JP6243204B2 - 配信装置、端末装置、配信方法、配信プログラム及び端末プログラム - Google Patents

配信装置、端末装置、配信方法、配信プログラム及び端末プログラム Download PDF

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Description

本発明は、配信装置、端末装置、配信方法、配信プログラム及び端末プログラムに関する。
近年、インターネットを介した広告配信が盛んに行われている。例えば、ウェブページの所定の位置に企業や商品等に関する広告コンテンツを表示することが行われている。このような広告コンテンツは、例えば、静止画像や動画像やテキストデータなどのアイコンであり、広告主によって提供されるウェブページ(以下、広告ページと表記する)へのハイパーリンク(以下、単に「リンク」と表記する)が張られる。そして、ユーザによって広告コンテンツがクリックされた場合に、広告ページが表示される。
広告表示に関する技術として、インターネット接続の待ち時間に広告を表示する技術が提案されている。
特開2002−157520号公報
しかしながら、上記の従来技術では、広告コンテンツの広告効果を向上させることができるとは限らない。具体的には、上記の従来技術では、待ち時間中に広告を表示しているに過ぎないので、かかる広告に対してユーザが関心を持たない場合がある。このようなことから、上記の従来技術では、広告コンテンツの広告効果を向上させることができるとは限らない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、広告コンテンツの広告効果を向上させることができる配信装置、端末装置、配信方法、配信プログラム及び端末プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る配信装置は、制御情報とともに第2コンテンツを表示する表示領域を含む第1コンテンツを、前記第1コンテンツを表示する表示プログラムを実行する端末装置に配信する配信部を備え、前記制御情報は、前記表示プログラムによって特定された可視領域が変動される最中に形成される空き領域であって、前記可視領域内のうち前記第1コンテンツが表示されている領域以外の空き領域に前記表示領域を表示する表示手順、を前記端末装置に実行させることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、広告コンテンツの広告効果を向上させることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る表示処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る広告配信システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る広告装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る広告コンテンツ記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る配信装置の構成例を示す図である。 図6は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図7は、実施形態に係る広告配信システムによる配信処理手順を示すシーケンス図である。 図8は、実施形態に係る端末装置による処理手順を示すフローチャートである。 図9は、変形例に係る表示処理の一例を示す図である。 図10は、変形例に係る表示処理の一例を示す図である。 図11は、変形例に係る表示処理の一例を示す図である。 図12は、変形例に係る算定処理の一例を示す図である。 図13は、配信装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る配信装置、端末装置、配信方法、配信プログラム及び端末プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る配信装置、端末装置、配信方法、配信プログラム及び端末プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.表示処理〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る表示処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る表示処理の一例を示す図である。図1では、端末装置10によって、広告コンテンツがウェブブラウザに表示される例を示す。
図1に示すように、ウェブページW1は、記事等の各種情報が掲載されるコンテンツである。ここでは、ウェブページW1のサイズが、端末装置10の表示画面(例えば、ウェブブラウザ)の表示サイズよりも大きいものとする。このため、端末装置10の初期表示画面には、ウェブページW1の一部が表示される。
また、ウェブページW1は、広告表示領域AR11を含む。広告表示領域AR11は、広告枠等と呼ばれ、所定の広告コンテンツが表示される。図1の例では、広告表示領域AR11は、ウェブページW1に含まれるコンテンツWi1の外周に設けられる。
広告コンテンツA11は、静止画像や動画像であり、広告主によって提供される。図1に示した広告コンテンツA11は、「タイムセール」と記載された静止画像である。また、広告コンテンツA11は、広告主によって提供される広告ページへのリンクが張られる。例えば、広告コンテンツA11は、広告主「通信販売会社」によって提供される広告ページへのリンクが張られる。この広告コンテンツA11を表示する処理について、図1を用いて詳細に説明する。
実施形態に係る端末装置10は、図1の左側に示すように、初期表示画面において、ウェブページW1のうち可視領域VA内にあるコンテンツWi1(例えば、トピックスt1〜t6)を表示する。一般的には、端末装置10は、初期表示画面において、ウェブページW1の左上を表示するが、ここでは、ウェブページW1の中央に位置するコンテンツWi1を表示するものとする。なお、端末装置10は、図1の左側に示すように、初期表示画面では、可視領域VA内に広告表示領域AR11を表示しない。
