JPWO2013128942A1 - 搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】動作速度が速く、プレス装置との干渉領域を極力狭くすることがでる搬送装置を提供すること。【解決手段】本発明は、ワーク(W)の進行方向(A)に対して直交するように配置された一対のシフトフレーム(1)と、該シフトフレーム(1)に直交するように配置された一対のフィードフレーム(2)と、該フィードフレーム(2)それぞれに取り付けられた倍速機構(20)と、該倍速機構(20)それぞれに設けられた把持手段(21)と、を備え、フィードフレーム(2)が、シフトフレーム(1)に対してスライド可能となっており、倍速機構(20)が、フィードフレーム(2)に対してスライド可能となっている搬送装置(10)である。

Description

本発明は、搬送装置に関し、更に詳しくは、動作速度が速く、プレス装置との干渉領域を極力狭くすることができる搬送装置に関する。
トランスファプレスラインにおいては、一般にワーク送りを行う装置として、フィードフレームをスライドさせる搬送装置が用いられる。
かかる搬送装置には、3次元トランスファ方式と、ローダー・アンローダー方式とがある。
例えば、3次元トランスファ方式としては、フィードバーが上下及び左右方向に移動可能であり、前後方向の移動が拘束されるように連結されたフィードキャリアと、フィードキャリアを前後移動させるフィードユニットを備えたトランスファフィーダ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、フィードバーをワーク送り方向にリニアガイドを介して移動可能に支持ガイドする担持ベースを有し、フィードバー及び担持ベース相互間にリニアモータが配置構成され、該リニアモータによってフィードバーを駆動するようにしたトランスファプレスのフィードバー駆動装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
一方、ローダー・アンローダー方式としては、インライン装置の入口にセットされ、ラインの最上流で自動供給を行う自動搬送装置と、インライン装置の出口にセットされ、ワークを次工程へ自動排出を行う自動搬送装置とからなるものが一般的に知られている。
実開昭58−66045号公報 特開2006−305632号公報
しかしながら、上記特許文献1及び2に記載の3次元トランスファ方式では、フィードストロークが短く、動作速度が遅いという欠点がある。
また、ローダー・アンローダー方式では、装置本体がプレス装置内の領域に進入するため、プレス装置の金型等との干渉領域(衝突する可能性のある領域)が広くなる欠点がある。
そのため、求められるサイクルタイムが実現できない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、動作速度が速く、プレス装置との干渉領域を極力狭くすることができる搬送装置を提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決するため鋭意検討したところ、干渉領域が狭い3次元トランスファ方式をベースとし、フィードフレームのそれぞれに倍速機構を取り付けることにより、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
本発明は、(1)ワークの進行方向に対して直交するように配置された一対のシフトフレームと、該シフトフレームに直交するように配置された一対のフィードフレームと、該フィードフレームそれぞれに取り付けられた倍速機構と、該倍速機構それぞれに設けられた把持手段と、を備え、フィードフレームが、シフトフレームに対してスライド可能となっており、倍速機構が、フィードフレームに対してスライド可能となっている搬送装置に存する。
本発明は、(2)倍速機構が、フィードフレームに対してスライド可能となっている低速可動フレームと、該低速可動フレームの両端に取り付けられたプーリーと、両プーリーに連架され、両端がフィードフレームに固定されたベルトと、該ベルトに取り付けられた高速可動フレームと、低速可動フレームをスライドさせる駆動手段と、からなり、把持手段が高速可動フレームに設けられている上記(1)記載の搬送装置に存する。
本発明は、(3)駆動手段が、ラックピニオン装置である上記(2)記載の搬送装置に存する。
本発明は、(4)シフトフレームが上下方向にスライド可能となっている上記(1)〜(3)のいずれか1つに記載の搬送装置に存する。
本発明は、(5)フィードフレーム、シフトフレーム及び倍速機構のスライドがサーボモータ駆動となっている上記(4)記載の搬送装置に存する。
