JPWO2011086592A1 - 送風装置 - Google Patents

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有理 田中
有理 田中
白濱 誠司
誠司 白濱
谷口 和宏
和宏 谷口
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Abstract

風路に空気を吸い込み排気ダクトに排出する送風装置であって、外郭を成すフレームと、フレームの内側にモータにより駆動しファン吹出口を有するファンと、フレームの外側に排気ダクトに接続されるダクト接続口を有するダクト接続部と、フレームの内側にダクト接続部とファン吹出口とをつなぐフレーム内吹出部とを備え、ファン吹出口からダクト接続口までフレーム内吹出部とダクト接続部とにおいて連続的に滑らかに風路の断面形状が変化する。

Description

本発明は、換気空調機器等に使用される送風装置に関する。
従来、この種の送風装置は天井埋込型換気扇に用いられたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下その送風装置について、従来の送風装置を示す側断面図である図9を参照しながら説明する。
図9に示すように送風装置101は、フレーム102と、ケーシング105と、ファン106と、モータ107と、天板108と、アダプタ112とを備えている。ここでケーシング105は渦巻状であり、フレーム102の内部に外部の空気を吸い込むケーシング吸込口103と、空気を吹出すケーシング吹出口104とを有している。ファン106は、ケーシング吸込口103からケーシング吹出口104へと空気を送る。モータ107は、ファン106を回転駆動する。天板108は、ケーシング105とモータ107とを固定する。アダプタ112は、ケーシング吹出口104に連通したアダプタ流入口109とダクト110に向かって空気を吹出すダクト接続口111とを有している。
ケーシング吹出口104の断面形状は、四角形である。アダプタ流入口109からダクト接続口111への断面形状は、四角形から円形へ変化する。
このような従来の送風装置においては、空気がアダプタ112内を通過する距離は短い。またアダプタ流入口109の四角形からダクト接続口111の円形へ急激に断面形状が変わるため、ファン106からの空気の流れに対し圧力損失となって送風効率が低下するとともに、乱流の発生により騒音が発生するという課題を有していた。
特開平9−209994号公報
本発明は、風路に空気を吸い込み排気ダクトに排出する送風装置であって、外郭を成すフレームと、フレームの内側にモータにより駆動しファン吹出口を有するファンと、フレームの外側に排気ダクトに接続されるダクト接続口を有するダクト接続部と、フレームの内側にダクト接続部とファン吹出口とをつなぐフレーム内吹出部とを備え、ファン吹出口からダクト接続口までフレーム内吹出部とダクト接続部とにおいて連続的に滑らかに風路の断面形状が変化する構成である。
このような構成の送風装置は、ファン吹出口からダクト接続口までの断面形状の変化を緩やかなものにし、圧力損失と乱流の発生とを低減する。その結果、送風装置は送風効率の低下が抑制され、騒音が低減される。
図1は本発明の実施の形態の送風装置を示す側断面図である。 図2は同送風装置のケーシング吸込口からの平面図である。 図3は同送風装置のファン吹出口における断面図である。 図4は同送風装置のダクト接続部の斜視図である。 図5は同送風装置のダクト接続部を取り除いたフレーム吹出口の正面図である。 図6は同送風装置のフレーム内吹出部とダクト接続部とをはめあい構造としたときの部分側断面図である。 図7は同送風装置のフレーム内吹出部とダクト接続部とにパッキンを備える構造としたときの部分側断面図である。 図8は同送風装置のフレーム内吹出部とダクト接続部にフランジを備える構造としたときの部分側断面図である。 図9は従来の送風装置を示す側断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態)
図1は本発明の実施の形態の送風装置を示す側断面図、図2は同送風装置のケーシング吸込口からの平面図である。送風装置1は直方体状(たとえば長さ270mm×幅270mm×高さ200mm)の外郭を成すフレーム2を備え、フレーム2の下面にはフレーム吸込口3を設け、側面にはフレーム吹出口4が設けられている。