ここで、端末装置10を操作するユーザによって端末装置10が右回りに90度回転されたものとする。このとき、端末装置10は、図1の中央に示すように、可視領域VA内に表示されたコンテンツWi1が右回りに縦表示から横表示に回転されている最中に形成される空き領域SP1〜SP3に広告表示領域AR11を表示する。ここで、空き領域SP1〜SP3は、可視領域VAが回転される最中に形成される領域であって、可視領域VA内のうちコンテンツWi1が表示されている領域以外の領域を示す。そして、端末装置10は、空き領域SP1に表示された広告表示領域AR11に広告コンテンツA11を重ねて表示する。なお、端末装置10は、空き領域SP1に限らず、空き領域SP2〜SP3に表示された広告表示領域AR11に広告コンテンツA11やその他の広告コンテンツを重ねて表示してもよい。
そして、端末装置10は、コンテンツWi1が横表示になった際には、図1の右側に示すように、広告表示領域AR11を表示せず、可視領域VA内にコンテンツWi1(例えば、トピックスt1〜t3)のみを表示する。
このように、実施形態に係る端末装置10は、端末装置10が回転されている最中に形成される空き領域SP1に広告表示領域AR11を表示する。これにより、端末装置10は、端末装置10を回転させるといったユーザの能動的な動作に伴って広告コンテンツを表示することができるので、有益な情報を発見した感覚をユーザに与え広告コンテンツに関心を持たせることができる。また、端末装置10は、可視領域VAが回転されている最中にのみ空き領域SP1に広告表示領域AR11を表示するので、広告コンテンツに対するユーザの好奇心を刺激することができる。このため、端末装置10は、広告コンテンツの広告効果を向上させることができる。
以下、上述した表示処理を実現する端末装置10等について説明する。なお、上記では説明を省略したが、上述したウェブページW1には、広告表示領域AR11の表示を制御する制御情報が含まれる。そして、端末装置10は、制御情報に従って上述した表示処理を行う。このような制御情報については後述する。
〔2.広告配信システムの構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る広告配信システムの構成について説明する。図2は、実施形態に係る広告配信システム1の構成例を示す図である。図2に示すように、広告配信システム1は、端末装置10と、広告主端末20と、広告装置30と、配信装置100とを含む。端末装置10、広告主端末20、広告装置30及び配信装置100は、ネットワークNを介して有線又は無線により通信可能に接続される。なお、図2に示す広告配信システム1には、複数台の端末装置10や、複数台の広告主端末20や、複数台の広告装置30や、複数台の配信装置100が含まれてもよい。
端末装置10は、ウェブページを閲覧するユーザによって利用される情報処理装置である。例えば、端末装置10は、デスクトップ型PC(Personal Computer)や、ノート型PCや、タブレット端末や、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等である。また、端末装置10は、ユーザによる操作に従って、配信装置100からウェブページを取得し、取得したウェブページを表示する。また、端末装置10は、ウェブページに後述する広告取得命令が含まれる場合には、広告装置30から広告コンテンツを取得し、取得した広告コンテンツを後述する制御情報に従ってウェブページとともに表示する。
広告主端末20は、広告主によって利用される情報処理装置である。例えば、広告主端末20は、デスクトップ型PCや、ノート型PCや、タブレット端末や、携帯電話機や、PDA等である。また、広告主端末20は、広告主による操作に従って、広告コンテンツを広告装置30に入稿する。例えば、広告主端末20は、広告コンテンツとして、静止画像や、動画像や、テキストデータや、広告主が管理する広告主サーバによって配信される広告ページにアクセスするためのURL(Uniform Resource Locator)などを広告装置30に入稿する。
なお、広告主は、広告コンテンツの入稿を代理店に依頼する場合がある。この場合、広告装置30に広告コンテンツを入稿するのは代理店となる。以下では、「広告主」といった表記は、広告主だけでなく代理店を含む概念であり、「広告主端末」といった表記は、広告主端末20だけでなく代理店によって利用される代理店装置を含む概念であるものとする。
広告装置30は、広告主端末20から入稿された広告コンテンツを配信するサーバ装置である。例えば、広告装置30は、端末装置10からアクセスされた場合に、広告コンテンツを端末装置10に配信する。
配信装置100は、端末装置10にウェブページを配信するウェブサーバ等である。例えば、配信装置100は、ニュースサイト、オークションサイト、天気予報サイト、ショッピングサイト、ファイナンス(株価)サイト、路線検索サイト、地図提供サイト、旅行サイト、飲食店紹介サイト、ウェブブログなどに関する各種ウェブページを配信する。
配信装置100によって配信されるウェブページは、例えば、HTML(HyperText Markup Language)により記述されたHTMLファイルや、XML(Extensible Markup Language)により記述されたXMLファイル等により形成される。そして、配信装置100によって配信されるウェブページには、広告取得命令が含まれる。例えば、ウェブページを形成するHTMLファイル等には、広告装置30のURL等が広告取得命令として記述される。この場合、端末装置10は、HTMLファイル等に記述されているURLにアクセスすることで、広告装置30から広告コンテンツを取得する。
また、配信装置100によって配信されるウェブページには、ウェブページに含まれる広告表示領域の表示を制御する制御情報が含まれる。この制御情報は、例えば、JavaScript(登録商標)やCSS(Cascading Style Sheets)等のスクリプト言語により、ウェブページを形成するHTMLファイル等に記述される。この場合、端末装置10は、制御情報に従って広告表示領域を表示する。
また、配信装置100から端末装置10に配信される各種データは、実際にはウェブページを形成するHTMLファイルや画像等であるが、以下では、配信装置100から端末装置10に配信される各種データを「ウェブページ」と表記する場合がある。
〔3.広告装置の構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係る広告装置30の構成について説明する。図3は、実施形態に係る広告装置30の構成例を示す図である。図3に示すように、広告装置30は、通信部31と、広告コンテンツ記憶部32と、制御部33とを有する。