本発明は、(6)加熱手段と冷却手段との間に配置されたプレス装置に、加熱手段により加熱されたワークを搬送し、プレス装置でプレスされたワークを冷却手段に搬送する上記(1)〜(5)のいずれか1つに記載の搬送装置に存する。
本発明は、(7)フィードフレーム及びシフトフレームの内側でワークがプレスされる上記(6)記載の搬送装置に存する。
本発明の搬送装置においては、ワークの進行方向に対して直交するように配置された一対のシフトフレームと、該シフトフレームに直交するように配置された一対のフィードフレームと、を備え、フィードフレームが、シフトフレームに対してスライドするようになっている3次元トランスファ方式を採用することで、プレス装置等との干渉領域を極力狭くすることができ、コンパクトな設備とすることができる。
これに加え、上記搬送装置においては、フィードフレームのそれぞれに倍速機構を更に取り付け、倍速機構が、フィードフレームに対してスライドするようになっているので、動作速度を速くすることができる。
これらのことにより、上記搬送装置によれば、干渉領域を極力狭くし、且つ所望のサイクルタイムを実現することが可能となる。
例えば、倍速機構が、低速可動フレームと、該低速可動フレームの両端に取り付けられたプーリーと、両プーリーに連架され、両端がフィードフレームに固定されたベルトと、該ベルトに取り付けられた高速可動フレームと、低速可動フレームをスライドさせる駆動手段と、からなる場合、低速可動フレームをスライドさせることにより、低速可動フレームの2倍の速さで高速可動フレームをスライドさせることが可能となる。
このとき、駆動手段は、ラックピニオン装置であることが好ましい。
この場合、狭いスペースであっても配置が可能となる。
本発明の搬送装置において、シフトフレームが上下移動可能となっている場合、ワークを持ち上げることができる。
また、金型の形状に応じて、搬送装置を上下移動させることも可能となる。
これらのことにより、ワークを傷つけずに、効率良く搬送することが可能となる。
本発明の搬送装置において、フィードフレーム、シフトフレーム及び倍速機構のスライドがサーボモータ駆動である場合、スライドの速度やスライドする距離を精密に設定することが可能となる。
また、同期運転、単独運転、自由なモーション設定等も可能となる。
本発明の搬送装置は、加熱手段と冷却手段との間に配置されたプレス装置に、加熱手段により加熱されたワークを搬送する場合、及び、プレス装置でプレスされたワークを冷却手段に搬送する場合に好適に用いられる。
図1は、本実施形態に係る搬送装置を含むワークのプレス機構を示す上面図である。 図2は、本実施形態に係る搬送装置を示す斜視図である。 図3は、本実施形態に係る搬送装置の倍速機構の駆動原理を説明するための模式図である。 図4は、本実施形態に係る搬送装置の倍速機構を示す正面図である。 図5は、図4の部分Pを拡大した図である。
以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
なお、図面中、同一要素には同一符号を付すこととし、重複する説明は省略する。
また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。
更に、図面の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。
図1は、本実施形態に係る搬送装置を含むワークのプレス機構を示す上面図である。
図1に示すように、ワークWのプレス機構100は、本実施形態に係る搬送装置10が、加熱炉50と冷却装置52との間に配置されたプレス装置51を囲むようにして取り付けられる。
すなわち、搬送装置10は、加熱炉50の下流側、冷却装置52の上流側に配置されたプレス装置51を囲むようにして取り付けられる。
本実施形態に係る搬送装置10は、加熱炉50からプレス装置51にワークWを搬送し、プレス加工後、プレス装置51からワークWを冷却装置52に搬送する装置である。
なお、詳細については、後述する。
図2は、本実施形態に係る搬送装置を示す斜視図である。
図2に示すように、本実施形態に係る搬送装置10は、全体的に格子状となっており、中央部には図示しないプレス装置が配置されることになる。
すなわち、互いに平行に配列された一対のシフトフレーム1及び同様に互いに平行に配列された一対のフィードフレーム2の内側でワークがプレスされることになる。
具体的には、搬送装置10は、ワークの進行方向Aに対して横断するように(すなわち、直交するように)配置された前後一対のシフトフレーム1と、該シフトフレーム1の下側にそれと直交するように(すなわち、ワークの進行方向に)配置された左右一対のフィードフレーム2と、該フィードフレーム2それぞれに取り付けられた倍速機構20と、該倍速機構20それぞれに設けられた把持手段21と、を備える。
