JP2020087270A - 広告配信装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

広告配信装置、制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが興味を有する商品を広告対象として好適に決定することが可能な広告配信装置を提供する。【解決手段】広告配信装置は、商品ごとの分類情報と、商品ごとに関連する1又は複数の関連ワードの情報と、商品画面上で閲覧された商品に関する履歴情報と、を記憶する。そして、広告配信装置は、表示端末に表示させる広告の要求があった場合に、表示端末のユーザが商品画面において閲覧した商品の分類又は関連ワードの少なくとも一方に基づき、広告を表示する広告商品を決定する。【選択図】図6

Description

本発明は、書籍などの商品の広告を表示する技術に関する。
従来から、ウェブサイトを閲覧するユーザに関心がある商品を特定してその広告を表示する技術が知られている。例えば、特許文献1には、ニューラルネットワークを用いた学習モデルにより、製品と人物が写された画像を用いて、製品の特徴と人物の特徴との間の共起関係を学習し、その学習結果に基づいて、商品に対する関心が高い利用者に対して商品の広告を配信する特定装置が開示されている。
特開2016−4551号公報
現在採用されている広告システムでは、SSP及びDSPの枠組み等を用いて、広告枠を提供するウェブサイトや広告を表示する閲覧ユーザの属性等に基づき、表示すべき広告を決定していた。しかし、このような広告システムでは、必ずしも閲覧ユーザに最適な広告が表示されているとは言えなかった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ユーザが興味を有する商品を広告対象として好適に決定することが可能な広告配信装置を提供することを主な目的とする。
本発明の1つの観点では、広告配信装置は、商品ごとの分類情報と、商品ごとに関連する1又は複数の関連ワードの情報と、商品画面上で閲覧された商品に関する履歴情報と、を記憶する記憶手段と、表示端末に表示させる広告の要求があった場合に、前記表示端末のユーザが前記商品画面において閲覧した商品の分類又は関連ワードの少なくとも一方に基づき、前記広告を表示する広告商品を決定する広告決定手段と、を有する。「広告の要求があった場合」とは、ウェブサーバとして機能する外部装置から当該外部装置が提供するウェブページ上に表示させる広告の要求があった場合に限らず、広告配信装置自身が提供するウェブページ上に広告を表示させる場合も含む。「商品画面」とは、例えば、ウェブ上で表示される商品に関する表示画面(ウェブページ)を指す。この態様によれば、広告配信装置は、広告を表示させるユーザが商品画面において閲覧した商品と分類又は関連ワードの少なくとも一方において関連する商品を広告商品として好適に決定することができる。これにより、広告配信装置は、ユーザが興味を有する商品を広告対象として好適に決定することができる。
上記広告配信装置の一態様では、前記広告決定手段は、前記閲覧した商品の分類と同一分類となる商品を前記広告商品として決定する。また、上記広告配信装置の他の一態様では、前記分類は、複数の階層が存在し、前記広告決定手段は、前記閲覧した商品の分類と少なくとも一部が一致する商品を前記広告商品として決定する。これらの態様によれば、広告配信装置は、商品の分類に基づき、ユーザが興味を有する商品を広告対象として好適に決定することができる。
上記広告配信装置の他の一態様では、前記広告決定手段は、前記閲覧した商品の少なくとも1つの関連ワードと共通する関連ワードを有する商品を、前記広告商品として決定する。この態様によれば、広告配信装置は、閲覧された商品との関連ワードの共通性に基づき、ユーザが興味を有する商品を広告対象として好適に決定することができる。
上記広告配信装置の他の一態様では、広告配信装置は、前記広告の要求を、前記表示端末から表示要求を受信したサーバ装置から受信する受信手段と、前記広告商品に関する広告情報を前記サーバ装置に送信する送信手段と、をさらに有する。この態様によれば、広告配信装置は、サーバ装置が表示端末に表示させる画面上に、ユーザが興味を有する商品を好適に表示させることができる。
上記広告配信装置の他の一態様では、広告配信装置は、前記ユーザの属性を推定する推定手段を備え、前記広告決定手段は、前記広告の要求があった場合に、推定された前記属性に基づき、前記広告の要否を決定する。この態様によれば、広告配信装置は、推定したユーザの属性に基づき、商品の広告を行う対象となるユーザを好適に限定することができる。
上記広告配信装置の他の一態様では、広告配信装置は、前記ユーザの属性を推定する推定手段を備え、前記記憶手段は、商品ごとに購買対象者の属性に関する情報を記憶し、前記広告決定手段は、推定された前記ユーザの属性と、前記購買対象者の属性とに基づき、前記広告商品の候補を選定する。この態様により、広告を行う対象となるユーザの属性に適合する商品を広告商品として定めることができる。
