JPWO2013061357A1 - ターボ用アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

ターボ用アクチュエータ1は、シャフト2の雄ネジ部2aを回転子10の雌ネジ部10aに螺合させ、回転子10の回転運動を直動方向Xの直線運動に変換して、シャフト2の先端に連結したターボ側レバー105を回動させる。シャフトハウジング14に一体に形成したボス14bと別体のキャップ16とがシャフト2を摺動可能に支持し、かつ、レバー105の回動変位Dに伴うシャフト2の揺動方向Yのがたつきを抑制する。よって、シール部材15が変形せず、シール性を確保できる。

Description

この発明は、ターボチャージャのウェストゲートバルブ開閉用のレバー、VG(Variable Geometry)ターボのノズルベーン開閉用のレバー等を駆動するターボ用アクチュエータに関する。
各国とも自動車の排ガスに対する規制を厳しくする中、自動車メータ各社は各国の規制に対応すべく、エンジンの燃料状態改善による排出ガス浄化といった技術開発を行っている。このような技術の一つにターボチャージャがあり、エンジンのダウンサイジングによる燃費向上手段として注目されている。ターボチャージャは、エンジンからの排気ガスによってタービンを回転させ、タービンと同軸上にある圧縮機を駆動して吸気を圧縮し、その圧縮空気をエンジンに供給する構成である。圧縮空気は容積流量が同じでも質量流量が増加するので、エンジンの出力を下げることなく排気量を小さくすることができる。従って、エンジンを小型化でき、パワーが必要な時(坂道、高速走行時)はターボで過給する。
このような、エンジンのダウンサイジング化を実現する手段としてのターボチャージャは、従来用途のターボチャージャに比べ、過給圧を精密にコントロールする必要がある。そこで、過給圧を制御するターボ用アクチュエータとして、弁開度を高精度に制御可能な電制駆動式アクチュエータを用いる傾向にある(例えば、特許文献1参照)。
図5に示すように、上記特許文献1に係るアクチュエータは、ハウジング100の端部に嵌挿されたブッシュ102が円柱状のシャフト101を直動方向Xに摺動可能に支持し、ブッシュ102に隣接して嵌挿されたシール部材103がハウジング100とシャフト101との隙間をシールする構成である。
このアクチュエータをターボチャージャに搭載する場合、シャフト101の端部にロッド104が連結され、ロッド104の先端とレバー105の一端がピン軸106により屈曲自在に取り付けられる。このレバー105の他端側の支点107は、図6に示す排気バイパス通路108内のウェストゲートバルブ109に接続されている。図6に示すように、排気タービン上流側のエンジンから排気通路110へ排気ガスが流れて排気タービンへ導入されるが、一部の排気ガスを排気タービン下流側へ逃がして過給圧を制御する目的で、排気通路110にウェストゲート111を開設する。このウェストゲート111から排気バイパス通路108に流れた排気ガスは、排気タービンを迂回して下流側へ導入される。このとき、シャフト101の直動によりレバー105を支点107を中心に回動させることで、ウェストゲートバルブ109を回動させてウェストゲート111を開閉し、過給圧を制御する。
特開2010−270887号公報
従来のターボ用アクチュエータは以上のように構成されているので、レバー105が回動する際には回動先端側の位置が変位量D(図5に示す)だけ変位し、ロッド104およびシャフト101が揺動方向Yに揺動する。そのため、シャフト101の揺動によりブッシュ102が押圧されて変形およびがたつきが生じ、このブッシュ102にシール部材103が押圧されてシール性能に偏りが生じるという課題があった。
また、上記特許文献1ではハウジング100とブッシュ102の線膨張係数が異なると、エンジンの熱で高温になった場合にハウジング100とブッシュ102の間に隙間が生じてがたつくという課題もあった。
