JPWO2013150942A1 - 超電導線 - Google Patents

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Abstract

超電導線は、基板と、前記基板の一方の主面側に積層した超電導層と、前記超電導層の表面と前記基板の他方の主面を覆う安定化層と、前記安定化層の表面を覆い、前記基板側と前記超電導層側とを識別する識別部を有する絶縁層と、を備える

Description

本発明は、超電導線に関する。
従来から、基板及び当該基板の一方の主面側に積層した超電導層の周囲を覆う安定化層を有する超電導線が知られている。
ところが、このような超電導線では、超電導層や基板を視認することができず、超電導線を切断しない限り、基板側と超電導層側を識別することが困難であった。
そこで、特開2011−154790号公報及び米国特許第7702373号明細書には、基板及び超電導層の周囲を覆う安定化層のうち、基板側に位置する安定化層または超電導層側に位置する安定化層のいずれかの表面に、超電導層が設けられた側を識別するための識別標識が設けられた超電導線が開示されている。
また、特許第4423708号公報には、特開2011−154790号公報等に記載の安定化層(の周囲)をさらに、銅層を酸化処理した絶縁層(酸化銅層)で覆う超電導線が開示されている。
同様に、特開2011−233294には、超電導線の周囲を絶縁層(樹脂テープ)で覆う超電導線が開示されている。
しかしながら、特開2011−154790号公報や米国特許第7702373号明細書に記載の識別標識では、特許第4423708号公報や特開2011−233294号公報のように安定化層を絶縁層で覆った場合、安定化層等にある識別標識を視認することができず、結局、基板側と超電導層側を識別することが困難となる。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、安定化層が絶縁層で覆われていても基板側と超電導層側とを容易に識別することができる超電導線を提供することを目的とする。
本発明の上記課題は下記の手段によって解決された。
<1>基板と、前記基板の一方の主面側に積層した超電導層と、前記超電導層の表面と前記基板の他方の主面を覆う安定化層と、前記安定化層の表面を覆い、前記基板側と前記超電導層側とを識別する識別部を有する絶縁層と、を備える超電導線。
<2>前記安定化層は、金属元素を含み、前記絶縁層は、前記識別部として、少なくとも前記超電導層側に形成され、前記金属元素の酸化物を含む金属酸化物絶縁部を有する、<1>に記載の超電導線。
<3>前記金属酸化物絶縁部は、前記識別部として、前記超電導層側に形成された第1金属酸化物絶縁部と、前記基板側に形成された第2金属酸化物絶縁部とを有し、前記第1金属酸化物絶縁部と前記第2金属酸化物絶縁部は、互いに色が異なる、<2>に記載の超電導線。
<4>前記第1金属酸化物絶縁部の厚みは、前記第2金属酸化物絶縁部の厚みよりも大きい、<3>に記載の超電導線。
<5>前記金属酸化物絶縁部の厚みは、前記安定化層の厚みよりも小さい、<2>〜<4>の何れか1つに記載の超電導線。
<6>前記金属酸化物絶縁部と前記安定化層の間には、前記金属元素と前記金属元素の酸化物とが混在し、且つ、単体の金属元素に対する前記金属元素の酸化物の比率が前記金属酸化物絶縁部に向かって連続的に大きくされた組成傾斜層が設けられている、<2>〜<5>の何れか1つに記載の超電導線。
<7>前記金属酸化物絶縁部は、前記超電導線の長手方向の一端部と他端部又は前記超電導線の短手方向の一端部と他端部を識別する端部識別部を有する、<2>〜<6>の何れか1つに記載の超電導線。
<8>前記絶縁層における前記超電導層側の表面粗さは、前記絶縁層における前記基板側の表面粗さと異なる、<1>〜<7>の何れか1つに記載の超電導線。
