JPWO2012001807A1 - 広告配信サーバ及び広告配信方法 - Google Patents
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Abstract
広告情報を表示可能なアプリケーションプログラムを備えたユーザ端末1に通信ネットワークNを介して接続され、ユーザ端末1へ広告情報を配信する広告配信サーバ10であって、広告情報23を記憶するDB20を備え、CPU11は、ユーザ端末1のアプリケーションプログラムの起動時に、当該ユーザ端末1から取得したUA又はユーザ端末1のアクセスエリアを特定可能なユーザ位置情報に基づいて、ユーザ端末1への広告配信の可否を決定し、広告配信可と決定された場合、所定の条件に基づいてDB20からユーザ端末1に配信する広告情報23を決定し、配信する広告情報23が決定された場合、当該広告情報23をユーザ端末に配信する。これにより、アプリケーションプログラムの変更なしにユーザにとってより的確な広告配信ができる。
Description
本発明は、広告配信サーバ及び広告配信方法に関する。
近年、画像ビューワなどのアプリケーションプログラムを起動すると、予め設定された広告情報が表示画面上に表示されるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
かかる広告情報は、コンテンツをユーザに提供する際に、当該コンテンツ情報に組み込まれて配信される。
かかる広告情報は、コンテンツをユーザに提供する際に、当該コンテンツ情報に組み込まれて配信される。
しかしながら、上記アプリケーションプログラムは、その特性上、一度構築されるとその中の広告情報を変更するためには、プログラムを再構築する必要があり、煩雑であるという問題があった。
また、同一企画のアプリケーションプログラムであっても、使用するユーザ端末の種類によっては広告規定が異なるため、ユーザ端末の種類に応じた広告配信を行うためには、個別のアプリケーションプログラムが必要であるという問題があった。
さらに、グローバル化によって、広告配信すべき広告情報がエリアによって異なるという実情に対応できていないという問題があった。
また、同一企画のアプリケーションプログラムであっても、使用するユーザ端末の種類によっては広告規定が異なるため、ユーザ端末の種類に応じた広告配信を行うためには、個別のアプリケーションプログラムが必要であるという問題があった。
さらに、グローバル化によって、広告配信すべき広告情報がエリアによって異なるという実情に対応できていないという問題があった。
本発明の課題は、アプリケーションプログラムの変更なしにユーザにとってより的確な広告配信のできる広告配信サーバ及び広告配信方法を提供することである。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
広告情報を表示可能なアプリケーションプログラムを備えたユーザ端末に通信ネットワークを介して接続され、前記ユーザ端末へ広告情報を配信する広告配信サーバであって、
広告情報を記憶する広告情報データベースと、
前記ユーザ端末の前記アプリケーションプログラムの起動時に、当該ユーザ端末から取得したユーザエージェント又は前記ユーザ端末のアクセスエリアを特定可能なユーザ位置情報に基づいて、前記ユーザ端末への広告配信の可否を決定する広告配信可否決定手段と、
前記広告配信可否決定手段により広告配信可と決定された場合、所定の条件に基づいて前記広告情報データベースから前記ユーザ端末に配信する広告情報を決定する配信広告決定手段と、
前記配信広告決定手段により配信する広告情報が決定された場合、当該広告情報を前記ユーザ端末に配信する配信手段と、
を備えることを特徴とする。
広告情報を表示可能なアプリケーションプログラムを備えたユーザ端末に通信ネットワークを介して接続され、前記ユーザ端末へ広告情報を配信する広告配信サーバであって、
広告情報を記憶する広告情報データベースと、
前記ユーザ端末の前記アプリケーションプログラムの起動時に、当該ユーザ端末から取得したユーザエージェント又は前記ユーザ端末のアクセスエリアを特定可能なユーザ位置情報に基づいて、前記ユーザ端末への広告配信の可否を決定する広告配信可否決定手段と、
前記広告配信可否決定手段により広告配信可と決定された場合、所定の条件に基づいて前記広告情報データベースから前記ユーザ端末に配信する広告情報を決定する配信広告決定手段と、
前記配信広告決定手段により配信する広告情報が決定された場合、当該広告情報を前記ユーザ端末に配信する配信手段と、
を備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の広告配信サーバにおいて、
前記広告配信可否決定手段は、
前記ユーザ端末の前記アプリケーションプログラムの起動時に前記ユーザ端末からユーザエージェントを取得して、当該ユーザ端末のキャリアを特定するキャリア特定手段と、
前記キャリア特定手段により特定したキャリアに基づいて、広告配信の可否を決定する第1可否決定手段と、
前記キャリア特定手段によるユーザエージェントの取得又はキャリアの特定が不可であった場合に、前記ユーザ位置情報としてのグローバルIP(Internet Protocol)アドレスにより前記ユーザ端末のアクセスエリアを識別する識別手段と、
前記識別手段により識別したアクセスエリアに基づいて、広告配信の可否を決定する第2可否決定手段と、
を備えることを特徴とする。
前記広告配信可否決定手段は、
前記ユーザ端末の前記アプリケーションプログラムの起動時に前記ユーザ端末からユーザエージェントを取得して、当該ユーザ端末のキャリアを特定するキャリア特定手段と、
前記キャリア特定手段により特定したキャリアに基づいて、広告配信の可否を決定する第1可否決定手段と、
前記キャリア特定手段によるユーザエージェントの取得又はキャリアの特定が不可であった場合に、前記ユーザ位置情報としてのグローバルIP(Internet Protocol)アドレスにより前記ユーザ端末のアクセスエリアを識別する識別手段と、
前記識別手段により識別したアクセスエリアに基づいて、広告配信の可否を決定する第2可否決定手段と、
を備えることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の広告配信サーバにおいて、
前記アプリケーションプログラムが、電子書籍ビューワであることを特徴とする。
前記アプリケーションプログラムが、電子書籍ビューワであることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の広告配信サーバにおいて、
書籍情報を記憶する書籍情報データベースを備え、
前記配信広告決定手段は、
前記ユーザ端末の前記アプリケーションプログラムの稼働中に、前記ユーザ端末による前記書籍情報データベースへの検索要求があった場合、所定の条件に基づいて前記広告情報データベースから前記ユーザ端末に配信する広告情報を決定することを特徴とする。
書籍情報を記憶する書籍情報データベースを備え、
前記配信広告決定手段は、
前記ユーザ端末の前記アプリケーションプログラムの稼働中に、前記ユーザ端末による前記書籍情報データベースへの検索要求があった場合、所定の条件に基づいて前記広告情報データベースから前記ユーザ端末に配信する広告情報を決定することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の広告配信サーバにおいて、
前記配信広告決定手段は、
前記ユーザ端末により指定されたキーワードに対応する書籍情報が前記書籍情報データベースから検索された場合、
所定の条件として前記キーワードを含む広告情報が優先されるように、前記広告情報データベースから前記ユーザ端末に配信する広告情報を決定することを特徴とする。
前記配信広告決定手段は、
前記ユーザ端末により指定されたキーワードに対応する書籍情報が前記書籍情報データベースから検索された場合、
所定の条件として前記キーワードを含む広告情報が優先されるように、前記広告情報データベースから前記ユーザ端末に配信する広告情報を決定することを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、
