JPWO2013145484A1 - 制御回路、および制御回路を備える発電装置 - Google Patents

制御回路、および制御回路を備える発電装置 Download PDF

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Abstract

多相交流発電機の相順を判定できる制御回路と、この制御回路を備える発電装置と、を提供する。発電機5の相順を判定する制御回路1は、周波数制御部11、周期取得部12、判定部13、および出力供給制御部14を備える。周波数制御部11は、発電機5の動作に同期したセンサ信号の周波数を制御し、周期取得部12は、周波数制御部11により周波数の制御されたセンサ信号の周期を求める。判定部13は、周期取得部12により求められたセンサ信号の周期を用いて、発電機5の各相から出力された出力電圧の立ち上がったタイミングを検出して、発電機5の相順を判定する。出力供給制御部14は、判定部13により判定された発電機5の相順に従って、駆動回路30を制御する。

Description

本発明は、多相交流発電機の相順を判定する制御回路と、この制御回路を備える発電装置と、に関する。
従来、負荷に供給する電力を生成するために、多相交流発電機が用いられる場合がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−74973号公報
多相交流発電機の各相からは、互いに位相の異なる電力が出力される。このため、多相交流発電機の複数の相のうち負荷に出力を供給する相の順番を、指定する必要があった。
上述の課題を鑑み、本発明は、多相交流発電機の相順を判定することを目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するために、以下の事項を提案している。
(1) 本発明は、n相交流発電機(ただし、nはn≧2を満たす整数)(例えば、図1の発電機5に相当)の相順を判定する制御回路(例えば、図1の制御回路1に相当)であって、前記n相のそれぞれから出力された出力電圧が、予め定められた閾値をまたいだタイミングを検出して、前記n相交流発電機の相順を判定する判定手段(例えば、図1の判定部13に相当)を備えることを特徴とする制御回路を提案している。
この発明によれば、n相交流発電機の相順を判定する制御回路に、判定手段を設けた。そして、この判定手段により、n相のそれぞれから出力された電圧が、予め定められた閾値をまたいだタイミングを検出して、n相交流発電機の相順を判定することとした。このため、n相交流発電機の相順を判定できる。
(2) 本発明は、(1)の制御回路について、前記n相交流発電機の周期(例えば、図7のセンサ周期Tに相当)を求める周期取得手段(例えば、図1の周期取得部12に相当)を備え、前記周期取得手段により求められた周期を前記nで除算した時間を特定時間(例えば、図7の1/3Tに相当)と呼ぶこととすると、前記判定手段は、予め定められた基準タイミングよりx回分(ただし、xは0≦x≦n−1を満たす整数)の前記特定時間前から、当該基準タイミングより(x+1)回分の前記特定時間前までの期間に、出力電圧が予め定められた閾値電圧以上になった相を前記n相の中から1つ求める相判定手順を行うことを特徴とする制御回路を提案している。
この発明によれば、(1)の制御回路に、n相交流発電機の周期を求める周期取得手段を設けた。そして、周期取得手段により求められた周期を上述のnで除算した時間を特定時間と呼ぶこととすると、判定手段により、相順判定手順を行うこととした。相順判定手順では、予め定められた基準タイミングよりx回分の特定時間前から、この基準タイミングより(x+1)回分の特定時間前までの期間に、出力電圧が予め定められた閾値電圧以上になった相をn相の中から1つ求めることとした。
このため、相順判定手順を行うたびに、出力電圧が閾値電圧以上になった相を1つずつ求めることができる。したがって、相順判定手順を適宜行うことで、様々なn相交流発電機について相順を判定でき、汎用性の高い制御回路を実現できる。
(3) 本発明は、(1)の制御回路について、前記n相交流発電機の周期(例えば、図7のセンサ周期Tに相当)を求める周期取得手段(例えば、図1の周期取得部12に相当)を備え、前記周期取得手段により求められた周期を前記nで除算した時間を特定時間(例えば、図7の1/3Tに相当)と呼ぶこととすると、前記判定手段は、予め定められた基準タイミングよりx回分(ただし、xは0≦x≦n−1を満たす整数)の前記特定時間前から、当該基準タイミングより(x+1)回分の前記特定時間前までの期間に、出力電圧が予め定められた閾値電圧以下になった相を前記n相の中から1つ求める相判定手順を行うことを特徴とする制御回路を提案している。
