JPWO2011024496A1 - ドライバ装置、バックライトユニット、および画像表示装置 - Google Patents

ドライバ装置、バックライトユニット、および画像表示装置 Download PDF

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Abstract

本発明のバックライトユニットは、複数個のLEDドライバ(5a)〜(5i)に加え、選出したLEDドライバに対する点灯制御情報を配置させた制御情報群を生成するLEDコントローラ(61)と、LEDドライバの各々をカスケード接続するカスケードラインと、を備える。LEDコントローラ(61)は、選出したLEDドライバ(5)をイネーブル状態とした上で、制御情報群をカスケードラインに送出し、イネーブル状態であるLEDドライバ(5)は、制御情報群の中から自身に対する点灯制御情報を取得する動作(取得動作)を実行する一方、イネーブル状態ではないLEDドライバ(5)は、取得動作を実行しない。本発明によると、バックライトユニットの不必要な動作の実行を抑えることができる。本発明は、LEDをバックライトの光源として利用する液晶表示装置に利用することができる。

Description

本発明は、発光素子を制御するドライバ装置およびこれを備えたバックライトユニット、ならびに画像表示装置に関する。
従来、画像を表示させる装置として、液晶の特性を利用した液晶表示装置が広く用いられている。また液晶表示装置などに用いられるバックライトユニットの一例として、発光ダイオード[Light Emitting Diode:LED]をバックライトの光源として利用するものが、例えば特許文献1に開示されている。
一般的に、LEDを光源とするバックライトユニットにおいては、複数個のLEDが、1個または複数個のLEDドライバ(ドライバ装置)に接続された状態で設けられる。そして当該LEDドライバは、別途設けられた制御装置から点灯制御情報(例えば、点灯/消灯をPWM制御する際のデューティ比を表す情報)が与えられ、この点灯制御情報に従って、接続されているLEDを点灯させる。またLEDドライバとしては、1個または複数個のLEDが接続される制御チャンネルを、複数備えたものも存在する。
上述したバックライトユニットを備える画像表示装置においては、1個または複数個のLEDごとに、点灯状態を独立して制御することが望ましい場合がある。一例としては、画像表示装置における動画の表示性能を向上させるために、表示領域における同一の段(一つの行、または連続する複数の行)に対応するLEDを一纏まりのLED群として、このLED群ごとに点灯状態を制御することが望ましい場合がある。
そのため、LEDドライバを複数個設けるようにして、LEDドライバごとに別々の点灯制御情報が与えられるようにしたものもある。しかしながら、制御装置が点灯制御情報を与えるにあたり、各LEDドライバに対して、当該情報を乗せた信号を並列的に送出する手法が採用されている場合、当該信号の送出に必要な伝送ラインの数が増大してしまう。
また更に、設置されるLEDドライバの総数が確定していない場合(例えば、事後的に、増設や削減の可能性がある場合)には、制御装置に、当該伝送ラインを形成するための端子を過不足無く設置することが難しくなる。なお、当該端子が過剰に設置されると、一部の端子は無駄となってしまい、逆に設置数が過小であると、LEDドライバ等を増設することができなくなるおそれがある。
この点、各LEDドライバが予めカスケード接続されており、点灯制御情報を乗せた信号を、このカスケード接続による伝送ライン(カスケードライン)を用いて送出する手法が採用されている場合は、必要な伝送ライン数の増大は抑えられる。そして更に、設置されるLEDドライバの総数が確定していなくても、伝送ラインの数は変動しないため、当該伝送ラインを形成するための端子を、制御装置に過不足無く設置することは容易となる。そこでこのように、カスケードラインを用いて点灯制御情報を送出する手法が、採用されることもある。
特開2005−310996号公報
上述したように、カスケードラインを用いて点灯制御情報を送出する手法によれば、必要な伝送ライン数の増大を抑え、点灯制御情報の伝送ラインを形成するための端子を、制御装置に過不足無く設置することが容易となる。
ただし、点灯制御情報を与えることは、LEDドライバの全てに対して必要であるとは限らない。通常は、何れかのLEDの制御内容を現状から変更させる必要があるときに限り、そのLEDに対応するLEDドライバに対して、点灯制御情報を与える必要があるに過ぎない。
そのため、一律に全てのLEDドライバに対し、点灯制御情報が与えられる(生成された上で送出される)場合には、不必要な動作が多くなり易い。また、全てのLEDドライバが、伝送されてくる情報から自身に対する点灯制御情報を識別したり、取得したりする動作を行う場合にも、不必要な動作が多くなり易い。不必要な動作が多くなると、その分だけ処理負担が大きくなるため、消費電力等の観点から不利であるといえる。
なおこのような事情は、各LEDドライバが、自身の有する制御チャンネルごとに別個に点灯制御情報を取得する機能部(CH別情報取得部)を有し、取得したそれぞれの点灯制御情報に従って、LEDを点灯させるようになっている場合にも当てはまる。つまり、点灯制御情報を与えることは、CH別情報取得部の全てに対して必要であるとは限らないため、一律に全てのCH別情報取得部に対し点灯制御情報が与えられるようになっていると、不必要な動作が多くなり易い。
本発明は上述した問題に鑑み、発光素子をバックライトの光源とするものであって、カスケードラインによって、ドライバ装置やCH別情報取得部に点灯制御情報が伝送されるものでありながらも、不必要な動作の実行を抑えることが可能となるバックライトユニットおよび画像表示装置、ならびに、当該バックライトユニットに好適なドライバ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るバックライトユニットは、複数個の発光素子と、前記発光素子のうちの1個または複数個が接続され、得られた点灯制御情報に従って、該接続された発光素子を点灯させるドライバ装置と、を備え、該発光素子を点灯させることによって、画像を表示するパネルにバックライトを供給するバックライトユニットであって、前記ドライバ装置は複数個が設けられており、前記ドライバ装置のうちの何れかを選出する動作(「選出動作」とする)を行い、選出した各ドライバ装置に対する点灯制御情報を配置させた制御情報群、を生成する点灯制御部と、該点灯制御部に前記ドライバ装置の各々をカスケード接続するカスケードラインと、を更に備え、前記点灯制御部は、前記選出した各ドライバ装置をイネーブル状態とした上で、前記制御情報群と、該制御情報群における何れの箇所が、各ドライバ装置に対する点灯制御情報に対応しているかを表す対応情報と、を前記カスケードラインに送出し、イネーブル状態であるドライバ装置の各々は、該対応情報に従って、該制御情報群の中から自身に対する点灯制御情報を取得する動作(「取得動作」とする)を実行する一方、イネーブル状態ではないドライバ装置の各々は、該取得動作を実行しない構成(第1の構成)とする。
本構成によれば、カスケードラインによって、選出した各ドライバ装置に点灯制御情報が伝送される。そのため、各ドライバ装置に点灯制御情報が並列的に伝送される場合に比べ、必要となる信号伝送ラインの増大等を、極力抑えることが可能となる。そして更に本構成によれば、不必要な動作(選出していないドライバ装置に対する点灯制御情報を生成する動作や、選出されていないドライバ装置による取得動作)の実行を、抑えることが可能となる。
また上記構成としてより具体的には、前記点灯制御部は、前記各ドライバ装置の動作態様を、第1モードと第2モードとに順に設定する一方、第1モードの設定期間においては、前記各ドライバ装置のうち、前記選出したものだけをイネーブル状態にするためのイネーブル情報を、前記カスケードラインに送出し、第2モードの設定期間においては、前記制御情報群および前記対応情報を、前記カスケードラインに送出するものであり、前記ドライバ装置の各々は、第1モードの設定期間においては、前記カスケードラインに送出されたイネーブル情報に応じて、自身をイネーブル状態に設定し、第2モードの設定期間においては、自身がイネーブル状態である場合には、前記取得動作を実行する一方、自身がイネーブル状態ではない場合には、該取得動作を実行しない構成(第2の構成)としてもよい。
また上記構成において、第1モードの設定期間において、前記点灯制御部は、前記ドライバ装置の各々に対応させたパルス(前から順に、より上流側に近いドライバ装置に対応する)を有するクロック信号と;該パルスに対応したドライバ装置をイネーブル状態とするか否かを表す情報が、該パルスに同期するように配置されたデータ信号と;を前記イネーブル情報として、前記カスケードラインに送出するものであり、前記ドライバ装置の各々は、前記データ信号における、自身から見て最初のパルスに同期した箇所の状態を検出し、該検出の結果に応じて、自身をイネーブル状態に設定する動作、および、該最初のパルスをキャンセルさせる動作、を行う構成(第3の構成)としてもよい。
本構成によれば、クロック信号とデータ信号を用いた簡潔な動作によって、点灯制御部によって選出されたドライバ装置を、イネーブル状態とすることが可能となる。なお本願における「最初のパルス」とは、各モード(第1モード或いは第2モード)において生成されたパルスのうちの、最初のものであることを意味する。
