JPWO2011161800A1 - パイピングスライダ - Google Patents

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Abstract

被着物のパイプ状部分(2)を収容可能なキャビティ(19)と、キャビティ(19)を外部に連通させるスリット(18)と、止着物であるベルト(3)が接続される接続部とを有するパイピングスライダ(1)であって、キャビティ(19)およびスリット(18)を有するグリップ部材(10)と、スリット(18)内に挿入可能なキー部材(20)と、キー部材(20)がスリット(18)内に挿入された状態でキー部材(20)とグリップ部材(10)との変位を規制するロック機構(30)と、を有し、スリット(18)の開口幅(W1)はパイプ状部分(2)の最小幅(W0)より大きく、スリット(18)にキー部材(20)を挿入した状態での開口幅(W3)はパイプ状部分の最小幅(W0)より小さい。

Description

本発明はパイピングスライダに関し、ベルトや紐状その他の止着物を被着物のパイプ状部分に装着する器具に関する。
従来、止着物を被着物に対して機械的に装着するために、様々な形態のファスナーが利用されている。例えば、ベルト同士の連結やバッグのフラップ部分の閉止など、頻繁に着脱する用途ではバックル等が多用されている。
着脱が必要ない用途で用いられるファスナーとして、パイピングスライダが知られている(特許文献1参照)。パイピングスライダは、被着物における装着位置の変更にも対応できる(特許文献2参照)。
特許文献1に記載の構成は、止着物であるループ状の部材を被着物であるテープの先端に装着するために、パイピングスライダ構造を採用している。
ループ状部材は合成樹脂材料によりブロック状の本体と一体に成形され、この本体は長手方向に沿って円筒状のキャビティ(円柱状溝部分)およびキャビティの径より狭いスリット(平板状溝部分)からなるグリップが形成されている。テープの先端には合成樹脂製のパイプ状部分が一体に成型され、このパイプ状部分に前述したグリップが喰い付くことで、テープの先端にループ状部分を止着することができる。特許文献1の構成では、パイプ状部分を軸方向(テープの幅方向)にスライドさせてキャビティ内へと送り込み、この際にスリットを通してテープを引き出すことで装着が行われる。
特許文献2に記載の構成は、より長尺のパイプ状部分の任意の位置にグリップを装着するようにしたものである。この構成において、パイプ状部分は被着物に連続するシート状部分の辺縁に袋部を形成し、その中に合成樹脂製の棒状部材を挿入して形成される。グリップは、開閉可能なキャビティおよびスリットを有し、その外側に拘束部材を装着してグリップの開きを拘束することでパイプ状部分への装着を行う。従って、特許文献2では、開いた状態のグリップをパイプ状部分の途中に喰い付かせることができ、任意位置への装着が可能である。
なお、特許文献2のような長尺のパイプ状部分に対して、特許文献1のようなキャビティおよびスリットが開閉しない固定式のグリップを装着してもよい。但し、グリップが開閉しないため、パイプ状部分の途中での着脱ができず、装着にあたってはパイプ状部分の端部から挿入してゆく必要がある。
国際公開WO2009/141942A1号パンフレット 国際公開WO2009/117184A2号パンフレット
前述したパイピングスライダのうち、キャビティおよびスリットが開閉しない固定式のグリップを用いるものでは、パイプ状部分の途中での着脱ができないため、何らかの原因でパイプ状部分から脱落した際には、その復元が難しいという問題がある。
パイピングスライダが多用される部位として、リュックサックのショルダーベルトとチェストストラップとの接続部分がある。チェストストラップは、両肩にかかるショルダーベルトを胸部の前で連結するものであり、その接続位置はユーザが任意に設定できることが好ましく、このためにパイピングスライダが好適である。ところが、野外での使用中にパイピングスライダが脱落すると、容易に復元させることができず、その後のリュックサックの適正な使用ができないことがあった。
