JPWO2013027524A1 - 固体撮像素子 - Google Patents

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Abstract

ソースフォロアトランジスタが出力する信号から1/fノイズを効果的に低減する固体撮像素子を提供する。固体撮像素子は、第1導電型の基板10と、第1導電型とは異なる第2導電型の蓄積領域にキャリアを蓄積するフォトダイオードと、フォトダイオードから読み出されたキャリアが蓄積される浮遊拡散領域にゲート電極151が電気的に接続されるとともに第2導電型の埋め込みチャネルが形成されるソースフォロアトランジスタ15と、フォトダイオード及びソースフォロアトランジスタ15の活性領域の周囲に設けられる素子分離部21と、を備える。ソースフォロアトランジスタ15の埋め込みチャネルは、素子分離部21の側壁から離間して形成される。

Description

本発明は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサに代表される固体撮像素子に関する。
CMOSイメージセンサは、CCDイメージセンサと比べて、高速動作が可能であるとともに消費電力が小さいため、デジタルビデオカメラやデジタルスチルカメラ、監視カメラ、スキャナ、ファクシミリ、テレビジョン電話機、カメラ付き携帯電話機など、撮像機能を備えた様々な電子機器に搭載されている。
CMOSイメージセンサは、画素回路毎に増幅器(ソースフォロアトランジスタ)を備え、フォトダイオードの光電変換によって得られた電位による信号を、当該ソースフォロアトランジスタが増幅して出力する。しかし、当該ソースフォロアトランジスタにより増幅される信号には、ノイズが含まれることがある。具体的に、ソースフォロアトランジスタのゲート絶縁膜の界面の準位にキャリア(電子または正孔)が捕獲されたり放出されたりして抵抗が不規則に変動することで発生するランダムノイズである、1/fノイズ(フリッカノイズ)が、ソースフォロアトランジスタが出力する信号に含まれることがある。
この1/fノイズは、ソースフォロアトランジスタのゲート幅を大きくする(ゲート容量を大きくする)ことで、低減することができる。しかしながら、画素回路の小型化等の要請のため、1/fノイズが十分に低減されるまでゲート幅を大きくすることは、困難である。
そこで、例えば特許文献1及び2では、ソースフォロアトランジスタにおいて埋め込みチャネルが形成されるようにすることで、キャリアがゲート絶縁膜から離れた位置を通るようにして、1/fノイズを低減する固体撮像素子が提案されている。
ところで、画素回路中の素子の周囲には、寄生素子の形成等を防止する目的で、それぞれの素子を隔絶する素子分離部が設けられる。この素子分離部は、フォトダイオードの周囲にも設けられるが、当該素子分離部の界面準位にフォトダイオードの空乏層が接することで暗電流が発生し得るため、問題となる。
この暗電流は、フォトダイオードから十分離れた位置に素子分離部を設けることで、低減することができる。しかしながら、画素回路の小型化等の要請のため、暗電流が十分に低減されるまで素子分離部をフォトダイオードから離して設けることは、困難である。
そこで、例えば特許文献3では、フォトダイオードの周囲に設けられる素子分離部の周囲に高濃度の不純物層を形成することで、暗電流を低減する固体撮像素子が提案されている。
特開2005−286168号公報 特開2006−120679号公報 特開2008−91702号公報
上述の素子分離部は、フォトダイオードの周囲だけではなく、ソースフォロアトランジスタの付近にも形成される。素子分離部の界面は、結晶性が悪くなりやすいため、キャリアを捕獲したり放出したりする準位が形成されやすい。そのため、ソースフォロアトランジスタのチャネルが素子分離部の界面まで拡がるようなことがあると、当該界面にキャリアが捕獲されたり放出されたりすることに起因する1/fノイズが生じるため、問題となる。
そこで、本発明は、ソースフォロアトランジスタが出力する信号から1/fノイズを効果的に低減する固体撮像素子を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、第1導電型の基板と、
前記基板に形成され、前記第1導電型とは異なる第2導電型の蓄積領域に、光電変換によって生じたキャリアが蓄積されるフォトダイオードと、
前記基板に形成され、前記フォトダイオードから読み出された前記キャリアが蓄積される浮遊拡散領域にゲート電極が電気的に接続されるとともに、前記第2導電型の埋め込みチャネルが形成されるソースフォロアトランジスタと、
前記基板に形成され、少なくとも前記フォトダイオード及び前記ソースフォロアトランジスタの活性領域の周囲に設けられる素子分離部と、を備え、
前記ソースフォロアトランジスタの前記埋め込みチャネルが、前記素子分離部の側壁から離間して形成されることを特徴とする固体撮像素子を提供する。
なお、「第1導電型」及び「第2導電型」とは、p型及びn型である。例えば、「第1導電型」がp型であれば「第2導電型」はn型であり、「第1導電型」がn型であれば「第2導電型」はp型である。また、「第1導電型の基板」とは、基板の素子構造が形成される部分が第1導電型であることを示したものであり、全体が第1導電型である基板のみに限られず、ウェルが第1導電型である基板(例えば、全体が第2導電型となる基板に第1導電型の不純物を注入して第1導電型のウェルが形成された基板)も、当然に含まれる。
さらに、上記特徴の固体撮像素子において、前記ソースフォロアトランジスタの前記埋め込みチャネルは、前記第1導電型の前記基板の表面に前記第2導電型の不純物が注入されて成るチャネル形成領域内に形成され、
前記素子分離部の側方領域に、前記チャネル形成領域に含まれる前記第2導電型の領域を打ち消す濃度の前記第1導電型の不純物が、注入されていると、好ましい。