<9>前記絶縁層における前記超電導層側のビッカース硬さは、前記絶縁層における前記基板側のビッカース硬さと異なる、<1>〜<8>の何れか1つに記載の超電導線。
本発明によれば、安定化層が絶縁層で覆われていても基板側と超電導層側とを容易に識別することができる超電導線を提供することができた。
図1は、本発明の実施形態に係る超電導線の積層構造を示す斜視図である。 図1に示す超電導線の端面図である。 図1に示す超電導線の超電導層側の面を示す図である。 図1に示す超電導線の基板側の面を示す図である。 図3Aは、金属酸化物絶縁部の製造工程の一部を示す図である。 図3Bは、図3Aから続く、金属酸化物絶縁部の製造工程の一部を示す図である。 図3Cは、図3Bから続く、金属酸化物絶縁部の製造工程の一部を示す図である。 図4Aは、金属酸化物絶縁部の他の製造工程の一部を示す図である。 図4Bは、図4Aから続く、金属酸化物絶縁部の他の製造工程の一部を示す図である。 図4Cは、図4Bから続く、金属酸化物絶縁部の他の製造工程の一部を示す図である。 本発明の実施形態に係る超電導線の変形例を示す図である。 本発明の実施形態に係る超電導線の他の変形例を示す図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る超電導線を具体的に説明する。なお、各図面を通して、同一又は対応する機能を有する部材(構成要素)には同じ符号を付して適宜説明を省略する。
<<超電導線の概略構成>>
図1は、本発明の実施形態に係る超電導線1の積層構造を示す斜視図である。
図1に示すように、超電導線1は、基板10の厚みT方向の一方の主面10A側に、中間層20、超電導層30、安定化層40、及び絶縁層50が順に積層した積層構造を有している。
基板10は、図中矢印L方向(以下、長手L方向とする)に伸びるテープ状とされている。この基板10は、低磁性の金属基板やセラミックス基板が用いられる。金属基板の材料としては、例えば、強度及び耐熱性に優れた、Co、Cu、Ni、Ti、Mo、Nb、Ta、W、Mn、Fe、Cr、Ag等の金属又はこれらの合金が用いられる。特に好ましいのは、耐食性及び耐熱性の点で優れているステンレス、ハステロイ(登録商標)、その他のニッケル系合金である。また、これら各種金属材料上に各種セラミックスを配してもよい。また、セラミックス基板の材料としては、例えば、MgO、SrTiO、又はイットリウム安定化ジルコニア等が用いられる。
中間層20は、超電導層30において例えば高い2軸配向性を実現するために、基板10と超電導層30の間に設けられる層である。このような中間層20は、例えば、熱膨張率や格子定数等の物理的な特性値が基板10と超電導層30を構成する超電導体との中間的な値を示す。また、中間層20は、単層構造であってもよく、多層構造であってもよい。多層構造の場合、その層数や種類は限定されないが、例えば図1に示すように、非晶質のGdZr7−δ(δは酸素不定比量)等を含むベッド層22と、結晶質のMgO等を含みIBAD法により形成された強制配向層24と、LaMnMO3+δ(δは酸素不定比量)を含むLMO層26と、CeO等を含むキャップ層28と、を順に積層した構成となっていてもよい。
超電導層30は、中間層20の厚み方向の表面に設けられ(堆積しており)、酸化物超電導体、特に銅酸化物超電導体を含んでいる。銅酸化物超電導体としては、高温超電導体としてのREBaCu7−δ(RE系超電導体と称す)が好ましい。なお、RE系超電導体中のREは、Y,Nd,Sm,Eu,Gd,Dy,Ho,Er,Tm,YbやLuなどの単一の希土類元素又は複数の希土類元素であり、これらの中でもBaサイトと置換が起き難い等の理由でYであることが好ましい。また、δは、酸素不定比量であって、例えば0以上1以下であり、超電導転移温度が高いという観点から0に近いほど好ましい。なお、酸素不定比量は、オートクレーブ等の装置を用いて高圧酸素アニール等を行えば、δは0未満、すなわち、負の値をとることもある。