上記広告配信装置の他の一態様では、前記履歴情報は、前記商品を閲覧した閲覧時間又は閲覧日時の少なくとも一方の情報を含み、前記広告決定手段は、前記ユーザが閲覧した複数の商品が前記履歴情報に記録されている場合、前記閲覧時間又は前記閲覧日時の少なくとも一方に基づき、前記広告商品を決定する。この態様によれば、広告配信装置は、閲覧時間または閲覧日時の情報を履歴情報として記憶することで、ユーザが閲覧した複数の商品が履歴情報に記録されている場合であっても、広告商品を好適に決定することができる。例えば、広告配信装置は、閲覧時間が長かった商品又は閲覧日時が最新の商品と分類又は関連ワードにおいて共通する商品を広告商品として選定することができる。
上記広告配信装置の他の一態様では、前記商品のジャンルは、書籍である。一般に、ある分野の書籍が購入された場合、当該書籍の購買及び通読を契機として、当該書籍と同一分野の書籍への購入意欲がより増進する場合がある。一方、家具や電化製品などの商品では、一度購入した商品と同一分野の商品については、購入する必要性が低下することにより、購買意欲が一般的には減衰する。以上を勘案し、この態様では、広告配信装置は、書籍の広告を行う場合に、商品画面において閲覧された書籍の分類又は関連ワードの少なくとも一方に基づいて、広告する書籍を決定する。これにより、広告配信装置は、書籍の広告を効果的に実行することができる。
上記広告配信装置の他の一態様では、前記商品と前記広告商品は異なるジャンルである。この態様では、商品画面上で閲覧された商品と広告として表示される広告商品とは異なるジャンルとなり、例えば、前者の商品は書籍であり、後者の広告商品は家電などの書籍以外のジャンルの商品である。
書籍は通常、購入後に当該書籍に記載された内容と関連するジャンルの実施を目的とするものが主であるため、他品目で同一ジャンルの製品の訴求を行うことが効果的である。例えば、サイクリングの本の購買を行ったユーザは、購買した本に記載された内容(サイクリング)に関連(一致又は類似)するジャンルの商品である自転車が欲しくなることが想定される。以上を勘案し、この態様では、広告配信装置は、商品画面上で閲覧された商品と異なるジャンルの商品を広告商品として決定する。これにより、広告配信装置は、書籍とは異なるジャンルの商品の広告を効果的に実行することができる。
本発明の他の観点では、商品ごとの分類情報と、商品ごとに関連する1又は複数の関連ワードの情報と、商品画面上で閲覧された商品に関する履歴情報と、を記憶する記憶手段を参照する情報処理装置が実行する制御方法であって、表示端末に表示させる広告の要求があった場合に、前記表示端末のユーザが前記商品画面において閲覧した商品の分類又は関連ワードの少なくとも一方に基づき、前記広告を表示する広告商品を決定する広告決定工程を有する。情報処理装置は、この制御方法を実行することで、ユーザが興味を有する商品を広告対象として好適に決定することができる。
本発明のさらに別の観点では、商品ごとの分類情報と、商品ごとに関連する1又は複数の関連ワードの情報と、商品画面上で閲覧された商品に関する履歴情報と、を記憶する記憶手段を参照するコンピュータが実行するプログラムであって、表示端末に表示させる広告の要求があった場合に、前記表示端末のユーザが前記商品画面において閲覧した商品の分類又は関連ワードの少なくとも一方に基づき、前記広告を表示する広告商品を決定する広告決定手段として前記コンピュータを機能させる。コンピュータは、このプログラムを実行することで、ユーザが興味を有する商品を広告対象として好適に決定することができる。上記プログラムは、記憶媒体に記憶されてもよい。
本発明に係る広告配信装置によれば、広告を表示させるユーザが商品画面において閲覧した商品と分類又は関連ワードの少なくとも一方において関連する商品を広告商品として好適に決定することができる。これにより、広告配信装置は、ユーザが興味を有する商品を広告対象として好適に決定することができる。
実施形態に係る広告表示システムの構成を示す。 広告配信サーバのブロック図を示す。 表示端末のブロック図を示す。 商品情報DBのデータ構造を示す。 履歴情報DBのデータ構造を示す。 広告表示処理の概要を示したフローチャートである。 商品画面の表示例である。 外部サーバから受信した表示情報に基づく表示画面例である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するのに好適な実施形態について説明する。
[広告表示システムの構成]
図1は、本実施形態に係る広告表示システム100の構成を示す。広告表示システム100は、商品(本実施例では主に書籍とする)の広告をウェブページ上に表示するシステムであって、ユーザごとに適した広告を表示する。広告表示システム100は、主に、広告配信サーバ1と、外部サーバ2と、各ユーザが使用する表示端末3とを有する。広告配信サーバ1と各表示端末3とは、それぞれ、インターネットなどの通信網4を介してデータ通信を行う。
