JPWO2013031344A1 - 成形加工用アルミニウム塗装板材 - Google Patents

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Abstract

成形加工用金型への耐ワックス堆積性に優れた成形加工用アルミニウム塗装板材を提供し、また、樹脂塗膜上に塗布されたアウターワックスが、成形加工時において金型側に剥ぎ取られるのを、効果的に抑制乃至は阻止され得るアルミニウム塗装板材を提供する。アルミニウム板材の片面又は両面に樹脂塗膜が形成され、更にそのような樹脂塗膜表面を含む板材の全面にアウターワックス層が形成されてなるアルミニウム塗装板材にして、かかるアルミニウム板材の表面粗さ:Ra(μm)と、アウターワックス層のワックスの融点:MP(℃)と、アウターワックス層の片面当りの塗布量:W(mg/m2)とは、次式:−12.3Ra−0.5MP+0.2W≰−30.0(但し、Ra=0.2〜0.7μm、MP=60〜80℃、W=5〜50mg/m2)を満足するように構成する。

Description

本発明は、成形加工用アルミニウム塗装板材に係り、特に、アルミニウム塗装板材の成形加工に際して、その表面に形成されたアウターワックス層から、ワックスが成形金型に付着し、堆積するのを効果的に抑制乃至は阻止せしめることの出来る技術に関するものである。
従来から、アルミニウム若しくはアルミニウム合金からなる板材(以下、アルミニウム板材とも称する)は、軽量で、適度な機械的特性を有し、且つ美観、成形加工性、耐食性等にも優れた特徴を有しているところから、各種容器類、建材、家電部材、自動車部材等の素材として広く用いられてきている。特に、コイル状としたアルミニウム板材をプレス加工機械等に連続的に供給して、目的とする成形加工を行う生産方式は、生産性の向上を図り得るために、上記の用途に広く採用されている。
また、そのような用途に用いられるアルミニウム板材においては、耐食性や耐溶出性を更に向上させたり、外観を向上させたり、更には傷付きを防止する等のために、その表面に所定の樹脂塗料が塗装されて、樹脂塗膜が形成されることとなることが多い。なお、その際に、アルミニウム板材には、通常、何等かの下地処理、例えばリン酸クロメート、クロム酸クロメート、リン酸亜鉛、又はリン酸ジルコニウム等による処理が、施されることとなることも、よく知られているところである。
ところで、上記のようなアルミニウム板材に対して樹脂塗装やプレス加工を施す際に、それらの前後関係により、アルミニウム缶蓋や一部の熱交換器フィンのように、樹脂塗装を施してからプレスするプレコート方式と、アルミニウム缶ボデーや自動車パネルのように、プレスした後に塗装を施すポストコート方式の二つの方式が、採用されている。
そのなかで、プレコート方式では、塗装されたアルミニウム板材(アルミニウム塗装板材)のプレス成形性を向上させるために、所定の樹脂塗膜からなる被覆膜表面に潤滑剤の層を形成させることが、一般的に行なわれている。具体的には、被覆用の樹脂塗料の成分に植物系ワックス、動物系ワックス、鉱物系ワックス、又は石油系ワックス等をインナーワックスとして添加して塗装した後、焼付けによりワックス成分を被覆膜表面に析出させる方法や、塗装後の被覆膜表面に石油系ワックス等をアウターワックスとして塗布する方法等が採用されているのである。更に、そのようなインナーワックスとアウターワックスとを併用する手法も採用されている。そして、これらの方法によれば、アルミニウム塗装板材に潤滑性が付与されることとなるところから、プレス成形性の向上に所定の効果を期待することが出来、その結果として、製品品質の安定性や、プレス金型の寿命の延長等に寄与することとなる。