通信部31は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部31は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、端末装置10や広告主端末20や配信装置100との間で情報の送受信を行う。
広告コンテンツ記憶部32は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。広告コンテンツ記憶部32は、広告主端末20から入稿された広告コンテンツに関する各種情報を記憶する。ここで、図4に、実施形態に係る広告コンテンツ記憶部32の一例を示す。図4に示した例では、広告コンテンツ記憶部32は、「広告主ID」、「広告コンテンツ」、「入札価格」、「CTR(Click Through Rate)」といった項目を有する。
「広告主ID」は、広告主又は広告主端末20を識別するための識別情報を示す。「広告コンテンツ」は、広告主端末20から入稿された広告コンテンツを示す。この「広告コンテンツ」は、広告表示領域に表示される広告コンテンツを示す。なお、図4では「広告コンテンツ」に「A11」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、静止画像や動画像やテキストデータやURL、又は、これらの格納場所を示すファイルパス名などが格納される。
「入札価格」は、広告主が広告コンテンツを入稿する際に指定する広告料金を示す。例えば、「入札価格」は、広告コンテンツが端末装置10に1回表示された際や、広告コンテンツがユーザに1回選択される操作(例えば、クリックやタップ)をされた際に広告主から広告配信者(例えば、広告装置30又は配信装置100の管理者)に支払われる単価に該当する。
「CTR」は、広告コンテンツが選択される操作をされた回数を広告コンテンツの表示回数によって除算した値を示す。図4の例では、「CTR」は、広告枠に表示される広告コンテンツにおけるCTRを示すものとする。なお、端末装置10に配信されたことがない広告コンテンツのCTRには、予め決められている固定値や、全ての広告コンテンツにおけるCTRの平均値や、同一の広告カテゴリ(例えば、車、旅行)に属する全ての広告コンテンツにおけるCTRの平均値などが記憶される。また、「CTR」には、CTRの予測モデル等から予測される予測CTRが記憶されてもよい。このような予測CTRは、例えば、広告コンテンツの種別や、広告コンテンツが表示されるウェブページの種別等によって予測される。
すなわち、図4では、広告主ID「B10」によって識別される広告主が、入札価格「100」を指定するとともに、広告コンテンツ「A11」を入稿した例を示している。また、図4では、広告コンテンツ「A11」のCTRが「0.02」である例を示している。
制御部33は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、広告装置30内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部33は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部33は、入稿受付部34と、要求受付部35と、抽出部36と、配信部37と、算定部38とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部33の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部33が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
入稿受付部34は、広告主端末20から広告コンテンツの入稿を受け付ける。具体的には、入稿受付部34は、入札価格の指定とともに、広告表示領域に表示させる広告コンテンツを受け付ける。そして、入稿受付部34は、入稿元の広告主に対応する広告主IDに対応付けて、入札価格と、広告コンテンツとを広告コンテンツ記憶部32に格納する。例えば、図1に示した例の場合、入稿受付部34は、入札価格「100」の指定とともに、広告コンテンツA11を広告主端末20から受け付ける。
要求受付部35は、端末装置10から広告コンテンツの取得要求を受け付ける。例えば、要求受付部35は、広告コンテンツの取得要求として、HTTPリクエストを受け付ける。
抽出部36は、要求受付部35によって広告コンテンツの取得要求が受け付けられた場合に、配信候補の広告コンテンツを広告コンテンツ記憶部32から抽出する。例えば、抽出部36は、広告コンテンツ記憶部32に記憶されている広告コンテンツのうち、入札価格又はCTRが高い広告コンテンツや、入札価格及びCTRの双方が高い広告コンテンツを優先して抽出する。
配信部37は、広告コンテンツ記憶部32に記憶されている広告コンテンツを配信する。具体的には、配信部37は、広告コンテンツの取得要求を送信した端末装置10に対して、抽出部36によって抽出された広告コンテンツを配信する。
算定部38は、広告主に広告配信料として課金する課金額や、ウェブページを制作している各種サイトを運営している情報提供者に広告表示料として支払う支払額を算定する。例えば、算定部38は、広告コンテンツ記憶部32に記憶されている入札価格と、広告コンテンツがユーザに選択される操作をされた回数とに基づいて、広告主に請求する課金額を算出する。ただし、この例に限られず、算定部38は、広告コンテンツがウェブページに表示された回数に基づいて課金額を算出してもよい。また、例えば、算定部38は、広告コンテンツを広告装置30に配信した回数に基づいて、情報提供者に支払う支払額を算定する。
〔4.配信装置の構成〕
次に、図5を用いて、実施形態に係る配信装置100の構成について説明する。図5は、実施形態に係る配信装置100の構成例を示す図である。図5に示すように、配信装置100は、通信部110と、コンテンツ記憶部120と、制御部130とを有する。
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、端末装置10や広告装置30との間で情報の送受信を行う。
