JP2018018264A - サーバ装置、表示システム、制御方法及びプログラム - Google Patents

サーバ装置、表示システム、制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】推薦する商品に好適に閲覧者の注意を向けさせることが可能なサーバ装置、表示システム、制御方法及びプログラムを提供する。【解決手段】サーバ装置1は、ブックツリー情報DB15を予め記憶しておき、ECサイト画面の表示要求が利用者端末2からあった場合に、ユーザ情報DB17に登録された閲覧ユーザの行動履歴及び嗜好性の情報に基づき、ブックツリーごとのツリー評価点Vtを算出する。そして、サーバ装置1は、ツリー評価点Vtに基づき、ECサイト画面内のツリー表示欄RTに表示させるブックツリーを決定する。また、サーバ装置1は、ツリー表示欄RTに表示させるツリー画像には、評価点が最も高いトップ商品の書影画像を表示させる。【選択図】図4

Description

本発明は、個人ごとに適した商品を推薦(レコメンド)する技術に関する。
従来から、商品の購入情報や商品画面の閲覧情報等に基づいて、閲覧するユーザに適した商品を推薦する技術が知られている。例えば、特許文献1には、推薦する書籍と、当該書籍に対するキャッチコピーとを合わせて提示する場合に、ユーザが過去に選択した選択履歴に基づいて、提示する書籍とキャッチコピーとの組み合わせを決定する情報処理装置が開示されている。その他、本発明に関連する技術が特許文献2及び特許文献3に開示されている。
特開2013−218584号公報 特開2001−256550号公報 特開2014−197292号公報
推薦した商品が閲覧者にとって既に馴染みがあるものである場合には、推薦商品の提示が新たな購買活動等には進展せず、推薦した商品が閲覧者にとって馴染みがない場合には閲覧者の注意を引きにくい。そこで、本発明は、推薦する商品に好適に閲覧者の関心を向けさせることが可能なサーバ装置、表示システム、制御方法及びプログラムを提供することを主な課題とする。
本発明の1つの観点では、サーバ装置は、分類された商品群の情報と、ユーザごとの行動履歴又は嗜好性に関する情報とを記憶する記憶手段と、表示要求の送信元となる表示端末のユーザの行動履歴又は嗜好性に関する情報の少なくともいずれか一方に基づき、表示対象とする前記商品群を決定する決定手段と、前記表示対象とする商品群を表す画像を、前記表示端末に表示させる表示制御手段と、を有する。
上記サーバ装置は、記憶手段と、決定手段と、表示制御手段とを有する。記憶手段は、分類された商品群の情報と、ユーザごとの行動履歴又は嗜好性に関する情報とを記憶する。なお、分類された商品群の情報と、ユーザごとの行動履歴又は嗜好性に関する情報とは、それぞれ分散して記憶されていてもよい。決定手段は、表示要求の送信元となる表示端末のユーザの行動履歴又は嗜好性に関する情報の少なくともいずれか一方に基づき、表示対象とする商品群を決定する。表示制御手段は、表示対象とする商品群を表す画像を、表示端末に表示させる。この態様によれば、サーバ装置は、閲覧するユーザの過去の購買等の特定の行動の履歴又は嗜好性に基づき提示すべき商品群を選定し、商品群ごとに好適に商品を推薦することができる。
上記サーバ装置の一態様では、前記表示制御手段は、前記商品群を表す画像内に、当該商品群に属する商品のうち前記行動履歴又は前記嗜好性に基づく評価が最も高い商品の画像を少なくとも表示させる。この態様により、サーバ装置は、閲覧するユーザに最も馴染みがある商品の画像に基づき、他の類似する商品を含む各商品群に対して好適に閲覧者の注意を引くことができる。
上記サーバ装置の他の一態様では、前記表示端末に表示させた前記商品群を表す画像が選択されたことを検知した場合、当該商品群に関する詳細画面を前記表示端末に表示させる。この態様により、サーバ装置は、ユーザが関心を示した商品群の各商品を紹介する詳細画面を表示端末に表示させ、ユーザの購買活動を好適に促進させることができる。
上記サーバ装置の他の一態様では、前記表示制御手段は、前記商品群に関する詳細画面に、当該商品群の登録者に関する情報と、当該商品群又は当該商品群に属する商品に対する前記登録者のコメント情報とを少なくとも表示させる。この態様により、サーバ装置は、ユーザが関心を示した商品群の各商品を好適に紹介して購買活動等を促進させることができる。
上記サーバ装置の他の一態様では、前記表示制御手段は、複数のユーザの閲覧履歴に基づき、前記詳細画面が示す商品群を閲覧したユーザが閲覧した他の商品群を表す画像を表示する。この態様により、サーバ装置は、閲覧者が興味を持ちそうな他の商品群を表す画像を好適に提示することができる。
上記サーバ装置の他の一態様では、前記決定手段は、前記行動履歴又は嗜好性に関する情報の少なくともいずれか一方に基づき、前記商品群ごとに評価点を算出し、前記評価点に基づき、表示対象とする前記商品群を決定する。この態様により、サーバ装置は、表示対象とする商品群を好適に決定することができる。
上記サーバ装置の他の一態様では、前記決定手段は、前記行動履歴の各々の行動の対象となる商品に対し、当該行動の種類及び当該行動からの経過期間の少なくとも一方に基づき定められた点数を付し、前記点数が付された商品が属する商品群に対して前記点数を集計することで、前記評価点を算出する。この態様により、サーバ装置は、行動履歴に基づき評価点を好適に算出することができる。
上記サーバ装置の他の一態様では、前記記憶手段は、前記ユーザがお気に入り登録した商品群及び各商品群に関連するキーワードの情報をさらに記憶し、前記決定手段は、前記ユーザがお気に入り登録した商品群のキーワードと共通するキーワードの数に基づき、前記評価点を算出する。この態様により、サーバ装置は、ユーザがお気に入り登録した商品群と共通するキーワードが多い商品群の評価点を高くし、ユーザの嗜好性と合致した商品群を好適に表示対象として選定することができる。
上記サーバ装置の他の一態様では、前記決定手段は、前記ユーザがお気に入り登録した商品群又は購入されたと推定される商品のみからなる商品群を、表示対象とする前記商品群から除外する。このようにすることで、ユーザにとって意外性がない商品群を不要に提示するのを好適に抑制することができる。
上記サーバ装置の他の一態様では、前記決定手段は、表示対象とする前記商品群の情報を前記記憶手段に記憶させ、前記表示制御手段は、前記記憶手段に記憶された表示対象とする前記商品群から選択した所定個数分の商品群の各々を表す画像を、前記表示端末に表示させる。このように、サーバ装置は、表示対象とする商品群を予め決定して記憶手段に記憶させることで、表示要求があった際の処理負荷を好適に低減させることができる。
本発明の他の観点では、上記記載のサーバ装置と、前記サーバ装置と通信を行う表示端末と、を有する表示システムであって、前記表示端末は、表示要求を前記サーバ装置に送信する送信手段と、前記表示端末のユーザの行動履歴又は嗜好性に関する情報の少なくともいずれか一方に基づき選定された商品群を表す画像を、前記表示要求の応答として受信する受信手段と、前記商品群を表す画像を表示する表示手段と、を有する。この態様により、表示システムは、表示端末のユーザの行動履歴や嗜好性に基づき選定された商品群の画像を、表示端末に表示させることができる。