このような問題に対し、特許文献2に開示された開閉式のグリップを有するパイピングスライダであれば、前述した野外での使用中に脱落した場合でも、容易に復元させることができる。すなわち、拘束部材をいったん緩め、グリップを開いた状態、詳細にはスリットを開かせてその開口幅がパイプ状部分の最小幅より拡がった状態とすることで、開いたスリットからキャビティ内へとパイプ状部分を挿入させることができる。これにより、パイプ状部分の任意の位置にグリップを喰い付かせることができ、外れた場合などでも容易に復元させることができる。
しかし、特許文献2のような開閉式のグリップは、外れた際の復元が容易な反面、他の物品と衝突する等により拘束部材が外れ、グリップがパイプ状部分から脱落する可能性が避けられず、止着器具としての信頼性を低下させるという問題があった。
また、パイピングスライダがグリップ部分と拘束部材とで構成され、拘束部材はグリップ部分を覆うように設置されるため、器具としての大型化が避けられない。さらに、グリップ部分と拘束部材との2部品となることが避けられず、製造コストも上昇するという問題があった。
本発明の主な目的は、脱落の可能性を大幅に低減でき、2部品となることによる問題をも解消できるパイピングスライダを提供することにある。
本発明は、被着物のパイプ状部分を収容可能なキャビティと、前記キャビティを外部に連通させるスリットと、止着物が接続される接続部とを有するパイピングスライダであって、
前記キャビティおよび前記スリットを有するグリップ部材と、
前記スリット内に挿入可能なキー部材と、
前記キー部材が前記スリット内に挿入された状態で前記キー部材と前記グリップ部材との変位を規制するロック機構と、を有し、
前記スリットの開口幅は前記パイプ状部分の最小幅より大きく、前記スリットに前記キー部材を挿入した状態での開口幅は前記パイプ状部分の最小幅より小さいことを特徴とする。
このような本発明では、スリットにキー部材を挿入しない状態で、スリットを通してパイプ状部分をキャビティ内に収容し、パイプ状部分に連なるシート状部分をスリットから外部へ引き出しておく。次に、キー部材をスリット内に挿入し、ロック機構によりスリットから脱出しないようにする。この状態では、スリットはキー部材で一部を塞がれて開口幅が小さくなるため、パイプ状部分はスリットを通してキャビティ外へ脱出することができなくなる。以上により、パイプ状部分とグリップ部材とが係止され、被着物に対する止着物の装着が行われる。
従って、本発明によれば、パイプ状部分の任意位置に装着することができるとともに、ロック機構を解除してキー部材を外せばグリップ部材に対するパイプ状部分の脱着が容易に行え、外れた際の復元も容易に行うことができる。
また、脱着を容易にするためのキー部材はスリット内に収容されるため、衝突等による外れの可能性を低くできるとともに、グリップ部材の外側に大きな突出部分を作ることがなく、前述した特許文献2の拘束部材などに比べてコンパクト化が可能である。
本発明において、前記接続部は、前記グリップ部材に形成された挿通孔と、前記キー部材に形成された挿通孔とを有し、前記グリップ部材側の挿通孔と前記キー部材側の挿通孔とは前記キー部材が前記スリットに挿入された状態で互いに連通する位置に形成されていることが望ましい。
このような本発明では、キー部材をスリットに挿通した後、一連となるグリップ部材側の挿通孔およびキー部材側の挿通孔に別途のロック部材を貫通させることで簡単にロック状態とすることができ、兼用することでロック機構を簡単に構成することができる。
ロック部材としては、棒状のロックピンあるいは各挿通孔を挿通したうえで結束されるロック紐等であってもよい。各挿通孔は、グリップ部材およびキー部材の本体に形成されてもよく、あるいは各本体から外側に延伸した延長部分に形成されてもよい。
本発明において、前記ロック機構は、前記グリップ部材に形成された前記接続部と前記キー部材に形成された前記接続部とを、前記止着物で一体に接続して構成されることが望ましい。