この場合、チャネル形成領域の拡がりを抑制することができる。そのため、素子分離部の側壁から離間した埋め込みチャネルを、精度良く形成することが可能になる。また、フォトダイオードにおける暗電流の発生を、抑制することが可能になる。
なお、チャネル形成領域は、第1導電型の基板の表面に第2導電型の不純物が注入されて成る領域であり、第2導電型の不純物が注入された第2導電型の領域と、その直下の第1導電型の領域とを含むものである。さらに、第2導電型の領域と第1導電型の領域との境界付近に、埋め込みチャネルが形成される。
さらに、上記特徴の固体撮像素子において、前記素子分離部の側方領域に注入されている前記第1導電型の不純物の濃度は、前記ソースフォロアトランジスタの前記チャネル形成領域に含まれる前記第2導電型の領域に注入されている前記第2導電型の不純物の濃度の、2倍以上であると、好ましい。
この場合、素子分離部の側壁から離間した埋め込みチャネルを、さらに精度良く形成することが可能になる。
さらに、上記特徴の固体撮像素子において、前記ソースフォロアトランジスタの前記チャネル形成領域は、最表面に前記第1導電型の不純物が注入されていると、好ましい。
この場合、基板の表面付近における導通状態のチャネルポテンシャルがより低くなり、導通状態のチャネルポテンシャルの最も大きくなる位置がより深くなる。したがって、ソースフォロアトランジスタにおいて、より効果的に埋め込まれた埋め込みチャネルを形成することができる。
さらに、上記特徴の固体撮像素子において、前記素子分離部の下方領域にも、前記第1導電型の不純物が注入されていると、好ましい。
この構造は、例えば、素子分離部の形成前に第1導電型の不純物を注入することで、得ることができる。
さらに、上記特徴の固体撮像素子において、前記基板に形成され、ソースが前記蓄積領域、ドレインが前記浮遊拡散領域である転送トランジスタと、
前記基板に形成され、ソースが前記浮遊拡散領域、ドレインが所定の電位となるリセットトランジスタと、
をさらに備えると、好ましい。
さらに、上記特徴の固体撮像素子において、前記リセットトランジスタは、前記第2導電型の埋め込みチャネルが形成されると、好ましい。
リセットトランジスタでは、素子分離部の側方領域に第1導電型の不純物が注入されることによる閾値電圧の変動に起因してリセットノイズが発生し得るが、ソースフォロアトランジスタと同様に第2導電型の不純物を注入して閾値電圧の調整を行うことで、当該リセットノイズを抑制することができる。
なお、この第2導電型の不純物の注入によって、リセットトランジスタがディプリージョン型になってもよい。この場合でも、バックゲートに印加される電位を適宜調整する等によって、所望のバイアス状態でリセットトランジスタを非導通状態にすることが可能である。
さらに、上記特徴の固体撮像素子において、前記転送トランジスタのソース及びドレインの離間方向が、前記ソースフォロアトランジスタのソース及びドレインの離間方向とは異なると、好ましい。
この場合、素子分離部の側方領域に対する第1導電型の不純物の注入方向を適宜選択することで、転送トランジスタ及びソースフォロアトランジスタのそれぞれの付近に注入される第1導電型の不純物の濃度を、部分的に制御することが可能になる。
さらに、上記特徴の固体撮像素子において、ドレインが前記ソースフォロアトランジスタのソースと共通する、または、ソースが前記ソースフォロアトランジスタのドレインと共通する選択トランジスタを、
さらに備えると、好ましい。
さらに、上記特徴の固体撮像素子において、前記選択トランジスタは、前記第2導電型の埋め込みチャネルが形成されると、好ましい。
さらに、上記特徴の固体撮像素子において、前記素子分離部が、酸化物または窒化物の少なくとも一方を含むSTI(Shallow Trench Isolation)であると、好ましい。
STIは、基板の深さ方向に伸びる構造であるため、埋め込みチャネルの拡がりを抑制する必要性が高い。したがって、STIを有する固体撮像素子に対して上記の特徴を採用すると、得られる1/fノイズの低減効果が大きいものとなる。
さらに、上記特徴の固体撮像素子において、前記埋め込みチャネルが形成される少なくとも1つのトランジスタのゲート電極は、その端部が前記素子分離部の直上から後退して形成されると、好ましい。
この場合、ゲート電極に印加される電位が、素子分離部の付近に印加され難くなるため、形成される埋め込みチャネルが、素子分離部の付近まで拡がり難くなる。したがって、1/fノイズを効果的に低減することが可能になる。
さらに、上記特徴の固体撮像素子において、前記埋め込みチャネルが形成される少なくとも1つのトランジスタのゲート電極の直下に設けられるゲート絶縁膜は、前記素子分離部に近い部分の厚さが、当該素子分離部から遠い部分の厚さよりも大きいと、好ましい。
この場合、ゲート電極に印加される電位が、素子分離部の付近に印加され難くなるため、形成される埋め込みチャネルが、素子分離部の付近まで拡がり難くなる。したがって、1/fノイズを効果的に低減することが可能になる。
上記特徴の固体撮像素子によれば、ソースフォロアトランジスタにおいて、素子分離部の側壁から離間した埋め込みチャネルが形成される。したがって、基板の表面(例えば、ゲート絶縁膜の界面)や素子分離部の界面の準位の影響を抑制することで、ソースフォロアトランジスタが出力する信号から1/fノイズを効果的に低減することが可能になる。
本発明の実施形態に係る固体撮像素子に備えられる1つの画素回路の概略構成例を示す回路図。 図1に示す画素回路の概略構造例を示す模式的な平面図。 ソースフォロアトランジスタとその周囲の構造の一例を示す要部断面斜視図。 ソースフォロアトランジスタのX方向に対して垂直な断面を示す断面図。 ソースフォロアトランジスタのY方向に対して垂直な断面を示す断面図。 素子分離部の周囲領域に対するp型の不純物の注入方法の一例を示す基板の断面図。 素子分離部の周囲領域に対するp型の不純物の注入方法の一例を示す基板の平面図。 素子分離部の周囲領域に対するp型の不純物の注入方法の別例を示す基板の断面図。 ソースフォロアトランジスタの構造の別例を示す断面図。 ソースフォロアトランジスタの構造の別例を示す要部断面斜視図。 ソースフォロアトランジスタの構造の別例を示す要部断面斜視図。 画素回路の概略構造の別例を示す模式的な平面図。