請求項1〜5の何れか一項に記載の広告配信サーバから、通信ネットワークを介して接続され、広告情報を表示可能なアプリケーションプログラムを備えたユーザ端末へ広告情報を配信する広告配信方法であって、
前記ユーザ端末の前記アプリケーションプログラムの起動時に、当該ユーザ端末から取得したユーザエージェント又は前記ユーザ端末のアクセスエリアを特定可能なユーザ位置情報に基づいて、前記ユーザ端末への広告配信の可否を決定する広告配信可否決定工程と、
前記広告配信可否決定工程により広告配信可と決定された場合、所定の条件に基づいて前記広告情報データベースから前記ユーザ端末に配信する広告情報を決定する配信広告決定工程と、
前記配信広告決定工程により配信する広告情報が決定された場合、当該広告情報を前記ユーザ端末に配信する配信工程と、
を有することを特徴とする。
請求項1〜5の何れか一項に記載の広告配信サーバから、通信ネットワークを介して接続され、広告情報を表示可能なアプリケーションプログラムを備えたユーザ端末へ広告情報を配信する広告配信方法であって、
前記ユーザ端末の前記アプリケーションプログラムの起動時に、当該ユーザ端末から取得したユーザエージェント又は前記ユーザ端末のアクセスエリアを特定可能なユーザ位置情報に基づいて、前記ユーザ端末への広告配信の可否を決定する広告配信可否決定工程と、
前記広告配信可否決定工程により広告配信可と決定された場合、所定の条件に基づいて前記広告情報データベースから前記ユーザ端末に配信する広告情報を決定する配信広告決定工程と、
前記配信広告決定工程により配信する広告情報が決定された場合、当該広告情報を前記ユーザ端末に配信する配信工程と、
を有することを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の広告配信方法において、
前記広告配信可否決定工程は、
前記ユーザ端末の前記アプリケーションプログラムの稼動時に前記ユーザ端末からユーザエージェントを取得して、当該ユーザ端末のキャリアを特定するキャリア特定工程と、
前記キャリア特定工程により特定したキャリアに基づいて、広告配信の可否を決定する第1可否決定工程と、
前記キャリア特定工程によるユーザエージェントの取得又はキャリアの特定が不可であった場合に、前記ユーザ位置情報としてのグローバルIPアドレスに基づいて、前記ユーザ端末のアクセスエリアを識別する識別工程と、
前記識別工程により識別したアクセスエリアに基づいて、広告配信の可否を決定する第2可否決定工程と、
を有することを特徴とする。
前記広告配信可否決定工程は、
前記ユーザ端末の前記アプリケーションプログラムの稼動時に前記ユーザ端末からユーザエージェントを取得して、当該ユーザ端末のキャリアを特定するキャリア特定工程と、
前記キャリア特定工程により特定したキャリアに基づいて、広告配信の可否を決定する第1可否決定工程と、
前記キャリア特定工程によるユーザエージェントの取得又はキャリアの特定が不可であった場合に、前記ユーザ位置情報としてのグローバルIPアドレスに基づいて、前記ユーザ端末のアクセスエリアを識別する識別工程と、
前記識別工程により識別したアクセスエリアに基づいて、広告配信の可否を決定する第2可否決定工程と、
を有することを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項6又は7に記載の広告配信方法において、
前記ユーザ端末の前記アプリケーションプログラムの稼働中に、前記ユーザ端末によるキーワードの検索要求があった場合、所定の条件に基づいて前記広告情報データベースから前記ユーザ端末に配信する広告情報を決定する第2配信広告決定工程
を有することを特徴とする。
前記ユーザ端末の前記アプリケーションプログラムの稼働中に、前記ユーザ端末によるキーワードの検索要求があった場合、所定の条件に基づいて前記広告情報データベースから前記ユーザ端末に配信する広告情報を決定する第2配信広告決定工程
を有することを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の広告配信方法において、
前記ユーザ端末により指定されたキーワードに対応する書籍情報が前記書籍情報データベースから検索された場合、所定の条件として前記キーワードを含む広告情報が優先されるように、前記広告情報データベースから前記ユーザ端末に配信する広告情報を決定する第3配信広告決定工程
を有することを特徴とする。
前記ユーザ端末により指定されたキーワードに対応する書籍情報が前記書籍情報データベースから検索された場合、所定の条件として前記キーワードを含む広告情報が優先されるように、前記広告情報データベースから前記ユーザ端末に配信する広告情報を決定する第3配信広告決定工程
を有することを特徴とする。
本発明によれば、広告配信サーバ側でユーザエージェント又はユーザ端末のアクセスエリアを特定可能なユーザ位置情報に基づいて、ユーザ端末への広告配信の可否を決定するため、ユーザ端末のキャリア及びエリアに対応した適切な広告配信を行うことができる。
また、広告配信可と決定された場合、広告情報データベースの中から所定の条件に基づいて配信する広告情報を決定するため、広告情報データベースの広告情報の中から、最適な広告情報を取得して配信することができる。
これにより、ユーザ端末側では特にアプリケーションプログラムを変更しなくても、ユーザにとってより的確な広告配信を行うことができる。
また、広告配信可と決定された場合、広告情報データベースの中から所定の条件に基づいて配信する広告情報を決定するため、広告情報データベースの広告情報の中から、最適な広告情報を取得して配信することができる。
これにより、ユーザ端末側では特にアプリケーションプログラムを変更しなくても、ユーザにとってより的確な広告配信を行うことができる。
以下、図を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1、2に示すように、広告配信サーバ10は、ユーザ(すなわち、広告受手)の所有するユーザ端末1と通信ネットワークNを介して接続されている。
(ユーザ端末)
ユーザ端末1は、例えば、アプリケーションプログラムとして電子書籍ビューワ41を備えた電子書籍装置である。
ここで、電子書籍装置とは、書籍の内容をデジタルデータ化した書籍データ(書籍情報)を取得して、当該取得した書籍データを表示し、書籍内容を閲覧可能な装置である。
なお、書籍データとは、テキスト、もしくはテキストに組版情報を付加したデータ形式で作成されたコンテンツであり、ビューワに転送後、成形されて表示される。
ユーザは、このようなユーザ端末1を用いて広告配信サーバ10にアクセスすることで、所望の書籍データを入手できる。このとき、広告配信サーバ10は、電子書籍ビューワ41で表示可能な広告情報を配信する。
ユーザ端末1は、例えば、アプリケーションプログラムとして電子書籍ビューワ41を備えた電子書籍装置である。
ここで、電子書籍装置とは、書籍の内容をデジタルデータ化した書籍データ(書籍情報)を取得して、当該取得した書籍データを表示し、書籍内容を閲覧可能な装置である。
なお、書籍データとは、テキスト、もしくはテキストに組版情報を付加したデータ形式で作成されたコンテンツであり、ビューワに転送後、成形されて表示される。
ユーザは、このようなユーザ端末1を用いて広告配信サーバ10にアクセスすることで、所望の書籍データを入手できる。このとき、広告配信サーバ10は、電子書籍ビューワ41で表示可能な広告情報を配信する。
具体的に、ユーザ端末1は、例えば、図3に示すように、CPU(Central Processing Unit)2と、RAM(Random Access Memory)3と、ROM(Read Only Memory)4と、記憶部5と、表示画面6と、タッチパネル7と、等を備えて構成される。
CPU2は、ROM4に格納された電子書籍ビューワ41等のアプリケーションプログラムを必要に応じて読み出し、RAM3に展開して実行することにより、例えば、タッチパネル7への操作に応答して表示画面6の表示を切り替える。
CPU2は、ROM4に格納された電子書籍ビューワ41等のアプリケーションプログラムを必要に応じて読み出し、RAM3に展開して実行することにより、例えば、タッチパネル7への操作に応答して表示画面6の表示を切り替える。
記憶部5は、大容量のフラッシュメモリ等で構成され、書籍データなどを記憶する。
