JPWO2012144278A1 - 走行車 - Google Patents

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Abstract

本発明であるスタッカクレーンは、走行車本体を走行させるための複数のサーボモータ、及び各サーボモータに設けられたブレーキを有する。本発明は、更に、複数のサーボモータにおける異常を把握する異常把握部と、複数のサーボモータのうちの一部のサーボモータの組み合わせによる複数の減速度パターンを記憶した減速度パターン記憶部とを有する走行制御部を有し、異常把握部がサーボモータの異常を把握すれば、異常なサーボモータを減速制御の対象から外して、さらに、正常なサーボモータ同士の組み合わせからなる減速度パターンを減速度パターン記憶部から読み出して、次に、当該減速度パターンで制動制御を行うものである。本発明は、これにより、一部のモータに異常が発生した場合でも、安全かつ短距離で停止することが可能となる。

Description

本発明は、走行車に関し、特に、複数のサーボモータを走行用モータとして使用する走行車に関する。
自動走行を行う搬送車の一例として、自動倉庫に用いられるスタッカクレーンが知られている。
従来の自動倉庫は、例えば、前後方向に所定間隔をあけるようにして設けられた一対のラックと、前後のラック間において左右方向に移動自在に設けられたスタッカクレーンと、一方のラックの側方に配された入庫ステーションと、他方のラックの側方に配された出庫ステーションとを有している。ラックは、上下・左右に多数の荷物収納棚を有する。スタッカクレーンは、走行台車と、それに設けられたマストに昇降自在となされた昇降台と、それに設けられた荷物移載装置(例えば、前後方向に摺動自在に設けられたスライドフォーク)とを有している(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2008−100773号公報
特許文献1に記載のスタッカクレーンは、合計4台のサーボモータを走行用モータとして使用している。
従来は単純な動力電源遮断を行うことで、各サーボモータのメカニカルブレーキを作動させ、それによりスタッカクレーンを停止させることが行われていた。しかし、複数の走行用サーボモータを用いた多軸走行の場合は、各サーボモータのメカニカルブレーキのトルクをバランスすることが難しいので、全軸を同時にブレーキ作動させると、過大な負荷が機械構造に与えられることがある。一方で、スタッカクレーンは、高速・高加減速化が進んでおり、そのためにサーボモータのメカニカルブレーキで得られる減速トルクより、サーボドライバによって実現される制御減速トルクの方が大きくなっている。
そこで、サーボドライバによる減速制御による停止の後に動力遮断する方法(停止カテゴリー1)を用いることが考えられる。しかし、サーボドライバに異常が生じた場合には、減速制御による停止が行えない可能性がある。
本発明の課題は、複数のサーボモータによって走行する走行車において、一部のサーボモータに異常が発生した場合にでも、安全かつ短距離で停止可能にすることにある。
以下に、課題を解決するための手段として複数の態様を説明する。これら態様は、必要に応じて任意に組み合わせることができる。
本発明の一見地に係る走行車は、走行車本体と、複数のサーボモータと、コントローラとを備えている。複数のサーボモータは、走行車本体を走行させるための走行モータであり、ブレーキを有する。コントローラは、複数のサーボモータを制御する。コントローラは、複数のサーボモータにおける異常を把握する異常把握部と、複数のサーボモータのうち一部のサーボモータの組み合わせによる複数の減速度パターンを記憶した減速度パターン記憶部とを有している。コントローラは、異常把握部がサーボモータの異常を把握すれば、異常なサーボモータを減速制御の対象から外して、さらに、正常なサーボモータ同士の組み合わせからなる減速度パターンを減速度パターン記憶部から読み出して、次に、当該減速度パターンを用いて制動制御を行う。なお、サーボモータの異常とは、サーボモータ自体の異常及びサーボアンプ等のサーボモータの動作に影響を与える装置の異常を含む。