<<画素回路>>
<全体概略>
最初に、本発明の実施形態に係る固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)に備えられる1つの画素回路の概略構成例、概略動作例及び概略構造例について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る固体撮像素子に備えられる1つの画素回路の概略構成例について示す回路図である。
図1に示すように、画素回路1は、アノードが接地されるとともに光電変換によってキャリアを生成するフォトダイオード11と、フォトダイオード11のカソードにソースが接続される転送トランジスタ12と、転送トランジスタのドレインに接続される浮遊拡散領域13と、ソースが浮遊拡散領域13に接続されドレインに電源電位VDDが供給されるリセットトランジスタ14と、ドレインに電源電位VDDが供給されゲート電極が浮遊拡散領域13に電気的に接続されるソースフォロアトランジスタ15と、ソースフォロアトランジスタ15のソースにドレインが接続される選択トランジスタ16と、選択トランジスタ16のソースが接続される信号線17と、を備える。
以下では説明の具体化のため、画素回路1におけるキャリアが電子である場合について例示する。具体的には、画素回路1を構成するそれぞれの素子がp型の基板上に形成され、フォトダイオード11のキャリア(電子)の蓄積領域がn型であり、転送トランジスタ12、リセットトランジスタ14、ソースフォロアトランジスタ15及び選択トランジスタ16のそれぞれにおいて形成されるチャネルがn型である場合について例示する。
また、「p型の基板」とは、素子構造が形成される部分がp型である基板を示したものであり、全体がp型となる基板のみに限られず、ウェルがp型である基板(例えば、全体がn型となる基板にp型の不純物を注入してp型のウェルが形成された基板)も当然に含まれる。ただし、以下の説明において参照する各図では、基板の全体がp型であるかのように図示するものとする。
また、基板の材料として、Siを用いることができる。この場合、p型の不純物として、ホウ素などを用いることができる。またこの場合、n型の不純物として、リンやヒ素などを用いることができる。さらに、これらの不純物は、例えばイオン注入などの方法を適用することで、基板10内に注入することができる。なお、以下では説明の具体化のために、不純物の注入がイオン注入によって行われる場合について例示する。
次に、図1を参照して、画素回路1の概略動作例について説明する。まず、フォトダイオード11に光が入射すると、光電変換によって電子及び正孔が発生し、電子がn型の蓄積領域に蓄積される。このとき、転送トランジスタ12は、ゲート電極にローレベルの電位が印加されることで非導通状態になっている。
その後、転送トランジスタ12のゲート電極にハイレベルの電位が印加されると、転送トランジスタ12が導通状態になることで、フォトダイオード11の蓄積領域に蓄積された電子が浮遊拡散領域13に読み出される。これにより、浮遊拡散領域13の電位が、フォトダイオード11から読み出された電子の数(即ち、入射した光の量)に応じた電位になる。
ただし、フォトダイオード11から浮遊拡散領域13に電子が読み出される前に、リセットトランジスタ14のゲート電極にハイレベルの電位が印加されてリセットトランジスタ14が導通状態になることで、浮遊拡散領域13は所定の電位に設定(初期化)されているものとする。これにより、フォトダイオード11から電子が読み出された後の浮遊拡散領域13の電位が、当該所定の電位から、読み出された電子の数に応じた大きさだけ低下する。
そして、選択トランジスタのゲート電極にハイレベルの電位が印加されて、選択トランジスタ13が導通状態になると、ソースフォロアトランジスタ15は、ゲート電極に印加される浮遊拡散領域13の電位による信号を増幅する。ソースフォロアトランジスタ15によって増幅された信号は、選択トランジスタ13を介して信号線17に出力される。
次に、図2を参照して、上述した画素回路1の概略構造例について説明する。図2は、図1に示す画素回路の概略構造を示す模式的な平面図である。なお、図2は、基板の表面側から見た平面図である。
図2では、各トランジスタ12,14〜16において電子が移動する方向(ソース及びドレインが離間する方向)を太線の矢印で示している。また、図2では、各トランジスタ12,14〜16の各ゲート電極121,141,151,161(例えば、n型のポリシリコン)を、クロスハッチングを付した領域として示している。また、図2では、リセットトランジスタ14のドレイン電源電位VDDを供給する配線と、リセットトランジスタ14のソースとソースフォロアトランジスタ15のゲート電極151とを接続する配線と、ソースフォロアトランジスタ15のドレインに電源電位VDDを供給する配線と、選択トランジスタ16のソースと信号線17とを接続する配線と、のそれぞれを簡略化して太線で示している。
図2に示すように、フォトダイオード11や各トランジスタ12,14〜16の素子構造が形成される活性領域20A,20Bの周囲に、素子分離部21が設けられる。具体的には、フォトダイオード11、転送トランジスタ12、浮遊拡散領域13及びリセットトランジスタ14が接続されて成る構造が形成される活性領域20Aの周囲と、ソースフォロアトランジスタ15及び選択トランジスタ16が接続されて成る構造が形成される活性領域20Bの周囲に、素子分離部21が設けられる。なお、素子分離部21は、活性領域20A,20Bを除いて基板の全体に形成され得るが、図2では特に、活性領域20A,20Bの付近に形成される部分について斜線で図示している。また、図2では、各ゲート電極121,141,151,161が、活性領域20A,20Bの直上付近にのみ存在するように図示しているが、実際にはこれよりも延伸し得る。