表示画面6は、LCD(Liquid Crystal Display)等で構成され、書籍データなどの画像を表示する。
タッチパネル7は、表示画面6上に配置される。
タッチパネル7には、例えば、「マルチタッチ」と呼ばれる全面タッチパネルが採用されている。
全面タッチパネルは一般のタッチパネルとは異なり、画面のタッチ以外に画面をなでる速度と方向を認識でき、マウスのクリックに相当するタップ(指で軽く1回叩く操作)、ダブルクリックに相当するダブルタップ(2回叩く操作)、ドラッグ(指をずらせて表示内容を移動する操作)、フリック(指で軽く弾いて画面をスクロールする操作)、ピンチアウト(2本の指を広げて表示を拡大する操作)、ピンチイン(2本の指を狭めて表示を縮小する操作)などの操作を可能にしている。
また、内蔵の加速度センサ(図示省略)で縦横を検知でき、ビューワの持ち方(縦持ち・横持ち)によって表示画面6の表示方向を切り替えることもできる。
タッチパネル7には、例えば、「マルチタッチ」と呼ばれる全面タッチパネルが採用されている。
全面タッチパネルは一般のタッチパネルとは異なり、画面のタッチ以外に画面をなでる速度と方向を認識でき、マウスのクリックに相当するタップ(指で軽く1回叩く操作)、ダブルクリックに相当するダブルタップ(2回叩く操作)、ドラッグ(指をずらせて表示内容を移動する操作)、フリック(指で軽く弾いて画面をスクロールする操作)、ピンチアウト(2本の指を広げて表示を拡大する操作)、ピンチイン(2本の指を狭めて表示を縮小する操作)などの操作を可能にしている。
また、内蔵の加速度センサ(図示省略)で縦横を検知でき、ビューワの持ち方(縦持ち・横持ち)によって表示画面6の表示方向を切り替えることもできる。
ここで、図4〜13に、ユーザ端末1の表示画面6に表示される画面例を示す。
図4は、ユーザ端末1の起動画面G1の一例である。ユーザが、ユーザ端末1において、電子書籍ビューワ41を起動させると、表示画面6にこの起動画面G1が表示される。
図5は、書籍の表紙画面G2の一例である。この書籍の表紙画面G2は、ユーザが書籍を閲覧するにあたって、その閲覧する書籍を決定する操作を行った直後に、表示画面6に表示される。
表紙画面G2の下部には、読書開始ボタンB1や操作メニューボタン群B2などが配されている。読書開始ボタンB1は、ユーザが読書(書籍本体の閲覧)を開始する際に操作され、読書開始ボタンB1が操作されると、書籍本体画面G3(図6参照)が表示画面6に表示される。
表紙画面G2の下部には、読書開始ボタンB1や操作メニューボタン群B2などが配されている。読書開始ボタンB1は、ユーザが読書(書籍本体の閲覧)を開始する際に操作され、読書開始ボタンB1が操作されると、書籍本体画面G3(図6参照)が表示画面6に表示される。
図6は、書籍本体画面G3の一例である。
書籍本体画面G3は、書籍本体である文字(文章)の表示された本文表示部A1を中心として、その上部には操作メニュー表示部A2を備え、下部には広告表示部A3を備えている。
本文表示部A1には、通常の書籍の1ページ分の文章が横書きまたは縦書きで表示されており、この文章を前後に移動させる為のBACKボタン及びNEXTボタンが備えられている。
操作メニュー表示部A2には、検索ボタン(E Book Search)B3の他、全文取得ボタン(Get Full Ver.)、他書籍取得ボタン(Get More Title)、お勧め情報表示ボタン(Recommended)、等が表示されている。
広告表示部A3には、広告配信サーバ10から配信された広告情報が、バナー広告として表示されている。
書籍本体画面G3は、書籍本体である文字(文章)の表示された本文表示部A1を中心として、その上部には操作メニュー表示部A2を備え、下部には広告表示部A3を備えている。
本文表示部A1には、通常の書籍の1ページ分の文章が横書きまたは縦書きで表示されており、この文章を前後に移動させる為のBACKボタン及びNEXTボタンが備えられている。
操作メニュー表示部A2には、検索ボタン(E Book Search)B3の他、全文取得ボタン(Get Full Ver.)、他書籍取得ボタン(Get More Title)、お勧め情報表示ボタン(Recommended)、等が表示されている。
広告表示部A3には、広告配信サーバ10から配信された広告情報が、バナー広告として表示されている。
ここで、図7に示すように、書籍本体画面G3の上部を指でタップすると、図8に示すように、付加的な操作メニューボタン群B4が現れ、再度、書籍本体画面G3の上部を指でタップすると、この操作メニューボタン群B4が消えるようになっている。即ち、操作メニューボタン群B4の表示を任意に変更できるようになっている。
また、広告表示部A3を指でタップすると、図9に示すように、書籍本体画面G3から、広告表示部A3に表示された広告情報により指定されたリンク先のリンク先画面G4に遷移するようになっている。
また、図6に示す操作メニュー表示部A2の検索ボタンB3が操作されると、検索画面G5(図10参照)が表示画面6に表示される。
図10は、検索画面G5の一例である。
検索画面G5は、検索バーA4と、検索バーA4にユーザが文字を入力する為の入力部A5と、広告表示部A6と、を備えている。また、検索画面G5の上部には、操作メニュー表示部A2が表示されている。
検索バーA4には、ユーザの入力部A5への操作に応じてキーワードが入力される。検索バーA4の隣には、検索実行を指示するスタートボタンB5が備えられ、キーワードの入力後にスタートボタンB5が操作されると、検索が実行されて、その結果、検索結果画面G6(図11参照)が表示画面6に表示される。
検索画面G5は、検索バーA4と、検索バーA4にユーザが文字を入力する為の入力部A5と、広告表示部A6と、を備えている。また、検索画面G5の上部には、操作メニュー表示部A2が表示されている。
検索バーA4には、ユーザの入力部A5への操作に応じてキーワードが入力される。検索バーA4の隣には、検索実行を指示するスタートボタンB5が備えられ、キーワードの入力後にスタートボタンB5が操作されると、検索が実行されて、その結果、検索結果画面G6(図11参照)が表示画面6に表示される。
入力部A5は、各種の文字や数字、矢印、記号等を指定するキー群を備え、入力部A5によりユーザがキーワードを入力すると、当該キーワードは検索バーA4に表示される。
広告表示部A6には、広告配信サーバ10から配信された広告情報が、バナー広告として表示されている。
なお、図10は、広告表示部A6に、3つの異なる広告情報が表示された例であるが、表示される広告情報の数は任意に設定可能である。
なお、図10は、広告表示部A6に、3つの異なる広告情報が表示された例であるが、表示される広告情報の数は任意に設定可能である。
図11は、検索結果画面G6の一例である。
検索結果画面G6は、上記した検索画面G5にて入力されたキーワードを用いて、DB20の書籍コンテンツ情報21(後述)を検索して得られた書籍リストを表示する書籍リスト表示部A7と、広告表示部A8と、を備えている。
書籍リスト表示部A7には、キーワードを含んだ書籍情報が一覧となって表示されている。
広告表示部A8には、広告配信サーバ10から配信された広告情報が、一覧表示されている。
なお、図11は、広告表示部A6に、2つの異なる広告情報が表示された例であるが、表示される広告情報の数は任意に設定可能である。
検索結果画面G6は、上記した検索画面G5にて入力されたキーワードを用いて、DB20の書籍コンテンツ情報21(後述)を検索して得られた書籍リストを表示する書籍リスト表示部A7と、広告表示部A8と、を備えている。
書籍リスト表示部A7には、キーワードを含んだ書籍情報が一覧となって表示されている。
広告表示部A8には、広告配信サーバ10から配信された広告情報が、一覧表示されている。
なお、図11は、広告表示部A6に、2つの異なる広告情報が表示された例であるが、表示される広告情報の数は任意に設定可能である。
なお、書籍本体画面G3の広告表示部A3や、検索画面G5の広告表示部A6に表示される広告情報は、例えば、図12に示すように、画像バナー形式であっても良いし、図13に示すように、テキストリンク形式であっても良い。
なお、テキストリンク形式の広告情報の場合には、広告表示部A3,A6の枠寸法が自動的に取得され、文字が流れる形式で表示される。