本発明のさらに別の観点では、分類された商品群の情報と、ユーザごとの行動履歴又は嗜好性に関する情報とを記憶する記憶手段を有するサーバ装置が実行する制御方法であって、表示要求の送信元となる表示端末のユーザの行動履歴又は嗜好性に関する情報の少なくともいずれか一方に基づき、表示対象とする前記商品群を決定する決定工程と、前記表示対象とする商品群を表す画像を、前記表示端末に表示させる表示制御工程と、を有する。サーバ装置は、この制御方法を実行することで、閲覧するユーザの過去の購買等の特定の行動の履歴又は嗜好性に基づき提示すべき商品群を選定し、商品群ごとに好適に商品を推薦することができる。
本発明のさらに別の観点では、分類された商品群の情報と、ユーザごとの行動履歴又は嗜好性に関する情報とを記憶する記憶手段を参照するコンピュータが実行するプログラムであって、表示要求の送信元となる表示端末のユーザの行動履歴又は嗜好性に関する情報の少なくともいずれか一方に基づき、表示対象とする前記商品群を決定する決定手段と、前記表示対象とする商品群を表す画像を、前記表示端末に表示させる表示制御手段として前記コンピュータを機能させる。コンピュータは、このプログラムを実行することで、閲覧するユーザの過去の購買等の特定の行動の履歴又は嗜好性に基づき提示すべき商品群を選定し、商品群ごとに好適に商品を推薦することができる。
本発明によれば、閲覧するユーザの過去の購買等の特定の行動の履歴又は嗜好性に基づき提示すべき商品群を選定し、商品群ごとに好適に商品を推薦することができる。
実施形態に係るECシステムの構成を示す。 サーバ装置及び利用者端末の概略構成図を示す。 ブックツリー情報のデータ構造の一例を示す。 サーバ装置が実行する処理の概要を示す機能ブロック図である。 出し分け情報算出処理の手順を示すフローチャートの一例である。 ブックツリーの表示決定処理の手順を示すフローチャートの一例である。 (A)各商品IDに付与する評価点のテーブルである。(B)ユーザID及び商品IDごとの評価点を示す。(C)ツリーIDと所属商品IDとを対応付けたテーブルである。 (A)ツリー評価点の加点条件と加算点数との関係を示すテーブルである。(B)ユーザIDとお気に入りツリーIDとの関係を示すテーブルである。(C)ツリーIDと関連キーワードIDとの対応を示すテーブルである。 (A)お気に入りツリーIDに設定された関連キーワードIDの集計数をユーザID及び関連キーワードIDごとに示したテーブルである。(B)評価対象ツリーIDを、ユーザIDごとに示したテーブルである。 ツリー評価点の集計結果を示すテーブルである。 ツリー表示欄が設けられたECサイト画面の表示例である。 ブックツリー詳細画面の表示例である。 (A)ブックツリー詳細画面に関する閲覧履歴を示すテーブルである。(B)閲覧ユーザ数の集計結果を示すテーブルである。 変形例に係るブックツリー詳細画面の表示例を示す。 変形例に係るツリー画像の表示例を示す。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するのに好適な実施形態について説明する。
[ECシステムの構成]
図1は、本実施形態に係る電子商取引(EC:Electronic Commerce)システム100の構成を示す。ECシステム100は、電子商取引に関連した画面(「ECサイト画面」とも呼ぶ。)上において、閲覧するユーザの嗜好や行動履歴に基づきお薦めの書籍(電子書籍も含む)の商品群(「ブックツリー」とも呼ぶ。)を閲覧するユーザごとに出し分けて提示し、商品購入を好適に促進させる。ECシステム100は、主に、サーバ装置1と、利用者端末2と、管理者端末3とを備える。利用者端末2及び管理者端末3は、ネットワークを介してサーバ装置1とデータ通信を行う。
サーバ装置1は、書籍の販売者が管理するウェブサーバであり、利用者端末3からの表示要求に基づき、ECサイト画面を表示するための表示情報を利用者端末3に送信する。後述するように、サーバ装置1は、ブックツリーに関する情報(「ブックツリー情報」とも呼ぶ。)を記憶し、所定のECサイト画面上に、ブックツリーに関する表示欄(「ツリー表示欄RT」とも呼ぶ。)を設ける。また、サーバ装置1は、利用者端末3から送信される入力情報に基づき、ログインのための認証処理、電子商取引に基づく商品の取引処理、及び商品又はブックツリーのお気に入り登録などを行う。
利用者端末2は、例えばスマートフォン、タブレット型端末、パーソナルコンピュータなどの通信端末であって、ネットワークを介してサーバ装置1からECサイト画面の表示情報を受信し、ディスプレイにECサイト画面を表示させる。また、利用者端末2は、商品の購入等に必要なユーザ入力をECサイト画面上で受け付け、受け付けた入力情報をサーバ装置1へ送信する。利用者端末2は、本発明における「表示端末」の一例である。
管理者端末3は、サーバ装置1がブックツリーを登録するのに必要な情報をサーバ装置1へ送信する。管理者端末3は、ブックツリーを作成する作成者(単に「ライター」とも呼ぶ。)が使用する端末であってもよく、各ライターからブックツリーの登録に必要な情報を収集してブックツリーの登録作業を行う管理者が使用する端末であってもよい。
[サーバ装置及び利用者端末の構成]
図2(A)は、サーバ装置1の概略構成図である。サーバ装置1は、記憶部11と、入力部12と、データ通信を行う通信部13と、制御部14とを備える。これらの各要素は、バスラインを介して相互に接続されている。
記憶部11は、制御部14が本実施形態に係る処理を実行するのに必要な情報を記憶する。例えば、記憶部11は、制御部14が実行するプログラムの他、後述するブックツリー情報DB15、商品情報DB16、ユーザ情報DB17、出し分け情報DB18を備える。
ブックツリー情報DB15には、各ブックツリーに対応するブックツリー情報が登録される。図3は、ブックツリー情報のデータ構造の一例を示す。図3に示すように、ブックツリー情報は、所属商品情報と、ライター情報と、タイトル情報と、コメント情報と、関連キーワード情報等を含んでいる。ここで、所属商品情報は、対象のブックツリーに属する商品(「所属商品」とも呼ぶ。)の商品ID等を示す情報である。ライター情報は、対象のブックツリーを作成したライターに関する情報である。コメント情報は、対象のブックツリーやその所属商品に対してライターが登録したコメントに関する情報である。関連キーワード情報は、対象のブックツリーに関連する1または複数のキーワードの識別情報(「関連キーワードID」とも呼ぶ。)を示す。ブックツリー情報は、管理者端末3から送信される情報に基づき生成され、ブックツリー情報DB15に登録される。なお、ブックツリー情報は、図3に示す各種情報に限らず、対象のブックツリーをお気に入り登録したユーザID等を示すお気に入り情報等をさらに含んでもよい。この場合、お気に入り登録情報については、例えば、対象のブックツリーに対するお気に入り登録がなされる度に、制御部14により情報が更新される。また、ブックツリー情報は、入力部12への入力に基づき生成されてもよい。
再び図2を参照して記憶部11について説明する。商品情報DB16には、商品IDごとに各商品の商品情報が登録されている。ユーザ情報DB17には、ユーザごとにユーザに関連する情報が登録される。例えば、ユーザ情報DB17には、会員登録を行ったユーザの基本情報に加え、購入、お気に入り登録、閲覧などの特定の行動に対する履歴情報が記録される。出し分け情報DB18には、ECサイト画面を閲覧するユーザ(「閲覧ユーザ」とも呼ぶ。)ごとにブックツリーを出し分けて提示するために必要な情報である出し分け情報がユーザごとに登録されている。出し分け情報DB18は、例えば所定のタイミングで制御部14により更新される。