安定化層40は、少なくとも超電導層30の表面30Aと基板10の他方の主面10Bを覆っている。安定化層40は、好ましくは、銅などの金属元素を含んでいることが好ましい。これら表面30A及び主面10Bだけでなく、超電導層30の側面、中間層20の側面及び基板10の側面を含め、図1に示すように、基板10と中間層20と超電導層30の周囲全体を覆っていてもよい。
この安定化層40は、単層構造であってもよく、多層構造であってもよい。多層構造の場合、その層数や種類は限定されないが、例えば図1に示すように、銀からなる銀安定化層42と、銅からなる銅安定化層44を順に積層した構成となっていてもよい。
絶縁層50は、安定化層40を覆い、基板10側と超電導層30側とを識別する識別部を有している。
基板10側と超電導層30側とを識別する識別部としては、例えば以下の手段(1)〜(5)が挙げられる。なお、これらの手段を組み合わせてもよい。
(1)絶縁層50に基板10側と超電導層30側とを識別する識別標識を設ける。
具体的に、識別標識として○や×等のマークや、「表」や「裏」等の文字を絶縁層50における超電導層30側の表面50A、又は絶縁層50における基板10側の表面50Bに印刷や刻印等により設ける。
この識別標識により、超電導線ユーザの視覚を通じて、基板10側と超電導層30側とが識別可能となる。
特に、立体的な識別標識を設けるようにすれば、視覚だけでなく触覚を通じて、基板10側と超電導層30側とが識別可能となる。ただし、超電導線1をコイルにするときや使用時に立体的な識別標識が邪魔となる場合もあるので、触覚を通じて識別できる程度に識別標識の厚みを極力薄くした方が好ましい。
(2)絶縁層50における超電導層30側の表面50Aの粗さと基板10側の表面50Bの粗さを異ならせる。
具体的に、表面50A又は表面50Bを研磨したり、超電導層30側と基板10側で絶縁層50の材料を変えたりして、超電導層30側の表面50Aの粗さ(算術平均粗さRa)と、絶縁層50における基板10側の表面50Bの粗さ(算術平均粗さRa)を異ならせる。
この粗さRaの相違により、超電導線ユーザの触覚を通じて、基板10側と超電導層30側とが識別可能となる。また、このような超電導線1をコイル化した場合には、巻回する表面50Aと表面50Bが接することになり、これら粗さRaの差によって巻きずれを防止することができるという特有な効果も奏することとなる。
超電導層30側の表面50Aの粗さRaと、絶縁層50における基板10側の表面50Bの粗さRaは、あらゆる超電導線ユーザでも触覚を通じて表面粗さの相違が把握することができるという観点から、10μm以上の差があることが好ましい。また、応用機器への適用の際に不具合を生じさせない程度の粗さであることが望ましいことから、500μm以下、好ましくは100μm以下の差であるとよい。
(3)絶縁層50における超電導層30側の硬さと、絶縁層50における基板10側の硬さを異ならせる。
具体的に、超電導層30側と基板10側で絶縁層50の材料を変えることによって、絶縁層50における超電導層30側のビッカース硬さと、絶縁層50における基板10側のビッカース硬さを異ならせる。
このビッカース硬さの相違により、超電導線ユーザの触覚を通じて、基板10側と超電導層30側とが識別可能となる。
超電導層30側のビッカース硬さと基板10側のビッカース硬さは、あらゆる超電導線ユーザでも触覚を通じて表面粗さの相違が把握することができるという観点から、少なくともHv30以上、望ましくはHv150以上の差があることが好ましい。また、応用機器への適用の際に不具合を生じさせない程度の硬さであることが望ましいことから、Hv1000以下、好ましくはHv500以下の差であるとよい。
(4)絶縁層50の角部にRを形成したり、絶縁層50における超電導層30側のRの曲率と、絶縁層50における基板10側のRの曲率を異ならせたりする。