この発明によれば、(1)の制御回路に、n相交流発電機の周期を求める周期取得手段を設けた。そして、周期取得手段により求められた周期を上述のnで除算した時間を特定時間と呼ぶこととすると、判定手段により、相順判定手順を行うこととした。相順判定手順では、予め定められた基準タイミングよりx回分の特定時間前から、この基準タイミングより(x+1)回分の特定時間前までの期間に、出力電圧が予め定められた閾値電圧以下になった相をn相の中から1つ求めることとした。
このため、相順判定手順を行うたびに、出力電圧が閾値電圧以下になった相を1つずつ求めることができる。したがって、相順判定手順を適宜行うことで、様々なn相交流発電機について相順を判定でき、汎用性の高い制御回路を実現できる。
(4) 本発明は、(2)または(3)の制御回路について、前記判定手段は、前記xにi(ただし、iは0≦i≦nを満たす整数)を代入して前記相判定手順を行っても前記1つの相を求めることができない場合には、前記xにi+nを代入して前記相判定手順を行うことを特徴とする制御回路を提案している。
ここで、例えば、n相交流発電機の動作が変化してn相交流発電機の周期が急変したり、n相交流発電機の各相の出力電圧の測定誤差が発生したりすると、出力電圧が閾値電圧以上になったタイミングや、出力電圧が閾値電圧以下になったタイミングが、基準タイミングに対して変化してしまうおそれがある。そして、このように変化してしまうと、基準タイミングよりx回分の特定時間前から、基準タイミングより(x+1)回分の特定時間前までの期間において、出力電圧が閾値電圧以上になった相や、出力電圧が閾値電圧以下になった相が、存在しない場合が起こり得る。
そこで、この発明によれば、xにiを代入して相判定手順を行っても、(2)の制御回路において出力電圧が閾値電圧以上になった相を1つ求めることができない場合や、(3)の制御回路において出力電圧が閾値電圧以下になった相を1つ求めることができない場合には、制御回路により、xにi+nを代入して相判定手順を行うこととした。このため、相判定手順を行っても上述の1つの相を求めることができなかった場合には、1周期前の各相の出力電圧を用いて相判定手順を行うことになる。したがって、n相交流発電機の動作が変化してn相交流発電機の周期が急変したり、n相交流発電機の各相の出力電圧の測定誤差が発生したりしても、n相交流発電機の相順を判定できる。
(5) 本発明は、(1)の制御回路について、前記n相交流発電機の周期(例えば、図7のセンサ周期Tに相当)を求める周期取得手段(例えば、図1の周期取得部12に相当)を備え、前記周期取得手段により求められた周期を前記2nで除算した時間を特定時間と呼ぶこととすると、前記判定手段は、予め定められた基準タイミングよりx回分(ただし、xは0≦x≦2n−1を満たす整数)の前記特定時間前から、当該基準タイミングより(x+1)回分の前記特定時間前までの期間に、出力電圧が予め定められた閾値電圧以上になった相と、出力電圧が当該閾値電圧以下になった相と、を前記n相の中から1つずつ求める相判定手順を行うことを特徴とする制御回路を提案している。
この発明によれば、(1)の制御回路に、n相交流発電機の周期を求める周期取得手段を設けた。そして、周期取得手段により求められた周期を上述のnを2倍した2nで除算した時間を特定時間と呼ぶこととすると、判定手段により、相順判定手順を行うこととした。相順判定手順では、予め定められた基準タイミングよりx回分の特定時間前から、この基準タイミングより(x+1)回分の特定時間前までの期間に、出力電圧が予め定められた閾値電圧以上になった相と、出力電圧がこの閾値電圧以下になった相と、をn相の中から1つずつ求めることとした。
このため、相順判定手順を行うたびに、出力電圧が閾値電圧以上になった相と、出力電圧が閾値電圧以下になった相と、を1つずつ求めることができる。したがって、相順判定手順を適宜行うことで、様々なn相交流発電機について相順を判定でき、汎用性の高い制御回路を実現できる。
(6) 本発明は、(5)の制御回路について、前記判定手段は、前記xにi(ただし、iは0≦i≦nを満たす整数)を代入して前記相判定手順を行っても、出力電圧が前記閾値電圧以上になった相と、出力電圧が当該閾値電圧以下になった相と、の少なくともいずれかを求めることができない場合には、前記xにi+nを代入して前記相判定手順を行うことを特徴とする制御回路を提案している。
ここで、例えば、n相交流発電機の動作が変化してn相交流発電機の周期が急変したり、n相交流発電機の各相の出力電圧の測定誤差が発生したりすると、出力電圧が閾値電圧以上になったタイミングや、出力電圧が閾値電圧以下になったタイミングが、基準タイミングに対して変化してしまうおそれがある。そして、このように変化してしまうと、基準タイミングよりx回分の特定時間前から、基準タイミングより(x+1)回分の特定時間前までの期間において、出力電圧が閾値電圧以上になった相や、出力電圧が閾値電圧以下になった相が、存在しない場合が起こり得る。