また、活性領域20Aに含まれるフォトダイオード11、転送トランジスタ12及びリセットトランジスタ14は、共通の拡散層を有する。具体的には、フォトダイオード11の蓄積領域は、転送トランジスタ12のソースとなる。また、転送トランジスタ12のドレインは、浮遊拡散領域13となり、さらにリセットトランジスタ14のソースとなる。同様に、活性領域20Bに含まれるソースフォロアトランジスタ15及び選択トランジスタ16も、共通の拡散層を有する。具体的に、ソースフォロアトランジスタ15のソースは、選択トランジスタ16のドレインと共通する。
また、リセットトランジスタ14、ソースフォロアトランジスタ15及び選択トランジスタ16のそれぞれにおいて、電子は同様の方向(以下、X方向とする)に向かって移動する。一方、転送トランジスタ12では、X方向と異なる方向(図2に示す例では、X方向に対して45度傾いた方向)に電子が移動する。
素子分離部21は、それぞれのトランジスタ12,14〜16においてチャネルが形成される部分(図中の矢印の部分)の付近にも、設けられる。また、上記二つの活性領域20A,20Bは、X方向に対して垂直となる方向(以下、Y方向とする。)に並んで設けられている。ただし、X方向及びY方向は、基板の主面に対して平行な方向である。また、以下では、X方向及びY方向に対して垂直な方向(即ち、基板の主面に対して垂直な方向、深さ方向)を、Z方向とする。
また、素子分離部21は、例えばSTIであり、絶縁体として酸化物または窒化物の少なくとも一方を備える。具体的に例えば、素子分離部21は、基板を表面からZ方向に掘ることで形成したトレンチ内を、Siの酸化物であるSiOで埋めることによって形成される。
<ソースフォロアトランジスタ>
次に、図2に示したソースフォロアトランジスタ15とその周囲の構造の一例について、図面を参照して説明する。図3は、ソースフォロアトランジスタとその周囲の構造の一例を示す要部断面斜視図である。なお、図3では、ソースフォロアトランジスタ15及びその周囲における要部の、X方向に対して垂直な断面を前面として示している。
ソースフォロアトランジスタ15は、導通状態となったときにチャネルが形成されるチャネル形成領域152と、上述のゲート電極151と、基板10の表面上かつゲート電極151の下に形成されるゲート絶縁膜153と、を備える。
チャネル形成領域152は、p型の基板10の表面にn型の不純物が注入されて成る領域であり、当該n型の不純物が注入されたn型(n)の領域と、その直下のp型の領域とを含むものである。さらに、n型(n)の領域とp型の領域との境界付近に、チャネルが形成される。即ち、ソースフォロアトランジスタ15は、埋め込みチャネル型トランジスタとなる。
上述のように、素子分離部21は、埋め込みチャネルが形成される部分の付近にも設けられる。また、素子分離部21の周囲領域22(素子分離部21の側壁からY方向に拡がる側方領域と、素子分離部21の底面からZ方向に拡がる下方領域と、を併せた領域)は、p型の不純物が注入されてp型となっている。
素子分離部21の周囲領域22(特に、側方領域)に注入されるp型の不純物の濃度は、チャネル形成領域152に含まれるn型(n)の領域を打ち消す程度であると、好ましい。より具体的には、素子分離部21の周囲領域22(特に、側方領域)に注入されるp型の不純物の濃度が、チャネル形成領域152に含まれるn型(n)の領域に注入されるn型の不純物の濃度の2倍以上であると、好ましい。
例えば、基板10におけるp型の不純物の濃度が5×1016cm−3以上かつ5×1017cm−3以下、チャネル形成領域152に含まれるn型(n)の領域におけるn型の不純物の濃度が1×1017cm−3以上かつ8×1017cm−3以下、素子分離部21の周囲領域22におけるp型の不純物の濃度が5×1017cm−3以上かつ5×1018cm−3以下、素子分離部21の周囲領域22における幅(素子分離部21の側壁からの長さ)が50nm程度であると、好ましい。
次に、図4及び図5を参照して、ソースフォロアトランジスタ15を図3に示す構造にしたことで得られる効果について説明する。図4は、ソースフォロアトランジスタのX方向に対して垂直な断面を示す断面図である。図5は、ソースフォロアトランジスタのY方向に対して垂直な断面を示す断面図である。
また、図4及び図5では、ソースフォロアトランジスタ15の導通状態における、所定の方向(図4ではY方向、図5ではZ方向)に沿ったチャネルポテンシャルの変動を示すグラフを、断面図に併せて表示している。さらに、当該グラフとして、ソースフォロアトランジスタ15のグラフ(図中の太い実線)だけでなく、比較用の従来のソースフォロアトランジスタ(チャネル形成領域152におけるn型の不純物の注入や、素子分離部21の周囲領域22におけるp型の不純物の注入が行われない構造)のグラフ(図中の破線)と、を併せて表示している。なお、導通状態のチャネルポテンシャルが大きい(矢印の先端側となる)領域ほど、電子が安定して存在できる(チャネルが形成される)領域である。
また、図5に示すように、ソースフォロアトランジスタ15は、ゲート電極151のX方向における両端に備えられるサイドウォール154と、基板10の表面側に形成されソース及びドレインのそれぞれを構成するn型(n)の拡散領域155と、基板10の表面側かつサイドウォール154の直下に形成されて拡散領域155のそれぞれに接続するn型の薄拡散層156と、を備える。即ち、ソースフォロアトランジスタ15は、LDD(Lightly Doped Drain)構造となっている。
図4に示すように、従来のソースフォロアトランジスタでは、導通状態のチャネルポテンシャルが、Y方向に沿ってほぼ変動しないばかりか、素子分離部21の付近で僅かに大きくなる。そのため、素子分離部21まで拡がるチャネルが形成される。したがって、素子分離部21の界面の準位の影響を受けることで、従来のソースフォロアトランジスタが出力する信号は、1/fノイズを多分に含むものとなる。
