JPWO2013031016A1 - 吸引式煙感知システム - Google Patents

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Abstract

高い精度で且つ迅速に煙を検知し、迅速に火災発生場所を特定する。本願発明の吸引式煙感知システムは、各検査対象領域の空気を吸引する配管と、上記各検査対象領域の空気を吸引する際に当該空気中の煙の混入を感知する光電式煙感知器と、上記検査対象領域の空気を吸引すると共に上記光電式煙感知器と電気的に接続して検出信号を受信して処理する制御部とを備えた。上記光電式煙感知器は、吸引した空気中の煙を感知する煙感知部と、当該煙感知部の空気流入側に設けられ、上記検査対象領域の空気を直接吸引すると共に上記検査対象領域に延びた吸引管の基端部を嵌合する吸引口と、上記煙感知部の空気流出側に設けられ、上記配管の端部に嵌合する嵌合口とを備えた。

Description

本発明は、検査対象領域の空気を吸引すると共にその空気の吸引の際に煙を感知する吸引式煙感知システムに関するものである。
吸引式煙感知システムは、検査対象領域に配管を設けて、当該検査対象領域の空気を吸引して当該空気中に混入した煙を検知するシステムである。この吸引式煙感知システムの例としては特許文献1がある。この特許文献1のシステムを以下に概説する。
本システムは、空気の吸引孔が複数穿設されて、ネットワーク状に敷設されているエアーサンプリング管と、このエアーサンプリング管に接続されてエアーサンプリング管へ空気を吸引させる空気吸引装置と、上記エアーサンプリング管の内部に分散配置された複数の煙検知器と、いずれかの上記煙検知器からの検知信号を受信して表示する表示装置とを備えている。
特開平09−147255号公報
上述した従来の吸引式煙感知システムでは、エアーサンプリング管で広い範囲の空気を吸引して、煙検知器で煙の混入を検知することができるが、検査対象領域が細分化されている場合等においては、最適な対応が難しくなる。
例えば、狭い検査対象領域が多数存在する場合は、煙を検知しても、その検知現場が分かりづらく、火災発生場所が特定しづらい。
エアーサンプリング管の吸引孔と煙検知器との距離が遠いと、煙が希釈されてしまうため、高い精度での煙検知が容易でない。
エアーサンプリング管の複数の吸引孔と煙検知器との間の各距離に大きな違いがあると、煙の希釈化の程度が変わり、検知性能が変わってしまうことがある。
検査対象領域が広くて、エアーサンプリング管の吸引孔と煙検知器との距離が遠いと、煙を感知するまでに時間がかかり、火災の早期発見が難しくなる。
また、火災により発生する煙の量が少ない、特殊な検査対象領域の場合は、高い精度で煙を検知するのが容易でない。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、高い精度で且つ迅速に煙を検知すると共に火災発生場所を特定することができる吸引式煙感知システムを提供するものである。
かかる課題を解決するために、本願発明の吸引式煙感知システムは、各検査対象領域の空気を吸引する配管と、上記各検査対象領域の空気を吸引する際に当該空気中の煙の混入を感知する光電式煙感知器と、上記検査対象領域の空気を吸引すると共に上記光電式煙感知器と電気的に接続して検出信号を受信して処理する制御部とを備えた。上記光電式煙感知器は、吸引した空気中の煙を感知する煙感知部と、当該煙感知部の空気流入側に設けられ、上記検査対象領域の空気を直接吸引すると共に上記検査対象領域に延びた吸引管の基端部を嵌合する吸引口と、上記煙感知部の空気流出側に設けられ、上記配管の端部に嵌合する嵌合口とを備えた。
本発明によれば、高い精度で且つ迅速に煙を検知することができるようになる。さらに、迅速に火災発生場所を特定することができるため、速やかな対応が可能になる。