具体的に、絶縁層50における超電導層30側及び絶縁層50における基板10側のいずれか一方の角部にRを形成する。両方の角部にRを形成する場合は、絶縁層50における超電導層30側のRの曲率と、絶縁層50における基板10側のRの曲率を異ならせる。
これにより、超電導線ユーザの視覚及び触覚を通じて、基板10側と超電導層30側とが識別可能となる。
(5)絶縁層50における超電導層30側の表面50Aと、基板10側の表面50Bとで色を異ならせる。
具体的に、超電導層30側と基板10側で絶縁層50の材料を変えたり、上記(2)と同様に超電導層30側と基板10側で粗さRaを変えて反射率を変えたり、絶縁層50となる絶縁テープを帯巻きして超電導層30側と基板10側で絶縁層50の厚みを変えて反射率を変えたり、後述するように、絶縁層50において少なくとも超電導層30側に、安定化層40に含まれる金属元素の酸化物(実施形態では銅酸化物)を含む金属酸化物絶縁部を設けたりして、絶縁層50における超電導層30側の表面50Aと、基板10側の表面50Bとで色を異ならせる。
これにより、超電導線ユーザの視覚を通じて、基板10側と超電導層30側とが識別可能となる。また、金属酸化物絶縁部を設ける場合は、単に絶縁テープを帯巻きする場合に比べて、絶縁層50と安定化層40との密着性が増し、基板10の長手L方向の引っ張りに強くなり、また絶縁層50と安定化層40との間に液体や不純物が入ることを抑制できる。
<<金属酸化物絶縁部の詳細>>
次に、絶縁層50において少なくとも超電導層30側に、安定化層40に含まれる金属元素の酸化物を含む金属酸化物絶縁部を設ける場合をより詳細に説明する。
超電導層30側にのみ金属酸化物絶縁部を設ける場合は、超電導層30側以外の絶縁層50は絶縁テープ等で形成される。
また、図2Aに示すように、上記金属酸化物絶縁部は安定化層40(銅安定化層44)の全面に形成されており、識別部として、超電導層30側に形成された第1金属酸化物絶縁部50Cと基板10側に形成された第2金属酸化物絶縁部50Dとを有し、第1金属酸化物絶縁部50Cと第2金属酸化物絶縁部50Dの色を互いに異ならせてもよい(図2B及び図2C参照)。この色を異ならせるためには、例えば、第1金属酸化物絶縁部50Cの厚みと、第2金属酸化物絶縁部50Dの厚みを異ならせばよい。
なお、図2Aに示すように、第1金属酸化物絶縁部50Cの厚みは、第2金属酸化物絶縁部50Dの厚みよりも大きい方が好ましい。基板10よりも超電導層30をより保護する必要があるため、第1金属酸化物絶縁部50Cの厚みを第2金属酸化物絶縁部50Dよりも大きくすることで、保護の強化を図ることができるからである。
また、保護が必要な超電導層30側の絶縁層50や安定化層40の剥離を防止することができるからである。
また、超電導線1の使用時には超電導層30に電流が流れるため、超電導層30側の絶縁層50をより高い絶縁特性とする必要がある。したがって、第1金属酸化物絶縁部50Cの厚みを第2金属酸化物絶縁部50Dの厚みよりも大きくして、第1金属酸化物絶縁部50Cの絶縁特性を第2金属酸化物絶縁部50Dの絶縁特性よりも高くすることが好ましい。
また、第1金属酸化物絶縁部50C及び第2金属酸化物絶縁部50D、特に第1金属酸化物絶縁部50Cは、安定化層40の厚みよりも小さいことが好ましい。後述するように、第1金属酸化物絶縁部50C及び第2金属酸化物絶縁部50Dは、安定化層40を酸化処理したものを利用することができ、安定化層40の金属元素よりこの金属元素を酸化して形成された金属酸化物の方が一般的に脆いため、より強固な安定化層40の厚みを確保しておくことで、機械的強度の低下を抑制することができるからである。
また、絶縁層50の金属酸化物絶縁部と安定化層40の間に、安定化層40の金属元素(実施形態では銅元素)と金属元素の酸化物(実施形態では銅酸化物)とが混在し、且つ、当該単体の金属元素に対する金属元素の酸化物の比率が金属酸化物絶縁部に向かって連続的に大きくされた組成傾斜層が設けられていることが好ましい。これにより、絶縁層50と安定化層40の密着性が高まるからである。
