JPWO2011092834A1 - 風力発電装置 - Google Patents

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Abstract

風力発電装置が、ステータと、発電機ロータとステータとを収容するステータケーシングとを備える発電機と、一端が風車ロータに、他端が発電機ロータに連結された主軸と、主軸を回転可能に支持する第1軸受と、主軸に設けられ、主軸とステータケーシングとが相対的に回転可能であるようにステータケーシングを支持する第2軸受と、第1軸受が取り付けられた基部と、基部とステータケーシングの正面プレートを連結する連結部材を備えるトルクサポートとを具備する。ステータケーシングに主軸の周方向のトルクが作用したときに連結部材と正面プレートとの間で働く力の荷重中心が、正面プレートの表面から裏面までの範囲内にある。

Description

本発明は、風力発電装置に関し、特に風力発電装置における発電機の支持構造に関する。
ダイレクトドライブ方式の風力発電装置は、風車ロータの回転を伝える主軸(シャフト)が発電機内の発電機ロータを直接回転させる風力発電装置である。通常の風力発電装置は、風車ロータの回転数が電力系統の周波数よりも遅いため、増速機を用いている。
一方、ダイレクトドライブ方式の風力発電装置では、増速機を用いずに風車ロータに接合された主軸が発電機に直接接続されているが、この方式の風力発電装置では、発電機が大型化する傾向にある。これは、風力ロータの回転数と電力系統の周波数とが適合しないため、発電機内の界磁磁石の極数を増やす必要があるためである。界磁磁石の極数が増大すると、発電機ロータの径は大きくなり、発電機は大きくなる。更に、近年の大容量化に伴い発電機の大きさは益々大型化する傾向にある。
大型化する発電機を支持する機構を最適に設計することは、ダイレクトドライブ方式の風力発電装置の設計において重要な事項の一つである。そして、ダイレクトドライブ方式の風力発電装置では、一般に、発電機の支持機構として2つの機構が用いられる。
第1に、主軸とステータケーシングの間に軸受が設けられ、その軸受によってステータケーシングが支持される。このような機構が用いられるのは、発電機のステータとロータとの間のギャップの間隔を維持するためである。ダイレクトドライブ方式の風力発電装置においては、主軸は、先端に設けられた風車ロータに作用する重力やそれ自身に作用する重力によりたわみが起こる。このとき、主軸に接合された発電機ロータも主軸のたわみに応じて変位する。発電機ロータの変位が発生してもステータとロータとの間のギャップの間隔を維持するためには、ステータケーシングも主軸で支持すればよい。
その一方で、主軸に設けられた軸受によってステータケーシングを支持する方式では、ステータケーシングに、主軸に対して周方向に作用するトルクを支持することはできない。特に、発電機ロータが回転すると、発電機ロータとステータとの間に作用する吸引力によって、ステータケーシングにはステータケーシングを主軸の周りに回転させようとするトルクが加わる。主軸に設けられた軸受では、このようなトルクを支えることができない。
そこで、ステータケーシングを主軸の周りに回転させようとするトルクを支持するために、静止している部材(典型的には、主軸を支える軸受が設けられた基部)とステータケーシングとを連結する機構が設けられる。このような機構を、本明細書では、トルクサポートという。即ち、トルクサポートは、ステータケーシングに対して主軸に対して周方向に作用するトルクを支持し、ステータケーシングの回転を防ぐ機構である。
主軸に設けられた軸受とトルクサポートとで発電機を支持する構造については、例えば、特許文献1(EP1327073B1号公報)、特許文献2(EP2014917号A1公報)に開示されている。図10は、特許文献1に開示された風力発電装置の構造を示す鳥瞰図である。図10の構造では、ステータ219の表面にアーム226、ビーム227およびダンピングエレメント228を設け、ビーム227が基部204に取り付けられている。このような機構は、ステータ219を主軸の周りに回転させようとするトルクを支持するトルクサポートとして機能する。加えて、主軸218に軸受216、217が設けられ、これらの軸受によっても、ステータ219が支持されている。