この走行車では、複数のサーボモータによって走行する走行車において、一部のサーボモータに異常が発生した場合に、異常なサーボモータを減速制御の対象から外して、さらに、正常なサーボモータ同士の組み合わせからなる減速度パターンが読み出されて、当該減速度パターンによって制動制御が行われる。したがって、走行車は、安全かつ短距離で停止できる。
ブレーキはメカニカルブレーキであってもよい。コントローラは、メカニカルブレーキにより得られる減速度よりも大きな減速度を有するサーボモータの組み合わせからなる減速度パターンがあるか否かを判断し、その結果、メカニカルブレーキによる減速と、サーボモータの組み合わせからなる減速度パターンを用いた減速制御とを比べて、より大きな減速度を発生可能な一方を選択して制動制御を行ってもよい。
この走行車では、減速度パターンを用いた減速制御の減速度よりもメカニカルブレーキによる減速度の方が大きな場合は、メカニカルブレーキによる制動制御が行われる。つまり、その状況によって最も大きな減速度を発生可能な制動手段が選択されることで、その状況において最も短い距離で走行車を停止させることができる。
複数の減速度パターンは、走行車本体の走行にアンバランスを生じさせるサーボモータを除いたサーボモータの組み合わせからなるバランス減速度パターンを含んでいてもよい。その場合、コントローラは、バランス減速度パターンを記憶部から読み出した場合は、バランス減速度パターンに含まれるサーボモータによる減速制御を行うとともに、走行車本体の走行にアンバランスを生じさせるサーボモータを制御の対象から外す。
この走行車では、正常サーボモータであってもバランスを悪くするものを制御の対象から外すことによって、バランスが良くなり、その結果、走行車本体に過大な負荷が作用しなくなる。
本発明の他の見地に係る走行車は、走行車本体と、複数のサーボドライバと、コントローラと備えている。サーボドライバは、走行車本体を走行させるための走行モータでありメカニカルブレーキを有するサーボモータと、サーボモータに対応するサーボアンプとを含む。コントローラは、複数のサーボドライバを制御する。
コントローラは、サーボドライバの異常信号が送られてくると、正常なサーボドライバの組み合わせからなる減速度パターンを読み出す。
コントローラは、読み出した減速度パターンの減速度と複数のメカニカルブレーキによる減速度とを比較していずれが大きいかを判断する。
コントローラは、複数のメカニカルブレーキによる減速度の方が大きい場合は、複数のサーボモータの電源を遮断することで複数のメカニカルブレーキを作動させる。
コントローラは、読み出した減速度パターンの減速度の方が大きい場合は、異常なサーボドライバに含まれるサーボモータのメカニカルブレーキを開放状態にしたまま異常なサーボドライバをサーボOFFし、減速度パターンに規定された減速度が実現されるような速度指令を生成する。
この走行車では、減速度パターンを用いた減速制御の減速度よりもメカニカルブレーキによる減速度の方が大きな場合は、メカニカルブレーキによる制動制御が行われる。つまり、その状況によって最も大きな減速度を発生可能な制動手段が選択されることで、その状況において最も短い距離で走行車を停止させることができる。
この走行車では、減速度パターンを用いた減速制御の減速度よりもメカニカルブレーキによる減速度の方が大きな場合は、メカニカルブレーキによる制動制御が行われる。つまり、その状況によって最も大きな減速度を発生可能な制動手段が選択されることで、その状況において最も短い距離で走行車を停止させることができる。
本発明に係る走行車では、一部のサーボモータに異常が発生した場合にでも、安全かつ短距離で停止できる。
一実施形態としてのスタッカクレーンの概略側面図。 スタッカクレーンのサーボモータの制御系を示すブロック構成図。 走行制御部の機能を示すブロック構成図。 一部のサーボモータによる減速制御の場合の減速度及び停止距離を示すグラフ。 減速度パターンリストを示す表。 サーボドライバに異常が生じた場合の制動制御を示すフローチャート。
(1)スタッカクレーンの概略構成
図1を用いて、スタッカクレーン1の概略構成を説明する。図1は、一実施形態としてスタッカクレーンの概略側面図である。スタッカクレーン1は、図示しない自動倉庫において、ラックの近傍を走行可能である。