止着物がテープや紐などの長尺の部材であれば、これをロック部材として用いることができる。この場合、各挿通孔をテープ装着用のループ状に形成することができ、ロック機構が止着物の接続部を兼ねるとともに、止着物がロック部材を兼ねるようにすることができる。
このような構成とすれば、構成の一層の簡素可が図れるうえ、止着物がグリップ側の挿通孔およびキー部材側の挿通孔を貫通することでロック状態を維持することができ、従って使用状態においてロック状態が誤って解除される可能性を略解消でき、装着に対する信頼性を大幅に向上することができる。
本発明において、一対のスライダ部品を有し、前記スライダ部品は前記グリップ部材の前記スリットの延長線上に前記キー部材が接続された同じ形状とされ、互いに前記キー部材が他方の前記スリット内に挿入可能であるとともに、互いの前記キー部材が挿入された状態でその連結状態を維持する前記ロック機構を有することが望ましい。
このような本発明では、互いに入れ子状となるスライダ部品により前述したキー部材によるスリットの開閉を実現することができるとともに、キー部材とグリップ部材とを有するスライダ部品を一種類作成すれば、これを一対用いることで本発明を実現することができる。つまり、部品点数を1点にすることができる。
本発明において、前記スライダ部品は、前記グリップ部材と前記キー部材とを連結するサポート部材を有することが望ましい。
このような本発明では、グリップ部材とキー部材とが、キャビティに収容されるパイプ状部分の連続方向に並ぶことになるとともに、スリットに挿入されるキー部材は細い棒状の部材とならざるを得ず、グリップ部材とキー部材との連結部分も細くなって強度が不十分となることもがある。しかし、サポート部材を用いることで、グリップ部材とキー部材との連結強度を確保することができる。
本発明の第1実施形態のパイピングスライダを示す正面図である。 前記第1実施形態のパイピングスライダを示す平面図である。 前記第1実施形態のパイピングスライダを示す底面図である。 前記第1実施形態のパイピングスライダを示す左側面図である。 前記第1実施形態のスライダ部品を示す正面図である。 前記第1実施形態のスライダ部品を示す背面図である。 前記第1実施形態のスライダ部品を示す平面図である。 前記第1実施形態のスライダ部品を示す背面図である。 前記第1実施形態のスライダ部品を示す左側面図である。 前記第1実施形態のスライダ部品を示す右側面図である。 前記第1実施形態の装着前の状態を示す斜視図である。 前記第1実施形態の装着途中を示す斜視図である。 前記第1実施形態の装着状態を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態のパイピングスライダを示す分解斜視図である。 前記第2実施形態のパイピングスライダを示す断面図である。 本発明の第3実施形態のパイピングスライダを示す分解斜視図である。 前記第3実施形態のパイピングスライダを示す断面図である。 本発明の第4実施形態のパイピングスライダを示す断面図である。 本発明の第5実施形態のパイピングスライダを示す断面図である。 本発明の第6実施形態のパイピングスライダを示す断面図である。
以下、本発明の具体的な実施形態について図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
図1から図4には、本発明に基づくパイピングスライダ1が示されている。本発明のパイピングスライダ1は、同じ形状および寸法のスライダ部品1Aを2つ用い、これらを互いに向かい合わせて係合させたものである。
図5から図10には、スライダ部品1Aが示されている。
各図において、スライダ部品1Aは、被着物のパイプ状部分を収容可能なキャビティ19およびこのキャビティ19を外部に連通させるスリット18を有するグリップ部材10と、キー部材20と、止着物であるベルトが接続される接続部としてのループ30とを備えている。
