JPWO2011080864A1 - 操作音ガイド装置及び操作音ガイド方法 - Google Patents

操作音ガイド装置及び操作音ガイド方法 Download PDF

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Abstract

カーソル操作開始時の基点位置に関する情報を記憶部(212)に記憶し、リモコン(217)よりカーソル移動の操作を受け付けると、記憶部(212)からカーソルの基点位置に関する情報を読み出し、移動後のカーソル位置に関する情報と比較することによって、カーソルが基点位置に戻ったことを検出する。この場合には操作音生成部(216)は通常の操作音とは異なる操作音を操作音ROM(215)から読み出して音声信号重畳部(207)で音声信号に重畳してスピーカ(211)から出力する。これにより、使用者はカーソルが基点位置に戻ったことを容易に把握できる。

Description

本発明は、デジタルテレビ等の電子番組表でカーソル移動に伴う操作音を制御して、番組選択の際の操作性を向上した操作音ガイド装置及び操作音ガイド方法に関する。
民生用および業務用の電子機器は、内蔵されるマイクロプロセッサ等の性能向上に伴い、その機能が飛躍的に向上した結果、それを操作する入力方法も従来の機械式押しボタンでは対応しきれず、操作画面と押しボタンの組み合わせ、あるいはタッチパネル方式の操作画面が多用されるようになった。また操作画面を階層構造にすることによって、機能を整然とグループ化して、複雑になりがちな操作を分かりやすくするように工夫されている。
一方、このような操作画面を用いた入力操作では、視覚障害を持つ使用者はその操作画面が見えない、あるいは見づらいため、項目内容を説明する音声の補助を伴いながら操作できるようにした装置が利用されている。しかしながら、画面中の多数の候補項目や、複数階層から構成される多数の画面の中で、音声情報だけの補助では必ずしも十分な補助とは言えず、同じ項目を何度も往復したり、複数階層のどこにいるのかを判別しにくくなったりするという問題が生じていた。
そこでこのような問題を解決ないしは緩和させるために、例えば特許文献1では、階層ごとに操作ボタンを押した時の音色や音程を変えて、現在操作中の階層を識別しやすくさせている。例えば階層の深さに応じて音程の高さを変えるようにしている。
また特許文献2では、使用者が操作に迷って同じメニューを何度も往復した時に、そのメニューにカーソルがくると、特別の説明を音声出力して、使用者の操作を助けるようにしている。メニューごとにカーソルで指定される回数を計測するカウンタを用意しておき、その計数値が所定の回数を超えると、特別の説明を出力するようにしている。
特開2004−288073号公報 特開2005−234818号公報
前述のように、特許文献1による方法を用いれば、視覚障害を持つ使用者も、操作画面において現在どの階層の画面が表示されているのかを出力音との関係で知ることができるので、階層を知ることによって操作性の向上に役立つような機器の操作においては一定の効果があると考えられる。しかしこの方法では、把握できるのはあくまでも階層であり、すなわちどの種類の操作画面が出ているかを知るにとどまっているため、画面中の特定のメニューを区別して把握することはできない。また、テレビ画面上の電子番組表のように、表示すべき項目は非常に多いが、画面自体は一枚であって上下左右にスクロールしながら目的のメニュー(電子番組表の場合は特定の番組)を探すような場合は、階層(グループ化)という設定がないため、特許文献1による方法は利用できない。
また特許文献2による方法を用いれば、操作画面上で迷って、同じ場所を何度も往復してしまっているような場合に、その場所(メニュー)を音声で知らせることによって、どこで迷っているのかを視覚障害を持つ使用者に知らせることができる。使用者はその場所、すなわち現在地を知ることにより、本来の目的メニューを探しなおすヒントとして参考にすることができる。しかしこの方法は、迷った場所の把握であって、その位置と本来の目的メニューとの相対的な位置関係を把握できている場合には参考になるが、把握できていることはむしろ一般的には可能性が低いので、実用上大きな効果は期待できない。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、多数の項目が表示された電子番組表の画面操作において、カーソル操作開始時の基点位置にカーソルが戻ったことを容易に把握できるようにし、番組選択時の操作性を向上した操作音ガイド装置及び操作音ガイド方法を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に係る操作音ガイド装置は、表示された複数の情報項目の中から、カーソルを移動させて1の情報項目を選択する際に、カーソルの移動先の情報項目を特定の音声で知らせる操作音ガイド装置であって、複数の情報項目と、カーソルの初期位置の情報項目を示す基点情報と、カーソルの移動先の情報項目を示す現在情報とを記憶する記憶部と、カーソルの操作情報を入力する操作情報入力部と、複数の情報項目およびカーソルを描画する画面描画処理部と、描画された複数の情報項目およびカーソルを映像信号に重畳する映像信号重畳部と、カーソルが操作された時に操作音を生成する操作音生成部と、生成された操作音を音声信号に重畳する音声信号重畳部と、操作情報入力部に入力されたカーソルの操作情報に基づいて、複数の情報項目の中から1の情報項目が選択されるようにカーソルを移動させ、記憶部から基点情報および現在情報を読み出して比較し、一致した場合には第1の操作音を、一致しない場合には第2の操作音を操作音生成部に生成させる制御部と、を備えたことを特徴とする。
このような構成により、デジタルテレビにおけるメニュー項目または電子番組表のように、表示項目数の多い画面における操作であっても、操作開始時の基点位置を容易に把握できるので、番組選択時の操作性を向上することができる。
本発明によれば、多数の項目が表示された電子番組表の画面操作において、カーソル操作開始時の基点位置にカーソルが戻ったことを容易に把握できるようにし、番組選択時の操作性を向上することができる。特に、多数の項目の音声読上げ処理の補助的なガイドとして適用する場合、更に効果的である。
図1は、本発明を適用する操作音ガイド装置における電子番組表画面上の動作を模式的に示す説明図である。 図2は、本発明を適用する操作音ガイド装置における電子番組表画面上の他の動作を模式的に示す説明図である。 図3は、本発明の実施の形態1における操作音ガイド装置の構成例を示すブロック図である。 図4は、本発明の実施の形態1における処理動作の流れを示すフローチャートである。 図5は、図4のフローチャートにおける比較処理の詳細手順を示すフローチャートである。 図6は、本発明の実施の形態2における操作音ガイド装置における電子番組表画面上の動作を模式的に示す説明図である。 図7は、本発明の実施の形態3における操作音ガイド装置におけるメニュー画面上の動作を模式的に示す説明図である。 図8は、本発明の実施の形態4における比較処理の詳細手順を示すフローチャートである。 図9は、本発明の実施の形態4における操作音ガイド装置における電子番組表画面上の動作を模式的に示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態における操作音ガイド装置について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明の操作音ガイド装置は通常のデジタルテレビに相当する。
(実施の形態1)
図1は本発明を適用する操作音ガイド装置によって実現される電子番組表画面上のカーソルの動きと、それに伴う操作音の結果を模式的に示した説明図である。画面1〜画面4は説明のために簡素化した電子番組表100を示しており、横軸方向にデジタルテレビの放送局「1ch」〜「3ch」、また縦軸方向に放送時間「6時」〜「9時」の表が形成されている。
またこの電子番組表100中の特定の番組がカーソル110によって視覚的に指定されている。カーソル110の移動操作に伴ってカーソル110が順に移動していく様子が、画面1〜画面4に示されている。電子番組表100を起動した時の画面が画面1であり、この時カーソル110の初期位置は、2chの7時の時間帯の番組である。これが基点位置となる。通常、基点位置となる番組は、電子番組表画面を起動する直前に視聴していた放送局において現在放送されている番組である。
ここから使用者がカーソル移動操作により、右移動操作を行うと、カーソル110は1つ右隣の3chの同じ時間帯の番組に移る(画面2)。この操作に伴い、例えば図面のように電子音「ピッ」という音が出力される。さらに同じ右移動操作を行うと、図面では3chが右端なので左端の1chに飛んで戻る(画面3)。この時も操作音「ピッ」が出力される。
さらに右移動操作を継続すると、カーソル110は右隣の2chの同じ時間帯の番組に移動する。前述のように電子番組表起動時のカーソル110の基点位置は2chであったので、同じ2chに戻ってきた今回の操作では、基点位置の放送局に戻ったことを使用者に聴覚的に知らせるために、通常とは異なる操作音「ピピッ」を出力する。これにより使用者はカーソル移動操作の結果、基点位置の放送局であった2chにカーソル110が戻ったことを聴覚的に容易に把握できる。