スタッカクレーン1が走行する通路に沿って、下部レール5と、上部レール7とが設けられている。下部レール5及び上部レール7に沿ってスタッカクレーン1が図1の左右に移動可能である。下部レール5は床面3に設置されている。上部レール7は、天井9に固定されている。
スタッカクレーン1は、図1に示すように、走行台車11と、走行台車11に設けられたマスト15と、マスト15に昇降自在に装着された昇降台17とを有している。スタッカクレーン1は、さらに、マスト15の上部に設けられた上方台車13を有している。
走行台車11は、第1車輪21及び第2車輪23を有している。第1車輪21及び第2車輪23は、走行方向前後に並んで配置されており、下部レール5に当接している。また、上方台車13は、第3車輪25を有している。第3車輪25は、上部レール7に当接している。
(2)スタッカクレーンの走行制御系
図2を用いて、スタッカクレーン1の走行制御系を説明する。図2は、スタッカクレーンのサーボモータの制御系を示すブロック構成図である。
スタッカクレーン1の走行制御系は、走行制御部39を有している。走行制御部39は、CPU、RAM、ROM等からなりプログラムを実行するコンピュータである。走行制御部39は、走行車コントローラ37から搬送指令を受信すれば、各サーボモータを含むサーボドライバ(後述)に走行指令を送信する。
スタッカクレーン1の走行制御系は、第1サーボモータ31、第2サーボモータ32、第3サーボモータ33、第4サーボモータ34及び第5サーボモータ35を有している。第1サーボモータ31及び第2サーボモータ32が第1車輪21を駆動し、第3サーボモータ33及び第4サーボモータ34が第2車輪23を駆動する。また、第5サーボモータ35が第3車輪25を駆動する。なお、第1サーボモータ31と第3サーボモータ33が左右一方の側で前後に配置され、第2サーボモータ32及び第4サーボモータ34が左右他方側で前後に配置されている。
サーボモータ31〜35には、第1ブレーキ56a、第2ブレーキ56b、第3ブレーキ56c、第4ブレーキ56d、及び第5ブレーキ56eがそれぞれ設けられている。ブレーキは、モータに内蔵された電磁ブレーキであり、電源オフと同時に減速トルクを発生することでモータを停止させる。これらブレーキは、メカニカルブレーキである。
スタッカクレーン1の走行制御系は、さらに、第1サーボアンプ47a、第2サーボアンプ47b、第3サーボアンプ47c、第4サーボアンプ47d及び第5サーボアンプ47eを有している。サーボアンプは、電流増幅された速度指令をサーボモータに送信する。
サーボアンプ47a〜47eには、第1異常検出部55a、第2異常検出部55b、第3異常検出部55c、第4異常検出部55d及び第5異常検出部55eがそれぞれ設けられている。異常検出部は、サーボアンプの制御回路及び対応するサーボモータの異常を検出することができ、異常を検出した場合は異常検出信号を走行制御部39に送信する。
スタッカクレーン1の走行制御系は、さらに、第1エンコーダ51a、第2エンコーダ51b、第3エンコーダ51c、第4エンコーダ51d及び第5エンコーダ51eを有している。エンコーダ51a〜51eは、これらはサーボモータ31〜35の回転数をそれぞれ検出することで、サーボモータ31〜35の現在位置及び速度をそれぞれ求める。
スタッカクレーン1の走行制御系は、さらに、第1トルクセンサ53a、第2トルクセンサ53b、第3トルクセンサ53c、第4トルクセンサ53d及び第5トルクセンサ53eを有している。トルクセンサ53a〜53eは、例えば電流センサであり、サーボモータ31〜35の消費電力や出力トルクなどをそれぞれ求める。サーボモータ31〜35とサーボアンプ47a〜47eとの間には、トルクセンサ53a〜53eを介するマイナーループがそれぞれ設けられ、これによりサーボモータ31〜35が目標トルクを発生するように制御が行われる。
スタッカクレーン1の走行制御系は、さらに、第1誤差増幅器49a、第2誤差増幅器49b、第3誤差増幅器49c、第4誤差増幅器49d及び第5誤差増幅器49eを有している。誤差増幅器49a〜49eは、走行制御部39から生成される速度信号と、エンコーダ51a〜51eから求めた速度の信号との誤差を求め、この誤差をサーボアンプ47a〜47eにそれぞれ入力する。これによってサーボアンプ47a〜47eにおけるマイナーループの出力目標トルクが変更される。