さらに、上記特許文献1では、シャフト101の径を拡大した肩部をブッシュ102に衝突させることによって、異常動作時のシャフト101の直動を規制する構成になっているため、衝突の力によりブッシュ102がシール部材103を変形してシール性を損なう場合があった。また、衝突の力により、ブッシュ102とシール部材103がハウジング100から抜け出る可能性もあった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、ターボ側レバーの回動に伴うシャフトの揺動を抑制すると共に、シール性を損なわずに摺動可能に支持するターボ用アクチュエータを提供することを目的とする。
この発明のターボ用アクチュエータは、固定子と、固定子の内側に回転可能に配置され、中心に設けた穴に雌ネジ部が形成された回転子と、一端部に雌ネジ部に螺合する雄ネジ部、他端部に円柱形状の円柱部、その間の外面を変形した回り止め部が形成され、回転子の回転を軸方向の直線運動に変換して直線移動するシャフトと、回転子から突出するシャフトを内包し、回り止め部に係合してシャフトの回転を防止する回り止めガイド部、およびシャフトの円柱部を摺動可能に支持する第1摺動支持部が形成されたシャフトハウジングと、シャフトハウジングに嵌挿され、シャフトハウジングとシャフトの円柱部との隙間を塞ぐシール部材と、シャフトハウジングに固定され、第1摺動支持部との間にシール部材を挟持すると共に、シャフトの円柱部を摺動可能に支持する第2摺動支持部とを備えるものである。
この発明によれば、シャフトの円柱部を摺動可能に支持する摺動支持部を2箇所設けてシャフトの荷重を受けるようにしたので、ターボ側レバーの回動に伴うシャフトの揺動を抑制することができる。また、第1摺動支持部をシャフトハウジングと一体に形成したので、変形およびがたつきを防止することができ、さらに、この第1摺動支持部に隣接するシール部材の変形を防止できるようになるので、シール性を損なわずにシャフトを摺動可能に支持することができる。
この発明の実施の形態1に係るターボ用アクチュエータの構成を示す断面図である。 図1に示すシャフトの構成を示す外観斜視図である。 シャフトとシャフトハウジングの構成を示す断面図であり、図3(a)は図1に示すI−I矢視、図3(b)はII−II矢視、図3(c)はIII−III矢視である。 図1に示すシャフトハウジングの先端部を拡大した断面図である。 従来のターボ用アクチュエータのシャフトとレバーを繋ぐリンクジョイント構造を示す図である。 図5に示すレバーに取り付いたウェストゲートバルブを示す図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1に示すターボ用アクチュエータ1は、主に、ターボチャージャ側のレバー105を駆動するシャフト2と、このシャフト2を直動方向Xへ直線移動させるモータ部3とを備える。なお、シャフト2の先端側には、ロッド104を取り付け、ロッド104の先端にレバー105を屈曲自在に取り付けて、直動方向Xの移動量に応じてウェストゲートバルブ109(図6に示す)の弁開度を制御する。
モータ部3として、図1の例ではブラシ付きモータを使用する。このモータ部3の内部には、固定子4と、この固定子4に巻回されたコイル5とが設けられ、モールド成型によりモータハウジング6に固定されている。また、モータハウジング6には、コイル5に電源を供給するブラシ7と、ブラシ7に電源を供給する電源供給端子8と、シャフト2の位置を検出するポジションセンサ9等も配置されている。
固定子4の内部には、回転子10と、この回転子10に装着されたNS着磁されたマグネット11と、ブラシ7に当接摺動することによりコイル5へ通電するコミュテータ12とが回転可能に設けられている。回転子10とマグネット11は、ベアリング13により回転可能に支持され、回転子10の中心に設けた穴には雌ネジ部10aが形成されている。
図2は、シャフト2の外観斜視図である。図1および図2に示すように、シャフト2の一端側は回転子10の中心に設けた穴に挿入される。シャフト2の他端側は、モータ部3から外部に突出してロッド104に直結され、ターボチャージャ側のレバー105に連結されることになる。なお、図示例では、シャフト2とロッド104をボルトとナットで締結して一体化するが、これに限定されるものではなく、ロッド104を介さずにシャフト2をレバー105に連結してもよい。
