JP2005154136A - エレベーターの不停止制御装置 - Google Patents
エレベーターの不停止制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005154136A JP2005154136A JP2003399362A JP2003399362A JP2005154136A JP 2005154136 A JP2005154136 A JP 2005154136A JP 2003399362 A JP2003399362 A JP 2003399362A JP 2003399362 A JP2003399362 A JP 2003399362A JP 2005154136 A JP2005154136 A JP 2005154136A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- stop
- car
- elevator
- retina
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Elevator Control (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
【課題】特定の利用者が複雑な操作なしに不停止の設定または解除が可能であり、解除階に第三者を侵入させないエレベーターの不停止制御装置を提供する。
【解決手段】乗りかごの運転盤6に網膜照合装置9を設け、利用者の網膜データをあらかじめ登録しておいた特定利用者の網膜データと照合することにより、不停止を設定または解除すると共に、不停止解除階の呼び釦7操作後、解除階へ直行運転することにより、第三者を不停止階へ侵入できないようにすることが可能である。。
【選択図】図1
【解決手段】乗りかごの運転盤6に網膜照合装置9を設け、利用者の網膜データをあらかじめ登録しておいた特定利用者の網膜データと照合することにより、不停止を設定または解除すると共に、不停止解除階の呼び釦7操作後、解除階へ直行運転することにより、第三者を不停止階へ侵入できないようにすることが可能である。。
【選択図】図1
Description
エレベーターの不停止制御装置に関するものである。
一般的にエレベーターの不停止設定および解除方法は特殊な鍵や磁気カードの挿入、または暗証番号のキー入力操作等により行うものや、指紋により判定するものがかご内に設置されており、これにより特定の利用者のみエレベーターの行先階を制御することでビル内のセキュリティを向上させていた。
しかし、鍵や磁気カードの挿入、暗証番号のキー入力操作、指紋にて判定するものにおいては、乗りかご内の操作パネル上に設置されていると、これらは通常の利用には使用されることがないことから、一般利用者にいたずらされて故障することが考えられる他、かご内の行先階ボタンを使用した暗証番号のキー入力操作では操作者の近くにいる一般利用者にその手順を覚えられやすい問題点があり、この種の問題を解決する技術としては、特殊及び登録用に特殊な装置をエレベーター乗り場やかご内に設置する必要がなく、また特殊呼び登録操作の手順が第三者に覚えられにくいエレベーターの特殊呼び登録装置として特定の呼び登録ボタンの四隅それぞれが特定の順番に押されると、対応する接点それぞれがその順番に動作し、あらかじめ記憶装置に登録されている順番に一致するように動作した時に特殊呼びを登録するような発明が知られている(特許文献1参照)。
特開2001−180876号公報
上記特許文献1に示した発明は、特定の呼び登録ボタンの複数箇所それぞれを所定の順番で押さなければならないため、利用者が順番を記憶する必要があり、また、容易な手順にすると偶然にも覚えられてしまう可能性もある。
本発明は、上記不都合を解消するためになされたもので、その目的は、特定の利用者が複雑な操作なしに不停止の設定または解除を可能とし、解除階に第三者を侵入させないエレベーターの不停止制御装置を提供することにある。
この目的を達成するために請求項1に係わる本発明は、ホール呼びまたは乗りかご呼びに応答して各階床にサービスする乗りかごの行き先階を、必要に応じて不停止階に設定または解除するようにしたエレベーターの不停止階設定及び解除方法において、前記乗りかごの運転盤に網膜照合装置を設け、利用者の網膜データをあらかじめ登録しておいた特定利用者の網膜データと照合することにより、不停止を設定または解除すると共に、不停止解除階の呼び釦操作後、解除階へ直行運転することにより第三者が不停止階へ侵入できないようにしたことを特徴とする。
また請求項2にかかわる本発明はかごドアが閉まっていることを網膜照合実施の前提条件をとし、かつ網膜照合開始を不停止の設定または解除したい階の呼び釦の操作により実施することを特徴とする。
本発明は、上記のように構成したため、複雑な操作を必要とせずに特定利用者を照合して不停止を設定または解除すると共に、不停止解除階の呼び釦操作後、解除した階へ直行運転することにより第三者が不停止階へ侵入できないようにすることが可能である。
図1〜3は本発明の一実施の形態を示す図で、図1は全体構成図、図2は装置構成図、図3はフローチャートである。
図1において、1はエレベーターの乗り場、2は乗り場ボタン、3は乗り場1の出入口を開閉する乗り場ドア、4は乗りかご、5は乗りかご4の出入口を開閉するかごドア、6はかご4内に設置されたかご内操作盤、7はかご内操作盤6に配置され行先呼びを登録する行先ボタン、8は乗客の網膜を検出して特定利用者を照合する網膜検出器である。
9は網膜検出器8に接続され、検出された網膜データとあらかじめ登録された網膜データとを照合する網膜照合装置、10は乗り場ボタン2、かご内操作盤6及び網膜照合装置9に接続され、エレベーターの運転を制御する制御盤である。
図2において、11は不停止階ボタン、12は網膜検出器、13はあらかじめ登録されている特定利用者の網膜データ、14は網膜検出器12により検出された網膜データとあらかじめ登録されている特定利用者の網膜データ13を照合する網膜照合装置、15は網膜照合装置14の照合状況により不停止階ボタン11の解除・登録を行う不停止階解除・登録手段、16は登録された呼びに応じてかごの運転を制御する運転制御装置である。
次にこの実施の形態の動作を図3のフローチャートを参照して説明する。