一方、特許文献2に開示された風力発電装置では、基板プレートに設けられた第1、第2の軸受によって主軸が支持されている。ステータケーシングは、ロータの周囲に設けられた第1の端板と第2の端板およびケーシング素子とで構成されている。さらに、第1の端板は、主軸に設けられた第3の軸受により支持されている。第2の端板は、変形可能な非回転カップリング(non-rotatable coupling)によって軸受ハウジングに取り付けられている。この非回転カップリングは、ステータケーシングを主軸の周りに回転させようとするトルクを支持するトルクサポートとして機能している。
発明者は発電機の支持機構について検討を進めているが、発明者が得た知見によれば、トルクサポートの設計において重要な事項の一つが、ステータケーシングに作用する曲げモーメント(即ち、ステータケーシングを面外に撓ませる力)を低減させることである。ステータケーシングに曲げモーメントが作用してステータケーシングが変形すると、ステータとロータとの間のギャップが均一に保てなくなる。これは、発電機の振動の増大や発電機性能の劣化を招くため好ましくない。特に、トルクサポートの構造が不適切であると、ステータケーシングに大きな曲げモーメントが作用してしまいため好ましくない。例えば、図10の構造では、ステータ219の表面にアーム226が接合されているため、ステータケーシングに曲げモーメントが作用してしまうため好ましくない。特に、発電機が高出力化されると、ステータケーシングに周方向に作用するトルクも増大し、曲げモーメントも増大してしまうので、曲げモーメントの問題は深刻になる。
曲げモーメントの問題に対処するためには、ステータケーシングの剛性を高めて曲げモーメントの増大に対抗することも考えられる。しかしながら、このような対処では、ステータケーシングの重量が増大してしまい好ましくない。また、曲げモーメントの問題への他の対処としては、なるべく外側でステータケーシングを支持するということも考えられる。例えば、図10に図示されている構造では、ステータ219の外周付近まで腕部226やビーム227を設け、これにより、ステータ219を支持している。しかしながら、外周付近まで腕部226及びビーム227を延ばすことは、腕部226及びビーム227の大型化や重量の増大を招くため、好ましくない。
EP1327073B1号公報(特表2004−511723号公報) EP2014917A1号公報(特開2009−19625号公報)
したがって、本発明の目的は、風力発電装置において、発電機のステータケーシングを支持する構造体を小型化しながら、ステータケーシングに作用する曲げモーメントを低減できる支持構造を提供することである。
本発明の風力発電装置は、ステータと、発電機ロータとステータとを収容するステータケーシングとを備える発電機と、一端が風車ロータに、他端が発電機ロータに連結された主軸と、主軸を回転可能に支持する第1軸受と、主軸に設けられ、主軸とステータケーシングとが相対的に回転可能であるようにステータケーシングを支持する第2軸受と、第1軸受が取り付けられた基部と、基部とステータケーシングの正面プレートを連結する連結部材を備えるトルクサポートとを具備する。ステータケーシングに主軸の周方向のトルクが作用したときに連結部材と正面プレートとの間で働く力の荷重中心が、正面プレートの表面から裏面までの範囲内にある。
本発明によれば、トルクサポートが、連結部材と正面プレートとの間で働く力の荷重中心が、正面プレートの表面から裏面までの範囲内にあるように構成されているので、ステータケーシングの正面プレートに作用する曲げモーメントを抑制することができる。このため、ステータケーシングの強度を低くすることが出来る。
トルクサポートが、ステータケーシングに設けられて連結部材が挿入される挿入部を更に備える場合、挿入部は、その一部がステータケーシングの内部に位置するように、ステータケーシングに設けられていることが好ましい。一実施形態では、挿入部の連結部材が挿入される部分の長さの半分の位置が、挿入部が設けられるケーシングの表面から裏面までの範囲内になるように挿入部がケーシングに挿入される。
上記の風力発電装置において、挿入部は、ケーシングと別体に形成され、ケーシングに取り付けられてもよい。この場合、挿入部の寸法を変えることで、大きさの違うケーシングに対応することができる。それに加えて、ケーシングの加工も容易になる。