本発明の第1実施形態の吸引式煙感知システムを示す構成図である。 本発明の第1実施形態の光電式煙感知器を示す断面図である。 本発明の吸引式煙感知システムの配管構成例を示す構成図である。 本発明の吸引式煙感知システムの配管構成例を示す構成図である。 本発明の吸引式煙感知システムの配管構成例を示す構成図である。 本発明の第1実施形態の煙感知部を示す側面断面図である。 図6の煙感知部の平面断面図である。 本発明の第2実施形態の煙感知部を示す側面断面図である。 従来の光電式煙感知器の発光素子の光源の特性を示すグラフである。 本発明の第2実施形態の光電式煙感知器の発光素子の光源の特性を示すグラフである。 本発明の第1変形例に係る光電式煙感知器の平面断面図である。 本発明の第2変形例に係る光電式煙感知器の平面断面図である。
1 吸引式煙感知システム
2 サンプリング管
3 光電式煙感知器
4 制御部
6 煙感知部
7 吸引口
8 嵌合口
9 吸引管
10 接続管
12 空間
13 空間
14 空気吸い込み口
16 筺体
16a 検出領域側内壁
17 発光素子
18 受光素子
19,20 反射部材
19a、20a 反射面
21 発光素子収容部
22 光学的窓部
23 受光素子収容部
23a 突起部
24 対物レンズ
25 遮蔽板
27,28 ラビリンス片
27a 突起部
31 上記発光素子
32 受光素子
33 遮蔽板
34 レンズ
35 受光素子収容部
35a 傾斜部材
35b 傾斜面
37 反射部材
37a 反射面
38 反射部材
38a 反射面
(A)第1実施形態
以下に、本発明の第1実施形態について説明する。本発明の吸引式煙感知システムは、検査対象領域を特定してその領域の煙を高い精度で迅速に感知するシステムである。この吸引式煙感知システムは、各検査対象領域の空気をそれぞれ吸引すると共にその空気の吸引の際に煙を感知する。
吸引式煙感知システム1は、図1に示すように主に、サンプリング管2と、光電式煙感知器3と、制御部4とを備えて構成されている。なお、吸引式煙感知システム1を各検査対象領域に具体的に設置する場合には、上記構成以外にも必要な構成があり得るが、それらはすべて公知の構成であるため、ここでは省略する。以下においても同様である。
サンプリング管2は、検査対象領域に臨ませて配設されて、この検査対象領域の空気を吸引するための配管である。サンプリング管2は、検査対象領域に合わせて配設されている。検査対象領域は、1つであることもあり、複数であることもある。サンプリング管2は、これらの検査対象領域に合わせて配設される。サンプリング管2は、複数種類の長さの管材で構成されている。
また、サンプリング管2から検査対象領域まで吸引管9(図4参照)を設ける場合もある。これにより、後述する光電式煙感知器3の各嵌合口8に上記サンプリング管2を、光電式煙感知器3の吸引口7に吸引管9を適宜接続して、種々の検査対象領域に合わせた配管構成に組み立てる。
このサンプリング管2の配管構成としては種々のものがあるが、例えば図1に示すように、L字型に構成する。L字型の接続管10の両側にサンプリング管2を接続してL字型に折り曲げて、L字型の配管構成にしている。接続管10の基端側のサンプリング管2には制御部4が接続されている。接続管10の先端側には、サンプリング管2と光電式煙感知器3が交互に接続されている。具体的には、光電式煙感知器3の各嵌合口8にサンプリング管2がそれぞれ接続されて、検査対象領域に合わせて配管を構成している。サンプリング管2を検査対象領域に合わせて長く接続する場合もある。接続管10の先端側に、さらに接続管10や他の角度の接続管を用いて、サンプリング管2を検査対象領域に合わせて曲がりくねらせることもある。
また、図3に示すように検査対象領域が広い空間の場合は、複数(図3では5台)の光電式煙感知器3を、サンプリング管2で接続して一定間隔を空けて設置する。
また、図4のように検査対象領域が、複数台配設された受電設備等の狭い空間12に分かれている場合は、各光電式煙感知器3の吸引口7に吸引管9をそれぞれ接続して各吸引管9を各空間12内まで延ばす。
図5のように検査対象領域が、横に広くて縦に狭い空間13を複数段に積層した構成の場合は、各空間13に光電式煙感知器3がそれぞれ位置するように配設する。具体的には、各光電式煙感知器3をサンプリング管2で接続し、各光電式煙感知器3の吸引口7に吸引管9をそれぞれ接続して、各吸引管9を各空間13内に配設する。各吸引管9には、一定間隔を空けて空気吸い込み口14を設ける。