図1では説明の便宜上、放送局数は3局としたが、実際のデジタルテレビ放送では5局〜10局の地上放送が受信可能であり、さらに同じ電子番組表100内にBS衛星放送やCS衛星放送、さらにケーブルテレビ放送の番組表も一斉に表示する場合もあるので、局数は数十に及ぶこともまれではない。このような場合は、当然ながら全ての放送局分を1つの画面内に収めることが不可能となるので、カーソル操作に伴って、画面を横にスクロールしなければならず、放送局を一巡して基点位置の放送局に戻ったことを知らせる操作音を鳴らすことがカーソル移動操作において極めて有用である。
図1ではカーソル110の移動は同じ時間帯を水平に移動しただけであったが、基点位置の放送局に戻ったことを知らせることを目的として操作音を変えているので、例えば図2のように、途中で時間帯を変えて2chに戻った場合も、図1と同様に異なる操作音で基点位置の放送局に戻ったことを知らせるものとする。図2では、電子番組表100を起動した時の画面が画面11であり、この時カーソル110の初期位置は、2chの7時の時間帯の番組である。これが基点位置となる。
ここから使用者がカーソル移動操作により、右移動操作を行うと、カーソル110は1つ右隣の3chの同じ時間帯の番組に移る(画面12)。この操作に伴い、電子音「ピッ」という音が出力される。次に下移動操作を行うと、カーソル110は8時の時間帯に移る(画面13)。この時も操作音「ピッ」が出力される。
その後に左移動操作を行うと、カーソル110は左隣の2chの8時の時間帯の番組に移動する(画面14)。前述のように電子番組表起動時のカーソル110の基点位置は2chであったので、同じ2chに戻ってきた今回の操作で、基点位置の放送局に戻ったことを使用者に聴覚的に知らせるために、通常とは異なる操作音「ピピッ」を出力する。
図3は本実施の形態における操作音ガイド装置の構成例を示すブロック図である。操作音ガイド装置は、チューナ201、分離部202、デコード処理部203、映像処理部204、音声処理部205、映像信号重畳部206、音声信号重畳部207、映像出力部208、音声出力部209、表示部210、スピーカ211、記憶部212、制御部213、画面描画処理部214、操作音ROM215、操作音生成部216、リモコン217、リモコン受光部(操作情報入力部)218、リモコンコード解析部219、音声読み上げ生成部220を備えている。
チューナ(受信部)201はアンテナ(図示せず)で受信した放送電波を入力し、増幅、選局、復調を行って、映像信号、音声信号、付属データ信号からなるデジタルデータを取り出して、分離部202へ出力する。
分離部202はチューナ201の出力を受取り、映像・音声信号からなるMPEG(Moving Picture Experts Group)データと電子番組表100を含む付属データとに分離する。デコード処理部203はMPEGデータを復号して映像信号、音声信号をそれぞれ映像処理部204、音声処理部205へ出力する。
映像処理部204は復号された映像信号に対して輝度調整、色調整等の各種映像処理を行う。音声処理部205は復号された音声信号に対して音量調整、音質調整等の各種音声処理を行う。
映像信号重畳部206は映像処理部204からの映像信号に画面描画処理部214からの映像信号を重畳する。音声信号重畳部207は音声処理部205からの音声信号に操作音生成部216からの音声信号や音声読み上げ生成部220からの音声信号を重畳する。
映像出力部208は映像信号重畳部206からの映像信号を所定の表示フォーマットに変換して表示部210に出力する。音声出力部209は音声信号重畳部207からの音声信号を増幅してスピーカ211に出力する。表示部210は表示デバイスであり、例えば液晶表示パネルやプラズマ表示パネルが使用される。スピーカ(音声発生部)211は通常のオーディオスピーカである。なおスピーカ211は単一のデバイスとは限らず、ステレオ駆動、音声周波数帯域による分割駆動、サラウンド再生駆動等の機能に応じて複数個のデバイスで構成してもよい。
記憶部212は分離部202から取り出される付属データに含まれる電子番組表100、およびカーソル110の基点情報、カーソル110の現在情報を保存する。制御部213は電子番組表の関連情報から必要な情報を取り出す、リモコン217の操作に応じてカーソル表示を移動する、カーソル110の基点情報と現在情報を比較して操作音生成部216を制御する、カーソル110で特定される番組の情報を音声読み上げ生成部220に出力する等、操作音ガイド装置内の一連の動作を制御する。
画面描画処理部214は電子番組表100とカーソル110を描画した画像を生成して出力する。操作音ROM215は操作音生成用のデータを保存する。操作音生成部216は制御部213の制御にしたがって操作音ROM215から必要なデータを読み込んで操作音を生成する。音声読上げ生成部220は制御部213の制御にしたがって入力された文字情報から音声信号を生成する。
リモコン217は赤外線通信等を用いて操作音ガイド装置を操作するための装置であり、上下左右の移動操作キー等を用いて電子番組表100上のカーソル位置移動を操作する。リモコン受光部(操作情報入力部)218はリモコン217からの赤外線信号を受信して電気信号に変換する。リモコンコード解析部219はリモコン信号を解析して使用者の操作内容を制御部213に伝える。
上記のような構成のもとで、本実施の形態における操作音ガイド装置は、次のように動作する。まず放送番組の再生において、番組の映像は、チューナ201、分離部202、デコード処理部203、映像処理部204、映像信号重畳部206、映像出力部208を通って表示部210で再生される。同様に番組の音声は、チューナ201、分離部202、デコード処理部203、音声処理部205、音声信号重畳部207、音声出力部209を通ってスピーカ211で再生される。
一方、リモコン217で番組表キーが押されるとリモコンコード解析部219で操作を解析して制御部213に電子番組表起動要求が通知される。制御部213は電子番組表100の起動処理を行い、画面描画処理部214で電子番組表100とカーソル110を描画する。その時点で初期カーソル位置に基づいて基点情報を記憶部212に収納する。ここで基点情報は直前に選局、視聴していた放送局情報(サービスID)である。
次にリモコン217の番組選択カーソル移動操作が行われる。例えば右移動キーが押されると、リモコンコード解析部219で操作を解析して、制御部213にカーソル110の右移動要求が通知される。制御部213はカーソル移動処理を行い、移動先の番組にカーソル110を移動した画像を画面描画処理部214で描画する。
制御部213は、移動先の番組にカーソルを移動した画像を描画する描画処理と同時に記憶部212より基点情報を読み込む。カーソル移動後の放送局情報が基点情報の放送局情報と一致するかどうかを判定し、一致しない場合はカーソル移動の通常の操作音を発生させるように操作音生成部216に通知する。一致した場合は、特別に用意された基点用のカーソル移動の操作音を発生させるように操作音生成部216に通知する。
操作音生成部216は、制御部213からの要求が通常用か基点用かに応じて、対応する操作音データを操作音ROM215から読み込んで、操作音を生成し、音声信号重畳部207に出力する。
このような動作により、使用者が電子番組表画面上でカーソル移動を行う際に、初期位置(基点)に対応した放送局にカーソル110が戻った時にそれを知らせる特別の操作音を発生することができる。
図4は上記の動作を示すフローチャートである。以下の動作は制御部213の指示に基づいて各処理部により実行される。まずリモコン217によって番組表キーが押されると、制御部213はステップS101で電子番組表起動要求を受信して処理を開始する。引き続きステップS102で電子番組表100が記憶部212から読み出されて、画面描画処理部214により描画されて表示部210に表示される。次にステップS103で初期状態におけるカーソル位置の番組に関連する情報が基点情報として記憶部212に書き込まれる。基点情報は前述したように直前に選局、視聴していた放送局情報である。
ステップS104においてはリモコンコード解析部219からの情報によりカーソル移動操作の有無を判定し、カーソル移動操作がなければ(ステップS104で「No」の場合)待機し、カーソル移動操作があれば(ステップS104で「Yes」の場合)、ステップS105に移る。ステップS105では、カーソル移動操作に基づいてカーソル110を電子番組表100で移動させ、新たなカーソル位置に対応した番組に関する情報(今回は放送局情報)を現在情報として読み込んで、記憶部212に書き込む。このため、記憶部212に書き込まれる現在情報は、カーソル移動後の(放送局)情報である。ステップS106で移動後のカーソル110に対応した電子番組表100を描画、表示する。
