JPWO2011058624A1 - エレベーターシステム - Google Patents

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Abstract

複数台のエレベーターの運行管理を行うエレベーターシステムにおいて、同じ利用者が一定時間内に複数の行先呼びを登録した場合であっても、エレベーターの最適な運行管理を実施することができるようにする。本エレベーターシステムには、エレベーターの乗場に乗場呼び登録装置が、この乗場呼び登録装置よりも乗場から離れた場所に自動呼び登録装置が設置されている。そして、乗場呼び登録装置に入力された個人情報と同一の個人情報が、乗場呼び登録装置に入力される前の一定時間内に自動呼び登録装置に入力された場合は、その個人情報の入力を伴って自動登録された行先呼びの行先階と手動登録された行先呼びの行先階とが一致するか否かを判定し、一致しなければ、自動呼び登録装置から自動登録された行先呼びをキャンセルする。

Description

この発明は、複数台のエレベーターの運行管理を行うエレベーターシステムに関するものである。
複数台のエレベーターを運行管理するエレベーターシステムには、エレベーターの利用者が、かごへの乗車前に行先呼びの登録を行うことができるものがある。例えば、下記特許文献1に記載されたエレベーターシステムでは、利用者の所有するカード等から個人情報を取得することにより、取得した個人情報に基づき、その利用者が予め登録しておいた行先階に対応する行先呼びを自動登録するように構成している。
日本特開平8−81143号公報
特許文献1に記載のものを含め従来のエレベーターシステムでは、行先呼びを自動登録した利用者が、その後、行先を変更するために異なる行先呼びを登録すると、上記利用者が後から登録した行先呼びに対し、自動登録された行先呼びとは無関係にエレベーターの割り当てが行われていた。このため、無駄な呼び登録が発生し、エレベーターの最適な運行管理が実施できないといった問題があった。
即ち、自動登録による行先呼びが割り当てられたエレベーターでは、降車する人が誰もいない階床に停止するため、運行効率が著しく低下してしまう。また、無駄な呼び登録が発生するため、その後に登録された行先呼びに対しては、必ずしも最適な割り当てが行われるとは限らなかった。
なお、このような問題は、自動登録された行先呼びの変更を行う場合だけでなく、行先呼びが自動登録された後、何らかの理由によって、エレベーター利用者が同じ行先呼びを再度登録してしまった場合等にも発生し得る。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、同じ利用者が複数の行先呼びを登録した場合であっても、エレベーターの最適な運行管理を実施することができるエレベーターシステムを提供することである。
この発明に係るエレベーターシステムは、複数台のエレベーターの運行管理を行うエレベーターシステムであって、エレベーターの乗場に設けられ、利用者が、エレベーターへの乗車前に個人情報の入力と行先呼びの手動登録とを行うための乗場呼び登録装置と、乗場呼び登録装置よりも乗場から離れた場所に設けられ、利用者が、エレベーターへの乗車前に個人情報を入力して行先呼びの自動登録を行うための自動呼び登録装置と、乗場呼び登録装置に入力された個人情報と同一の個人情報が、乗場呼び登録装置に入力される前の一定時間内に自動呼び登録装置に入力された場合に、その個人情報の入力を伴って自動登録された行先呼びの行先階と手動登録された行先呼びの行先階とが一致しなければ、自動呼び登録装置から自動登録された行先呼びをキャンセルするキャンセル手段と、を備えたものである。
また、この発明に係るエレベーターシステムは、複数台のエレベーターの運行管理を行うエレベーターシステムであって、エレベーターの乗場に設けられ、利用者が、エレベーターへの乗車前に個人情報の入力と行先呼びの手動登録とを行うための乗場呼び登録装置と、乗場呼び登録装置よりも乗場から離れた場所に設けられ、利用者が、エレベーターへの乗車前に個人情報を入力して行先呼びの自動登録を行うための自動呼び登録装置と、乗場呼び登録装置に入力された個人情報と同一の個人情報が、乗場呼び登録装置に入力される前の一定時間内に自動呼び登録装置に入力された場合に、その個人情報の入力を伴って自動登録された行先呼びの行先階と手動登録された行先呼びの行先階とが一致すれば、乗場呼び登録装置から手動登録された行先呼びを、自動呼び登録装置から自動登録された行先呼びの割当エレベーターと同一のエレベーターに割り当てる割当かご決定手段と、を備えたものである。