広告配信サーバ1は、書籍などの商品の販売等に関するウェブサイトを管理するウェブサーバとして機能し、表示端末3と通信を行うことで、表示端末3からの要求に基づき、商品の情報を表示するための表示情報を表示端末3に送信する。また、広告配信サーバ1は、商品の閲覧履歴があるユーザの表示端末3が広告配信サーバ1以外のウェブサーバである外部サーバ2が提供するウェブサイトにアクセスした場合に、表示端末3に広告を表示させる商品(「広告商品」とも呼ぶ。)を決定する。
なお、広告配信サーバ1は、複数のサーバ装置から構成されてもよい。例えば、広告配信サーバ1は、SSP(Supply Side Platform)として機能する1又は複数のサーバと、DSP(Demand Side Platform)として機能する1又は複数のサーバとから構成されてもよい。広告配信サーバ1は、本発明における「広告配信装置」の一例である。
外部サーバ2は、広告配信サーバ1とは異なるウェブサイトを管理するウェブサーバであり、表示端末3から要求されたウェブページを表示するための表示情報を表示端末3に送信する。この場合、表示端末3に表示させるウェブページには、広告配信サーバ1が指定した広告が表示される広告枠が存在し、外部サーバ2は、広告配信サーバ1に対して広告の要求信号(「広告リクエストRa」とも呼ぶ。)を送信する。そして、外部サーバ2は、広告リクエストRaの応答として広告配信サーバ1から受信した広告の表示情報(「広告情報Ia」とも呼ぶ。)に基づき、表示端末3に送信すべき表示情報を生成する。
なお、図1では、外部サーバ2は1つのみ表示されているが、複数の外部サーバ2が存在してもよい。この場合、各外部サーバ2は、表示端末3からの表示要求に基づき、広告配信サーバ1が指定した広告が表示される広告枠を含むウェブページの表示情報を表示端末3に送信する。外部サーバ2は、本発明における「サーバ装置」の一例である。
表示端末3は、例えばスマートフォンなどの携帯型端末やパーソナルコンピュータなどの通信型端末であり、ディスプレイを有する。表示端末3は、広告配信サーバ1又は外部サーバ2から受信する表示情報に基づく表示を行う。
[広告配信サーバの構成]
図2は、広告配信サーバ1のブロック図である。広告配信サーバ1は、主に、ディスプレイなどの表示部11と、マウスやキーボードなどの入力部12と、記憶部13と、データ通信を行う通信部14と、制御部15とを備える。これらの各要素は、バスライン10を介して相互に接続されている。
記憶部13は、ハードディスク又はフラッシュメモリといったメモリによって構成される。記憶部13は、制御部15が実行するプログラム、及び、制御部15がプログラムを実行することで所定の処理を実行するのに必要な情報を記憶する。本実施形態では、記憶部13は、商品画面において表示する商品に関する情報のデータベースである商品情報DB(Database)131と、広告配信サーバ1が管理するウェブサイトへアクセスしたユーザの閲覧等の履歴(即ちウェブ上での行動履歴)を示す履歴情報DB132とを有する。これらのデータ構造については[データ構造]のセクションで説明する。
制御部15は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)などを備え、広告配信サーバ1内の各構成要素に対して種々の制御を行う。例えば、制御部15は、商品情報DB131に基づき、表示端末3から指定された商品のウェブページ(「商品画面」とも呼ぶ。)を表示するための表示情報を生成し、通信部14により表示端末3へ生成した表示情報を送信する。また、制御部15は、外部サーバ2から広告リクエストRaを通信部14により受信した場合に、広告を表示するための広告情報Iaを生成し、要求元の外部サーバ2に送信する。制御部15は、本発明における「受信手段」、「送信手段」、「広告決定手段」及びプログラムを実行するコンピュータとして機能する。
[表示端末の構成]
図3は、表示端末3のブロック図である。表示端末3は、ディスプレイなどの表示部31と、タッチパネルなどの入力部32と、記憶部33と、データ通信を行う通信部34と、制御部35とを備える。これらの各要素は、バスライン30を介して相互に接続されている。
記憶部33は、ハードディスク又はフラッシュメモリといったメモリによって構成される。また、記憶部33は、制御部35が実行するプログラムを記憶する。
制御部35は、図示しないCPU、ROM及びRAMなどを備え、表示端末3内の各構成要素に対して種々の制御を行う。例えば、制御部35は、広告配信サーバ1又は外部サーバ2から受信する表示情報に基づき、種々の画面を表示部31に表示する。
[データ構造]
次に、広告配信サーバ1が記憶する商品情報DB131及び履歴情報132のデータ構造の具体例について、図4〜図5を参照して説明する。
図4は、商品情報DB131のデータ構造の一例である。図4に示す商品情報DB131は、「商品ID」、「ジャンルコード」、「関連ワード」、「タイトル」、「価格」、「刊行日」などの各項目を有する。商品情報DB131には、商品画面において表示される商品(本実施例では書籍)ごとに、これらの項目が関連付けられたレコードが記録されている。
「商品ID」は、商品である書籍を識別するための情報である。商品IDは、ISBN等であってもよい。