またフレーム2の内側には、ファン5が配置されている。ファン5は、モータ9により駆動され、ファン吹出口16を有する。ファン5の種類は、排気ダクト6が長い場合などファン5への静圧負荷が大きい場合でも確実に排気できる遠心ファンである。ファン5は平面形状が渦巻状のケーシング7と、ケーシング7内に配置された羽根車8と、羽根車8(たとえば外径145mm、高さ100mmの多翼羽根車)を駆動するモータ9を有している。遠心ファンであるため、スクロールケーシングによりファン5の静圧を向上することができる。そのため、ダクトが長い場合などファン5への静圧負荷が大きい場合でも送風効率の低下を抑制することができる。
ケーシング7は、吸込板11と、天板12と、外周壁13とを有している。ここで吸込板11はファン吸込口10を備え、ファン吸込口10はフレーム吸込口3に面しフレーム吸込口3と連通している。天板12は、吸込板11と対向しモータ9が固定されている。外周壁13は、羽根車8を囲んでいる。天板12は平板状の金属であり、外周壁13よりも外形が大きく、フレーム吹出口4近傍まで延伸し、フレーム2に固定されている。
ケーシング7の外周壁13は渦巻き形状であり、渦巻き形状の始点となる舌部14から羽根車8の回転方向に、羽根車8との間隔が徐々に広がる。そして舌部14に対向する舌部対向位置15が、渦巻き形状の終点であり、舌部対向位置15がファン吹出口16となっている。
ここで風路30は、ファン吹出口16から排気ダクト6までの空気流路である。すなわち本発明の実施の形態の送風装置1は、風路30に空気を吸い込み、排気ダクト6に排出する。
またダクト接続部19は、ダクト接続口18を有する。ダクト接続口18はフレーム2の外側にあり、排気ダクト6に接続される。
図3は、本発明の実施の形態の送風装置のファン吹出口における断面図である。図3に示すように、ファン吹出口16は一般的な遠心ファンと同様に矩形である。ファン吹出口16は幅95mm、高さ105mmであり、等価直径(同じ面積を持つ円の直径)は112mmとなる。
なお本実施の形態においては、ファン吹出口16は風量を最大限確保するため矩形としたが、円形ダクトに接続する場合は、円形や楕円形が好ましく、ファン5の種類および形態に応じて矩形以外の形状であってもよい。
ファン吹出口16は、フレーム吹出口4と所定の距離L(たとえば58mm)の位置にある。ファン吹出口16には、平板上の天板12が一面を成し、一端がフレーム吹出口4まで延伸するフレーム内吹出部17が接続されている。フレーム内吹出部17の長さは、ファン吹出口16とフレーム吹出口4との距離と同じ(58mm)である。すなわちフレーム内吹出部17はフレーム2の内側にあり、ダクト接続部19とファン吹出口16とをつなぐ。
フレーム2のフレーム吹出口4外周部分には、円形ダクトに容易に接続できるように、ダクト接続部19が着脱可能に接続されている。ここで円形ダクトは、一般に換気機器等の配管に用いられる内径が100mmから110mm程度である。ダクト接続部19(たとえば長さ90mm)は、外径97mmの円形のダクト接続口18を一端に備えている。断面形状が円形のダクト接続口18を設けることにより、一般に使用される断面が円形のダクトへ滑らかに空気を排出することができる。その結果、送風装置1は圧力損失と、乱流の発生とを低減し、送風効率の低下が抑制され、騒音を低減することができる。
また、フレーム2にダクト接続部19を着脱可能に設けている。そのため天井裏または壁内に配設されたダクトと、送風装置1とを接続する施工をする場合、ダクト接続部19とダクトとの接続を行った後に、フレーム2とダクト接続部19とを接続することができ、作業を容易にすることができる
図4は、本発明の実施の形態の送風装置のダクト接続部の斜視図である。図4に示すように、ダクト接続部19は排気ダクト6の荷重による変形などに耐え得る剛性を持つよう金属製である。ダクト接続部19のフレーム吹出口4側は、フレーム吹出口4よりも大きく拡径され、フレーム吹出口4よりも大きな開口面積となっている。ダクト接続部19内には、一端がダクト接続部19の円形の断面形状のダクト接続口18に接合される樹脂製の内周ダクト20が設けられている。このようにダクト接続部19は、ダクト接続口18を有する外周部品と、フレーム内吹出部17につながる内周部品とを備えた二重構造である。これにより、ダクトの荷重が付加されるダクト接続口18を有する外周部品を、金属などの剛体により製作して部品強度を向上することができる。また外周部品は、フレーム内吹出部17とつながるため、曲面形状となる内周部品を樹脂成形などにより容易に作製できる。