シャフト2の一端側の外周面には、回転子10の雌ネジ部10aに螺合する雄ネジ部2aが形成されている。また、シャフト2の中央部には、このシャフト2の外周面を変形して回り止め部2bと抜け止め部2cとが形成され、抜け止め部2cより先端側には円柱形状の円柱部2eが形成されている。図示例では、シャフト2の径を拡大して抜け止め部2cにし、さらに拡大部分を断面長尺状にして2箇所の平面部分を設け、これら平面部分をそれぞれ回り止め部2bにする。また、抜け止め部2cの端面角部を丸めて曲面2dにする。
回転子10から突出した部分のシャフト2は、シャフトハウジング14に収容されている。このシャフトハウジング14は、モータハウジング6の一端側に固定されている。また、シャフトハウジング14の回転子10に近い側には、シャフト2の回り止め部2bに係合してシャフト2の回転を防止する回り止めガイド部14aが形成され、反対側にはシャフト2を直動方向Xに摺動可能に支持するボス(第1摺動支持部)14bが形成されている。また、ボス14bに隣接してOリング等のシール部材15が嵌挿され、さらにこのシール部材15に隣接してキャップ(第2摺動支持部)16が溶着等によりシャフトハウジング14に固定されている。このキャップ16とボス14bとでシール部材15を挟持することにより、シャフトハウジング14に対してシール部材15を保持する。また、キャップ16とボス14bそれぞれの円形の穴にシャフト2の円柱部2eを挿通して円柱部2eを摺動可能に支持する。
図3は、シャフト2とシャフトハウジング14の構成を示す断面図であり、図3(a)は図1のI−I矢視、図3(b)はII−II矢視、図3(c)はIII−III矢視である。
図3(a)に示すように、シャフトハウジング14を断面長穴状にして2箇所の直線部分を設けて、これら直線部分を回り止めガイド部14aにする。回り止め部2bが回り止めガイド部14aを摺動することにより、回転子10の回転に合わせてシャフト2が回転運動するのを規制し、シャフト2が直動方向Xへ移動することをサポートする。また、抜け止め部2cの端面を曲面2dにしたので、抜け止め部2cが回り止めガイド部14aを摺動するときに磨耗を軽減させることができる。
図3(b)に示すように、回り止めガイド部14aにシャフト2の円柱部2eが位置しているときは、長穴の両側に隙間が生じている。
図3(c)に示すように、シャフトハウジング14の先端側では、ボス14bの断面円形の穴に、シャフト2の円柱部2eを挿通して、直動方向Xへ摺動可能に支持する。
次に、ターボ用アクチュエータ1の動作を説明する。
ターボ用アクチュエータ1に電圧が印加されると、固定子4に巻回されたコイル5に電流が流れ、複数の極に分極された固定子4がNS磁化する。それにより、NS着磁されたマグネット11の装着された回転子10が回転し、雌ネジ部10aに螺合している雄ネジ部2aが駆動力を受けて、シャフト2が回転子10の外へ突出する方向へ移動する。このとき、シャフト2の回り止め部2bがシャフトハウジング14の回り止めガイド部14aを摺動するので、シャフト2が回転することなく直動方向Xへ直線移動する。すると、シャフト2に直結したロッド104がレバー105の一端を押圧するので、レバー105が支点107を中心に回動してウェストゲートバルブ109(図6に示す)を開弁する。
閉弁時は、回転子10を上記とは逆方向に回転させる。すると、雌ネジ部10aと螺合している雄ネジ部2aが駆動力を受けて、シャフト2が回転子10内へ後退する。このとき、シャフト2の回り止め部2bがシャフトハウジング14の回り止めガイド部14aを摺動するので、シャフト2が回転することなく直動方向Xへ直線移動する。シャフト2に直結したロッド104も後退するので、レバー105は支点107を中心に上記とは反対方向へ回動してウェストゲートバルブ109(図6に示す)を閉弁する。
先立って説明したように、レバー105の回動変位に伴うロッド104の揺動がシャフト2に伝達されるが、シャフト2の円柱部2eをボス14bとキャップ16の2箇所で支持しているので、揺動方向Yの荷重をボス14bとキャップ16で受け、揺動を抑制することができる。そのため、シール部材15は、シャフト2の揺動方向Yの荷重を受けて変形することがなく、シール性を損なうこともない。