また上記構成において、第2モードの設定期間において、前記点灯制御部は、イネーブル状態としたドライバ装置の各々に対応させたパルス(前から順に、より上流側に近いドライバ装置に対応する)を有するクロック信号と;該パルスに対応したドライバ装置に対する点灯制御情報が、該パルスに同期するように配置されたデータ信号と;を前記制御情報群および識別情報として、前記カスケードラインに送出するものであり、イネーブル状態であるドライバ装置の各々は、前記データ信号における、自身から見て最初のパルスに同期した箇所の状態を検出する動作を含む前記取得動作、および、該最初のパルスをキャンセルさせるキャンセル動作、を行う一方、イネーブル状態ではないドライバ装置の各々は、該取得動作と該キャンセル動作の何れも行わない構成(第4の構成)としてもよい。
本構成によれば、クロック信号とデータ信号を用いた簡潔な動作によって、イネーブル状態であるドライバ装置に、点灯制御情報を取得させることが可能となる。
また本発明に係る別形態のバックライトユニットは、複数個の発光素子と、前記発光素子のうちの1個または複数個が接続される複数の制御チャンネルと;該制御チャンネルごとに対応して設けられ、点灯制御情報を取得するCH別情報取得部と;を有し、該制御チャンネルの各々に接続された発光素子を、得られた点灯制御情報に従って点灯させるドライバ装置と、を備え、該発光素子を点灯させることによって、画像を表示するパネルにバックライトを供給するバックライトユニットであって、前記CH別情報取得部の何れかを選出する動作(「選出動作」とする)を行い、選出した各CH別情報取得部に対する点灯制御情報を配置させた制御情報群、を生成する点灯制御部と、該点灯制御部に、前記CH別情報取得部の各々をカスケード接続するカスケードラインと、を更に備え、前記点灯制御部は、前記選出した各CH別情報取得部をイネーブル状態とした上で、前記制御情報群と、該制御情報群における何れの箇所が、各CH別情報取得部に対する点灯制御情報に対応しているかを表す対応情報と、を前記カスケードラインに送出し、イネーブル状態であるCH別情報取得部の各々は、該対応情報に従って、該制御情報群の中から自身に対する点灯制御情報を取得する動作(「取得動作」とする)を実行する一方、イネーブル状態ではないCH別情報取得部の各々は、該取得動作を実行しない構成(第5の構成)とする。
本構成によれば、カスケードラインによって、選出した各CH別情報取得部に点灯制御情報が伝送される。そのため、各CH別情報取得部に点灯制御情報が並列的に伝送される場合に比べ、必要となる信号伝送ラインの増大等を、極力抑えることが可能となる。そして更に本構成によれば、不必要な動作(選出していないCH別情報取得部に対する点灯制御情報を生成する動作や、選出されていないCH別情報取得部による取得動作)の実行を、抑えることが可能となる。
また上記構成としてより具体的には、前記点灯制御部は、前記各CH別情報取得部の動作態様を、第1モードと第2モードとに順に設定する一方、第1モードの設定期間においては、前記各CH別情報取得部のうち、前記選出したものだけをイネーブル状態にするためのイネーブル情報を、前記カスケードラインに送出し、第2モードの設定期間においては、前記制御情報群および前記対応情報を、前記カスケードラインに送出するものであり、前記CH別情報取得部の各々は、第1モードの設定期間においては、前記カスケードラインに送出されたイネーブル情報に応じて、自身をイネーブル状態に設定し、第2モードの設定期間においては、自身がイネーブル状態である場合には、前記取得動作を実行する一方、自身がイネーブル状態ではない場合には、該取得動作を実行しない構成(第6の構成)としてもよい。
また上記構成において、第1モードの設定期間において、前記点灯制御部は、前記CH別情報取得部の各々に対応させたパルス(前から順に、より上流側に近いCH別情報取得部に対応する)を有するクロック信号と;該パルスに対応したCH別情報取得部をイネーブル状態とするか否かを表す情報が、該パルスに同期するように配置されたデータ信号と;を前記イネーブル情報として、前記カスケードラインに送出するものであり、前記CH別情報取得部の各々は、前記データ信号における、自身から見て最初のパルスに同期した箇所の状態を検出し、該検出の結果に応じて、自身をイネーブル状態に設定する動作、および、該最初のパルスをキャンセルさせる動作、を行う構成(第7の構成)としてもよい。
本構成によれば、クロック信号とデータ信号を用いた簡潔な動作によって、点灯制御部によって選出されたCH別情報取得部を、イネーブル状態とすることが可能となる。
また上記構成において、第2モードの設定期間において、前記点灯制御部は、イネーブル状態としたCH別情報取得部の各々に対応させたパルス(前から順に、より上流側に近いCH別情報取得部に対応する)を有するクロック信号と;該パルスに対応したCH別情報取得部に対する点灯制御情報が、該パルスに同期するように配置されたデータ信号と;を前記制御情報群および識別情報として、前記カスケードラインに送出するものであり、イネーブル状態であるCH別情報取得部の各々は、前記データ信号における、自身から見て最初のパルスに同期した箇所の状態を検出する動作を含む前記取得動作、および、該最初のパルスをキャンセルさせるキャンセル動作、を行う一方、イネーブル状態ではないCH別情報取得部の各々は、該取得動作と該キャンセル動作の何れも行わない構成(第8の構成)としてもよい。
本構成によれば、クロック信号とデータ信号を用いた簡潔な動作によって、イネーブル状態であるCH別情報取得部に、点灯制御情報を取得させることが可能となる。
また本発明に係る画像表示装置は、上記構成に係るバックライトユニットと、前記パネルを有し、前記バックライトを用いて、受取った画像のデータに応じた画像を該パネルに表示させるパネルユニットと、画像のデータを取得し、前記バックライトユニットと前記パネルユニットに供給する画像データ供給部と、を備え、前記点灯制御部は、該データ供給部から受取った画像のデータに基づいて、前記選出動作を行う構成(第9の構成)とする。
本構成によれば、上記構成に係るバックライトユニットの利点を享受し得るとともに、バックライトの状態を、パネルに表示される画像に連動させたものとすることが可能となる。
また本発明に係るドライバ装置は、1個または複数個の発光素子が接続され、得られた点灯制御情報に従って、該接続された発光素子を点灯させるドライバ装置であって、得られた情報に応じて、自身の動作態様を第1モードまたは第2モードに設定するモード設定部と、自機を外部装置にカスケード接続させ、上流側からクロック信号およびデータ信号を受取るとともに、これらの信号を下流側に送出するカスケード接続部と、を備え、第1モードの設定期間においては、前記データ信号における、自身から見て最初のパルスに同期した箇所の状態を検出し、該検出の結果に応じて、自身をイネーブル状態に設定する動作、および、該最初のパルスをキャンセルさせる動作、を行い、第2モードの設定期間においては、イネーブル状態である場合には、前記データ信号における、自身から見て最初のパルスに同期した箇所の状態を検出して、自身に対する点灯制御情報を取得する取得動作、および、該最初のパルスをキャンセルさせる動作、を行う一方、イネーブル状態ではない場合には、該取得動作と該キャンセル動作の何れも行わない構成(第10の構成)とする。
本構成によれば、上述した第3或いは第4の構成に係るバックライトユニットの一部として適用され、当該バックライトユニットの実現を容易とすることが可能である。
また本発明に係る別形態のドライバ装置は、1個または複数個の発光素子が接続される複数の制御チャンネルと、該制御チャンネルごとに対応して設けられ、点灯制御情報を取得するCH別情報取得部と、を有し、該制御チャンネルの各々に接続された発光素子を、得られた点灯制御情報に従って点灯させるドライバ装置であって、得られた情報に応じて、自身の動作態様を第1モードまたは第2モードに設定するモード設定部と、自機を外部装置にカスケード接続させ、上流側からクロック信号およびデータ信号を受取るとともに、これらの信号を下流側に送出するカスケード接続部と、を備え、前記CH別情報取得部の各々は、第1モードの設定期間においては、前記データ信号における、自身から見て最初のパルスに同期した箇所の状態を検出し、該検出の結果に応じて、自身をイネーブル状態に設定する動作、および、該最初のパルスをキャンセルさせる動作、を行い、第2モードの設定期間においては、イネーブル状態である場合には、前記データ信号における、自身から見て最初のパルスに同期した箇所の状態を検出して、自身に対する点灯制御情報を取得する取得動作、および、該最初のパルスをキャンセルさせる動作、を行う一方、イネーブル状態ではない場合には、該取得動作と該キャンセル動作の何れも行わない構成(第11の構成)とする。
本構成によれば、上述した第7或いは第8の構成に係るバックライトユニットの一部として適用され、当該バックライトユニットの実現を容易とすることが可能である。
また上記構成のドライバ装置やバックライトユニットにおいて、前記発光素子は、LEDである構成としてもよい。
上述した通り、本発明に係るバックライトユニットによれば、カスケードラインによって、選出した各ドライバ装置等(ドライバ装置またはCH別情報取得部)に点灯制御情報が伝送される。そのため、各ドライバ装置等に点灯制御情報が並列的に伝送される場合に比べ、必要となる信号伝送ラインの増大等を、極力抑えることが可能となる。そして更に本構成によれば、不必要な動作(選出していないドライバ装置等に対する点灯制御情報を生成する動作や、選出されていないドライバ装置等による取得動作)の実行を、抑えることが可能となる。