制御部14は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)などを備え、サーバ装置1内の各構成要素に対して種々の制御を行う。制御部14は、機能的には、ブックツリー情報管理部31と、EC管理部32と、出し分け情報算出部33と、ブックツリー表示決定部34とを備える。これらの各要素が実行する処理については、図4を参照して後述する。そして、制御部52は、本発明における「決定手段」、「表示制御手段」及び本発明におけるプログラムを実行するコンピュータとして機能する。
図2(B)は、利用者端末2のブロック図である。利用者端末3は、ディスプレイなどの表示部20と、記憶部21と、タッチパネルなどの入力部22と、データ通信を行う通信部23と、制御部24とを備える。これらの各要素は、バスラインを介して相互に接続されている。
記憶部21は、ハードディスク又はフラッシュメモリといったメモリによって構成される。また、記憶部21は、制御部24が実行するプログラムを記憶する。通信部23は、制御部24の制御に基づき、サーバ装置1とデータ通信を行う。通信部23は、本発明における「送信手段」及び「受信手段」の一例である。
制御部24は、図示しないCPU、ROM及びRAMなどを備え、利用者端末2内の各構成要素に対して種々の制御を行う。制御部24は、記憶部21に記憶されたプログラムを実行することで、所定の処理を行う。例えば、制御部24は、サーバ装置1から通信部23が受信する表示情報に基づき、種々のECサイト画面を表示部20に表示させる。また、制御部24は、ECサイト画面に対する入力を入力部22により受け付け、入力情報を通信部23によりサーバ装置1へ送信する。
[ブックツリーの表示処理]
次に、ブックツリーに関連する表示処理について説明する。
(1)機能ブロック
図4は、ブックツリーの表示処理の概要を示す機能ブロック図である。
ブックツリー情報管理部31は、通信部13を介して管理者端末3から受信した情報に基づき、ブックツリー情報を生成してブックツリー情報DB15に登録する。この場合、ブックツリー情報管理部31は、ブックツリー情報に関する入力を受け付ける画面の表示情報を管理者端末3に送信し、当該画面での入力情報を管理者端末3から受信することで、ブックツリー情報を生成してもよい。また、ブックツリー情報管理部31は、入力部12によりブックツリー情報を生成するのに必要な入力を受け付けてもよい。
EC管理部32は、利用者端末2の要求に基づき、商品情報DB16等を参照することで、販売する商品に関するECサイト画面の表示情報を生成し、生成した表示情報を利用者端末2へ通信部13を介して送信する。この場合、EC管理部32は、ECサイト画面上のツリー表示欄RTに表示させるブックツリーの情報を、ブックツリー表示決定部34に要求する。例えば、ツリー表示欄RTは、ECサイト画面のトップ画面などに表示される。
また、EC管理部32は、ECサイト画面への入力情報等を利用者端末2から受信することで、商品の購入に必要な処理や商品又はブックツリーのお気に入り登録等を実行する。そして、EC管理部32は、ユーザ情報DBに、商品の購入、商品の詳細画面の閲覧、商品やブックツリーのお気に入り登録などの所定の行動に対する履歴を、行動主体であるユーザのユーザID及び実行日時と関連付けてユーザ情報DB17に記憶させる。
出し分け情報算出部33は、所定のタイミングにおいて、ブックツリー情報DB15及びユーザ情報DB17を参照し、ユーザ情報DB17に登録されているユーザIDごとに出し分け情報を生成する。この場合、出し分け情報算出部33は、ユーザ情報DB17に登録されている購入などの特定の行動(「評価対象アクション」とも呼ぶ。)に対応する履歴情報に基づき、商品ごとの閲覧ユーザの馴染みの度合いを示す評価点を設定する。そして、出し分け情報算出部33は、評価点をブックツリーごとに集計した点数(「ツリー評価点Vt」とも呼ぶ。)を算出する。また、後述するように、出し分け情報算出部33は、ブックツリーに関連付けられた関連キーワードに基づき、ツリー評価点Vtの加点を行う。そして、出し分け情報算出部33は、ツリー評価点Vtが高い所定個数分のブックツリーをECサイト画面に表示させる候補とみなし、これらのブックツリーに関する情報を閲覧ユーザのユーザIDと関連付け、出し分け情報として出し分け情報DB18に登録する。出し分け情報算出部33によるツリー評価点Vtの算出方法等の詳細については、図5のフローチャートを参照して後述する。出し分け情報算出部33は、本発明における「決定手段」の一例である。
ブックツリー表示決定部34は、ECサイト画面の表示要求元のユーザIDに対応する出し分け情報を出し分け情報DB18から抽出し、抽出した出し分け情報が指定するブックツリーから、ツリー表示欄RTに表示させる規定表示個数分のブックツリーを選定する。そして、ブックツリー表示決定部34は、選定したブックツリー及び当該ブックツリー内で評価点が最も高い商品(「トップ商品」とも呼ぶ。)を指定する情報等をEC管理部32に供給する。この場合、EC管理部32は、ツリー表示欄RTに、通知されたブックツリーを表す画像(「ツリー画像」とも呼ぶ。)を配置する。このとき、EC管理部32は、ツリー画像上では、トップ商品の書影画像を、ブックツリーを代表する商品の画像として表示させる。これにより、閲覧ユーザの注意をツリー画像へ向けさせる。ブックツリー表示決定部34の処理の詳細については、図6のフローチャートを参照して説明する。EC管理部32及びブックツリー表示決定部34は、本発明における「表示制御手段」の一例である。
(2)処理フロー
次に、ブックツリーの表示処理に関連する処理フローについて説明する。
(2−1)出し分け情報算出処理
図5は、出し分け情報算出部33が実行する出し分け情報算出処理の手順を示すフローチャートの一例である。出し分け情報算出部33は、図5に示すフローチャートの処理を、例えばユーザ情報DB17に登録された各ユーザIDを対象として、所定のタイミングで実行する。
まず、出し分け情報算出部33は、対象となるユーザに対する評価対象アクションの履歴に基づき、各商品IDに対する評価点を算出し、ブックツリーごとのツリー評価点Vtを集計する(ステップS101)。ここで、評価対象アクションは、対象となる商品に対する購入やお気に入り登録、詳細画面の閲覧等の他、当該商品を既に持っている旨の登録やレビューの登録などの種々の行動を含んでもよい。また、後述するように、評価点は、評価対象アクションの種類や実行時期からの経過時間等に応じて異なる。ステップS101に基づく評価点の配点例については、図7を参照して後述する。また、出し分け情報算出部33は、各商品IDに対する評価点の算出後、ブックツリー情報の所属商品情報を参照することで、ブックツリーごとのツリー評価点Vtを集計する。
次に、出し分け情報算出部33は、対象のユーザのお気に入りのブックツリーとの関連キーワードの共通性に基づき、ブックツリーのツリー評価点Vtを加点する(ステップS102)。この場合、出し分け情報算出部33は、まず、ユーザ情報DB17等を参照し、対象のユーザがお気に入り登録したブックツリーを特定する。その後、出し分け情報算出部33は、ブックツリー情報に含まれる関連キーワード情報に基づき、お気に入り登録されたブックツリーに紐付けられた関連キーワードIDの関連キーワードIDごとの集計数を計算する。そして、出し分け情報算出部33は、集計数が上位所定位以内となる関連キーワードIDのうち、所定の閾値個数以上の関連キーワードが紐付けられたブックツリーのツリー評価点Vtに、所定点数だけ加算する。ステップS102に基づくツリー評価点Vtの加点方法については、図8及び図9を参照して後述する。