上記以外にも、種々の配管構成が可能である。即ち、検査対象領域に合わせて各光電式煙感知器3を配置し、これらの光電式煙感知器3と制御部4とをサンプリング管2で適宜接続する種々の配管構成が可能である。
光電式煙感知器3は、制御部4が、サンプリング管2を介して各検査対象領域の空気を吸引する際に当該空気中の煙の混入を感知するための装置である。光電式煙感知器3は、上記各検査対象領域に臨ませた状態で上記サンプリング管2に取り付けられている。さらに、光電式煙感知器3は、吸引式煙感知システム1の配管を構成する複数のサンプリング管2を適宜接続するための接続手段としての機能を有する。各光電式煙感知器3には、アドレスがそれぞれ設定されている。制御部4は、このアドレスによって光電式煙感知器3の位置を正確に特定できるようになっている。各光電式煙感知器3にアドレスを設定する手段としては、公知の手段すべてを用いることができる。
光電式煙感知器3は図2に示すように主に、煙感知部6と、吸引口7と、嵌合口8とを備えて構成されている。
煙感知部6は、吸引した空気中の煙を感知するための装置である。この煙感知部6の具体的な構成は後述する。
吸引口7は、上記検査対象領域の空気を直接吸引するための開口である。また、吸引口7は、上記検査対象領域に延ばして配設される吸引管9の基端部を嵌合するための開口でもある。この吸引口7は、煙感知部6の空気流入側に設けられている。
吸引口7は、円筒状に形成され、その一方が開口している。この吸引口7は、検査対象領域に向けて開口するように設けられ、周辺の空気を吸引する。吸引口7に吸引管9が嵌合される場合は、この吸引管9の先端開口の周辺の空気を吸引する。吸引口7は、煙感知部6に接続されている。これにより、煙感知部6側から空気が吸引されることで、上記吸引口7の周辺又は吸引管9の先端開口の周辺の空気が吸引されて、煙感知部6に流入する。
嵌合口8は、サンプリング管2の端部に嵌合して、吸引式煙感知システム1の配管構造を作り上げるための開口である。嵌合口8は、煙感知部6の空気流出側に設けられている。嵌合口8は、煙感知部6の空気流出側に1つだけ設けられる場合もあるが、ここでは対向して2つ設けられている。この2つの嵌合口8にサンプリング管2を適宜接続する。また、吸引口7に吸引管9を適宜接続する。これにより、図3〜5に示すような種々の検査対象領域に合わせた配管構成に組み立てる。
制御部4は主に、検査対象領域の空気を吸引して、検出信号を処理するための装置である。制御部4は、他の機能を備える場合もあるが、ここでは主に上記2つの機能を備えている。即ち、制御部4は主に、サンプリング管2の基端部に接続して検査対象領域の空気を吸引する吸引装置(図示せず)と、光電式煙感知器3と電気的に接続して検出信号を受信して煙の有無を検知する煙検知装置としての機能を備えている。制御部4は、煙感知部6の受光素子18と電気的に接続されている。具体的には、サンプリング管2と別に信号線(図示せず)が配設されて、各煙感知部6の受光素子18と制御部4とが電気的に接続されている。これにより、制御部4は、各煙感知部6の位置を把握している。
煙感知部6は、火災発生に伴う煙を検出するための装置である。煙感知部6は、煙に対する感度を高めて、特殊な装置にも対応できるようにした。具体的には、一般家庭や公共施設等の人が集まる場所だけでなく、工場の半導体製造装置、工作機械、配電盤、工業用制御器などの、特殊な装置にも対応できるようにした。特に、火災が発生しても、煙の発生しづらい、又は発生量の少ない装置等に対応できるようにした。
煙感知部6は、光電式煙感知器3の筺体内に流入した煙を光によって検知する。光電式煙感知器3は、サンプリング管2が接続されて検査対象領域に配設されるため、小型である必要がある。このため、煙感知部6を小型に構成した。具体的には、煙感知部6は、図6,7に示すように主に、筺体16と、発光素子17と、受光素子18と、反射部材19,20とを備えて構成されている。