以上の構成において、第1サーボモータ31、第1サーボアンプ47a、第1誤差増幅器49a、第1エンコーダ51a、第1トルクセンサ53aをまとめて、第1サーボドライバ41とする。第2サーボモータ32、第2サーボアンプ47b、第2誤差増幅器49b、第2エンコーダ51b、第2トルクセンサ53bをまとめて、第2サーボドライバ42とする。第3サーボモータ33、第3サーボアンプ47c、第3誤差増幅器49c、第3エンコーダ51c、第3トルクセンサ53cをまとめて、第3サーボドライバ43とする。第4サーボモータ34、第4サーボアンプ47d、第4誤差増幅器49d、第4エンコーダ51d、第4トルクセンサ53dをまとめて、第4サーボドライバ44とする。第5サーボモータ35、第5サーボアンプ47e、第5誤差増幅器49e、第5エンコーダ51e、第5トルクセンサ53eをまとめて、第5サーボドライバ45とする。
スタッカクレーン1の走行制御系は、さらに、リニアセンサ59を有している。リニアセンサ59は、被検出プレート57に対するスタッカクレーン1の絶対位置を検出する。被検出プレート57は、自動倉庫のステーションや棚に面した停止位置毎に設けられている。リニアセンサ59を用いることで、走行制御部39は、目標停止位置までの絶対距離を正確に求めることができるので、目標停止位置への停止制御では、リニアセンサ59で求めた残距離に従って速度パターンを生成し、誤差増幅器49a〜49eで生成した速度信号とエンコーダ51a〜51eで求めた速度信号との誤差をそれぞれ解消するように、サーボアンプ47a〜47eをそれぞれ制御する。
なお、リニアセンサの代わりに、正確な位置測定が可能なレーザー距離計と、迅速な位置把握が可能なエンコーダを併用してもよい。
(3)走行制御部の機能
図3を用いて、走行制御部39の機能を説明する。図3は、走行制御部の機能を示すブロック構成図である。
走行制御部39は、走行車コントローラ37から搬送指令を受け取ると、リニアセンサ59により得られた現在位置から停止位置までの距離を求めて、さらに停止位置までの走行速度のパターンを発生する。
走行制御部39は、速度パターン発生部61と、異常把握部63と、減速度パターン記憶部65と、判断部67とを有している。
速度パターン発生部61は、速度パターンを発生して、速度パターンに基づく速度指令をサーボドライバ41〜45に送信する。
異常把握部63は、サーボドライバ41〜45の異常を検出する。具体的には、異常検出部55a〜55eから異常検出信号が送信されてくると、異常把握部63は、送信元の異常検出部に対応するサーボアンプ又はサーボモータに異常があると判断する。
減速度パターン記憶部65は、減速度パターンリスト65aを保存している。減速度パターンリスト65aは、複数のサーボモータ31〜35のうち一部のサーボモータの組み合わせにより得られる複数の減速度パターンから構成されている。
図4を用いて、本実施形態におけるサーボドライバに異常が生じた場合の減速制御により得られる減速度を説明する。なお、以下の説明では、スタッカクレーン1が600m/minで走行しているとする。また、この実施形態では、第5サーボモータ35は第5ブレーキ56eを有しているが、第1〜第4ブレーキ56a〜56eによって走行停止制御を行うときには第5ブレーキ56eは作動させないようになっている。
通常制御の場合(5個のサーボモータで減速制御した場合)の減速度は1.0Gであって、停止までの走行距離は5.1mである。例えば、第1〜第4サーボモータ31〜34のうち1個が異常の場合(4個のサーボモータで減速制御した場合)の減速度は0.66Gであって、停止までの走行距離は7.73mである。また、例えば、第1〜第4サーボモータ31〜34のうち2個が異常の場合(3個のサーボモータで減速制御した場合)の減速度は0.4Gであって、停止までの走行距離は12.76mである。
ここで、第1〜第4ブレーキ56a〜56eが作動した場合の減速度は0.26Gであって、停止までの走行距離は19.62mである。そして、第1〜第4サーボモータ31〜34のうち3個が異常の場合は、図示はしていないが、減速度は例えば0.2Gになっている。以上より、異常となったサーボドライバの数が2個までの場合はサーボドライバによる減速制御の方が大きい減速度を実現でき、異常となったサーボドライバの数が3個の場合はサーボモータに組み込まれたブレーキによる減速の方が大きい減速度を実現できることが分かる。