次にステップS107において、記憶部212に保存された基点情報と現在情報を比較して、その結果に応じた操作音を選択、生成する。この部分の動作については図5で詳しく述べる。生成された操作音はステップS108で出力処理されてスピーカ211から再生される。操作音が出力された後、ステップS109において、電子番組表100の音声読み上げを開始する。具体的には、制御部213がカーソル位置に対応した番組に関する情報(例えば、放送局情報、放送時間情報、番組タイトル等の情報)を文字情報として音声読み上げ生成部220へ出力し、音声読上げ生成部220は文字情報から音声信号を生成し、生成した音声信号を音声信号重畳部207へ出力する。音声信号重畳部207は、音声処理部205からの音声信号に音声読み上げ生成部220からの音声信号を重畳して音声出力部209へ出力する。このようにして音声読み上げが開始されると、ステップS104に戻って次のカーソル移動操作を待つ。このため、カーソル移動後の電子番組表の音声読み上げが開始されて終了するまでにカーソルの移動操作が行われると、音声読み上げの途中であっても、ステップS105〜ステップS108の割り込み処理が行われる(途中の読み上げ処理は中断される)。後述するように、基点位置まで戻った時の操作音は通常の操作音と異ならせているため、操作音の違いで基点位置に戻ったことを認識したユーザは(基点位置の番組情報は既に聞いている)、電子番組表100の音声読み上げが終了するまでに、次のカーソル移動操作を行い、次の番組表の音声読み上げを聞くことができる。なお、リモコン217によって再度番組表キーが押された場合やユーザから特定番組の視聴要求がなされた場合は電子番組表を消去し、図4の処理を終了する。
図5は、図4におけるステップS107の動作をさらに詳しいステップに分解して表わしたフローチャートである。ステップS201で比較処理が開始されると、まずステップS202で、現在情報(現在のカーソル位置に対応する番組の放送局情報)と、基点情報(電子番組表起動時の放送局情報)が比較される。異なっていれば(ステップS202で「No」の場合)、ステップS203に移り通常用の操作音データ(第2の操作音)を操作音ROM215から取得する。一方、現在情報と基点情報が一致すれば(ステップS202で「Yes」の場合)、ステップS204に移り基点用の操作音データ(第1の操作音)を操作音ROM215から取得する。最後にステップS205で操作音生成部216により、それぞれに対応した音声データを生成して一連の比較処理を完了させ、ステップS108の音声出力処理へ移行する。
操作音の区別の方法としては、例えば短いブザー音を鳴らす回数を変える、連続するブザー音の長さを変える、音量を変える、音程を変える、音色を変える等、多様な方法が採用可能であり、場合によっては、通常の操作音は鳴らさず、基点用の操作音のみを鳴らすという区別も可能である。
またカーソルが電子番組表画面上の右端または左端に達して、逆側の端にループ移動した時、あるいはそれらの左右端の位置または上下端の位置でそれ以上進めない時にそれを知らせる案内音を出して使用者の操作を補助することも可能である。これについては、他の実施の形態において説明する。
このように本実施の形態の操作音ガイド装置によれば、電子番組表画面上でリモコンを使ったカーソル移動操作により見たい番組を探す場合に、カーソルが最初にあった位置に対応する番組の放送局を容易に把握できるので、電子番組表の操作性を大幅に改善できる。特に、視覚障害を持つ人の場合には有用である。
(実施の形態2)
次に本発明の実施の形態2における操作音ガイド装置について説明する。前述の説明では、基点情報はカーソルの初期位置が指定する番組の放送局情報であったので、カーソルが電子番組表におけるその放送局のいずれの時間帯の番組に到達しても、全て基点に戻ったことを示す操作音を発生させていた。図1の例で説明すると、カーソル110の初期位置が2chの7時の番組であるが、カーソル110がその後、2chの6時〜9時のいずれの時間帯の番組に戻っても、2chの放送局が基点情報であるので、どの場合も基点に戻った場合の操作音を鳴らすことにしている。このような場合に、例えば視覚障害の人が基点情報に基づいて視聴中の番組を選択する場合に、まだ放送されていない将来番組を選択してしまい、番組を視聴スタートしても番組がスタートしないというような不都合も考えられる。
これに対して、基点としてカーソルの初期位置に対応する番組だけを基点情報として動作させることも可能である。この場合は、図1の例であると、2chの7時の番組位置に戻った時のみ基点復帰の操作音を鳴らすことになる。使用者は放送局だけでなく番組の時間帯も含めて初期位置に戻ったことを把握できるので、より詳細な基点復帰を知ることができる。
これを実現するには、カーソルの初期位置で指定された番組の基点情報として、その番組の放送局情報だけではなく、番組が放送される時間情報も合わせて保存する。カーソル移動後の現在情報も同様に、その時のカーソル位置で指定された番組の放送局情報および時間情報を読み込み、基点情報と比較することになる。したがって装置の構成を示す図3や、処理の手順を示す図4、図5はそのままで実施できる。
図6は本実施の形態における操作音ガイド装置によって実現される電子番組表画面上のカーソルの動きと、それに伴う操作音の結果を模式的に示した説明図である。図6に示すように、初期カーソル位置画面の画面21で示される2chの7時の番組と同じ位置にカーソルが戻ってきた画面25の時に、基点に戻ったことを知らせる特別の操作音「ピピッ」を発生させる。
さらに実施の形態1と実施の形態2を組み合わせた機能も考えられる。すなわち通常の操作音を「ピッ」とし、初期位置と同じ放送局に戻った時の操作音を2度鳴らしの「ピピッ」、さらに初期位置の番組と同じ位置に戻った時の操作音を3度鳴らしの「ピピピッ」にすれば、使用者はさらに詳しいカーソル位置の状況を操作音から把握することが可能となる。
このように本実施の形態の操作音ガイド装置によれば、基点として放送局情報のみでなく、時間情報も組み合わせるので初期に選択されていた番組そのものに戻ったことを把握でき、電子番組表の操作性をさらに向上させることができる。
なお、上記実施の形態では、基点は電子番組表画面を起動する直前に視聴していた放送局の番組としたが、例えば事前に使用者が登録したお気に入り放送局や、お気に入り番組を基点に設定することも可能である。
(実施の形態3)
次に本発明の実施の形態3における操作音ガイド装置について説明する。前述の説明では、電子番組表の画面を対象としていたが、本実施の形態においてはメニュー画面を対象とする。
図7は本発明を適用する操作音ガイド装置によって実現されるメニュー画面上のカーソルの動きと、それに伴う操作音の結果を模式的に示した説明図である。画面31〜画面35は説明のために簡素化したメニュー画面を示しており、縦軸方向にメニュー項目「項目1」〜「項目4」が形成されている。
またこのメニュー画面中の特定のメニュー項目がカーソルによって視覚的に指定されている。カーソルの移動操作に伴ってカーソルが順に移動していく様子が、画面31〜画面35に示されている。メニュー画面を起動した時の画面が画面31であり、この時カーソルの初期位置は、項目2のメニューである。これが基点位置となる。ここでは、基点位置となるメニュー項目は、前回のメニュー画面を終了する直前に選択していたメニュー項目とするが、メニュー画面の先頭項目であるメニュー項目1を基点位置としても構わない。
ここから使用者がカーソル移動操作により、下移動操作を行うと、カーソルは1つ下の項目3のメニューに移る(画面32)。この操作に伴い、例えば図面のように電子音「ピッ」という音が出力される。さらに同じ下移動操作を行うと、図面では項目4のメニューへ移る(画面33)。この操作に伴い、例えば図面のように電子音「ピッ」という音が出力される。さらに同じ下移動操作を行うと、図面では項目4が下端なので上端の項目1に飛んで戻る(画面34)。この時も操作音「ピッ」が出力される。
さらに下移動操作を継続すると、カーソルは1つ下の項目2のメニューに移る(画面35)。前述のようにメニュー画面起動時のカーソルの基点位置は項目2であったので、同じ項目2に戻ってきた今回の操作では、基点位置のメニューに戻ったことを使用者に聴覚的に知らせるために、通常とは異なる操作音「ピピッ」を出力する。これにより使用者はカーソル移動操作の結果、基点位置のメニューであったメニュー項目2にカーソルが戻ったことを聴覚的に容易に把握できる。
図7では説明の便宜上、メニュー項目数は4つとしたが、実際のデジタルテレビ放送ではこれに限定されず、さらに多くのメニュー項目を備えても構わない。電子番組表における放送局数の増加と同じように、メニュー項目数が多くなればなるほど、メニュー項目を一巡して基点位置のメニュー項目に戻ったことを知らせる操作音を鳴らすことがカーソル移動操作において極めて有用である。また、本実施の形態では上下方向に循環可能なメニュー画面について説明したが、左右方向に循環可能なメニュー画面についても同様の処理で同様の効果が得られる。
上記の動作は、図4及び図5に示したフローチャートが実行されることにより実現される。図4において、電子番組表をメニュー画面と置き換えて、これらのフローチャートを制御部213が実行すればよい。なお、ステップS109の音声読み上げでは、電子番組表に置き換えてメニュー項目の読み上げが開示される。