そこで、この発明によれば、xにiを代入して相判定手順を行っても、(5)の制御回路において、出力電圧が閾値電圧以上になった相と、出力電圧が閾値電圧以下になった相と、の少なくともいずれかを求めることができない場合には、制御回路により、xにi+nを代入して相判定手順を行うこととした。このため、相判定手順を行っても上述の相を1つずつ求めることができなかった場合には、1周期前の各相の出力電圧を用いて相判定手順を行うことになる。したがって、n相交流発電機の動作が変化してn相交流発電機の周期が急変したり、n相交流発電機の各相の出力電圧の測定誤差が発生したりしても、n相交流発電機の相順を判定できる。
(7) 本発明は、(2)〜(6)のいずれかの制御回路について、前記基準タイミングは、前記n相交流発電機に同期したタイミングであることを特徴とする制御回路を提案している。
この発明によれば、(2)〜(6)のいずれかの制御回路において、基準タイミングを、n相交流発電機に同期したタイミングとした。このため、相順の判定を、n相交流発電機に同期して行うことができる。
(8) 本発明は、(2)〜(7)のいずれかの制御回路について、前記基準タイミングを示す基準信号の周波数を、前記n相のうちのいずれかの相の出力電圧の周波数に一致させる周波数制御手段(例えば、図1の周波数制御部11に相当)を備えることを特徴とする制御回路を提案している。
この発明によれば、(2)〜(7)のいずれかの制御回路に、周波数制御手段を設けた。そして、この周波数制御手段により、基準タイミングを示す基準信号の周波数を、n相のうちのいずれかの相の出力電圧の周波数に一致させることとした。
このため、基準信号の周波数が、n相のうちのいずれかの相の出力電圧の周波数より低い場合と比べて、早いタイミングで相判定手順を行うことができる。したがって、n相交流発電機の相順の判定を短時間に実現できる。
一方、基準信号の周波数が、n相のうちのいずれかの相の出力電圧の周波数より高い場合、相順判定手順を行った際に、xの値によっては、出力電圧が閾値電圧以上になった相や、出力電圧が閾値電圧以下になった相を、求めることができない場合が起こり得る。しかしながら、基準信号の周波数が、n相のうちのいずれかの相の出力電圧の周波数と等しい場合、相順判定手順を行った際に、xの値によらず、出力電圧が閾値電圧以上になった相や、出力電圧が閾値電圧以下になった相を、求めることができる。
(9) 本発明は、(1)〜(8)のいずれかの制御回路を有し、前記n相交流発電機から出力された電力を負荷(例えば、図1のバッテリ6に相当)に供給することを特徴とする発電装置(例えば、図1の充電装置AAに相当)を提案している。
この発明によれば、(1)〜(8)のいずれかの制御回路を発電装置に設け、n相交流発電機から出力された電力を負荷に供給することとした。このため、制御回路によるn相交流発電機の相順の判定結果に基づいて、n相交流発電機から出力された電力を負荷に供給することで、n相交流発電機から負荷に対して適切に電力を供給できる。
本発明によれば、n相交流発電機の相順を判定できる。
本発明の第1実施形態に係る充電装置の回路図である。 前記充電装置が備える周波数制御部の動作を説明するための図である。 前記充電装置が備える判定部の動作を示すフローチャートである。 前記判定部の動作を示すフローチャートである。 前記判定部の動作を示すフローチャートである。 前記判定部の動作を示すフローチャートである。 前記判定部の動作を説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係る充電装置が備える判定部の動作を示すフローチャートである。 前記判定部の動作を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素などとの置き換えが可能であり、また、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、以下の実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る充電装置AAの回路図である。充電装置AAは、発電機5と、発電機5の出力電力により充電されるバッテリ6と、発電機5の動作状況を検出する検出回路7と、ヒューズ8と、レギュレータとしての発電制御装置100と、を備える。
発電機5は、AC1、AC2、AC3の3つの相を有する三相交流発電機である。相AC1〜AC3には、それぞれ、発電制御装置100の入力端子IN1〜IN3が接続される。
検出回路7は、発電機5の動作状況を検出して、発電機5の動作に同期したセンサ信号を出力する。具体的には、検出回路7は、発電機5の周期や周波数や回転数などの情報を示す信号を、センサ信号として出力する。