一方、図4に示すように、ソースフォロアトランジスタ15では、導通状態のチャネルポテンシャルが、素子分離部21の周囲領域22の付近で最も低くなるとともに、素子分離部21から遠くなるほど大きくなる。そのため、素子分離部21から離れた領域(特に、チャネル形成領域152のY方向における中央部分)に、埋め込みチャネルが形成される。したがって、ソースフォロアトランジスタ15が出力する信号は、1/fノイズが効果的に低減されたものとなる。
また、図5に示すように、従来のソースフォロアトランジスタでは、導通状態のチャネルポテンシャルが、Z方向に沿って基板10の表面から離れるに従って、徐々に小さくなる。そのため、導通状態のチャネルポテンシャルが最も大きくなるゲート絶縁膜153の付近に、チャネルが形成される。したがって、ゲート絶縁膜153の界面の準位の影響を受けることで、従来のソースフォロアトランジスタが出力する信号は、1/fノイズを多分に含むものとなる。
一方、図5に示すように、ソースフォロアトランジスタ15では、導通状態のチャネルポテンシャルが、基板10の表面から所定の距離だけ離れた領域(特に、チャネル形成領域152に含まれるn型(n)の領域とその直下のp型の領域との境界付近)で、最も大きくなる。そのため、ゲート絶縁膜153から離れた領域に、埋め込みチャネルが形成される。したがって、ソースフォロアトランジスタ15が出力する信号は、1/fノイズが効果的に低減されたものとなる。
以上のように、本発明の実施形態に係る固体撮像素子では、ソースフォロアトランジスタ15において、素子分離部21の側壁から離間した埋め込みチャネルが形成される。したがって、ゲート絶縁膜153の界面や素子分離部21の界面の準位の影響を抑制することで、ソースフォロアトランジスタ15が出力する信号から1/fノイズを効果的に低減することが可能になる。
また、素子分離部21の周囲領域22(特に、側方領域)に注入されるp型の不純物の濃度を制御して、チャネル形成領域152に含まれるn型(n)の領域を打ち消すことで、チャネル形成領域152の拡がりを抑制すると、好ましい。この場合、素子分離部21の側壁から離間した埋め込みチャネルを、精度良く形成することが可能になる。さらに、素子分離部21の周囲領域22にp型の不純物を注入するため、フォトダイオード11における暗電流の発生を、抑制することが可能になる。
また、素子分離部21の周囲領域22(特に、側方領域)に注入されるp型の不純物の濃度を、チャネル形成領域152に含まれるn型(n)の領域に注入されるn型の不純物の濃度の2倍以上にすると、さらに好ましい。この場合、素子分離部21の側壁から離間した埋め込みチャネルを、さらに精度良く形成することが可能になる。
なお、上述のように、ソースフォロアトランジスタ15で形成されるチャネルを埋め込みチャネルとすると、短チャネル効果(例えば、ソース及びドレインのそれぞれにおける空乏層が接近することによるパンチスルーの発生など)が顕著になる。そのため、図2に示すように、ソースフォロアトランジスタ15のソース及びドレイン間の距離を、設計上許される限り大きくすると、好ましい。また、上述のように、1/fノイズはゲート容量が大きくなるほど低下する。そのため、このような構造にすると、1/fノイズを抑制することができるため、好ましい。
<素子分離部の周囲領域に対するp型の不純物の注入方法>
次に、上述した素子分離部21の周囲領域22に対するp型の不純物の注入方法の一例について、図面を参照して説明する。図6は、素子分離部の周囲領域に対するp型の不純物の注入方法の一例を示す基板の断面図である。図7は、素子分離部の周囲領域に対するp型の不純物の注入方法の一例を示す基板の平面図である。なお、図6に示す断面は、X方向に対して垂直な断面である。また、図7に示す平面は、Z方向に対して垂直な平面であり、図6に示した基板10を表面側から見たものである。なお、トレンチTは、活性領域20A,20Bを除いて基板の全体に形成され得るが、図7では特に、活性領域20A,20Bの付近に形成される部分について斜線で図示している。
図6に示すように、本例におけるp型の不純物の注入方法では、基板10にトレンチTを形成した後、素子分離部21を構成する材料で当該トレンチTを埋める前に、p型の不純物Pの注入を行う。このとき、図6に示すように、トレンチTが形成された部分を除く基板10の表面に、トレンチTを形成するために用いたマスク層31やレジスト32を残した状態で、p型の不純物Pの注入を行う。なお、マスク層31は、例えば酸化物や窒化物などから成る。
この場合、活性領域21に対して精度良く位置合わせ(アライメント)して、p型の不純物Pを注入することが可能になる。そのため、p型の不純物Pの濃度分布が急峻になることでゲート容量が大きくなり、1/fノイズを効果的に低減することが可能になる。
また、図6に示すように、本例におけるp型の不純物Pの注入方法では、Z方向に対して所定の角度(例えば、7度以上30度以下)だけ傾けた注入方向から、p型の不純物Pの注入を行う。
このように、Z方向に対して傾けた注入方向からp型の不純物Pを注入すると、素子分離部21の周囲領域22(特に、側方領域)に対して効率良くp型の不純物Pを注入することができる。なお、この注入方向に加えて、Z方向に対して平行な注入方向からも、p型の不純物Pの注入を行ってもよい。この場合、基板10の表面から深い位置の側方領域や、下方領域に対して、p型の不純物Pを効率良く注入することができる。このように、注入方向のZ方向に対して傾ける角度は、1種類に限られず、複数種類であってもよい。
さらに、図7に示すように、本例におけるp型の不純物Pの注入方法では、p型の不純物Pの注入方向を、Z方向に対して垂直な平面内でも傾ける。例えば、p型の不純物Pの注入方向を、X方向及びY方向のそれぞれに対して45度傾けた4つの注入方向(図示の矢印i〜iv)とする。