また、この発明に係るエレベーターシステムは、複数台のエレベーターの運行管理を行うエレベーターシステムであって、エレベーターの乗場に設けられ、利用者が、エレベーターへの乗車前に個人情報の入力と行先呼びの手動登録とを行うための乗場呼び登録装置と、乗場呼び登録装置よりも乗場から離れた場所に設けられ、利用者が、エレベーターへの乗車前に個人情報を入力して行先呼びの自動登録を行うための自動呼び登録装置と、乗場呼び登録装置に入力された個人情報と同一の個人情報が、乗場呼び登録装置に入力される前の一定時間内に自動呼び登録装置に入力された場合に、その個人情報の入力を伴って自動登録された行先呼びの行先階と手動登録された行先呼びの行先階とが一致すれば、乗場呼び登録装置から手動登録された行先呼びをキャンセルするキャンセル手段と、を備えたものである。
この発明によれば、複数台のエレベーターの運行管理を行うエレベーターシステムにおいて、同じ利用者が複数の行先呼びを登録した場合であっても、エレベーターの最適な運行管理を実施することができるようになる。
この発明の実施の形態1におけるエレベーターシステムを示す平面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーターシステムを示す構成図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーターシステムの動作を示すフローチャートである。
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベーターシステムを示す平面図、図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベーターシステムを示す構成図である。本エレベーターシステムは、複数台のエレベーターの運行管理を行うものである。図1には、一例として、本エレベーターシステムが6台のエレベーターを群管理する場合を示している。
図1及び図2において、1はエレベーターの乗場、2はエレベーターの乗場1に設置された乗場呼び登録装置である。乗場呼び登録装置2は、エレベーターの利用者が、エレベーターのかごへの乗車前に、自分の行先呼びを手動操作によって登録するためのものである。また、この乗場呼び登録装置2は、利用者が行先呼びの登録時に自分の個人情報を入力するための機能も有している。
上記乗場呼び登録装置2は、例えば、本人認証を行う照合装置と、利用者が行先階を手動入力するための入力装置と、利用者に対して各種案内を行う案内装置(例えば、ディスプレイやスピーカ等)とを備えている。照合装置は、利用者の個人情報(ID)を読み取って既登録情報(利用者IDデータ)との照合を行う。利用者を識別するための上記個人情報としては、例えば、鍵、カード、ICタグ等に記憶されたID番号や、指紋、静脈、声紋、虹彩等の生体情報が利用される。また、上記入力装置は、常時は行先階の入力操作が行えず、照合装置によって本人認証がなされた場合に、所定の時間だけ操作が有効、即ち、行先階の入力が可能となる構成を有している。そして、乗場呼び登録装置2は、上記操作が有効な期間に行先階の入力操作が行われると、入力された個人情報(或いは、それに対応する情報)と行先階情報とを関連付けて、後述の群管理装置4に送信する。
なお、乗場呼び登録装置2の上記構成は一例を示すものであり、その構成を上記に限定するものではない。例えば、乗場呼び登録装置2は、個人情報の入力の有無を選択できるような構成を有していても良い。
3は乗場呼び登録装置2よりも乗場1から離れた場所に設置された自動呼び登録装置である。この自動呼び登録装置3は、エレベーターの利用者が、エレベーターのかごへの乗車前に、自分の個人情報を入力することによって、行先呼びを自動で登録するためのものである。
上記自動呼び登録装置3は、例えば、本人認証を行う照合装置と、照合装置が本人認証した利用者に対応する行先呼びを自動登録するための登録装置と、利用者に対して各種案内を行う案内装置(例えば、ディスプレイやスピーカ等)とを備えている。照合装置及び案内装置の各機能は、乗場呼び登録装置2に備えられたものと同様である。また、上記登録装置には、各利用者の個人情報(利用者IDデータ)に対応する行先階情報が記憶されている。そして、登録装置は、照合装置によって本人認証がなされると、本人認証がなされた個人情報に基づいてその利用者の行先階を特定し、入力された個人情報(或いは、それに対応する情報)と特定した行先階情報とを関連付けて、後述の群管理装置4に送信する。
なお、図1には、一例として、自動呼び登録装置3が、セキュリティゲートと一体に設けられている場合を示している。このセキュリティゲートは、例えば、乗場1への進入時に利用者が必ず通過しなければならない通路等に設置される。即ち、自動呼び登録装置3は、利用者がセキュリティゲートを開くために入力した個人情報に基づき、行先呼びを自動登録するための制御を実施する。このため、図1に示すものでは、本人認証がなされると、セキュリティゲートの開放と行先呼びの自動登録との双方の動作が行われる。