バッテリ6の正極には、ヒューズ8を介して、発電制御装置100の出力端子OUTが接続される。バッテリ6の負極には、基準電位源に接続された発電制御装置100のグラウンド端子GNDが接続される。
発電制御装置100は、制御回路1、ゼロクロス信号生成回路20、および駆動回路30を備える。
ゼロクロス信号生成回路20は、入力端子IN1〜IN3および制御回路1に接続される。このゼロクロス信号生成回路20は、発電機5の相AC1〜AC3のそれぞれから出力された出力電圧を整流して、信号DC1〜DC3のそれぞれとして出力する。具体的には、発電機5の相AC1から出力された出力電圧が、予め定められた閾値電圧以上である場合には、信号DC1の電圧をVHとし、閾値電圧未満である場合には、信号DC1の電圧をVHより低いVLとして、信号DC1を出力する。発電機5の相AC2、AC3のそれぞれから出力された出力電圧についても、上述の相AC1から出力された出力電圧と同様に、閾値電圧との比較結果に応じて、信号DC2、DC3のそれぞれの電圧を変化させて出力する。
駆動回路30は、入力端子IN1〜IN3および制御回路1に接続され、スイッチ素子Q1、Q2、Q3(図示省略)を備える。スイッチ素子Q1〜Q3のそれぞれは、発電機5の相AC1〜AC3のそれぞれと対に設けられる。この駆動回路30は、制御回路1から出力される制御信号に応じて、スイッチ素子Q1〜Q3のそれぞれをオンオフさせて、発電機5の相AC1〜AC3のそれぞれからの出力電力を、出力端子OUTおよびヒューズ8を介してバッテリ6に供給するのを、制御する。
制御回路1は、入力端子IN4と、出力端子OUTと、ゼロクロス信号生成回路20と、駆動回路30と、に接続される。この制御回路1は、周波数制御部11、周期取得部12、判定部13、および出力供給制御部14を備え、発電機5の相AC1〜AC3の相順を判定し、判定結果に応じてスイッチ素子Q1〜Q3をPWM制御する。
出力供給制御部14は、判定部13により後述のように判定された発電機5の相順に従って、制御信号を駆動回路30に出力して、スイッチ素子Q1〜Q3を制御する。
周波数制御部11は、図2に示すように、センサ信号を逓倍したり分周したりして、センサ信号の周波数を信号DC1の周波数と等しくする。図2において、VSNS1およびVSNS2は、それぞれ、周波数制御部11により周波数の制御される前のセンサ信号、すなわち検出回路7から出力されたセンサ信号の電圧の例を示す。VDC1は、信号DC1の電圧、すなわち発電機5の相AC1から出力された出力電圧を整流したものを示す。VSNSは、周波数制御部11により周波数の制御されたセンサ信号の電圧を示す。
周期取得部12は、周波数制御部11により周波数の制御されたセンサ信号の周期を、センサ周期Tとして求める。
判定部13は、図3に示す相順判定処理を行って、発電機5の相AC1〜AC3の相順を判定する。
図3は、判定部13が行う相順判定処理のフローチャートである。なお、図3に示す相順判定処理を説明するに当たって、図7を適宜参照するものとする。
図7において、VSNSは、周波数制御部11により周波数の制御されたセンサ信号の電圧を示す。VDC1は、信号DC1の電圧、すなわち発電機5の相AC1から出力された出力電圧を整流したものを示す。VDC2は、信号DC2の電圧、すなわち発電機5の相AC2から出力された出力電圧を整流したものを示す。VDC3は、信号DC3の電圧、すなわち発電機5の相AC3から出力された出力電圧を整流したものを示す。この図7では、発電機5の相順は、AC1、AC2、AC3である。
図3に戻って、ステップS1において、判定部13は、周期取得部12によりセンサ周期Tを測定させて、ステップS2に処理を移す。
ステップS2において、判定部13は、発電機5の相数に等しい「3」でセンサ周期Tを除算して1/3Tおよび2/3Tを求め、ステップS3に処理を移す。
ステップS3において、判定部13は、周波数制御部11により周波数の制御されたセンサ信号(以降では、「変調後センサ信号」と呼ぶこととする)の立ち上がったタイミングを基準として、0/3T前から1/3T前までの期間で、信号DC1が立ち上がったか否かを判別する。そして、立ち上がったと判別した場合には、ステップS4に処理を移し、立ち上がっていないと判別した場合には、ステップS5に処理を移す。
なお、図7では、変調後センサ信号の立ち上がったタイミングである時刻t6を、基準としている。そして、時刻t6の0/3T前である時刻t6から、時刻t6の1/3T前である時刻t5までの期間で、信号DC1が立ち上がっている。すなわち時刻t6〜t5までの期間で、発電機5の相AC1から出力された出力電圧が、予め定められた閾値電圧以上になっている。このため、図7に示す状態では、ステップS3において立ち上がったと判別されることになる。