また、図2Aに示すように、第1金属酸化物絶縁部50Cと基板10側に形成された第2金属酸化物絶縁部50Dとを有し、第1金属酸化物絶縁部50Cと第2金属酸化物絶縁部50Dの色を互いに異ならせる他の形態として、第1金属酸化物絶縁部50C(超電導層30側の表面50A)の表面形状と、第2金属酸化物絶縁部50D(基板10側の表面50B)の表面形状を異ならせることにより、可視領域の反射率を制御し、異なる色としてもよい。
<<金属酸化物絶縁部の製造方法>>
次に、上述した金属酸化物絶縁部の製造方法の一例を説明する。図3A〜図3Cは、金属酸化物絶縁部の製造工程の一部を示す図である。なお、図中の点線は銅安定化層44において酸化される領域の境界線又は酸化された領域の境界線を示すものであり、実際に視認できるものではない。
まず、図3Aに示すように、基板10、中間層20、及び超電導層30の周囲が、銀安定化層42及び銅安定化層44で順に覆われた処理前の超電導線1Aを用意する。
超電導線1Aにおいて、超電導層30側の銅安定化層44の表面を除く銅安定化層44の周囲をマスキングテープ60で被覆し、超電導層30側の銅安定化層44の表面を酸化処理し、酸化銅層70を得る(図3A及び図3B参照)。酸化処理としては、強アルカリ性煮沸タイプの銅・銅合金黒染め剤に浸漬する方法や、アンモニア(ガス)気相法、銅の陽極酸化法、酸化性雰囲気で熱処理する方法が挙げられる。なお、超電導層30から酸素が抜け出す要因となる高温処理を超電導線1Aに施さなくて済むという観点から、熱処理以外の方法を用いることが好ましい。浸漬方法や、アンモニア(ガス)気相法及び銅の陽極酸化法の中では、酸化速度が速くなるために、金属酸化物絶縁部(酸化銅層)の厚みの制御が難しくなることを防ぐ観点から、アンモニア(ガス)気相法及び銅の陽極酸化法を用いることが好ましい。ただし、浸漬方法の場合には、用いる溶液の濃度を薄く、塗布量を少なくすることで金属酸化物絶縁部(酸化銅層)の厚みを制御しやすくすることが可能である。
黒染め剤に浸漬する方法では、黒染め剤として例えば、エボノールCスペシャル液を用いることができる。このとき、浸漬条件として例えば浸漬温度を90℃、浸漬時間を30秒とすることができる。また、浸漬の前、特にマスキングテープの前に、アルカリ脱脂材による電解脱脂(例えば処理温度60℃:処理時間120秒)、硫酸による表面活性化を行ってもよい。
超電導層30側の銅安定化層44の酸化処理をした後は、図3Bに示すように、超電導線1Aからマスキングテープ60を取り外す。
次に、図3Cに示すように、酸化銅層70を含めて銅安定化層44の全表面を酸化処理する。全表面を酸化処理する方法としては、超電導層30側の銅安定化層44の酸化処理の方法と同一の方法を取る事が手間を省く点で好ましいが、超電導層30側の銅安定化層44の酸化処理の方法と異なる方法で酸化処理を行ってもよい。
これにより、図2Aに示すように、銅安定化層44の周囲に絶縁層50となる金属酸化物絶縁部(銅酸化物層)が形成され、超電導線1が得られる。そして、金属酸化物絶縁部は、超電導層30側に形成された第1金属酸化物絶縁部50Cと基板10側に形成された第2金属酸化物絶縁部50Dとを有し、第1金属酸化物絶縁部50Cの厚みは第2金属酸化物絶縁部50Dの厚みよりも大きくなり、例えば2回の浸漬条件を同じとすれば、約2倍厚くなる。
この結果、第1金属酸化物絶縁部50Cは厚みが大きいことにより濃い黒色に見え、第2金属酸化物絶縁部50Dは厚みが小さいことにより薄い黒色に見えて、互いに色が異なって見えるようになり、基板10側と超電導層30側とが識別可能となる。
また、銅安定化層44の形成工程と、酸化処理工程を連続して行ってもよい。この場合、銀安定化層42が最表面である超電導線を用意する。この超電導線を過硫酸ナトリウム100g/L、硫酸50g/Lの溶液に室温で30秒浸漬して銀安定化層42の表面を化学粗化し、その後水洗を行う。更に、硫酸銅180〜250 g/L、硫酸45〜65 g/L、塩化物イオン20〜60 mg/Lの溶液に水洗された超電導線を浸漬し、室温で超電導線にめっき処理を行い、銅安定化層44を形成する。