図5は、本発明の実施の形態の送風装置のダクト接続部を取り除いたフレーム吹出口の正面図である。図4、図5に示すように、内周ダクト20のフレーム吹出口4側は、フレーム吹出口4まで延伸しているフレーム内吹出部17と同じ開口形状である。すなわち、円形のダクト接続口18を滑らかに繋ぐように、フレーム内吹出部17の断面形状は矩形の下辺が円弧状となっている。ダクト接続口18とフレーム内吹出部17とを繋ぐダクト接続部19の外形は、滑らかに繋ぐような曲面形状となっている。これによりファン吹出口16が円形となる軸流ファンだけでなく、ファン吹出口16が矩形となる遠心ファンなどのファンであっても、ファン吹出口16からダクト接続口18までの断面形状の変化を緩やかなものにする。その結果、送風装置1は圧力損失と乱流の発生とが低減される。
また図示していないが、フレーム内吹出部17の断面も矩形の下辺が円弧状となっている。ファン吹出口16からフレーム吹出口4に近づくにつれ、円弧の半径は小さくなり、矩形のファン吹出口16からフレーム吹出口4まで連続的に滑らかに断面形状が変化している。すなわち、ファン吹出口16からダクト接続口18まで、フレーム内吹出部17とダクト接続部19とにおいて連続的に滑らかに風路30の断面形状が変化している。
また、ダクト接続部19の内周ダクト20とフレーム内吹出部17との接合部に、フレーム2と同等の厚みの突出部21を備えている。内周ダクト20と突出部21とは接する構造となっていて、空気漏れを防止し、騒音の発生や送風効率の低下を防止している。このようにフレーム内吹出部17と、ダクト接続部19との接合部に空気漏れ防止部を備えている。また、突出部21の空気漏れ防止部は、容易に作製できる。
以上のように、フレーム2内側のファン吹出口16からフレーム2外側のダクト接続口18まで、フレーム内吹出部17と内周ダクト20とを通して断面積が連続的に滑らかに変化してつながっている。すなわち、ダクト接続口18の面積はファン吹出口16の面積よりも小さく、フレーム内吹出部17と内周ダクト20との断面積はダクト接続口18に近づくにつれてしだいに減少している。換言すればファン吹出口16からダクト接続口18まで、フレーム内吹出部17とダクト接続部19との断面積は漸次減少する。これにより、ダクトの直径に対し大きなファン5を使用することができる。そしてファン5の静圧を向上することができるため、ダクトが長い場合などファン5への静圧負荷が大きい場合でも送風効率の低下を抑制することができる。
このような構成により、フレーム2外側のダクト接続部19だけの短い距離ではなく、フレーム2内側のフレーム内吹出部17も合わせた長い距離を使って形状及び断面積を連続的に滑らかに変化させている。そのため、圧力損失と乱流の発生とを低減し、送風効率の低下を抑制し、騒音を低減することができる。
なお、本実施の形態においては、ケーシング7の吸込板11と、外周壁13と、フレーム内吹出部17の天板12を除く部分とを一体に形成している。そして平板状の天板12がケーシング7と、フレーム内吹出部17の一部とを成している。そのためフレーム2内におけるケーシング7と、フレーム内吹出部17との構造が簡素化され、取り付けも極めて行いやすい。
また本実施の形態においては、ダクト接続部19が着脱可能である。そのため、天井裏および壁内に配設された排気ダクト6と、送風装置1とを接続する場合、ダクト接続部19と排気ダクト6との接続を行った後に、フレーム2とダクト接続部19とを接続することができ、設置作業が行いやすい。
このような構成によれば、モータ9を回転させてファン5を運転すると、ファン吸込口10からケーシング7の内部に導かれた空気は、羽根車8の働きによりケーシング7の内部において昇圧される。そしてケーシング7の内部に導かれた空気は、ファン吹出口16からフレーム内吹出部17、ダクト接続部19を通り、ダクト接続口18に接続された排気ダクト6に排出される。
フレーム2内側のファン吹出口16からフレーム2外側のダクト接続口18までの間において、フレーム内吹出部17とダクト接続部19とを通して断面積がしだいに減少しながら連続的に滑らかに変化している。すなわちフレーム内吹出部17は、矩形のファン吹出口16からダクト接続部19に向かって天板12以外の部分が徐々に湾曲し、断面積を減少させながら半円形の開口形状となってフレーム吹出口4において内周ダクト20と滑らかに接合している。内周ダクト20は、天板12側の直線形状が徐々に湾曲し、断面積を減少させながら円形のダクト接続口18と滑らかに接合している。そのため、断面形状の変化を緩やかなものにして圧力損失と乱流の発生とを低減し、送風効率の低下を抑制し、騒音を低減することができる。
