JP2009114928A - 過給装置付き内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】過給装置の可変機構操作部の軸受部にシール機構を組み込むことに拠らずに、可変機構操作部の漏洩ガスが大気中に放出されることを、エンジン制御上の不具合を生じることなく適切に防止すること。
【解決手段】ハウジングの外側に、軸受部のハウジング外に対する開口部分を収容して当該軸受部の開口部分を覆う気密カバー60を設ける。気密カバー60の空気入口67をコンプレッサ部30より吸気流れで見て下流側の吸気通路101に連通接続し、気密カバー60の空気出口68をエアフローメータ103とコンプレッサ部30の間の吸気通路101に連通接続する。
【選択図】図4

Description

本発明は、過給装置付き内燃機関に関し、特に、可変ノズル等の可変機構を具備した過給装置を有する内燃機関に関する。
自動車等の内燃機関に用いられるVGS(Variable Geometry System)過給装置として、可変ノズル式の内燃機関用過給装置(可変ノズル式過給機)が知られている。可変ノズル式過給機は、ハウジング内に組み込まれた複数個のノズルベーン(翼)を回動変位させてタービン入口部の流路面積を変化させることにより、低エンジン回転数域においても、タービンインペラを高速回転させ、所要の過給効果を得ようとするものである。
可変ノズル式過給機では、複数個のノズルベーンが互いに連結され、ハウジングを内外に貫通して設けられた軸受部に挿通された操作された操作軸をハウジングの外部よりアクチュエータによって回動させることにより、前記ノズルベーンを回動変位させるようになっている(例えば、特許文献1、2、3)。
特開平11−229886号公報 特開2005−42588号公報 特開2006−200413号公報
ハウジングの外部より操作される操作軸を挿通される軸受部は、一方においてハウジング外に対して開口しており、軸受部と操作軸との間には必須の軸受間隙が存在する。このため、ハウジング内を流れる排気ガスが軸受間隙を通ってハウジング外に漏洩し、漏洩ガス(排気ガス)が大気中に放出されると云う不具合がある。
このことに対して軸受部にシール機構を組み込み、ハウジング外への排気ガス漏れを防止することが考えられる。しかし、ハウジングは、排気ガスによって高温になり、温度変化も激しく、このことに耐える適切なシール機構が見あたらない。このため、軸受部にシール機構が組み込まれていないのが現状である。
本発明が解決しようとする課題は、過給装置の可変機構操作部の軸受部にシール機構を組み込むことに拠らずに、可変機構操作部の漏洩ガスが大気中に放出されることを、エンジン制御上の不具合を生じることなく適切に防止することである。
本発明による過給装置付き内燃機関は、ハウジング内にタービン状態を可変設定する可変機構を具備し、前記ハウジングに当該ハウジングを内外に貫通する軸受部が設けられ、前記軸受部に挿通された操作部材が前記ハウジングの外部より変位操作されることにより、前記可変機構を前記ハウジングの外部より操作するよう構成され、前記ハウジングの外側に、前記軸受部の前記ハウジング外に対する開口部分を収容して当該軸受部の開口部分を覆う気密カバーが設けられた過給装置を有し、前記気密カバーに空気入口と空気出口とが設けられ、前記空気入口は機関吸気通路に設けられる前記過給装置のコンプレッサ部より吸気流れで見て下流側の機関吸気通路に連通し、前記空気出口は吸気流れで見て前記コンプレッサ部より上流側に設けられた吸入空気量検出手段と前記コンプレッサ部との間の機関吸気通路に連通している。