図3に戻って、ステップS4において、判定部13は、図4を用いて後述する第1の処理を行って、図3に示す相順判定処理を終了する。
ステップS5において、判定部13は、変調後センサ信号の立ち上がったタイミングを基準として、0/3T前から1/3T前までの期間で、信号DC2が立ち上がったか否かを判別する。そして、立ち上がったと判別した場合には、ステップS6に処理を移し、立ち上がっていないと判別した場合には、ステップS7に処理を移す。
ステップS6において、判定部13は、図5を用いて後述する第2の処理を行って、図3に示す相順判定処理を終了する。
ステップS7において、判定部13は、変調後センサ信号の立ち上がったタイミングを基準として、0/3T前から1/3T前までの期間で、信号DC3が立ち上がったか否かを判別する。そして、立ち上がったと判別した場合には、ステップS8に処理を移し、立ち上がっていないと判別した場合には、ステップS9に処理を移す。
ステップS8において、判定部13は、図6を用いて後述する第3の処理を行って、図3に示す相順判定処理を終了する。
ステップS9において、判定部13は、エラー処理を行って、図3に示す相順判定処理を終了する。ここで、三相交流発電機である発電機5では、1/3Tが経過するごとに、信号DC1〜DC3のいずれか1つが立ち上がるはずである。にもかかわらず、ステップS9に処理が移ったということは、変調後センサ信号の立ち上がったタイミングを基準として、0/3T前から1/3T前までの期間で、信号DC1〜DC3の全てが立ち上がらなかったということである。このため、相順判定を行うことができない旨の報知を行うためのエラー処理を行う。
図4は、判定部13が行う第1の処理のフローチャートである。
ステップS11において、判定部13は、変調後センサ信号の立ち上がったタイミングを基準として、1/3T前から2/3T前までの期間で、信号DC2が立ち上がったか否かを判別する。そして、立ち上がったと判別した場合には、ステップS12に処理を移し、立ち上がっていないと判別した場合には、ステップS14に処理を移す。
ステップS12において、判定部13は、変調後センサ信号の立ち上がったタイミングを基準として、2/3T前から3/3T前までの期間で、信号DC3が立ち上がったか否かを判別する。そして、立ち上がったと判別した場合には、ステップS13に処理を移し、立ち上がっていないと判別した場合には、ステップS17に処理を移す。
ステップS13において、判定部13は、発電機5の相順がAC1、AC3、AC2であると判定し、図4に示す第1の処理を終了する。
ステップS14において、判定部13は、変調後センサ信号の立ち上がったタイミングを基準として、1/3T前から2/3T前までの期間で、信号DC3が立ち上がったか否かを判別する。そして、立ち上がったと判別した場合には、ステップS15に処理を移し、立ち上がっていないと判別した場合には、ステップS17に処理を移す。
なお、図7では、時刻t6の1/3T前である時刻t5から、時刻t6の2/3T前である時刻t4までの期間で、信号DC3が立ち上がっている。すなわち時刻t5〜t4までの期間で、発電機5の相AC3から出力された出力電圧が、予め定められた閾値電圧以上になっている。このため、図7に示す状態では、ステップS14において立ち上がったと判別されることになる。
図4に戻って、ステップS15において、判定部13は、変調後センサ信号の立ち上がったタイミングを基準として、2/3T前から3/3T前までの期間で、信号DC2が立ち上がったか否かを判別する。そして、立ち上がったと判別した場合には、ステップS16に処理を移し、立ち上がっていないと判別した場合には、ステップS17に処理を移す。
なお、図7では、時刻t6の2/3T前である時刻t4から、時刻t6の3/3T前である時刻t3までの期間で、信号DC2が立ち上がっている。すなわち時刻t4〜t3までの期間で、発電機5の相AC2から出力された出力電圧が、予め定められた閾値電圧以上になっている。このため、図7に示す状態では、ステップS15において立ち上がったと判別されることになる。
図4に戻って、ステップS16において、判定部13は、発電機5の相順がAC1、AC2、AC3であると判定し、図4に示す第1の処理を終了する。上述の図7に示す状態では、発電機5の相順がAC1、AC2、AC3であると判定されることになる。
図4に戻って、ステップS17において、上述のステップS9と同様に、判定部13は、エラー処理を行って、図4に示す第1の処理を終了する。
図5は、判定部13が行う第2の処理のフローチャートである。