「ジャンルコード」は、対象の商品の分類を表す識別番号である。ジャンルコードは、好適には、複数階層の分類を表すとよい。図4の例では、ジャンルコードの最初の2桁は、商品の大まかな分類である大分類を表し、次の2桁は、各大分類に対する下位の分類である中分類を表し、続く下2桁は、中分類に対する下位の分類である小分類を表している。後述するように、ジャンルコードは、広告を表示する商品の選定に好適に用いられる。なお、ジャンルコードの階層数は3に限られず、任意の数であってもよい。
「関連ワード」は、対象の商品に関連する単語である。図4の例では、1つのレコードにおいて複数個の関連ワードが登録可能となっている。例えば、関連ワードには、商品画面に表示される商品説明などの文章を形態素解析により区切った単語が登録されてもよく、担当者による手動入力により任意の単語が登録されてもよい。後述するように、関連ワードは、広告配信サーバ1による広告商品の選定に好適に用いられる。
「タイトル」は、対象の商品のタイトル(商品名)である。「価格」は、対象の商品の価格であり、「刊行日」は、対象の商品の刊行日(発売日)である。
図5は、広告配信サーバ1が生成した履歴情報132のデータ構造の一例である。履歴情報132は、「閲覧者ID」、「閲覧日時」、「商品ID」、及び「閲覧時間」の各項目を有する。広告配信サーバ1は、表示端末3に商品画面を表示させる毎に履歴情報132に追加するレコードを生成する。
「閲覧者ID」は、広告配信サーバ1が商品画面の表示情報を送信した送信先の表示端末3の利用者を特定する識別情報である。閲覧者IDは、表示端末3の利用者を特定可能な任意の情報であり、例えば表示端末3の通信アドレス(IPアドレス、MACアドレス、メールアドレス等)、広告配信サーバ1にユーザ登録を行った会員に付される会員番号、Cookieに登録されたその他の情報、又はこれらの情報と紐付けて広告配信サーバ1が独自に生成した識別情報であってもよい。なお、図5の例では、説明便宜上、閲覧者ID「U00363」の閲覧履歴のレコードのみを示している。
「閲覧日時」は、対象の閲覧者が商品画面の閲覧を行った日時(即ち表示端末3が商品画面を表示した日時)である。閲覧日時は、商品画面の閲覧の開始日時を示すものであってもよく、商品画面の閲覧の終了日時を示すものであってもよい。なお、上述の終了日時は、公知の方法(例えば、他の商品画面に対する表示要求の有無、通信コネクション切断の有無等)に基づき特定可能である。
「商品ID」は、閲覧された商品画面に表示された商品の商品IDである。この商品IDは、商品情報DB131に登録される商品IDと共通の識別情報である。「閲覧時間」は、対象の閲覧者が商品画面の閲覧を行った時間長である。広告配信サーバ1は、例えば、該当の商品画面の表示情報を表示端末3に送信してから他の商品画面の表示要求を受信するまで又は表示端末3との通信コネクションが途切れるまでの時間を計測することで、上述の閲覧時間を特定してもよい。
[広告表示処理]
次に、本実施例における広告表示処理について具体的に説明する。概略的には、広告配信サーバ1は、外部サーバ2から広告リクエストRaを受信した場合、広告リクエストRaにより特定される閲覧者が閲覧した商品画面の商品を特定し、当該商品と関連する商品の広告情報Iaを生成し、要求元の外部サーバ2に送信する。これにより、広告配信サーバ1は、閲覧者ごとに関心が高い商品の広告を好適に提示する。
図6は、本実施例における広告表示処理の概要を示したフローチャートである。広告配信サーバ1、外部サーバ2、及び表示端末3は、図6のフローチャートの処理を繰り返し実行する。
まず、表示端末3は、広告配信サーバ1が管理する商品画面のURLを指定する入力部32によるユーザ入力を検知した場合に、対象の商品画面の表示情報を要求する表示リクエストを広告配信サーバ1に送信する(ステップS101)。この場合、上記表示リクエストを受信した広告配信サーバ1は、指定された商品画面の表示情報を表示端末3に送信する(ステップS102)。そして、表示端末3は、広告配信サーバ1から受信した表示情報に基づき、ユーザが指定した商品画面を表示する(ステップS103)。
また、広告配信サーバ1は、ステップS101〜ステップS103の処理に関する閲覧履歴のレコードを履歴情報132に追加する(ステップS104)。具体的には、広告配信サーバ1は、表示端末3の利用者を識別する任意の情報を閲覧者IDとし、上記表示リクエストの受信日時等から特定される閲覧日時、リクエストされた商品画面に対応する商品ID等と関連付けたレコードを、履歴情報132に追加する。
次に、表示端末3は、他の商品画面を表示するリクエストがあるか否か判定する(ステップS105)。そして、表示端末3は、他の商品画面を表示するリクエストを示す入力を検知した場合(ステップS105;Yes)、ステップS101へ処理を戻す。この場合、広告配信サーバ1及び表示端末3は、ステップS101〜ステップS104の処理を再び実行する。一方、表示端末3は、他の商品画面を表示するリクエストを検知しない場合(ステップS105;No)、広告配信サーバ1が提供するウェブサイト以外の外部サイトへの遷移(即ち外部サーバ2のURLへのアクセス)を指示する入力があるか否か判定する(ステップS106)。そして、表示端末3は、外部サイトへの遷移を指示する入力がない場合(ステップS106;No)、ステップS105へ処理を戻す。