このように本実施の形態の操作音ガイド装置によれば、メニュー画面上でリモコンを使ったカーソル移動操作により行いたいメニュー(画質調整、音質調整等)を探す場合に、カーソルが最初にあった位置に対応するメニュー項目を容易に把握できるので、メニューの操作性を大幅に改善できる。特に、視覚障害を持つ人の場合には有用である。
なお、画面33から画面34へループ移動した時に、通常の操作音とも基点位置に戻った操作音とも異なる操作音(ループ音)を出力するようにしても構わない。
(実施の形態4)
上述した実施の形態1又は実施の形態2における電子番組表においても、実施の形態3におけるメニュー画面においても、許容されないカーソル移動が存在する。電子番組表の場合には、例えば所定の日数以降の電子番組表は配信されない場合があるので(ここでは、1週間分の電子番組表が配信されるものとする)、8日目以降の方向へのカーソル移動が許容されない。さらに、メニュー画面の場合には、上述した実施の形態3においては項目4でさらにカーソルの下移動操作で項目1へ循環させていたが、循環させない場合には項目4が終端となり、項目4より下方向へのカーソル移動が許容されない。このように、許容されないカーソル操作の場合には、通常の操作音でも基点位置に戻ったことを示す操作音でもない、別の操作音を出力させることが好ましい。本実施の形態に係る操作音ガイド装置は、許容されないカーソル操作に対する警告音を出力する。
図9は本発明を適用する操作音ガイド装置によって実現される電子番組表画面上のカーソルの動きと、それに伴う操作音の結果を模式的に示した説明図である。画面41〜画面44は説明のために簡素化した電子番組表100を示しており、横軸方向にデジタルテレビの放送局「1ch」〜「3ch」、また縦軸方向に放送時間「21時」〜「23時」の表が形成されている。着目すべきは、この放送時間は現在から1週間後の時間であって、24時(すなわち8日先の0時)以降の電子番組表は配信されていないので、存在しない。なお、過去の電子番組表も存在しないので、現在の時間帯よりも以前の時間帯に移動するカーソル移動も許容されない。
このような現在から7日先の電子番組表100中の特定の番組がカーソル110によって視覚的に指定されている。カーソル110の移動操作に伴ってカーソル110が順に移動していく様子が、画面41〜画面44に示されている。電子番組表100を起動した時の画面が画面41であり、この時カーソル110の初期位置は、1chの21時の時間帯の番組である。これが基点位置となる。
ここから使用者がカーソル移動操作により、下移動操作を行うと、カーソル110は1つ下の同じ1chの22時の時間帯の番組に移る(画面42)。この操作に伴い、例えば図面のように電子音「ピッ」という音が出力される。さらに同じ下移動操作を行うと、カーソル110は1つ下の同じ1chの23時の時間帯の番組に移る(画面43)。この操作に伴い、例えば図面のように電子音「ピッ」という音が出力される。
さらに下移動操作を継続しても、カーソル110は移動しない。上述したように、これ以降の時間帯の電子番組表が存在しないために、カーソルの下方向への移動が許容されていないためである。このような許容されないカーソル操作に対しては、カーソルが移動できないことを使用者に聴覚的に知らせるために、通常の操作音「ピッ」とも基点位置に戻ったことを示す操作音「ピピッ」とも異なる操作音「ブブッ」を出力する。これにより使用者はカーソル移動操作ができないことを聴覚的に容易に把握できる。
上記の動作は、図4に示したフローチャート及び図8に示したフローチャートが実行されることにより実現される。図8は、図5のフローチャートの一部を変更したものである。同じ処理については同じステップ番号を付してありその処理も同じであるので、ここでは繰り返して説明しない。図8を参照して、図7と異なるステップについて説明する。
図8は、図4におけるステップS107の動作をさらに詳しいステップに分解して表わしたフローチャートである。ステップS301で比較処理が開始されて、現在情報と基点情報が異なっていれば(ステップS202で「No」の場合)、ステップS302に移り、カーソルが移動可能か否かが判定される。カーソルが移動可能な場合には(ステップS302で「Yes」の場合)、ステップS203へ移される。一方、カーソルが移動可能でない場合には(ステップS302で「No」の場合)、ステップS303へ移される。ステップS303において、通常用の操作音データ(第2の操作音)でも基点用の操作音データ(第1の操作音)でもない、終端用の操作音データ(第3の操作音)を操作音ROM215から取得する。操作音の区別の方法としては、例えば、終端用の操作音は、警告を与えるような音に設定することができる。
このように本実施の形態の操作音ガイド装置によれば、電子番組表画面上でリモコンを使ったカーソル移動操作により見たい番組を探す場合に、カーソルが移動できないことを容易に把握できるので、電子番組表の操作性を大幅に改善できる。特に、視覚障害を持つ人の場合には有用である。また、本実施の形態をメニュー画面に適用することも可能であるし、他の実施の形態に組み合わせることも可能である。
(その他の実施の形態)
また、上記した4つの実施の形態では、基点情報の判定手段として、放送局情報(サービスID)、番組の時間情報又はメニュー項目情報を使うとしたが、電子番組表の各列又はメニュー項目の各行にインデックス値を付与し、そのインデックス値で判定してもよい。さらには、各放送局固有に設定されるチャンネルプリセット情報で判定してもよい。
本発明は、多数の番組が表示された電子番組表の画面中でカーソルを移動させて所望の番組を選択する際に有用なものであり、電子番組表を扱う映像機器一般に広く応用可能である。さらに、電子番組表にとどまらず、多数のメニューを表示する操作端末等に広く利用可能である。
100 電子番組表
110 カーソル
201 チューナ
202 分離部
203 デコード処理部
204 映像処理部
205 音声処理部
206 映像信号重畳部
207 音声信号重畳部
208 映像出力部
209 音声出力部
210 表示部
211 スピーカ
212 記憶部
213 制御部
214 画面描画処理部
215 操作音ROM
216 操作音生成部
217 リモコン
218 リモコン受光部
219 リモコンコード解析部
220 音声読上げ生成部
本発明は、デジタルテレビ等の電子番組表でカーソル移動に伴う操作音を制御して、番組選択の際の操作性を向上した操作音ガイド装置及び操作音ガイド方法に関する。
民生用および業務用の電子機器は、内蔵されるマイクロプロセッサ等の性能向上に伴い、その機能が飛躍的に向上した結果、それを操作する入力方法も従来の機械式押しボタンでは対応しきれず、操作画面と押しボタンの組み合わせ、あるいはタッチパネル方式の操作画面が多用されるようになった。また操作画面を階層構造にすることによって、機能を整然とグループ化して、複雑になりがちな操作を分かりやすくするように工夫されている。
一方、このような操作画面を用いた入力操作では、視覚障害を持つ使用者はその操作画面が見えない、あるいは見づらいため、項目内容を説明する音声の補助を伴いながら操作できるようにした装置が利用されている。しかしながら、画面中の多数の候補項目や、複数階層から構成される多数の画面の中で、音声情報だけの補助では必ずしも十分な補助とは言えず、同じ項目を何度も往復したり、複数階層のどこにいるのかを判別しにくくなったりするという問題が生じていた。
そこでこのような問題を解決ないしは緩和させるために、例えば特許文献1では、階層ごとに操作ボタンを押した時の音色や音程を変えて、現在操作中の階層を識別しやすくさせている。例えば階層の深さに応じて音程の高さを変えるようにしている。
また特許文献2では、使用者が操作に迷って同じメニューを何度も往復した時に、そのメニューにカーソルがくると、特別の説明を音声出力して、使用者の操作を助けるようにしている。メニューごとにカーソルで指定される回数を計測するカウンタを用意しておき、その計数値が所定の回数を超えると、特別の説明を出力するようにしている。
特開2004−288073号公報 特開2005−234818号公報
前述のように、特許文献1による方法を用いれば、視覚障害を持つ使用者も、操作画面において現在どの階層の画面が表示されているのかを出力音との関係で知ることができるので、階層を知ることによって操作性の向上に役立つような機器の操作においては一定の効果があると考えられる。しかしこの方法では、把握できるのはあくまでも階層であり、すなわちどの種類の操作画面が出ているかを知るにとどまっているため、画面中の特定のメニューを区別して把握することはできない。また、テレビ画面上の電子番組表のように、表示すべき項目は非常に多いが、画面自体は一枚であって上下左右にスクロールしながら目的のメニュー(電子番組表の場合は特定の番組)を探すような場合は、階層(グループ化)という設定がないため、特許文献1による方法は利用できない。