図4は、シャフトハウジング14の先端側を拡大した断面図である。ターボ用アクチュエータ1の異常動作時、シャフト2が開弁状態からさらに外方へ直動した場合、図4に示すように抜け止め部2cがボス14bに当接するので、シャフト2がシャフトハウジング14から抜けることはない。
また、シャフトハウジング14がモータハウジング6に強固に取り付いているので、ボス14bが抜け止め部2cに押されたとしても、このボス14bと一体に形成されているシャフトハウジング14がモータハウジング6から外れることはない。さらに、ボス14bは、シャフトハウジング14に一体に形成されているので、抜け止め部2cに押されても変形し難い。よって、ボス14bによってシール部材15が押圧され変形することもない。また、ボス14bが変形し難く、かつ、ボス14bとキャップ16の2箇所でシャフト2を支持しているので、車両の振動等によるシャフト2のがたつきを抑制できる。
一方、先立って説明した図5に示す従来例のように、ブッシュ102をハウジング100とは別体で構成した場合は、ブッシュ102が抜け止め部2cに押圧されると変形し、がたつきが生じる可能性がある。また、ターボ用アクチュエータ1は高温になるため、ハウジング100とブッシュ102の線膨張係数が異なる場合もブッシュ102にがたつきが生じる。従って、シャフト101の揺動を抑制できない。また、抜け止め部2cに押圧されてブッシュ102がハウジング100から抜け出しやすい。さらに、抜け止め部2cに押圧されたブッシュ102が隣接するシール部材103を押圧して変形させ、シール性を損なう可能性もある。
以上より、実施の形態1によれば、ターボ用アクチュエータ1は、固定子4と、固定子4の内側に回転可能に配置され、中心に設けた穴に雌ネジ部10aが形成された回転子10と、一端部に雌ネジ部10aに螺合する雄ネジ部2a、他端部に円柱形状の円柱部2e、その間の外面を変形した回り止め部2bが形成され、回転子10の回転を軸方向の直線運動に変換して直線移動するシャフト2と、回転子10から突出するシャフト2を内包し、回り止め部2bに係合してシャフト2の回転を防止する回り止めガイド部14a、およびシャフト2の円柱部2eを摺動可能に支持するボス14bが形成されたシャフトハウジング14と、シャフトハウジング14に嵌挿され、シャフトハウジング14とシャフト2の円柱部2eとの隙間を塞ぐシール部材15と、シャフトハウジング14に固定され、ボス14bとの間にシール部材15を挟持すると共に、シャフト2の円柱部2eを摺動可能に支持するキャップ16とを備えるように構成した。このため、ボス14bとキャップ16の2箇所でャフト2の荷重を受けるようになり、ターボ側レバー105の回動に伴うシャフト2の揺動を抑制することができる。また、ボス14bをシャフトハウジング14と一体に形成したので、ボス14bの変形およびがたつきを防止することができる。これらにより、ボス14bに隣接するシール部材15の変形を防止でき、シール性を損なわずにシャフト2を摺動可能に支持することができる。
また、シャフトハウジング14とボス14bを一体成形するようにしたので、部品点数を減らしてコストを削減できる。また、シャフト2の円柱部2eをシールするようにしたので、シール部材15としてOリング等の汎用部品を用いることができ、コストの上昇を招かない。
また、実施の形態1によれば、シャフト2の径を拡大して、シャフトハウジング14のボス14bに当接する抜け止め部2cを形成し、この抜け止め部2cの端面角部を丸めて曲面2dにした。このため、シャフト2が直線移動するときにシャフトハウジング14の回り止めガイド部14aに摺動する抜け止め部2cの角部で、シャフトハウジング14側が磨耗することを軽減できる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
また、上記説明では、ターボ用アクチュエータ1がターボチャージャのウェストゲートバルブ開閉用のレバーを駆動する構成にしたが、これに限定されるものではなく、その他にも例えばVGターボにターボ用アクチュエータ1を搭載してノズルベーン開閉用のレバーを駆動する構成にしてもよい。