本発明の実施形態に係るテレビ放送受像機の構成図である。 本発明の実施形態に係る液晶パネルの表示領域に関する説明図である。 本発明の実施例1に係るバックライトユニットの構成図である。 本発明の実施例1に係るLEDドライバの構成図である。 本発明の実施例1に係るLEDの配置状態を表す説明図である。 本発明の実施例1に係るLEDコントローラ等の動作に関する流れ図である。 本発明の実施例1に関する各信号のタイミングチャートである。 本発明の実施例1に関する各信号の別のタイミングチャートである。 本発明の実施例2に係るバックライトユニットの構成図である。 本発明の実施例2に係るLEDドライバの構成図である。 本発明の実施例2に係るCH別処理部の構成図である。 本発明の実施例2に係るLEDコントローラ等の動作に関する流れ図である。 本発明の実施例2に関する各信号のタイミングチャートである。 一部のLEDが削除された場合の、LEDの配置状態を表す説明図である。 一部のLEDが削除された場合の、バックライトユニットの構成図である。 一部のLEDが削除された場合における、各信号のタイミングチャートである。 現仕様の一例における、LEDの配置状態を表す説明図である。 新仕様の一例における、LEDの配置状態を表す説明図である。 制御チャンネルの余りに関する説明図である。
本発明の実施形態について、実施例1および実施例2を挙げて、以下に説明する。
[実施例1]
まず本発明の実施例1について、テレビ放送受像機(画像表示装置の一態様)を挙げて、以下に説明する。
図1は、当該テレビ放送受像機の概略的な構成図である。本図に示すように、テレビ放送受像機1は、制御部10、操作部11、放送受信部12、放送信号処理部13、映像信号処理部14、液晶パネルユニット15、およびバックライトユニット16などを備えている。
制御部10は、テレビ放送受像機1の各部を制御し、テレビ放送受像機1の機能(テレビ放送の画像を表示する機能など)を発揮させるために必要な各種処理を実行させる。また操作部11は、ユーザに操作されるスイッチを備えており、操作内容を制御部10に伝える。これにより、テレビ放送受像機1の各種動作に、ユーザの意図を反映させることが可能となっている。
放送受信部12は、アンテナやチューナ装置などを有しており、テレビ放送局から伝送されてくる放送信号を継続的に受信する。選局する放送チャンネルなどは、制御部10によって制御される。受信された放送信号は、放送信号処理部13に送出される。
放送信号処理部13は、放送信号から映像信号および音声信号を抽出するとともに、映像信号を映像信号処理部14に送出し、音声信号を、不図示のスピーカ装置(音声信号に基づいて音声を発生させる装置)に送出する。
映像信号処理部14は、前段側から受取った映像信号に対して必要な処理(例えば、圧縮を解除する処理や、色調を補正する処理)を施す。このような処理が施された映像信号は、液晶パネルユニット15およびバックライトユニット16へ送出される。映像信号は、一般的な映像信号の形式と同様に、RGB(赤・緑・青)の画素ごとの輝度信号、画像表示(走査)のタイミングを決定する同期信号、およびクロックの信号(後述する「クロック信号」と区別するため、「表示用クロック信号」と称する)などから構成されている。
これにより、映像を構成する各フレームの画像のデータ(画像の表示内容や表示されるべきタイミング等を特定するデータ)が、液晶パネルユニット15およびバックライトユニット16へ継続的に伝送されることになる。
液晶パネルユニット15は、液晶パネル15aおよびパネルドライバ15bなどを備えている。液晶パネル15aは、複数の画素(液晶を挟んで対向配置された電極を有する)や、各画素に対応したRGBのカラーフィルタなどを有する、一般的な液晶ディスプレイのパネルと同等の構成となっている。これにより液晶パネル15aは、各画素に設けられた電極の電圧が調整されることにより、供給されるバックライトの透過度合が画素ごとに調整される。
また液晶パネル15aにおける画像の表示領域は、図2に示すように、24行分の画素によって形成されている。そして当該表示領域は、同じく図2に示すように、3個の段(第1段〜第3段)から形成されている。なお本願での「段」とは、表示領域を副走査方向(本実施例では行方向)に複数個に分割した場合における、各領域を指し示すために、便宜的に定義したものである。
本実施例では、「第1段」は、上から1〜8行目の範囲に属する各画素からなり、「第2段」は、上から9〜16行目の範囲に属する各画素からなり、「第3段」は、上から17〜24行目の範囲に属する各画素からなっている。
また詳しくは後述するが、各段は、その裏側に位置するLED(つまり、主にそのパートに対して、バックライトを照射するLED)に、対応付けられている。また一つの段には、複数の行が含まれていても良く、一行のみが含まれる態様であっても良い。
パネルドライバ15bは、映像信号処理部14から受取った映像信号(画像データ)に基づいて、液晶パネル15aにおける各画素電極の電圧を調整する。より具体的には、パネルドライバ15bは、新たな1フレーム分の画像のデータが得られた後、この画像のデータに従って、各行について(本実施例では、上の行から順に)一定の方向(本実施例では、左側から右側)に向かって、各画素電極の電圧を逐次設定する(なお本願では、このような動作を「走査」と称する)。
これにより、液晶パネル15aの裏側からバックライトが照らされれば、液晶パネル15aの表示領域に画像が表示されることとなる。また各フレームの走査は、表示領域における段に着目すると、「第1段」における各行の走査から始まり、「第2段」の各行の走査を経て、「第3段」の各行の走査が完了したときに、完結することになる。
またバックライトユニット16は、LEDコントローラ61、LEDドライバ5(図3に示すように、LEDドライバ5a〜LEDドライバ5iの計9個)、LED62(図3に示すように、R1〜R9、G1〜G9、B1〜B9の計27個)、およびLED実装基板63などを備えている。
LEDコントローラ61は、映像信号処理部14から受取った映像信号(画像データ)に基づいて、LED62の点灯を制御するための点灯制御情報を生成する。本実施例の場合、点灯制御情報は、LED62の点灯/消灯に係るPWM信号の内容(デューティ比、周期、および位相、或いはこれらの一部)を定める、例えば12ビットの情報となっている。なおLEDコントローラ61は、詳しくは後述するが、クロック信号(パルスを有する信号)、データ信号(各種情報を乗せた信号)、およびモード信号(各LEDドライバ5の動作態様を決める信号)の各種信号を送出することにより、点灯制御情報を、予め選出したLEDドライバ5に対して送出する。なおモード信号は、HレベルまたはLレベルの状態をとる継続的に送出される信号であり、どの状態であるかに応じて、各LEDドライバ5の動作態様が定まることになる。
またバックライトユニット16における各部の接続態様は、図3に示す通りとなっている。図3に示すように、LEDコントローラ61は、各LEDドライバ5に、各種信号を供給可能とするための端子(61a〜61c)を備えている。端子61aからはクロック信号が、端子61bからはデータ信号が、端子61cからはモード信号が、それぞれ送出されるようになっている。
そして端子61aには、各LEDドライバ5がカスケード接続(端子61aに近い側から、LEDドライバ5a、LEDドライバ5b、・・・LEDドライバ5iの順に、直列的に接続)されている。このカスケード接続によって形成された信号伝送ラインを、以下、「第1カスケードライン」と称する。第1カスケードラインにより、端子61aから送出されたクロック信号は、各LEDドライバ5に届くこととなる。
また端子61bにも、第1カスケードラインとは別に、各LEDドライバ5が同様にカスケード接続(端子61bに近い側から、LEDドライバ5a、LEDドライバ5b、・・・LEDドライバ5iの順に、直列的に接続)されている。このカスケード接続によって形成された信号伝送ラインを、以下、「第2カスケードライン」と称する。第2カスケードラインにより、端子61bから送出されたデータ信号は、各LEDドライバ5に届くこととなる。
なお本願では、カスケードラインにおいて、信号の送出元(ここでは、LEDコントローラ61)に近い側を「上流側」、遠い側を「下流側」と称する。各カスケードラインでは、上流側から下流側に向けて、信号が伝送されることになる。また端子61cには、各LEDドライバ5が直接的に接続されており、各LEDドライバ5にモード信号が与えられる。
LEDドライバ5は、1個または複数個のLEDがそれぞれに接続される、3個(1〜3ch)の制御チャンネルを有している。そしてLEDドライバ5は、予め自身に有効に設定されている(換言すれば、後述するデータラッチ部56に記憶されている)点灯制御情報に従って、各制御チャンネルに接続されているLED62を点灯させる。ここで、LEDドライバ5の構成について、以下に説明する。
図4は、LEDドライバ5の構成図である。本図に示すようにLEDドライバ5は、他の装置との接続に用いられる端子(51a〜51e)、情報処理部52、パルス監視部53、イネーブル設定部54、情報取得部55、データラッチ部56、PWM信号生成部57、およびLED接続端子58などを備えている。なお、データラッチ部56より後段側の各部は、1〜3chの各制御チャンネルに対応するように、3系列分が備えられている。
端子51aは、外部からクロック信号を受取るための端子である。また端子51aは、パルス監視部53を介して、端子51bに接続されている。これによりLEDドライバ5は、クロック信号を受取った後、端子51bを通じて、外部に転送することが可能となっている。
本実施例では、これらの端子(51a、51b)は、先述した第1カスケードラインの形成に用いられる。すなわち端子51aは、上流側直近に位置するLEDドライバ5の端子51bに接続される。ただし、上流側直近にLEDコントローラ61が位置する場合は、端子51aは端子61aに接続される。また最下流のLEDドライバ5の端子51bは、LEDコントローラ61に接続され、信号を帰還させるようになっている。