コンテンツ記憶部120は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。そして、コンテンツ記憶部120は、コンテンツの一例であるウェブページを記憶する。例えば、コンテンツ記憶部120は、ウェブページを形成するHTMLファイルや、ウェブページに表示される静止画像や動画像を記憶する。
コンテンツ記憶部120に記憶されるウェブページには、広告コンテンツを取得するための広告取得命令が含まれる。また、コンテンツ記憶部120に記憶されるウェブページには、JavaScript(登録商標)やCSS等のスクリプト言語によりに記述される制御情報が含まれる。この制御情報は、ウェブページに含まれる広告表示領域の表示を制御する。具体的には、実施形態に係る制御情報は、可視領域の変動に応じて広告表示領域の表示を制御する。例えば、制御情報は、可視領域が変動される最中に形成される空き領域に広告表示領域を表示する。これにより、広告コンテンツは、広告表示領域に表示される。
制御部130は、例えば、CPUやMPU等によって、配信装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(配信プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図5に示すように、制御部130は、受付部131と、配信部132とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図5に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図5に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
受付部131は、端末装置10からウェブページの取得要求を受け付ける。例えば、受付部131は、ウェブページの取得要求として、HTTPリクエストを受け付ける。
配信部132は、受付部131によってウェブページの取得要求が受け付けられた場合に、ウェブページ及び制御情報を端末装置10に配信する。具体的には、配信部132は、コンテンツ記憶部120から取得要求対象のウェブページを取得し、取得したウェブページを端末装置10に配信する。上記の通り、コンテンツ記憶部120に記憶されているウェブページには制御情報が含まれるので、配信部132は、ウェブページ及び制御情報を配信することとなる。
なお、上述したコンテンツ記憶部120は、制御情報を含むウェブページではなく、ウェブページと制御情報とを個別に記憶してもよい。例えば、コンテンツ記憶部120は、ウェブページを形成するHTMLファイルと、制御情報が記述されたファイルとを対応付けて記憶してもよい。この場合、配信部132は、ウェブページ及び制御情報の双方を端末装置10に配信する。また、制御情報は、配信装置100に限らず、広告装置30によって配信されてもよい。
〔5.端末装置の構成〕
次に、図6を用いて、実施形態に係る端末装置10の構成について説明する。図6は、実施形態に係る端末装置10の構成例を示す図である。図6に示すように、端末装置10は、通信部11と、入力部12と、出力部13と、制御部14とを有する。
通信部11は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部11は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、広告装置30や配信装置100との間で情報の送受信を行う。
入力部12は、ユーザから各種操作を受け付ける入力装置である。例えば、入力部12は、キーボードやマウスや操作キー等によって実現される。出力部13は、各種情報を表示するための表示装置である。例えば、出力部13は、液晶ディスプレイ等によって実現される。なお、端末装置10にタッチパネルが採用される場合には、入力部12と出力部13とは一体化される。
制御部14は、例えば、CPUやMPU等によって、端末装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(表示プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムは、ウェブブラウザと呼ばれるアプリケーションプログラムに該当する。また、制御部14は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図6に示すように、制御部14は、要求部15と、受付部16と、操作受付部17と、変動部18と、表示制御部19とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部14の内部構成は、図6に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部14が有する各処理部の接続関係は、図6に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
要求部15は、入力部12を用いたユーザ操作に従って、配信装置100にウェブページの取得要求を送信する。また、要求部15は、受付部16によって受け付けられたウェブページに広告取得命令が含まれる場合に、広告コンテンツの取得要求を広告装置30に送信する。
受付部16は、ウェブページと広告コンテンツを受け付ける。具体的には、受付部16は、要求部15によって送信されたウェブページの取得要求に応答した配信装置100から、広告表示領域を含むウェブページを受け付ける。このとき、受付部16は、ウェブページに広告取得命令が含まれる場合には、広告コンテンツの取得要求を送信するよう要求部15に指示する。そして、受付部16は、要求部15によって送信された広告コンテンツの取得要求に応答した広告装置30から、広告コンテンツを受け付ける。
操作受付部17は、可視領域を変動させる操作を受け付ける。具体的には、操作受付部17は、端末装置10を操作するユーザから、可視領域を回転させたり、移動させたり、可視領域内のコンテンツを縮小させる操作を受け付ける。例えば、操作受付部17は、ユーザによって端末装置10が右回りに90度回転されることで可視領域を右回りに90度回転させる操作を受け付ける。
変動部18は、操作受付部17によって受け付けられた操作に応じて可視領域を変動させる。例えば、変動部18は、操作受付部17によって可視領域を右回りに90度回転させる操作が受け付けられた場合に、可視領域を右回りに90度回転させる。