そして、そのような潤滑剤層の形成に関しては、従来から種々の提案が為されており、例えば特開2002−283496号公報(特許文献1)には、樹脂被覆膜の樹脂固形分に対して0.2重量%のラノリンをインナーワックスとして添加した上に、パラフィンワックス又はマイクロクリスタリンワックスをアウターワックスとして10〜100mg/m2 の量において塗布する方法が、提案されている。また、特開2005−314450号公報(特許文献2)、特開2005−314451号公報(特許文献3)、特開2007−320206号公報(特許文献4)等には、カルナウバワックスとパラフィンワックスとの溶融混合ワックス組成物を用いることによって、耐カジリ性や耐ビルドアップ性の改善に効果があることが、明らかにされている。
しかしながら、かくの如き従来技術においては、以下に指摘せる如き、アルミニウム塗装板材の成形加工における要請に充分に応え得るものではなく、そこには、各種の問題点を内在するものであった。
すなわち、近年において、プレコート方式にて得られるプレコート材を用いたプレス加工製品には、使用原材料の低減によるコストダウン及び取り扱い性の向上等の観点から、その軽量化が進められ、板厚薄肉化等の対策が検討されている。そして、そこでは、薄板でありながら、従来と同等若しくはそれ以上の製品強度を得るために、製品の形状が工夫され、ますます複雑な形状が採用されてきているのである。また、生産能率の向上のために、プレス成形速度の高速化も進み、加工精度に対する要求も厳しくなっていることに対応して、プレス金型の設計がより高度になっているのである。
このため、上記したプレコート材のプレス加工等の成形加工において、板面へ加わる圧力が高くなる傾向があるが、その際、従来からのアルミニウム塗装板材を適用すると、加工時に強い力を受ける部分、例えばアルミニウム缶蓋におけるカール部や、チャックウォール部、スコア部、リベット部等において、その成形加工に用いられた金型に、アルミニウム塗装板材のワックス成分が移行して堆積する問題が内在している。そして、そのような金型内でワックスが堆積する部位は、成形時に板面と強く接し且つ板面が摺動する部位であり、板面に付着しているワックスが金型のR部で強く剥ぎ取られることによるものである。また、かかるワックス堆積の要因としては、金型温度や成形時の板温の影響も挙げることが出来る。
ところで、プレコート材において一般に使用されているワックスには、石油系のパラフィン、マイクロクリスタリン、ポリエチレン、PTFE付加ポリエチレン、ペトロレータム、エステルワックス等があり、また、天然系としてはカルナウバ、ラノリン等がある。その中で、融点は低いものでラノリンの38℃から、高いものではポリエチレンの110℃まで広範囲に及んでいる。
また、金型温度は、夏季には45℃にまで達するようになるところから、融点が低いワックスにあっては、夏季の高温の環境下では軟化又は融解し、金型のR部で削ぎ取られ易くなり、金型へ堆積する等の悪影響を及ぼし易いのである。更に、缶蓋材のアウターワックスには、n−パラフィンワックスを主組成とするものが頻度良く使用されており、例えば融点58℃のものや、融点62℃のものがあるが、その中で、融点が58℃のn−パラフィンワックスにおいて、その軟化温度は熱分析により30〜35℃と考えられており、そのために、成形時の金型や板温がそれ以上の温度に達すると、板表面のワックスが軟化し、金型により剥ぎ取られ易くなって、金型へ堆積することとなる。
そして、そのような金型へ堆積したワックスは、成形中において製品側へ再付着して歩留まりを低下せしめたり、その堆積したワックスがプレスで型押しされる等して、製品形状や外観を損ねる不具合を生じさせているのである。
特開2002−283496号公報 特開2005−314450号公報 特開2005−314451号公報 特開2007−320206号公報