端子51cは、外部からデータ信号を受取るための端子である。また端子51cは、端子51dに接続されている。これによりLEDドライバ5は、データ信号を受取った後、端子51dを通じて、外部に転送することが可能となっている。
本実施例では、これらの端子(51c、51d)は、先述した第2カスケードラインの形成に用いられる。すなわち端子51cは、上流側直近に位置するLEDドライバ5の端子51dに接続される。ただし、上流側直近にLEDコントローラ61が位置する場合は、端子51cは端子61bに接続される。また最下流のLEDドライバ5の端子51dは、LEDコントローラ61に接続され、信号を帰還させるようになっている。
端子51eは、外部からモード信号を受取るための端子である。また端子51eは、情報処理部52に接続されている。本実施例では、この端子51eは、LEDコントローラ61の端子61cに接続される。これにより、情報処理部52(情報処理部52における各部53〜55)は、LEDコントローラ61からモード信号を受取ることが可能となっている。
情報処理部52は、パルス監視部53、イネーブル設定部54、および情報取得部55から成っており、外部から(本実施例では、LEDコントローラ61から)与えられる情報を処理する。
パルス監視部53は、端子51aと端子51bの間(第1カスケードラインの一部)に設置されており、上流側から伝送されるクロック信号を監視する。そしてパルス監視部53は、モード信号の状態が切替る度に、クロック信号における最初のパルス(モード信号の状態が切替った後に最初に到来したパルス)を検出すると、当該パルスが到来した旨を、イネーブル設定部54および情報取得部55に報知する。
またパルス監視部53は、上流側から伝送されるクロック信号を下流側に転送するようになっているが、その際、最初のパルスをキャンセル(除去)させる処理(以下、「キャンセル処理」と称する)を行う。
このキャンセル処理により、クロック信号に含まれるパルスは、1個のLEDドライバ5(パルス監視部53)を通過する度に、先頭から順に1パルス分ずつキャンセルされるようになっている。ただし後述するように、モード信号がLレベルであり、かつ、イネーブル状態でないときに限っては、パルス監視部53は、伝送されてきたクロック信号をそのまま下流側にスルーさせ、キャンセル処理を実行しないようになっている。
なおパルス監視部53は、第1カスケードラインの導通/非導通を切替えるスイッチを有しており、モード信号が切替ったときに当該スイッチを非導通の状態とし、最初のパルスの立ち下がりを検出したときに、当該スイッチを導通の状態とするようになっている。これにより、上述したキャンセル処理が実現されることとなる。ただしこれは一例であって、他の形態となっていても構わない。
イネーブル設定部54は、伝送されてくるイネーブル情報に応じて、自身の属するLEDドライバ5をイネーブル状態(点灯制御情報の取得が可能な状態)に設定する。情報取得部55は、上流側から伝送されてくる点灯制御情報を取得し、データラッチ部56に送出する。
データラッチ部56は、点灯制御情報を記憶(ラッチ)する。データラッチ部56に記憶されることで、点灯制御情報は、LEDの点灯状態に反映される(つまりLEDドライバ5に有効に設定される)ものとなる。またデータラッチ部56は、情報取得部55から点灯制御情報を受取ったときは、現在記憶している点灯制御情報を、受取った点灯制御情報に更新する。
PWM信号生成部57は、LEDコントローラ61から伝送されるPWMクロック信号を用い、有効に設定されている点灯制御情報に従って、PWM信号(HレベルとLレベルが、予め定められたデューティ比で交互に現れる信号)を生成し、対応する系列の後段側に出力する。本実施例の場合は、有効に設定されている点灯制御情報が表すデューティ比に従って(Hレベルの期間とLレベルの期間の比が、当該デューティ比となるように)、PWM信号が生成される。なお有効に設定されている点灯制御情報が更新されたときは、その更新された時点から、新たな点灯制御情報に従ったPWM信号の生成が開始される。
またPWM信号がHレベルである期間では、対応する制御チャンネルのLED接続端子58に接続されたLEDに所定量の電流が流れ、当該LEDは点灯(発光)する。一方、PWM信号がLレベルである期間では、このような電流は流れず、対応する制御チャンネルのLED接続端子58に接続されたLEDは消灯する。
なお各LED接続端子58には、LEDドライバ5の定格の範囲内で、1個だけでなく、複数個のLEDを接続させることも可能である。また制御チャンネルの数や各種信号の方式などは、上述したものに限られず、種々の態様とすることが可能である。また1個のLEDドライバ5は、1個のICチップとして形成されることが想定されているが、他の態様で形成されていても構わない。
図1に戻り、LED62は、例えばLEDチップとして形成されており、LED実装基板63の実装面に配置され、液晶パネル15aに対するバックライトの光源として機能するものである。またLED実装基板63は、その実装面が液晶パネル15aに向くように、液晶パネル15aの裏側に取り付けられる。
なおLED62は、図3に示すように、赤に発光するもの(図中に「R」で表記されているもの)、緑に発光するもの(図中に「G」で表記されているもの)、および青に発光するもの(図中に「B」で表記されているもの)が設けられている。また同じく図3に示すように、各LED62は、何れかのLEDドライバ5における何れかの制御チャンネルに接続されている。例えば、赤に発光する「R1」のLED62は、LEDドライバ5aの1CHに接続されている。
また図5に示すように、LED62は、R(赤)G(緑)B(青)の各色に発光するものが集結したLEDユニットを形成するように、LED実装基板63に配置されている。各LEDユニットは、RGB各色の光を発することにより、全体としてほぼ白色に発光する。
そして各LEDユニットは、先述した各段(第1段から第3段の各々)の何れかに対応するように(つまり画像の表示方向に見たとき、各LEDユニットが、何れかの段に重なるように)、ほぼ等間隔に配置されている。これにより、LEDユニットの発光状態が変動すれば、この変動の影響は主として、そのLEDユニットに対応している段での画像の表示状態に及ぶこととなる。
次に、LEDコントローラ61、および各LEDドライバ5における情報処理部52の動作内容について、図6に示すフローチャートを参照しながら説明する。なおLEDコントローラ61には、各LEDドライバ5に何れのLED62が接続されているか(対応しているか)を表す情報や、各LED62がどの段に対応しているかを表す情報が、予め登録されている。
まずLEDコントローラ61の動作内容について説明する。LEDコントローラ61は、何れかのLEDドライバ5に対して点灯制御情報を送出すべきタイミングが、到来したかを監視する(ステップS11)。なお、点灯制御情報を送出すべきタイミングの決定手法については、後に設けた[点灯制御情報を送出するタイミング等について]の欄で、より詳細に説明する。またこの時点では、LEDコントローラ61は、Lレベルのモード信号を送出している。
そして当該タイミングの到来が検出されたら(ステップS11のY)、LEDコントローラ61は、各情報処理部52の動作態様を切替えるため、送出しているモード信号をHレベルに設定する(ステップS12)。
その後LEDコントローラ61は、各LEDドライバ5のうち、有効に設定されている点灯制御情報を更新すべきものを選出し、この選出したLEDドライバ5をイネーブル状態とするための、イネーブル情報を送出する(ステップS13)。より具体的には、LEDコントローラ61は、LEDドライバ5の個数分のパルス(前からn番目のパルスは、上流側からn番目のLEDドライバ5に対応している)を有するクロック信号と、それぞれのパルスに対応したLEDドライバ5のイネーブル情報(イネーブル状態とするか否かを表す情報)が、そのパルスに同期するように配置されたデータ信号を送出する。
なおこのときのデータ信号は、HレベルまたはLレベルの状態をとり、Hレベルの場合は「ON」(イネーブル状態とする)を表し、Lレベルの場合は「OFF」(イネーブル状態にしない)を表す。
なお一例として、第1段と第2段に対してイネーブル情報を「ON」とし、第3段に対して「OFF」とする場合、クロック信号、およびデータ信号についてのタイミングチャートは、図7(モード信号がHレベルである区間)に示す通りである。本図に示すように、クロック信号は、9個(LEDドライバ5の個数)分のパルスを有し、データ信号は、第1段と第2段に対応したLEDドライバ(5a〜5f)に対応する箇所はHレベルとなり、他のLEDドライバ(5g〜5i)に対応する箇所はLレベルとなる。
イネーブル情報を送出した後、LEDコントローラ61は、各情報処理部52の動作態様を切替えるため、端子61cから出力しているモード信号をLレベルに設定する(ステップS14)。そしてLEDコントローラ61は、イネーブル状態とした(イネーブル情報を「ON」とした)LEDドライバ5のみに対して、点灯制御情報を生成して送出する(ステップS15)。
より具体的には、LEDコントローラ61は、イネーブル状態としたLEDドライバ5の個数分のパルス(前からn番目のパルスは、イネーブル状態としたLEDドライバ5のうちの、上流側からn番目のものに対応している)を有するクロック信号と、それぞれのパルスに対応したLEDドライバ5に対する点灯制御情報が、そのパルスに同期するように配置されたデータ信号を生成して送出する。
なお、この場合のデータ信号は、イネーブル状態とした各LEDドライバ5に対する点灯制御情報が配置された情報(制御情報群)を示し、クロック信号は、制御情報群における何れの箇所が、各LEDドライバ5に対する点灯制御情報に対応しているかを表す情報(対応情報)を示していると見ることもできる。