まず、搬送装置10においては、四隅に支柱4(アップライト)が配置されている。
なお、各支柱4は、いずれもプレス装置と固定されている。
かかる支柱4は、その内側(プレス装置側)にシフトフレーム1をスライドさせるための第1レール1bが設けられている。
シフトフレーム1は、上述したように、ワークの進行方向に直交するように2本が所定の間隔をおいて配置されている。
なお、両シフトフレーム1の間には図示しないプレス装置のプレス部が配置されることになる。
各シフトフレーム1は、両端部に、上述した支柱4の第1レール1bに取り付けてスライド可能な第1ガイド1aが設けられており、内側(プレス装置側)に、フィードフレーム2をスライドさせるための第2レール2bが設けられている。
各シフトフレーム1は、第1ガイド1aを、支柱4の第1レール1bに取り付けることにより、支柱4に対して上下方向にスライド可能となっている。
このとき、前後一対のシフトフレーム1は、図示しないサーボモータにより制御されており、同期して上下方向にスライドするようになっている。
本発明の搬送装置10においては、シフトフレーム1が上下方向に移動可能となっているので、ワークを上方に持ち上げることができる。
また、プレス装置におけるロット換えした金型の形状に応じて、搬送装置10の位置を上下に調整することができる。
フィードフレーム2は、ワークの進行方向に平行になるように2本が所定の間隔をおいて配置されている。
なお、両フィードフレーム2の間にはプレス装置のプレス部が配置されることになる。
各フィードフレーム2は、その両端に、上述したシフトフレーム1の第2レール2bに取り付け可能な第2ガイド2aが設けられており、内側(プレス装置側)には、倍速機構20が取り付けられている。
このことから、各フィードフレーム2は、第2ガイド2a及び第2レール2bを介して、シフトフレーム1に取り付けることにより、シフトフレーム1に沿ってスライド可能となっている。
このとき、一対のフィードフレーム2は、図示しないサーボモータにより制御されており、同期して互いに逆方向にスライドするようになっている。
すなわち、一方のシフトフレーム1がプレス装置側にスライドすると、同期して他方のシフトフレーム1もプレス装置側にスライドし、両シフトフレームの間隔が狭まり、一方のシフトフレーム1が外側にスライドすると、同期して他方のシフトフレーム1も外側にスライドし、両シフトフレーム1の間隔が広がるようになっている。
このように、本実施形態に係る搬送装置10においては、一対のシフトフレーム1と、一対のフィードフレーム2と、を備え、フィードフレーム2が、シフトフレーム1に対してスライドするようになっている3次元トランスファ方式を採用することで、プレス装置等との干渉領域を極力狭くすることができる上、コンパクトな設備とすることができる。
ここで、搬送装置10に備わっている倍速機構20について説明する。
倍速機構20は、各フィードフレーム2に取り付けられている。
すなわち、一対のフィードフレーム2に対して、各々の倍速機構20が対向してスライドするように取り付けられている。
そして、倍速機構20は、それ自体がフィードフレーム2に対してスライドする構造になっている。
このため、搬送装置10においては、フィードフレーム2のスライドに加え、倍速機構20もスライドするので、3次元トランスファ方式であっても、動作速度を極力速くすることができる。
図3は、本実施形態に係る搬送装置の倍速機構の駆動原理を説明するための模式図である。
なお、後述する図4とは必ずしも対応していない。
図3に示すように、倍速機構20は、フィードフレーム2に対して相対的にスライドする低速可動フレーム22と、該低速可動フレーム22の両端に取り付けられたプーリー22aと、両プーリー22aに張設され、両端がフィードフレーム2に固定されたベルト23と、該ベルト23に取り付けられ該ベルト23と一体となってスライドする高速可動フレーム24と、低速可動フレーム22をスライドさせる駆動手段25と、該駆動手段25を駆動させるサーボモータ26とからなる。
倍速機構20においては、ベルト23の両端が、フィードフレーム2に固定されているので、仮に、低速可動フレーム22を図3における右方向にスライドさせると、高速可動フレーム24が、低速可動フレーム22に対して同じ右方向にスライドするようになっている。
そして、このように高速可動フレーム24は、低速可動フレーム22に対して相対的にスライドするので、高速可動フレーム24の絶対速度は、低速可動フレーム22の2倍の速さでスライドすることになる。