具体的には、Z方向に対して垂直な平面内において、注入方向iiは注入方向iに対して90度傾き、注入方向iiiは注入方向iiに対して90度傾くとともに注入方向iに対して180度傾き、注入方向ivは注入方向iiiに対して90度傾くとともに注入方向iiに対して180度傾く。
このように、Z方向に対して垂直な平面内において、複数の方向からp型の不純物Pを注入すると、素子分離部21の周囲領域22(特に、側方領域)に対して均一的にp型の不純物Pを注入することができる。なお、図7に示すように、正反対となる(180度傾いている)注入方向が存在するようにしたり、注入方向間の傾きを等しくしたりすると、より均一的にp型の不純物Pを注入することができるため、好ましい。また、図7に示す例では注入方向を4つとしたが、これ以外の数(例えば、2つ、8つ)としてもよい。
なお、上述したように、転送トランジスタ12における電子の移動方向は、他のトランジスタ14〜16と異なっている(図2参照)。このような構造の場合、p型の不純物の注入方向を適宜選択することで、注入されるp型の不純物Pの濃度を、部分的に制御することが可能になる。
具体的に例えば、転送トランジスタ12における電子の移動方向に対して平行となる注入方向を選択すると(図7参照)、転送トランジスタ12の周囲に設けられる素子分離部21の周囲領域22(特に、側方領域)に注入されるp型の不純物Pの濃度を、低減することができる。
転送トランジスタ12は、サイズを小さくする必要や、フォトダイオード11で発生したキャリアを精度良く浮遊拡散領域13に転送する必要がある。そのため、短チャネル効果などの問題が生じ難い表面チャネルが形成されるようにするとともに、注入されるp型の不純物Pの濃度を低減すると、好ましい。
<ソースフォロアトランジスタ以外のトランジスタ>
転送トランジスタ12以外のトランジスタ、即ち、リセットトランジスタ14及び選択トランジスタ16については、ソースフォロアトランジスタ15(後述する別例も含む)と同様の構造としてもよい。具体的に、リセットトランジスタ14及び選択トランジスタ16について、n型の不純物をゲート電極141,161の直下となる基板10の表面に注入することで、n型の埋め込みチャネルが形成されるようにしてもよい(図3〜5参照)。
特に、リセットトランジスタ14では、素子分離部21の周囲領域22にp型の不純物Pが注入されることによる閾値電圧の変動に起因して、リセットノイズが発生し得る。そのため、リセットトランジスタ14では、リセットノイズを抑制するために、ソースフォロアトランジスタ15と同様にn型の不純物を注入することで閾値電圧の調整を行うと、好ましい。なお、このn型の不純物の注入によって、リセットトランジスタ14がディプリージョン型になってもよい。この場合でも、バックゲートに印加される電位を適宜調整する等によって、所望のバイアス状態でリセットトランジスタ14を非導通状態にすることが可能である。
また、リセットトランジスタ14や選択トランジスタ16を、ソースフォロアトランジスタ15と同様の構造にする場合、これらのトランジスタ14〜16を同時に形成するようにすると、固体撮像素子の製造工程を容易化することができる。
<<変形等>>
[1] 上述した素子分離部21の周囲領域22におけるp型の不純物Pの注入方法(図6及び図7参照)に加えて(または、代えて)、以下説明する注入方法を行ってもよい。当該注入方法について、図8を参照して説明する。図8は、素子分離部の周囲領域に対するp型の不純物の注入方法の別例を示す基板の断面図である。なお、図8に示す断面は、X方向に対して垂直な断面である。
図8に示すp型の不純物Pの注入方法では、素子分離部21を構成する材料でトレンチTを埋めた後に、p型の不純物Pの注入を行う。さらに、端部がトレンチT(素子分離部21)の直上から後退するようにマスク層41やレジスト42を形成して、Z方向に対して平行な注入方向からp型の不純物Pを注入する。なお、このマスク層41は、例えば酸化物や窒化物などから成る。
この注入方法では、p型の不純物Pを注入する前に、マスク層41やレジスト42を改めて形成するため、活性領域21に対する位置合わせ(アライメント)の精度が多少悪くなる可能性はある。しかしながら、p型の不純物Pの注入を、固体撮像素子の製造工程の後段に移動させることができる。そのため、注入したp型の不純物Pが、製造工程に含まれる熱処理などによって意図せず拡散することを、抑制することができる。
[2] チャネル形成領域152が、p型の基板10の表面にn型の不純物が注入されることで形成されるものとして説明したが(図5参照)、この表面に、さらにp型の不純物を注入してもよい。この場合における構造と得られる効果について、図9を参照して説明する。図9は、ソースフォロアトランジスタの構造の別例を示す断面図である。なお、図9に示す断面は、Y方向に対して垂直な断面であり、本例のソースフォロアトランジスタ15aを、図5と同様の方法で表現したものである。ただし、図9では、ソースフォロアトランジスタ15aのグラフ(図中の太い実線)と、比較用の図5に示したソースフォロアトランジスタ15のグラフ(図中の破線)と、を併せて表示している。
図9に示すように、ソースフォロアトランジスタ15aは、チャネル形成領域152aの表面にp型の不純物が注入されている(図中の灰色領域)。なお、他の構造については、図5に示したソースフォロアトランジスタ15と同様であるため、説明を省略する。
このような構造にすると、基板10の表面付近における導通状態のチャネルポテンシャルがより低くなり、導通状態のチャネルポテンシャルの最も大きくなる位置がより深くなる。即ち、図9に示すソースフォロアトランジスタ15aでは、図5に示すソースフォロアトランジスタ15と比較して、さらに効果的に埋め込まれた埋め込みチャネルを形成することができる。