なお、テキストリンク形式の広告情報の場合には、広告表示部A3,A6の枠寸法が自動的に取得され、文字が流れる形式で表示される。
(広告配信サーバ)
広告配信サーバ10は、図1に示すように、CPU11、RAM12、ROM13、及びデータベース(DB)20、などを備え、図示しない通信インターフェースにより、通信ネットワークNに接続されている。
広告配信サーバ10は、図1に示すように、CPU11、RAM12、ROM13、及びデータベース(DB)20、などを備え、図示しない通信インターフェースにより、通信ネットワークNに接続されている。
ここで、DB20の構成について説明する。
DB20には、書籍コンテンツ情報21、広告代理店情報22、広告情報23、対応機種情報24、位置情報25、ユーザ情報26、購入履歴情報27、等が格納されている。
DB20には、書籍コンテンツ情報21、広告代理店情報22、広告情報23、対応機種情報24、位置情報25、ユーザ情報26、購入履歴情報27、等が格納されている。
書籍コンテンツ情報21とは、ユーザに配信可能な書籍データ(書籍情報)である。
書籍コンテンツ情報21は、本ID、書籍名、著者名、紹介分、出版日、出版社、価格、ジャンル、登録日などを備えて構成されている。
なお、DB20は、書籍コンテンツ情報21を格納することで書籍情報データベースとして機能している。
書籍コンテンツ情報21は、本ID、書籍名、著者名、紹介分、出版日、出版社、価格、ジャンル、登録日などを備えて構成されている。
なお、DB20は、書籍コンテンツ情報21を格納することで書籍情報データベースとして機能している。
広告代理店情報22とは、広告代理店の情報である。ここで、広告代理店とは、広告料を支払って広告を出稿する一乃至複数の広告主の代理として、広告配信サーバ10に広告情報を入稿する者をいう。
広告代理店情報22は、広告代理店IDや広告代理店名などを備えて構成される。この広告代理店情報22は、広告代理店IDを介して広告情報23と対応付けられている。
広告代理店情報22は、広告代理店IDや広告代理店名などを備えて構成される。この広告代理店情報22は、広告代理店IDを介して広告情報23と対応付けられている。
広告情報23は、複数の広告代理店から入稿された広告情報である。
広告情報23は、広告ID、広告名、広告URL、広告代理店ID、キャリア、エリア、優先フラグ、成果条件、単価、成果評価点、コンテンツジャンル、顧客年代、顧客性別、バナー画像名、広告テキスト、広告開始日、広告終了日、などを備えて構成されている。
なお、DB20は、広告情報23を格納することで広告情報データベースとして機能している。
広告情報23は、広告ID、広告名、広告URL、広告代理店ID、キャリア、エリア、優先フラグ、成果条件、単価、成果評価点、コンテンツジャンル、顧客年代、顧客性別、バナー画像名、広告テキスト、広告開始日、広告終了日、などを備えて構成されている。
なお、DB20は、広告情報23を格納することで広告情報データベースとして機能している。
対応機種情報24は、ユーザエージェント(UA)、品名、キャリア、表示フラグ、発売日などを備えて構成されている。
UAには、各ユーザ端末に通信ネットワーク環境を提供する通信事業者であるキャリア(例えば、携帯通信事業者、ISP(Internet Service Provider)など)を示す固有の文字列が含まれている。
このため、複数のUAのそれぞれにキャリアが対応付けられる。各キャリアに対しては、「広告配信可能」又は「広告配信不可」を示す表示フラグがたてられている。
従って、対応機種情報24は、ユーザ端末1のキャリアが広告配信可能キャリアか広告配信不可キャリアかを決定するのに利用することができる。
即ち、UAを取得した場合には、この対応機種情報24によりキャリアが特定され、そのキャリアの表示フラグによって広告配信可能キャリアであるか、広告配信不可キャリアであるかが判断される。
UAには、各ユーザ端末に通信ネットワーク環境を提供する通信事業者であるキャリア(例えば、携帯通信事業者、ISP(Internet Service Provider)など)を示す固有の文字列が含まれている。
このため、複数のUAのそれぞれにキャリアが対応付けられる。各キャリアに対しては、「広告配信可能」又は「広告配信不可」を示す表示フラグがたてられている。
従って、対応機種情報24は、ユーザ端末1のキャリアが広告配信可能キャリアか広告配信不可キャリアかを決定するのに利用することができる。
即ち、UAを取得した場合には、この対応機種情報24によりキャリアが特定され、そのキャリアの表示フラグによって広告配信可能キャリアであるか、広告配信不可キャリアであるかが判断される。
位置情報25は、エリアID、IP(from)、IP(to)、緯度(from)、緯度(to)、経度(from)、経度(to)、キャリア、表示フラグなどを備えて構成されている。
エリアIDは、例えば、国ごとに割り当てられている。
そして、複数のエリアIDのぞれぞれに、IP(from)、IP(to)、緯度(from)、緯度(to)、経度(from)、経度(to)が対応付けられている。
また、複数のエリアIDのそれぞれに、そのエリアIDに対応する1乃至複数のキャリアが割り当てられ、更に各キャリアに対して「広告配信可能」又は「広告配信不可」を示す表示フラグがたてられている。
従って、位置情報25は、ユーザ端末1が、グローバルIPアドレス(ユーザ位置情報)から、広告配信可能キャリアが含まれるエリアにあるか、広告配信不可キャリアが含まれないエリアにあるかを決定するのに利用することができる。
即ち、グローバルIPアドレスによりエリアIDが決められ、そのエリアIDに対応するキャリア及び表示フラグによって広告配信可能キャリアが含まれるエリアのものであるか、広告配信不可キャリアが含まれないエリアのものであるかが判断される。
エリアIDは、例えば、国ごとに割り当てられている。
そして、複数のエリアIDのぞれぞれに、IP(from)、IP(to)、緯度(from)、緯度(to)、経度(from)、経度(to)が対応付けられている。
また、複数のエリアIDのそれぞれに、そのエリアIDに対応する1乃至複数のキャリアが割り当てられ、更に各キャリアに対して「広告配信可能」又は「広告配信不可」を示す表示フラグがたてられている。
従って、位置情報25は、ユーザ端末1が、グローバルIPアドレス(ユーザ位置情報)から、広告配信可能キャリアが含まれるエリアにあるか、広告配信不可キャリアが含まれないエリアにあるかを決定するのに利用することができる。
即ち、グローバルIPアドレスによりエリアIDが決められ、そのエリアIDに対応するキャリア及び表示フラグによって広告配信可能キャリアが含まれるエリアのものであるか、広告配信不可キャリアが含まれないエリアのものであるかが判断される。
ユーザ情報26は、ユーザによる事前の登録作業によって、DB20に格納される情報である。
ユーザ情報26は、ユーザID、年代、性別、登録日などを備えて構成されている。
また、ユーザ情報26は、ユーザIDを介して購入履歴情報27と対応付けられている。
ユーザ情報26は、ユーザID、年代、性別、登録日などを備えて構成されている。
また、ユーザ情報26は、ユーザIDを介して購入履歴情報27と対応付けられている。
購入履歴情報27は、ユーザ毎の購入履歴の情報であり、ユーザが、書籍を購入する度に更新される。購入履歴情報27は、ユーザID、購入日時、本ID、購入数、などを備えて構成されている。
CPU11は、例えば、ROM13に記憶されている各種処理プログラムに従って、各種の制御処理を行う。
RAM12は、CPU11により演算処理されたデータを格納するワークメモリエリアを形成している。
ROM13は、例えば、CPU11によって実行可能なシステムプログラムや、そのシステムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ、CPU11によって演算処理された各種処理結果のデータなどを記憶する。なお、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形でROM13に記憶されている。
具体的に、ROM13には、キャリア特定プログラム131、第1可否決定プログラム132、識別プログラム133、第2可否決定プログラム134、配信広告決定プログラム135、及び配信プログラム136、等が格納されている。