図5を用いて、減速度パターンリスト65aを説明する。図5は、減速度パターンリストを示す表である。減速度パターンリスト65aには、サーボモータの異常状態と、その場合に発生可能な減速度との対応が記録されている。具体的には、減速度パターンリスト65aには、正常に作動するサーボモータが2〜4個の場合に発生可能な減速度が記録されている。
(4)制御動作
図6を用いて、サーボドライバに異常が生じた場合の制動制御を説明する。図6は、サーボドライバに異常が生じた場合の制動制御を示すフローチャートである。
ステップS1では、判断部67は、異常把握部63からの異常信号が送られてくると、異常が発生したサーボドライバの数に基づいて、発生可能な減速度を減速度パターン記憶部65の減速度パターンリスト65aから読み出す。
ステップS2では、判断部67は、読み出した減速度と第1〜第4ブレーキ56a〜56eによる減速度とを比較していずれが大きいかを判断する。ブレーキ停止減速度の方が大きい場合はプロセスはステップS3に移行し、制御停止減速度の方が大きい場合はプロセスはステップS4に移行する。
なお、ステップS2の別例として、メカニカルブレーキの減速度よりも小さい減速度となるパターンは記憶せずに、登録がなければメカニカルブレーキの減速度が大きいと判断するようにしてもよい。
ステップS3では、判断部67は、電源コントロール部69に遮断信号を送信する。その結果、電源コントロール部69は、サーボモータ31〜34の電源を遮断する。このとき、第5サーボモータ35の第5ブレーキ56eは開放状態を維持される。その結果、第1〜第4ブレーキ56a〜56dが制動を行う。第5サーボモータ35の第5ブレーキ56eの開放状態を維持する理由は、機械構造に無理な負担かけないためである。この実施形態では、第5ブレーキの56eも同時に作動させると、第5サーボモータ35のブレーキトルクが他のサーボモータのブレーキトルクより大きすぎるので、ブレーキトルクのアンバランスが過大になってしまう。
ステップS4では、走行制御部39は、異常があるサーボモータのブレーキを開放状態にしたまま、異常があるサーボドライバをサーボOFFする。
ステップS5では、判断部67は、当該減速度パターンを速度パターン発生部61に送信する。速度パターン発生部61は、減速度パターンに規定された減速度が実現されるように速度指令を正常なサーボドライバに送信する。
ステップS6では、走行制御部39はスタッカクレーン1が停止するのを待つ。スタッカクレーン1が停止すれば、プロセスはステップS7に移行する。
ステップS7では、判断部67は、電源コントロール部69に遮断信号を送信する。その結果、電源コントロール部69は、サーボモータ31〜34の電源を遮断する。
このスタッカクレーン1では、減速度パターンを用いた減速制御よりもメカニカルブレーキによる減速の減速度が大きな場合は、メカニカルブレーキによる制動制御が行われる。つまり、その状況によって最も大きな減速度を発生可能な制動手段が選択されることで、その状況において最も短い距離でスタッカクレーン1を停止させることができる。
(5)特徴
上記実施形態は、下記のように表現可能である。
走行車(例えば、スタッカクレーン2)は、走行車本体(例えば、走行台車11)と、複数のサーボモータ(例えば、第1〜第4サーボモータ31〜35)と、コントローラ(例えば、走行制御部39)とを備えている。複数のサーボモータ31〜37は、走行車本体を走行させるための走行モータであり、ブレーキを有する。コントローラは、複数のサーボモータを制御する。コントローラは、複数のサーボモータにおける異常を把握する異常把握部(例えば、異常把握部63)と、複数のサーボモータのうち一部のサーボモータの組み合わせによる複数の減速度パターンを記憶した減速度パターン記憶部(例えば、減速度パターン記憶部65)とを有している。コントローラは、異常把握部がサーボモータの異常を把握すれば、異常なサーボモータを減速制御の対象から外して、さらに、正常なサーボモータ同士の組み合わせからなる減速度パターンを減速度パターン記憶部から読み出して、次に、当該減速度パターンを用いて制動制御を行う。