グリップ部材10は、一部が部分円筒状とされた第1シェル11および第2シェル12を向かい合わせにして接合したものである。キャビティ19はこれら第1シェル11および第2シェル12の間に形成され、第1シェル11および第2シェル12が接合されない側にキャビティ19に沿いかつキャビティ19を外部に連通させるスリット18が形成されている(図9および図10参照)。
第1シェル11は第2シェル12よりも軸方向の寸法が長く形成されている。第1シェル11と第2シェル12とは各々の一端を揃えた状態で互いに接合されている。従って、グリップ部材10は、一端側では第1シェル11と第2シェル12とが揃えられ、内部に形成されるキャビティ19を囲うような円筒状であるが、揃えられた側とは反対側は第1シェル11が長く突き出た半円筒状とされている(図6、図7および図8参照)。
キー部材20は、グリップ部材10の第1シェル11の長く突き出た側の端面をキャビティ19の連続方向に延長して形成されている。キー部材20の側面と第1シェル11の端面とを結んでサポート部材21が形成されている。サポート部材21は部分円筒面とされ、キャビティ19が円筒状の空間となるようにキャビティ19を包囲するように形成されている(図5、図6および図10参照)。
前述したように、本実施形態のスライダ部品1Aは、同じ形状の一対を向かい合わせて係合させることでパイピングスライダ1となる(図1ないし図4参照)。このために、スライダ部品1Aは、相互に係合するための構造を有する。
キー部材20およびサポート部材21は、一方のスライダ部品1Aのグリップ部材10の第1シェル11に形成され、一対のスライダ部品1Aを組み合わせる際には他のスライダ部品1Aの第2シェル12内へと挿入される。具体的には、キー部材20の長手方向の移動により、キー部材20は他のスライダ部品1Aのスリット18内に挿入され、サポート部材21は他のスライダ部品1Aのキャビティ19の面した凹部17(後述する)内に収容される。
キー部材20は、他のスライダ部品1Aのスリット18内に挿入され、他のスライダ部品1Aのスリット18を構成する第2シェル12の内側面に沿って配置される。
本実施形態のグリップ部材10では、スリット18を構成する第1シェル11の内側面と第2シェル12の内側面とは幅W1を隔てて対向して配置され、キー部材20は幅W2とされている(図8および図9参照)。従って、一方のスライダ部品1Aのスリット18内に他のスライダ部品1Aのキー部材20が挿入された際には、幅W1のスリット18が幅W2のキー部材20で狭められ、第1シェル11に沿って幅W3のスリット18が残される(図3および図4参照)。
グリップ部材10における元のスリット18の幅W1(キー部材20がない状態の開口幅)は、パイピングスライダ1が装着されるパイプ状部分2(図9または図4参照)の幅W0(最小幅)とほぼ同じかやや大きく形成されている。従って、スリット18にキー部材20が挿入されていない状態では、パイプ状部分2はスリット18を通してキャビティ19内へと挿入可能である(図9参照)。しかし、スリット18にキー部材20が挿入された状態では、スリット18が幅W3(キー部材20がある状態の開口幅)に狭められることにより、幅W0のパイプ状部分2はスリット18を通過できず、キャビティ19内に既に収容されているパイプ状部分2は脱出することができなくなる(図4参照)。
第2シェル12のキャビティ19に面した内側面には、サポート部材21を収容可能な凹部17が形成されている。
一対のスライダ部品1Aを組み合わせる際には、第2シェル12内に他のスライダ部品1Aのキー部材20およびサポート部材21が挿入される。この際、サポート部材21は凹部17内に収容されてキャビティ19内には張り出さず、キャビティ19は円筒状の空間として残される。
ループ30は、ベルトを挿通可能な挿通孔31を有する扁平な環状に形成されたものである(図13参照)。ループ30は、グリップ部材10の第1シェル11の背面(スリット18とは反対側)に接続され、キャビティ19に沿って延びている。ループ30の一端は第1シェル11および第2シェル12が揃えられた側の端面に合わせられ、他端はキー部材20の先端より先まで延長されている。