表示制御部19は、受付部16によって受け付けられたウェブページに含まれる制御情報に従って、ウェブページに含まれる広告表示領域を出力部13に表示制御する。表示制御部19は、例えば、CPUやMPU等によって、ウェブページに含まれる制御情報がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。
具体的には、表示制御部19は、可視領域が変動される最中に形成される空き領域であって、かかる可視領域内のうちウェブページが表示されている領域以外の空き領域に広告表示領域を表示するよう制御する。例えば、表示制御部19は、可視領域が右回りに回転される最中に形成される空き領域に広告表示領域を表示する。
なお、表示制御部19は、初期表示において広告表示領域が可視領域に含まれないようにウェブページを表示する。例えば、表示制御部19は、広告表示領域が可視領域に含まれない大きさ及び位置に制御してウェブページを表示する。
また、表示制御部19は、空き領域に表示された広告表示領域に受付部16によって受け付けられた広告コンテンツを重ねて表示する。
なお、図1に示した例の場合、広告コンテンツA11は、文言が記載された静止画像である例を示したが、かかるテキストでなくてもかまわない。具体的には、広告コンテンツA11は、動画像であってもよい。
〔6.広告配信システムの処理フロー〕
次に、図7を用いて、実施形態に係る広告配信システム1による配信処理の手順について説明する。図7は、実施形態に係る広告配信システム1による配信処理手順を示すシーケンス図である。
図7に示すように、端末装置10は、ユーザ操作に従って、ウェブページの取得要求を配信装置100に送信する(ステップS101)。そして、配信装置100は、ウェブページの取得要求に応じて、制御情報を含むウェブページを端末装置10に配信する(ステップS102)。なお、配信装置100によって配信されるウェブページには、広告装置30のURL等である広告取得命令が含まれる。
続いて、端末装置10は、ウェブページに含まれる広告取得命令に基づいて、広告コンテンツの取得要求を広告装置30に送信する(ステップS103)。そして、広告装置30は、広告コンテンツの取得要求に応じて、広告コンテンツを端末装置10に配信する(ステップS104)。
そして、端末装置10は、ステップS102において受信したウェブページに含まれる制御情報に従って、ウェブページに含まれる広告表示領域を表示する表示処理を行う(ステップS105)。
〔7.端末装置の処理フロー〕
次に、図8を用いて、実施形態に係る端末装置10による処理の手順について説明する。図8は、実施形態に係る端末装置10による処理手順を示すフローチャートである。
図8に示すように、端末装置10は、ユーザからウェブページの表示操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS201)。このとき、端末装置10は、表示操作を受け付けていない場合には(ステップS201;No)、表示操作を受け付けるまで待機する。
一方、端末装置10は、表示操作を受け付けた場合には(ステップS201;Yes)、ウェブページの取得要求を配信装置100に送信する(ステップS202)。続いて、端末装置10は、配信装置100からウェブページを受信したか否かを判定する(ステップS203)。このとき、端末装置10は、ウェブページを受信していない場合には(ステップS203;No)、ウェブページを受信するまで待機する。
一方、端末装置10は、配信装置100からウェブページを受信した場合には(ステップS203;Yes)、ウェブページに含まれる広告取得要求に従って、広告装置30に広告コンテンツの取得要求を送信する(ステップS204)。続いて、端末装置10は、広告装置30から広告コンテンツを受信したか否かを判定する(ステップS205)。このとき、端末装置10は、広告コンテンツを受信していない場合には(ステップS205;No)、広告コンテンツを受信するまで待機する。
一方、端末装置10は、広告装置30から広告コンテンツを受信した場合には(ステップS205;Yes)、可視領域を変動させる操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS206)。このとき、端末装置10は、可視領域を変動させる操作を受け付けていないと判定した場合には(ステップS206;No)、可視領域を変動させる操作を受け付けるまで待機する。
一方、端末装置10は、可視領域を変動させる操作を受け付けたと判定した場合には(ステップS206;Yes)、かかる操作に応じて可視領域を変動させる(ステップS207)。そして、端末装置10は、可視領域が変動される最中に形成される空き領域に広告表示領域を表示する(ステップS208)。また、端末装置10は、空き領域に表示された広告表示領域に広告コンテンツを重ねて表示して処理を終了する(ステップS209)。
〔8.変形例〕
上述した実施形態に係る広告配信システム1は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、広告配信システム1の他の実施形態について説明する。なお、以下に説明する端末装置10は、ウェブページに含まれる制御情報に従って、広告コンテンツの表示処理を行う。
〔8−1.広告表示領域の表示(1)〕
上述してきた端末装置10は、可視領域内に表示されたウェブページが縮小表示される最中に形成される空き領域に広告表示領域を表示してもよい。この点について図9を用いて説明する。
図9は、変形例に係る表示処理の一例を示す図である。図9の左側の例では、端末装置10は、初期表示画面において、ウェブページW1のうち可視領域VA内にあるコンテンツWi1(例えば、トピックスt1〜t6)を表示する。なお、端末装置10は、図9の左側に示すように、初期表示画面では、可視領域VA内に広告表示領域AR11を表示しない。
ここで、端末装置10を操作するユーザによって可視領域VA内に表示されているウェブページW1が縮小表示されたものとする。例えば、ウェブページW1は、タッチパネル上に親指と人差し指を乗せ、二本の指Tでつまむような動作(例えば、ピンチイン)をすることで縮小される。
ここで、ウェブページW1は、二本の指Tでつまむような動作が維持されている場合には、縮小された状態で表示され続ける。このとき、端末装置10は、図9の右側に示すように、可視領域VA内にあるウェブページW1が縮小表示されている最中に形成される空き領域SP4に広告表示領域AR11を表示する。
