向中心付近を加熱することで当該加熱部分を中心にナゲットNを生成し、ワークWを溶接する。
また、電流源30Aから溶接用電極チップ121を経てワークWに流入する電流は、電流経路D2,D3に沿って流れ、補助通電用電極チップ122を経て電流源30Aに戻る。このような電流経路D2,D3を流れる電流(以下、「補助電流」と呼ぶことがある)は、主としてワークWの最外側に配置された最薄板材W1及び板材W2の間を加熱することで、最外側の最薄板材W1を溶接するために用いられる。即ち、最も外側に最薄板材W1を配置した場合には、最薄板材W1及び板材W2の界面がワークWの厚み方向中心付近ではなく外側近傍に位置することになり、中心付近にナゲットNを生成する主電流だけでは最薄板材W1を溶接できないことがある。そこで、補助通電用電極チップ122を用いて外側の最薄板材W1を適切に溶接することとしている。
次に、本実施形態に係るスポット溶接装置1の基本的な動作について説明する。
先ず、可動電極部120を固定電極部130に対して離間させた状態で、ロボットアーム80及び支持部90の動作により、ワークWの溶接部位にスポット溶接ガン10を移動させる。具体的には、固定電極部130の主通電用電極チップ131の先端部が、ワークWの溶接部位の下側表面に当接する位置に、スポット溶接ガン10を移動させる。
次いで、制御装置100は、サーボモータ16を制御して、送りねじ機構の作用で可動電極部120をワークWに対して後退させる。これにより、ナゲットが冷却固化し、ワークWが溶接される。
次に、本実施形態に係るスポット溶接装置1の特徴的な動作の概要を図7及び図8を参照して説明する。
本実施形態のスポット溶接装置1は、ワークWに対してスポット溶接ガン10が傾斜して当接している場合に、当接角度に応じて溶接用電極チップ121から補助通電用電極チップ122に流れる補助電流を制御する。このワークWへの当接角度に応じた補助電流の制御の概要を図7に示す。
ところが、ワークWに対してスポット溶接ガン10が傾斜して当接している場合には、最薄板材W1を溶接するために十分なナゲットNが生成されない。即ち、スポット溶接ガン10の傾斜に伴いナゲットNが傾斜してしまう結果、図7(2)に示すように、最薄板材W1及び板材W2の界面を領域L1よりも小さい領域L2で覆うナゲットNしか生成することができず、最も上側に配置された最薄板材W1を適切に溶接することができない。
なお、このようにナゲットNが傾斜してしまうのは、溶接用電極チップ121及び主通電用電極チップ131のワークWとの当接部分Pが中心軸Cからずれてしまうためと考えられる。即ち、ワークWの当接部分Pは電極チップとの当接により冷却されることになるが、この冷却部分が中心軸Cからずれる結果、生成されるナゲットNが中心軸Cと非対称となり傾斜することになる。
なお、図7(3)は、補助通電用電極チップ122を2つ設けた場合を例にとり図示しているが、補助通電用電極チップ122を1つ又は3つ以上設けた場合についても同様に、制御装置100は、補助通電用電極チップ122の移動量に応じて補助通電用電極チップ122に対する補助電流を制御する。
通常、ワークWを形成する最薄板材W1,板材W2,板材W3は、可動電極部120及び固定電極部130に挟持され加圧される結果、溶接箇所が接触し電気的に接続される。しかしながら、ワークWの中には溶接箇所だけでなく他の箇所でも最薄板材W1,板材W2,板材W3が接触しているものがある。このようなワークWでは、可動電極部120及び固定電極部130の加圧により当該接触箇所を介して各電極チップ間が電気的に接続されることになり、予期せぬ電流経路が形成される。このような予期せぬ電流経路が形成されると、電流源30Aから供給される電流が当該電流経路にも流れてしまい、ワークWの溶接のために予定している電流経路を流れる電流値が減少してしまう。