またフレーム内吹出部17の長さが、ファン吹出口16の面積の等価直径の0.3倍以上1.0倍以下の範囲内である0.52倍となっている。そのため、ファン吹出口16における空気の流れの旋回、および変流による不均一な速度分布を、フレーム内吹出部17において徐々に均一化している。その結果、圧力損失と乱流の発生とを低減し、送風効率の低下を抑制し、騒音を低減することができる。
なおフレーム内吹出部17の長さが、ファン吹出口16の面積の等価直径の0.3倍より短いとファン吹出口16での不均一な風速分布を十分に均一化できない。またフレーム内吹出部17の長さが、1.0倍の長さであれば十分に均一化される。フレーム内吹出部17の長さが、1.0倍より大きいと不要に送風装置1が大きくなってしまう。従ってフレーム内吹出部の長さは、ファン吹出口の面積の等価直径の0.3倍以上1.0倍以下とすることが望ましい。
またダクト接続部19の長さが、円形のダクト接続口18の面積の等価直径の0.5倍以上1.5倍以下の範囲内である0.93倍となっている。そのため、フレーム内吹出部17において均一化しきれなかった速度分布を、ダクト接続部19において徐々に均一化する。その結果、圧力損失と乱流の発生とを低減し、送風効率の低下を抑制し、騒音を低減する。
なおダクト接続部19の長さが、円形のダクト接続口18の直径の0.5倍より短いとフレーム内吹出部17において均一化しきれなかった速度分布を十分に均一化できない。またダクト接続部19の長さが、1.5倍の長さであれば十分に均一化される。ダクト接続部19の長さが、1.5倍より大きいと不要にダクト接続部19が大きくなってしまう。従ってダクト接続部の長さは、ダクト接続口の面積の等価直径の0.5倍以上1.5倍以下とすることが望ましい。
なお、本実施の形態においてはフレーム内吹出部17の長さは、ファン吹出口16の面積の等価直径の0.3倍以上1.0倍以下であるとした。フレーム内吹出部17の長さをファン吹出口16の面積の等価直径の0.5倍以上とした方が、圧力損失と乱流の発生との低減効果が大きい。またフレーム内吹出部17の長さをファン吹出口16の面積の等価直径の0.7倍以下としたほうが、送風装置1を小型化することができる。
また本実施の形態においては、ダクト接続部19の長さは、円形のダクト接続口18の面積の等価直径の0.5倍以上1.5倍以下であるとした。ダクト接続口18が円形でない場合、同じ面積になる円の直径、すなわち等価直径を基準とすればよい。またダクト接続部19の長さを円形のダクト接続口18の直径の0.8倍以上とした方が、圧力損失と乱流の発生との低減効果が大きい。またダクト接続部19の長さを円形のダクト接続口18の直径の1.2倍以下としたほうが、送風装置1を小型化することができる。
また本実施の形態においては、ダクト接続部19の内周ダクト20の接合部での空気漏れ防止の手段を突出部21とした。しかし、本発明の実施の形態の送風装置のフレーム内吹出部とダクト接続部とをはめあい構造としたときの部分側断面図である図6に示すようなフレーム内吹出部17と、ダクト接続部19の内周ダクト20とのはめ合い構造としてもよい。
またフレーム内吹出部17の断面の外周の一部は、直線であってもよい。これにより、フレーム2内のファン5の一部と、フレーム内吹出部17との一部を共通の平板状部品により構成できる。その結果、送風装置1の構造を簡素化することができ、容易に作製できる。
さらに図7は、本発明の実施の形態の送風装置のフレーム内吹出部とダクト接続部とにパッキンを備える構造としたときの部分側断面図である。図7に示すようなフレーム内吹出部17と、ダクト接続部19との接合部にパッキン22を備える構造にしてもよい。すなわち空気漏れ防止部は、接合部に備えたパッキン22である。
また図8は、本発明の実施の形態の送風装置のフレーム内吹出部とダクト接続部にフランジを備える構造としたときの部分側断面図である。図8に示すようにダクト接続部19と、フレーム内吹出部17それぞれの外周に備えたフランジ23同士が接する、もしくはそれぞれのフランジ23の間にフレーム2またはパッキン22を挟み込む構造にしてもよい。すなわち空気漏れ防止部は、ダクト接続部19およびフレーム内吹出部17それぞれの外周に備えたフランジ23同士が接する構造である。このような、はめ合い構造、パッキン22、およびフランジ23同士が接する空気漏れ防止部は、容易に作製できる。