ループ30は第1シェル11の背面に接続されているため、一対のスライダ部品1Aを組み合わせた場合、各々のループ30は互いに平行に重なって配置される。従って、互いに重なった状態のループ30にベルトを挿通することで、これらのループ30ないし一対のスライダ部品1Aは互いに変位を規制され、分離ができなくなる。
本実施形態では、このような接続部であるループ30の一対と止着具であるベルト3とによりロック機構39が構成される(図13参照)。
スライダ部品1Aは、前述したグリップ部材10、キー部材20、ループ30により構成され、これらのグリップ部材10、キー部材20、ループ30を含む全体が合成樹脂の射出成形などにより一体成型されている。
なお、サポート部材21およびキー部材20は他のスライダ部品1Aに対して挿入する方向の先端側がやや細く、基端側がやや太くなるような緩やかなテーパ形状とされている。
また、凹部17は他のスライダ部品1Aのサポート部材21が挿入される側がやや広く、奥側がやや狭くなった緩やかなテーパ形状とされている。
さらに、ループ30は一対のスライダ部品1Aを組み合わせる際に、他のスライダ部品1Aの第2シェル12の背面に摺接することになるが、ここで摺接する面も緩やかなテーパ形状とされている。
これらのテーパ形状により、一対のスライダ部品1Aを組み合わせる際、互いに挿入方向の奥に至るに従って摩擦抵抗が増加し、ループ30にベルトを挿通する前の状態でも外れにくくされている。
このような本実施形態では、以下の操作により被着物への装着を行う。
図11において、シート2Aの辺縁には連続したパイプ状部分2が形成されている。このパイプ状部分2に装着する際には、予めパイピングスライダ1を構成する一対のスライダ部品1Aを互いに分離させておく。
パイプ状部分2に装着にあたっては、一対のスライダ部品1Aを互いに向かい合わせの状態(各々のキー部材20の先端が向かい合う状態)とし、各々パイプ状部分2をスリット18内に挿通させ、キャビティ19内に収容する。この際、各スライダ部品1Aのスリット18は十分な開口幅を有するため、パイプ状部分2は円滑に挿通できる。
次に、一対のスライダ部品1Aを、互いに近接するようにパイプ状部分2に沿って移動させる。
図12において、一対のスライダ部品1Aは、互いに近接することで、各々のキー部材20が他方のグリップ部材10のスリット18内へと進入し、続いてサポート部材21がグリップ部材10の凹部17内に進入し、並行して各々のループ30が重なり合った状態に移行してゆく。
図13において、一対のスライダ部品1Aが完全に接続されることでパイピングスライダ1が形成される。この状態では、キー部材20によりスリット18の開口幅が狭くなった状態とされるとともに、ループ30の挿通孔31が一致する。
この状態で、挿通孔31にベルト3を通すことで、止着物であるベルト3がパイピングスライダ1を介して被着物であるパイプ状部分2およびシート2Aに装着される。
この状態では、キー部材20がスリット18内に挿入されることで、スリット18の開口幅がパイプ状部分2の最小幅より狭められ、パイプ状部分2はキャビティ19から離脱することがなく、パイピングスライダ1により止着物であるベルト3と被着物であるパイプ状部分2およびシート2Aの装着が確実に行われる。
さらに、ベルト3が一対のスライダ部品1Aの挿通孔31に挿通されることでロック機構39が構成され、一対のスライダ部品1Aはパイプ状部分2に沿った変位を拘束され、これにより連結状態を維持することになり、従ってロックされる。
一方、ベルト3を再び抜き取ることで、前述した拘束を解除することができ、一対のスライダ部品1Aを分離させてパイプ状部分2から取り外すことができる。
ベルト3が軟弱な材質である場合、またはベルト3の幅が挿通孔31に対して十分に狭い場合、挿通孔31内で絞ることで前述した拘束を弱めることができ、一対のスライダ部品1Aを互いに変位させて分離させることも可能である。
但し、ベルト3に張力がかかっている場合、このようなベルト3の絞り等は困難であり、一対のスライダ部品1Aの不用意な分離は回避できる。
〔第2実施形態〕