筺体16は、煙の混入した空気を内部に流入させるための部材である。筺体16は、上記発光素子17、受光素子18及び反射部材19を内部に備えている。なお、筺体16の上部には吸引口7に連通する通気孔16eが設けられている。また、筺体16の下部には嵌合口8に連通する通気孔16fが設けられている。
発光素子17は、検査光を煙の検出領域ARに出射するための素子である。発光素子17は、筺体16内の煙の検出領域ARに臨ませて設けられている。発光素子17は、発光素子収容部21によって、筺体16の内部空間の上方(図6中の左上方)の位置に設けられている。発光素子収容部21は、発光素子17から出射する検査光を前方へのみ出射させるように、発光素子17を収容している。発光素子収容部21の前方には、光学的窓部22が設けられている。
受光素子18は、発光素子17からの検査光が煙に当たって散乱した散乱光を受光して煙を検知するための素子である。受光素子18は、発光素子17の検査光の光路からそれた位置で上記検出領域ARに臨ませて設けられている。具体的には、受光素子18は、受光素子収容部23によって、筺体16の内部空間の左下方の位置に設けられている。受光素子収容部23には、その底部に受光素子18を収容し、その上部に対物レンズ24を取り付けている。受光素子収容部23の開口部には、散乱光が受光素子18に入射するのを防止する突起部23aが設けられている。
受光素子18は、上記検査光が煙に当たって散乱した散乱光を受光して煙を検知する。具体的には、発光素子17の光軸と受光素子18の光軸とは、ほぼ120度程度の角度で交差するように配設されており、その交差点近傍が煙の検出領域ARとなっている。これにより、検出領域ARに煙が存在すると、発光素子17からの検査光が煙で散乱し、その散乱光が受光素子18に到達して煙の存在を検知する。
受光素子18は、散乱光に入射により煙を感知するが、具体的には、散乱光の入射量が閾値を超えたとき、煙を感知した旨の検査信号を制御部4に送信する。受光素子18は、制御部4の制御によって、上記閾値を調整できるようになっている。これにより、受光素子18は、通常の閾値であって高い精度で煙を感知する設定から、閾値を上げて精度を落として低い精度で煙を感知する設定まで調整できるようになっている。なお、この精度を調整する機能は、制御部4に設けてもよい。具体的には、制御部4に閾値を設定すると共に、受光素子18での散乱光の入射量が変化したら、その入射量の大小に関係なくその検出信号を制御部4に送信するように設定する。そして、制御部4で、受光素子18からの検出信号を閾値で区別して煙の発生を検知するようにする。そして、この閾値を調整できるようにする。
発光素子17と受光素子18との間(検出領域ARの左隣の位置)には、発光素子17からの検査光が散乱することなく直接受光素子18に入射することを防止する遮蔽板25が設けられている。
受光素子収容部23の右方には、2個のラビリンス片27、28が設けられている。ラビリンス片27は、右上がり方向に傾斜させて形成され、下側からの空気流をその下面で右上方向に案内する。また、ラビリンス片27の上方向の端部は左上方向に曲がっている。ラビリンス片28は、ラビリンス片27に対して、左上の位置に、左上がり方向に傾斜させて形成されている。これらのラビリンス片27、28によって外乱光の侵入が防止される。
反射部材19,20は、上記発光素子17から出射した検査光を、上記受光素子18に入射しないように、この受光素子18からそらせて反射させる部材である。反射部材19,20は、上記検出領域AR(図6参照)を挟んで上記発光素子17と対向する位置である、筺体16の検出領域側内壁16aに設けられている。反射部材19,20は、図6に示すように、検出領域側内壁16aの上下方向全域に設けられている。さらに、反射部材19,20は、図7に示すように、平面形状がV字型に傾斜した反射面19a、20aを備えている。この反射面19a、20aは、発光素子17から出射した検査光を、受光素子18に向かわない方向に、受光素子18からそらせて反射させるための面である。