上記の風力発電装置において、連結部材の断面は矩形であってもよい。この場合、当該連結部材の加工や取り付けが容易になる。そして、連結部材の厚さや幅を変えることで、より的確に発電機に作用する荷重を支持することができる。
上記の風力発電装置において、基部の一部が連結部材を形成してもよい。この場合、連結部材が基部の一部を形成することから、部品点数および組み立て誤差を削減することができる。
上記の風力発電装置において、挿入部と、挿入部が設けられるケーシングの面の中心とが略一直線上になるように、少なくとも2つの挿入部がケーシングに設けられてもよい。この場合、荷重を均等に支持可能で、且つ、1箇所のトルクサポートにかかる荷重を軽減可能である。
上記の風力発電装置がケーシングの表面に設けられた桟を備え、当該桟が、挿入部と挿入部の設けられるケーシングの面の中心とを結ぶ線と略直行するように、挿入部の上下両方向に設けられてもよい。このような構造によれば、更に、ケーシングの表面に設けられた桟によりケーシングの剛性をあげることで、曲げモーメントに対する耐力が向上することができる。
一実施形態では、ステータケーシングの正面プレートは、中央部に凹部が設けられると共に、凹部の外縁から主軸の半径方向内側に突出する突出部が形成されるように構成される。更に、基部には、第1軸受を収容する軸受台が接合される。軸受台の一部が凹部に収容されると共に、突出部が軸受台に設けられた溝に嵌め込まれることによってステータケーシングと軸受台とが連結され、これにより、トルクサポートが突出部と軸受台とによって構成されている。
本発明によれば、風力発電装置において発電機のケーシングに作用する曲げモーメントを低減することができる。
本発明の一実施形態の風力発電装置の構成を示す模式的な斜視図である。 発電機の構成の一例を示す断面図である。 本発明の一実施形態のトルクサポートの構成を示す断面図である。 本発明の一実施形態のトルクサポートの構成を示す断面図である。 比較例におけるトルクサポートの構成を示す模式図である。 本発明の一実施形態におけるトルクサポートの構成を示す模式図である。 本発明の他の実施形態におけるトルクサポートの構成を示す模式図である。 本発明の更に他の実施形態におけるトルクサポートの構成を示す模式図である。 図6Aのトルクサポートの構成を示す断面図である。 本発明の更に他の実施形態におけるトルクサポートの構成を示す模式図である。 本発明の更に他の実施形態におけるトルクサポートの構成を示す模式図である。 図8Aのトルクサポートの構成を示す断面図である。 本発明の更に他の実施形態におけるトルクサポートの構成を示す模式図である。 図9Aのトルクサポートの構成を示す断面図である。 従来技術の風力発電装置のトルクサポートの構成を示す模式図である。
以下、本発明の風力発電装置の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の一形態の風力発電装置30の構成を示す模式図である。主軸5は、一端が風車ロータ(図示されず)に、他端が発電機1にそれぞれ接続される。基部3の上面に2台の軸受台4−1、4−2が設けられており、主軸5は、その軸受台4−1、4−2に設けられた軸受(図1では図示されていない)によって回転可能に支持されている。ここで、基部3の上面は少なくとも平面部31を有している。2台の軸受台4−1、4−2は、主軸5の中心軸51と平面部31とが平行になるように、基部3の上面に取り付けられる。
図2は、発電機1と主軸5の接続構造を示す断面図である。図2に示されているように、軸受台4−1、4−2の開口の内部には軸受7−1、7−2が設けられており、軸受7−1、7−1により主軸5が回転可能に支持されている。主軸5は、風車ロータに接続される軸基体部5aと、軸基体部5aが挿入された内筒5bとで構成されており、その内筒5bに発電機ロータ16が接合されている。発電機ロータ16は、板材や棒材で構成されたロータプレート15を備えており、外周部に界磁磁石14が取り付けられている。界磁磁石14の外側には界磁磁石14と一定の間隔をおいてステータ13が設けられ、ステータケーシング11の内壁に取り付けられている。界磁磁石14は発電のため、ある程度の幅が必要であるが、界磁磁石14を支え、回転するロータプレート15は、重量軽減のため主軸5に近い側の中央部分がくびれている。詳細には、図2の構造では、ロータプレート15は、界磁磁石14を裏打ちするバックプレート15aと、バックプレート15aを内筒5bに連結する連結プレート15bと、バックプレート15aと連結プレート15bとの接合を強化するためのリブ15cとを備えている。リブ15cは、内筒5bに近い程、主軸5の軸方向の幅が小さくなっている。