群管理装置4は、乗場呼び登録装置2及び自動呼び登録装置3からの入力情報に基づいて行先呼びを登録し、登録した行先呼びに対して最適なエレベーター(のかご)を割り当てる機能を有している。この群管理装置4は、同じ利用者が複数の行先呼びを短期間に登録した場合であってもエレベーターの最適な運行管理が行われるように、システム全体を適切に制御する。このような機能を実現するため、群管理装置4には、判定手段5、交通流判定手段6、かご割当判定手段7が備えられている。
判定手段5は、同じ利用者が一定時間内に複数の行先呼びを登録したか否かを判定する機能を有している。具体的に、判定手段5は、乗場呼び登録装置2及び自動呼び登録装置3からの各入力情報に基づいて、乗場呼び登録装置2に入力された個人情報と同一の個人情報が、乗場呼び登録装置2に入力される前の一定時間内に、自動呼び登録装置3に入力されたか否かを判定する。また、判定手段5は、この判定によって入力有りを判定すると、その個人情報を伴って自動登録された行先呼びの行先階と手動登録された行先呼びの行先階とが一致するか否かを判定する。
そして、行先呼びキャンセル手段8及び割当かご決定手段9は、判定手段5による上記一致するか否かの判定結果に基づき、上記一定時間内に登録された2つの行先呼びに対する適切な処理を行う。具体的に、行先呼びキャンセル手段8は、判定手段5によって行先階が一致しない旨の判定がなされると、上記一定時間内に自動呼び登録装置3から自動登録された行先呼び(先に登録された行先呼び)をキャンセルする。一方、割当かご決定手段9は、判定手段5によって行先階が一致する旨が判定されると、上記一定時間内に乗場呼び登録装置2から手動登録された行先呼び(後から登録された行先呼び)を、自動呼び登録装置3から自動登録された行先呼び(先に登録された行先呼び)の割当エレベーターと同一のエレベーターに割り当てる。
また、交通流判定手段6は、各エレベーターの交通流を検出する機能を、かご割当判定手段7は、行先呼びに対するかごの割当機能を有している。即ち、かご割当判定手段7は、交通流判定手段6によって検出された各エレベーターの交通流に基づき、登録された行先呼びに対し、適切なエレベーター(のかご)を割り当てる。
なお、各エレベーターの具体的な運行管理は、各台管理装置10によって行われる。この各台管理装置10は、群管理装置4から割当情報と行先階との指令を受信することにより、かごを含むエレベーターの運行全体を適切に制御する。
また、図1及び図2に示すエレベーターシステムの各構成、即ち、乗場呼び登録装置2、自動呼び登録装置3、群管理装置4、各台管理装置10はネットワークにより接続されており、互いに情報通信を行うことができるように構成されている。
次に、図3に基づき、上記構成を有するエレベーターシステムの具体的な動作について説明する。図3はこの発明の実施の形態1におけるエレベーターシステムの動作を示すフローチャートである。
利用者が自分の個人情報の入力を伴って自動呼び登録装置3或いは乗場呼び登録装置2から行先呼びを登録することにより、その利用者の個人情報(利用者ID)と行先階情報とが、群管理装置4に送信される(S101)。群管理装置4では、自動呼び登録装置3及び乗場呼び登録装置2からの情報に基づいて行先呼びと対応する個人情報との登録を行うと(S102)、判定手段5により、登録した個人情報が、その直前の一定時間内に登録された個人情報の何れかと一致するか否かの判定を行う(S103)。即ち、判定手段5は、S103において、同じ利用者が上記一定時間内に連続して行先呼びの登録を行ったか否かを判定する。
例えば、ある利用者がセキュリティゲートを通過して、自動呼び登録装置3から行先呼びの自動登録を行った場合、エレベーターの利用がこの日初めてであれば(直前の一定時間内に、行先呼びの登録を行っていなければ)、S103においてNoの判定がなされる。一方、その利用者がセキュリティゲートの通過後に乗場呼び登録装置2から行先呼びを手動登録した場合は、直前に自動登録した行先呼びが存在するため、S103においてYesの判定がなされる。
なお、一人の利用者が複数の行先呼びを登録したか否かを判定するための上記一定時間は、例えば、利用者の移動時間と定義する。この移動時間は、例えば、歩行時間(利用者が自動呼び登録装置3から乗場呼び登録装置2まで移動(歩行)するのに必要な時間)と、余裕時間(利用者が乗場1に到着後、乗場呼び登録装置2から行先呼びを手動登録するのに必要な時間(1乃至5秒程度))とを加算したものから構成される。
S103においてNoの判定がなされた場合、群管理装置4は、S102で登録した行先呼びに対し、エレベーターの割り当てを行う(S104)。