ここにおいて、本発明は、かかる事情を背景にして為されたものであって、その解決課題とするところは、成形加工用金型への耐ワックス堆積性に優れた成形加工用アルミニウム塗装板材を提供することにあり、また、樹脂塗膜上に塗布されたアウターワックスが成形加工時において金型側に剥ぎ取られるのを、効果的に抑制乃至は阻止し得るアルミニウム塗装板材を提供することにもある。
そして、本発明にあっては、かくの如き課題の解決のために、アルミニウム若しくはアルミニウム合金からなる板材の片面又は両面に樹脂塗膜が形成され、更に該樹脂塗膜表面を含む前記板材の全面にアウターワックス層が形成されてなるアルミニウム塗装板材にして、該アルミニウム若しくはアルミニウム合金からなる板材の表面粗さ:Ra(μm)と、前記アウターワックス層のワックスの融点:MP(℃)と、前記アウターワックス層の片面当りの塗布量:W(mg/m2 )とが、次式(I):
−12.3Ra−0.5MP+0.2W≦−30.0 ・・・(I)
(但し、Ra=0.2〜0.7μm、MP=60〜80℃、W=5〜50mg/m2
を満足するように構成したことを特徴とする成形加工用アルミニウム塗装板材を、その要旨とするものである。
なお、かかる本発明に従う成形加工用アルミニウム塗装板材の望ましい態様の一つによれば、前記アウターワックス層を構成するワックスは、石油系ワックスであり、また、前記アウターワックス層を構成するワックスの軟化温度は、40℃以上であることが、望ましい。
また、本発明に従う成形加工用アルミニウム塗装板材の他の望ましい態様の一つによれば、前記樹脂塗膜の形成に用いられる樹脂塗料には、インナーワックスが含有せしめられている。
さらに、本発明にあっては、樹脂塗膜の形成に先立って、有利には、前記アルミニウム若しくはアルミニウム合金からなる板材の表面に対して、下地処理が施されることとなる。
そして、前記樹脂塗膜は、アルミニウム若しくはアルミニウム合金からなる板材に対して、樹脂塗料を焼き付けることによって、有利に形成されるのである。
加えて、本発明によれば、上述の如き成形加工用アルミニウム塗装板材は、缶蓋の製造に好適に用いられることとなり、また、目的とする成形品を得るために、金型を用いたプレス成形操作が有利に採用されるのである。
このように、本発明に従う成形加工用アルミニウム塗装板材にあっては、それを与えるアルミニウム若しくはアルミニウム合金からなる板材、即ちアルミニウム板材の表面粗さ(Ra)が、0.2〜0.7μmとなるように調整されると共に、その上に、所定の樹脂塗膜を介して形成されるアウターワックス層を与えるワックスの融点(MP)が60〜80℃であり、その塗布量(W)が5〜50mg/m2 となる条件下において、それらが、前記式(I)を満足するように構成されているところから、成形時にアウターワックスが板面側へ導入される空間を効果的に確保することが出来ることとなり、以て、金型側へのアウターワックスの堆積を抑制乃至は阻止することが可能となるのであり、また、そのようなアウターワックスの金型への堆積に基づくところの成形時の押し込み不良や型離れ不良等の問題の発生が、極力少なく為され得ることとなったのである。
しかも、本発明に従って、アウターワックス層が、60℃〜80℃の高融点のワックスにて、片面当り5mg/m2 〜50mg/m2 の割合において塗布されて、形成せしめられるようにすることによって、金型や板の高温化に基づくところの熱的変化を受け難くなるのであり、これによって、板表面のアウターワックスは金型に剥ぎ取られることなく、従って金型へ堆積することなく、適正な潤滑を実現して、有効な成形操作を進行せしめることが出来るようになるのである。
示差走査熱量測定において一つの吸熱ピークが認められるワックスについての、軟化温度及び融点を示す模式図である。 示差走査熱量測定において二つの吸熱ピークが認められるワックスについての、軟化温度及び融点を示す模式図である。