ステップS21において、判定部13は、変調後センサ信号の立ち上がったタイミングを基準として、1/3T前から2/3T前までの期間で、信号DC3が立ち上がったか否かを判別する。そして、立ち上がったと判別した場合には、ステップS22に処理を移し、立ち上がっていないと判別した場合には、ステップS24に処理を移す。
ステップS22において、判定部13は、変調後センサ信号の立ち上がったタイミングを基準として、2/3T前から3/3T前までの期間で、信号DC1が立ち上がったか否かを判別する。そして、立ち上がったと判別した場合には、ステップS23に処理を移し、立ち上がっていないと判別した場合には、ステップS27に処理を移す。
ステップS23において、判定部13は、発電機5の相順がAC2、AC1、AC3であると判定し、図5に示す第2の処理を終了する。
ステップS24において、判定部13は、変調後センサ信号の立ち上がったタイミングを基準として、1/3T前から2/3T前までの期間で、信号DC1が立ち上がったか否かを判別する。そして、立ち上がったと判別した場合には、ステップS25に処理を移し、立ち上がっていないと判別した場合には、ステップS27に処理を移す。
ステップS25において、判定部13は、変調後センサ信号の立ち上がったタイミングを基準として、2/3T前から3/3T前までの期間で、信号DC3が立ち上がったか否かを判別する。そして、立ち上がったと判別した場合には、ステップS26に処理を移し、立ち上がっていないと判別した場合には、ステップS27に処理を移す。
ステップS26において、判定部13は、発電機5の相順がAC2、AC3、AC1であると判定し、図5に示す第2の処理を終了する。
ステップS27において、上述のステップS9、S17と同様に、判定部13は、エラー処理を行って、図5に示す第2の処理を終了する。
図6は、判定部13が行う第3の処理のフローチャートである。
ステップS31において、判定部13は、変調後センサ信号の立ち上がったタイミングを基準として、1/3T前から2/3T前までの期間で、信号DC1が立ち上がったか否かを判別する。そして、立ち上がったと判別した場合には、ステップS32に処理を移し、立ち上がっていないと判別した場合には、ステップS34に処理を移す。
ステップS32において、判定部13は、変調後センサ信号の立ち上がったタイミングを基準として、2/3T前から3/3T前までの期間で、信号DC2が立ち上がったか否かを判別する。そして、立ち上がったと判別した場合には、ステップS33に処理を移し、立ち上がっていないと判別した場合には、ステップS37に処理を移す。
ステップS33において、判定部13は、発電機5の相順がAC3、AC2、AC1であると判定し、図6に示す第3の処理を終了する。
ステップS34において、判定部13は、変調後センサ信号の立ち上がったタイミングを基準として、1/3T前から2/3T前までの期間で、信号DC2が立ち上がったか否かを判別する。そして、立ち上がったと判別した場合には、ステップS35に処理を移し、立ち上がっていないと判別した場合には、ステップS37に処理を移す。
ステップS35において、判定部13は、変調後センサ信号の立ち上がったタイミングを基準として、2/3T前から3/3T前までの期間で、信号DC1が立ち上がったか否かを判別する。そして、立ち上がったと判別した場合には、ステップS36に処理を移し、立ち上がっていないと判別した場合には、ステップS37に処理を移す。
ステップS36において、判定部13は、発電機5の相順がAC3、AC1、AC2であると判定し、図6に示す第3の処理を終了する。
ステップS37において、上述のステップS9、S17、S27と同様に、判定部13は、エラー処理を行って、図6に示す第3の処理を終了する。
以上の充電装置AAによれば、以下の効果を奏することができる。
充電装置AAは、判定部13により、センサ周期Tを発電機5の相数に等しい3つに分割し、分割したそれぞれの期間において、立ち上がるものを信号DC1〜DC3の中から1つずつ判別することで、発電制御装置100の入力端子IN1〜IN3のそれぞれから入力された電圧が予め定められた閾値電圧以上になるタイミングを判別する。ここで、発電機5の相AC1〜AC3は、それぞれ、発電制御装置100の入力端子IN1〜IN3に接続されている。このため、上述のように発電制御装置100の入力端子IN1〜IN3のそれぞれから入力された電圧が閾値電圧以上になるタイミングを判別することにより、発電機5の相AC1〜AC3の相順を判定することができる。
また、充電装置AAは、判定部13により、発電機5の相AC1〜AC3の相順を判定するに当たって、信号DC1〜DC3のそれぞれが立ち上がるタイミングを判別する。ここで、発電機5が逆転している場合には、発電機5が正転している場合と比べて、信号DC1〜DC3のそれぞれが立ち上がるタイミングも反転することになる。このため、発電機5の相AC1〜AC3の相順が予め分かっている場合には、判定部13による判定結果から、発電機5が正転しているのか逆転しているのかを、判別できる。