超電導線を搬送させながら片面にマスキングを施し、マスキングを行なっていない面に黒染め剤を塗付する。その際の浸漬温度を90℃、浸漬時間を30秒とする。水洗及び乾燥後にマスキングを取り除き、超電導線に対して酸化処理を行なえばよい。
次に、上述した金属酸化物絶縁部の製造方法の他の例を説明する。図4A〜図4Cは、金属酸化物絶縁部の他の製造工程の一部を示す図である。なお、図中の点線は銅安定化層44において酸化される領域の境界線又は酸化された領域の境界線を示すものであり、実際に視認できるものではない。
第1金属酸化物絶縁部50Cの表面形状と、第2金属酸化物絶縁部50Dの表面形状(可視領域の反射率)を異ならせる方法としては、銅安定化層44を形成するためのめっき液を調製することによって、銅安定化層44の表面形状を制御することができる。
例えば、図4Aのように、基板10、中間層20、及び超電導層30の周囲が、銀安定化層42及び銅安定化層44で順に覆われた処理前の超電導線1Bにおいて、超電導層30側の銅安定化層44の表面を除く銅安定化層44の周囲をマスキングテープ60で被覆し、表面硫酸ナトリウム100g/L、硫酸50g/Lの溶液に室温で30秒浸漬して超電導層30側の銅安定化層44の表面を化学粗化し、水洗を行う。その後、硫酸ニッケル(NiSO ・5HO)100g/L(Niとして24g/L)、硫酸第2銅(CuSO・5HO)4g/L(Cuとして1g/L)からなるめっき液(pH4.5、30℃)に浸漬し、アノードは、不溶性アノードである白金めっきチタンメッシュを用い、電流密度2A/dmで20秒間電解を行い、電解後、水洗及び乾燥を行う。これにより、図4Bのように、超電導層30側の銅安定化層44の表面に、マスキングされた銅安定化層44とは異なる表面形状の銅層(均一な黒色を呈する銅層)80を形成する。
そして、図4Bに示すように、超電導線1Aからマスキングテープ60を取り外す。次に、図4Cに示すように、銅層(均一な黒色を呈する銅層)80を含めて銅安定化層44の全表面を酸化処理する。
これにより、図2Aに示すように、銅安定化層44の周囲に絶縁層50となる金属酸化物絶縁部(銅酸化物層)が形成され、超電導線1が得られる。そして、金属酸化物絶縁部は、超電導層30側に形成された第1金属酸化物絶縁部50Cと基板10側に形成された第2金属酸化物絶縁部50Dとを有し、銅層80の色が他の安定化層44の色よりも濃い(反射率が低い)ため、同じ酸化処理を行うことによって、第1金属酸化物絶縁部50Cの色(反射率)は第2金属酸化物絶縁部50Dよりも濃く(低く)なる。
この結果、第1金属酸化物絶縁部50Cは可視領域の反射率が第2金属酸化物絶縁部50Dよりも低く、濃い黒色に見え、第1金属酸化物絶縁部50Cと第2金属酸化物絶縁部50Dは互いに色が異なって見えるようになり、基板10側と超電導層30側とが識別可能となる。
<変形例>
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかであり、例えば上述の複数の実施形態は、適宜、組み合わされて実施可能である。また、以下の変形例を、適宜、組み合わせてもよい。
例えば、上記実施形態のように基板10側と超電導層30側を識別するものだけでなく、絶縁層50の金属酸化物絶縁部に、超電導線1の長手L方向の一端部と他端部又は超電導線1の短手方向の一端部と他端部を識別する端部識別部を有するようにしてもよい。例えば、長手L方向の一端部と他端部が識別できれば、一端部から他端部までの特性変化表を把握するとき等に有用となる。また、短手方向の一端部と他端部が識別できれば、破損を特定するとき等に有用となる。