また特許文献2による方法を用いれば、操作画面上で迷って、同じ場所を何度も往復してしまっているような場合に、その場所(メニュー)を音声で知らせることによって、どこで迷っているのかを視覚障害を持つ使用者に知らせることができる。使用者はその場所、すなわち現在地を知ることにより、本来の目的メニューを探しなおすヒントとして参考にすることができる。しかしこの方法は、迷った場所把握するための方法であって、その迷った場所と本来の目的メニューとの相対的な位置関係を把握できている場合には参考になるが、把握できていることはむしろ一般的には可能性が低いので、実用上大きな効果は期待できない。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、多数の項目が表示された電子番組表の画面操作において、カーソル操作開始時の基点位置にカーソルが戻ったことを容易に把握できるようにし、番組選択時の操作性を向上した操作音ガイド装置及び操作音ガイド方法を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に係る操作音ガイド装置は、表示された複数の情報項目の中から、カーソルを移動させて1の情報項目を選択する際に、カーソルの移動先の情報項目を特定の音声で知らせる操作音ガイド装置であって、複数の情報項目と、カーソルの初期位置の情報項目を示す基点情報と、カーソルの移動先の情報項目を示す現在情報とを記憶する記憶部と、カーソルの操作情報を入力する操作情報入力部と、複数の情報項目およびカーソルを描画する画面描画処理部と、描画された複数の情報項目およびカーソルを映像信号に重畳する映像信号重畳部と、カーソルが操作された時に操作音を生成する操作音生成部と、生成された操作音を音声信号に重畳する音声信号重畳部と、操作情報入力部に入力されたカーソルの操作情報に基づいて、複数の情報項目の中から1の情報項目が選択されるようにカーソルを移動させ、記憶部から基点情報および現在情報を読み出して比較し、一致した場合には第1の操作音を、一致しない場合には第2の操作音を操作音生成部に生成させる制御部と、を備えたことを特徴とする。
このような構成により、デジタルテレビにおけるメニュー項目または電子番組表のように、表示項目数の多い画面における操作であっても、操作開始時の基点位置を容易に把握できるので、番組選択時の操作性を向上することができる。
本発明によれば、多数の項目が表示された電子番組表の画面操作において、カーソル操作開始時の基点位置にカーソルが戻ったことを容易に把握できるようにし、番組選択時の操作性を向上することができる。特に、多数の項目の音声読上げ処理の補助的なガイドとして適用する場合、更に効果的である。
本発明を適用する操作音ガイド装置における電子番組表画面上のカーソル動作を模式的に示す説明図 本発明を適用する操作音ガイド装置における電子番組表画面上の他のカーソル動作を模式的に示す説明図 本発明の実施の形態1における操作音ガイド装置の構成例を示すブロック図 本発明の実施の形態1における処理動作の流れを示すフローチャート 図4のフローチャートにおける比較処理の詳細手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における操作音ガイド装置における電子番組表画面上のカーソル動作を模式的に示す説明図 本発明の実施の形態3における操作音ガイド装置におけるメニュー画面上のカーソル動作を模式的に示す説明図 本発明の実施の形態4における比較処理の詳細手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態4における操作音ガイド装置における電子番組表画面上のカーソル動作を模式的に示す説明図
以下、本発明の実施の形態における操作音ガイド装置について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明の操作音ガイド装置は通常のデジタルテレビに相当する。
(実施の形態1)
図1は本発明を適用する操作音ガイド装置によって実現される電子番組表画面上のカーソルの動きと、それに伴う操作音の結果を模式的に示した説明図である。画面1〜画面4は説明のために簡素化した電子番組表100を示しており、横軸方向にデジタルテレビの放送局「1ch」〜「3ch」、また縦軸方向に放送時間「6時」〜「9時」の表が形成されている。
またこの電子番組表100中の特定の番組がカーソル110によって視覚的に指定されている。カーソル110の移動操作に伴ってカーソル110が順に移動していく様子が、画面1〜画面4に示されている。電子番組表100を起動した時の画面が画面1であり、この時カーソル110の初期位置は、2chの7時の時間帯の番組である。これが基点位置となる。通常、基点位置となる番組は、電子番組表画面を起動する直前に視聴していた放送局において現在放送されている番組である。
ここから使用者がカーソル移動操作により、右移動操作を行うと、カーソル110は1つ右隣の3chの同じ時間帯の番組に移る(画面2)。この操作に伴い、例えば図面のように電子音「ピッ」という音が出力される。さらに同じ右移動操作を行うと、図面では3chが右端なので左端の1chに飛んで戻る(画面3)。この時も操作音「ピッ」が出力される。
さらに右移動操作を継続すると、カーソル110は右隣の2chの同じ時間帯の番組に移動する。前述のように電子番組表起動時のカーソル110の基点位置は2chであったので、同じ2chに戻ってきた今回の操作では、基点位置の放送局に戻ったことを使用者に聴覚的に知らせるために、通常とは異なる操作音「ピピッ」を出力する。これにより使用者はカーソル移動操作の結果、基点位置の放送局であった2chにカーソル110が戻ったことを聴覚的に容易に把握できる。
図1では説明の便宜上、放送局数は3局としたが、実際のデジタルテレビ放送では5局〜10局の地上放送が受信可能であり、さらに同じ電子番組表100内にBS衛星放送やCS衛星放送、さらにケーブルテレビ放送の番組表も一斉に表示する場合もあるので、局数は数十に及ぶこともまれではない。このような場合は、当然ながら全ての放送局分を1つの画面内に収めることが不可能となるので、カーソル操作に伴って、画面を横にスクロールしなければならず、放送局を一巡して基点位置の放送局に戻ったことを知らせる操作音を鳴らすことがカーソル移動操作において極めて有用である。
図1ではカーソル110の移動は同じ時間帯を水平に移動しただけであったが、基点位置の放送局に戻ったことを知らせることを目的として操作音を変えているので、例えば図2のように、途中で時間帯を変えて2chに戻った場合も、図1と同様に異なる操作音で基点位置の放送局に戻ったことを知らせるものとする。図2では、電子番組表100を起動した時の画面が画面11であり、この時カーソル110の初期位置は、2chの7時の時間帯の番組である。これが基点位置となる。
ここから使用者がカーソル移動操作により、右移動操作を行うと、カーソル110は1つ右隣の3chの同じ時間帯の番組に移る(画面12)。この操作に伴い、電子音「ピッ」という音が出力される。次に下移動操作を行うと、カーソル110は8時の時間帯に移る(画面13)。この時も操作音「ピッ」が出力される。
その後に左移動操作を行うと、カーソル110は左隣の2chの8時の時間帯の番組に移動する(画面14)。前述のように電子番組表起動時のカーソル110の基点位置は2chであったので、同じ2chに戻ってきた今回の操作で、基点位置の放送局に戻ったことを使用者に聴覚的に知らせるために、通常とは異なる操作音「ピピッ」を出力する。
図3は本実施の形態における操作音ガイド装置の構成例を示すブロック図である。操作音ガイド装置は、チューナ201、分離部202、デコード処理部203、映像処理部204、音声処理部205、映像信号重畳部206、音声信号重畳部207、映像出力部208、音声出力部209、表示部210、スピーカ211、記憶部212、制御部213、画面描画処理部214、操作音ROM215、操作音生成部216、リモコン217、リモコン受光部(操作情報入力部)218、リモコンコード解析部219、音声読み上げ生成部220を備えている。
チューナ(受信部)201はアンテナ(図示せず)で受信した放送電波を入力し、増幅、選局、復調を行って、映像信号、音声信号、付属データ信号からなるデジタルデータを取り出して、分離部202へ出力する。
分離部202はチューナ201の出力を受取り、映像・音声信号からなるMPEG(Moving Picture Experts Group)データと電子番組表100を含む付属データとに分離する。デコード処理部203はMPEGデータを復号して映像信号、音声信号をそれぞれ映像処理部204、音声処理部205へ出力する。
映像処理部204は復号された映像信号に対して輝度調整、色調整等の各種映像処理を行う。音声処理部205は復号された音声信号に対して音量調整、音質調整等の各種音声処理を行う。
映像信号重畳部206は映像処理部204からの映像信号に画面描画処理部214からの映像信号を重畳する。音声信号重畳部207は音声処理部205からの音声信号に操作音生成部216からの音声信号や音声読み上げ生成部220からの音声信号を重畳する。