前述した第1実施形態では、キャビティ19およびスリット18を有するグリップ部材10にキー部材20を接続してスライダ部品1Aを形成し、このスライダ部品1Aを2つ係合させてパイピングスライダ1を形成した。
本発明のパイピングスライダ1としては、同じ形状の一対のスライダ部品1Aに限らず、キャビティ19およびスリット18を有するグリップ部材10を主体としたグリップ部品と、キー部材20を有するキー部品と、という異なる部品を組み合わせるものであってもよい。
図14および図15には本発明の第2実施形態が示されている。
各図において、本実施形態のパイピングスライダ4は、グリップ部品4Aとキー部品4Bとの2部品で構成される。
グリップ部品4Aは、円筒状のグリップ部材4Cを有し、このグリップ部材4Cは前記第1実施形態と同様なキャビティ19、スリット18およびループ30を有する。図15のように、スリット18の幅W1は被着物であるシート2Aのパイプ状部分2の直径(最小幅)である幅W0と同じかやや大きい。
グリップ部品4Aのループ30は、グリップ部材4Cのスリット18とは反対側に形成され、前記第1実施形態と同様にベルト3が挿通される挿通孔31を有する。
キー部品4Bは、前記第1実施形態と同様なキー部材20とループ30とを有し、これらは部分円筒面状の補助部材4Dで連結されている。
補助部材4Dは、グリップ部品4Aのグリップ部材4Cに準じた円筒面状とされ、グリップ部品4Aとキー部品4Bとを組み合わせた状態では、グリップ部材4Cの切欠き部分4Eに配置され、一連の円筒形状を形成するようになっている。
キー部品4Bのループ30は、グリップ部品4Aのループ30と対応した形状とされ、ロック機構39を構成する。これらのループ30は、前記第1実施形態と同様に、グリップ部品4Aとキー部品4Bとを組み合わせた状態で互いに重ね合わせられ、ベルト3を挿通することでロックされる。
キー部材20はグリップ部品4Aのスリット18内に挿入されてスリット18の開口幅を狭めるように機能する。
スリット18は、前述の通り開口幅(キー部材20がない状態)が幅W1であるが、幅W2のキー部材20が挿入されることで、幅W3となる(図15参照)。
従って、キー部材20がない状態(グリップ部品4Aとキー部品4Bとを係合させた状態)では、幅W0のパイプ状部分2はスリット18を通してキャビティ19内へ導入し、あるいは外部へ取り出すことが可能である。
しかし、キー部材20を挿入した状態(グリップ部品4Aとキー部品4Bとを係合させた状態)では、幅W0のパイプ状部分2はスリット18を通して出し入れすることはできなくなる。
このような本実施形態のパイピングスライダ4によれば、前記第1実施形態のパイピングスライダ1と同様に、止着物であるベルト3と被着物であるパイプ状部分2およびシート2Aの装着が確実に行われる。
さらに、ベルト3をグリップ部品4Aおよびキー部品4Bの挿通孔31に挿通することでロック機構39が構成され、グリップ部品4Aとキー部品4Bとを係合させた状態にロックすることができる。
一方、本実施形態のパイピングスライダ4では、前記第1実施形態のように同じスライダ部品1Aを2つ用いるわけではなく、グリップ部品4Aおよびキー部品4Bを別途製造する必要がある。
〔第3実施形態〕
図16および図17には本発明の第3実施形態が示されている。
各図において、本実施形態のパイピングスライダ5は、グリップ部品5Aとキー部品5Bとの2部品で構成される。
グリップ部品5Aは、円筒状のグリップ部材5Cを有し、このグリップ部材5Cは前記第1実施形態と同様なキャビティ19、スリット18およびループ30を有する。
本実施形態のグリップ部材5Cは、前記第2実施形態のグリップ部材4Cと同様であるが、切欠き部分4Eがなくスリット18の両側の軸方向長さが同じである。
キー部品5Bは、前記第1実施形態と同様なキー部材20とループ30とを有し、これらは部分円筒面状の補助部材5Dで連結されている。