また、このときのクロック信号、およびデータ信号についてのタイミングチャートは、図7(モード信号がLレベルである区間)に示す通りである。本図に示すように、クロック信号は、6個(イネーブル状態としたLEDドライバ5の個数)分のパルスを有し、データ信号における各パルスに同期した箇所は、そのパルスに対応した点灯制御情報を表す。
また点灯制御情報が送出された後、LEDコントローラ61の動作内容はステップS11に戻り、同様の動作が繰り返される。つまり、何れかのLEDドライバ5に有効に設定されている点灯制御情報を、更新すべきタイミングが到来する度に、ステップS12〜S15の動作が繰り返される。
次に、情報処理部52の動作内容について説明する。情報処理部52は、モード信号がLレベルからHレベルに遷移するタイミングを監視する(ステップS21)。
情報処理部52は、モード信号がHレベルに遷移したことを検出すると(ステップS21のY)、上流側から伝送されてくるクロック信号およびデータ信号を監視し、イネーブル情報に応じて、自身のLEDドライバ5をイネーブル状態に設定するための動作を行う。(ステップS22)。より具体的には、イネーブル設定部54は、データ信号における、自身から見て最初のパルスに同期した箇所(最初のパルスが到来したタイミングは、パルス監視部53から報知される)の状態を検出する。
なお先述した通り、クロック信号におけるn番目のパルスに同期したデータ信号は、LEDドライバ5のうちの、上流側からn番目のものに対応している。そして更にクロック信号は、LEDドライバ5を一つ通過する度に、最初のパルスがキャンセルされるようになっている。そのため各LEDドライバ5においては、データ信号における、自身から見て最初のパルスに同期した箇所は、自身のLEDドライバ5に対応するイネーブル情報を表していることになる。
例えば図8に示すように、LEDドライバ5a(上流側から1番目)から見れば、クロック信号における1番目のパルスが「最初のパルス」となり、データ信号における当該パルスに同期した箇所が、LEDドライバ5aに対応するイネーブル情報を表している。一方、LEDドライバ5e(上流側から5番目)から見れば、クロック信号における1〜4番目のパルスは既にキャンセルされているから、5番目のパルスが「最初のパルス」となり、データ信号における当該パルスに同期した箇所が、LEDドライバ5eに対応するイネーブル情報を表している。
そしてイネーブル設定部54は、当該検出の結果を、次にモード信号がLレベルからHレベルに遷移するまで記録する。この記録されている情報は、パルス監視部53や情報取得部55にも報知される。これにより、イネーブル情報が「ON」であった場合は、そのLEDドライバ5はイネーブル状態に設定されることとなる。
そしてモード信号がHレベルからLレベルに遷移したとき、イネーブル状態となっていない場合には(ステップS22のN)、そのLEDドライバ5における情報処理部52は、モード信号がLレベルである間、クロック信号およびデータ信号をスルーさせる(ステップS23)。
すなわち、モード信号がLレベルである間には、点灯制御情報を伝送するためのクロック信号やデータ信号が伝送されてくるが(ステップS15を参照)、情報処理部52は、これらの信号に関しては何らかの処理(先述したキャンセル処理を含む)を行うことなく、そのまま下流側にスルーさせる。
一方、モード信号がHレベルからLレベルに遷移したとき、イネーブル状態となっている場合には(ステップS22のY)、そのLEDドライバ5における情報処理部52は、上流側から伝送されてくるクロック信号およびデータ信号を監視し、自身に対応する点灯制御情報を取得するための動作を行う(ステップS24)。
より具体的には、情報取得部55は、データ信号における、自身から見て最初のパルスに同期した箇所(最初のパルスが到来したタイミングは、パルス監視部53から報知される)の状態を検出する。
なお先述した通り、クロック信号におけるn番目のパルスに同期したデータ信号は、イネーブル状態とした情報処理部52のうちの、上流側からn番目のものに対応している。そして更にクロック信号は、イネーブル状態のLEDドライバ5を一つ通過する度に、最初のパルスがキャンセルされる一方、イネーブル状態ではないLEDドライバ5を通過することによっては、このようなキャンセルは実行されない。そのため、情報処理部52においては、データ信号における、自身から見て最初のパルスに同期した箇所は、自身に対応する点灯制御情報を表していることになる。
情報取得部55は、当該検出を行うことにより、自身に対応した点灯制御情報を取得する。そして情報取得部55は、取得した点灯制御情報をデータラッチ部56に記録させ(記録内容を更新させ)、有効に設定されている点灯制御情報を更新する(ステップS25)。これにより各PWM信号生成部57は、以降、更新された点灯制御情報に従ってPWM信号を生成する。
上述した一連の動作により、LEDコントローラ61は、点灯制御情報を生成して送出することで、各LEDドライバ5に接続されたLED62の点灯を制御することが可能となっている。ここで、点灯制御情報の生成や送出の対象は、イネーブル状態とした情報処理部52のみとなっている。また更に、点灯制御情報を取得するための動作を行う情報処理部52は、イネーブル状態に設定されているもののみとなっている。このように、本実施例のバックライトユニット16は、点灯制御情報の生成、送出、および取得に関して、無駄な動作が極力排除されたものとなっている。
なおイネーブル情報および点灯制御情報の送出は、他の態様でなされるようにしても構わない。イネーブル情報の送出については、例えば、LEDコントローラ61が、各イネーブル情報にアドレス情報(一の情報処理部52を他の情報処理部52から識別させる情報であり、予めLEDコントローラ61に記録されている)を付随させたものを、1本のカスケードラインに送出するようにしても良い。この場合、各情報処理部52は、このアドレス情報から自身に対応するイネーブル情報を識別し、取得することができる。またこのようにする場合、先述したキャンセル処理は不要である。また点灯制御情報の送出については、例えば、LEDコントローラ61が、各点灯制御情報に当該アドレス情報を付随させたものを、1本のカスケードラインに送出するようにしても良い。この場合、各情報処理部52は、アドレス情報から自身に対応する点灯制御情報を識別し、取得することができる。またこのようにする場合も、先述したキャンセル処理は不要である。
[実施例2]
次に本発明の実施例2について、テレビ放送受像機(画像表示装置の一態様)を挙げて、以下に説明する。なお本実施例は、バックライトユニット16の構成を除いて、実施例1と基本的に同等である。そこで本実施例の説明にあたっては、重複した説明を省略することがある。本実施例は、制御チャンネルごとに点灯制御情報が設定される点などにおいて、実施例1とは異なっている。
本実施例のバックライトユニット16は、LEDコントローラ61、LEDドライバ5(LEDドライバ5s〜LEDドライバ5uの計3個)、LED62(R1〜R9、G1〜G9、B1〜B9の計27個)、およびLED実装基板63などを備えている。
LEDコントローラ61は、映像信号処理部14から受取った映像信号(画像データ)に基づいて、LED62の点灯を制御するための点灯制御情報を生成する。本実施例の場合、点灯制御情報は、LED62の点灯/消灯に係るPWM信号の内容(デューティ比、周期、および位相、或いはこれらの一部)を定める、例えば12ビットの情報となっている。なおLEDコントローラ61は、詳しくは後述するが、クロック信号(パルスを有する信号)、データ信号(各種情報を乗せた信号)、およびモード信号(各LEDドライバ5の動作態様を決める信号)の各種信号を送出することにより、点灯制御情報を、予めイネーブル状態としたCH別処理部59に対して送出する。なおモード信号は、HレベルまたはLレベルの状態をとる継続的に送出される信号であり、どの状態であるかに応じて、各CH別処理部59の動作態様が定まることになる。
またバックライトユニット16における各部の接続態様は、図9に示す通りとなっている。図9に示すように、LEDコントローラ61は、各LEDドライバ5に、各種信号を供給するための端子(61a〜61c)を備えている。端子61aからはクロック信号が、端子61bからはデータ信号が、端子61cからはモード信号が、それぞれ送出されるようになっている。
また実施例1の場合と同様、端子61aと端子61bには、各LEDドライバ5がカスケード接続される。端子61aに係る信号伝送ラインを「第1カスケードライン」、端子61bに係る信号伝送ラインを「第2カスケードライン」と称する。そして詳しくは後述するが、各LEDドライバ5内においては、複数のCH別処理部59が当該カスケードラインに接続されている。各LEDドライバ5におけるCH別処理部59を全体的に見て、より信号の送出元(ここでは、LEDコントローラ61)に近い位置に配置されたCH別処理部59を、上流側のCH別処理部59とする。また端子61cには、各LEDドライバ5が直接的に接続されている。
LEDドライバ5は、1個または複数個のLEDがそれぞれに接続される複数個の制御チャンネルを有している。具体的には、LEDドライバ5sとLEDドライバ5tは、12個(1〜12ch)の制御チャンネルを有しており、LEDドライバ5uは、3個(1〜3ch)の制御チャンネルを有している。そしてLEDドライバ5は、予め自身に有効に設定されている(換言すれば、後述するデータラッチ部56に記憶されている)点灯制御情報に従って、各制御チャンネルに接続されているLED62を点灯させる。ここで、LEDドライバ5の構成について、以下に説明する。