キャリア特定プログラム131は、例えば、ユーザ端末1のアプリケーションプログラムの起動時にユーザ端末1からユーザエージェント(UA)を取得して、当該ユーザ端末1のキャリアを特定する機能を、CPU11に実現させるプログラムである。
具体的に、CPU11は、ユーザ端末1の起動時にUAを取得すると、上記したDM20の対応機種情報24に基づいて、UAに対応するキャリアを特定する。
なお、UAからキャリアを特定した場合、この特定したキャリア情報は、ユーザ端末1の電子書籍ビューア41が起動している間、RAM12により保持される。
CPU11は、かかるキャリア特定プログラム131を実行することにより、キャリア特定手段として機能している。
具体的に、CPU11は、ユーザ端末1の起動時にUAを取得すると、上記したDM20の対応機種情報24に基づいて、UAに対応するキャリアを特定する。
なお、UAからキャリアを特定した場合、この特定したキャリア情報は、ユーザ端末1の電子書籍ビューア41が起動している間、RAM12により保持される。
CPU11は、かかるキャリア特定プログラム131を実行することにより、キャリア特定手段として機能している。
第1可否決定プログラム132は、例えば、キャリア特定プログラム131の実行により特定したキャリアに基づいて、広告配信の可否を決定する機能を、CPU11に実現させるプログラムである。
具体的に、CPU11は、キャリアを特定すると、上記したDM20の対応機種情報24に基づいて、特定したキャリアの広告配信の可否を決定する。
例えば、表示フラグが「広告配信可能」であれば広告配信可能キャリアであり、表示フラグが「広告配信不可」であれば広告配信不可キャリアである。
CPU11は、かかる第1可否決定プログラムを実行することにより、第1可否決定手段として機能している。
具体的に、CPU11は、キャリアを特定すると、上記したDM20の対応機種情報24に基づいて、特定したキャリアの広告配信の可否を決定する。
例えば、表示フラグが「広告配信可能」であれば広告配信可能キャリアであり、表示フラグが「広告配信不可」であれば広告配信不可キャリアである。
CPU11は、かかる第1可否決定プログラムを実行することにより、第1可否決定手段として機能している。
識別プログラム133は、例えば、前記キャリア特定プログラム131の実行による、UAの取得又はキャリアの特定が不可であった場合に、ユーザ位置情報としてのグローバルIPアドレスによりユーザ端末1のアクセスエリアを識別する機能を、CPU11に実現させるプログラムである。
具体的に、CPU11は、UAの取得又はキャリアの特定が不可であった場合、ユーザ端末1のグローバルIPアドレスをDM20の位置情報25と照合し、ユーザ端末1に該当するエリアIDを認識することで、ユーザ端末1のアクセスエリアを識別する。
なお、ユーザ端末1のグローバルIPアドレスは、一度取得されると、ユーザ端末1の電子書籍ビューア41が起動している間、RAM12により保持される。
CPU11は、かかる識別プログラムを実行することにより、識別手段として機能している。
具体的に、CPU11は、UAの取得又はキャリアの特定が不可であった場合、ユーザ端末1のグローバルIPアドレスをDM20の位置情報25と照合し、ユーザ端末1に該当するエリアIDを認識することで、ユーザ端末1のアクセスエリアを識別する。
なお、ユーザ端末1のグローバルIPアドレスは、一度取得されると、ユーザ端末1の電子書籍ビューア41が起動している間、RAM12により保持される。
CPU11は、かかる識別プログラムを実行することにより、識別手段として機能している。
第2可否決定プログラム134は、例えば、前記識別プログラム133の実行により識別したアクセスエリアに基づいて、広告配信の可否を決定する機能を、CPU11に実現させるプログラムである。
具体的に、CPU11は、DM20の位置情報25における、ユーザ端末1に該当するエリアIDに対応するキャリア及び表示フラグを参照し、そのエリアIDが、広告配信可能キャリアが含まれるエリアのものであるか、広告配信不可キャリアが含まれないエリアのものであるか判断する。
例えば、エリアIDに対して、「広告配信不可」を示す表示フラグがたてられたキャリアがあった場合、広告を配信しないことを決定し、「広告配信不可」を示す表示フラグがたてられたキャリアがない場合、広告を配信することを決定する。
CPU11は、かかる第2可否決定プログラムを実行することにより、第2可否決定手段として機能している。
具体的に、CPU11は、DM20の位置情報25における、ユーザ端末1に該当するエリアIDに対応するキャリア及び表示フラグを参照し、そのエリアIDが、広告配信可能キャリアが含まれるエリアのものであるか、広告配信不可キャリアが含まれないエリアのものであるか判断する。
例えば、エリアIDに対して、「広告配信不可」を示す表示フラグがたてられたキャリアがあった場合、広告を配信しないことを決定し、「広告配信不可」を示す表示フラグがたてられたキャリアがない場合、広告を配信することを決定する。
CPU11は、かかる第2可否決定プログラムを実行することにより、第2可否決定手段として機能している。
従って、CPU11は、上記したキャリア特定プログラム131、第1可否決定プログラム132、識別プログラム133、及び第2可否決定プログラム134を実行することにより、広告配信可否決定手段を構成しており、CPU11は、ユーザ端末1のアプリケーションプログラムの起動時に、当該ユーザ端末1から取得したUA又はグローバルIPアドレスに基づいて、ユーザ端末1への広告配信の可否を決定する。
配信広告決定プログラム135は、例えば、広告配信可否決定手段により広告配信可と決定された場合、所定の条件に基づいてDB20からユーザ端末1に配信する広告情報23を決定する機能を、CPU11に実現させるプログラムである。
具体的に、CPU11は、ユーザ端末1の起動時に、上記広告配信可否決定手段により広告配信可と決定された場合、配信広告決定プログラム135を実行する。
そして、CPU11は、当該ユーザ端末1において広告表示が可能な広告情報をDB20から検索し、その中から所定の条件に基づいて最適な広告情報を、配信する広告情報として決定する。
ここで、所定の条件とは、広告配信を行うにあたって、広告情報23を、その内容(例えば、優先フラグ、成果評価点、コンテンツジャンル、顧客年代、顧客性別、など)によって絞り込むための条件である。
具体的には、例えば、第1に、広告情報23の優先フラグの高いもの、第2に、広告情報23の成果評価点の高いもの、第3に、広告情報23のコンテンツジャンルが表示する書籍コンテンツ情報21のジャンルと同じもの、第4に、広告情報23の顧客年代がユーザ情報26の年代と同じもの、第5に、広告情報23の顧客性別がユーザ情報26の性別と同じもの、などの順で広告情報23を絞りこむ。
なお、上記のようにして、ユーザ端末1の起動時に、配信広告決定プログラム135の実行によって配信する広告情報として決定された広告情報は、例えば、書籍本体画面G3(図6参照)の広告表示部A3に表示されることとなる。
そして、CPU11は、当該ユーザ端末1において広告表示が可能な広告情報をDB20から検索し、その中から所定の条件に基づいて最適な広告情報を、配信する広告情報として決定する。
ここで、所定の条件とは、広告配信を行うにあたって、広告情報23を、その内容(例えば、優先フラグ、成果評価点、コンテンツジャンル、顧客年代、顧客性別、など)によって絞り込むための条件である。
具体的には、例えば、第1に、広告情報23の優先フラグの高いもの、第2に、広告情報23の成果評価点の高いもの、第3に、広告情報23のコンテンツジャンルが表示する書籍コンテンツ情報21のジャンルと同じもの、第4に、広告情報23の顧客年代がユーザ情報26の年代と同じもの、第5に、広告情報23の顧客性別がユーザ情報26の性別と同じもの、などの順で広告情報23を絞りこむ。
なお、上記のようにして、ユーザ端末1の起動時に、配信広告決定プログラム135の実行によって配信する広告情報として決定された広告情報は、例えば、書籍本体画面G3(図6参照)の広告表示部A3に表示されることとなる。