なお、端末装置10は、タッチパネル上から二本の指Tが離された場合には、図9の中央に示すように、広告表示領域AR11を表示せず、ウェブページW1のうちコンテンツWi1のみを再び表示する。
このように、実施形態に係る端末装置10は、可視領域VA内に表示されたウェブページが縮小表示される最中に形成される空き領域SP4に広告表示領域を表示する。これにより、端末装置10は、広告コンテンツをユーザにタップさせることができる。
〔8−2.広告表示領域の表示(2)〕
上述してきた端末装置10は、可視領域内に表示されたウェブページが移動される最中に形成される空き領域に広告表示領域を表示してもよい。この点について図10を用いて説明する。
図10は、変形例に係る表示処理の一例を示す図である。図10に示すように、ウェブページW2は、記事等の各種情報が上から新しい順に掲載されるコンテンツである。このため、端末装置10は、図10の左側に示すように、初期表示画面において、ウェブページW2に記載されたトピックスt1〜t6をトピックスt6〜t1の順で可視領域VA内に表示する。
ここで、端末装置10を操作するユーザによって可視領域VA内のウェブページW2が下方向に移動されたものとする。例えば、ウェブページW2は、タッチパネル上に親指Tを乗せた状態で下方向に滑らせるような動作(例えば、スライド)をすることで下方向に移動される。これにより、端末装置10は、例えば、ウェブページW2に記載された最新のトピックスを取得する。
ここで、端末装置10は、指Tを下方向に滑らせた後に、タッチパネル上に指Tを継続して載せている場合には、ウェブページW2が下方向に移動された状態で表示され続ける。このとき、端末装置10は、図10の右側に示すように、ウェブページW2が移動されている最中に形成される空き領域SP5に広告表示領域AR12を表示する。そして、端末装置10は、空き領域SP5に表示された広告表示領域AR12に広告コンテンツA12を重ねて表示する。なお、この場合、ウェブページW2は、上部分のコンテンツ(例えば、トピックスt6〜t2)が表示される。
なお、端末装置10は、タッチパネル上から指Tが離された場合には、図10の左側に示すように、広告表示領域AR12を表示せず、ウェブページW2のみを再び表示する。
このように、実施形態に係る端末装置10は、可視領域内にあるウェブページが移動されている最中に形成される空き領域に広告表示領域を表示する。これにより、端末装置10は、コンテンツを更新する際に生じる待ち時間に広告コンテンツを表示するので、広告コンテンツの広告効果を向上させることができる。
〔8−3.複数の広告コンテンツの表示〕
上述してきた端末装置10は、可視領域が変動される最中に形成される複数の空き領域に複数の広告コンテンツを表示してもよい。この点について図11を用いて説明する。
図11は、変形例に係る表示処理の一例を示す図である。図11に示すように、ウェブページW3は、図1に記載されたウェブページW1と比較して、広告表示領域AR31がコンテンツWi1の右側に設けられていない点で相違する。
この場合、端末装置10は、可視領域VAが回転されている最中に形成される空き領域SP1及びSP2に広告表示領域AR31を表示する。そして、端末装置10は、空き領域SP1に表示された広告表示領域AR31に広告コンテンツA11を重ねて表示するとともに、空き領域SP2に表示された広告表示領域AR31に広告コンテンツA13を重ねて表示する。なお、端末装置10は、空き領域SP3には、広告表示領域AR31を表示しない。このため、空き領域SP3には、例えば、ブラウザの背景が表示される。
このように、実施形態に係る端末装置10は、可視領域が変動される最中に形成される複数の空き領域に複数の広告コンテンツを表示する。これにより、端末装置10は、空き領域を有効に活用することができるので、広告による収益を向上させることができる。また、端末装置10は、複数の広告コンテンツを表示することができるので、広告コンテンツに対する印象をより強くユーザに与えることができる。例えば、端末装置10は、複数の空き領域に同一の広告主によって入稿された複数の広告コンテンツを表示することで広告コンテンツに対する印象をより強くユーザに与えることができる。
〔8−4.ブラウザの背景に広告コンテンツを表示〕
上記実施形態では、ウェブページに予め設けられた広告表示領域に広告コンテンツを表示する例を示したが、端末装置10は、ブラウザの背景に広告コンテンツを表示してもよい。この点について図11を用いて説明する。
例えば、端末装置10は、図11に示すように、可視領域VAが回転されている最中に空き領域SP1〜SP3が形成される。かかる空き領域SP3は、ウェブページに広告表示領域が予め設けられていないので、ブラウザの背景が表示される。この場合、端末装置10は、ブラウザの背景が表示される空き領域SP3に広告表示領域を表示することで広告コンテンツを表示してもよい。
このように、実施形態に係る端末装置10は、ブラウザの背景が表示される空き領域に広告コンテンツを表示する。これにより、端末装置10は、ウェブページに広告表示領域が予め設けられていない場合でも空き領域を有効に活用することができるので、広告による収益を向上させることができる。
〔8−5.装置構成〕
また、上記実施形態では、広告配信システム1に、広告装置30と配信装置100とが含まれる例を示したが、広告装置30と配信装置100とは1個の装置として形成されてもよい。この場合、図5に示した配信装置100は、例えば、図3に示した広告コンテンツ記憶部32、入稿受付部34及び抽出部36を有する。そして、配信装置100は、端末装置10からウェブページの取得要求を受け付けた場合に、広告コンテンツ記憶部32から抽出した広告コンテンツとともに、広告取得命令を含まないウェブページを端末装置10に配信する。
また、上記実施形態では、広告装置30から端末装置10に広告コンテンツが配信される例を示したが、配信装置100が、広告装置30から広告コンテンツを取得してもよい。この場合、広告装置30の要求受付部35は、配信装置100から広告コンテンツの取得要求を受け付ける。また、広告装置30の配信部37は、配信装置100に広告コンテンツを配信する。また、配信装置100の配信部132は、広告装置30から取得した広告コンテンツとともに、広告取得命令を含まないウェブページを端末装置10に配信する。
〔8−6.課金額の算定〕
また、上記実施形態では、広告装置30の算定部38は、広告コンテンツの表示に基づいて、広告配信料として広告主に課金する課金額を算定してもよい。この点について、図12を用いて説明する。