反射面19aは、反射面20aよりも大きく形成されている。反射面19aは、筺体16の一方の側壁面16c側に設けられて、広い面積を占めている。反射面20aは、筺体16の他方の側壁面16d側に設けられて、反射面19aよりも狭い面積を占めている。これにより、発光素子17から出射した検査光は、2つの反射面19a、20aで変則的に反射するようになっている。そして、検査光を2つの反射面19a、20aで変則的に反射させることで、図7のように、反射光が、受光素子18に向かわない方向に(受光素子18からそらせて)反射するようになっている。2つの反射面19a、20aの面積や傾斜角は、発光素子17との関係で、反射光が受光素子18に向かわないように設定する。
なお、反射光の中には、V字型の反射面19a、20aで、2回反射することで、180度方向を変えて反射する光もある。しかし、検査光が、2回反射すると、輝度が大幅に減衰して、光量が大幅に減少する。このため、2回反射した反射光(二次反射光)が受光素子18に入射しても、極めて弱い光になるため、問題にならない。
また、上述した構成以外の部分は、特に限定されるものではない。本願発明の光電式煙感知器に組み込むことができる構成(既存の光電式煙感知器の周辺構成)はすべて本願発明に適用することができる。
以上のように構成された吸引式煙感知システム1では、次のように作用する。
制御部4が作動されて、サンプリング管2を介して吸引口7から検査対象領域の空気が吸引される。吸引口7に吸引管9が接続されている場合は、吸引管9の先端から配電盤等の内部の空気が吸引される。吸引された空気は、煙感知部6に流入する。
煙感知部6内では、発光素子17から検出領域ARに向けて出射した検査光は、当該検出領域ARを透過して反射部材19,20を照射する。また、側壁面16c,16dを照射する検査光もあるが、この光は、側壁面16c,16dで反射して反射部材19,20を照射する。
反射部材19,20では、V字型の反射面19a、20aで、光を変則的に反射させて、受光素子18に向かう反射光を無くす。反射光の一部は受光素子18に向かうが、そのような光は、上述のように2回以上反射して大幅に減衰しているため、問題にならない。
反射面19a、20aで反射された反射光は、対向する反射面20a、19aか、側壁面16c,16dを照射する。そして、反射面20a、19aで反射した反射光は、ほとんどが側壁面16c,16dを照射して、この側壁面16c,16dで反射する。また、側壁面16c,16dで反射した反射光も、ほとんどが対向する側壁面16c,16dを照射して、再び反射する。これにより、検査光の反射光は、検出領域ARの周辺に集まって反射を繰り返し、ほとんど受光素子18に入射しなくなる。
この状態で、外部から煙が侵入して、検出領域AR付近に達すると、発光素子17からの検査光が煙に当たって散乱し、その散乱光が受光素子18に入射して、煙を検知する。このとき、検出領域ARの周辺にも反射光が分布しているため、この部分でも散乱光が発生して、筺体16内の散乱光が増加する。
これにより、ノイズになる反射光が発光素子17に入射するのを大幅に減少させることができると共に煙による散乱光を増加させることができるため、受光素子18が、煙をより高い精度で感知する。
煙感知部6の感度を落としている場合は、火災により大量の煙が発生した場合に、その煙を感知する。
そして、煙感知部6が煙を感知した場合は、検出信号を制御部4に送信する。制御部4は、煙を感知した煙感知部6の位置をアドレスによって把握しているため、検出信号の受信を受けて、火災の発生及び火災の位置を特定する。そして、必要に応じて、火災の発生及び位置情報を表示したり送信したりする。
これにより、検査対象領域の状況に応じた感度の煙感知部6が、検査対象領域で即座に煙の発生の有無を検知して、火災を早期に発見することができる。