そして、表示端末3は、外部サイトへの遷移を指示する入力があった場合(ステップS106;Yes)、指示された外部サイトのウェブサーバである外部サーバ2に対し、表示リクエストを送信する(ステップS107)。
ステップS107の表示リクエストを受信した外部サーバ2は、表示リクエストがあったウェブページに表示させる広告枠として、広告配信サーバ1にリクエストすべき広告枠が存在するか否か判定する(ステップS108)。そして、外部サーバ2は、広告配信サーバ1にリクエストすべき広告枠が存在する場合(ステップS108;Yes)、広告配信サーバ1に対して広告リクエストRaを送信する(ステップステップS109)。この場合、外部サーバ2は、例えばCookieに登録された情報などを参照し、表示リクエストがあった表示端末3のユーザを識別するための任意の情報(即ち閲覧者ID)を広告リクエストRaに含めて広告配信サーバ1に送信する。
なお、SSPとして機能するサーバ装置が存在し、広告配信サーバ1がDSPとして機能するシステム構成の場合には、外部サーバ2は、まず、SSPであるサーバ装置に広告のリクエストを行ってもよい。この場合、例えば、外部サーバ2から広告リクエストを受け取ったSSPと広告配信サーバ1を含む複数のDSPとの間でリアルタイム入札を行い、広告配信サーバ1が落札した場合に、外部サーバ2が広告配信サーバ1に対し広告リクエストRaを送信する。
一方、外部サーバ2は、広告配信サーバ1にリクエストすべき広告枠が存在しない場合(ステップS108;No)、ステップS107の表示リクエストにより指定されたウェブページの表示情報を表示端末3に送信する(ステップS112)。
次に、広告リクエストRaを受信した広告配信サーバ1は、商品情報DB131及び履歴情報132を参照することで、広告商品を決定する(ステップS110)。具体的には、広告配信サーバ1は、外部サーバ2から受信した広告リクエストRaに含まれる表示端末3のユーザの識別情報(即ち閲覧者ID)を参照し、当該ユーザの閲覧履歴を示すレコードを商品情報DB131から抽出する。そして、広告配信サーバ1は、商品情報DB131から抽出したレコードから、対象のユーザが商品画面を閲覧した商品(「閲覧商品」とも呼ぶ。)を特定する。さらに、広告配信サーバ1は、履歴情報132の「ジャンルコード」又は/及び「関連ワード」の項目等を参照することで、閲覧商品に関連する商品(「関連商品」とも呼ぶ。)を特定する。そして、広告配信サーバ1は、これらの特定した商品から、無作為又は所定の規則に基づき広告商品を選定する。この広告商品の選定処理の具体例については、図7及び図8の表示例を用いて説明する。
そして、広告配信サーバ1は、選定した広告商品の広告情報Iaを生成し、生成した広告情報Iaを、広告リクエストRaの送信元である外部サーバ2へ送信する(ステップS111)。
広告情報Iaを受信した外部サーバ2は、ステップS107で受信した表示リクエストに基づく表示情報であって、広告情報Iaに基づく広告を広告枠に表示させる表示情報を生成し、当該表示情報を表示端末3へ送信する(ステップS112)。この場合、表示端末3は、外部サーバ2から受信した表示情報に基づき、外部サーバ2が管理する外部サイトの表示を行う(ステップS113)。
次に、表示端末3の表示例について、図7及び図8を参照して説明する。
図7は、図6のステップS103で表示端末3が表示する商品画面の表示例である。図7の例では、閲覧者ID「U00363」が付されたユーザの表示端末3がユーザ入力に基づき、商品ID「C00581」の商品「ABC」の商品画面を表示している。この場合、広告配信サーバ1は、閲覧者ID「U00363」、商品ID「C00581」、検知した閲覧日時及び閲覧時間等を関連付けたレコードを、履歴情報132に追加する。
図8は、図7の商品画面の表示後、図6のステップS113で表示端末3が表示する表示画面例である。図8の例では、表示端末3は、外部サーバ2が管理するウェブサイトのURLを指定するユーザ入力に基づき、表示端末3が外部サーバ2に対して表示リクエストを送信し、その応答として外部サーバ2から受信した表示情報に基づき、図8に示す画面を表示している。
この場合、外部サーバ2は、図6のステップ108において、表示端末3に表示させる画面には4枠分の広告枠41〜44が存在すると判断し、ステップS109において、各枠に表示させる広告をリクエストする広告リクエストRaを広告配信サーバ1に送信する。この場合、外部サーバ2は、閲覧者ID「U00363」又は当該閲覧者IDと一意に関連付けられた情報を広告リクエストRaに含める。
広告配信サーバ1は、広告リクエストRaを受信した場合、広告リクエストRaから閲覧者ID「U00363」を特定し、履歴情報132を参照することで、対象の閲覧者が商品ID「C00581」の書籍「ABC」の商品画面を閲覧していた(即ち書籍「ABC」が閲覧商品である)ことを特定する。そして、広告配信サーバ1は、閲覧商品である当該書籍「ABC」を広告商品として選定し、書籍「ABC」の広告情報Iaを外部サーバ2に送信することで、広告枠41に同書籍の広告を表示させている。