内筒5aには、更に、発電機軸受8−1、8−2が設けられており、これらの発電機軸受8−1、8−2によりステータケーシング11が支持されている。上述のように、主軸5に設けられた発電機軸受8−1、8−2によってステータケーシング11が支持されることは、発電機ロータ16の界磁磁石14とステータ13との間隔を一定に保つために重要である。
ここで、主軸5に設けられた発電機軸受8−1、8−2ではステータケーシング11に対して主軸5の周方向に作用するトルクを支持することはできないことは上述されているとおりである。そこで、図1に示されているように、本実施形態では、トルクサポート2が、基部3の発電機1側における中心軸51を挟んだ左右両端部に各1台ずつ平面部31上に取り付けられ、トルクサポート2によってステータケーシング11に対して主軸5の周方向に作用するトルクが支持されている。
以下に述べられるように、本実施形態の風力発電装置の特徴の一つは、トルクサポート2とステータケーシング11の接続構造にある。以下では、トルクサポート2とステータケーシング11の接続構造について詳細に説明する。
図3A、図3Bは、トルクサポート2の構造を示す断面図である。トルクサポート2は、ピン21と2個のブラケット23と挿入部22とを備えている。トルクサポート2では、ブラケット23は、平面部31上の発電機1側の右端部に主軸5の中心軸51と平行に並んで取り付けられる。ピン21は、挿入部22とブラケット23とを連結する連結部材である。ピン21は、基部3から発電機1に向かい、主軸5の中心軸51と平行になるように、一端はブラケット23に挿入されて固定され、他端は挿入部22に挿入されて取り付けられる。挿入部22は、発電機1のステータケーシング11の正面プレート12に一部が挿入されるように設けられている。後述のように、このことは、トルクサポート2がステータケーシング11に作用する曲げモーメントを低減するために重要である。
挿入部22は、ブッシュケース25と、当該ブッシュケース25内に設けられた防振ゴム26を備えている。防振ゴム26は、ピン21が挿入可能な構造を有し、ピン21に作用するトルク反力を吸収する弾性体でできた緩衝部材として機能する。ブッシュケース25は、ステータケーシング11の正面プレート12から内部にその一部が挿入されている。
挿入部22の位置は、必要な基部3の大きさや、トルクサポート2によって支持できるトルクの大きさに影響する設計パラメータの一つである。挿入部22は、ステータケーシング11の正面プレート12の中心から半径方向に半径の1/2から3/4までの距離の位置に設けられることが好ましい。これは、挿入部22の位置をステータケーシング11の外周付近にし過ぎると基部3が大きくなる他、発電機1のステータ13や界磁磁石14の位置と競合して取り付け困難となるためである。上述のように、本実施形態では、ロータプレート15の主軸5に近い側の中央部分がくびれているため、挿入部22がステータケーシング11の正面プレート12の中心から半径方向に半径の1/2から3/4までの距離の位置に設けられれば、挿入部22がステータケーシング11の基部3側の正面プレート12から内部に挿入されても、ステータ13、界磁磁石14、ロータプレート15と干渉することはない。一方で、ステータケーシング11の中心に近づけすぎるとステータケーシング11に作用するトルクを支持できない。また、挿入部22は、左右2箇所の挿入部22と円形の正面プレート12の中心(図示されず)とが一直線上になるように、正面プレート12に設けられることが好ましい。
本実施形態では、トルクサポート2とステータケーシング11の接合構造が、トルクサポート2がステータケーシング11の正面プレート12に作用する力の荷重中心が正面プレート12の厚さDの範囲内(即ち、表面と裏面の間の範囲内)にあるように設計されている。より具体的には、挿入部22がステータケーシング11の正面プレート12から内部に挿入されるような位置に設けられ、且つ、ピン21が挿入部22に挿入される深さが適切に調節されることによって、荷重中心が正面プレート12の厚さDの範囲内にあるように調節されている。このような構造の利点について図4Aの比較例と図4Bの本実施形態とを比較しながら説明する。