先ず、かかる本発明において、目的とする成形加工用アルミニウム塗装板材を与えるアルミニウム若しくはアルミニウム合金からなる板材(アルミニウム板材)は、アルミニウム塗装板材の用途に応じて、純アルミニウムや各種のアルミニウム合金を材質とするものであるが、一般に、JIS規格の3000系や5000系のアルミニウム合金が好適に用いられることとなる。
そして、そのようなアルミニウム板材は、目的とする成形加工用アルミニウム塗装板材の表面に、本発明に従って有効な粗さを現出すべく、0.2μm以上、好ましくは0.3μm以上、0.7μm以下の表面粗さ(Ra)を有するように調整される。なお、そのような特定の板表面粗さ(Ra)は、アルミニウム板材を鋳塊から圧延により製造するに際して、その圧延条件等を適宜に選定することにより、従来と同様にして実現され得るものであって、例えば圧延ロールの研磨の程度(ロール粗度)を調節したり、圧下率や潤滑油の塗布量、粘度を調節したりして、目的とする板表面粗さ(Ra)を実現することが可能である。
このような表面粗さのアルミニウム板材を用いることにより、目的とするアルミニウム塗装板材の表面に有効な粗さを現出させて、成形時にアウターワックスを板面側へ導入し得る空間が有利に確保され得ることとなって、金型側への堆積を抑制することが可能となるのである。けだし、プレス成形の如き成形加工において、アルミニウム塗装板材の板表面は金型に高面圧で接しており、表面のワックスを剥ぎ取るようにして成形されることとなるのであるが、板と金型との隙間が充分に確保されておれば、金型及び板の高温化により軟化した板表面のワックスは、金型に剥ぎ取られることなく、そのまま板表面に残留して、金型には堆積せず、適正な潤滑を得ることが出来るからである。
また、板面粗さは、アルミニウム板材とアルミニウム塗装板材でほぼ相関しており、アルミニウム板材の表面粗さ(Ra)を設定することで、アルミニウム塗装板材に有効な表面粗さを付与することが出来るところから、本発明においては、アルミニウム板材の表面粗さ(Ra)を0.2μm以上、好ましくは0.3μm以上、0.7μm以下となるように調整することによって、樹脂塗装・ワックス塗布後の板材の表面粗さ(Ra)が、大略、0.2μm以上、0.6μm以下の有効な粗さとなるように構成して、金型との間に充分な隙間を確保して、板表面のワックスが金型に剥ぎ取られないようにされている。
なお、そのようなアウターワックス塗布後のワックス層表面の粗さ、換言すればアウターワックス層の形成後のアルミニウム塗装板材の板表面粗さ(Ra)が小さくなり過ぎると、成形時に掻き取られたワックスが板表面に逃げ込む有効な空間を確保することが困難となり、金型側へワックスが堆積する恐れが生じるようになる。また、そのようなアウターワックス塗布後の板表面粗さ(Ra)が大きくなり過ぎると、板表面特性を悪化させ易くなることに加えて、板面光沢における正反射率の増大及び方向性が強くなり、例えば0°や90°での正反射率の差が大きくなって、表面検査機での誤排出が多くなる等の問題が惹起され易くなる。
そして、本発明に従う成形加工用アルミニウム塗装板材は、上記した表面粗さ(Ra)を有するアルミニウム板材を用いて、その片面又は両面に所定の樹脂塗膜が形成され、更に、その樹脂塗膜表面を含む板材の全面にアウターワックス層が形成されて、構成されるものであるが、そこにおいて、樹脂塗膜は、エポキシ樹脂、エポキシ/アクリル樹脂、エポキシ/尿素樹脂、エポキシ/フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニル樹脂、ウレタン樹脂、フッ素系樹脂等の公知の樹脂を含む、一般的な水性若しくは溶剤系の樹脂塗料を用いて、上記したアルミニウム板材表面に塗布し、乾燥した後に、200〜300℃程度の温度にて焼き付けることによって、形成されることとなる。そして、ここで用いられる樹脂塗料には、有利には、従来と同様なカルナウバワックス、ラノリンワックス、ポリエチレンワックス、マイクロクリスタリンワックス等のインナーワックスが含有せしめられていることが望ましく、その含有量は、塗膜樹脂100重量部に対して0.1〜3重量部の割合であることが好ましい。これによって、後の成形加工をより有利に行なうことが可能となるのである。