さらに、広告配信サーバ1は、商品情報DB131に記録された書籍「ABC」のジャンルコード「A1Y3H8」及び関連ワード「ビジネス、経営者、ファッション、・・・」を参照することで、書籍「ABC」の関連商品を特定し、特定した関連商品を広告商品として選定する。そして、広告配信サーバ1は、選定した広告対象の商品の広告情報Iaを外部サーバ2に送信する。
具体的には、広告配信サーバ1は、対象の閲覧者が閲覧した商品ID「C00581」と同一のジャンルコード「A1Y3H8」を有する(即ち分類が完全一致する)商品ID「C00582」の書籍「BCD」を関連商品として特定する。そして、広告配信サーバ1は、書籍「BCD」を広告商品とみなし、その広告情報Iaを外部サーバ2に送信する。これにより、図8の広告枠42には、書籍「BCD」の広告が表示されている。
さらに、広告配信サーバ1は、対象の閲覧者が閲覧した商品ID「C00581」と小分類(ジャンルコードの下2桁「H8」と「D3」)のみが異なり、大分類(ジャンルコードの上2桁「A1」)と中分類(ジャンルコードの中間2桁「Y3」)が一致する商品ID「C00583」の書籍「CDE」を関連商品として特定する。そして、広告配信サーバ1は、書籍「CDE」を広告商品とみなし、その広告情報Iaを外部サーバ2に送信する。これにより、図8の広告枠43には、書籍「CDE」の広告が表示されている。
さらに、広告配信サーバ1は、対象の閲覧者が閲覧した商品ID「C00581」に紐づいた関連ワード「ファッション」を関連ワードとして有する他の商品ID「C00584」の書籍「DEF」を関連商品として特定する。そして、広告配信サーバ1は、書籍「DEF」を広告商品とみなし、その広告情報Iaを外部サーバ2に送信する。これにより、図8の広告枠44には、書籍「DEF」の広告が表示されている。
なお、広告配信サーバ1は、表示可能な広告枠の数よりも、特定した閲覧商品及び関連商品の合計数が多い場合には、特定した閲覧商品及び関連商品から表示可能な広告枠の数だけ無作為に広告対象の商品を選定してもよく、所定の規則に基づき広告商品を選定してもよい。後者の場合、広告配信サーバ1は、例えば、閲覧商品とのジャンルコードの一致度、及び関連ワードの一致度を数値化し、これらの合計スコアが最も高い関連商品を優先的に広告商品として選定してもよく、その際の表示順を合計スコア順としても良い。この場合、ジャンルコードの一致度は、例えば、大分類から小分類まで完全一致する場合、大分類及び中分類のみが一致する場合、大分類のみ一致する場合の順に大きくするとよい。また、関連ワードの一致度は、例えば、一致した単語数が多いほど高くするとよい。
このように、広告配信サーバ1は、対象の閲覧者の閲覧商品とジャンルコード又は関連ワードの少なくとも一方において共通性がある関連商品を広告商品とみなし、広告商品に対応する広告情報Iaを生成する。これにより、広告配信サーバ1は、対象の閲覧者が関心を有する商品を個別に広告商品として抽出し、効果的な広告表示を行うことができる。
なお、広告配信サーバ1は、実質的に同義語(又は類語)と認められる関連ワード同士(例えば、「流行」と「トレンド」)を、一致しているとみなしてもよい。この場合、広告配信サーバ1は、例えば、同一語とみなしてもよい関連ワードの組合せを示すテーブルなどを予め記憶し、当該テーブルを参照することで、個々の関連ワード同士の一致及び不一致を判定する。これにより、より的確に関連商品を選定することができる。
ここで、対象の閲覧者による閲覧商品が複数存在する場合について補足説明する。
この場合、広告配信サーバ1は、履歴情報132に記録された閲覧日時又は閲覧時間の少なくとも一方を参照することで、閲覧者が最も関心を有すると推定される閲覧商品及びその関連商品を広告商品として選定してもよい。この場合、例えば、広告配信サーバ1は、対象の閲覧者による閲覧商品のうち、最も閲覧日時が現在日時に近い商品(即ち最後に閲覧された商品画面の商品)を、閲覧者が最も関心を有する閲覧商品として推定する。そして、広告配信サーバ1は、図8の例と同様、ジャンルコード又は/及び関連ワードに基づき、当該閲覧商品の関連商品を特定することで、広告商品を決定する。他の例では、広告配信サーバ1は、対象の閲覧者による閲覧商品のうち、閲覧時間が最も長い商品を選定し、選定した閲覧商品及びその関連商品に基づき、広告商品を決定する。
また、広告配信サーバ1は、閲覧商品が複数存在する場合、対象の閲覧者が閲覧した商品画面の商品IDの遷移に基づき、広告商品を決定してもよい。例えば、広告配信サーバ1は、履歴情報132を参照し、所定時間内において同一商品の商品画面のへの遷移を検出した場合、当該商品は閲覧者が最も関心を有する閲覧商品であると判断する。よって、この場合、広告配信サーバ1は、当該閲覧商品とその関連商品から広告商品を決定する。他の例では、広告配信サーバ1は、履歴情報132を参照し、所定時間内において同一ジャンルコードとなる商品の商品画面への遷移を検出した場合、当該ジャンルコードが示す分類の商品に閲覧者が関心を有していると判断し、当該ジャンルコードを有する商品から広告商品を決定する。
[広告表示システムの作用効果]