次に、出し分け情報算出部33は、ステップS101及びステップS102のツリー評価点Vtを集計し、後述する意外性がないブックツリーを除外後、ツリー評価点Vtが高い所定個数分のブックツリー及びそのトップ商品の組合せを決定する(ステップS103)。
上述のステップS103では、出し分け情報算出部33は、対象となるユーザのお気に入り登録がなされたブックツリー、及び、対象のユーザにとって既知の商品のみを所属商品とするブックツリーを、対象のユーザにとって意外性がないとみなして除外する。ここで、対象のユーザにとって既知の商品とは、例えば、購入等の所定の行動の履歴が存在する商品が該当する。他の例では、出し分け情報算出部33は、購入履歴がある電子書籍に対応する紙の書籍についても、対象のユーザにとって既知の商品とみなしてもよい。さらに別の例では、出し分け情報算出部33は、紙の書籍購入により電子書籍では購入不要であるとユーザが登録した書籍、及び、ユーザの個人設定においてレコメンドが不要な書籍としてユーザが登録した書籍についても、対象のユーザにとって既知の商品とみなしてもよい。出し分け情報算出部33は、これらのいずれかに該当する商品のみを所属商品とするブックツリーを除外することで、閲覧ユーザへの販売促進等に寄与しないブックツリーの不要な表示を好適に抑制する。そして、出し分け情報算出部33は、ツリー評価点Vtが高い所定個数(例えば50個)分のブックツリー及びそのトップ商品の組合せを決定する。ここで、出し分け情報算出部33は、ステップS101で設定された評価点が最高となる商品IDが複数存在した場合、例えば、ランダムに1つの商品IDをトップ商品の商品IDとして選定する。同様に、出し分け情報算出部33は、ステップS101でのツリー評価点Vtの加点がなく、ステップS102でのツリー評価点Vtの加点のみのブックツリーが存在した場合、例えば、当該ブックツリーの所属商品のうち1つをランダムに選択してトップ商品として定める。
次に、出し分け情報算出部33は、ステップS103で決定した所定個数分のブックツリー及びトップ商品の組み合わせを、出し分け情報として対象のユーザIDと関連付けて出し分け情報DB18に登録する(ステップS104)。このようにすることで、出し分け情報算出部33は、対象のユーザに馴染みが深い商品が多く所属するブックツリー及び当該ブックツリーの中で特にユーザの目を引きやすいトップ商品を、好適に出し分け情報として登録することができる。
(2−2)ブックツリーの表示処理
図6は、EC管理部32及びブックツリー表示決定部34が実行するブックツリーの表示処理の手順を示すフローチャートの一例である。EC管理部32及びブックツリー表示決定部34は、図6のフローチャートの処理を繰り返し実行する。
まず、EC管理部32は、ツリー表示欄RTの表示要求があったか否か判定する(ステップS201)。例えば、EC管理部32は、利用者端末2からサーバ装置1に対してツリー表示欄RTを含むECサイト画面の表示要求があった場合に、ツリー表示欄RTの表示要求があったと判断する。そして、EC管理部32は、ツリー表示欄RTの表示要求があった場合(ステップS201;Yes)、閲覧ユーザのユーザIDをブックツリー表示決定部34へ通知する。この場合、ブックツリー表示決定部34は、通知されたユーザIDに対する出し分け情報を、出し分け情報DB18から抽出する(ステップS202)。
次に、ブックツリー表示決定部34は、抽出した出し分け情報に登録されたブックツリーから所定の条件に該当するブックツリーを除外する(ステップS203)。具体的には、ブックツリー表示決定部34は、例えば所属商品のうち所定個数以上又は所定割合以上が在庫切れ等により購入できないブックツリーを、推奨する価値が低いと見なして除外する。また、ブックツリー表示決定部34は、出し分け情報に登録されたブックツリーのうち、お気に入り登録がなされたブックツリーを除外する。
次に、ブックツリー表示決定部34は、ステップS203で除外されなかったブックツリーの個数が規定表示件数以上存在するか否か判定する(ステップS204)。そして、ブックツリー表示決定部34は、ステップS203で除外されなかったブックツリーの個数が規定表示件数以上存在する場合(ステップS204;Yes)、ステップS203で除外されなかったブックツリーから、ツリー表示欄RTでの規定表示件数分のブックツリーの絞込みを行う(ステップS205)。例えば、ブックツリー表示決定部34は、ステップS203で除外されなかったブックツリーから、ツリー表示欄RTに表示可能な個数(例えば10個)分のブックツリーをランダムに抽出する。
一方、ブックツリー表示決定部34は、ステップS203で除外されなかったブックツリーの個数が規定表示件数に満たないものであると判断した場合(ステップS204;No)、規定表示件数に満たない不足分のブックツリーを表示対象に追加する(ステップS206)。例えば、ブックツリー表示決定部34は、この場合、他の表示対象のブックツリーと重複しないブックツリーであって、ログインしていないユーザ向けに表示させるブックツリーの中からランダムに抽出したブックツリーを、表示対象に追加する。
そして、ブックツリー表示決定部34は、表示対象のブックツリー及び対応するトップ商品の情報をEC管理部32に出力し、EC管理部32は、トップ商品の書影画像を含んだ表示対象のブックツリーのツリー画像を、ツリー表示欄RTに並べて表示させる(ステップS207)。言い換えると、この場合、EC管理部32は、ブックツリー表示決定部34が表示対象として決定したブックツリーのツリー画像をツリー表示欄RTに並べたECサイト画面の表示情報を生成し、利用者端末2へ送信する。ツリー表示欄RTの具体的な表示態様については、図11を参照して後述する。
(3)具体例
次に、図7〜図10のデータ構造及び図11及び図12の表示例を参照して図5及び図6のフローチャートの処理の詳細について説明する。
(3−1)出し分け情報算出処理
図7(A)は、図5のステップS101において、評価対象アクションに基づき各商品IDに付与する評価点の配点を示すテーブルである。図7(A)の例では、評価対象アクション及び評価対象アクションの実行時期の組合せごとに、評価点が設定されている。
具体的には、図7(A)の例では、同一の評価対象アクションで比較した場合には、実行時からの経過期間が短いほど対象の商品に対する興味があると見なし、高い評価点を設定している。ここでは一例として、実行時からの経過時期が1ヶ月以内である場合、経過期間が1ヶ月以後3ヶ月以内となる場合、及び経過期間がその他(即ち3ヶ月以後)である場合の3通りに分けられている。また、評価対象アクションは、実行時期が同じである場合、購入が最も高い評価点となっており、閲覧が比較的低い評価点となっている。このように、ユーザの馴染みが深いと推定される商品に対する評価対象アクションほど、高い評価点が配点されている。なお、図7(A)の例に代えて、評価対象アクションの種類又は評価対象アクションからの経過期間のいずれか一方のみに基づいて、評価点が設定されてもよい。