なお、かかる樹脂塗膜の形成に先立って、アルミニウム板材の表面に対して、公知のクロメート処理やノンクロメート処理の如き下地処理を実施して、クロメート皮膜やノンクロメート皮膜等の下地皮膜を形成することが有利に採用され、これによって、樹脂塗膜の密着性の向上や成形加工性の向上が図られることになる。また、そのような下地処理に先立って、アルミニウム板材には、アルカリ脱脂等の公知の前処理も有利に適用されることとなる。
次いで、所定の樹脂塗膜が片面又は両面に形成されてなるアルミニウム板材には、その樹脂塗膜表面を含むアルミニウム板材の全面に、所定のアウターワックスが塗布されて、そのような板材の成形加工性が高められることとなるのであるが、特に、本発明にあっては、融点が60℃以上、好ましくは65℃以上、80℃以下であるワックス、特に石油系ワックスが好適に用いられ、これによって、成形用金型への耐ワックス堆積性が相乗的に向上せしめられ得るのである。けだし、金型及び板の高温化はワックスの軟化を促進し、金型によりワックスが掻き取られ易くなるところから、軟化温度が金型や板の使用環境温度以上のワックスを板面に塗布すれば、熱的変化を被ることなく、プレス成形の如き成形操作が可能になり、ワックスの堆積を防止することが出来るからである。即ち、パラフィンワックスやマイクロクリスタリンワックス(マイクロワックス)等の公知の(石油系)ワックスの中から、融点が60℃以上、特に65℃以上のワックスを選択して用いれば、その軟化温度が40℃程度以上となり、これによって熱的変化を受け難くなって、金型により剥ぎ取られ難くすることが出来、以て成形用金型への耐ワックス堆積性の向上に効果的に寄与することが出来るのである。
なお、そのようなアウターワックス層を形成するワックスの融点が、60℃よりも低くなると、金型や板の使用環境温度によりワックスが軟化して、金型へ堆積し易くなるのであり、またワックスの融点が80℃を超えるようになると、ワックスを熱溶融させて塗布する際の加熱温度が、そのようなワックスの融点よりも更に高い温度となるために、塗布作業に様々な問題を惹起する他、樹脂塗膜にインナーワックスとして添加されているカルナウバワックス等がアウターワックス中へ溶出し、それがプレス成形の際に金型へ堆積し易くなる等の問題を惹起するようになる。
ここで、本明細書及び請求の範囲におけるワックスの融点及び軟化温度は、何れも、昇温速度:10℃/分の条件で実施される示差走査熱量測定(DSC)によって求められるものである。図1及び図2は、各々、本発明におけるアウターワックス層において使用可能なワックスの示差走査熱量測定の結果を、模式的に示すグラフである。それら図1及び図2から明らかなように、ワックスの種類によっては、示差走査熱量測定において二以上の吸熱ピークが発現する場合がある。このため、本明細書及び請求の範囲における軟化温度とは、示差走査熱量測定の昇温中に出現する最初の吸熱ピーク曲線において、該曲線の立上がりからピークに至る間の曲線における傾きが最大となる接線(図1及び図2における一点鎖線)と、ベースライン(図1及び図2における二点鎖線)との交点に対応する温度を、意味する(図1及び図2を参照)。
また、そのようなアウターワックス層を与えるワックスの塗布量は、金型へのワックス堆積性に影響しており、そのワックス塗布量の少ない方が、堆積し難くなり、有利ではあるが、余りにも少なくなると、成形加工性に悪影響をもたらすようになるところから、本発明においては、5mg/m2 以上、50mg/m2 以下のワックス塗布量とされることとなる。なお、このワックスの塗布量が50mg/m2 を超えるようになると、金型にワックスが堆積し易くなる問題があり、またワックス塗布量が5mg/m2 よりも少なくなると、成形加工性に問題を生じる他、成形後の製品搬送や、その後の成形加工等で傷付き易くなる等の問題を惹起する。