この走行車では、複数のサーボモータによって走行する走行車において、一部のサーボモータに異常が発生した場合に、異常なサーボモータを減速制御の対象から外して、さらに、正常なサーボモータ同士の組み合わせからなる減速度パターンが読み出されて、当該減速度パターンによって制動制御が行われる。したがって、走行車は、安全かつ短距離で停止できる。
(6)他の実施形態
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合わせ可能である。
(a)前記実施形態では、複数の減速度パターンは、異常が発生したサーボモータを除いた全てのサーボモータの組み合わせからなるバランス減速度パターンのみで構成されていた。しかし、他の実施形態として、複数の減速度パターンは、正常なサーボモータ全ての組み合わせを想定した場合に左右又は前後にアンバランスが生じる場合に予めアンバランスの原因となるサーボモータを除いたサーボモータの組み合わせからなるバランス減速度パターンを含んでいてもよい。
その場合、コントローラは、バランス減速度パターンを記憶部から読み出した場合は、バランス減速度パターンに含まれるサーボモータによる減速制御を行うとともに、走行車本体の走行にアンバランスを生じさせるサーボモータをサーボOFFする。この走行車では、正常サーボモータであってもバランスを悪くするものを制動制御の対象から外すことによって、走行車本体に過大な負荷が作用しなくなる。
一例として、前記実施形態とは異なり、例えば図5において、正常なサーボモータが2個だけであっても、サーボモータによる減速制御の減速度が、メカニカルブレーキの減速度より大きいとする。この場合に、例えば、「第1モータと第3モータと第5モータ」のみが正常な場合に、第1モータと第3モータが左右同じ側に配置されているので、第1モータと第3モータを減速制御すると左右のバランスが悪くなってしまう。そこで、バランスを取るために、第1モータ及び第3モータは両方とも正常であるにもかかわらず、一方がサーボOFFされる。また、例えば、「第2モータと第4モータと第5モータ」のみが正常な場合に、第2モータと第4モータが左右同じ側に配置されているので、第2モータと第4モータを減速制御すると左右のバランスが悪くなってしまう。そこで、バランスを取るために、第2モータ及び第4モータの両方が正常であるにもかかわらず、一方がサーボOFFされる。
(b)前記実施形態では走行車の例としてスタッカクレーンが用いられたが、他の種類の走行車にも本発明を適用できる。
(c)前記実施形態では第5サーボモータはブレーキありとしていたが、ブレーキなしとしてもよい。
(d)前記実施形態ではサーボモータの数は5であったが、複数であればいくつであってもよい。
(e)前記実施形態では減速度パターンは異常が発生したサーボシステムの数のみよって分けられていたが、異常が発生したサーボモータを特定した減速度パターンを有していてもよい。これは、特性が互いに異なるサーボモータを用いた場合に有効である。
(f)前記実施形態では1個の車輪を回転させるのに2個のサーボモータが用いられた走行車であったが、1個の車輪を回転させるのに1個のサーボモータが用いられる走行車であってもよい。例えば、前後左右の4輪にそれぞれサーボモータが連結された走行車でもよい。
また、2個の車輪を回転させるのに1個のサーボモータが用いられた走行車でもよい。
本発明は、複数のサーボモータを有する走行車に広く適用できる。
1 スタッカクレーン
5 下部レール
7 上部レール
9 天井
11 走行台車
13 上方台車
15 マスト
17 昇降台
21 第1車輪
23 第2車輪
25 第3車輪
31 第1サーボモータ
32 第2サーボモータ
33 第3サーボモータ
34 第4サーボモータ
35 第5サーボモータ
37 走行車コントローラ
39 走行制御部(コントローラ)
41 第1サーボドライバ
42 第2サーボドライバ
43 第3サーボドライバ
44 第4サーボドライバ
45 第5サーボドライバ
47a 第1サーボアンプ
47b 第2サーボアンプ
47c 第3サーボアンプ
47d 第4サーボアンプ
47e 第5サーボアンプ
49a 第1誤差増幅器
49b 第2誤差増幅器
49c 第3誤差増幅器
49d 第4誤差増幅器
49e 第5誤差増幅器
51a 第1エンコーダ
51b 第2エンコーダ
51c 第3エンコーダ