また、CPU11は、ユーザ端末1のアプリケーションプログラムの稼働中に、DB20(書籍情報データベース)への検索要求があった場合(即ち、書籍本体画面G3の表示中に、検索ボタンB3が操作された場合(図6参照))にも、配信広告決定プログラム135を実行し、所定の条件に基づいて最適な広告情報を、配信する広告情報として決定する。
この場合、所定の条件は、ユーザ端末1の起動時における配信広告決定処理での条件と同一である。
なお、このように、ユーザ端末1の稼働中に、書籍情報データベースへの検索要求があった場合に、配信広告決定プログラム135の実行によって配信する広告情報として決定された広告情報は、例えば、検索画面G5(図10参照)の広告表示部A6に表示されることとなる。
この場合、所定の条件は、ユーザ端末1の起動時における配信広告決定処理での条件と同一である。
なお、このように、ユーザ端末1の稼働中に、書籍情報データベースへの検索要求があった場合に、配信広告決定プログラム135の実行によって配信する広告情報として決定された広告情報は、例えば、検索画面G5(図10参照)の広告表示部A6に表示されることとなる。
また、CPU11は、ユーザ端末1により指定されたキーワードに対応する書籍情報がDB20(書籍情報データベース)から検索された場合(即ち、検索画面G5の検索バーA4にキーワードが入力され、スタートボタンB5が操作された場合(図10参照))にも、配信広告決定プログラム135を実行し、所定の条件に基づいて最適な広告情報を、配信する広告情報として決定する。
ここでは、所定の条件として、キーワードを含む広告情報を、優先的に配信する広告情報として決定するようになっている。これにより、キーワードを含む広告情報、即ち、キーワードに関連した広告情報が、優先的に選ばれる。
なお、このように、ユーザ端末1により指定されたキーワードに対応する書籍情報が書籍情報データベースから検索された場合に、配信広告決定プログラム135の実行によって配信する広告情報として決定された広告情報は、例えば、検索結果画面G6(図11参照)の広告表示部A8に表示されることとなる。
ここでは、所定の条件として、キーワードを含む広告情報を、優先的に配信する広告情報として決定するようになっている。これにより、キーワードを含む広告情報、即ち、キーワードに関連した広告情報が、優先的に選ばれる。
なお、このように、ユーザ端末1により指定されたキーワードに対応する書籍情報が書籍情報データベースから検索された場合に、配信広告決定プログラム135の実行によって配信する広告情報として決定された広告情報は、例えば、検索結果画面G6(図11参照)の広告表示部A8に表示されることとなる。
CPU11は、かかる配信広告決定プログラム135を実行することにより、配信広告決定手段として機能している。
配信プログラム136は、例えば、上記配信広告決定プログラム135により配信する広告情報が決定された場合、当該広告情報をユーザ端末1に配信する機能を、CPU11に実現させるプログラムである。
具体的には、書籍本体画面G3、検索画面G5、検索結果画面G6がユーザ端末1の表示画面6に表示される際に、CPU11は、上記配信広告決定プログラム135の実行により決定した広告情報を配信し、これらの画面(書籍本体画面G3、検索画面G5、検索結果画面G6)に、広告情報を表示させる。
CPU11は、かかる配信プログラム136を実行することにより、配信手段として機能している。
具体的には、書籍本体画面G3、検索画面G5、検索結果画面G6がユーザ端末1の表示画面6に表示される際に、CPU11は、上記配信広告決定プログラム135の実行により決定した広告情報を配信し、これらの画面(書籍本体画面G3、検索画面G5、検索結果画面G6)に、広告情報を表示させる。
CPU11は、かかる配信プログラム136を実行することにより、配信手段として機能している。
次に、図14〜16を用いて本実施形態の広告配信方法について説明する。
図14に、ユーザ端末1の起動時の広告配信処理のフローチャートを示す。
ユーザ端末1のCPU2は、ユーザによる電子書籍ビューワ41の起動操作が有るか否かを判断し(ステップS1)、起動操作がない場合(ステップS1:NO)、当該ステップS1の処理を繰り返す。
そして、起動操作が有ると(ステップS1:YES)、ユーザ端末1のCPU2は、起動画面G1(図4参照)を表示画面6に表示させ、広告配信サーバ10に通信ネットワークNを介してアクセスする(ステップS2)。
そして、起動操作が有ると(ステップS1:YES)、ユーザ端末1のCPU2は、起動画面G1(図4参照)を表示画面6に表示させ、広告配信サーバ10に通信ネットワークNを介してアクセスする(ステップS2)。
次に、広告配信サーバ10のCPU11は、ユーザ端末1への広告配信の可否を決定する広告配信可否決定処理を実行する(ステップS3:広告配信可否決定工程)。
次に、広告配信サーバ10のCPU11は、書籍コンテンツ情報21及び購入履歴情報27を用いて、書籍リストを作成し、当該書籍リストを通信ネットワークNを介してユーザ端末1に送信する(ステップS4)。
次に、広告配信サーバ10のCPU11は、書籍コンテンツ情報21及び購入履歴情報27を用いて、書籍リストを作成し、当該書籍リストを通信ネットワークNを介してユーザ端末1に送信する(ステップS4)。
次に、ユーザ端末1のCPU2は、書籍リストを表示画面6に表示させ(ステップS5)、ユーザにより閲覧する書籍を決定する操作が有るか否かを判断し(ステップS6)、書籍を決定する操作がない場合(ステップS6:NO)、当該ステップS6の処理を繰り返す。
一方、書籍を決定する操作がなされると、ユーザ端末1のCPU2は、広告配信サーバ10に通信ネットワークNを介してアクセスし(ステップS6:YES)、次に、広告配信サーバ10のCPU11は、DB20に格納された広告情報23の中から、ユーザ端末1に配信する広告情報23を決定する配信広告決定処理を実行する(ステップS7:配信広告決定工程)。
一方、書籍を決定する操作がなされると、ユーザ端末1のCPU2は、広告配信サーバ10に通信ネットワークNを介してアクセスし(ステップS6:YES)、次に、広告配信サーバ10のCPU11は、DB20に格納された広告情報23の中から、ユーザ端末1に配信する広告情報23を決定する配信広告決定処理を実行する(ステップS7:配信広告決定工程)。
次に、ユーザ端末1のCPU2は、書籍の表紙画面G2(図5参照)を表示画面6に表示させ(ステップS8)、読書開始ボタンB1の操作が有るか否かを判断し(ステップS9)、この読書開始ボタンB1の操作が無い場合(ステップS9:NO)、当該ステップS9の処理を繰り返す。
一方、読書開始ボタンB1の操作が有ると、ユーザ端末1のCPU2は、広告配信サーバ10に通信ネットワークNを介してアクセスし(ステップS9:YES)、これに応じて広告配信サーバ10のCPU11は、広告情報を配信する(ステップS10:配信工程)。
次に、ユーザ端末1のCPU2は、書籍本体画面G3(図6参照)を表示画面6に表示させる(ステップS11)。
一方、読書開始ボタンB1の操作が有ると、ユーザ端末1のCPU2は、広告配信サーバ10に通信ネットワークNを介してアクセスし(ステップS9:YES)、これに応じて広告配信サーバ10のCPU11は、広告情報を配信する(ステップS10:配信工程)。
次に、ユーザ端末1のCPU2は、書籍本体画面G3(図6参照)を表示画面6に表示させる(ステップS11)。
ここで、図15に、上記ステップS3の広告配信可否決定処理を示す。
先ず、広告配信サーバ10のCPU11は、ユーザーエージェント(UA)を取得できるか否かを判断する(ステップS31:キャリア特定工程)。
そして、UAが取得できない場合(ステップS31:NO)、後述のステップS35に移行する一方、UAが取得できる場合(ステップS31:YES)、広告配信サーバ10のCPU11は、キャリアを特定できるか否かを判断する(ステップS32:キャリア特定工程)。
そして、UAが取得できない場合(ステップS31:NO)、後述のステップS35に移行する一方、UAが取得できる場合(ステップS31:YES)、広告配信サーバ10のCPU11は、キャリアを特定できるか否かを判断する(ステップS32:キャリア特定工程)。
そして、キャリアを特定できない場合には(ステップS32:NO)、後述のステップS35に移行する一方、キャリアを特定できる場合には(ステップS32:YES)、広告配信サーバ10のCPU11は、その特定したキャリアが広告配信可能なキャリアであるか否かを判断する(ステップS33:第1可否決定工程)。