本発明による過給装置付き内燃機関は、ハウジング内にタービン状態を可変設定する可変機構を具備し、前記ハウジングに当該ハウジングを内外に貫通する軸受部が設けられ、前記軸受部に挿通された操作部材が前記ハウジングの外部より変位操作されることにより、前記可変機構を前記ハウジングの外部より操作するよう構成され、前記ハウジングの外側に、前記軸受部の前記ハウジング外に対する開口部分を収容して当該軸受部の開口部分を覆う気密カバーが設けられた過給装置を有し、前記気密カバーに空気入口と空気出口とが設けられ、前記空気入口は大気開放され、前記空気出口は機関吸気通路に設けられた吸入空気量検出手段より吸気流れで見て上流側の機関吸気通路に連通している。
本発明による過給装置付き内燃機関は、好ましくは、更に、前記空気入口に空気を導く流路中あるいは前記空気出口より空気を前記吸気通路に導く流路中に、前記気密カバーに流れる空気流量を計量する空気流量計量手段を有する。
本発明による過給装置付き内燃機関は、ハウジング内にタービン状態を可変設定する可変機構を具備し、前記ハウジングに当該ハウジングを内外に貫通する軸受部が設けられ、前記軸受部に挿通された操作部材が前記ハウジングの外部より変位操作されることにより、前記可変機構を前記ハウジングの外部より操作するよう構成され、前記ハウジングの外側に、前記軸受部の前記ハウジング外に対する開口部分を収容して当該軸受部の開口部分を覆う気密カバーが設けられた過給装置を有し、前記気密カバーにガス出口が設けられ、当該ガス出口が機関吸気通路に設けられる前記過給装置のコンプレッサ部より吸気流れで見て下流側の機関吸気通路に連通している。
本発明による過給装置付き内燃機関によれば、軸受部のハウジング外に対する開口部分が気密カバー内に収容されているので、ハウジング内を流れる排気ガスが軸受部の軸受間隙を通ってハウジング外に漏れ出しても、この漏洩ガスは、気密カバー内に留まり、大気中に放出されることがない。
気密カバー内には空気入口より空気(新気)が入り、気密カバー内の漏洩ガスは、空気入口よりの空気と共に空気出口より機関吸気通路に戻される。これにより、気密カバー部分の冷却に併せて気密カバー内の換気(掃気)が行われ、気密カバー内が高い排気ガス濃度雰囲気になることがない。
気密カバーへの空気取り入れ(新気導入)を、過給装置のコンプレッサ部より吸気流れで見て下流側の機関吸気通路より行う場合には、コンプレッサ部より上流側に設けられる吸入空気量検出手段とコンプレッサ部との間の機関吸気通路に気密カバーからの空気を戻すことが行われ、気密カバーへの空気取り入れ(新気導入)を大気中より行う場合(直接導入)には、吸気流れで見て、吸入空気量検出手段より上流側の機関吸気通路に気密カバーからの空気を戻すことが行われるので、何れの場合も、戻し空気によって吸入空気量検出手段による吸入空気量の計測値と実吸入空気量とが相違するエンジン制御上の不具合を生じることがない。
新気導入を行わずに、気密カバーのガス出口がコンプレッサ部より吸気流れで見て下流側の機関吸気通路に連通している場合には、吸気負圧によって気密カバー内のガス引きが行われ、気密カバー内が高い排気ガス濃度雰囲気になることがなく、気密カバーより機関吸気通路へ新気(戻し空気)が流れないから、吸入空気量検出手段による吸入空気量の計測値と実吸入空気量とが相違する原因を作ることがなく、エンジン制御上の不具合を生じることがない。
本発明による過給装置付き内燃機関の一つの実施形態を、図1〜図4を参照して説明する。
本実施形態による過給装置付き内燃機関は可変ノズル式過給機10を有する。可変ノズル式過給機(以下、過給機と略称する)10は、ベアリングハウジング11と、ベアリングハウジング11の一端部側に組み付けられたタービンハウジング12と、ベアリングハウジング11の他端部側に組み付けられたコンプレッサハウジング13、バックプレート14によるハウジング組立体を有する。
このハウジング組立体の一端部側にラジアルタービン部20が、他端部側に遠心式コンプレッサ部30が構成されている。ベアリングハウジング11は、ラジアルタービン部20と遠心式コンプレッサ部30との間に位置し、両者間に延在する回転軸15を軸受部16によって回転自在に支持している。