そして、本発明にあっては、上記せる如き、アルミニウム板材の表面粗さ(Ra)とアウターワックスの融点(MP)とアウターワックス層の片面当りの塗布量(W)とが、下記の式(I)を満足するように組み合わせ、これによって、得られる成形加工用アルミニウム塗装板材における成形加工用金型への耐ワックス堆積性を、有利に向上せしめ得たのである。
−12.3Ra−0.5MP+0.2W≦−30.0 ・・・(I)
ここで、上記した式(I)の左辺の値が−30.0よりも大きくなると、以下に述べるワックス堆積性の評価における鋼球へのワックス付着面積が多くなり、その結果、耐ワックス堆積性が低下することとなる。
ところで、ワックスの硬さは、針入度(JIS K2235)にて評価され、アウターワックスとして塗布されるパラフィンワックスやマイクロクリスタリンワックス等の石油系ワックスは、一般に高融点のもの程、かかる針入度が小さい値を示し、硬くなるが、成形加工用アルミニウム塗装板材の表面のワックスは、硬いほうがプレス成形後も塗膜表面に残存しているところから、成形後も良好な潤滑性を維持し、搬送における耐傷付き性にも優れる特徴を発揮することとなる。
また、アルミニウム塗装板材の一つの用途である缶蓋においては、飲料等の内容物を注ぎ出す際に、その注ぎ口付近の塗膜表面の接触角が低いと、内容物が缶胴を伝ってこぼれる不具合が発生するようになるのであるが、ワックスの塗布により、塗膜表面の接触角が高くなるようにすることによって、水を弾き易くなる方向とすることが出来、以て、内容物の取り出し性の改善を図ることが出来る状況下において、本発明に従って、より高融点なパラフィン等の石油系ワックスをアウターワックスとして用いると、それは、成形後も塗膜表面に残存し易く、そのために、内容物の取り出し性をより一層有利に改善し得ることとなるのである。
なお、金型へのワックス堆積性については、一般に、鋼球摺動試験によるラボ簡易試験によって、その評価が可能である。それは、成形時の金型のR部と板面の摺動を模した試験であって、金型R部を想定した鋼球を用いて、板面上を一定荷重で摺動させて、鋼球に付着したワックスの付着面積を測定することにより、評価するものである。そして、実際のプレス成形におけるアルミニウム塗装板材のワックス堆積性について、ワックス塗布量と上記の鋼球摺動試験によるワックス付着面積との関係を調べた、下記のワックス堆積性の評価試験の結果からも、その関連性を認めることが出来、そこでは、ワックスの堆積しないアルミニウム塗装板材を得るためには、鋼球へのワックス付着面積が0.05mm2 以下となるようにする必要があることが理解されるのである。
−ワックス堆積性の評価試験−
先ず、板表面粗さ(Ra)が0.20μm〜0.25μmであるアルミニウムコイル材(材質:JIS−A5182、厚さ:0.25mm)を準備した。次いで、このアルミニウムコイル材に対して、日本ペイント(株)製サーフクリーナを用いて、65℃で4秒間浸漬処理することからなるアルカリ脱脂処理を施した後、更に、日本ペイント(株)製アルサーフを用いて、45℃で3秒間浸漬処理することからなるリン酸クロメート処理を施した。そして、その得られたリン酸クロメート処理アルミニウムコイル材に対して、DIC(株)製エポキシ樹脂系水性塗料(外面側塗料名:9K−544、内面側塗料名:9K−564)を用いて、外面側及び内面側共に4.5g/m2 の割合で塗布した後、250℃で20秒間加熱することにより硬化させて、それぞれの面に樹脂塗膜を形成した。更にその後、それぞれの面の樹脂塗膜上に、融点が62℃であるn−パラフィンワックス(日本精蝋(株)製SP0145)を用いて、それを70℃で熱溶融した後、ロールコート法により、それぞれ、5、10、15、20、25、又は30mg/m2 の割合にて塗布することにより、アウターワックス層が所定厚さで両面に設けられた各種のアルミニウム塗装板材を作製した。