前記第2実施形態のキー部品4Bでは、補助部材4Dがキー部材20およびループ30の一端側に偏って形成され、グリップ部品4Aとキー部品4Bとを係合させた際には補助部材4Dがグリップ部材4Cと一体化するように形成されていた。これに対し、本実施形態のキー部品5Bは、補助部材5Dの円筒面の曲率がグリップ部材4Cよりも一回り大きく、かつキー部材20とループ30とをその全長にわたって連結するように形成されており、グリップ部品5Aとキー部品5Bとを係合させた際には、補助部材5Dがグリップ部材5Cの外側を覆うように設置される。
本実施形態においても、グリップ部品5Aとキー部品5Bとが係合していない状態(キー部材20がスリット18内に挿入されていない状態)では、幅W0のパイプ状部分2はスリット18を通してキャビティ19内へ導入し、あるいは外部へ取り出すことが可能である。
しかし、グリップ部品5Aとキー部品5Bとを係合させた状態(キー部材20をスリット18内に挿入した状態)では、幅W0のパイプ状部分2はスリット18を通して出し入れすることはできなくなる。この状態は、一対のループ30およびベルト3によるロック機構39により維持される。
これにより、本実施形態によっても、前記第2実施形態と同様な効果が得られる。
〔第4実施形態〕
前述した第1実施形態ないし第3実施形態では、それぞれ一対の部品に接続部を兼ねるループ30を形成し、止着部であるベルト3を挿通させてロック機構39を形成したが、本発明のロック機構39および接続部はこのような一対のループ30に限定されない。
図18には本発明の第4実施形態が示されている。
図において、グリップ部品5Aとキー部品5Bとはそれぞれ前記第3実施形態と同様であるが、それぞれループ30が省略されている。代替として、グリップ部品5Aのグリップ部材5Cにはベルトを挿通可能な2つの挿通孔32,33が形成され、キー部品5Bの補助部材5Dには挿通孔34が形成されている。
グリップ部品5Aとキー部品5Bとを係合させ、キー部材20をスリット18内に挿入した状態では、グリップ部品5Aの挿通孔33とキー部品5Bの挿通孔34とが連通され、これらの挿通孔32,33,34にベルト3を挿通することにより、グリップ部品5Aとキー部品5Bとが係合状態でロックされる。
このような構成によりベルトの接続部およびロック機構39を実現してもよい。
〔第5実施形態〕
前述した第1実施形態ないし第4実施形態では、それぞれ一対の部品にベルトの挿通孔を形成し、これをロック機構39と接続部とに兼用したが、本発明のロック機構39および接続部はこのような互いに兼用される構成に限定されない。
図19には本発明の第5実施形態が示されている。
図において、グリップ部品5Aとキー部品5Bとはそれぞれ前記第3実施形態と同様であるが、キー部品5Bのループ30が省略され、代りに補助部材5Dには内側向きのピン5Eが形成され、グリップ部品5Aのグリップ部材5Cにはピン孔5Fが形成されている。
グリップ部品5Aとキー部品5Bとを係合させ、キー部材20をスリット18内に挿入した状態では、グリップ部品5Aのピン孔5Fにキー部品5Bのピン5Eが係合される。ピン孔5Fとピン5Eとの係合はキー部材20とスリット18との係合と交差方向となるため、これらの係合によりグリップ部品5Aとキー部品5Bとを係合状態でロックすることができ、これらのピン孔5Fおよびピン5Eによりロック機構39が構成される。
一方、グリップ部品5Aにおいては、ループ30が形成されており、その挿通孔31にベルト3を装着することができる。このループ30により接続部が構成される。
〔第6実施形態〕
図20には本発明の第6実施形態が示されている。
図において、グリップ部品5Aは前記第3実施形態と同様であるが、キー部品5Bはループ30が省略され、かつ補助部材5Dはグリップ部材5Cの内側、キャビティ19内に配置される。
グリップ部品5Aとキー部品5Bとを係合させる際には、キー部材20をスリット18内に挿入するとともに、補助部材5Dをキャビティ19内に配置する。操作にあたっては、パイプ状部分2をキャビティ19内に配置した上で、キー部品5Bをグリップ部材5Cの一端からパイプ状部分2に沿って挿入することができる。キャビティ19内に収容されたキー部品5Bは、パイプ状部分2があるためスリット18から脱出することはない。例えば、補助部材5Dとグリップ部材5Cとの間にピンとピン孔のような凹凸係合を形成し、パイプ状部分2に沿った方向の変位を規制し、これらによりロック機構39を構成してもよい。