以上のように、この発明に係るターボ用アクチュエータは、シャフトの揺動を抑制し、シール性を損なわずに摺動可能に支持するようにしたので、ターボ側レバーを駆動するターボ用アクチュエータに用いるのに適している。
1 ターボ用アクチュエータ、2 シャフト、2a 雄ネジ部、2b 回り止め部、2c 抜け止め部、2d 曲面、2e 円柱部、3 モータ部、4 固定子、5 コイル、6 モータハウジング、7 ブラシ、8 電源供給端子、9 ポジションセンサ、10 回転子、10a 雌ネジ部、11 マグネット、12 コミュテータ、13 ベアリング、14 シャフトハウジング、14a 回り止めガイド部、14b ボス(第1摺動支持部)、15 シール部材、16 キャップ(第2摺動支持部)、100 ハウジング、101 シャフト、102 ブッシュ、103 シール部材、104 ロッド、105 レバー、106 ピン軸、107 支点、108 排気バイパス通路、109 ウェストゲートバルブ、110 排気通路、111 ウェストゲート。
この発明のターボ用アクチュエータは、固定子と、固定子の内側に回転可能に配置され、中心に設けた穴に雌ネジ部が形成された回転子と、一端部に雌ネジ部に螺合する雄ネジ部、他端部に円柱形状の円柱部、その間の外面を変形した回り止め部が形成され、回転子の回転を軸方向の直線運動に変換して直線移動するシャフトと、回転子から突出するシャフトを内包し、回り止め部に係合してシャフトの回転を防止する回り止めガイド部、およびシャフトの円柱部を摺動可能に支持する第1摺動支持部が形成されたシャフトハウジングと、シャフトハウジングに嵌挿され、シャフトハウジングとシャフトの円柱部との隙間を塞ぐシール部材と、シャフトハウジングに固定され、第1摺動支持部との間にシール部材を挟持すると共に、シャフトの円柱部を摺動可能に支持する第2摺動支持部とを備え、シャフトハウジング内のシャフトの径を拡大して、第1摺動支持部に当接する抜け止め部を形成し、当該抜け止め部の端面角部を曲面状にしたものである。
この発明によれば、シャフトの円柱部を摺動可能に支持する摺動支持部を2箇所設けてシャフトの荷重を受けるようにしたので、ターボ側レバーの回動に伴うシャフトの揺動を抑制することができる。また、第1摺動支持部をシャフトハウジングと一体に形成したので、変形およびがたつきを防止することができ、さらに、この第1摺動支持部に隣接するシール部材の変形を防止できるようになるので、シール性を損なわずにシャフトを摺動可能に支持することができる。加えて、シャフトが直線移動するときにシャフトハウジングの回り止めガイド部に摺動する抜け止め部の角部で、シャフトハウジング側が磨耗することを軽減できる。

Claims (2)

  1. 固定子と、
    前記固定子の内側に回転可能に配置され、中心に設けた穴に雌ネジ部が形成された回転子と、
    一端部に前記雌ネジ部に螺合する雄ネジ部、他端部に円柱形状の円柱部、その間の外面を変形した回り止め部が形成され、前記回転子の回転を軸方向の直線運動に変換して直線移動するシャフトと、
    前記回転子から突出する前記シャフトを内包し、前記回り止め部に係合して前記シャフトの回転を防止する回り止めガイド部、および前記シャフトの円柱部を摺動可能に支持する第1摺動支持部が形成されたシャフトハウジングと、
    前記シャフトハウジングに嵌挿され、前記シャフトハウジングと前記シャフトの円柱部との隙間を塞ぐシール部材と、
    前記シャフトハウジングに固定され、前記第1摺動支持部との間に前記シール部材を挟持すると共に、前記シャフトの円柱部を摺動可能に支持する第2摺動支持部とを備えるターボ用アクチュエータ。
  2. 前記シャフトハウジング内の前記シャフトの径を拡大して、前記第1摺動支持部に当接する抜け止め部を形成し、当該抜け止め部の端面角部を曲面状にしたことを特徴とする請求項1記載のターボ用アクチュエータ。
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