図4は、本実施形態に係る搬送装置の倍速機構を示す上面図であり、図5は、図4の部分Pを拡大した図である。
なお、図5は、作動関係を明確に理解するために便宜的に断面記号を用いて示した。
図4及び図5に示すように、倍速機構20においては、低速可動フレーム22が、平板状となっており、その上側の面(低速可動フレーム22のフィードフレーム2側の面)には、第3ガイド3aが設けられている。
また、フィードフレーム2の下側の面(フィードフレーム2の低速可動フレーム22側の面)には、第3レール3bが設けられている。
そして、低速可動フレーム22は、第3ガイド3aを、フィードフレーム2の第3レール3bにスライド可能に取り付けることにより、フィードフレーム2に対して左右方向にスライドすることができる。
低速可動フレーム22は、両端にプーリー22aが取り付けられており、両端のプーリー22aには、ベルト23が張設されている。
かかるベルト23は、両端がフィードフレーム2に固定され、上側の面(ベルト23の低速可動フレーム22側の面)には、第4ガイド4aが設けられている。
また、上述した低速可動フレーム22は、その下側の面(低速可動フレーム22のベルト23側の面)に、第4レール4bが設けられている。
そして、ベルト23は、第4ガイド4aを、低速可動フレーム22の第4レール4bにスライド可能に取り付けることにより、低速可動フレーム22に対して左右方向にスライドすることができる。
なお、ベルト23は、内側の面に、2基の高速可動フレーム24が固定されている。
倍速機構20において、低速可動フレーム22は、駆動手段25により駆動される。
かかる駆動手段25としては、ラックピニオン装置が好ましく用いられる。
このため、狭いスペースであっても配置が可能となる。
また、駆動手段25は、サーボモータ26により制御される。
搬送装置10においては、低速可動フレーム22のスライドと高速可動フレーム24のスライドとが機械的に同期して動く。
また、上述したように、フィードフレーム2、シフトフレーム1及び倍速機構20のスライドがいずれもサーボモータ駆動であるため、スライドの速度やスライドする距離を精密に設定することが可能である。
搬送装置10において、各倍速機構20には、2基の高速可動フレーム24が設けられており、各高速可動フレーム24に、ワークを把持可能な把持手段21が設けられている。
また、上記倍速機構20は、一対設けられているので、搬送装置10は、一対の把持手段を2基、すなわち、把持手段21を4基備えることになる。
図1に戻り、倍速機構20は、一対の把持手段を2基備えているので、加熱炉50からプレス装置51へのワークWの搬送と、プレス装置51から冷却手段52へのワークWの搬送を速く、しかも安定した状態で行うことができる。
ここで、搬送装置10を用いたワークWの搬送方法について説明する。
搬送装置10を用いたワークWの搬送方法においては、加熱手段と冷却手段との間に配置されたプレス装置に、加熱手段により加熱されたワークを搬送し、プレス装置でプレスされたワークを冷却手段に搬送することができる。
まず、加熱炉50で加熱されたワークWは、加熱炉50に付設された加熱炉用コンベア50aにより、取出位置P1に搬送される。
一方、プレス装置51にセットされているワークWがプレスされる。
そして、上流側で待機された搬送装置10は、フィードフレーム2が内側の方に向かってスライドし、上流側の把持手段21が取出位置P1のワークWを把持し、下流側の把持手段21がプレス装置51でプレスされたワークWを把持し、その後、シフトフレーム1が上方に向かってスライドすることにより、両把持手段21により両ワークWが持ち上げられる。
次に、搬送装置10は、倍速機構20の低速可動フレーム22及び高速可動フレーム24を下流側に高速スライドさせる。
このとき、低速可動フレーム22のスライドと高速可動フレーム24のスライドとは、機械的に同期して動くようになっている。
このとき、高速可動フレーム24は、低速可動フレーム22に対して相対的にスライドするので、高速可動フレーム24の絶対速度は、低速可動フレーム22の2倍の速さでスライドすることになる。
そして、シフトフレーム1が下方に向かってスライドし、上流側の把持手段21がプレス装置のプレス部にてワークWを離し、下流側の把持手段21が冷却装置52の取入位置P2にてワークWを離すことにより、プレス装置51のプレス部及び取入位置P2にそれぞれワークWが載置される。
その後、フィードフレーム2は、外側の方に向かってスライドする。
そして、搬送装置10は、倍速機構20の低速可動フレーム22及び高速可動フレーム24を上流側に高速スライドさせる。