実施形態の広告表示システム100によれば、広告配信サーバ1は、外部サーバ2から広告リクエストRaを受信した場合、対象となる閲覧者の閲覧商品と分類等において共通性がある関連商品の広告に関する広告情報Iaを生成し、要求元の外部サーバ2に送信する。これにより、広告配信サーバ1は、閲覧者ごとに関心が高いと推定される商品を広告商品として好適に選定し、閲覧者の購買意欲を好適に掻き立てる広告を表示させることができる。
[変形例]
次に、実施形態の変形例について説明する。以下の変形例は、任意に組み合わせて上述の実施形態に適用してもよい。
(変形例1)
広告配信サーバ1は、閲覧者の属性を推定し、その推定結果に基づき、当該閲覧者に対する広告表示の有無を決定してもよい。
例えば、広告配信サーバ1は、履歴情報132に登録されている閲覧者IDごとに、商品画面を閲覧した商品ID、広告配信サーバ1が運営しているサイトへの登録情報、Cookieに登録された情報、その他広告配信サーバ1が収集可能な情報に基づき、閲覧者の収入(年収)、職業、住所又は居所等の属性を推定する。そして、広告配信サーバ1は、外部サーバ2から広告リクエストRaを受信した場合に、広告リクエストRaにより特定される閲覧者IDが示す閲覧者の推定属性に基づき、広告情報Iaの送信要否を決定する。
この場合、例えば、広告配信サーバ1は、広告を表示する対象となる閲覧者の条件(例えば年収の下限額、職業のカテゴリ情報等)を予め定めておき、広告リクエストRaにより特定される閲覧者IDが示す閲覧者の推定属性が上記の条件を満たす場合、実施例と同様に、広告情報Iaを生成して外部サーバ2に送信する。一方、広告配信サーバ1は、対象の閲覧者の推定属性が上記の条件を満たさない場合、広告を表示しない旨を通知する情報を広告情報Iaに代えて外部サーバ2に送信する。
このように、本変形例では、閲覧者の推定属性に基づき、当該閲覧者に対する広告表示の有無を決定することで、特定の属性を有する人に対して選択的に広告を表示させることができる。本変形例では、広告配信サーバ1の制御部15は、本発明における「推定手段」として機能する。
なお、広告対象となる商品ごとに上述の属性の条件が定められてもよい。この場合、例えば、商品情報DB131は、対象の商品の購買者となり得る閲覧者の属性を記録する項目である「閲覧者属性」をさらに有し、広告配信サーバ1は、対象の閲覧者の推定属性と「閲覧者属性」が一致する商品を、広告商品の候補とする。例えば、広告配信サーバ1は、対象の閲覧者の推定属性と「閲覧者属性」が一致する(又は相反しない)閲覧商品及びその関連商品から優先的に広告商品を選定する。このようにすることで、広告配信サーバ1は、閲覧者の属性に適した商品の広告を好適に表示させることができる。
(変形例2)
広告表示システム100が取り扱う商品は、書籍に限らなくともよい。例えば、表示システム100は、書籍に加え、又はこれに代えて、音楽や映画の再生用メディア、その他種々の商品を広告対象としてもよい。この場合、商品情報DB131の「ジャンルコード」には、商品の分類(大分類、中分類、小分類等)を示す識別情報が登録され、「タイトル」には、商品名が登録され、「刊行日」には商品の発売日が登録される。
(変形例3)
広告配信サーバ1は、複数のサーバから構成されていてもよい。例えば、広告配信サーバ1は、商品情報DB131及び履歴情報DB132を記憶するサーバと、電子商取引のための商品画面などを表示するための表示情報の生成・送信を行うサーバと、広告リクエストRaの受信及び広告情報Iaの生成及び送信を行うサーバと、から構成されていてもよい。この場合、複数のサーバは、それぞれに割り当てられた処理に必要な情報の授受をサーバ間で行う。この場合の複数のサーバは、本発明における「広告配信装置」の一例である。
(変形例4)
広告配信サーバ1は、外部サーバ2が管理するウェブサイトに掲載する広告枠に対して表示させる広告商品を決定する代わりに、広告配信サーバ1が管理するウェブサイトに掲載する広告枠に対して表示させる広告商品を定めてもよい。
この場合、例えば、広告配信サーバ1は、表示端末3から広告配信サーバ1が使用可能な広告枠を有するウェブページの表示リクエストを受信した場合に、図6のステップS110と同様に、商品情報DB131及び履歴情報132に基づき広告商品を決定し、当該広告商品の広告情報を生成して上述の広告枠に表示させる。この態様によっても、広告配信サーバ1は、閲覧者ごとに関心が高いと推定される商品を広告商品として好適に選定し、閲覧者にその広告を表示させることができる。
(変形例5)
広告配信サーバ1は、閲覧商品と異なるジャンルの商品を広告商品として定めてもよい。
例えば、この場合、広告配信サーバ1は、閲覧商品に記載された内容と関連するジャンルの商品を広告商品として定める。例えば、広告配信サーバ1は、閲覧商品の大分類(図4のジャンルコードの上2桁)と関連する他のジャンルの商品(例えば閲覧商品の大分類がサイクリングの場合には自転車)を広告商品として定める。この場合、例えば、広告配信サーバ1は、大分類ごとに関連するジャンルを規定したテーブルを予め記憶し、当該テーブルを参照することで、広告商品とすべき商品のジャンルを特定してもよい。他の例では、図4の商品情報DB131において、各商品に関連する他のジャンルを示す項目をさらに設けておき、広告配信サーバ1は、閲覧商品に対する商品情報DB131の当該項目を参照することで、広告商品とすべき商品のジャンルを閲覧商品から特定してもよい。