そこで、本実施形態のスポット溶接装置1は、各電極チップ間、特に溶接用電極チップ121と補助通電用電極チップ122との間を流れる補助電流値に応じて、補助電流を制御する。この補助電流値に応じた補助電流の制御の概要を図8に示す。なお、図8では、補助通電用電極チップ122を1つ設けた場合を例にとり図示しているが、補助通電用電極チップ122を2つ以上設けた場合についても同様に、制御装置100は、補助電流値に応じて補助電流を制御する。
また、異常接触箇所Qが溶接箇所の近傍にある場合には、溶接用電極チップ121と主通電用電極チップ131との間の電流経路が広くなってしまい(電流経路D1が電流経路D1+D4になってしまい)、当該電流経路の抵抗が低くなってしまう。その結果、当該電流経路に十分なジュール熱を発生させることができず、ワークWを適切に溶接することができない。
以上、図7及び図8に示すように本実施形態に係るスポット溶接装置1は、補助通電用電極チップ122の状態、即ち補助通電用電極チップ122のワークWへの当接角度や補助通電用電極チップ122に流れる補助電流の電流値に応じて、補助電流を制御することでワークWを適切に溶接する。
続いて、図9を参照して、補助通電用電極チップ122の状態に応じた補助電流制御の詳細について説明する。ここで、ワークWを溶接するためのナゲットNはジュール熱により生成されるため、本実施形態では、補助電流の電流値(図9(1)(2))及び/又は補助電流の供給時間(図9(3))を制御することで、補助電流制御を行うこととしている。なお、以下に示す補助電流制御は一例に過ぎず、本発明は、補助通電用電極チップ122の状態に応じて外側の最薄板材W1に対する溶接を適切に行うことのできる他の制御に適用可能である。
図9(1)(A)を参照して、補助通電用電極チップ122がワークWに対して傾斜した状態で当接している場合について説明する。初めに、制御装置100は、ロッド12とは独立して移動する補助通電用電極チップ122の移動量を算出し、当該移動がマイナス方向であるかプラス方向であるかを特定する。続いて、制御装置100は、マイナス方向に移動した補助通電用電極チップ122内の可変抵抗を低くし、当該補助通電用電極チップ122に流れる補助電流の電流値を高くする一方で、プラス方向に移動した補助通電用電極チップ122内の可変抵抗を高くし、補助通電用電極チップ122に流れる補助電流の電流値を低くする。これにより、補助通電用電極チップ122に流れる補助電流の電流値を当接角度に応じて制御することができ、外側に配置された最薄板材W1を適切に溶接することができる。
次に、図9(1)(B)を参照して、ワークWに異常接触箇所が存在する場合について説明する。初めに、制御装置100は、補助通電用電極チップ122に流れる補助電流の電流値を取得し、正常値(例えば3KA)以下であるか否かを判定する。このとき、補助電流の電流値が正常値以下である場合には、制御装置100は、ワークWに異常接触箇所が存在すると判断し、補助通電用電極チップ122に流れる補助電流を高くする。即ち、制御装置100は、当該補助通電用電極チップ122内の可変抵抗を低くし、補助通電用電極チップ122に補助電流が流れ易くする。これにより、ワークWに異常接触箇所が存在する場合であっても外側に配置された最薄板材W1を適切に溶接することができる。
なお、詳細な説明は省略するが、外側の最薄板材W1を溶接するのに十分な時間だけ補助通電用電極チップ122に補助電流を流した後には、制御装置100は、当該補助通電用電極チップ122への通電を停止する。これにより、主通電用電極チップ131に流れる主電流の電流値が高くなるため、外側の最薄板材W1だけでなくワークW全体を適切に溶接することができる。