51d 第4エンコーダ
51e 第5エンコーダ
53a 第1トルクセンサ
53b 第2トルクセンサ
53c 第3トルクセンサ
53d 第4トルクセンサ
53e 第5トルクセンサ
55a 第1異常検出部
55b 第2異常検出部
55c 第3異常検出部
55d 第4異常検出部
55e 第5異常検出部
56a 第1ブレーキ
56b 第2ブレーキ
56c 第3ブレーキ
56d 第4ブレーキ
56e 第5ブレーキ
57 被検出プレート
59 リニアセンサ
61 速度パターン発生部
63 異常把握部
65 減速度パターン記憶部
65a 減速度パターンリスト
67 判断部
69 電源コントロール部
【0011】
本発明の他の見地に係る走行車は、走行車本体と、複数のサーボドライバと、コントローラと備えている。サーボドライバは、走行車本体を走行させるための走行モータでありメカニカルブレーキを有するサーボモータと、サーボモータに対応するサーボアンプとを含む。コントローラは、複数のサーボドライバを制御する。
コントローラは、サーボドライバの異常信号が送られてくると、正常なサーボドライバの組み合わせからなる減速度パターンを読み出す。
コントローラは、読み出した減速度パターンの減速度と複数のメカニカルブレーキによる減速度とを比較していずれが大きいかを判断する。
コントローラは、複数のメカニカルブレーキによる減速度の方が大きい場合は、複数のサーボモータの電源を遮断することで複数のメカニカルブレーキを作動させる。
コントローラは、読み出した減速度パターンの減速度の方が大きい場合は、異常なサーボドライバに含まれるサーボモータのメカニカルブレーキを開放状態にしたまま異常なサーボドライバをサーボOFFし、減速度パターンに規定された減速度が実現されるような速度指令を生成する。
この走行車では、減速度パターンを用いた減速制御の減速度よりもメカニカルブレーキによる減速度の方が大きな場合は、メカニカルブレーキによる制動制御が行われる。つまり、その状況によって最も大きな減速度を発生可能な制動手段が選択されることで、その状況において最も短い距離で走行車を停止させることができる
【発明の効果】
図4を用いて、本実施形態におけるサーボドライバに異常が生じた場合の減速制御により得られる減速度を説明する。なお、以下の説明では、スタッカクレーン1が600m/minで走行しているとする。また、この実施形態では、第5サーボモータ35は第5ブレーキ56eを有しているが、第1〜第4ブレーキ56a〜56dによって走行停止制御を行うときには第5ブレーキ56eは作動させないようになっている。
ここで、第1〜第4ブレーキ56a〜56dが作動した場合の減速度は0.26Gであって、停止までの走行距離は19.62mである。そして、第1〜第4サーボモータ31〜34のうち3個が異常の場合は、図示はしていないが、減速度は例えば0.2Gになっている。以上より、異常となったサーボドライバの数が2個までの場合はサーボドライバによる減速制御の方が大きい減速度を実現でき、異常となったサーボドライバの数が3個の場合はサーボモータに組み込まれたブレーキによる減速の方が大きい減速度を実現できることが分かる。
ステップS2では、判断部67は、読み出した減速度と第1〜第4ブレーキ56a〜56dによる減速度とを比較していずれが大きいかを判断する。ブレーキ停止減速度の方が大きい場合はプロセスはステップS3に移行し、制御停止減速度の方が大きい場合はプロセスはステップS4に移行する。
なお、ステップS2の別例として、メカニカルブレーキの減速度よりも小さい減速度となるパターンは記憶せずに、登録がなければメカニカルブレーキの減速度が大きいと判断するようにしてもよい。
(5)特徴
上記実施形態は、下記のように表現可能である。
走行車(例えば、スタッカクレーン)は、走行車本体(例えば、走行台車11)と、複数のサーボモータ(例えば、第1〜第サーボモータ31〜35)と、コントローラ(例えば、走行制御部39)とを備えている。複数のサーボモーは、走行車本体を走行させるための走行モータであり、ブレーキを有する。コントローラは、複数のサーボモータを制御する。コントローラは、複数のサーボモータにおける異常を把握する異常把握部(例えば、異常把握部63)と、複数のサーボモータのうち一部のサーボモータの組み合わせによる複数の減速度パターンを記憶した減速度パターン記憶部(例えば、減速度パターン記憶部65)とを有している。コントローラは、異常把握部がサーボモータの異常を把握すれば、異常なサーボモータを減速制御の対象から外して、さらに、正常なサーボモータ同士の組み合わせからなる減速度パターンを減速度パターン記憶部から読み出して、次に、当該減速度パターンを用いて制動制御を行う。