従来のサンプリング配管を使用するタイプの煙感知システムでは、サンプリングホール数が増加すると、煙が希釈されるため、煙発生から煙検知までに時間がかかる。また、サンプリング配管の配管長が長くなると、煙が煙感知器まで到達するのに時間がかかり、検出時間の遅延が生じる。例えば、煙感知システムの一例として、アラーム感度を0.2%/mに設定し、サンプリングホールを30個設けた場合、煙感知器に最も近い場所であっても、0.75%/mの濃度の煙を6個のホールから吸引しなければ、煙感知して警報を発しなかった。また、煙感知器に最も遠い末端部分では、煙感知して警報を発するのに必要なホールの数がさらに増えた。特に配管全長45mの場合は、警報を発するのに8個のホールが必要となり、煙感知までに1分20秒という、非常に長い時間がかかった。
これに対して、本実施形態の吸引式煙感知システム1では、サンプリング配管のサンプリングホールが光電式煙感知器3に置き換わっているため、煙発生現場においてその近傍の光電式煙感知器3で直接煙を検知することが可能となる。このため、サンプリングホールの増加による煙の希釈や、サンプリング配管の配管長の延長による検出時間の遅延という問題は起きない。サンプリング配管をどれだけ長くしても検出時間の遅延は起きない。また、それぞれの光電式煙感知器3がアドレスを持っているため、煙の発生している場所の特定も容易になる。
即ち、高い精度で且つ迅速に煙を検知すると共に火災発生場所を特定することができるようになる。
また、検査対象領域が、例えば工場等であって、通常の作業においても多少の煙が発生するような場合には、上記閾値を上げて煙感知部6の感度を下げることで、検査対象領域の状況に応じて適切な煙検知が可能になる。
この結果、従来の光電式煙感知器と同様に装置を小型に保ちながら、高い精度で且つ迅速に煙を検知すると共に火災発生場所を特定することができるようになる。

(B)第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態は、光電式煙感知器3の煙感知部6を改良したものである。具体的には、煙感知部6の光源と、遮蔽板と、ラビリンス等の突起部とを改良したものである。
本実施形態では、図8に示すように、上記発光素子31の光源の光量を増加させた。さらに、光源の指向性を強めた。検査光の出射角度も絞った。具体的には、図9の従来の光源に比べて図10のように、指向性を強めて、細い光にした。即ち、従来の検査光よりも細くて強い検査光にした。
図8の遮蔽板33は、上記発光素子31と受光素子32との間に設けられて、発光素子31からの検査光が直接受光素子32に入射するのを防止するための部材である。
遮蔽板33は、上記発光素子31側に設けられてこの発光素子31側に近づけ、受光素子32から遠ざけている。
受光素子32は、そのレンズ34の焦点距離を短くして受光素子収容部35の全長を縮めて、当該受光素子32を上記遮蔽板33から遠ざけるように構成されている。これにより、受光素子32の前方を広げて、光入射角度を広げている。この光入射角度は、光が入射できる角度、即ち受光素子32に入射する散乱光の入射角である。この光入射角度を広げることにより、受光素子32に取り込むことができる散乱光の量、即ち信号量を増やしている。
受光素子収容部35内のうちレンズ34の内側には、傾斜部材35aが設けられている。傾斜部材35aは、レンズ34の周縁部を内側から覆うように配設されている。傾斜部材35aの表面には、円錐状(テーパ状)の傾斜面35bが設けられている。この傾斜面35bは、受光素子収容部35内に入射した反射光を受光素子収容部35外へ反射するための反射面である。発光素子31からの検査光が筺体16内で反射した場合、その反射光はほとんど上記遮蔽板33等により遮られるが、一部は受光素子収容部35内に入射することがある。そして、このような反射光は、レンズ34の周辺に入射することが多い。このため、レンズ34の周辺に設けた傾斜面35bが、受光素子収容部35内に入射した反射光を外へ反射させて、受光素子32に入射するのを防止している。なお、この傾斜面35bは、光を反射できればよいが、効率的に反射させるために鏡面仕上げにしてもよい。