かくして得られた各種のアルミニウム塗装板材について、下記の実プレス成形におけるワックス堆積有無試験法及び鋼球摺動試験法に従って、それぞれ、ワックス堆積性の評価を行った。
(1)実プレス成形におけるワックス堆積有無試験法
上記で得られたアルミニウム塗装板材を用いて、ラボ簡易プレス機にて、連続成形を行った。成形操作は、金型をヒータで45℃に加熱しながら、成形速度:200ショット/分にて、50000ショット行った後、金型へのワックス堆積の有無を目視で観察して、その結果を、下記表1に示した。
(2)鋼球摺動試験法
HEIDON試験機を用いて鋼球摺動試験を実施して、鋼球表面に付着したワックスの面積を求めた。具体的には、それぞれの試験片(アルミニウム塗装板材)を50℃に加温し、接触子として鋼球(材質:SAJ2、直径:4.8mm)を用いて、荷重:500gfにて、一定方向に1250mm摺動させ、その時の鋼球に付着したワックスの面積を画像解析にて求めて、その結果を、下記表1に示した。
Figure 2013031344
かかる表1の結果から明らかなように、ワックスの塗布量が少ないと、鋼球へのワックス付着面積が少なく、また金型へのワックス堆積量も少なくなることが認められる。そして、金型へのワックス堆積量を少なくするには、鋼球へのワックス付着面積が0.05mm2 程度以下であることが必要であることも、認めることが出来る。
以下に、本発明に従う幾つかの実施例を示し、上記した鋼球へのワックス付着面積等の評価を行って、本発明の特徴を更に明確にすることとするが、本発明が、そのような実施例の記載によって、何等の制約をも受けるものでないことは、言うまでもないところである。
先ず、板表面粗さ(Ra)が0.11μm〜0.64μmの各種のアルミニウム板材(材質:JIS A5182、厚さ:0.25mm)を、圧延条件を調節することにより、それぞれ準備した。次いで、それら各種のアルミニウム板材を、先の「ワックス堆積性の評価試験」における試料作製の場合と同様にして、下地処理(脱脂+クロメート処理)を施し、更に塗装処理を両面に施して、エポキシ樹脂塗膜が両面に形成されてなるアルミニウム板材(塗装板材)を作製した。
次いで、その得られた各種のアルミニウム塗装板材に対して、下記表2及び表3に示される各種のアウターワックスを用いて、所定の塗布量において両面に塗布することにより、各種の供試材を作製した。なお、ここで用いたアウターワックスは、何れも、n−パラフィンワックスであって、市販品である日本精蝋株式会社製の#115(融点:47℃、軟化温度:19℃)、#135(融点:58℃、軟化温度:34℃)、SP0145(融点:62℃、軟化温度:41℃)、#155(融点:69℃、軟化温度:49℃)、SP0165(融点:74℃、軟化温度:62℃)の中より、選択されている。また、使用した各アウターワックスの融点及び軟化温度は、昇温速度:10℃/分の条件下で示差走査熱量測定(DSC)を実施し、測定されたものである。
なお、それぞれのアルミニウム塗装板材に各ワックスを塗布するに際しては、溶剤(ヘキサン)中へ各ワックスを所定量溶解させた後、バーコータにより、樹脂塗膜上に塗布せしめ、その後、自然乾燥させることにより、各ワックスの薄膜層(アウターワックス層)を、それぞれ、目的とするアルミニウム塗装板材に形成せしめた。また、その塗布量の調整は、溶剤中へのワックス溶解量によって行った。