図10は、LEDドライバ5の構成図である。本図に示すようにLEDドライバ5は、他の装置との接続に用いられる端子(51a〜51e)、データラッチ部56、PWM信号生成部57、LED接続端子58、およびCH別処理部59などを備えている。なお各部(56〜59)は、自身が有する各制御チャンネルに対応するように、N系列分(LEDドライバ5sとLEDドライバ5tについては12系列分、LEDドライバ5uについては3系列分)が備えられている。
端子51aは、外部からクロック信号を受取るための端子である。また端子51aは、パルス監視部53を介して、端子51bに接続されている。これによりLEDドライバ5は、クロック信号を受取った後、端子51bを通じて、外部に転送することが可能となっている。
本実施例では、これらの端子(51a、51b)は、第1カスケードラインの形成に用いられる。すなわち端子51aは、上流側直近に位置するLEDドライバ5の端子51bに接続される。ただし、上流側直近にLEDコントローラ61が位置する場合は、端子51aは端子61aに接続される。また最下流のLEDドライバ5の端子51bは、LEDコントローラ61に接続され、信号を帰還させるようになっている。
端子51cは、外部からデータ信号を受取るための端子である。また端子51cは、端子51dに接続されている。これによりLEDドライバ5は、データ信号を受取った後、端子51dを通じて、外部に転送することが可能となっている。
本実施例では、これらの端子(51c、51d)は、先述した第2カスケードラインの形成に用いられる。すなわち端子51cは、上流側直近に位置するLEDドライバ5の端子51dに接続される。ただし、上流側直近にLEDコントローラ61が位置する場合は、端子51cは端子61bに接続される。また最下流のLEDドライバ5の端子51dは、LEDコントローラ61に接続され、信号を帰還させるようになっている。
端子51eは、外部からモード信号を受取るための端子である。また端子51eは、CH別処理部59に接続されている。本実施例では、この端子51eは、LEDコントローラ61の端子61cに接続される。これにより、CH別処理部59(CH別処理部59における各部53〜55)は、LEDコントローラ61からモード信号を受取ることが可能となっている。
CH別処理部59は、実施例1の情報処理部52と同等の機能を有するものであり、自身が有する制御チャンネルごとに設けられている。なお図10に示すように、各CH別処理部59は、各カスケードラインに接続されており、上流側から下流側に向かって、1〜Nchに対応するものが順に配列されている。図11に、CH別処理部59の構成図を示す。本図に示すように、CH別処理部59は、パルス監視部53、イネーブル設定部54、情報取得部55などを備えている。
パルス監視部53は、上流側のCH別処理部59におけるパルス監視部53(自身が最上流側の場合は、端子51a)と、下流側のCH別処理部59におけるパルス監視部53(自身が最下流側の場合は、端子51b)の間に設置されており、上流側から伝送されるクロック信号を監視する。そしてパルス監視部53は、モード信号の状態が切替る度に、クロック信号における最初のパルス(モード信号の状態が切替った後に最初に到来したパルス)を検出すると、当該パルスが到来した旨を、イネーブル設定部54および情報取得部55に報知する。
またパルス監視部53は、上流側から伝送されるクロック信号を下流側に転送するようになっているが、その際、最初のパルスをキャンセルさせる処理(キャンセル処理)を行う。ただし後述するように、モード信号がLレベルであり、かつ、イネーブル状態でないときに限っては、パルス監視部53は、伝送されてきたクロック信号をそのまま下流側にスルーさせ、キャンセル処理を実行しないようになっている。
なおパルス監視部53は、第1カスケードラインの導通/非導通を切替えるスイッチを有しており、モード信号が切替ったときに当該スイッチを非導通の状態とし、最初のパルスの立ち下がりを検出したときに、当該スイッチを導通の状態とするようになっている。これにより、上述したキャンセル処理が実現されることとなる。ただしこれは一例であって、他の形態となっていても構わない。
イネーブル設定部54は、伝送されてくるイネーブル情報に応じて、自身の属するCH別処理部59をイネーブル状態(点灯制御情報の取得が可能な状態)に設定する。情報取得部55は、上流側から伝送されてくる点灯制御情報を取得し、データラッチ部56に送出する。
データラッチ部56は、点灯制御情報を記憶(ラッチ)する。データラッチ部56に記憶されることで、点灯制御情報は、LEDの点灯状態に反映される(つまり、有効に設定される)ものとなる。またデータラッチ部56は、情報取得部55から点灯制御情報を受取ったときは、現在記憶している点灯制御情報を、受取った点灯制御情報に更新する。
PWM信号生成部57は、LEDコントローラ61から伝送されるPWMクロック信号を用い、有効に設定されている点灯制御情報に従って、PWM信号(HレベルとLレベルが、予め定められたデューティ比で交互に現れる信号)を生成し、対応する系列の後段側に出力する。本実施例の場合は、有効に設定されている点灯制御情報が表すデューティ比に従って(Hレベルの期間とLレベルの期間の比が、当該デューティ比となるように)、PWM信号が生成される。なお有効に設定されている点灯制御情報が更新されたときは、その更新された時点から、新たな点灯制御情報に従ったPWM信号の生成が開始される。
またPWM信号がHレベルである期間では、対応する制御チャンネルのLED接続端子58に接続されたLEDに所定量の電流が流れ、当該LEDは点灯(発光)する。一方、PWM信号がLレベルである期間では、このような電流は流れず、対応する制御チャンネルのLED接続端子58に接続されたLEDは消灯する。
なお各LED接続端子58には、LEDドライバ5の定格の範囲内で、1個だけでなく、複数個のLEDを接続させることも可能である。また制御チャンネルの数や各種信号の方式などは、上述したものに限られず、種々の態様とすることが可能である。また1個のLEDドライバ5は、1個のICチップとして形成されることが想定されているが、他の態様で形成されていても構わない。
次に、LEDコントローラ61、および各LEDドライバ5におけるCH別処理部59の動作内容について、図12に示すフローチャートを参照しながら説明する。なおLEDコントローラ61には、各LEDドライバ5の各制御チャンネルに何れのLED62が接続されているか(対応しているか)を表す情報や、各LED62がどの段に対応しているかを表す情報が、予め登録されている。
まずLEDコントローラ61の動作内容について説明する。LEDコントローラ61は、何れかのCH別処理部59(制御チャンネル)に対して点灯制御情報を送出すべきタイミングが、到来したかを監視する(ステップS31)。なお、点灯制御情報を送出すべきタイミングの決定手法については、後に設けた[点灯制御情報を送出するタイミング等について]の欄で、より詳細に説明する。またこの時点では、LEDコントローラ61は、Lレベルのモード信号を送出している。
そして当該タイミングの到来が検出されたら(ステップS31のY)、LEDコントローラ61は、各CH別処理部59の動作態様を切替えるため、送出しているモード信号をHレベルに設定する(ステップS32)。
その後LEDコントローラ61は、各CH別処理部59のうち、有効に設定されている点灯制御情報を更新すべきものを選出し、この選出したCH別処理部59をイネーブル状態とするための、イネーブル情報を送出する(ステップS33)。より具体的には、LEDコントローラ61は、CH別処理部59の個数分のパルス(前からn番目のパルスは、上流側から数えてn番目のCH別処理部59に対応している)を有するクロック信号と、それぞれのパルスに対応したCH別処理部59のイネーブル情報(イネーブル状態とするか否かを表す情報)が、そのパルスに同期するように配置されたデータ信号を送出する。
なおこのときのデータ信号は、HレベルまたはLレベルの状態をとり、Hレベルの場合は「ON」(イネーブル状態とする)を表し、Lレベルの場合は「OFF」(イネーブル状態としない)を表す。
なお一例として、第1段と第2段に対してイネーブル情報を「ON」とし、第3段に対して「OFF」とする場合、クロック信号、およびデータ信号についてのタイミングチャートは、図13(モード信号がHレベルである区間)に示す通りである。本図に示すように、クロック信号は、27個(全LEDドライバ5にわたるCH別処理部59の個数)分のパルスを有し、データ信号は、第1段と第2段に対応したCH別処理部59に対応する箇所はHレベルとなり、他のCH別処理部59に対応する箇所はLレベルとなる。
イネーブル情報を送出した後、LEDコントローラ61は、各CH別処理部59の動作態様を切替えるため、端子61cから出力しているモード信号をLレベルに設定する(ステップS34)。そしてLEDコントローラ61は、イネーブル状態とした(イネーブル情報を「ON」とした)CH別処理部59のみに対して、点灯制御情報を生成して送出する(ステップS35)。
より具体的には、LEDコントローラ61は、イネーブル状態としたCH別処理部59の個数分のパルス(前からn番目のパルスは、イネーブル状態したCH別処理部59のうちの、上流側からn番目のものに対応している)を有するクロック信号と、それぞれのパルスに対応したCH別処理部59に対する点灯制御情報が、そのパルスに同期するように配置されたデータ信号を生成して送出する。
なお、この場合のデータ信号は、イネーブル状態とした各CH別処理部59に対する点灯制御情報が配置された情報(制御情報群)を示し、クロック信号は、制御情報群における何れの箇所が、各CH別処理部59に対する点灯制御情報に対応しているかを表す情報(対応情報)を示していると見ることもできる。