さらに、図6に示すラビリンス片27の突起部27aと、受光素子18の開口の突起部23aは、無くしている。これらの突起部27a,23aは、検査光を反射させて、受光素子32に入射させる可能性があるためである。
以上の構成の煙感知部6では、煙が検出領域ARに流入すると、強い光である検査光がこの煙に当たって散乱光を発する。この散乱光は、検査光に比例して強い光になり、受光素子32に入射する。
さらに、受光素子32は、光入射角度が広いため、より多くの散乱光を取り込んで、煙を検知する。
これにより、ノイズになる反射光が受光素子32に入射するのを大幅に減少させることができると共に受光素子32に入射する散乱光を増加させることができるため、煙をより高精度に検出することができるようになる。
この結果、上記第1実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。

(C)変形例
上記各実施形態等に係る発明では、煙感知部6が反射部材19,20等の構成要件を備えて構成したが、第1実施形態及び第2実施形態の煙感知部6に限らず、第1実施形態の煙感知部と第2実施形態の煙感知部のすべての構成を組み合わせてもよい。他の組み合わせにしてもよい。上記各実施形態に記載の発明を構成する要件のうち、いずれか1つ又はいずれか2つ以上を適宜組み合わせて煙感知部6を構成してもよい。この場合も、上記各実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。
上記第1実施形態では、煙感知部6の反射部材19,20により、V字型の反射面19a、20aを備えたが、図11に示すように、1つの大きな反射部材37によって1つ反射面37aを備えるようにしてもよい。これにより、検査光は、反射面37aで反射してすべて側壁面16dを照射してこの側壁面16dで反射される。そして、二次反射光は大幅に減衰する。この構成の場合も、上記第1実施形態と同様の作用、効果をすることができる。
また、図12に示すように、反射部材38によって湾曲した反射面38aを備えるようにしてもよい。さらに、反射面38aを、反射望遠鏡の凹面鏡のように、反射光が検出領域ARやその周辺に集まるように形成してもよい。即ち、筺体16内に流入した煙による散乱光をより多く発生させるように、検出領域ARやその周辺に、検査光及び反射光を集まるように、反射面38aを湾曲させて構成してもよい。この場合において、反射面38aを鏡面にしてもよい。反射面38aを鏡面にすることで、より多くの反射光を検出領域ARやその周辺に集めることができる。
これらの構成により、さらに高い精度で煙を検知することができるようになる。
上記各実施形態では、光電式煙感知器3を複数設けた場合を例に説明したが、光電式煙感知器3が1つだけの場合にも本願発明の吸引式煙感知システム1を用いることができる。
上記各実施形態では、各光電式煙感知器3毎に個別に感度を調整することができるため、各検査対象領域の状況に応じて最適な感度に調整することができる。例えば、火災と関係のない煙が普通に発生するような場所では、感度を下げる。火災以外の煙が一切出ない場所においては、感度を上げる。特に、火災が発生してもあまり煙が出ない場所では、感度を最大限に上げる。1つの場所に複数の検査対象領域がり、その各検査対象領域の状況が、個別に異なる場合は、それぞれの検査対象領域の状況に応じて、各光電式煙感知器3の感度を調整する。これにより、最適な煙感知のシステムを構築することができる。
上記各実施形態では、制御部4を、煙を検知する機能等を有する装置として説明したが、これ以外に、火災発生及び発生位置を表示する表示部を備えてもよい。これにより、作業者は、どこで火災が発生したかを容易に把握でき、迅速な消火活動が可能になる。
また、制御部4に、火災の発生を報知する報知器を備えてもよい。他の場所へ放置するための送信機を備えてもよい。これにより、迅速な消火活動が可能になる。

Claims (11)

  1. 1又は複数の検査対象領域に臨ませて配設され上記各検査対象領域の空気を吸引する配管と、
    上記各検査対象領域に臨ませた状態で上記配管に取り付けられ、上記各検査対象領域の空気を吸引する際に当該空気中の煙の混入を感知する光電式煙感知器と、