図12は、変形例に係る算定処理の一例を示す図である。図12に示すように、端末装置10は、広告コンテンツが選択される操作をされた場合に、表示情報を配信装置100に送信する(ステップS301)。具体的には、端末装置10は、可視領域の変動に応じて広告表示領域が表示され、かかる広告表示領域に表示された広告コンテンツが選択される操作をされた場合に、選択操作情報を配信装置100に送信する。この送信処理は、操作受付部17によって行われてもよいし、図6に図示しない送信部によって行われてもよい。
続いて、図12に示すように、配信装置100は、端末装置10から受信した選択操作情報を広告装置30に送信する(ステップS302)。そして、広告装置30の算定部38は、配信装置100から受信した選択操作情報に基づいて、広告主への課金額を算定する(ステップS303)。例えば、算定部38は、広告コンテンツが選択される操作をされた回数が多いほど、課金額を高く算定する。
このように、算定部38は、広告コンテンツが選択される操作をされた回数を用いることで、広告効果と直結する公平な課金額を算定することができる。
なお、上述してきた例では、広告コンテンツの表示に基づいて、課金額を算定する例を示したが、広告コンテンツが表示された回数に基づいて、課金額を算定してもよい。例えば、算定部38は、広告コンテンツが表示された回数が多いほど、課金額を高く算定する。具体的には、算定部38は、広告コンテンツが1回表示されるごとに、広告主によって設定された所定の金額を課金額として算定する。また、広告装置30は、算定部38によって算定される広告主への課金額の合計額が広告主によって設定された課金上限額を超えない範囲で広告コンテンツを抽出し、端末装置10に配信してもよい。
また、上述してきた例では、広告装置30が課金額を算定する例を示したが、配信装置100が課金額を算定してもよい。この場合、配信装置100は、図3に示した算定部38を有する。
また、上記実施形態では、広告コンテンツは、割引情報などユーザにとって魅力的な情報を宣伝することで販売を促すコンテンツである例を示したが、かかる広告コンテンツは、企業のブランドを向上させるコンテンツであってもよい。例えば、広告コンテンツは、広告主の企業名や企業のロゴが掲載された静止画像であってもよい。この場合、端末装置10が回転された際に、広告主の企業がわかる広告コンテンツが表示されるため、例えば、創造性豊かで先進的な企業である印象をユーザに与えることができるので、企業のブランドを向上させることができる。
〔8−7.その他〕
また、上記実施形態では、広告コンテンツやウェブページのリンク領域を選択するユーザ操作を「クリック」と表記したが、かかるユーザ操作は、マウスを用いたクリック操作に限られない。例えば、上述してきた「クリック」は、指によって広告コンテンツ等をタップする操作や、視線によって広告コンテンツ等を選択する操作であってもよい。
また、上記実施形態では、ウェブページに広告コンテンツを重ねて表示する例を示したが、広告コンテンツと重ねて表示されるコンテンツは、ウェブページに限られない。例えば、携帯電話ゲーム等の画面に広告表示領域が含まれる場合、上述してきた広告コンテンツは、ゲーム画面等と重ねて表示されてもよい。
また、上記実施形態では、広告コンテンツを例に挙げて説明したが、ウェブページに表示されるコンテンツは、広告目的の広告コンテンツに限られない。例えば、上述してきた広告コンテンツは、天気情報や震災情報などを通知するためのコンテンツであってもよい。
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、図6に示した要求部15及び受付部16は統合されてもよい。
〔8−8.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る端末装置10及び配信装置100は、例えば図13に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、配信装置100を例に挙げて説明する。図13は、配信装置100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、通信網50(図2に示したネットワークNに対応)を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを通信網50を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る配信装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、コンテンツ記憶部120内のデータが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から通信網50を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
また、例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る端末装置10として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部14の機能を実現する。
〔9.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る配信装置100は、配信部132を有する。配信部132は、制御情報とともに広告コンテンツ(第2コンテンツの一例)を表示する広告表示領域(広告表示領域の一例)を含むウェブページ(第1コンテンツの一例)を、かかるウェブページを表示する表示プログラムを実行する端末装置に配信する。制御情報は、表示プログラムによって特定された可視領域が変動される最中に形成される空き領域であって、かかる可視領域内のうちウェブページが表示されている領域以外の空き領域に広告表示領域を表示する表示手順と、を端末装置10に実行させる。
これにより、実施形態に係る配信装置100は、端末装置10を回転させるといったユーザの能動的な動作に伴って広告コンテンツを表示することができるので、有益な情報を発見した感覚をユーザに与え広告コンテンツに関心を持たせることができる。また、端末装置10は、可視領域が回転されている最中にのみ空き領域に広告表示領域を表示するので、広告コンテンツに対するユーザの好奇心を刺激することができる。このため、端末装置10は、広告コンテンツの広告効果を向上させることができる。