また、このときのクロック信号、およびデータ信号についてのタイミングチャートは、図13(モード信号がLレベルである区間)に示す通りである。本図に示すように、クロック信号は、18個(イネーブル状態としたCH別処理部59の個数)分のパルスを有し、データ信号における各パルスに同期した箇所は、そのパルスに対応した点灯制御情報を表す。
また点灯制御情報が送出された後、LEDコントローラ61の動作内容はステップS31に戻り、同様の動作が繰り返される。つまり、何れかのCH別処理部59に有効に設定されている点灯制御情報を、更新すべきタイミングが到来する度に、ステップS32〜S35の動作が繰り返される。
次に、CH別処理部59の動作内容について説明する。CH別処理部59は、モード信号がLレベルHレベルに遷移するタイミングを監視する(ステップS41)。
CH別処理部59は、モード信号がHレベルに遷移したことを検出すると(ステップS41のY)、上流側から伝送されてくるクロック信号およびデータ信号(イネーブル情報)を監視し、イネーブル情報に応じて、自身をイネーブル状態に設定するための動作を行う。(ステップS42)。より具体的には、イネーブル設定部54は、データ信号における、自身から見て最初のパルスに同期した箇所(最初のパルスが到来したタイミングは、パルス監視部53から報知される)の状態を検出する。これにより、自身に対応するイネーブル情報が検出されることとなる。
そしてイネーブル設定部54は、当該検出の結果を、次にモード信号がLレベルからHレベルに遷移するまで記録する。この記録されている情報は、パルス監視部53や情報取得部55にも報知される。これにより、自身に対応するイネーブル情報が「ON」であった場合は、CH別処理部59はイネーブル状態に設定されることとなる。
そしてモード信号がHレベルからLレベルに遷移したとき、イネーブル状態となっていない場合には(ステップS42のN)、情報処理部52は、モード信号がLレベルである間、クロック信号およびデータ信号をスルーさせる(ステップS43)。
すなわち、モード信号がLレベルである間には、点灯制御情報を伝送するためのクロック信号やデータ信号が伝送されてくるが(ステップS15を参照)、CH別処理部59は、これらの信号に関しては何らかの処理(先述したキャンセル処理を含む)を行うことなく、そのまま下流側にスルーさせる。
一方、モード信号がHレベルからLレベルに遷移したとき、イネーブル状態となっている場合には(ステップS42のY)、CH別処理部59は、上流側から伝送されてくるクロック信号およびデータ信号を監視し、自身に対応する点灯制御情報を取得するための動作を行う(ステップS44)。
より具体的には、情報取得部55は、データ信号における、自身から見て最初のパルスに同期した箇所(最初のパルスが到来したタイミングは、パルス監視部53から報知される)の状態を検出する。これにより、自身に対応した点灯制御情報が検出されることとなる。
そして情報取得部55は、当該検出を通じて取得した点灯制御情報をデータラッチ部56に記録させ(記録内容を更新させ)、有効に設定されている点灯制御情報を更新する(ステップS45)。これにより各PWM信号生成部57は、以降、更新された点灯制御情報に従ってPWM信号を生成する。
上述した一連の動作により、LEDコントローラ61は、点灯制御情報を生成して送出することで、各LEDドライバ5に接続されたLED62の点灯を制御することが可能となっている。ここで、点灯制御情報の生成や送出の対象は、イネーブル状態としたCH別処理部59のみとなっている。
また更に、点灯制御情報を取得するための動作を行うCH別処理部59は、イネーブル状態に設定されているもののみとなっている。このように、本実施例のバックライトユニット16は、点灯制御情報の生成、送出、および取得に関して、無駄な動作が極力排除されたものとなっている。また実施例2で示されているように、バックライトユニット16は、制御チャンネルの数が異なるLEDドライバ5(ここでは、12個を有するものと3個を有するもの)が混在していても、正常に機能する。つまり、バックライトユニットの設計にあたっては、LEDドライバの制御チャンネルの数を、意識する必要がないようになっている。
またCH別処理部59には、動作実行のON/OFFを切替える動作スイッチが設けられている。CH別処理部59は、動作スイッチが「ON」であるときは、上述した動作を行う一方、「OFF」であるときは、上述した動作を行わない(キャンセル処理も行われず、クロック信号はスルーされる)ようになっている。
これにより、制御チャンネルの一部または全部にLEDが接続されない場合には、その制御チャンネルに対応する動作スイッチを「OFF」とすることにより、不必要な動作を抑えることが可能となっている。動作スイッチは、外部から所定信号が与えられたときに切替えられる。ただしその他、例えば、その制御チャンネルへのLED接続の有無が自動的に判別され、この判別結果に応じて切替られるようになっていても良い。
なおイネーブル情報および点灯制御情報の送出は、他の態様でなされるようにしても構わない。イネーブル情報の送出については、例えば、LEDコントローラ61が、各イネーブル情報にアドレス情報(一のCH別処理部59を他のCH別処理部59から識別させる情報であり、予めLEDコントローラ61に記録されている)を付随させたものを、1本のカスケードラインに送出するようにしても良い。この場合、各CH別処理部59は、このアドレス情報から自身に対応するイネーブル情報を識別し、取得することができる。またこのようにする場合、先述したキャンセル処理は不要である。また点灯制御情報の送出については、例えば、LEDコントローラ61が、各点灯制御情報に当該アドレス情報を付随させたものを、1本のカスケードラインに送出するようにしても良い。この場合、CH別処理部59は、アドレス情報から自身に対応する点灯制御情報を識別し、取得することができる。またこのようにする場合も、先述したキャンセル処理は不要である。
[点灯制御情報を送出するタイミング等について]
上述したように、各実施例のLEDコントローラ61は、何れかのLEDドライバ5(或いは、CH別処理部59)に点灯制御情報を送出すべきタイミングが到来すると(ステップS11、S31を参照)、必要な点灯制御情報を生成して送出するようになっている(ステップS12〜S15、S32〜S35を参照)。ここで、点灯制御情報を送出するタイミング等は、一例として、以下に説明する通りとなっている。
液晶パネルにおいては、一または連続する複数の行(先述した「段」に相当)に対応するバックライト(LED)は、これらの行における走査の状況に合わせて(例えば、当該走査が完了し、これらの行における光の透過度合の調整が完了したタイミングを基準にして)、まとまって点灯することが好ましい。このように、バックライトの点灯が、一または複数の行単位で制御されるようになっていれば、黒画面挿入の効果をできるだけ維持させ(見掛け上のスキャン解像度を極力落とさず)、表示される動画の解像度を向上させることが容易となるためである。
そこでLEDコントローラ61は、このようなバックライトの点灯を実現させるため、各フレームの、第1段の走査に合わせたタイミング(例えば、第1段に属する全ての行の走査が完了した時点から、所定時間が経過したタイミング)で、第1段に対応する点灯制御情報を送出する。また同じくLEDコントローラ61は、第2段の走査に合わせたタイミングで、第2段に対応する点灯制御情報を送出し、第3段の走査に合わせたタイミングで、第3段に対応する点灯制御情報を送出する。
なおLEDコントローラ61には、先述した通り、映像信号処理部14から継続的に同期信号や表示用クロック信号(画像データの一部であり、画像表示のタイミングを表す情報)が送出される。これによりLEDコントローラ61は、各段の走査が完了するタイミング等を検出することが可能である。そのためLEDコントローラ61は、これらの信号を監視し、上述したような点灯制御情報の送出が可能である。
なお各実施例では、点灯制御情報は、LEDの点灯に係るPWM信号の内容を定めるものであるが、LEDの点灯に関わる他の内容を表すものであっても構わない。
[LEDが削減される場合の対応について]
LEDを用いたバックライトユニットにおいては、製品の仕様変更(例えば、表示画面の小型化)等によって、必要となるLEDの個数が、現在の仕様のものより減少することがある。そしてこの場合、設計工数などを抑えるため、既に仕様が確立されているバックライトユニットをベースにし(例えば、LED実装基板や配線などの仕様をそのまま流用し)、これに設けられているLEDの一部を削減することにより、新たな仕様のバックライトユニットの作成が試みられることがある。
この点、上述した各実施例に係るバックライトユニット16が用いられていれば、このような事態にも、容易に対応することが可能となる。その理由について、具体的事例を挙げて、以下に説明する。
本事例では、実施例2に係るバックライトユニット16(LEDが図5に示すように配置されているものであり、便宜的に「現仕様品」と称する)をベースにし、各段の左側のLEDユニット(R1、G1、B1、R4、G4、B4、R7、G7、およびB7に係るLED62)が削減されたバックライトユニット(LEDが図14に示すように配置されるものであり、便宜的に「新仕様品」と称する)が作成されるとする。なおこのとき、新仕様品における各部の接続関係は、図15に示す通りとなる。
この場合、現仕様品について、各段の左側のLEDユニットの設置を省略するとともに、LEDコントローラ61やLEDドライバ5に比較的簡易な処置を施すだけで、新仕様品が実現される。当該処置としては、LEDコントローラ61については、省略したLEDに対応する制御チャンネルにイネーブル情報や点灯制御情報を送出しないようにされる。例えば、LEDコントローラ61に登録されているLEDや制御チャンネルに関する情報のうち、省略したLEDに関わるものが抹消される。またLEDドライバ5に対しては、省略したLEDに対応する制御チャンネルのCH別処理部59について、動作スイッチが「OFF」に設定される。