図9(2)(A)を参照して、補助通電用電極チップ122がワークWに対して傾斜した状態で当接している場合について説明する。ワークWに傾斜して当接している場合、制御装置100は、電流源30A内の可変抵抗を制御し、各電極チップ間を結ぶ電流経路を流れる電流の総電流値を上昇させる。これにより、各電極チップ間を結ぶ電流経路には、通常よりも高い値の電流が流れることになり、傾斜の結果溶接しにくい外側の最薄板材W1を適切に溶接することができる。このとき、制御装置100は、当接角度に応じて補助通電用電極チップ122への通電を停止するタイミングを異ならせることとしてもよい。即ち、ロッド12に対してプラス方向に移動した補助通電用電極チップ122に対する通電を先に停止し、その後、ロッド12に対してマイナス方向に移動した補助通電用電極チップ122に対する通電を所定時間行った後、当該補助通電用電極チップ122に対する通電を停止することとしてもよい。
次に、図9(2)(B)を参照して、ワークWに異常接触箇所が存在する場合について説明する。制御装置100は、補助通電用電極チップ122に流れる補助電流の電流値が正常値以下である場合には、電流源30A内の可変抵抗を制御し、各電極チップ間を結ぶ電流経路を流れる電流の総電流値を上昇させる。これにより、異常接触箇所に流れてしまう分減少する補助電流の電流値を補うことができ、外側に配置された最薄板材W1を適切に溶接することができる。
図9(3)(A)を参照して、補助通電用電極チップ122がワークWに対して傾斜した状態で当接している場合について説明する。ロッド12に対してマイナス方向に移動した補助通電用電極チップ122に対しては、十分なジュール熱を確保すべく通常よりも長時間にわたり補助電流を通電する必要がある。そこで、制御装置100は、補助通電用電極チップ122への通電を開始した後、ロッド12に対してプラス方向に移動した補助通電用電極チップ122内のスイッチを先に切り、その後、所定時間経過した後にロッド12に対してマイナス方向に移動した補助通電用電極チップ122内のスイッチを切る。これにより、傾斜して当接した結果、最薄板材W1及び板材W2の界面のうちナゲットNを生成しにくいマイナス方向の補助通電用電極チップ122側に長時間補助電流を供給することができ、外側の最薄板材W1を適切に溶接することができる。
次に、図9(3)(B)を参照して、ワークWに異常接触箇所が存在する場合について説明する。制御装置100は、補助通電用電極チップ122に流れる補助電流の電流値が正常値以下である場合には、通常よりも遅く補助通電用電極チップ122内のスイッチを切る。即ち、制御装置100は、最薄板材W1及び板材W2の界面に十分なナゲットNを生成するために必要な時間だけ補助通電用電極チップ122に対して補助電流を通電した後に当該通電を停止する。これにより、異常接触箇所に流れてしまう分減少する補助電流を補うことができ、外側に配置された最薄板材W1を適切に溶接することができる。
このとき、組み合わせて適用するとは、補助通電用電極チップ122のスイッチを切る前後において電流値を異ならせることを含むものである。即ち、例えば、電流制御と切タイミング制御とを組み合わせる場合には、補助通電用電極チップ122のスイッチを切る前と後とで総電流値が同じであることとしてもよく、また、スイッチを切る前の方が総電流値が高くなることとしてもよく、また、スイッチを切った後の方が総電流値が高くなることとしてもよい。
また、各電極チップの移動量を用いることなく、その他の情報を用いてワークWへのスポット溶接ガン10の当接角度を算出することとしてもよい。一例として、当接時のスポット溶接ガン10及び/又はワークWを撮影した画像データを用いて、ワークWへのスポット溶接ガン10の当接角度を算出することとしてもよい。
10…スポット溶接ガン
20…スイッチ(通電手段)
21…第1スイッチ用電極チップ
22…第2スイッチ用電極チップ
30…電源(通電手段)
30A…電流源
100…制御装置(通電手段、補助電流制御手段)
12…ロッド
120A…可動電極部
121…溶接用電極チップ(第1溶接用電極、溶接用電極)
122…補助通電用電極チップ(補助電極、補助通電用電極)