図7(B)は、ユーザ情報DB17に登録された評価対象アクションに基づき図7(A)に示す評価点を設定した場合のユーザID及び商品IDごとの評価点を示す。なお、図7(B)では、参考のため、各商品IDの商品が属するブックツリーの識別情報(ツリーID)の項目が設けられている。
図7(B)の例では、出し分け情報算出部33は、ユーザ情報DB17に含まれる評価対象アクションのユーザIDごとの履歴情報に基づき、評価対象アクションが実行された商品IDに対して、図7(A)に示すテーブルを参照して評価点を設定している。また、出し分け情報算出部33は、評価点を設定した各商品IDに対応するツリーIDを、ブックツリー情報DB15に登録された各ブックツリーの所属商品情報を参照して特定する。
図7(C)は、ブックツリー情報DB15に登録された各ブックツリーの所属商品情報に基づくツリーIDと所属商品の商品ID(「所属商品ID」とも呼ぶ。)との対応テーブルである。なお、図7(C)の例では、1つのブックツリーに対して5つの所属商品IDが対応付けられているが、これに限らず、4個以下又は6個以上の所属商品の商品IDが1つのブックツリーに対して対応付けられてもよい。出し分け情報算出部33は、図7(C)に示すようなツリーIDと所属商品IDとの関係に基づき、同一のツリーIDに対する商品の評価点を集計したツリー評価点VtをツリーIDごとに算出する。
図8(A)は、図5のステップS102に基づくツリー評価点Vtの加点条件及び加算点を示す。図8(A)の例では、お気に入り登録された各ブックツリーの関連キーワードを集計した場合の集計数が上位M位以内(「M」は正の整数)となる関連キーワードのうち、N個(「N」はM≧Nを満たす正の整数)以上の関連キーワード(「評価対象キーワード」とも呼ぶ。)が紐付けられたブックツリーのツリー評価点Vtに対し、0.5点加算すべき旨が示されている。
以下では、上述のMを「5」、Nを「2」とそれぞれ設定した場合の図8(A)に示す加算方法に基づく具体例について、図8(B)〜(C)及び図9(A)、(B)を参照して説明する。
図8(B)は、ユーザIDと、当該ユーザIDに紐付けられてお気に入り登録がされているツリーID(「お気に入りツリーID」とも呼ぶ。)との関係を示すテーブルである。また、図8(C)は、ツリーIDと関連キーワードIDとの対応を示すテーブルである。ここで、図8(B)に示すユーザIDとお気に入りツリーIDとは、例えば、ユーザ情報DB17等において紐付けられている。また、図8(C)に示すツリーIDと関連キーワードIDとは、ブックツリー情報DB15の関連キーワード情報により紐付けられている。
図9(A)は、お気に入りツリーIDに設定された関連キーワードIDの集計数をユーザID及び関連キーワードIDごとに示したテーブルである。
出し分け情報算出部33は、お気に入りツリーIDごとの関連キーワードIDをブックツリー情報DB15から抽出し、各お気に入りツリーIDに設定された関連キーワードIDの数を集計する。図9(A)の例では、出し分け情報算出部33は、お気に入りツリーIDに設定された関連キーワードIDを図8(C)のテーブルから抽出してユーザIDごとに集計し、集計数が多い関連キーワードIDから順に図9(A)のテーブルに並べている。
例えば、出し分け情報算出部33は、ユーザID「U1」の場合、お気に入りツリーIDが「X1」、「X2」、「X3」(図8(B)参照)であることから、これらのツリーIDに設定された関連キーワードIDを図8(C)のテーブルから抽出して集計する。そして、出し分け情報算出部33は、ユーザIDごとに、集計数が上位M位以内となる関連キーワードIDを、評価対象キーワードを示すIDとして認識する。例えば、出し分け情報算出部33は、ユーザID「U1」の場合、設定数が「3」となる関連キーワードID「T5」、設定数が「2」となる関連キーワードID「T3」、「T4」、「T6」、「T7」を、集計数が上位5位以内となる関連キーワードとして認識し、評価対象キーワードとみなす。
図9(B)は、評価対象キーワードをN個(ここでは2個)以上有するお気に入りツリーID以外のツリーID(「評価対象ツリーID」とも呼ぶ。)を、ユーザIDごとに示したテーブルである。図9(B)の例では、出し分け情報算出部33は、ユーザID「U1」について、評価対象キーワードを2個以上有するお気に入りツリーID以外のツリーID「X4」、「X5」を、図5のステップS102でのツリー評価点Vtの加点対象となる評価対象ツリーIDとして特定している。このように、出し分け情報算出部33は、決定した評価対象キーワードをN個以上有するお気に入りツリーID以外のツリーIDを、図8(C)に示すツリーIDと関連キーワードIDとの対応テーブルを参照して特定する。
そして、出し分け情報算出部33は、評価対象ツリーIDに対し、一律で0.5点分だけツリー評価点Vtを加点する。なお、図9(B)では、説明便宜上、ツリー評価点Vtに加点する評価点が「0.5」である旨を明記した「評価点」の項目が設けられているが、「評価点」の項目は設けられなくともよい。この場合、出し分け情報算出部33は、図9(B)のテーブルに登録された評価対象ツリーIDに対し、自動的に0.5点だけツリー評価点Vtを加点する。
図10(A)は、図5のステップS101に基づくツリー評価点Vtの加算点を示す図7(B)のテーブルと、ステップS102に基づくツリー評価点Vtの加算点を示す図9(B)に示すテーブルとを参照した場合のツリー評価点Vtの集計結果を示すテーブルである。図10(A)の例では、ユーザID「U1」を対象としたツリー評価点Vtが0点より大きいツリーID「X1」、「X2」、「X3」、「X4」、「X5」、「X6」、「X7」にそれぞれ対応する集計後のツリー評価点Vtとトップ商品の商品IDとが示されている。
図10(A)に示すように、出し分け情報算出部33は、ユーザID及びツリーIDごとに、ツリー評価点Vtを集計する。その後、出し分け情報算出部33は、意外性のないツリーIDを除外する処理を行う。図10(B)は、上述の除外処理後のツリー評価点Vtの集計結果を示すテーブルを示す。図10(B)では、出し分け情報算出部33は、図7(B)に示すテーブルに登録されている(即ち評価対象アクションが行われた)商品のみを所属商品とするツリーID(この例では「X1」)と、既にお気に入り登録されているツリーID(この例では「X1」、「X2」、「X3」)とを除外している。これにより、出し分け情報算出部33は、閲覧ユーザに対して表示する価値が低いブックツリーを不要に表示するのを防ぐ。
その後、出し分け情報算出部33は、ユーザIDごとに、ツリー評価点Vtが高い所定個数分のツリーID及びトップ商品の商品IDを、出し分け情報として出し分け情報DB18に登録する。ここで、出し分け情報算出部33は、トップ商品を決定する際、ステップS102に基づく加点のみがなされたブックツリーに対しては、ランダムにより同一点数の商品からトップ商品を選択してもよく、所属商品IDのブックツリー情報DB15内での登録順に従いトップ商品を選択してもよい。例えば、ツリーID「X4」の場合、ツリー評価点Vtは、ステップS102に基づき加点された0.5点のみであり、各所属商品に対するステップS101での評価点は全て0点となっている。よって、図10(A)、(B)の例では、出し分け情報算出部33は、図7(C)のテーブルでの登録順に従い、商品ID「P16」の所属商品をツリーID「X4」のトップ商品として選定している。