回転軸15の一端部には、タービンハウジングハウジング12内にあってラジアルタービン部20の主要部をなすタービンインペラ21が一体的に形成されている。回転軸15の他端部には、コンプレッサハウジング13内にあって遠心式コンプレッサ部30の主要部をなすコンプレッサインペラ31が一体的に組み付けられている。
タービンハウジング12には、一端にガス取入口22を備えたスクロール通路23が形成されている。スクロール通路23の内周側(スクロール通路23とタービンインペラ21を配置されたタービンインペラ室24との間)には、タービンインペラ21の外周囲を取り囲む形態の円環状のガス入口通路(ガス流路)25が形成されている。
過給機10のラジアルタービン部20、詳細にはタービンインペラ室24は、エンジン100の排気通路(図示省略)の途中に接続されている。
過給機10の遠心式コンプレッサ部30、詳細にはコンプレッサインペラ室32はエンジン100の吸気通路(機関吸気通路)101の途中に接続されている。この吸気通路101に対するコンプレッサインペラ室32の接続位置等については、詳しく後述する。
エンジン100から排出される排気ガスは、ガス取入口22よりスクロール通路23、ガス入口通路25を通って、タービンインペラ室24に供給され、タービンインペラ21を回転させる。タービンインペラ21の回転は回転軸15によってコンプレッサインペラ31に伝達され、コンプレッサインペラ31が回転する。このコンプレッサインペラ31の回転により、遠心式コンプレッサ部30において空気の圧縮が行わる。圧縮された空気はエンジン100に供給される。このようにして、過給機10は、排気エネルギによって吸気の過給を行う。
ラジアルタービン部20のガス入口通路25は、タービンインペラ室24のガス入口側において、タービンインペラ21の回転中心と同心で、且つ軸線方向に所定間隔をおいて相対向する二つのノズル支持リング(シュラウド部材)26、27によって画定されている。ノズル支持リング26、27は、これらに結合された図示されていない複数個のスペーサピンによって軸線方向に所定間隔をおいて互いに固定連結され、ベアリングハウジング11あるいはタービンハウジング12に固定装着されている。
ガス入口通路25には、タービン状態(この場合、タービン容量)を可変設定する可変機構として、複数個の翼形状のノズルベーン41が各々ノズル支持リング26、27とに挟まれた態様で、円周方向に等間隔に設けられている。ノズルベーン41は、当該ノズルベーン41の両側面より各々外側に突出した支持軸42を一体に有し、これら支持軸42がノズル支持リング26、27に形成された軸受孔43に嵌合している。これにより、ノズルベーン41は、支持軸42を回動中心としてノズル支持リング26、27より回動可能に両持ち支持され、支持軸42を回動中心とした回動角度に応じてタービンインペラ室24に流入するガス流量を可変設定する。
各ノズルベーン41の支持軸42はノズル支持リング26の外側に設けられた回動レバー部材44によって連結リング45に駆動連結されている。連結リング45には、内部操作レバー部材46が係合しており、内部操作レバー部材46が操作軸47によって移動されることにより、連結リング45が回転変位し、複数個のノズルベーン41が各自の支持軸42を回動中心として一斉に回動変位する。
レバー部材44、連結リング45、内部操作レバー部材46は、ベアリングハウジング11、タービンハウジングハウジング12の内側に画定されたノズル操作機構室48に配置されている。ノズル操作機構室48は、スクロール通路23やガス入口通路25に連通しており、これらと同等の排気ガス雰囲気になっている。
ベアリングハウジング11には当該ベアリングハウジング11を内外に貫通する貫通孔51が形成されている。貫通孔51には軸受スリーブ52が貫通装着されている。軸受スリーブ52は、貫通孔51に挿入され、ベアリングハウジング11に溶接等によって気密に固定されている。軸受スリーブ52には軸受孔53が貫通形成されている。軸受孔53は、一端にてベアリングハウジング11内のノズル操作機構室48に開口し、他端にてベアリングハウジング11外に開口している。