この走行車では、複数のサーボモータによって走行する走行車において、一部のサーボモータに異常が発生した場合に、異常なサーボモータを減速制御の対象から外して、さらに、正常なサーボモータ同士の組み合わせからなる減速度パターンが読み出されて、当該減速度パターンによって制動制御が行われる。したがって、走行車は、安全かつ短距離で停止できる。

Claims (5)

  1. 走行車本体と、
    前記走行車本体を走行させるための走行モータであり、ブレーキを有する複数のサーボモータと、
    前記複数のサーボモータを制御するコントローラとを備え、
    前記コントローラは、
    前記複数のサーボモータにおける異常を把握する異常把握部と、
    前記複数のサーボモータのうち一部のサーボモータの組み合わせによる複数の減速度パターンを記憶した減速度パターン記憶部とを有しており、
    前記コントローラは、
    前記異常把握部が前記サーボモータの異常を把握すれば、異常なサーボモータを減速制御の対象から外して、さらに、正常なサーボモータ同士の組み合わせからなる減速度パターンを前記減速度パターン記憶部から読み出して、次に、当該減速度パターンを用いて制動制御を行う、
    走行車。
  2. 前記ブレーキはメカニカルブレーキであり、
    前記コントローラは、前記メカニカルブレーキにより得られる減速度よりも大きな減速度を有するサーボモータの組み合わせからなる減速度パターンがあるか否かを判断し、その結果、前記メカニカルブレーキと前記減速度パターンを用いた減速制御とを比べてより大きな減速度を発生可能な一方を選択して制動制御を行う、請求項1に記載の走行車。
  3. 前記複数の減速度パターンは、前記走行車本体の走行にアンバランスを生じさせるサーボモータを除いたサーボモータの組み合わせからなるバランス減速度パターンを含んでおり、
    前記コントローラは、前記バランス減速度パターンを前記記憶部から読み出した場合は、前記バランス減速度パターンに含まれるサーボモータによる制動制御を行うとともに、前記走行車本体の走行にアンバランスを生じさせるサーボモータを制御の対象から外す、請求項1に記載の走行車。
  4. 前記複数の減速度パターンは、前記走行車本体の走行にアンバランスを生じさせるサーボモータを除いたサーボモータの組み合わせからなるバランス減速度パターンを含んでおり、
    前記コントローラは、前記バランス減速度パターンを前記記憶部から読み出した場合は、前記バランス減速度パターンに含まれるサーボモータによる制動制御を行うとともに、前記走行車本体の走行にアンバランスを生じさせるサーボモータを制御の対象から外す、請求項2に記載の走行車。
  5. 走行車本体と、
    前記走行車本体を走行させるための走行モータでありメカニカルブレーキを有するサーボモータと、前記サーボモータに対応するサーボアンプとを含む複数のサーボドライバと、
    前記複数のサーボドライバを制御するコントローラとを備え、
    前記コントローラは、
    前記サーボドライバの異常信号が送られてくると、正常なサーボドライバの組み合わせからなる減速度パターンを読み出し、
    読み出した減速度パターンの減速度と複数のメカニカルブレーキによる減速度とを比較していずれが大きいかを判断し、
    前記複数のメカニカルブレーキによる減速度の方が大きい場合は、前記複数のサーボモータの電源を遮断することで前記複数のメカニカルブレーキを作動させ、
    前記読み出した減速度パターンの減速度の方が大きい場合は、異常なサーボドライバに含まれるサーボモータのメカニカルブレーキを開放状態にしたまま異常なサーボドライバをサーボOFFし、前記減速度パターンに規定された減速度が実現されるような速度指令を生成する、
    走行車。
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