一方、S103においてYesの判定がなされた場合、群管理装置4は、次に、行先呼びキャンセル手段8が行先呼びをキャンセルするためのキャンセル条件が成立するか否かを判定する(S105)。
即ち、判定手段5は、上記個人情報の入力を伴って登録された2つの行先呼び(S102において登録された行先呼びと、その前に既に登録されていた行先呼び)について、行先階が一致するか否かの判定を行う。例えば、上記例においては、判定手段5は、上記利用者が乗場呼び登録装置2から手動登録した行先呼びの行先階が、その利用者がセキュリティゲートを通過する際に自動登録された行先呼びの行先階と一致するか否かを判定する。
そして、S105においてキャンセル条件が成立する場合、即ち、比較した行先階が一致しない場合は、行先呼びキャンセル手段8により、エレベーターの割り当てが既に行われている行先呼び(自動呼び登録装置3から自動登録された行先呼び)をキャンセルする(S106)。また、群管理装置4は、S102において登録された行先呼び(乗場呼び登録装置2から手動登録された行先呼び)に対して新規にかごの割り当てを行う(S104)。
一方、S105においてキャンセル条件が成立しない場合、即ち、比較した行先階が一致する場合は、割当かご決定手段9により、S102において登録された行先呼びを、既に割り当てが行われている行先呼びと同一のかごに割り当てる(S107)。
この発明の実施の形態1によれば、複数台のエレベーターの運行管理を行うエレベーターシステムにおいて、同じ利用者が複数の行先呼びを登録した場合であっても、エレベーターの最適な運行管理を実現することができる。
即ち、一人の利用者が登録した2つの行先呼びの行先階が一致しない場合は、この利用者が2つ目の行先呼びを登録したタイミングで、先に登録された行先呼びがキャンセルされる。このため、例えば、利用者が、セキュリティゲートの通過時に自動登録された行先呼びを変更したい場合(利用者が、予め登録しておいた行先階とは異なる階床に移動したい場合)、この利用者は、乗場1において乗場呼び登録装置2から行先呼びを手動登録することにより、自動登録された行先呼びをキャンセルして、所望の行先呼びを登録することができる。
また、一人の利用者が登録した2つの行先呼びの行先階が一致する場合は、この利用者が後から登録した行先呼びが、既に登録されている行先呼びと同一のエレベーターに割り当てられる。このため、例えば、利用者が誤って或いは自動登録が行われていないと思い込んで、同じ行先階の行先呼びを乗場呼び登録装置2から再登録してしまった場合でも、運行効率の低下を招く恐れがない。
なお、本実施の形態においては、利用者の行先階情報を予め自動呼び登録装置3に記憶させておく場合について説明したが、利用者が所有するIDカード等に行先階情報を記憶させておいても良い。かかる場合、自動呼び登録装置3は、例えば、利用者の個人情報を読み取る際に、行先階情報の読み取りも同時に行うように構成される。
実施の形態2.
本実施の形態では、判定手段5によって行先階が一致する旨の判定がなされた際に、行先呼びキャンセル手段8(或いは、第二の行先呼びキャンセル手段)が、乗場呼び登録装置2から手動登録された行先呼び(後から登録された行先呼び)をキャンセルするように構成する。
即ち、判定手段5は、乗場呼び登録装置2及び自動呼び登録装置3からの各入力情報に基づいて、乗場呼び登録装置2に入力された個人情報と同一の個人情報が、乗場呼び登録装置2に入力される前の一定時間内に、自動呼び登録装置3に入力されたか否かを判定する。また、判定手段5は、この判定によって入力有りを判定すると、その個人情報を伴って自動登録された行先呼びの行先階と手動登録された行先呼びの行先階とが一致するか否かを判定する。
そして、行先呼びキャンセル手段8は、判定手段5によって行先階が一致しない旨の判定がなされると、上記一定時間内に自動呼び登録装置3から自動登録された行先呼び(先に登録された行先呼び)をキャンセルする。また、行先呼びキャンセル手段8は、判定手段5によって行先階が一致する旨の判定がなされると、上記一定時間内に乗場呼び登録装置2から手動登録された行先呼び(後から登録された行先呼び)をキャンセルする。
その他の構成は、実施の形態1と同様である。
上記構成を有することによっても、実施の形態1と同様の効果を奏することが可能である。即ち、利用者が誤って或いは自動登録が行われていないと思い込んで、同じ行先階の行先呼びを乗場呼び登録装置2から再登録してしまった場合でも、利用者が行先呼びを手動登録したタイミングで、この手動登録された行先呼びがキャンセルされる。このため、無駄な呼び登録が発生することがなく、運行効率の低下を招く恐れもない。
この発明に係るエレベーターの群管理装置は、利用者がエレベーターへの乗車前に個人情報を入力して行先呼びの登録を行うものに対して適用することができる。