そして、広告配信可能なキャリアであると判断した場合(ステップS33:YES)、広告配信サーバ10のCPU11は、広告を配信する(広告配信可)と決定し(ステップS34)、広告配信可能なキャリアでないと判断した場合(ステップS33:NO)、広告を配信しない(広告配信不可:非表示)と決定する(ステップS37)。
そして、広告配信可能なキャリアであると判断した場合(ステップS33:YES)、広告配信サーバ10のCPU11は、広告を配信する(広告配信可)と決定し(ステップS34)、広告配信可能なキャリアでないと判断した場合(ステップS33:NO)、広告を配信しない(広告配信不可:非表示)と決定する(ステップS37)。
一方、UAが取得できない場合(ステップS31:NO)、及びキャリアが特定できない場合(ステップS32:NO)、広告配信サーバ10のCPU11は、グローバルIPアドレスによりアクセスエリアを識別する(ステップS35:識別工程)。
次に、広告配信サーバ10のCPU11は、上記ステップS35によって識別したアクセスエリアが、広告配信不可キャリアが含まれるエリアか否かを判断し(ステップS36:第2可否決定工程)、広告配信不可キャリアが含まれるエリアであると判断した場合(ステップS36:YES)、広告を配信しないと決定する(ステップS37)。
一方、広告配信不可キャリアが含まれるエリアでないと判断した場合(ステップS36:NO)、広告を配信すると決定する(ステップS34)。
次に、広告配信サーバ10のCPU11は、上記ステップS35によって識別したアクセスエリアが、広告配信不可キャリアが含まれるエリアか否かを判断し(ステップS36:第2可否決定工程)、広告配信不可キャリアが含まれるエリアであると判断した場合(ステップS36:YES)、広告を配信しないと決定する(ステップS37)。
一方、広告配信不可キャリアが含まれるエリアでないと判断した場合(ステップS36:NO)、広告を配信すると決定する(ステップS34)。
次に、図16に、ユーザ端末1の電子ビューワ41の稼働中に検索を行った場合の広告配信方法を示す。
ユーザ端末1のCPU2は、ユーザによる検索要求(検索ボタンB3の操作)が有るか否かを判断し(ステップS101)、検索要求がない場合(ステップS101:NO)、当該ステップS101の処理を繰り返す。
一方、検索要求が有る場合、ユーザ端末1のCPU2は、広告配信サーバ10に通信ネットワークNを介してアクセスする(ステップS101:YES)。
次に、広告配信サーバ10のCPU11は、DB20に格納された広告情報の中から、ユーザ端末1に配信する広告情報を決定する配信広告決定処理を実行する(ステップS102:第2配信広告決定工程)。
次に、広告配信サーバ10のCPU11は、ステップS102で決定された広告情報を配信する(ステップS103:配信工程)。
一方、検索要求が有る場合、ユーザ端末1のCPU2は、広告配信サーバ10に通信ネットワークNを介してアクセスする(ステップS101:YES)。
次に、広告配信サーバ10のCPU11は、DB20に格納された広告情報の中から、ユーザ端末1に配信する広告情報を決定する配信広告決定処理を実行する(ステップS102:第2配信広告決定工程)。
次に、広告配信サーバ10のCPU11は、ステップS102で決定された広告情報を配信する(ステップS103:配信工程)。
次に、ユーザ端末1のCPU2は、検索画面G5(図10参照)を表示画面6に表示させ(ステップS104)、ユーザによる検索画面G5の検索バーA4へのキーワードの入力操作がないか否かを判断し(ステップS105)、入力操作がない場合(ステップS105:NO)、当該ステップS105の処理を繰り返す。
一方、キーワードの入力操作がある場合、ユーザ端末1のCPU2は、広告配信サーバ10に通信ネットワークNを介してアクセスし(ステップS105:YES)、次に、広告配信サーバ10のCPU11は、DB20の書籍コンテンツ情報の書籍検索処理を実行する(ステップS106)。
一方、キーワードの入力操作がある場合、ユーザ端末1のCPU2は、広告配信サーバ10に通信ネットワークNを介してアクセスし(ステップS105:YES)、次に、広告配信サーバ10のCPU11は、DB20の書籍コンテンツ情報の書籍検索処理を実行する(ステップS106)。
次に、広告配信サーバ10のCPU11は、DB20に格納された広告情報23の中から、ユーザ端末1に配信する広告情報23を決定する配信広告決定処理を実行する(ステップS107:第3配信広告決定工程)。
次に、広告配信サーバ10のCPU11は、広告情報23を配信し(ステップS108)、次に、ユーザ端末1のCPU2は、検索結果画面G6(図11参照)を表示画面6に表示させる(ステップS109)。
次に、広告配信サーバ10のCPU11は、広告情報23を配信し(ステップS108)、次に、ユーザ端末1のCPU2は、検索結果画面G6(図11参照)を表示画面6に表示させる(ステップS109)。
以上のように、本実施形態の広告配信サーバ10及び広告配信方法によれば、UA又はグローバルIPアドレス(アクセスエリアを特定可能なユーザ位置情報)に基づいて、ユーザ端末1への広告配信の可否を決定するため、ユーザ端末1のキャリア及びエリアに対応して適切な広告配信を行うことができる。
また、DB20には、複数の広告代理店から入稿された広告情報23が記憶され、広告配信可と決定されたユーザ端末1に対して、当該広告情報23の中から所定の条件に基づいて配信する広告情報23を決定するため、複数の広告代理店からの広告情報23の中から、最適な広告情報を取得して配信することができる。
これにより、ユーザ端末1側の電子書籍ビューワ41を変更しなくても、ユーザにとってより的確な広告配信を行うことができる。
また、DB20には、複数の広告代理店から入稿された広告情報23が記憶され、広告配信可と決定されたユーザ端末1に対して、当該広告情報23の中から所定の条件に基づいて配信する広告情報23を決定するため、複数の広告代理店からの広告情報23の中から、最適な広告情報を取得して配信することができる。
これにより、ユーザ端末1側の電子書籍ビューワ41を変更しなくても、ユーザにとってより的確な広告配信を行うことができる。
また、本実施形態の広告配信サーバ10及び広告配信方法によれば、UAからキャリアを特定し、特定したキャリアに基づいて広告配信の可否を決定するとともに、UAの取得又はキャリアの特定が不可であった場合には、グローバルIPアドレスによりユーザ端末1のアクセスエリアを識別し、識別したアクセスエリアに基づいて広告配信の可否を決定する。これにより、UAの取得又はキャリアの特定が不可であった場合でも、広告配信不可キャリアが含まれないエリアのユーザに対しては広告配信を行うことができるため、広告配信対象となるユーザ数を増やすことができ、広告効果を高めることができる。
また、本実施形態の広告配信サーバ10及び広告配信方法によれば、アプリケーションプログラムが、プログラム更新をあまり必要としない電子書籍ビューワ41であるため、本願発明の効果がより顕著といえる。
また、本実施形態の広告配信サーバ10及び広告配信方法によれば、配信広告決定手段は、ユーザ端末1のアプリケーションプログラムの稼働中に、ユーザ端末1による書籍コンテンツ情報記憶部21への検索要求があった場合、所定の条件に基づいて広告情報記憶部221からユーザ端末1に配信する広告情報を決定する構成となっている。
このため、検索画面G5を表示する際に、適した広告を配信することができる。
このため、検索画面G5を表示する際に、適した広告を配信することができる。
また、本実施形態の広告配信サーバ10及び広告配信方法によれば、配信広告決定手段は、ユーザ端末1により指定されたキーワードに対応する書籍情報が書籍コンテンツ情報記憶部21から検索された場合、所定の条件として当該キーワードを含む広告情報が優先されるように、広告情報記憶部221からユーザ端末1に配信する広告情報を決定する構成となっている。
このため、検索結果画面G6を表示する際に、適した広告を配信することができる。
このため、検索結果画面G6を表示する際に、適した広告を配信することができる。