さらに、アルミニウム板材(元板)の板表面粗さ(Ra)や、アウターワックス層を形成した後の塗装板の板表面粗さ、換言すればアウターワックス層の表面粗さ(Ra)は、それぞれ、JIS B0601に従って測定することにより求めた。なお、測定方向は、板材の圧延方向に対して垂直として、5mm測定時の平均表面粗さ:Ra(μm)を求めて、それぞれの板表面粗さとした。また、各ワックスの針入度は、JIS K2235に準じて、求めたものである。
そして、このようにして所定のワックスが塗布された、各種のアルミニウム塗装板材からなる供試材について、前記した鋼球摺動試験法により、ワックス堆積性の評価を行うと共に、それぞれの供試材について、鋼球摺動試験後における板表面の傷付きの発生の有無を目視にて観察し、それらの結果を、下記表2及び表3に併せ示した。
Figure 2013031344
Figure 2013031344
かかる表2及び表3の結果から明らかなように、アルミニウム板材(元板)の表面粗さ(Ra)が0.2〜0.7μmの範囲内で、アウターワックスの融点(MP)が60℃以上で、且つ前記式(I)を満足する供試材1〜13、19〜20、22及び24においては、何れも、鋼球へのワックス付着面積が0.05mm2 以下の良好な値を示し、金型へのワックス堆積量を少なくすることが出来ることが認められた。特に、供試材1〜7及び19、20、22においては、融点が65℃以上のワックスが用いられていることによって、鋼球へのワックス付着面積において更に優れた結果が得られている。これに対して、供試材14〜18及び21、23、25、26においては、元板や樹脂塗装・ワックス塗布後の板表面粗さ(Ra)が小さ過ぎたり、また前記式(I)から外れたりしているため、鋼球へのワックス付着面積が0.05mm2 を超え、これによって金型へのワックス堆積量が多くなるものと考えられる。

Claims (8)

  1. アルミニウム若しくはアルミニウム合金からなる板材の片面又は両面に樹脂塗膜が形成され、更に該樹脂塗膜表面を含む前記板材の全面にアウターワックス層が形成されてなるアルミニウム塗装板材にして、
    該アルミニウム若しくはアルミニウム合金からなる板材の表面粗さ:Ra(μm)と、前記アウターワックス層のワックスの融点:MP(℃)と、前記アウターワックス層の片面当りの塗布量:W(mg/m2 )とが、次式:
    −12.3Ra−0.5MP+0.2W≦−30.0
    (但し、Ra=0.2〜0.7μm、MP=60〜80℃、W=5〜50mg/m2
    を満足するように構成したことを特徴とする成形加工用アルミニウム塗装板材。
  2. 前記アウターワックス層を構成するワックスが、石油系ワックスである請求項1に記載の成形加工用アルミニウム塗装板材。
  3. 前記アウターワックス層を構成するワックスの軟化温度が、40℃以上である請求項1又は請求項2に記載の成形加工用アルミニウム塗装板材。
  4. 前記樹脂塗膜の形成に用いられる樹脂塗料に、インナーワックスが含有せしめられている請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載の成形加工用アルミニウム塗装板材。
  5. 前記アルミニウム若しくはアルミニウム合金からなる板材の表面に対して、下地処理が施されている請求項1乃至請求項4の何れか一つに記載の成形加工用アルミニウム塗装板材。
  6. 前記樹脂塗膜が、前記アルミニウム若しくはアルミニウム合金からなる板材に対して、樹脂塗料を焼き付けることによって形成されている請求項1乃至請求項5の何れか一つに記載の成形加工用アルミニウム塗装板材。
  7. 缶蓋の製造に用いられる請求項1乃至請求項6の何れか一つに記載の成形加工用アルミニウム塗装板材。
  8. 金型を用いたプレス成形操作が施される請求項1乃至請求項6の何れか一つに記載の成形加工用アルミニウム塗装板材。
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