    上記配管の基端部に接続して上記検査対象領域の空気を吸引すると共に上記光電式煙感知器と電気的に接続して検出信号を受信して処理する制御部とを備え、
    上記光電式煙感知器が、吸引した空気中の煙を感知する煙感知部と、当該煙感知部の空気流入側に設けられ、上記検査対象領域の空気を直接吸引すると共に上記検査対象領域に延びた吸引管の基端部を嵌合する吸引口と、上記煙感知部の空気流出側に設けられ、上記配管の端部に嵌合する嵌合口とを備えたことを特徴とする吸引式煙感知システム。
  2. 請求項1に記載の吸引式煙感知システムにおいて、
    上記光電式煙感知器の上記嵌合口が対向して2つ設けられ、
    上記各嵌合口に上記配管を、上記吸引口に上記吸引管を適宜接続して、種々の検査対象領域に合わせた配管構成に組み立てることを特徴とする吸引式煙感知システム。
  3. 請求項1に記載の吸引式煙感知システムにおいて、
    上記制御部が、受信した検出信号の発信源である光電式煙感知器の位置情報から火災発生位置を特定することを特徴とする吸引式煙感知システム。
  4. 請求項1に記載の吸引式煙感知システムにおいて、
    複数の上記検査対象領域にそれぞれ設置された上記光電式煙感知器の煙感知部の感度を、各検査対象領域の状況に応じて最適な感度に調整することを特徴とする吸引式煙感知システム。
  5. 請求項1に記載の吸引式煙感知システムにおいて、
    上記光電式煙感知器の煙感知部が、
    煙の混入した空気を内部に流入させる筺体と、
    当該筺体内の検出領域に臨ませて設けられ検査光を当該検出領域に出射する発光素子と、
    当該発光素子の検査光の光路からそれた位置で上記検出領域に臨ませて設けられ、上記検査光が煙に当たって散乱した散乱光を受光して煙を検知する受光素子と、
    上記筺体内に設けられ、上記発光素子から出射した検査光を、上記受光素子に入射しないようにそらせて反射させる反射部材とを備えたことを特徴とする吸引式煙感知システム。
  6. 請求項5に記載の吸引式煙感知システムにおいて、
    上記反射部材が、上記検出領域を挟んで上記発光素子及び受光素子と対向する位置に設けられ、上記発光素子からの検査光を、上記受光素子に向かわない方向に反射させることを特徴とする請求項1に記載の吸引式煙感知システム。
  7. 請求項5に記載の吸引式煙感知システムにおいて、
    上記反射部材が、上記検出領域を挟んで上記発光素子及び受光素子と対向する位置に設けられ、上記発光素子からの検査光を、上記検出領域に集まる方向に反射させることを特徴とする吸引式煙感知システム。
  8. 請求項5に記載の吸引式煙感知システムにおいて、
    上記発光素子の光源の光量を増加させると共に指向性を強めたことを特徴とする吸引式煙感知システム。
  9. 請求項5に記載の吸引式煙感知システムにおいて、
    上記発光素子と受光素子との間に設けられて当該発光素子からの検査光が直接当該受光素子に入射するのを防止する遮蔽板を、上記発光素子側に近づけ、且つ上記受光素子のレンズの焦点距離を短くして当該受光素子を上記遮蔽板から遠ざけて、当該受光素子の光入射角度を広げたことを特徴とする吸引式煙感知システム。
  10. 請求項5に記載の吸引式煙感知システムにおいて、
    上記筺体内に、外乱光の侵入を防止して煙の侵入を許容するラビリンスを備え、当該ラビリンスの突起部及び上記受光素子の開口の突起部を無くしたことを特徴とする吸引式煙感知システム。
  11. 請求項5に記載の吸引式煙感知システムにおいて、
    上記受光素子がレンズと共に受光素子収容部内に装着されると共に、当該受光素子収容部内の上記レンズの内側に傾斜部材が設けられ、
    当該傾斜部材が、上記受光素子収容部内の上記レンズの周辺に入射した反射光を受光素子収容部外へ反射する傾斜面を備えたことを特徴とする吸引式煙感知システム。
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