映像出力部208は映像信号重畳部206からの映像信号を所定の表示フォーマットに変換して表示部210に出力する。音声出力部209は音声信号重畳部207からの音声信号を増幅してスピーカ211に出力する。表示部210は表示デバイスであり、例えば液晶表示パネルやプラズマ表示パネルが使用される。スピーカ(音声発生部)211は通常のオーディオスピーカである。なおスピーカ211は単一のデバイスとは限らず、ステレオ駆動、音声周波数帯域による分割駆動、サラウンド再生駆動等の機能に応じて複数個のデバイスで構成してもよい。
記憶部212は分離部202から取り出される付属データに含まれる電子番組表100、およびカーソル110の基点情報、カーソル110の現在情報を保存する。制御部213は電子番組表の関連情報から必要な情報を取り出す、リモコン217の操作に応じてカーソル表示を移動する、カーソル110の基点情報と現在情報を比較して操作音生成部216を制御する、カーソル110で特定される番組の情報を音声読み上げ生成部220に出力する等、操作音ガイド装置内の一連の動作を制御する。
画面描画処理部214は電子番組表100とカーソル110を描画した画像を生成して出力する。操作音ROM215は操作音生成用のデータを保存する。操作音生成部216は制御部213の制御にしたがって操作音ROM215から必要なデータを読み込んで操作音を生成する。音声読上げ生成部220は制御部213の制御にしたがって入力された文字情報から音声信号を生成する。
リモコン217は赤外線通信等を用いて操作音ガイド装置を操作するための装置であり、上下左右の移動操作キー等を用いて電子番組表100上のカーソル位置移動を操作する。リモコン受光部(操作情報入力部)218はリモコン217からの赤外線信号を受信して電気信号に変換する。リモコンコード解析部219はリモコン信号を解析して使用者の操作内容を制御部213に伝える。
上記のような構成のもとで、本実施の形態における操作音ガイド装置は、次のように動作する。まず放送番組の再生において、番組の映像は、チューナ201、分離部202、デコード処理部203、映像処理部204、映像信号重畳部206、映像出力部208を通って表示部210で再生される。同様に番組の音声は、チューナ201、分離部202、デコード処理部203、音声処理部205、音声信号重畳部207、音声出力部209を通ってスピーカ211で再生される。
一方、リモコン217で番組表キーが押されるとリモコンコード解析部219で操作を解析して制御部213に電子番組表起動要求が通知される。制御部213は電子番組表100の起動処理を行い、画面描画処理部214で電子番組表100とカーソル110を描画する。その時点で初期カーソル位置に基づいて基点情報を記憶部212に収納する。ここで基点情報は直前に選局、視聴していた放送局情報(サービスID)である。
次にリモコン217の番組選択カーソル移動操作が行われる。例えば右移動キーが押されると、リモコンコード解析部219で操作を解析して、制御部213にカーソル110の右移動要求が通知される。制御部213はカーソル移動処理を行い、移動先の番組にカーソル110を移動した画像を画面描画処理部214で描画する。
制御部213は、移動先の番組にカーソルを移動した画像を描画する描画処理と同時に記憶部212より基点情報を読み込む。カーソル移動後の放送局情報が基点情報の放送局情報と一致するかどうかを判定し、一致しない場合はカーソル移動の通常の操作音を発生させるように操作音生成部216に通知する。一致した場合は、特別に用意された基点用のカーソル移動の操作音を発生させるように操作音生成部216に通知する。
操作音生成部216は、制御部213からの要求が通常用か基点用かに応じて、対応する操作音データを操作音ROM215から読み込んで、操作音を生成し、音声信号重畳部207に出力する。
このような動作により、使用者が電子番組表画面上でカーソル移動を行う際に、初期位置(基点)に対応した放送局にカーソル110が戻った時にそれを知らせる特別の操作音を発生することができる。
図4は上記の動作を示すフローチャートである。以下の動作は制御部213の指示に基づいて各処理部により実行される。まずリモコン217によって番組表キーが押されると、制御部213はステップS101で電子番組表起動要求を受信して処理を開始する。引き続きステップS102で電子番組表100が記憶部212から読み出されて、画面描画処理部214により描画されて表示部210に表示される。次にステップS103で初期状態におけるカーソル位置の番組に関連する情報が基点情報として記憶部212に書き込まれる。基点情報は前述したように直前に選局、視聴していた放送局情報である。
ステップS104においてはリモコンコード解析部219からの情報によりカーソル移動操作の有無を判定し、カーソル移動操作がなければ(ステップS104で「No」の場合)待機し、カーソル移動操作があれば(ステップS104で「Yes」の場合)、ステップS105に移る。ステップS105では、カーソル移動操作に基づいてカーソル110を電子番組表100で移動させ、新たなカーソル位置に対応した番組に関する情報(今回は放送局情報)を現在情報として読み込んで、記憶部212に書き込む。このため、記憶部212に書き込まれる現在情報は、カーソル移動後の(放送局)情報である。ステップS106で移動後のカーソル110に対応した電子番組表100を描画、表示する。
次にステップS107において、記憶部212に保存された基点情報と現在情報を比較して、その結果に応じた操作音を選択、生成する。この部分の動作については図5で詳しく述べる。生成された操作音はステップS108で出力処理されてスピーカ211から再生される。操作音が出力された後、ステップS109において、電子番組表100の音声読み上げを開始する。具体的には、制御部213がカーソル位置に対応した番組に関する情報(例えば、放送局情報、放送時間情報、番組タイトル等の情報)を文字情報として音声読み上げ生成部220へ出力し、音声読上げ生成部220は文字情報から音声信号を生成し、生成した音声信号を音声信号重畳部207へ出力する。音声信号重畳部207は、音声処理部205からの音声信号に音声読み上げ生成部220からの音声信号を重畳して音声出力部209へ出力する。このようにして音声読み上げが開始されると、ステップS104に戻って次のカーソル移動操作を待つ。このため、カーソル移動後の電子番組表の音声読み上げが開始されて終了するまでにカーソルの移動操作が行われると、音声読み上げの途中であっても、ステップS105〜ステップS108の割り込み処理が行われる(途中の読み上げ処理は中断される)。後述するように、基点位置まで戻った時の操作音は通常の操作音と異ならせているため、操作音の違いで基点位置に戻ったことを認識したユーザは(基点位置の番組情報は既に聞いている)、電子番組表100の音声読み上げが終了するまでに、次のカーソル移動操作を行い、次の番組表の音声読み上げを聞くことができる。なお、リモコン217によって再度番組表キーが押された場合やユーザから特定番組の視聴要求がなされた場合は電子番組表を消去し、図4の処理を終了する。
図5は、図4におけるステップS107の動作をさらに詳しいステップに分解して表わしたフローチャートである。ステップS201で比較処理が開始されると、まずステップS202で、現在情報(現在のカーソル位置に対応する番組の放送局情報)と、基点情報(電子番組表起動時の放送局情報)が比較される。異なっていれば(ステップS202で「No」の場合)、ステップS203に移り通常用の操作音データ(第2の操作音)を操作音ROM215から取得する。一方、現在情報と基点情報が一致すれば(ステップS202で「Yes」の場合)、ステップS204に移り基点用の操作音データ(第1の操作音)を操作音ROM215から取得する。最後にステップS205で操作音生成部216により、それぞれに対応した音声データを生成して一連の比較処理を完了させ、ステップS108の音声出力処理へ移行する。
操作音の区別の方法としては、例えば短いブザー音を鳴らす回数を変える、連続するブザー音の長さを変える、音量を変える、音程を変える、音色を変える等、多様な方法が採用可能であり、場合によっては、通常の操作音は鳴らさず、基点用の操作音のみを鳴らすという区別も可能である。
またカーソルが電子番組表画面上の右端または左端に達して、逆側の端にループ移動した時、あるいはそれらの左右端の位置または上下端の位置でそれ以上進めない時にそれを知らせる案内音を出して使用者の操作を補助することも可能である。これについては、他の実施の形態において説明する。
このように本実施の形態の操作音ガイド装置によれば、電子番組表画面上でリモコンを使ったカーソル移動操作により見たい番組を探す場合に、カーソルが最初にあった位置に対応する番組の放送局を容易に把握できるので、電子番組表の操作性を大幅に改善できる。特に、視覚障害を持つ人の場合には有用である。
(実施の形態2)