操作軸47は、軸受孔53に挿通されて軸受スリーブ52より回動可能に支持されており、ノズル操作機構室48内に突出した一方の端部に、前述の内部操作レバー部材46の基端部を固着されている。操作軸47の他端は軸受スリーブ52よりベアリングハウジング11外に突出しており、当該突出端に内部操作レバー54の基端部を固着されている。
内部操作レバー54には連結ピン55によってアジャスタブル連結部材56の一端側が連結されている。アジャスタブル連結部材56の他端側は、ノズル用アクチュエータ57の出力ロッド58が連結されている。これにより、操作軸47、ついてはノズルベーン41は、ノズル用アクチュエータ57によってベアリングハウジング11の外部より変位(回動)操作される。
ベアリングハウジング11の外側には、操作軸47の軸受部、つまり、軸受スリーブ52の軸受孔53のベアリングハウジング11外に対する開口部分を収容して当該開口部分を覆う気密カバー60が設けられている。
気密カバー60は、ガスケット61を挟んでベアリングハウジング11の外壁に気密に固定装着された側部開口箱形のカバー本体60Aと、カバー本体60Aの側部開口を、ガスケット62を挟んで気密に閉じる蓋体60Bとにより構成され、内部にシール室63を画定している。カバー本体60Aには、軸受スリーブ52のハウジング外側の端部が貫通する貫通孔64が明けられている。シール室63内には、操作軸47の外側端部、内部操作レバー54、連結ピン55、アジャスタブル連結部材56、ノズル用アクチュエータ57の出力ロッド58が収容されている。
ノズル用アクチュエータ57はカバー本体60Aの底部に固定装着されており、出力ロッド58はカバー本体60Aの底部に形成された貫通孔65を貫通してノズル用アクチュエータ57のハウジング59よりシール室63内に突出している。ハウジング59と出力ロッド58には当該両者間の空隙を気密シールするシール部材66が設けられている。このシール部材66は、耐熱性を有するゴム状弾性体製のものであってよく、このシール部材66の配置位置が、排気ガスによって高温になるラジアルタービン部20より離れていることにより、ゴム状弾性体製のシール部材66の使用が温度的に可能になる。
蓋体60Bの下側部分には空気入口67が形成されている。カバー本体60Aの上側部分には空気出口68が形成されている。
図4に示されているように、シール室63の空気入口67は、吸気通路101の途中に設けられている遠心式コンプレッサ部30より吸気流れで見て下流側、つまり、エンジン100の吸気ポート(図示省略側)で、スロットバルブ102より上流側に、導管71によって連通接続されている。
導管71の途中には、気密カバー60のシール室63に流れる空気流量を計量する空気流量計量手段として、流量コントロールバルブ72が設けられている。流量コントロールバルブ72は、吸気通路101より導管71へ流れる空気の流量を制限し、吸気損失を抑える。
シール室63の空気出口68は、吸気流れで見て遠心式コンプレッサ部30より上流側に設けられた吸入空気量検出手段であるエアフローメータ103と遠心式コンプレッサ部30との間の吸気通路101に、導管73によって連通接続されている。
上述したように、軸受スリーブ52の軸受孔53のベアリングハウジング11外に対する開口部分が、気密カバー60に収容され、気密カバー60によって覆われていることにより、ベアリングハウジング11内を流れる排気ガスが、軸受スリーブ52の軸受孔53に、操作軸47との間に存在する軸受間隙を通ってベアリングハウジング11外に漏れ出しても、この漏洩ガスは気密カバー60のシール室63内に留まり、大気中に直接漏出することがない。これにより、いかなる条件下に於いても、例えば、エンジン停止直後においても、大気中の排気ガス漏れがない。