また、充電装置AAは、出力供給制御部14により、判定部13による判定結果に従ってスイッチ素子Q1〜Q3を制御する。このため、発電機5の相AC1〜AC3のそれぞれと、発電制御装置100の入力端子IN1〜IN3のそれぞれと、の接続が任意で行われていたとしても、接続に応じてスイッチ素子Q1〜Q3を制御して、バッテリ6に対して適切に電力を供給できる。
<第2実施形態>
以下に、本発明の第2実施形態に係る充電装置BBについて説明する。充電装置BBは、図1に示した本発明の第1実施形態に係る充電装置AAとは、制御回路1の代わりに制御回路1Aを備える点が異なる。なお、充電装置BBにおいて、充電装置AAと同一構成要件については、同一符号を付し、その説明を省略する。
制御回路1Aは、制御回路1とは、判定部13の代わりに判定部13Aを備える点が異なる。判定部13Aは、判定部13と同様に、発電機5の相AC1〜AC3の相順を判定する。ただし、発電機5の相AC1〜AC3の相順を判定する際に、判定部13は、図3に示した相順判定処理を行うのに対して、判定部13Aは、図8に示す相順判定処理を行う点が異なる。
図8は、判定部13Aが行う相順判定処理のフローチャートである。なお、図8に示す相順判定処理を説明するに当たって、図9を適宜参照するものとする。
図9では、図7と同様に、発電機5の相順は、AC1、AC2、AC3である。ただし、図7では、基準とした時刻t6の直前で信号DC1が立ち上がっていたのに対して、図9では、基準とする時刻t16の直後で信号DC1が立ち上がっている。この信号DC1の立ち上がりが遅くなっている原因としては、例えば、発電機5の動作が変化してセンサ周期Tが急変したことや、電圧VSNSや電圧VDC1の測定誤差が発生したことなどが、考えられる。
図8に戻って、判定部13Aは、ステップS101、S102、S104、S106、S108、S109のそれぞれにおいて、判定部13が行う図3のステップS1、S2、S4、S6、S8、S9のそれぞれと同様の処理を行う。
ステップS103において、判定部13Aは、変調後センサ信号の立ち上がったタイミングを基準として、0/3T前から1/3T前までの期間、または、3/3T前から4/3T前までの期間で、信号DC1が立ち上がったか否かを判別する。そして、立ち上がったと判別した場合には、ステップS104に処理を移し、立ち上がっていないと判別した場合には、ステップS105に処理を移す。
なお、図9では、変調後センサ信号の立ち上がったタイミングである時刻t16を、基準としている。そして、時刻t16の0/3T前である時刻t16から、時刻t16の1/3T前である時刻t15までの期間では、信号DC1〜DC3のいずれも立ち上がっていない。しかしながら、時刻t16の3/3T前である時刻t13から、時刻t16の4/3T前である時刻t12までの期間では、信号DC1が立ち上がっている。このため、図9に示す状態では、ステップS103において立ち上がったと判別されることになる。
また、ステップS105において、判定部13Aは、変調後センサ信号の立ち上がったタイミングを基準として、0/3T前から1/3T前までの期間、または、3/3T前から4/3T前までの期間で、信号DC2が立ち上がったか否かを判別する。そして、立ち上がったと判別した場合には、ステップS106に処理を移し、立ち上がっていないと判別した場合には、ステップS107に処理を移す。
また、ステップS107において、判定部13Aは、変調後センサ信号の立ち上がったタイミングを基準として、0/3T前から1/3T前までの期間、または、3/3T前から4/3T前までの期間で、信号DC3が立ち上がったか否かを判別する。そして、立ち上がったと判別した場合には、ステップS108に処理を移し、立ち上がっていないと判別した場合には、ステップS109に処理を移す。
以上の充電装置BBによれば、本発明の第1実施形態に係る充電装置AAが奏することのできる上述の効果に加えて、以下の効果を奏することができる。
図7および図9を用いて信号DC1の立ち上がりについて上述したように、信号DC1〜DC3の立ち上がりが遅れる場合が考えられる。この場合、変調後センサ信号の立ち上がったタイミングを基準として、0/3T前から1/3T前までの期間で、信号DC1〜DC3のいずれも立ち上がらない場合が有り得る。この場合、充電装置AAは、発電機5の相順を判定できないが、充電装置BBは、発電機5の相順を判定できる。
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
例えば、上述の実施形態では、発電機5から電力が供給される負荷として、バッテリ6を適用したが、これに限らない。