本発明の送風装置は、圧力損失による乱流を抑え、騒音を低減することを可能とするものであるので、浴室、トイレなどの室内空気を換気するのに使用される天井埋込型換気扇等として有用である。
1 送風装置
2 フレーム
3 フレーム吸込口
4 フレーム吹出口
5 ファン
6 排気ダクト
7 ケーシング
8 羽根車
9 モータ
10 ファン吸込口
11 吸込板
12 天板
13 外周壁
14 舌部
15 舌部対向位置
16 ファン吹出口
17 フレーム内吹出部
18 ダクト接続口
19 ダクト接続部
20 内周ダクト
21 突出部
22 パッキン
23 フランジ

Claims (16)

  1. 風路に空気を吸い込み排気ダクトに排出する送風装置であって、
    外郭を成すフレームと、
    前記フレームの内側にモータにより駆動しファン吹出口を有するファンと、
    前記フレームの外側に前記排気ダクトに接続されるダクト接続口を有するダクト接続部と、
    前記フレームの内側に前記ダクト接続部と前記ファン吹出口とをつなぐフレーム内吹出部とを備え、
    前記ファン吹出口から前記ダクト接続口まで前記フレーム内吹出部と前記ダクト接続部とにおいて連続的に滑らかに前記風路の断面形状が変化することを特徴とする送風装置。
  2. 前記ダクト接続口の断面形状が円形であることを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
  3. 前記フレーム内吹出部の断面形状は矩形の下辺が円弧状であることを特徴とする請求項1または2のいずれか一項に記載の送風装置。
  4. 前記ファンがスクロールケーシングを備えた遠心ファンであることを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
  5. 前記ファン吹出口の面積が前記ダクト接続口の面積より大きいことを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
  6. 前記ファン吹出口から前記ダクト接続口まで前記フレーム内吹出部と前記ダクト接続部との断面積は漸次減少することを特徴とする請求項5に記載の送風装置。
  7. 前記フレーム内吹出部の長さが前記ファン吹出口の面積の等価直径の0.3倍以上1.0倍以下であることを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
  8. 前記ダクト接続部の長さが前記ダクト接続口の面積の等価直径の0.5倍以上1.5倍以下であることを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
  9. 前記ダクト接続部は前記ダクト接続口を有する外周部品と、前記フレーム内吹出部につながる内周部品とを備えた二重構造であることを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
  10. 前記フレーム内吹出部の断面の外周の一部が直線であることを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
  11. 前記フレームに前記ダクト接続部を着脱可能に設けたことを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
  12. 前記フレーム内吹出部と前記ダクト接続部との接合部に空気漏れ防止部を備えることを特徴とする請求項11に記載の送風装置。
  13. 前記接合部に前記フレームと同じ厚みの突出部を設けたことを特徴とする請求項12に記載の送風装置。
  14. 前記空気漏れ防止部は、前記フレーム内吹出部と前記ダクト接続部とのはめ合い構造としたことを特徴とする請求項12に記載の送風装置。
  15. 前記空気漏れ防止部は、前記接合部に備えたパッキンであることを特徴とする請求項12に記載の送風装置。
  16. 前記空気漏れ防止部は、前記ダクト接続部および前記フレーム内吹出部それぞれの外周に備えたフランジ同士が接する構造としたことを特徴とする請求項12または15のいずれか一項に記載の送風装置。
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