図4Aは、上記の挿入部が正面プレートの表面に設けられたとした場合のトルクサポート2とステータケーシングの接合構造を示す模式図である。即ち、図4Aに示されているように、トルクサポートがピン121と挿入部122を備え、ピン121の一端が挿入部122に挿入され、挿入部122がステータケーシング111の正面プレート112上に設けられる場合について考える。ここで、本実施形態の挿入部22と同様に、挿入部122がブッシュケース125と、当該ブッシュケース125内に設けられた防振ゴム126を備えているとする。
この場合に、発電機ロータ(図示されず)が回転すると、ステータケーシング111には、主軸(図示されない)の周方向のトルクが加わる。このトルクに対応する力は、図4Aでは、力F1として図示されている。ステータケーシング111に周方向のトルクが加わったとき、ピン121によってそのトルクに抗する力が挿入部122に与えられてステータケーシング111の回転が防がれる。このとき、ピン121の挿入部122に挿入された部分から挿入部122に荷重τ1がかかる。この荷重τ1の合計の大きさとして、荷重Τ1が荷重τ1のかかっている領域の中央付近に作用するとみることができる。力F1と荷重Τ1とが主軸の周方向に関して釣り合うことにより、ステータケーシング111が周方向に回転することが防がれている。
しかしながら、この時、挿入部122がステータケーシング111の正面プレート112から張り出しているため、荷重T1が作用する位置、即ち、荷重中心がステータケーシング111の厚さの範囲外になり、ステータケーシング111に荷重T1による曲げモーメントM1が作用することになる。そして、結果として、ステータケーシング111には、曲げモーメントM1により、歪みや撓みのような面外の変形が発生してしまう。その結果、発電機ロータとステータとの間のギャップが不均一になり新たな振動が発生する。これにより、発電機の安定的な運転が困難になる可能性がある。
一方、本実施形態では、図4Bに図示されているように、トルクサポート2とステータケーシング111の接続構造が、ピン21からステータケーシング11に荷重T1が作用する位置、即ち、荷重中心がステータケーシング11の厚さDの範囲内(即ち、表面と裏面の間の範囲内)にあるように設計され、これにより、ステータケーシング11に作用する曲げモーメントが低減されている。詳細には、本実施形態でも、比較例と同様に、主軸5が回転するとステータケーシング11に周方向のトルクが作用する一方、ピン21によってそのトルクに抗する力が挿入部22に与えられてステータケーシング11の回転が防がれる。図4Bにおいて、ステータケーシング11に周方向に作用するトルクに対応する力は力F2として図示されている。このとき、ピン21と挿入部22の間に荷重τ2が作用する。この荷重τ2の合計の大きさとして荷重Τ2が、荷重τ2のかかっている領域の中央付近に作用するとみることができる。力F2と荷重Τ2とが主軸5の周方向に関して釣り合うことにより、ステータケーシング11が周方向に回転することが防がれている。
このとき、本実施形態では、挿入部22の一部がステータケーシング11の正面プレート12からその内部に挿入されていることにより、荷重T2が作用する位置、即ち、荷重中心の位置が、ステータケーシング11の厚さの範囲内にあるように調節されている。このような構造によれば、ステータケーシング11には荷重T2による曲げモーメントは作用しない。したがって、本実施形態のトルクサポート2の構造によれば、ステータケーシング11に作用する面内モーメントを低減することができる。
荷重T2が作用する位置、即ち、荷重中心の位置は、ピン21が挿入部22に挿入される深さによって調節可能である。即ち、ピン21が挿入部22に挿入される深さは、ステータケーシング11に主軸5の周方向にトルクが作用したときにピン21と挿入部22との間で働く力の荷重中心がステータケーシング11の厚さDの範囲内(即ち、表面と裏面の間の範囲内)にあるように調節される。一実施形態では、図3Bに図示されているように、挿入部22のピン21が挿入される部分の長さLの半分の位置Aが、ステータケーシング11の厚さDの範囲内になるような位置まで、挿入部22がケーシング11の内部へ挿入されることが好ましい。位置Aは、ステータケーシング11の厚さDの中心線17に近いほどより好ましく、理想的には、位置Aが中心線17と略一致することが好ましい。