〔変形など〕
なお、本発明は前述した各実施形態に限定されるものではなく、材質や寸法、各部の細部形状等は実施にあたって適宜変更しうるものである。
例えば、前記各実施形態では、被着物であるシート2Aおよびパイプ状部分2に対して装着する止着物をベルト3であるとしたが、これは他の形状のテープ、ワイヤその他の紐状物などであってもよく、あるいは長尺のものに限らずバックルなどの機械的な物品、装飾物などであってもよい。
本発明はパイピングスライダに関し、ベルトや紐状その他の止着物を被着物のパイプ状部分に装着する器具として利用できる。
1,4,5…パイピングスライダ、1A…スライダ部品、2…被着物であるパイプ状部分、2A…被着物であるシート、3…止着物であるベルト、4A,5A…グリップ部品、4B,5B…キー部品、4C,5C…グリップ部材、4D,5D…補助部材、4E…切欠き部分、5E…ピン、5F…ピン孔、10…グリップ部材、11…第1シェル、12…第2シェル、17…凹部、18…スリット、19…キャビティ、20…キー部材、21…サポート部材、30…接続部であるループ、31,32,33,34…挿通孔、39…ロック機構。

Claims (5)

  1. 被着物のパイプ状部分(2)を収容可能なキャビティ(19)と、前記キャビティ(19)を外部に連通させるスリット(18)と、止着物(3)が接続される接続部(30)とを有するパイピングスライダ(1,4,5)であって、
    前記キャビティ(19)および前記スリット(18)を有するグリップ部材(10)と、
    前記スリット(18)内に挿入可能なキー部材(20)と、
    前記キー部材(20)が前記スリット(18)内に挿入された状態で前記キー部材(20)と前記グリップ部材(10)との変位を規制するロック機構(39)と、を有し、
    前記スリット(18)の開口幅(W1)は前記パイプ状部分(2)の最小幅(W0)より大きく、前記スリット(18)に前記キー部材(20)を挿入した状態での開口幅(W3)は前記パイプ状部分(2)の最小幅(W0)より小さいことを特徴とするパイピングスライダ。
  2. 請求項1に記載のパイピングスライダにおいて、
    前記接続部(30)は、前記グリップ部材(10)に形成された挿通孔(31,33)と、前記キー部材(20)に形成された挿通孔(31,34)とを有し、前記グリップ部材(10)側の挿通孔(31,33)と前記キー部材(20)側の挿通孔(31,34)とは前記キー部材(20)が前記スリット(18)に挿入された状態で互いに連通する位置に形成されていることを特徴とするパイピングスライダ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のパイピングスライダにおいて、
    前記ロック機構(39)は、前記グリップ部材(10)に形成された前記接続部(30)と前記キー部材(20)に形成された前記接続部(30)とを、前記止着物(3)で一体に接続して構成されることを特徴とするパイピングスライダ。
  4. 請求項1から請求項3の何れかに記載のパイピングスライダにおいて、
    一対のスライダ部品(1A)を有し、前記スライダ部品(1A)は前記グリップ部材(10)の前記スリット(18)の延長線上に前記キー部材(20)が接続された同じ形状とされ、互いに前記キー部材(20)が他方の前記スリット(18)内に挿入可能であるとともに、互いの前記キー部材(20)が挿入された状態でその連結状態を維持する前記ロック機構(39)を有することを特徴とするパイピングスライダ。
  5. 請求項4に記載のパイピングスライダにおいて、
    前記スライダ部品(1A)は、前記グリップ部材(10)と前記キー部材(20)とを連結するサポート部材(21)を有することを特徴とするパイピングスライダ。
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