(3−2)表示例
図11は、ツリー表示欄RTが表示されたECサイト画面の表示例を示す。この例では、EC管理部32は、利用者端末2とのデータ通信に基づくログイン認証後、ECサイト画面の表示情報を利用者端末2へ送信することで、図11に示すECサイト画面を利用者端末2に表示させている。
この場合、ブックツリー表示決定部34は、ログインしたユーザ「ABC」に対応するユーザIDに関連付けられた出し分け情報を出し分け情報DB18から抽出し、規定表示件数(ここでは5件)分のブックツリーをランダム抽出等により絞り込む。そして、ブックツリー表示決定部34は、絞り込んだブックツリー及び対応するトップ商品の情報をEC管理部32に通知し、EC管理部32は、ブックツリー表示決定部34から通知されたブックツリーに対応するツリー画像41A〜41Eを、ツリー表示欄RTに表示させる。この場合、EC管理部32は、ツリー画像41A〜41E内に、各ブックツリーのタイトルと共に、各ブックツリーに対応するトップ商品の書影画像42A〜42Eを表示させる。
ここで、書影画像42A〜42Eとして表示されるトップ商品は、各ブックツリー内で閲覧者のユーザに最も馴染みが深い商品となるように、ステップS101での評価点が最も高い商品に設定されている。よって、図11の表示態様によれば、ツリー表示欄RT内に表示されたツリー画像に閲覧ユーザの注意を好適に向けさせることができる。なお、EC管理部32は、所定時間が経過するごとに、出し分け情報に登録された他のブックツリーのツリー画像をツリー表示欄RTに表示させることで、ツリー表示欄RTの表示を更新してもよい。また、EC管理部32は、ツリー表示欄RT内の表示を更新させるためのボタン等をECサイト画面上に表示させ、当該ボタンが選択されるごとに、ツリー表示欄RTの表示を更新してもよい。
図12は、図11のツリー表示欄RT内のツリー画像がクリック操作等により選択された際に表示されるブックツリー詳細画面の表示例である。図12では、EC管理部32は、ツリー画像41Aが選択されたことを検知し、ツリー画像41Aに対応するブックツリーのブックツリー情報をブックツリー情報DB15から抽出することで、ブックツリー詳細画面の表示情報を生成している。
EC管理部32は、主に、図12に示すブックツリー詳細画面上に、ライター紹介欄50と、ブックツリー紹介欄51と、所属商品表示欄52と、所属商品別コメント欄53とを設けている。図12の例では、EC管理部32は、ブックツリー情報のライター情報に基づき、ライター紹介欄50に、ブックツリーの登録者であるライターの名前や画像などを表示している。また、EC管理部32は、ブックツリー情報のコメント情報等に基づき、ブックツリー紹介欄51に、ライターが登録した対象のブックツリーの紹介文を表示している。さらに、EC管理部32は、ブックツリー情報の所属商品情報等に基づき、対象のブックツリーの所属商品を認識し、各所属商品の書影画像42A、42F〜42Iとタイトルとの組み合わせを、所属商品表示欄52に横に並べて表示させている。また、EC管理部32は、所属商品別コメント欄53上には、ブックツリー情報のコメント情報等に基づき、ライターが予め登録した所属商品ごとのコメントを、対応する所属商品の書影画像及びタイトルと共にそれぞれ表示させている。
このように、EC管理部32は、ツリー表示欄RT内の任意のツリー画像が選択された場合に、選択されたツリー画像が示すブックツリーの所属商品等を紹介するブックツリー詳細画面を利用者端末2に表示させる。これにより、閲覧者が注目したトップ商品に関連する商品を好適に紹介し、閲覧者の購買意欲を好適に掻き立てることができる。なお、EC管理部32は、ブックツリー詳細画面において、表示対象のブックツリーに対する閲覧者のコメントや評価の入力を受け付け、受け付けたコメントや評価の情報を当該ブックツリー詳細画面上に表示させてもよい。
[ECシステムの作用効果]
実施形態のECシステム100によれば、サーバ装置1は、ブックツリー情報DB15を予め記憶しておき、ECサイト画面の表示要求が利用者端末2からあった場合に、ユーザ情報DB17に登録された閲覧ユーザの行動履歴及び嗜好性の情報に基づき、ブックツリーごとのツリー評価点Vtを算出することで、ツリー表示欄RTに表示させるブックツリーを決定する。これにより、サーバ装置1は、閲覧ユーザごとに関心が高いと推定されるブックツリーを好適に出し分けて表示することができる。また、サーバ装置1は、表示するブックツリーのツリー画像に、ブックツリーの所属商品内で閲覧ユーザに最も馴染みがあると推定されるトップ商品の書影画像を表示させることで、各ブックツリーに対して閲覧ユーザの注意を好適に向けさせることができる。
[変形例]
次に、実施形態の変形例について説明する。以下の変形例は、任意に組み合わせて上述の実施形態に適用してもよい。
(変形例1)
サーバ装置1は、ブックツリー詳細画面において、当該ブックツリー詳細画面を閲覧したユーザが閲覧したブックツリーの中で特に閲覧したユーザ数が多いブックツリーを、レコメンドブックツリーとして表示させてもよい。
図13(A)は、ブックツリー詳細画面に関する閲覧履歴を示すテーブルである。図13(A)では、ユーザIDごとに、閲覧したブックツリー詳細画面に対応するツリーIDが登録されている。
この場合、サーバ装置1は、ツリーIDごとに、同一ユーザにより閲覧された他のツリーIDとの組み合わせを作成し、当該組み合わせを構成する2つのツリーIDの両方を閲覧したユーザ数(閲覧ユーザ数)をカウントする。図13(B)は、閲覧ユーザ数の集計結果を示すテーブルである。図13(B)では、便宜上、「ツリーID」の項目が「X1」の場合のみを示している。図13(B)では、上述のツリーIDの組み合わせのうち一方を「ツリーID」、他方を「レコメンドツリーID」とし、これらの組み合わせに対する閲覧ユーザ数が示されている。例えば、ツリーID「X1」、「X3」の組み合わせは、図13(A)のテーブルを参照した場合、ユーザID「U1」、「U2」により閲覧されているため、閲覧ユーザ数は「2」となっている。なお、「ツリーID」を「X3」、「レコメンドツリーID」を「X1」とするレコード(即ち「ツリーID」と「レコメンドツリーID」とを入れ替えたレコード)についても同様に、閲覧ユーザ数が「2」として集計結果のテーブルに登録される。
図14は、変形例1に係るブックツリー詳細画面の表示例を示す。図14の例では、ブックツリー詳細画面の下部に、レコメンドブックツリー表示欄54が設けられている。この場合、サーバ装置1は、図13(B)に示されるような閲覧ユーザ数の集計結果から、現在表示されているブックツリー詳細画面に対応するツリーIDに関連付けられたレコメンドツリーIDの中で、閲覧ユーザ数が上位所定個数(ここでは4つ)のレコメンドツリーIDに対応するツリー画像41J、41K、41L、41Mを、所属商品の書影画像42J、42K、42L、42Mと共に、レコメンドブックツリー表示欄54に表示させている。例えば、現在表示されているブックツリー詳細画面に対応するツリーIDが「X1」の場合、サーバ装置1は、図13(B)のテーブルを参照し、閲覧ユーザ数が「2」となるレコメンドツリーID「X3」、「X4」に対応するツリー画像と、閲覧ユーザ数が「1」となるレコメンドツリーID「X2」、「X5」、「X6」からランダム又は所定の規則により選択した2つのツリー画像とを、レコメンドブックツリー表示欄54に表示させる。この場合、例えば、サーバ装置1は、図5のステップS101と同様に、レコメンドブックツリー表示欄54にツリー画像41J〜41Mを表示させる各ブックツリーの所属商品に評価点を設定し、評価点が最も高い所属商品の書影画像を、書影画像42J〜42Mとしてそれぞれ表示させる。