このように、本実施形態のトルクサポート2とステータケーシング11との接続構造によれば、荷重Τ2が作用する位置、即ち、荷重中心がステータケーシング11の厚さの内側に位置させることができる。これにより、ステータケーシング11に作用する曲げモーメントを抑制することができる。
ステータケーシング11に作用する曲げモーメントを抑制できることは、基部3の小型化にも有用である。ステータケーシング11に作用する曲げモーメントが低減できない場合、ステータケーシング11を支持する位置をステータケーシング11の外側に近づける必要性がある。これは、基部3、又は、基部3に接合されてステータケーシング11を支持する構造部材を大型化させてしまい好ましくない。一方、本実施形態によれば、ステータケーシング11に作用する曲げモーメントを抑制することができるため、挿入部22を設ける位置をステータケーシング11の正面プレート12の中心に近づけることが可能になる。これは、基部3の小型化に有用である。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、実施形態は適宜変形又は変更され得ることは明らかである。例えば、本発明は以下に示すような各種の変形をすることが出来る。
図5は、本発明の他の実施形態におけるトルクサポート2の挿入部22の構成を示す模式図である。図5に示されているように、挿入部22のブッシュケース27が、ステータケーシング11と別体で設け、ボルト(図示されず)のような締結具を用いて、ステータケーシング11に少なくとも一部が挿入された状態で取り付けられてもよい。ブッシュケース27がステータケーシング11と別体に作製されることは、製作を容易化し、また、ブッシュケース27の形状を変えるのみで、様々な形状のピンに対応可能になる点で好ましい。
図6A、図6Bは、本発明の更に他の実施形態におけるトルクサポート2Aの構成を示す模式図である。トルクサポート2Aは、ピン24と、ブッシュケース28および防振ゴム29を備える。ピン24は、矩形バーの形状をしており、一端が基部3の発電機1側の左右両端部に、例えばボルト(図示されず)にて取り付けられる。一方、他端は、防振ゴム29を取り付け、ブッシュケース28に挿入される。ブッシュケース28はステータケーシング11の基部3側の正面プレート12からステータケーシング11の内部にその一部が挿入されてステータケーシング11に取り付けられる。このとき、図6Aに図示されているように、防振ゴム29がピン24の全周に取り付けられてもよく、また、ピン24の上面と下面のみに防振ゴム29が取り付けられてもよい。
図7は、本発明の更に他の実施形態におけるトルクサポート2Bの構成を示す模式図である。トルクサポート2Bでは、ピン33が基部3aと一体化されて構成されており、基部3aの発電機1の側の左右両端部が、ピン33として発電機1方向に突き出している。基部3aのピン33の端部は、ブッシュケース28に挿入される。ブッシュケース28は、ステータケーシング11の基部3a側の正面プレート12に取り付けられる。このとき、他の例と同様、ピン33の端部には防振ゴム(図示されず)が取り付けられ、ブッシュケース28は、ステータケーシング11に少なくとも一部が挿入されて、取り付けられている。このような構造では、基部3aとトルクサポート2Bのピン33が一体化されていることから、部品点数および組み立てによる誤差を削減することができる。
ここで、ブッシュケース28は、左右2箇所のブッシュケース28と正面プレート12の中心(図示されず)とが一直線上になるように、正面プレート12に設けられることが好ましい。このため、基部3aの上面(図示されず)に溝やくぼみを施し、そこに主軸(図示されず)を収めることで、基部3aの一部であるピン33が挿入される左右2箇所のブッシュケース28は、正面プレート12の中心(図示されず)と一直線上になるように、正面プレート12の部材に挿入して設けることが出来る。
図8A、図8Bは、本発明の更に他の実施形態におけるトルクサポートの構成を示す模式図である。図8Aに図示されているように、発電機1のステータケーシング11の基部3側の正面プレート12に挿入部62が2箇所設けられている。