なお、本変形例では、広告配信サーバ1は、例えば、書籍以外の各ジャンルの商品に関する商品情報を記録したデータベースをさらに記憶し、当該データベースから、特定したジャンルに該当する商品を広告商品として定める。特定したジャンルに該当する商品が広告枠の数よりも多い場合には、広告配信サーバ1は、特定したジャンルに該当する商品から無作為に広告商品を定めてもよく、特定したジャンルに該当する商品から所定の規則に基づき広告商品を定めてもよい。後者の場合、例えば、広告配信サーバ1は、変形例1で説明した閲覧者の属性(例えば年収等)に応じた価格帯の商品を、特定したジャンルに該当する商品から選定することで、広告商品を定めてもよい。
本変形例によれば、広告配信サーバ1は、書籍とは異なるジャンルの商品の広告を効果的に実行することができる。
1…広告配信サーバ
2…外部サーバ
3…表示端末
4…通信網
100…広告表示システム

Claims (12)

  1. 商品ごとの分類情報と、商品ごとに関連する1又は複数の関連ワードの情報と、商品画面上で閲覧された商品に関する履歴情報と、を記憶する記憶手段と、
    表示端末に表示させる広告の要求があった場合に、前記表示端末のユーザが前記商品画面において閲覧した商品の分類又は関連ワードの少なくとも一方に基づき、前記広告を表示する広告商品を決定する広告決定手段と、
    を有することを特徴とする広告配信装置。
  2. 前記広告決定手段は、前記閲覧した商品の分類と同一分類となる商品を前記広告商品として決定する請求項1に記載の広告配信装置。
  3. 前記分類は、複数の階層が存在し、
    前記広告決定手段は、前記閲覧した商品の分類と少なくとも一部が一致する商品を前記広告商品として決定する請求項1または2に記載の広告配信装置。
  4. 前記広告決定手段は、前記閲覧した商品の少なくとも1つの関連ワードと共通する関連ワードを有する商品を、前記広告商品として決定する請求項1に記載の広告配信装置。
  5. 前記広告の要求を、前記表示端末から表示要求を受信したサーバ装置から受信する受信手段と、
    前記広告商品に関する広告情報を前記サーバ装置に送信する送信手段と、
    をさらに有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の広告配信装置。
  6. 前記ユーザの属性を推定する推定手段を備え、
    前記広告決定手段は、前記広告の要求があった場合に、推定された前記属性に基づき、前記広告の要否を決定する請求項1〜5のいずれか一項に記載の広告配信装置。
  7. 前記ユーザの属性を推定する推定手段を備え、
    前記記憶手段は、商品ごとに購買対象者の属性に関する情報を記憶し、
    前記広告決定手段は、推定された前記ユーザの属性と、前記購買対象者の属性とに基づき、前記広告商品の候補を選定する請求項1〜6のいずれか一項に記載の広告配信装置。
  8. 前記履歴情報は、前記商品画面において商品を閲覧した閲覧時間又は閲覧日時の少なくとも一方の情報を含み、
    前記広告決定手段は、前記ユーザが閲覧した複数の商品が前記履歴情報に記録されている場合、前記閲覧時間又は前記閲覧日時の少なくとも一方に基づき、前記広告商品を決定する請求項1〜7のいずれか一項に記載の広告配信装置。
  9. 前記商品のジャンルは、書籍であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の広告配信装置。
  10. 前記商品と前記広告商品は異なるジャンルであることを特徴とする請求項9に記載の広告配信装置。
  11. 商品ごとの分類情報と、商品ごとに関連する1又は複数の関連ワードの情報と、商品画面上で閲覧された商品に関する履歴情報と、を記憶する記憶手段を参照する情報処理装置が実行する制御方法であって、
    表示端末に表示させる広告の要求があった場合に、前記表示端末のユーザが前記商品画面において閲覧した商品の分類又は関連ワードの少なくとも一方に基づき、前記広告を表示する広告商品を決定する広告決定工程
    を有することを特徴とする制御方法。
  12. 商品ごとの分類情報と、商品ごとに関連する1又は複数の関連ワードの情報と、商品画面上で閲覧された商品に関する履歴情報と、を記憶する記憶手段を参照するコンピュータが実行するプログラムであって、
    表示端末に表示させる広告の要求があった場合に、前記表示端末のユーザが前記商品画面において閲覧した商品の分類又は関連ワードの少なくとも一方に基づき、前記広告を表示する広告商品を決定する広告決定手段
    として前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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