遠心式コンプレッサ部30より下流側の吸気通路101を流れる吸気の一部は、導管71を通り、流量コントロールバルブ72によって流量を計量されつつ、空気入口67よりシール室63に取り入れられる。シール室63に入った空気は、シール室63を流れ、シール室63内の漏洩ガスと共に空気出口68より導管73を通って吸気通路101に戻される。
これにより、気密カバー60部分の冷却(空冷)が行われる共に、シール室63内の換気(掃気)が行われるようになり、気密カバー60内が高い排気ガス濃度雰囲気になることがない。シール室63を流れた空気は、大気中に放出されずに空気出口68より吸気通路101に戻されるから、この空気に排気ガスが混じっていても、大気汚染の原因になることがない。
これにより、ノズル用アクチュエータ57の出力ロッド58のシール部材66が、万一、シール不良を起こしても、空気入口67に近い側にあって空気によって十分に希釈された排気ガスの漏洩になり、排気ガス漏洩汚染につながることがない。
また、シール室63を空気が流れることにより、シール室63、気密カバー60の冷却も行われる。これにより、シール室63に納められている内部操作レバー54、連結ピン55、アジャスタブル連結部材56等や、シール部材66の熱害が防止される。
シール室63を流れた空気の吸気通路101に対する戻しは、エアフローメータ103と遠心式コンプレッサ部30との間、つまり、エアフローメータ103より下流側に行われるから、エアフローメータ103が戻し空気の流量を重複計測することがない。
これにより、戻し空気によってエアフローメータ103による吸入空気量の計測値と実吸入空気量とが相違することがなく、吸入空気量の計測エラーによって空燃比制御等のエンジン制御上の不具合を生じることもない。
流量コントロールバルブ72は、吸気通路101より導管71へ流れる空気の流量を、シール室63内の換気に必要な最小限度の流量に制限するよう、計量流量を設定されていればよい。これにより、シール室換気のための吸気循環による吸気損失が最小限に抑えられ、エンジンの出力低下を最小限に抑えることができる。なお、流量コントロールバルブ72は、流量計量を行う固定絞り要素であってもよい。
また、シール室63には、遠心式コンプレッサ部30より下流の圧力上昇した空気が導入されるので、シール室63の内圧が高くなり、ラジアルタービン部20の排気ガス漏れ量が少なく、過給機10のタービン効率の向上が図られる。
図5は、本発明による過給装置付き内燃機関の他の実施形態を示している。なお、図5において、図4に対応する部分は、図4に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。本実施形態で用いられる過給機10は、上述の実施形態のものと同一であってよい。
本実施形態では、シール室63の空気入口67に、先端74Aを大気開放された大気導入管74が接続され、シール室63への空気取り入れ(新気導入)を大気中より直接行うになっている。
大気導入管74の途中には、気密カバー60のシール室63に流れる空気流量を計量する空気流量計量手段として、流量コントロールバルブ75が設けられている。流量コントロールバルブ75は、大気導入管74よりの新気取り入れ量を制限する。
シール室63の空気出口68は、吸気流れで見てエアフローメータ103より上流側の吸気通路101に、導管76によって連通接続されている。
本実施形態では、大気導入管74より新気(空気)が、流量コントロールバルブ75によって流量を計量されつつ、空気入口67よりシール室63に取り入れられる。シール室63に入った空気は、シール室63を流れ、シール室63内の漏洩ガスと共に空気出口68より導管76を通ってエアフローメータ103より上流側の吸気通路101に入る。
これにより、本実施形態でも、気密カバー60部分の冷却(空冷)が行われる共に、シール室63内の換気(掃気)が行われるようになり、気密カバー60内が高い排気ガス濃度雰囲気になることがない。シール室63を流れた空気は、大気中に放出されずに空気出口68より吸気通路101に戻されるから、この空気に排気ガスが混じっていても、大気汚染の原因になることがない。この場合、低負荷状態からシール室63内の漏洩ガスを引くことができ、吸気損失によるエンジン出力低下もない。また、シール室63を流れる空気は、直接の外気導入で、温度が低いから、気密カバー60部分の冷却効果が高い。