この場合、他の処理工程を増やさなくて済むという観点から、酸化処理して形成された第1金属酸化物絶縁部50C又は第2金属酸化物絶縁部50Dの一部をさらに酸化処理して色を変化させ(色をより濃くし)、図5Aに示すような短手方向に伸びる直線状の端部識別部80や図5Bに示すような長手L方向に伸びる直線状の端部識別部82を設けることが好ましい。
また、実施形態では、銅安定化層を用いて、酸化処理の際に、銅元素を酸化して銅酸化物を得ているが、銅安定化層の変わり又は銅安定化層の表面に、コバルトや鉄等の金属層を配してコバルトや鉄等の他の金属元素を酸化してもよい。この場合、金属酸化物絶縁部が実施形態で説明したような黒色でなく、青色や茶色に見えるときもある。
また、実施形態で説明したように第1金属酸化物絶縁部50Cと第2金属酸化物絶縁部50Dの色が互いに色の濃淡で相違する場合を説明したが、互いに色の種類が相違するように酸化を工夫してもよい。具体的に、酸化処理法を調整して、第1金属酸化物絶縁部50Cと第2金属酸化物絶縁部50Dの金属の価数を変え、例えば、銅安定化層の変わり又は銅安定化層の表面に、鉄の金属層を配し、第1金属酸化物絶縁部50Cを黒色に見えるFeにし、第2金属酸化物絶縁部50Dを赤色に見えるFeにしたりする等が考えられる。
また、中間層20の全部又は一部(LMO層26等)は、省略することができる。
日本出願第2012−092803の開示はその全体が参照により本明細書に取り込まれる。
本明細書に記載された全ての文献、特許出願、及び技術規格は、個々の文献、特許出願、及び技術規格が参照により取り込まれることが具体的かつ個々に記された場合と同程度に、本明細書中に参照により取り込まれる。

Claims (9)

  1. 基板と、
    前記基板の一方の主面側に積層した超電導層と、
    前記超電導層の表面と前記基板の他方の主面を覆う安定化層と、
    前記安定化層の表面を覆い、前記基板側と前記超電導層側とを識別する識別部を有する絶縁層と、
    を備える超電導線。
  2. 前記安定化層は、金属元素を含み、
    前記絶縁層は、前記識別部として、少なくとも前記超電導層側に形成され、前記金属元素の酸化物を含む金属酸化物絶縁部を有する、
    請求項1に記載の超電導線。
  3. 前記金属酸化物絶縁部は、前記識別部として、前記超電導層側に形成された第1金属酸化物絶縁部と、前記基板側に形成された第2金属酸化物絶縁部とを有し、
    前記第1金属酸化物絶縁部と前記第2金属酸化物絶縁部は、互いに色が異なる、
    請求項2に記載の超電導線。
  4. 前記第1金属酸化物絶縁部の厚みは、前記第2金属酸化物絶縁部の厚みよりも大きい、 請求項3に記載の超電導線。
  5. 前記金属酸化物絶縁部の厚みは、前記安定化層の厚みよりも小さい、
    請求項2〜請求項4の何れか1項に記載の超電導線。
  6. 前記金属酸化物絶縁部と前記安定化層の間には、前記金属元素と前記金属元素の酸化物とが混在し、且つ、単体の金属元素に対する前記金属元素の酸化物の比率が前記金属酸化物絶縁部に向かって連続的に大きくされた組成傾斜層が設けられている、
    請求項2〜請求項5の何れか1項に記載の超電導線。
  7. 前記金属酸化物絶縁部は、前記超電導線の長手方向の一端部と他端部又は前記超電導線の短手方向の一端部と他端部を識別する端部識別部を有する、
    請求項2〜請求項6の何れか1項に記載の超電導線。
  8. 前記絶縁層における前記超電導層側の表面粗さは、前記絶縁層における前記基板側の表面粗さと異なる、
    請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の超電導線。
  9. 前記絶縁層における前記超電導層側のビッカース硬さは、前記絶縁層における前記基板側のビッカース硬さと異なる、
    請求項1〜請求項8の何れか1項に記載の超電導線。
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