13…C形ヨーク
130A…固定電極部
131…主通電用電極チップ(第2溶接用電極、主通電用電極)
W…ワーク
Claims (10)
- 一対の電極から構成され、これら一対の電極同士を面接触させることで通電し、且つ離間させることで通電を遮断するスイッチに用いられるスイッチ用電極であって、
前記一対の電極同士が接触する面のうち少なくとも一方が、凹凸を有する平面であることを特徴とするスイッチ用電極。 - 前記平面の表面粗さ(Ra)が60〜150μmであることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ用電極。
- 前記一対の電極同士の接触する面における接触面積比率が10〜90%であることを特徴とする請求項1又は2に記載のスイッチ用電極。
- 複数の板材を重ね合わせて形成されたワークを抵抗溶接する抵抗溶接装置であって、
前記ワークの一方の面に当接する第1溶接用電極と、
前記第1溶接用電極とは反対側から前記ワークに当接し、且つ前記第1溶接用電極とは逆の極性を有する第2溶接用電極と、
前記第1溶接用電極と同じ側から前記ワークに当接し、且つ前記第1溶接用電極とは逆の極性を有する補助電極と、
前記第1溶接用電極、前記第2溶接用電極及び前記補助電極により前記ワークを挟持加圧した状態で、前記第1溶接用電極と前記第2溶接用電極との間に主電流を流すとともに、前記第1溶接用電極と前記補助電極との間に分岐電流を流し、前記分岐電流を請求項1〜3のいずれかに記載のスイッチ用電極を有するスイッチで遮断する通電手段と、を備えることを特徴とする抵抗溶接装置。 - 3枚以上の板材を重ね合わせたワークであり、前記板材中、厚みが最小である最薄板材を最外に配置して形成したワークに対して溶接を行うためのスポット溶接装置であって、
前記最薄板材に当接する溶接用電極と、
前記最薄板材に当接し、且つ前記溶接用電極とは逆の極性である補助通電用電極と、
前記溶接用電極及び前記補助通電用電極とともに前記ワークを挟持し、且つ前記溶接用電極とは逆の極性である主通電用電極と、
前記補助通電用電極の状態を検知し、検知した前記状態に応じて前記溶接用電極及び前記補助通電用電極の間を結ぶ電流経路に流れる電流を制御する補助電流制御手段と、
を備えることを特徴とするスポット溶接装置。 - 前記補助電流制御手段は、前記溶接用電極及び前記補助通電用電極の前記最薄板材への当接角度に応じて前記電流経路に流れる電流を制御する、
ことを特徴とする請求項5に記載のスポット溶接装置。 - 前記補助電流制御手段は、前記補助通電用電極に流れる電流の電流値に応じて前記電流経路に流れる電流を制御する、
ことを特徴とする請求項5又は6に記載のスポット溶接装置。 - 3枚以上の板材を重ね合わせたワークであり、前記板材中、厚みが最小である最薄板材を最外に配置して形成したワークに対して溶接を行うためのスポット溶接方法であって、
前記ワークの、前記最薄板材に溶接用電極及び前記溶接用電極とは逆の極性である補助通電用電極を当接させ、前記最薄板材側とは逆側に前記溶接用電極とは逆の極性である主通電用電極を当接させることで前記ワークを挟持する工程と、
前記補助通電用電極の状態を検知し、検知した前記状態に応じて前記溶接用電極及び前記補助通電用電極の間を結ぶ電流経路に流れる電流を制御する工程と、
を有することを特徴とするスポット溶接方法。 - 前記電流を制御する工程は、前記溶接用電極及び前記補助通電用電極の前記最薄板材への当接角度に応じて前記電流経路に流れる電流を制御する、
ことを特徴とする請求項8に記載のスポット溶接方法。 - 前記電流を制御する工程は、前記補助通電用電極に流れる電流の電流値に応じて前記電流経路に流れる電流を制御する、
ことを特徴とする請求項8又は9に記載のスポット溶接方法。
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