1 乗場
2 乗場呼び登録装置
3 自動呼び登録装置
4 群管理装置
5 判定手段
6 交通流判定手段
7 かご割当判定手段
8 行先呼びキャンセル手段
9 割当かご決定手段
10 各台管理装置

Claims (6)

  1. 複数台のエレベーターの運行管理を行うエレベーターシステムであって、
    エレベーターの乗場に設けられ、利用者が、エレベーターへの乗車前に個人情報の入力と行先呼びの手動登録とを行うための乗場呼び登録装置と、
    前記乗場呼び登録装置よりも前記乗場から離れた場所に設けられ、利用者が、エレベーターへの乗車前に個人情報を入力して行先呼びの自動登録を行うための自動呼び登録装置と、
    前記乗場呼び登録装置に入力された個人情報と同一の個人情報が、前記乗場呼び登録装置に入力される前の一定時間内に前記自動呼び登録装置に入力された場合に、その個人情報の入力を伴って自動登録された行先呼びの行先階と手動登録された行先呼びの行先階とが一致しなければ、前記自動呼び登録装置から自動登録された行先呼びをキャンセルするキャンセル手段と、
    を備えたことを特徴とするエレベーターシステム。
  2. 前記乗場呼び登録装置に入力された個人情報と同一の個人情報が、前記乗場呼び登録装置に入力される前の前記一定時間内に前記自動呼び登録装置に入力された場合に、その個人情報の入力を伴って自動登録された行先呼びの行先階と手動登録された行先呼びの行先階とが一致すれば、前記乗場呼び登録装置から手動登録された行先呼びを、前記自動呼び登録装置から自動登録された行先呼びの割当エレベーターと同一のエレベーターに割り当てる割当かご決定手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベーターシステム。
  3. 前記乗場呼び登録装置に入力された個人情報と同一の個人情報が、前記乗場呼び登録装置に入力される前の前記一定時間内に前記自動呼び登録装置に入力された場合に、その個人情報の入力を伴って自動登録された行先呼びの行先階と手動登録された行先呼びの行先階とが一致すれば、前記乗場呼び登録装置から手動登録された行先呼びをキャンセルする第二キャンセル手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベーターシステム。
  4. 複数台のエレベーターの運行管理を行うエレベーターシステムであって、
    エレベーターの乗場に設けられ、利用者が、エレベーターへの乗車前に個人情報の入力と行先呼びの手動登録とを行うための乗場呼び登録装置と、
    前記乗場呼び登録装置よりも前記乗場から離れた場所に設けられ、利用者が、エレベーターへの乗車前に個人情報を入力して行先呼びの自動登録を行うための自動呼び登録装置と、
    前記乗場呼び登録装置に入力された個人情報と同一の個人情報が、前記乗場呼び登録装置に入力される前の一定時間内に前記自動呼び登録装置に入力された場合に、その個人情報の入力を伴って自動登録された行先呼びの行先階と手動登録された行先呼びの行先階とが一致すれば、前記乗場呼び登録装置から手動登録された行先呼びを、前記自動呼び登録装置から自動登録された行先呼びの割当エレベーターと同一のエレベーターに割り当てる割当かご決定手段と、
    を備えたことを特徴とするエレベーターシステム。
  5. 複数台のエレベーターの運行管理を行うエレベーターシステムであって、
    エレベーターの乗場に設けられ、利用者が、エレベーターへの乗車前に個人情報の入力と行先呼びの手動登録とを行うための乗場呼び登録装置と、
    前記乗場呼び登録装置よりも前記乗場から離れた場所に設けられ、利用者が、エレベーターへの乗車前に個人情報を入力して行先呼びの自動登録を行うための自動呼び登録装置と、
    前記乗場呼び登録装置に入力された個人情報と同一の個人情報が、前記乗場呼び登録装置に入力される前の一定時間内に前記自動呼び登録装置に入力された場合に、その個人情報の入力を伴って自動登録された行先呼びの行先階と手動登録された行先呼びの行先階とが一致すれば、前記乗場呼び登録装置から手動登録された行先呼びをキャンセルするキャンセル手段と、
    を備えたことを特徴とするエレベーターシステム。
  6. 前記自動呼び登録装置は、前記乗場への進入時に通過しなければならないセキュリティゲートと一体に設けられ、前記セキュリティゲートを開くために入力された個人情報に基づいて、行先呼びの自動登録を行うことを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載のエレベーターシステム。
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