また、上述の実施形態では、発電機5は3つの相を有するものとしたが、これに限らず、例えば、2つの相や、4つの相を有するものであってもよい。
また、上述の実施形態では、判定部13や判定部13Aは、発電機5の相数に等しい数でセンサ周期Tを除算するものとしたが、これに限らない。例えば発電機5がp個(ただし、pはp≧2を満たす整数)の相を有する場合、センサ周期Tをqで除算すればよい。なお、qは、q≧pを満たす数であり、整数であっても小数であってもよい。
また、上述の実施形態では、駆動回路30は、スイッチ素子Q1〜Q3をPWM制御するものとしたが、これに限らず、例えば位相制御するものであってもよい。
また、上述の実施形態では、判定部13や判定部13Aは、信号DC1〜DC3のそれぞれが立ち上がったか否かにより、発電機5の相順を判定したが、これに限らない。例えば、信号DC1〜DC3のそれぞれが立ち下がったか否かにより、判定してもよい。また、信号DC1〜DC3のそれぞれが、立ち上がったか否かと、立ち下がったか否かと、の双方を組み合わせて判定してもよい。
1、1A:制御回路
5:発電機
6:バッテリ
7:検出回路
8:ヒューズ
11:周波数制御部
12:周期取得部
13、13A:判定部
14:出力供給制御部
20:ゼロクロス信号生成回路
30:駆動回路
100:発電制御装置
Q1〜Q3:スイッチ素子
AA、BB:充電装置
AC1〜AC3:相

Claims (9)

  1. n相交流発電機(ただし、nはn≧2を満たす整数)の相順を判定する制御回路であって、
    前記n相のそれぞれから出力された出力電圧が、予め定められた閾値をまたいだタイミングを検出して、前記n相交流発電機の相順を判定する判定手段を備えることを特徴とする制御回路。
  2. 前記n相交流発電機の周期を求める周期取得手段を備え、
    前記周期取得手段により求められた周期を前記nで除算した時間を特定時間と呼ぶこととすると、
    前記判定手段は、予め定められた基準タイミングよりx回分(ただし、xは0≦x≦n−1を満たす整数)の前記特定時間前から、当該基準タイミングより(x+1)回分の前記特定時間前までの期間に、出力電圧が予め定められた閾値電圧以上になった相を前記n相の中から1つ求める相判定手順を行うことを特徴とする請求項1に記載の制御回路。
  3. 前記n相交流発電機の周期を求める周期取得手段を備え、
    前記周期取得手段により求められた周期を前記nで除算した時間を特定時間と呼ぶこととすると、
    前記判定手段は、予め定められた基準タイミングよりx回分(ただし、xは0≦x≦n−1を満たす整数)の前記特定時間前から、当該基準タイミングより(x+1)回分の前記特定時間前までの期間に、出力電圧が予め定められた閾値電圧以下になった相を前記n相の中から1つ求める相判定手順を行うことを特徴とする請求項1に記載の制御回路。
  4. 前記判定手段は、前記xにi(ただし、iは0≦i≦nを満たす整数)を代入して前記相判定手順を行っても前記1つの相を求めることができない場合には、前記xにi+nを代入して前記相判定手順を行うことを特徴とする請求項2または3に記載の制御回路。
  5. 前記n相交流発電機の周期を求める周期取得手段を備え、
    前記周期取得手段により求められた周期を前記2nで除算した時間を特定時間と呼ぶこととすると、
    前記判定手段は、予め定められた基準タイミングよりx回分(ただし、xは0≦x≦2n−1を満たす整数)の前記特定時間前から、当該基準タイミングより(x+1)回分の前記特定時間前までの期間に、出力電圧が予め定められた閾値電圧以上になった相と、出力電圧が当該閾値電圧以下になった相と、を前記n相の中から1つずつ求める相判定手順を行うことを特徴とする請求項1に記載の制御回路。
  6. 前記判定手段は、前記xにi(ただし、iは0≦i≦nを満たす整数)を代入して前記相判定手順を行っても、出力電圧が前記閾値電圧以上になった相と、出力電圧が当該閾値電圧以下になった相と、の少なくともいずれかを求めることができない場合には、前記xにi+nを代入して前記相判定手順を行うことを特徴とする請求項5に記載の制御回路。
  7. 前記基準タイミングは、前記n相交流発電機に同期したタイミングであることを特徴とする請求項2から6のいずれかに記載の制御回路。
  8. 前記基準タイミングを示す基準信号の周波数を、前記n相のうちのいずれかの相の出力電圧の周波数に一致させる周波数制御手段を備えることを特徴とする請求項2から7のいずれかに記載の制御回路。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の制御回路を有し、前記n相交流発電機から出力された電力を負荷に供給することを特徴とする発電装置。
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