本変形例によれば、ブックツリー詳細画面を閲覧したユーザに対し、好適に他のブックツリーのブックツリー詳細画面の閲覧を促進させることができる。なお、ツリー画像を表示させるさらに別の例として、サーバ装置1は、商品の詳細画面において、当該商品を所属商品として含むブックツリーを示すツリー画像の表示欄を設けてもよい。
(変形例2)
ツリー画像の表示態様は、トップ商品の書影画像のみを表示させる図11の表示態様に限定されず、トップ商品以外の他の所属商品の書影画像をさらに表示させてもよい。
図15(A)〜(C)は、図11に示すツリー画像41Aの他の表示例を示す。図15(A)の例では、ツリー画像41Aが示すブックツリーの各所属商品の書影画像42A、42F、42G、42H、42Iが重ねて表示されている。ここで、サーバ装置1は、各所属商品のうち、図5のステップS101で付与された評価点が高い所属商品の書影画像ほど、前面に表示されるように各書影画像を配置している。その結果、図15(A)では、トップ商品の書影画像42Aが最前面に表示されている。
図15(B)の例では、サーバ装置1は、ツリー画像41Aが示すブックツリーの所属商品のうち、図5のステップS101での評価点が高い上位2つの所属商品の書影画像42A、42Fを、ツリー画像41A上に表示させている。図15(C)の例では、サーバ装置1は、ツリー画像41Aが示すブックツリーの所属商品のうち、トップ画像の書影画像42Aを最も大きく、かつ、縁取り効果により強調して表示している。一方、サーバ装置1は、トップ商品以外の他の所属商品の書影画像42F、42G、42H、42Iについても小さく表示させている。これらの表示例によっても、トップ商品や他の所属商品の書影画像に基づき、閲覧ユーザの注意をツリー画像に好適に向けさせることができる。
(変形例3)
図5のステップS102において、評価対象キーワードを決定する場合、お気に入り登録されてからの経過期間が短いお気に入りツリーIDに対応する関連キーワードIDほど、集計時の重み付けを大きくしてもよい。
ここで、図8(A)〜(C)及び図9(A)の例において、お気に入り登録されてからの経過期間が所定期間(例えば1ヶ月)以内であるお気に入りツリーID「X1」に対する重み付け係数を「2」とし、他の気に入りツリーIDに対する重み付け係数を「1」とした場合について説明する。この場合、お気に入りツリーID「X1」の関連キーワードID「T1」〜「T5」は2個分の重みとなることから、図9(A)において、ユーザID「U1」の関連キーワードID「T5」に対する集計数は「4」、関連キーワードID「T3」に対する集計数は「3」、関連キーワードID「T4」に対する設定数は「3」、関連キーワードID「T1」に対する設定数は「2」となる。このようにすることで、閲覧ユーザが最近関心を持ったお気に入りツリーの情報を重視してステップS102のツリー評価点Vtの加点処理を好適に行うことができる。
(変形例4)
図5に示す出し分け情報算出処理のフローチャートは一例であり、本発明が適用可能な出し分け情報算出処理は、これに限定されない。例えば、出し分け情報算出部33は、図5の例に代えて、ステップS101とステップS102のいずれか一方のみを実行してツリー評価点Vtを決定してもよい。この場合であっても、出し分け情報算出部33は、ツリー評価点Vtに基づき出し分け情報に登録するブックツリー及びトップ商品の組み合わせを決定することができる。
(変形例5)
サーバ装置1は、図5のステップS102において、閲覧ユーザの嗜好性に関する情報の一例であるお気に入りブックツリーの情報に基づき、ツリー評価点Vtの加点を行った。これに代えて、又はこれに加えて、サーバ装置1は、お気に入りブックツリー以外の閲覧ユーザの嗜好性に関する情報に基づき、ツリー評価点Vtの加点を行ってもよい。
例えば、サーバ装置1は、会員登録時などに嗜好性を推測するためのアンケートを実施し、アンケートの回答に基づき、ユーザが好む商品の傾向やユーザの感性を示すキーワード(「価値観キーワード」とも呼ぶ。)を選定してユーザ情報DB17に登録しておく。また、サーバ装置1は、価値観キーワードをブックツリーごとに紐付けた情報を、ブックツリー情報としてブックツリー情報DB15に予め登録しておく。そして、サーバ装置1は、ECサイト画面の表示時には、閲覧ユーザの価値観キーワードをブックツリー情報DB15から抽出し、抽出した価値観キーワードが所定個数以上ブックツリー情報において紐付けられたブックツリーに対し、ツリー評価点Vtの加点を行う。
他の例では、サーバ装置1は、閲覧ユーザの年齢、性別などの属性情報を、嗜好性に関する情報とみなし、ツリー評価点Vtの加点処理を行ってもよい。この場合、例えば、サーバ装置1は、各ブックツリーに適した年代又は性別の情報をブックツリー情報として予め記憶しておき、ECサイト画面の表示時に、ユーザ情報DB17に予め登録された閲覧ユーザの年代又は性別とブックツリー情報に含まれる年代又は性別の情報とを参照し、閲覧ユーザの年代又は性別に適したブックツリーに対応するツリー評価点Vtの加点処理を行う。
さらに別の例では、サーバ装置1は、閲覧ユーザのお気に入りの著者やお気に入りのジャンルの情報に基づき、ツリー評価点Vtの加点処理を行ってもよい。この場合、例えば、ユーザごとにお気に入りの著者やジャンルの情報がユーザ情報DB17に予め登録されており、ブックツリー情報DB15には各ブックツリーの所属商品の著者の情報やジャンルの情報が登録されている。そして、サーバ装置1は、ECサイト画面の表示時に、ユーザ情報DB17に予め登録された閲覧ユーザのお気に入りの著者やジャンルに合致するブックツリーをブックツリー情報DB15から検索し、検索したブックツリーに対応するツリー評価点Vtの加点処理を行う。
(変形例6)
サーバ装置1は、人気があると推定されるブックツリーのツリー評価点Vtが高くなりやすいようにツリー評価点Vtを算出してもよい。
例えば、サーバ装置1は、ブックツリーごとの閲覧ユーザ数のランキングを集計し、当該ランキングが所定位以内となるブックツリーのツリー評価点Vtを所定値又は所定率だけ大きくする。他の例では、サーバ装置1は、ブックツリー詳細画面で閲覧ユーザがブックツリーの評価を入力することができる場合に、複数の閲覧ユーザから入力された評価の平均等が所定値以上大きいブックツリーのツリー評価点Vtを所定値又は所定率だけ大きくする。さらに他の例では、サーバ装置1は、ブックツリー詳細画面を経由して商品の購入を行ったユーザ数が所定数以上となるブックツリーのツリー評価点Vtを、所定値又は所定率だけ大きくする。このように、サーバ装置1は、一般的に人気のブックツリーほど閲覧ユーザが興味を引く可能性が高いと推定し、人気のブックツリーのツリー評価点Vtを高くしてツリー画像をツリー表示欄RTに表示されやすくする。これにより、サーバ装置1は、ツリー表示欄RTに表示したツリー画像を選択されやすくし、ブックツリー詳細画面へ閲覧ユーザを好適に誘導することができる。
(変形例7)