ここで、挿入部62は、他の挿入部の場合と同様に、左右2箇所の挿入部62と正面プレート12の中心68とが直線63上に一直線上に設けられるが好ましい。また、挿入部62は、正面プレート12の中心68から水平方向に概ね半径の1/2の距離の位置に設けられることが好ましい。
正面プレート12の表面上には、桟61が設けられている。桟61は、左右2箇所の挿入部62と正面プレート12の中心(図示されず)とを結ぶ直線63に略直交するように、挿入部62の上下両方向に取り付けられる。桟61の長さは、発電機1の側面までの長さの半分、すなわち桟61の取り付け位置での弦の長さの半分相当であり、形状は、高さが正面プレート12の中心付近(挿入部62と結合する側)は高く、外周に向かうにつれ徐々に低くなるようなものが好ましい。
図8Bに図示されているように、この挿入部62としては、上述されたブッシュケース64及び防振ゴム65を用いることが出来る。また、挿入部62に挿入されるピン66として、上述されたピンや基部の一部などを用いることが出来る。挿入部62は,少なくとも一部がステータケーシング11の基部3側の正面プレート12からステータケーシング11の内部に挿入されるように設けられている。そのとき、挿入部62のトルクサポートのピンが挿入される部分の長さKの半分の位置Bが正面プレート12の部材の厚さDの範囲内になるような位置まで挿入部62は挿入されることが好ましい。
ここで、位置Bは、正面プレート12の部材の厚さDの中心線17に近いほどより好ましく、理想的には、位置Bが中心線17と略一致することが好ましい。これは、上述のように、トルクサポートのピンにかかる発電機1によるトルクを正面プレート12内に伝達させるようにする理由からである。
このように、正面プレート12上に挿入部62を上下から支持するように桟61を設けることで、ステータケーシング11の剛性をあげることができる。それにより、曲げモーメントに対する耐力を向上させることができる。
図9A、図9Bは、本発明の更に他の実施形態におけるトルクサポートとステータケーシングの接続構造を示す図である。図9Aは、トルクサポートとステータケーシングの接続構造を示す鳥瞰図であり、図9Bは、該接続構造を上から見た断面図である。
図9A、図9Bの構造では、ステータケーシング11の正面プレート12に凹部が形成され、この凹部に軸受台4−2の一部分が収容される。詳細には、正面プレート12が、外周部プレート12aと中心部プレート12bとで構成されている。外周部プレート12aは、中心部プレート12bの外縁部に接合されている。中心部プレート12bは、その中心部分が外縁部よりも窪んだ形状をしている。
加えて、外周部プレート12aの一部分が中心部プレート12bとの接合位置から半径方向内側に突出しており、この突出している部分(突出部12c)が軸受台4−2に設けられた溝19に嵌め込まれることによってステータケーシング11が支持されている。即ち、本実施形態では、トルクサポートが、軸受台4−2とステータケーシング11の正面プレート12の突出部12cで構成されている。詳細には、図9Aに図示されている軸受台4−2には、溝19と、溝19を横断するようにして主軸5の軸方向に貫通する開口20とが形成されている。一方、外周部プレート12aの突出部12cには、開口12dが形成されている。外周部プレート12aの突出部12cが軸受台4−2に設けられた溝19に嵌め込まれた状態で、軸受台4−2の開口20にブッシュ18が挿入される。ブッシュ18は、軸受台4−2に設けられた開口20と外周部プレート12aの突出部12cに設けられた開口12dとを貫通するように挿入される。これにより、ステータケーシング11が軸受台4−2に固定される。
図9A、図9Bの構造においても、トルクサポートがステータケーシング11の正面プレート12に作用する力の荷重中心が正面プレート12の厚さDの範囲内(即ち、表面と裏面の間の範囲内)にあるように設計されていることに留意されたい。図9A、図9Bでは、突出部12cが軸受台4−2に設けられた溝19に嵌め込まれることによってステータケーシング11が固定される。この突出部12cは、中心部プレート12bとの接合位置から半径方向内側に突出しているので、ステータケーシング11に主軸5の周方向にトルクが加わっても、正面プレート12には、その面内方向にしか力は作用しない。従って、図9A、図9Bの構造においても、ステータケーシング11に作用する曲げモーメントを低減させることができる。