シール室63を流れた空気の吸気通路101に対する戻しは、エアフローメータ103より上流側に行われるから、エアフローメータ103は大気導入管74からの新気の流量も適切に計測する。
これにより、本実施形態でも、空気によってエアフローメータ103による吸入空気量の計測値と実吸入空気量とが相違することがなく、吸入空気量の計測エラーによって空燃比制御等のエンジン制御上の不具合を生じることもない。
本発明による過給装置付き内燃機関の他の実施形態を、図6、図7を参照して説明する。なお、図6、図7において、図3、図4に対応する部分は、図3、図4に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
本実施形態では、気密カバー60に空気出口68だけが設けられ、空気入口67は設けられていない。空気出口68は、導管77によって、遠心式コンプレッサ部20およびスロットルバルブ102より吸気流れで見て下流側の機関吸気通路、例えば、吸気マニホールド104の集合管部に連通接続されている。
本実施形態では、吸気マニホールド104の吸気負圧がシール室63に導入され、吸気負圧によって気密カバー内のガス引きが行われる。これにより、低負荷状態からシール室63内の漏洩ガス引きが行われ、気密カバー60内が高い排気ガス濃度雰囲気になることがない。
本実施形態では、新気導入が行われず、シール室63より機関吸気通路へ新気(戻し空気)が流れないから、新気導入が行われるものに比して配管構造が簡単で、エアフローメータ103による吸入空気量の計測値と実吸入空気量とが相違する原因を作ることがなく、エンジン制御上の不具合を生じることがない。また、吸気損失によるエンジン出力低下もなく、遠心式コンプレッサ部30がシール室63よりの漏洩ガスによって汚損される虞もない。
本実施形態では、エアフローメータ103の計測値より求めた吸入空気量(質量流量)Gairをスロットルバルブ102より下流側の吸気圧PBAと吸気温度THによって補正することが好ましい。
Gair_cyl=Gair_cyl+ΔGair_turbo
吸入空気量補正値ΔGair_turboは、ΔGair_turbo∝A・SQTR(Patm−PBA)・γair{1/(Ne/60)}となるため、吸入空気量補正値ΔGair_turboを、エンジン回転数Neとスロットルバルブ102より下流側の吸気圧PBAとで予めマップ化してエンジン制御装置の記憶手段に格納しておき、吸気温度THによって密度補正を行う。
吸気圧PBA、吸気温度TH、エンジン回転数Neは、各々、センサ計測値によるものであり、Patmは大気圧、γairは空気密度、Aは導管77の通路断面積である。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の実施形態、変形例で実施することができる。例えば、ハウジング内に設けられてタービン状態を可変設定する可変機構は、複数個のノズルベーン41による可変ノズル機構に限られることはなく、たとえば、ガス入口通路25の一方の壁面を構成する円環状、筒状の部材がタービン軸線方向に移動することによりガス入口通路25の流路面積を変化させるもの等であってもよい。軸受部に挿通される操作部材は、回転可能な軸体に限られることはなく、軸線方向に移動するロッド部材であってもよい。
本発明で云う軸受部が貫通するハウジングは、過給装置に関連して排気ガスが流れる部材であり、タービンハウジング以外に、ウエストゲートバルブ装置のバルブハウジングを含むものである。ウエストゲートバルブ装置の場合、バルブ操作レバーが回動可能に貫通する部位のバルブハウジングの外側に、気密カバーが取り付けられればよい。