図8(A)の例では、サーバ装置1は、お気に入りブックツリーの関連キーワードの集計数が上位M位以内となる関連キーワードのうちN個以上の関連キーワードと紐付いた他のブックツリーのツリー評価点Vtに対して一律に0.5点だけ加点した。これに代えて、サーバ装置1は、お気に入りブックツリーと共通する関連キーワードの数が多いブックツリーほど、対応するツリー評価点Vtに加点する点数を大きくしてもよい。例えば、N1>N2(N1、N2はそれぞれ正の整数)が成立する場合、サーバ装置1は、お気に入りブックツリーの関連キーワードの上位M個のうちN2個以上有する他のブックツリーのツリー評価点Vtに対して0.5点加点し、お気に入りブックツリーの関連キーワードの上位M個のうちN1個以上有する他のブックツリーのツリー評価点Vtに対して1点加点するとしてもよい。
(変形例8)
図1に示すECシステム100では、サーバ装置1は、管理者端末3から送信される情報に基づき、ブックツリー情報をブックツリー情報DB15に登録した。これに代えて、又はこれに加えて、サーバ装置1は、利用者端末2からブックツリー情報の作成に必要な情報を受信し、作成したブックツリー情報をブックツリー情報DB15に登録してもよい。
(変形例9)
ECシステム100が取り扱う商品は、書籍に限らなくともよい。例えば、ECシステム100は、書籍に加え、又はこれに代えて、音楽や映画の再生用メディア、その他種々の商品を取引対象としてもよい。
(変形例10)
サーバ装置1は、複数の装置から構成されていてもよい。例えば、サーバ装置1は、ブックツリー情報DB15と、商品情報DB16と、ユーザ情報DB17と、出し分け情報DB18とを分散して複数の装置により記憶してもよい。同様に、サーバ装置1は、ブックツリー情報管理部31、EC管理部32、出し分け情報算出部33、ブックツリー表示決定部34の処理を、分散された複数の装置により実行してもよい。この場合、サーバ装置1を構成する各装置は、ネットワーク等を通して予め割り当てられた処理を実行するのに必要なデータ通信を他の装置と行う。
1…サーバ装置
2…利用者端末
3…管理者端末
11、21…記憶部
12、22…入力部
13、23…通信部
14、24…制御部
15…ブックツリー情報DB
16…商品情報DB
17…ユーザ情報DB
18…出し分け情報DB
100…ECシステム

Claims (13)

  1. 分類された商品群の情報と、ユーザごとの行動履歴又は嗜好性に関する情報とを記憶する記憶手段と、
    表示要求の送信元となる表示端末のユーザの行動履歴又は嗜好性に関する情報の少なくともいずれか一方に基づき、表示対象とする前記商品群を決定する決定手段と、
    前記表示対象とする商品群を表す画像を、前記表示端末に表示させる表示制御手段と、
    を有することを特徴とするサーバ装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記商品群を表す画像内に、当該商品群に属する商品のうち前記行動履歴又は前記嗜好性に基づく評価が最も高い商品の画像を少なくとも表示させることを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記表示端末に表示させた前記商品群を表す画像が選択されたことを検知した場合、当該商品群に関する詳細画面を前記表示端末に表示させることを特徴とする請求項1または2に記載のサーバ装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記商品群に関する詳細画面に、当該商品群の登録者に関する情報と、当該商品群又は当該商品群に属する商品に対する前記登録者のコメント情報とを少なくとも表示させることを特徴とする請求項3に記載のサーバ装置。
  5. 前記表示制御手段は、複数のユーザの閲覧履歴に基づき、前記詳細画面が示す商品群を閲覧したユーザが閲覧した他の商品群を表す画像を表示することを特徴とする請求項3または4に記載のサーバ装置。
  6. 前記決定手段は、前記行動履歴又は嗜好性に関する情報の少なくともいずれか一方に基づき、前記商品群ごとに評価点を算出し、前記評価点に基づき、表示対象とする前記商品群を決定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のサーバ装置。
  7. 前記決定手段は、前記行動履歴の各々の行動の対象となる商品に対し、当該行動の種類及び当該行動からの経過期間の少なくとも一方に基づき定められた点数を付し、前記点数が付された商品が属する商品群に対して前記点数を集計することで、前記評価点を算出することを特徴とする請求項6に記載のサーバ装置。
  8. 前記記憶手段は、前記ユーザがお気に入り登録した商品群及び各商品群に関連するキーワードの情報をさらに記憶し、
    前記決定手段は、前記ユーザがお気に入り登録した商品群のキーワードと共通するキーワードの数に基づき、前記評価点を算出することを特徴とする請求項6または7に記載のサーバ装置。
  9. 前記決定手段は、前記ユーザがお気に入り登録した商品群又は購入されたと推定される商品のみからなる商品群を、表示対象とする前記商品群から除外することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のサーバ装置。
  10. 前記決定手段は、表示対象とする前記商品群の情報を前記記憶手段に記憶させ、
    前記表示制御手段は、前記記憶手段に記憶された表示対象とする前記商品群から選択した所定個数分の商品群の各々を表す画像を、前記表示端末に表示させることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のサーバ装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載のサーバ装置と、
    前記サーバ装置と通信を行う表示端末と、を有する表示システムであって、
    前記表示端末は、
    表示要求を前記サーバ装置に送信する送信手段と、
    前記表示端末のユーザの行動履歴又は嗜好性に関する情報の少なくともいずれか一方に基づき選定された商品群を表す画像を、前記表示要求の応答として受信する受信手段と、
    前記商品群を表す画像を表示する表示手段と、
    を有することを特徴とする表示システム。
  12. 分類された商品群の情報と、ユーザごとの行動履歴又は嗜好性に関する情報とを記憶する記憶手段を有するサーバ装置が実行する制御方法であって、
    表示要求の送信元となる表示端末のユーザの行動履歴又は嗜好性に関する情報の少なくともいずれか一方に基づき、表示対象とする前記商品群を決定する決定工程と、
    前記表示対象とする商品群を表す画像を、前記表示端末に表示させる表示制御工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  13. 分類された商品群の情報と、ユーザごとの行動履歴又は嗜好性に関する情報とを記憶する記憶手段を参照するコンピュータが実行するプログラムであって、
    表示要求の送信元となる表示端末のユーザの行動履歴又は嗜好性に関する情報の少なくともいずれか一方に基づき、表示対象とする前記商品群を決定する決定手段と、
    前記表示対象とする商品群を表す画像を、前記表示端末に表示させる表示制御手段
    として前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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