なお、広告配信サーバ10の構成については、上記実施形態の内容に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、広告配信サーバ10は、複数台のサーバにより構成することも可能である。
具体的に、上記実施形態では、広告配信サーバ10は、1台のサーバ内にコンテンツ(電子書籍)配信サーバと広告配信サーバの機能を有する構成を例示して説明しているが、例えば、コンテンツ配信サーバと、広告配信サーバとの2台の別々のサーバとして構成することとしても良い。
例えば、広告配信サーバ10は、複数台のサーバにより構成することも可能である。
具体的に、上記実施形態では、広告配信サーバ10は、1台のサーバ内にコンテンツ(電子書籍)配信サーバと広告配信サーバの機能を有する構成を例示して説明しているが、例えば、コンテンツ配信サーバと、広告配信サーバとの2台の別々のサーバとして構成することとしても良い。
また、本実施形態においては、ユーザ端末として、電子書籍装置を例示して説明しているが、ユーザ端末としては、これ以外にも、例えば、携帯電話機やノート型パーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)などであっても良い。
また、ユーザ位置情報としてグローバルIPアドレスを例示して説明しているが、ユーザ位置情報としては、これ以外にも、例えば、携帯電話のアクセスポイント情報やGPS情報であっても良い。この場合、エリアIDは、国より狭い範囲の地域毎に割り当てられることとなる。
また、ユーザ位置情報としてグローバルIPアドレスを例示して説明しているが、ユーザ位置情報としては、これ以外にも、例えば、携帯電話のアクセスポイント情報やGPS情報であっても良い。この場合、エリアIDは、国より狭い範囲の地域毎に割り当てられることとなる。
本発明は、情報通信分野等に利用することができる。
10 広告配信サーバ
11 CPU
12 RAM
13 ROM
131 キャリア特定プログラム(キャリア特定手段、広告配信可否決定手段)
132 第1可否決定プログラム(第1可否決定手段、広告配信可否決定手段)
133 識別プログラム(識別手段、広告配信可否決定手段)
134 第2可否決定プログラム(第2可否決定手段、広告配信可否決定手段)
135 配信広告決定プログラム(配信広告決定手段)
136 配信プログラム(配信手段)
20 データベース(書籍情報データベース、広告情報データベース)
1 ユーザ端末
41 電子書籍ビューワ(アプリケーションプログラム)
N 通信ネットワーク
11 CPU
12 RAM
13 ROM
131 キャリア特定プログラム(キャリア特定手段、広告配信可否決定手段)
132 第1可否決定プログラム(第1可否決定手段、広告配信可否決定手段)
133 識別プログラム(識別手段、広告配信可否決定手段)
134 第2可否決定プログラム(第2可否決定手段、広告配信可否決定手段)
135 配信広告決定プログラム(配信広告決定手段)
136 配信プログラム(配信手段)
20 データベース(書籍情報データベース、広告情報データベース)
1 ユーザ端末
41 電子書籍ビューワ(アプリケーションプログラム)
N 通信ネットワーク
Claims (9)
- 広告情報を表示可能なアプリケーションプログラムを備えたユーザ端末に通信ネットワークを介して接続され、前記ユーザ端末へ広告情報を配信する広告配信サーバであって、
広告情報を記憶する広告情報データベースと、
前記ユーザ端末の前記アプリケーションプログラムの起動時に、当該ユーザ端末から取得したユーザエージェント又は前記ユーザ端末のアクセスエリアを特定可能なユーザ位置情報に基づいて、前記ユーザ端末への広告配信の可否を決定する広告配信可否決定手段と、
前記広告配信可否決定手段により広告配信可と決定された場合、所定の条件に基づいて前記広告情報データベースから前記ユーザ端末に配信する広告情報を決定する配信広告決定手段と、
前記配信広告決定手段により配信する広告情報が決定された場合、当該広告情報を前記ユーザ端末に配信する配信手段と、
を備えることを特徴とする広告配信サーバ。 - 前記広告配信可否決定手段は、
前記ユーザ端末の前記アプリケーションプログラムの起動時に前記ユーザ端末からユーザエージェントを取得して、当該ユーザ端末のキャリアを特定するキャリア特定手段と、
前記キャリア特定手段により特定したキャリアに基づいて、広告配信の可否を決定する第1可否決定手段と、
前記キャリア特定手段によるユーザエージェントの取得又はキャリアの特定が不可であった場合に、前記ユーザ位置情報としてのグローバルIP(Internet Protocol)アドレスにより前記ユーザ端末のアクセスエリアを識別する識別手段と、
前記識別手段により識別したアクセスエリアに基づいて、広告配信の可否を決定する第2可否決定手段と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の広告配信サーバ。 - 前記アプリケーションプログラムが、電子書籍ビューワであることを特徴とする請求項1又は2に記載の広告配信サーバ。
- 書籍情報を記憶する書籍情報データベースを備え、
前記配信広告決定手段は、
前記ユーザ端末の前記アプリケーションプログラムの稼働中に、前記ユーザ端末による前記書籍情報データベースへの検索要求があった場合、所定の条件に基づいて前記広告情報データベースから前記ユーザ端末に配信する広告情報を決定することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の広告配信サーバ。 - 前記配信広告決定手段は、
前記ユーザ端末により指定されたキーワードに対応する書籍情報が前記書籍情報データベースから検索された場合、
所定の条件として前記キーワードを含む広告情報が優先されるように、前記広告情報データベースから前記ユーザ端末に配信する広告情報を決定することを特徴とする請求項4に記載の広告配信サーバ。 - 請求項1〜5の何れか一項に記載の広告配信サーバから、通信ネットワークを介して接続され、広告情報を表示可能なアプリケーションプログラムを備えたユーザ端末へ広告情報を配信する広告配信方法であって、
前記ユーザ端末の前記アプリケーションプログラムの起動時に、当該ユーザ端末から取得したユーザエージェント又は前記ユーザ端末のアクセスエリアを特定可能なユーザ位置情報に基づいて、前記ユーザ端末への広告配信の可否を決定する広告配信可否決定工程と、
前記広告配信可否決定工程により広告配信可と決定された場合、所定の条件に基づいて前記広告情報データベースから前記ユーザ端末に配信する広告情報を決定する配信広告決定工程と、
前記配信広告決定工程により配信する広告情報が決定された場合、当該広告情報を前記ユーザ端末に配信する配信工程と、
を有することを特徴とする広告配信方法。 - 前記広告配信可否決定工程は、
前記ユーザ端末の前記アプリケーションプログラムの稼動時に前記ユーザ端末からユーザエージェントを取得して、当該ユーザ端末のキャリアを特定するキャリア特定工程と、
前記キャリア特定工程により特定したキャリアに基づいて、広告配信の可否を決定する第1可否決定工程と、
前記キャリア特定工程によるユーザエージェントの取得又はキャリアの特定が不可であった場合に、前記ユーザ位置情報としてのグローバルIPアドレスに基づいて、前記ユーザ端末のアクセスエリアを識別する識別工程と、
前記識別工程により識別したアクセスエリアに基づいて、広告配信の可否を決定する第2可否決定工程と、
を有することを特徴とする請求項6に記載の広告配信方法。 - 前記ユーザ端末の前記アプリケーションプログラムの稼働中に、前記ユーザ端末によるキーワードの検索要求があった場合、所定の条件に基づいて前記広告情報データベースから前記ユーザ端末に配信する広告情報を決定する第2配信広告決定工程
を有することを特徴とする請求項6又は7に記載の広告配信方法。 - 前記ユーザ端末により指定されたキーワードに対応する書籍情報が前記書籍情報データベースから検索された場合、所定の条件として前記キーワードを含む広告情報が優先されるように、前記広告情報データベースから前記ユーザ端末に配信する広告情報を決定する第3配信広告決定工程
を有することを特徴とする請求項8に記載の広告配信方法。
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