次に本発明の実施の形態2における操作音ガイド装置について説明する。前述の説明では、基点情報はカーソルの初期位置が指定する番組の放送局情報であったので、カーソルが電子番組表におけるその放送局のいずれの時間帯の番組に到達しても、全て基点に戻ったことを示す操作音を発生させていた。図1の例で説明すると、カーソル110の初期位置が2chの7時の番組であるが、カーソル110がその後、2chの6時〜9時のいずれの時間帯の番組に戻っても、2chの放送局が基点情報であるので、どの場合も基点に戻った場合の操作音を鳴らすことにしている。このような場合に、例えば視覚障害の人が基点情報に基づいて視聴中の番組を選択する場合に、まだ放送されていない将来番組を選択してしまい、番組を視聴スタートしても番組がスタートしないというような不都合も考えられる。
これに対して、基点としてカーソルの初期位置に対応する番組だけを基点情報として動作させることも可能である。この場合は、図1の例であると、2chの7時の番組位置に戻った時のみ基点復帰の操作音を鳴らすことになる。使用者は放送局だけでなく番組の時間帯も含めて初期位置に戻ったことを把握できるので、より詳細な基点復帰を知ることができる。
これを実現するには、カーソルの初期位置で指定された番組の基点情報として、その番組の放送局情報だけではなく、番組が放送される時間情報も合わせて保存する。カーソル移動後の現在情報も同様に、その時のカーソル位置で指定された番組の放送局情報および時間情報を読み込み、基点情報と比較することになる。したがって装置の構成を示す図3や、処理の手順を示す図4、図5はそのままで実施できる。
図6は本実施の形態における操作音ガイド装置によって実現される電子番組表画面上のカーソルの動きと、それに伴う操作音の結果を模式的に示した説明図である。図6に示すように、初期カーソル位置画面の画面21で示される2chの7時の番組と同じ位置にカーソルが戻ってきた画面25の時に、基点に戻ったことを知らせる特別の操作音「ピピッ」を発生させる。
さらに実施の形態1と実施の形態2を組み合わせた機能も考えられる。すなわち通常の操作音を「ピッ」とし、初期位置と同じ放送局に戻った時の操作音を2度鳴らしの「ピピッ」、さらに初期位置の番組と同じ位置に戻った時の操作音を3度鳴らしの「ピピピッ」にすれば、使用者はさらに詳しいカーソル位置の状況を操作音から把握することが可能となる。
このように本実施の形態の操作音ガイド装置によれば、基点として放送局情報のみでなく、時間情報も組み合わせるので初期に選択されていた番組そのものに戻ったことを把握でき、電子番組表の操作性をさらに向上させることができる。
なお、上記実施の形態では、基点は電子番組表画面を起動する直前に視聴していた放送局の番組としたが、例えば事前に使用者が登録したお気に入り放送局や、お気に入り番組を基点に設定することも可能である。
(実施の形態3)
次に本発明の実施の形態3における操作音ガイド装置について説明する。前述の説明では、電子番組表の画面を対象としていたが、本実施の形態においてはメニュー画面を対象とする。
図7は本発明を適用する操作音ガイド装置によって実現されるメニュー画面上のカーソルの動きと、それに伴う操作音の結果を模式的に示した説明図である。画面31〜画面35は説明のために簡素化したメニュー画面を示しており、縦軸方向にメニュー項目「項目1」〜「項目4」が形成されている。
またこのメニュー画面中の特定のメニュー項目がカーソルによって視覚的に指定されている。カーソルの移動操作に伴ってカーソルが順に移動していく様子が、画面31〜画面35に示されている。メニュー画面を起動した時の画面が画面31であり、この時カーソルの初期位置は、項目2のメニューである。これが基点位置となる。ここでは、基点位置となるメニュー項目は、前回のメニュー画面を終了する直前に選択していたメニュー項目とするが、メニュー画面の先頭項目であるメニュー項目1を基点位置としても構わない。
ここから使用者がカーソル移動操作により、下移動操作を行うと、カーソルは1つ下の項目3のメニューに移る(画面32)。この操作に伴い、例えば図面のように電子音「ピッ」という音が出力される。さらに同じ下移動操作を行うと、図面では項目4のメニューへ移る(画面33)。この操作に伴い、例えば図面のように電子音「ピッ」という音が出力される。さらに同じ下移動操作を行うと、図面では項目4が下端なので上端の項目1に飛んで戻る(画面34)。この時も操作音「ピッ」が出力される。
さらに下移動操作を継続すると、カーソルは1つ下の項目2のメニューに移る(画面35)。前述のようにメニュー画面起動時のカーソルの基点位置は項目2であったので、同じ項目2に戻ってきた今回の操作では、基点位置のメニューに戻ったことを使用者に聴覚的に知らせるために、通常とは異なる操作音「ピピッ」を出力する。これにより使用者はカーソル移動操作の結果、基点位置のメニューであったメニュー項目2にカーソルが戻ったことを聴覚的に容易に把握できる。
図7では説明の便宜上、メニュー項目数は4つとしたが、実際のデジタルテレビ放送ではこれに限定されず、さらに多くのメニュー項目を備えても構わない。電子番組表における放送局数の増加と同じように、メニュー項目数が多くなればなるほど、メニュー項目を一巡して基点位置のメニュー項目に戻ったことを知らせる操作音を鳴らすことがカーソル移動操作において極めて有用である。また、本実施の形態では上下方向に循環可能なメニュー画面について説明したが、左右方向に循環可能なメニュー画面についても同様の処理で同様の効果が得られる。
上記の動作は、図4及び図5に示したフローチャートが実行されることにより実現される。図4において、電子番組表をメニュー画面と置き換えて、これらのフローチャートを制御部213が実行すればよい。なお、ステップS109の音声読み上げでは、電子番組表に置き換えてメニュー項目の読み上げが開始される。
このように本実施の形態の操作音ガイド装置によれば、メニュー画面上でリモコンを使ったカーソル移動操作により行いたいメニュー(画質調整、音質調整等)を探す場合に、カーソルが最初にあった位置に対応するメニュー項目を容易に把握できるので、メニューの操作性を大幅に改善できる。特に、視覚障害を持つ人の場合には有用である。
なお、画面33から画面34へループ移動した時に、通常の操作音とも基点位置に戻った操作音とも異なる操作音(ループ音)を出力するようにしても構わない。
(実施の形態4)
上述した実施の形態1又は実施の形態2における電子番組表においても、実施の形態3におけるメニュー画面においても、許容されないカーソル移動が存在する。電子番組表の場合には、例えば所定の日数以降の電子番組表は配信されない場合があるので(ここでは、1週間分の電子番組表が配信されるものとする)、8日目以降の方向へのカーソル移動が許容されない。さらに、メニュー画面の場合には、上述した実施の形態3においては項目4でさらにカーソルの下移動操作で項目1へ循環させていたが、循環させない場合には項目4が終端となり、項目4より下方向へのカーソル移動が許容されない。このように、許容されないカーソル操作の場合には、通常の操作音でも基点位置に戻ったことを示す操作音でもない、別の操作音を出力させることが好ましい。本実施の形態に係る操作音ガイド装置は、許容されないカーソル操作に対する警告音を出力する。
図9は本発明を適用する操作音ガイド装置によって実現される電子番組表画面上のカーソルの動きと、それに伴う操作音の結果を模式的に示した説明図である。画面41〜画面44は説明のために簡素化した電子番組表100を示しており、横軸方向にデジタルテレビの放送局「1ch」〜「3ch」、また縦軸方向に放送時間「21時」〜「23時」の表が形成されている。着目すべきは、この放送時間は現在から1週間後の時間であって、24時(すなわち8日先の0時)以降の電子番組表は配信されていないので、存在しない。なお、過去の電子番組表も存在しないので、現在の時間帯よりも以前の時間帯に移動するカーソル移動も許容されない。
このような現在から7日先の電子番組表100中の特定の番組がカーソル110によって視覚的に指定されている。カーソル110の移動操作に伴ってカーソル110が順に移動していく様子が、画面41〜画面44に示されている。電子番組表100を起動した時の画面が画面41であり、この時カーソル110の初期位置は、1chの21時の時間帯の番組である。これが基点位置となる。
ここから使用者がカーソル移動操作により、下移動操作を行うと、カーソル110は1つ下の同じ1chの22時の時間帯の番組に移る(画面42)。この操作に伴い、例えば図面のように電子音「ピッ」という音が出力される。さらに同じ下移動操作を行うと、カーソル110は1つ下の同じ1chの23時の時間帯の番組に移る(画面43)。この操作に伴い、例えば図面のように電子音「ピッ」という音が出力される。
さらに下移動操作を継続しても、カーソル110は移動しない。上述したように、これ以降の時間帯の電子番組表が存在しないために、カーソルの下方向への移動が許容されていないためである。このような許容されないカーソル操作に対しては、カーソルが移動できないことを使用者に聴覚的に知らせるために、通常の操作音「ピッ」とも基点位置に戻ったことを示す操作音「ピピッ」とも異なる操作音「ブブッ」を出力する。これにより使用者はカーソル移動操作ができないことを聴覚的に容易に把握できる。
上記の動作は、図4に示したフローチャート及び図8に示したフローチャートが実行されることにより実現される。図8は、図5のフローチャートの一部を変更したものである。同じ処理については同じステップ番号を付してありその処理も同じであるので、ここでは繰り返して説明しない。図8を参照して、図と異なるステップについて説明する。