図3において、ステップS1でかごドアが閉じているかを判定し、第三者がかご内に入り込んで来ることを未然に防止する。かごドアが閉じている場合は、ステップS2にて不停止階ボタン11が押されたかを判定する。不停止階ボタン11が押されない場合はステップ3にて通常ボタンに呼びを登録してエレベーターを走行させて通常のサービスを行い、不停止階ボタン11が押された場合はステップS4にて網膜照合装置13により網膜照合を開始し、ステップS5にて一定時間内に照合が完了したかを判定し、ステップS6にて許可・不許可を判定する。ステップS5にて一定時間内に照合が完了しない場合、またはステップS6にて不許可の場合はステップS2に戻る。ステップ6にて許可する場合はステップ7にて不停止階の解除を行い、解除後に呼び登録を行う。呼び登録後はステップS8にて不停止解除階へ直行運転士、第三者が途中からかごに乗り込んで来ることを防止する。
以上のように本発明は乗りかごの運転盤に網膜照合装置を設け、利用者の網膜データをあらかじめ登録しておいた特定利用者の網膜データと照合することにより、不停止を設定または解除すると共に、不停止解除階の呼び釦操作後、解除階へ直行運転することにより、第三者が不停止階へ侵入できないようなエレベーターの不停止制御装置を構成したため、特定の利用者が複雑な操作なしに不停止の設定または解除可能であり、かつ第三者を不停止階に侵入させないセキュリティに優れたエレベーターの不停止制御装置を提供することができる。
1 乗り場
2 乗り場ボタン
3 乗り場ドア
4 乗りかご
5 かごドア
6 かご内操作盤
7 行先ボタン
8 網膜検出器
9 網膜照合装置
10 制御盤
2 乗り場ボタン
3 乗り場ドア
4 乗りかご
5 かごドア
6 かご内操作盤
7 行先ボタン
8 網膜検出器
9 網膜照合装置
10 制御盤
Claims (2)
- ホール呼びまたは乗りかご呼びに応答して各階床にサービスする乗りかごの行き先階を、必要に応じて、不停止階に設定または解除するようにしたエレベーターの不停止階の設定及び解除方法において、前記乗りかごの運転盤に網膜照合装置を設け、利用者の網膜データとあらかじめ登録しておいた特定利用者の網膜データを照合することにより、不停止階を設定または解除すると共に、不停止解除階の呼び釦操作後、解除階へ直行運転することにより第三者が不停止階へ侵入できないようにしたことを特徴とするエレベーターの不停止制御装置。
- 請求項1の記載において、かごドアが閉まっていることを網膜照合実施の前提条件とし、かつ網膜照合の開始を不停止の設定または解除階の呼び釦操作により実施することを特徴とするエレベーターの不停止制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003399362A JP2005154136A (ja) | 2003-11-28 | 2003-11-28 | エレベーターの不停止制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003399362A JP2005154136A (ja) | 2003-11-28 | 2003-11-28 | エレベーターの不停止制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005154136A true JP2005154136A (ja) | 2005-06-16 |
Family
ID=34723932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003399362A Pending JP2005154136A (ja) | 2003-11-28 | 2003-11-28 | エレベーターの不停止制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005154136A (ja) |
-
2003
- 2003-11-28 JP JP2003399362A patent/JP2005154136A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5630502B2 (ja) | エレベーターの乗場呼び登録装置 | |
JP5354014B2 (ja) | エレベーターシステム | |
JP4832886B2 (ja) | エレベータシステムおよびエレベータ呼び制御方法 | |
JP6007984B2 (ja) | エレベータの乗場装置 | |
EP2311766B1 (en) | Elevator operation control device | |
JP5585590B2 (ja) | エレベーターシステム | |
WO2011058624A1 (ja) | エレベーターシステム | |
US20120145488A1 (en) | Elevator operating apparatus | |
JPWO2006043324A1 (ja) | エレベータの制御装置 | |
JP6542418B1 (ja) | エレベータの群管理システム | |
JP2006256851A (ja) | エレベータシステム | |
WO2011089693A1 (ja) | エレベーターの群管理システム | |
JP2009096617A (ja) | エレベータの動作モード管理装置及びプログラム | |
JP2006151580A (ja) | エレベータの制御装置 | |
JP2006016124A (ja) | エレベータシステム | |
JP2008230811A (ja) | エレベータの指紋認証システム | |
JP2008254850A (ja) | エレベータシステム | |
JP2010184777A (ja) | エレベータ装置 | |
JP2005154136A (ja) | エレベーターの不停止制御装置 | |
JP5847640B2 (ja) | エレベーターの制御システム | |
JP2005263363A (ja) | エレベータの防犯システム | |
JP2007223690A (ja) | エレベータシステム | |
JP2022013361A (ja) | エレベータの群管理制御システム | |
JP5028335B2 (ja) | ビル総合制御システム | |
JP2005324889A (ja) | エレベータ運転制御システム |