また、実施形態に係る配信装置100において、表示手順は、可視領域が回転される最中に形成される空き領域に広告表示領域を表示する。
これにより、実施形態に係る配信装置100は、可視領域が回転されている最中にのみ広告表示領域を表示するので、広告コンテンツに対するユーザの好奇心を刺激することができる。
また、実施形態に係る配信装置100において、表示手順は、可視領域内に表示されたウェブページが縮小表示される最中に形成される空き領域に広告表示領域を表示する。
これにより、実施形態に係る配信装置100は、広告コンテンツをユーザにタップ(選択操作の一例)させることができる。
また、実施形態に係る配信装置100において、表示手順は、可視領域内に表示されたウェブページが移動される最中に形成される空き領域に広告表示領域を表示する。
これにより、実施形態に係る配信装置100は、コンテンツを更新する際に生じる待ち時間に広告コンテンツを表示するので、広告コンテンツの広告効果を向上させることができる。
また、実施形態に係る配信装置100において、表示手順は、初期表示において広告表示領域が可視領域に含まれない大きさ及び位置でウェブページを表示する。
これにより、実施形態に係る配信装置100は、有益な情報を発見した感覚をユーザに与えることができる。
また、実施形態に係る配信装置100において、表示手順は、広告表示領域に広告コンテンツを重ねて表示する。
これにより、実施形態に係る配信装置100は、広告コンテンツの広告効果を向上させることができる。
また、実施形態に係る配信装置100において、広告コンテンツが選択される操作をされた場合に、広告コンテンツを入稿した入稿元に課金する課金額を算定する。
これにより、実施形態に係る配信装置100は、広告効果と直結する公平な課金額を算定することができる。
また、実施形態に係る配信装置100において、表示手順は、可視領域が変動される最中に形成される空き領域であって、端末装置10の表示部13に表示される画面領域のうちウェブページが表示されている領域以外の空き領域に広告コンテンツを表示する表示領域を表示する。
これにより、実施形態に係る配信装置100は、ブラウザの背景に広告コンテンツを表示することができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
1 広告配信システム
10 端末装置
15 要求部
16 受付部
17 操作受付部
18 変動部
19 表示制御部
20 広告主端末
30 広告装置
32 広告コンテンツ記憶部
34 入稿受付部
35 要求受付部
36 抽出部
37 配信部
38 算定部
100 配信装置
131 受付部
132 配信部

Claims (9)

  1. 制御情報とともに第1コンテンツを、前記第1コンテンツを表示する表示プログラムを実行する端末装置に配信する配信部を備え、
    前記制御情報は、
    ユーザが前記端末装置を画面と垂直な軸を中心として略90度回転させる操作を行った場合は、前記端末装置が回転されている最中に形成される空き領域に第2コンテンツを表示する表示領域を表示する表示手順、
    を前記端末装置に実行させることを特徴とする配信装置。
  2. 前記表示手順は、
    初期表示において前記表示領域が可視領域に含まれない大きさ及び位置で前記第1コンテンツを表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の配信装置。
  3. 前記表示手順は、
    前記表示領域に前記第2コンテンツを重ねて表示する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の配信装置。
  4. 前記第2コンテンツが選択される操作をされた場合に、前記第2コンテンツを入稿した入稿元に課金する課金額を算定する算定部
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の配信装置。
  5. 制御情報とともに第1コンテンツを、前記第1コンテンツを表示する表示プログラムを実行する端末装置に配信する配信部を備え、
    前記制御情報は、
    ユーザが前記端末装置を画面と垂直な軸を中心として略90度回転させる操作を行った場合は、前記端末装置が回転されている最中に形成される空き領域に第2コンテンツを表示する表示領域を表示する表示手順、
    を前記端末装置に実行させることを特徴とする配信装置。
  6. 端末装置であって、
    第1コンテンツを受け付ける受付部と、
    ユーザが前記端末装置を画面と垂直な軸を中心として略90度回転させる操作を行った場合は、前記端末装置が回転されている最中に形成される空き領域に第2コンテンツを表示する表示領域を表示する表示部と、
    を備えることを特徴とする端末装置。
  7. コンピュータが実行する配信方法であって、
    制御情報とともに第1コンテンツを、前記第1コンテンツを表示する表示プログラムを実行する端末装置に配信する配信工程を含み、
    前記制御情報は、
    ユーザが前記端末装置を画面と垂直な軸を中心として略90度回転させる操作を行った場合は、前記端末装置が回転されている最中に形成される空き領域に第2コンテンツを表示する表示領域を表示する表示手順と、
    を前記端末装置に実行させることを特徴とする配信方法。
  8. コンピュータに、
    制御情報とともに第1コンテンツを、前記第1コンテンツを表示する表示プログラムを実行する端末装置に配信する配信手順を実行させ、
    前記制御情報は、
    ユーザが前記端末装置を画面と垂直な軸を中心として略90度回転させる操作を行った場合は、前記端末装置が回転されている最中に形成される空き領域に第2コンテンツを表示する表示領域を表示する表示手順、
    を前記端末装置に実行させることを特徴とする配信プログラム。
  9. 端末装置に、
    第1コンテンツを受け付ける受付手順と、
    ユーザが前記端末装置を画面と垂直な軸を中心として略90度回転させる操作を行った場合は、前記端末装置が回転されている最中に形成される空き領域に第2コンテンツを表示する表示領域を表示する表示手順と、
    を実行させることを特徴とする端末プログラム。
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