図8は、図4におけるステップS107の動作をさらに詳しいステップに分解して表わしたフローチャートである。ステップS301で比較処理が開始されて、現在情報と基点情報が異なっていれば(ステップS202で「No」の場合)、ステップS302に移り、カーソルが移動可能か否かが判定される。カーソルが移動可能な場合には(ステップS302で「Yes」の場合)、ステップS203へ移される。一方、カーソルが移動可能でない場合には(ステップS302で「No」の場合)、ステップS303へ移される。ステップS303において、通常用の操作音データ(第2の操作音)でも基点用の操作音データ(第1の操作音)でもない、終端用の操作音データ(第3の操作音)を操作音ROM215から取得する。操作音の区別の方法としては、例えば、終端用の操作音は、警告を与えるような音に設定することができる。
このように本実施の形態の操作音ガイド装置によれば、電子番組表画面上でリモコンを使ったカーソル移動操作により見たい番組を探す場合に、カーソルが移動できないことを容易に把握できるので、電子番組表の操作性を大幅に改善できる。特に、視覚障害を持つ人の場合には有用である。また、本実施の形態をメニュー画面に適用することも可能であるし、他の実施の形態に組み合わせることも可能である。
(その他の実施の形態)
また、上記した4つの実施の形態では、基点情報の判定手段として、放送局情報(サービスID)、番組の時間情報又はメニュー項目情報を使うとしたが、電子番組表の各列又はメニュー項目の各行にインデックス値を付与し、そのインデックス値で判定してもよい。さらには、各放送局固有に設定されるチャンネルプリセット情報で判定してもよい。
本発明は、多数の番組が表示された電子番組表の画面中でカーソルを移動させて所望の番組を選択する際に有用なものであり、電子番組表を扱う映像機器一般に広く応用可能である。さらに、電子番組表にとどまらず、多数のメニューを表示する操作端末等に広く利用可能である。
100 電子番組表
110 カーソル
201 チューナ
202 分離部
203 デコード処理部
204 映像処理部
205 音声処理部
206 映像信号重畳部
207 音声信号重畳部
208 映像出力部
209 音声出力部
210 表示部
211 スピーカ
212 記憶部
213 制御部
214 画面描画処理部
215 操作音ROM
216 操作音生成部
217 リモコン
218 リモコン受光部
219 リモコンコード解析部
220 音声読上げ生成部

Claims (14)

  1. 表示された複数の情報項目の中から、カーソルを移動させて1の情報項目を選択する際に、前記カーソルの移動先の情報項目を特定の音声で知らせる操作音ガイド装置であって、
    前記複数の情報項目と、前記カーソルの初期位置の情報項目を示す基点情報と、前記カーソルの移動先の情報項目を示す現在情報とを記憶する記憶部と、
    前記カーソルの操作情報を入力する操作情報入力部と、
    前記複数の情報項目および前記カーソルを描画する画面描画処理部と、
    描画された前記複数の情報項目および前記カーソルを前記映像信号に重畳する映像信号重畳部と、
    前記カーソルが操作された時に操作音を生成する操作音生成部と、
    生成された前記操作音を前記音声信号に重畳する音声信号重畳部と、
    前記操作情報入力部に入力された前記カーソルの操作情報に基づいて、前記複数の情報項目の中から1の情報項目が選択されるように前記カーソルを移動させ、前記記憶部から前記基点情報および前記現在情報を読み出して比較し、一致した場合には第1の操作音を、一致しない場合には第2の操作音を前記操作音生成部に生成させる制御部と、
    を備えたことを特徴とする操作音ガイド装置。
  2. 前記情報項目はメニュー項目であって、
    前記制御部は、前記操作情報入力部に入力された前記カーソルの操作情報に基づいて、複数の前記メニュー項目間で前記カーソルを移動させ、前記記憶部から前記基点情報および前記現在情報を読み出して比較し、一致した場合には第1の操作音を、一致しない場合には第2の操作音を前記操作音生成部に生成させる、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の操作音ガイド装置。
  3. 前記操作音ガイド装置は、電子番組表上でカーソルを移動させて所定の番組を選択する際に、前記カーソルの移動先の番組情報を特定の音声で知らせる装置であって、
    放送信号を受信する受信部と、
    受信された前記放送信号から映像信号、音声信号、前記電子番組表を分離する分離部とをさらに備え、
    前記記憶部は、前記電子番組表と、前記カーソルの初期位置の番組情報を示す基点情報と、前記カーソルの移動先の番組情報を示す現在情報とを記憶し、
    前記制御部は、前記操作情報入力部に入力された前記カーソルの操作情報に基づいて、前記電子番組表の前記カーソルを移動させ、前記記憶部から前記基点情報および前記現在情報を読み出して比較し、一致した場合には第1の操作音を、一致しない場合には第2の操作音を前記操作音生成部に生成させる、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の操作音ガイド装置。
  4. 前記番組情報は、番組を放送する放送局情報である、ことを特徴とする請求項3に記載の操作音ガイド装置。
  5. 前記番組情報は、番組を放送する放送局情報および放送時間である、ことを特徴とする請求項3に記載の操作音ガイド装置。
  6. 前記基点情報は、前記電子番組表を起動する直前に選択されていた番組情報を示す、ことを特徴とする請求項3に記載の操作音ガイド装置。
  7. 前記基点情報は、予め使用者により選択された番組情報を示す、ことを特徴とする請求項3に記載の操作音ガイド装置。
  8. 前記第1の操作音と前記第2の操作音との差は、音量、音程、音色、音の長さ、音の発生回数を含む、ことを特徴とする請求項3に記載の操作音ガイド装置。
  9. 前記第1の操作音および前記第2の操作音を記憶する操作音記憶部をさらに備え、前記操作音生成部は前記操作音記憶部から前記第1の操作音または前記第2の操作音を読み出して前記操作音を生成する、ことを特徴とする請求項3に記載の操作音ガイド装置。
  10. 前記操作情報入力部に入力された前記カーソルの操作情報に基づいて、前記カーソルの移動が許容されない方向への移動である場合には、前記第1の操作音および前記第2の操作音と異なる第3の操作音を前記操作音生成部に生成させる警告制御部をさらに備える、ことを特徴とする、請求項1に記載の操作音ガイド装置。
  11. 表示された複数の情報項目の中から、カーソルを移動させて1の情報項目を選択する際に、前記カーソルの移動先の情報項目を特定の音声で知らせる操作音ガイド方法であって、
    前記複数の情報項目と、前記カーソルの初期位置の情報項目を示す基点情報と、前記カーソルの移動先の情報項目を示す現在情報とを記憶するステップと、
    前記カーソルの操作情報を入力するステップと、
    前記複数の情報項目および前記カーソルを描画するステップと、
    描画された前記複数の情報項目および前記カーソルを前記映像信号に重畳するステップと、
    前記カーソルが操作された時に操作音を生成するステップと、
    生成された前記操作音を前記音声信号に重畳するステップと、
    前記入力された前記カーソルの操作情報に基づいて、前記複数の情報項目の中から1の情報項目が選択されるように前記カーソルを移動させ、前記記憶された前記基点情報および前記現在情報を読み出して比較し、一致した場合には第1の操作音を、一致しない場合には第2の操作音を生成するステップと、
    を含むことを特徴とする操作音ガイド方法。
  12. 前記操作音ガイド方法は、電子番組表上でカーソルを移動させて所定の番組を選択する際に、前記カーソルの移動先の番組情報を特定の音声で知らせる方法であって、
    放送信号を受信するステップと、
    受信された前記放送信号から映像信号、音声信号、前記電子番組表を分離するステップとをさらに含み、
    前記情報を記憶するステップは、前記電子番組表と、前記カーソルの初期位置の番組情報を示す基点情報と、前記カーソルの移動先の番組情報を示す現在情報とを記憶し、
    前記操作音を生成するステップは、前記入力されたカーソルの操作情報に基づいて、前記電子番組表の前記カーソルを移動させ、前記記憶された基点情報および現在情報を読み出して比較し、一致した場合には第1の操作音を、一致しない場合には第2の操作音を生成する、
    ことを特徴とする、請求項11に記載の操作音ガイド方法。
  13. 前記番組情報は、番組を放送する放送局情報であること、を特徴とする、請求項12に記載の操作音ガイド方法。
  14. 前記番組情報は番組を放送する放送局情報および放送時間であること、を特徴とする、請求項12に記載の操作音ガイド方法。
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