以上には本発明の様々な実施形態が記載されているが、各実施形態において、トルクサポートのピンの形状は、円筒形、矩形以外の形状でも可能である。更に、トルクサポートは基部と、挿入部はステータケーシングの基部側の平面と、それぞれ一体でも、別体でも可能である。また、トルクサポートは円筒形で、基台と一体、挿入部はステータケーシングの基部側の平面と別体など、これらを組み合わせたものに適用できるのは当然である。
更に、上記の実施形態では、ダイレクトドライブ方式の風力発電装置について言及されているが、本願発明は、ダイレクトドライブ方式でない風力発電装置にも適用可能である。ただし、本願発明は、大型の発電機が使用されるダイレクトドライブ方式の風力発電装置に適用されることが最も好適である。

Claims (9)

  1. ステータと、発電機ロータとステータとを収容するステータケーシングとを備える発電機と、
    一端が風車ロータに、他端が前記発電機ロータに連結された主軸と、
    前記主軸を回転可能に支持する第1軸受と、
    前記主軸に設けられ、前記主軸と前記ステータケーシングとが相対的に回転可能であるように前記ステータケーシングを支持する第2軸受と、
    前記第1軸受が取り付けられた基部と、
    前記基部と前記ステータケーシングの正面プレートを連結する連結部材を備えるトルクサポート
    とを具備し、
    前記ステータケーシングに前記主軸の周方向のトルクが作用したときに前記連結部材と前記正面プレートとの間で働く力の荷重中心が、前記正面プレートの表面から裏面までの範囲内にある
    風力発電装置。
  2. 請求項1に記載の風力発電装置であって、
    前記トルクサポートが、前記ステータケーシングに設けられて前記連結部材が挿入される挿入部を更に備え、
    前記挿入部は、その一部が前記ステータケーシングの内部に位置するように、前記ステータケーシングに設けられている
    風力発電装置。
  3. 請求項2に記載の風力発電装置であって、
    前記挿入部は、前記挿入部の前記連結部材が挿入される部分の長さの半分の位置が前記ステータケーシングの表面から裏面までの範囲内になるように、前記ステータケーシングに挿入されている
    風力発電装置。
  4. 請求項2のいずれかに記載の風力発電装置であって、
    前記挿入部は、前記ステータケーシングと別体に形成され、前記ケーシングに取り付けられている
    風力発電装置。
  5. 請求項2のいずれかに記載の風力発電装置であって、
    前記連結部材の断面は矩形である
    風力発電装置。
  6. 請求項2のいずれかに記載の風力発電装置であって、
    前記基部の一部が前記連結部材を形成する
    風力発電装置。
  7. 請求項2のいずれかに記載の風力発電装置であって、
    前記挿入部は、2箇所設けられ、
    前記2箇所の挿入部は、前記2箇所の挿入部と、前記挿入部が設けられる前記ステータケーシングの面の中心とが略一直線上になるように、前記ステータケーシングに挿入されている
    風力発電装置。
  8. 請求項2のいずれかに記載の風力発電装置であって、
    前記ステータケーシングの表面に設けられた桟
    を更に備え、
    前記桟は、前記挿入部と前記挿入部の設けられる前記ステータケーシングの面の中心とを結ぶ線と略直行するように、前記挿入部の上下両方向に伸びるように設けられる
    風力発電装置。
  9. 請求項1に記載の風力発電装置であって、
    更に、前記基部に接合された、前記第1軸受を収容する軸受台を具備し、
    前記ステータケーシングの前記正面プレートは、中央部に凹部が設けられると共に、凹部の外縁から前記主軸の半径方向内側に突出する突出部が形成されるように構成され、
    前記軸受台の一部が前記凹部に収容されると共に、前記突出部が前記軸受台に設けられた溝に嵌め込まれることによって前記ステータケーシングと前記軸受台とが連結され、これにより、前記トルクサポートが前記突出部と前記軸受台とによって構成される
    風力発電装置。
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