なお、図9に示すソースフォロアトランジスタ15aのチャネル形成領域152aを形成する際に、例えば、n型の不純物を70keV以上140keV以下の加速エネルギーで注入し、p型の不純物を10keV以上20keV以下の加速エネルギーで注入すると、好ましい。この場合、例えば、n型の不純物における濃度分布のピーク位置が、基板10の表面からの深さで0.02μm以上0.12μm以下となり、p型の不純物における濃度分布のピーク位置が、基板10の表面からの深さで0.00μm以上0.02μm以下となる。即ち、図9に示したような理想的な構造が得られる。
[3] 図2〜図4において、ゲート電極151の端部が、素子分離部21の直上まで張り出すように図示したが、当該端部は、素子分離部21の直上から後退していてもよい。この構造について、図10を参照して説明する。図10は、ソースフォロアトランジスタの構造の別例を示す要部断面斜視図である。なお、図10も図3と同様であり、ソースフォロアトランジスタ15b及びその周囲における要部の、X方向に対して垂直な断面を前面として示している。
図10に示すように、ソースフォロアトランジスタ15bでは、ゲート電極151bの端部が、素子分離部21の直上から後退している。なお、他の構造については、図3に示したソースフォロアトランジスタ15と同様であるため、説明を省略する。
このような構造にすると、ゲート電極151bに印加される電位が、素子分離部21の付近に印加され難くなるため、形成される埋め込みチャネルが、素子分離部21の付近まで拡がり難くなる。したがって、1/fノイズを効果的に低減することが可能になる。
[4] 図2〜図4において、ゲート絶縁膜153の厚みが一様であるように図示したが、部分的に厚くしてもよい。この構造について、図11を参照して説明する。図11は、ソースフォロアトランジスタの構造の別例を示す要部断面斜視図である。なお、図11も図3と同様であり、ソースフォロアトランジスタ15c及びその周囲における要部の、X方向に対して垂直な断面を前面として示している。
図11に示すように、ソースフォロアトランジスタ15cでは、ゲート絶縁膜153cの素子分離部21に近い部分の厚さが、素子分離部21から遠い部分(ゲート電極151の直下となる部分)の厚さよりも大きくなる。なお、他の構造については、図3に示したソースフォロアトランジスタ15と同様であるため、説明を省略する。
このような構造にすると、ゲート電極151に印加される電位が、素子分離部21の付近に印加され難くなるため、形成される埋め込みチャネルが、素子分離部21の付近まで拡がり難くなる。したがって、1/fノイズを効果的に低減することが可能になる。
[5] 選択トランジスタ16が、信号線17とソースフォロアトランジスタ15との間に配置される場合について説明してきたが、選択トランジスタ16は、電源電位VDDとソースフォロアトランジスタ15との間に配置してもよいし、設けなくてもよい。なお、選択トランジスタ16を、電源電位VDDとソースフォロアトランジスタ15との間に配置する場合、選択トランジスタ16のドレインに電源電位VDDが供給され、選択トランジスタ16のソースがソースフォロアトランジスタ15のドレインと共通し、ソースフォロアトランジスタ15のソースが信号線17に接続されるようにしてもよい。
[6] 図3,図4,図10及び図11において、素子分離部21の周囲領域22を構成する側方領域及び下方領域のそれぞれに、p型の不純物が注入されるように図示しているが、側方領域のみにp型の不純物が注入され、下方領域にp型の不純物が注入されなくてもよい。
[7] 素子分離部21がSTIである場合について例示したが、LOCOS(local oxidation of silicon)など他の構造であってもよい。ただし、STIのように、基板10の深さ方向に伸びる構造であると、埋め込みチャネルの拡がりを抑制する必要性が高くなる。そのため、上述の構造を採用することで得られる1/fノイズの低減効果が、大きいものとなる。
[8] フォトダイオード11において、n型の蓄積領域の最表面に、p型のピニング層を設けてもよい。当該ピニング層を設けることで、表面における再結合によってキャリアである電子が消滅することを抑制することができる。
[9] 1つの画素回路1に1つのソースフォロアトランジスタ15を備える構成について例示したが、複数の画素回路で1つのソースフォロアトランジスタ15を共有する構成としてもよい。また、1つの画素回路に複数のフォトダイオードが設けられる構成としてもよい。後者の画素回路の構造例について、図12を参照して説明する。図12は、画素回路の概略構造の別例を示す模式的な平面図である。なお、図12は、図2と同じ方法で画素回路を図示したものである。また、以下では説明の簡略化のため、図12に示す画素回路1dにおいて、図2に示す画素回路1と異なる部分について中心に説明し、同様となる部分については説明を省略する。
図12に示すように、画素回路1dは、2つのフォトダイオード11Q,11Rと、2つの転送トランジスタ12Q,12Rと、を備える。フォトダイオード11Qのカソードには転送トランジスタ12Qのソースが接続され、フォトダイオード11Rのカソードには転送トランジスタ12Rのソースが接続される。また、転送トランジスタ12Q,12Rのそれぞれのドレインには、共通の浮遊拡散領域13dが接続される。なお、画素回路1dのこれ以外の構造は、図2に示した画素回路1と同様である。さらに、フォトダイオード11Q,11R、転送トランジスタ12Q,12R、浮遊拡散領域13及びリセットトランジスタ14は、共通の活性領域20Adに設けられている。
転送トランジスタ12Q,12Rは、Y方向に沿って並んで配置され、それぞれにおける電子の移動方向は、X方向と異なる方向であるとともにX方向に対して対称である。図12に示す例では、転送トランジスタ12Qにおける電子の移動方向が、X方向に対して45度傾いた方向となり、転送トランジスタ12Rにおける電子の移動方向が、X方向に対して−45度傾いた方向となる(ただし、時計回りの角度を正として定義した場合)。