本発明による過給装置付き内燃機関の可変ノズル式過給機を示す斜視図である。 本発明による過給装置付き内燃機関の可変ノズル式過給機の一つの実施形態を示す断面図である。 本実施形態による過給装置付き内燃機関の可変ノズル式過給機の要部の拡大断面図である。 本実施形態による過給装置付き内燃機関の機関システム図である。 本発明による過給装置付き内燃機関の他の実施形態を示す機関システム図である。 本発明による過給装置付き内燃機関の他の実施形態における可変ノズル式過給機の要部の拡大断面図である。 他の実施形態による過給装置付き内燃機関の機関システム図である。
符号の説明
10 可変ノズル式過給機
11 ベアリングハウジング
12 タービンハウジング
13 コンプレッサハウジング
20 ラジアルタービン部
21 タービンインペラ
25 ガス入口通路
30 遠心式コンプレッサ部
31 コンプレッサインペラ
46 内部操作レバー部材
47 操作軸
48 ノズル操作機構室
52 軸受スリーブ
53 軸受孔
54 外部操作レバー
57 ノズル用アクチュエータ
60 気密カバー
63 シール室
67 空気入口
68 空気出口
72 流量コントロールバルブ
100 内燃機関本体(エンジン)
101 吸気通路
102 スロットルバルブ
103 エアフローメータ

Claims (4)

  1. ハウジング内にタービン状態を可変設定する可変機構を具備し、前記ハウジングに当該ハウジングを内外に貫通する軸受部が設けられ、前記軸受部に挿通された操作部材が前記ハウジングの外部より変位操作されることにより、前記可変機構を前記ハウジングの外部より操作するよう構成され、前記ハウジングの外側に、前記軸受部の前記ハウジング外に対する開口部分を収容して当該軸受部の開口部分を覆う気密カバーが設けられた過給装置を有し、
    前記気密カバーに空気入口と空気出口とが設けられ、前記空気入口は機関吸気通路に設けられる前記過給装置のコンプレッサ部より吸気流れで見て下流側の機関吸気通路に連通し、前記空気出口は吸気流れで見て前記のコンプレッサ部より上流側に設けられた吸入空気量検出手段と前記コンプレッサ部との間の機関吸気通路に連通していることを特徴とする過給装置付き内燃機関。
  2. ハウジング内にタービン状態を可変設定する可変機構を具備し、前記ハウジングに当該ハウジングを内外に貫通する軸受部が設けられ、前記軸受部に挿通された操作部材が前記ハウジングの外部より変位操作されることにより、前記可変機構を前記ハウジングの外部より操作するよう構成され、前記ハウジングの外側に、前記軸受部の前記ハウジング外に対する開口部分を収容して当該軸受部の開口部分を覆う気密カバーが設けられた過給装置を有し、
    前記気密カバーに空気入口と空気出口とが設けられ、前記空気入口は大気開放され、前記空気出口は機関吸気通路に設けられた吸入空気量検出手段より吸気流れで見て上流側の機関吸気通路に連通していることを特徴とする過給装置付き内燃機関。
  3. 前記空気入口に空気を導く流路中あるいは前記空気出口より空気を前記機関吸気通路に導く流路中に、前記気密カバーに流れる空気流量を計量する空気流量計量手段を有する請求項1または2に記載の過給装置付き内燃機関。
  4. ハウジング内にタービン状態を可変設定する可変機構を具備し、前記ハウジングに当該ハウジングを内外に貫通する軸受部が設けられ、前記軸受部に挿通された操作部材が前記ハウジングの外部より変位操作されることにより、前記可変機構を前記ハウジングの外部より操作するよう構成され、前記ハウジングの外側に、前記軸受部の前記ハウジング外に対する開口部分を収容して当該軸受部の開口部分を覆う気密カバーが設けられた過給装置を有し、
    前記気密カバーにガス出口が設けられ、当該ガス出口が機関吸気通路に設けられる前記過給装置のコンプレッサ部より吸気流れで見て下流側の機関吸気通路に連通していることを特徴とする過給装置付き内燃機関。
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