このときも同様に、高速可動フレーム24は、低速可動フレーム22に対して相対的にスライドするので、高速可動フレーム24の絶対速度は、低速可動フレーム22の2倍の速さでスライドすることになる。
一方、プレス装置のプレス部に載置されたワークWは、プレス部にてプレスされ、取入位置P2に載置されたワークWは、冷却装置52に付設された冷却装置用コンベア52aにより、冷却装置52に搬送される。
本実施形態に係る搬送装置10を用いたワークWの搬送方法においては、加熱炉50からプレス装置51への搬送と、プレス装置51から冷却手段52への搬送とを効率良く行うことができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
本実施形態に係る搬送装置10は、加熱炉50からプレス装置51へのワークWの搬送と、プレス装置51から冷却手段52へのワークWの搬送を行っているが、上流側が必ずしも加熱炉である必要はなく、下流側が必ずしも冷却装置である必要はない。
すなわち、上記搬送装置10は、高速でワークを搬送可能な装置として、他の機構にも適用することができる。
本実施形態に係る搬送装置10において、駆動手段25として、ラックピニオン装置が用いられているが、これに限定されず、ボールネジ、リニアモータ等であってもよい。
本実施形態に係る搬送装置10においては、低速可動フレーム22のスライドと高速可動フレーム24のスライドとが機械的に同期して動くようになっているが、同期していなくてもよい。
本実施形態に係る搬送装置10においては、倍速機構20に一対の高速可動フレーム24が2基設けられているが、1基であってもよく、3基以上であってもよい。
本発明の搬送装置は、プレス加工の分野において、高速でワークを搬送可能な装置として好適に用いられる。
本発明の搬送装置によれば、動作速度が速く、プレス装置との干渉領域を極力狭くすることができる。
1・・・シフトフレーム
1a・・・第1ガイド
1b・・・第1レール
2・・・フィードフレーム
2a・・・第2ガイド
2b・・・第2レール
3a・・・第3ガイド
3b・・・第3レール
4・・・支柱
4a・・・第4ガイド
4b・・・第4レール
10・・・搬送装置
20・・・倍速機構
21・・・把持手段
22・・・低速可動フレーム
22a・・・プーリー
23・・・ベルト
24・・・高速可動フレーム
25・・・駆動手段
26・・・サーボモータ
50・・・加熱炉
50a・・・加熱炉用コンベア
51・・・プレス装置
52・・・冷却装置
52a・・・冷却装置用コンベア
100・・・プレス機構
A・・・ワークの進行方向
P1・・・取出位置
P2・・・取入位置
W・・・ワーク

Claims (7)

  1. ワークの進行方向に対して直交するように配置された一対のシフトフレームと、
    該シフトフレームに直交するように配置された一対のフィードフレームと、
    該フィードフレームそれぞれに取り付けられた倍速機構と、
    該倍速機構それぞれに設けられた把持手段と、
    を備え、
    前記フィードフレームが、前記シフトフレームに対してスライド可能となっており、
    前記倍速機構が、前記フィードフレームに対してスライド可能となっている搬送装置。
  2. 前記倍速機構が、
    前記フィードフレームに対してスライド可能となっている低速可動フレームと、
    該低速可動フレームの両端に取り付けられたプーリーと、
    両プーリーに連架され、両端が前記フィードフレームに固定されたベルトと、
    該ベルトに取り付けられた高速可動フレームと、
    前記低速可動フレームをスライドさせる駆動手段と、
    からなり、
    前記把持手段が前記高速可動フレームに設けられている請求項1記載の搬送装置。
  3. 前記駆動手段が、ラックピニオン装置である請求項2記載の搬送装置。
  4. 前記シフトフレームが上下方向にスライド可能となっている請求項1〜3のいずれか1項に記載の搬送装置。
  5. 前記フィードフレーム、前記シフトフレーム及び前記倍速機構のスライドがサーボモータ駆動となっている請求項4記載の搬送装置。
  6. 加熱手段と冷却手段との間に配置されたプレス装置に、前記加熱手段により加熱されたワークを搬送し、
    前記プレス装置でプレスされた前記ワークを前記冷却手段に搬送する請求項1〜5のいずれか1項に記載の搬送装置。
  7. 前記フィードフレーム及び前記シフトフレームの内側に前記ワークがプレスされている請求項6記載の搬送装置。
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