画素回路1dでは、フォトダイオード11Q,11Rのそれぞれに蓄積される電子が、浮遊拡散領域13dへ交互に読み出される。即ち、2つのフォトダイオード11Q,11R及び2つの転送トランジスタ12Q,12Rに対して、浮遊拡散領域13、リセットトランジスタ14、ソースフォロアトランジスタ15及び選択トランジスタ16が、共有される。そのため、1つのフォトダイオードから信号を得るために必要となる回路の規模を、縮小することが可能になる。したがって、フォトダイオード11Q,11Rの面積を、大きくすることが可能になる。
[10] 転送トランジスタ12とリセットトランジスタ14とが、浮遊拡散領域13を共有することで接続される構成について例示したが、例えばリセットトランジスタ14と浮遊拡散領域13とが配線で接続される構成であってもよい。
[11] 画素回路1,1dが、p型の基板10に、n型の蓄積領域を有するフォトダイオード11と、n型のチャネルが形成されるトランジスタ12,14〜16と、がそれぞれ設けられる場合(キャリアが電子である場合)について例示したが、これらのp型及びn型を逆にしてもよい(キャリアを正孔としてもよい)。
本発明に係る固体撮像素子は、例えば撮像機能を有する各種電子機器に搭載されるCMOSイメージセンサ等に、好適に利用され得る。
1 : 画素回路
10 : 基板
11 : フォトダイオード
12 : 転送トランジスタ
121 : ゲート電極
13 : 浮遊拡散領域
14 : リセットトランジスタ
141 : ゲート電極
15 : ソースフォロアトランジスタ
151 : ゲート電極
152 : チャネル形成領域
153 : ゲート絶縁膜
154 : サイドウォール
155 : 拡散領域
156 : 薄拡散領域
16 : 選択トランジスタ
161 : ゲート電極
17 : 信号線
20 : 活性領域
21 : 素子分離部
22 : 周囲領域
31 : マスク層
32 : レジスト
41 : マスク層
42 : レジスト
P : p型の不純物
T : トレンチ

Claims (13)

  1. 第1導電型の基板と、
    前記基板に形成され、前記第1導電型とは異なる第2導電型の蓄積領域に、光電変換によって生じたキャリアが蓄積されるフォトダイオードと、
    前記基板に形成され、前記フォトダイオードから読み出された前記キャリアが蓄積される浮遊拡散領域にゲート電極が電気的に接続されるとともに、前記第2導電型の埋め込みチャネルが形成されるソースフォロアトランジスタと、
    前記基板に形成され、少なくとも前記フォトダイオード及び前記ソースフォロアトランジスタの活性領域の周囲に設けられる素子分離部と、を備え、
    前記ソースフォロアトランジスタの前記埋め込みチャネルが、前記素子分離部の側壁から離間して形成されることを特徴とする固体撮像素子。
  2. 前記ソースフォロアトランジスタの前記埋め込みチャネルは、前記第1導電型の前記基板の表面に前記第2導電型の不純物が注入されて成るチャネル形成領域内に形成され、
    前記素子分離部の側方領域に、前記チャネル形成領域に含まれる前記第2導電型の領域を打ち消す濃度の前記第1導電型の不純物が、注入されていることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像素子。
  3. 前記素子分離部の側方領域に注入されている前記第1導電型の不純物の濃度は、前記ソースフォロアトランジスタの前記チャネル形成領域に含まれる前記第2導電型の領域に注入されている前記第2導電型の不純物の濃度の、2倍以上であることを特徴とする請求項2に記載の固体撮像素子。
  4. 前記ソースフォロアトランジスタの前記チャネル形成領域は、最表面に前記第1導電型の不純物が注入されていることを特徴とする請求項2または3に記載の固体撮像素子。
  5. 前記素子分離部の下方領域にも、前記第1導電型の不純物が注入されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
  6. 前記基板に形成され、ソースが前記蓄積領域、ドレインが前記浮遊拡散領域である転送トランジスタと、
    前記基板に形成され、ソースが前記浮遊拡散領域、ドレインが所定の電位となるリセットトランジスタと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
  7. 前記リセットトランジスタは、前記第2導電型の埋め込みチャネルが形成されることを特徴とする請求項6に記載の固体撮像素子。
  8. 前記転送トランジスタのソース及びドレインの離間方向が、前記ソースフォロアトランジスタのソース及びドレインの離間方向とは異なることを特徴とする請求項6または7に記載の固体撮像素子。
  9. ドレインが前記ソースフォロアトランジスタのソースと共通する、または、ソースが前記ソースフォロアトランジスタのドレインと共通する選択トランジスタを、
    さらに備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
  10. 前記選択トランジスタは、前記第2導電型の埋め込みチャネルが形成されることを特徴とする請求項9に記載の固体撮像素子。
  11. 前記素子分離部が、酸化物または窒化物の少なくとも一方を含むSTIであることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
  12. 前記埋め込みチャネルが形成される少なくとも1つのトランジスタのゲート電極は、その端部が前記素子分離部の直上から後退して形成されることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
  13. 前記埋め込みチャネルが形成される少なくとも1つのトランジスタのゲート電極の直下に設けられるゲート絶縁膜は、前記素子分離部に近い部分の厚さが、当該素子分離部から遠い部分の厚さよりも大きいことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
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