この新仕様品によれば、現仕様品でなされる動作と同等の動作(すなわち、ステップS31〜S35、ならびにS41〜S45の動作)によって、各LEDの点灯状態を制御することができる。なお、例えば図7のタイミングチャートに示す通りに各LED62を点灯させるケースでは、モード信号、クロック信号、およびデータ信号のタイミングチャートは、図16に示す通りとなる。
図16に示すように、タイミングTaが到来したときに(ステップS11のY)、モード信号がHレベルとなり(ステップS12)、イネーブル情報(クロック信号とデータ信号)が送出される(ステップS13)。このときクロック信号においては、LEDが接続された制御チャンネルのみに対応したパルスが含まれ、LEDが接続されていない制御チャンネルに対応したパルスは含まれない。そしてデータ信号においては、第1段と第2段に対応し、かつ、LEDが接続されている制御チャンネル(LEDドライバ5sの4〜9chと、LEDドライバ5tの1〜6ch)に対応したパルスに同期してHレベルとなり、他のパルスに同期してLレベルとなる。
その後、モード信号がLレベルとなり(ステップS14)、点灯制御情報(クロック信号とデータ信号)が送出される(ステップS15)。このときクロック信号においては、LEDが接続され、かつ、イネーブル状態とした制御チャンネルのみに対応したパルスが含まれ、LEDが接続されていない制御チャンネルに対応したパルスは含まれない。そしてデータ信号においては、第1段に対応し、かつ、LEDが接続されている制御チャンネル(LEDドライバ5sの4〜9ch)に対応したパルスに同期してHレベルとなり、他のパルスに同期してLレベルとなる。
一方、各LEDドライバ5における、動作スイッチが「OFF」であるCH別処理部59は、クロック信号を常時スルーさせるようになっている。従って、動作スイッチが「ON」である各CH別処理部59から見れば、自身にパルスが到来したタイミングで、データ信号は、自身に対応したイネーブル情報あるいは点灯制御情報を表すようになっている。そのため、各CH別処理部59は、イネーブル情報や点灯制御情報を適切に取得することが可能であり、ひいては、設定されている点灯制御情報を正しく(LEDコントローラ61の指示通りに)更新させることが可能となっている。
ここで、現仕様品をベースにして新仕様品が作成される場合の、LED配置の他の変更例(不均等ピッチの状態とする場合)を、図17および図18を参照して説明する。図17は、現仕様品におけるLEDの配置状態を表している。図17に示すように、現仕様品では、液晶パネル15aの表示領域全体に満遍なくバックライトを供給するべく、LED実装基板63における当該表示領域と重なる範囲を、全体的にカバーするようにLEDが配置されている。
このような状況において、新仕様品では、LED実装基板63における当該表示領域と重なる範囲が、図17の破線で示す範囲になるとする。この場合、左右両端の一列分のLEDユニットは、表示領域へのバックライトの供給に殆ど寄与しなくなるため、不要となる。
そこでこの場合は、新仕様品におけるLEDの配置状態は、図18に示すように変更される。すなわち、左右両端の一列分のLEDユニットは配置が省略され、全体的なLEDの個数が削減される。これにより、LEDの無駄を生じることなく、更に現仕様品のLED実装基板63を流用して、新仕様品を実現させることが可能となる。また先に説明したように、このようにして作成される新仕様品であっても、現仕様品の場合と同様に、省略されたLEDに関する点灯制御情報(ダミーデータ等)が送出されるといった無駄な動作を、抑えることが可能である。
[まとめ]
上述したように各実施例に係るテレビ放送受像機1は、液晶パネルユニット15およびバックライトユニット16を備えるとともに、画像のデータを取得して、これらのユニット(15、16)に画像のデータを供給する機能部(制御部10から映像信号処理部14の各部)を備えている。
なお実施例1に係るバックライトユニット16は、複数個のLED62と、LED62のうちの1個または複数個が接続され、得られた点灯制御情報に従って、接続されたLED62を点灯させる複数個のLEDドライバ5と、を備えている。またバックライトユニット16は、LEDドライバ5のうちの何れかを選出し(ステップS11を参照)、選出した各LEDドライバ5に対する点灯制御情報を配置させたデータ信号(制御情報群)を生成する、LEDコントローラ16(点灯制御部)と、LEDコントローラ16にLEDドライバ5の各々をカスケード接続するカスケードライン(第1および第2カスケードライン)と、を備えている。
また当該LEDコントローラ16は、選出した各LEDドライバ5をイネーブル状態とした上で(ステップS12、13を参照)、データ信号と、データ信号における何れの箇所が、各LEDドライバ5に対する点灯制御情報に対応しているかを表すクロック信号(対応情報)と、をカスケードラインに送出する(ステップS14、15を参照)。
また当該LEDドライバ5の各々は、イネーブル状態である場合は、クロック信号に従って、データ信号の中から自身に対する点灯制御情報を取得する動作(取得動作)を実行する一方(ステップS23を参照)、イネーブル状態ではない場合は、取得動作を実行しないようになっている(ステップS25を参照)。
そのため、当該バックライトユニット16によれば、各LEDドライバに点灯制御情報が並列的に伝送される場合に比べ、必要となる信号伝送ラインの数や、信号伝送ラインの形成に必要な端子の数を、極力抑えることが可能となっている。このことから、点灯制御情報を扱う装置をASICによって実現させることも、より容易となっている。
そして更に、当該バックライトユニット16によれば、不必要な動作(イネーブル状態としていないLEDドライバに対し、点灯制御情報を生成・送出する動作や、イネーブル状態となっていないLEDドライバによる、点灯制御情報の取得動作など)の実行を、抑えることが可能となっている。
また実施例2に係るバックライトユニット16では、各LEDドライバ5には、実施例1の情報処理部52とほぼ同等の機能を有するCH別処理部59が、制御チャンネルごとに設けられている。そのため、制御チャンネルごとに点灯制御情報を割り当てることが可能でありながらも、実施例1の場合に準ずる利点を有するものとなっている。
なお実施例2に係るバックライトユニット16によれば、制御チャンネルごとに点灯状態を調節することができる可能である。そのため、点灯状態の自由な調節ができないために不使用とされる制御チャンネル(制御チャンネルの余り)が生じることを、より抑えることが可能となる。
ここで参考のため、LEDが20ライン(行)×10列(よって、計200個)に配置されたバックライトの点灯を、ラインごとに独立して制御するようにした(つまり、ラインごとに独立して点灯制御情報が与えられる)場合に、必要となるLEDドライバや制御チャンネルの個数について、図19を参照して説明する。なおここでは、各LEDドライバは、16個の制御チャンネルを有しており、各制御チャンネルには1個のLEDが接続可能であるとする。
通常のLEDドライバ(制御チャンネルごとに、点灯制御情報を割り当てることが不可)が適用された場合は、図19の上段に示すように、一のLEDドライバで複数ラインを受持つことができない。そのため、ラインごとに2個のLEDドライバが必要となり、計20個(2個×10ライン)ものLEDドライバが必要となる。なお1ラインあたり、12個の制御チャンネルが余るため、全体として120個(12個×10ライン)もの制御チャンネルが余ることになる。
一方、本発明の実施例2に準じたLEDドライバ(制御チャンネルごとに、点灯制御情報を割り当てることが可能)が適用された場合は、図19の下段に示すように、一のLEDドライバが複数ラインを受持つことができる。そのため、必要となるLEDドライバの個数は13個(200個/16ch=12.5個より)で済み、制御チャンネルの余りも、8個(13個×16ch−200個)に抑えることができる。
また、実施例2に係るLEDドライバにおいては、LED制御の自由度の観点からは、一つの制御チャンネルごとに、点灯制御情報が独立して設定されることが望ましいが、必ずしもこのような態様でなくても構わない。例えば、1〜12chの制御チャンネルのうち、1〜3chにおいては点灯制御情報が共通であり、同様に、4〜6ch、7〜9ch、10〜12chにおいても共通となっていても構わない。このような態様であっても、実施例2に係るLEDドライバに準じた効果を得ることが可能である。
なお各実施例においては、バックライトの光源としてLEDを用いたが、他の発光素子(例えば有機ELや半導体レーザなど)を用いるようにしても構わない。この場合、バックライトユニット16においては、LEDドライバ5の代わりに、当該他の発光素子を点灯させるためのドライバ装置(基本的な構成は、LEDドライバ5と同等のもの)が用いられるようにすれば良い。またバックライトの光源であるLEDとしては、RGBの各色のものが適用されていたが、W−LED(単独で白く発光するLED)が適用された場合も、同様に考えることができる。
また、LEDコントローラ61によるイネーブル情報や点灯制御情報の送出は、各情報を表すデータ信号と、データ信号の各箇所と各送出先(情報処理部52やCH別処理部59)の対応関係を表すクロック信号と、の送出によって実現されている。そのため各送出先から見れば、自身に対する情報のみを検出することが、簡潔な動作で実現可能となっている。ただし、イネーブル情報や点灯制御情報の送出は、他の態様でなされるようにしても構わない。
またLEDコントローラ61から各LEDドライバ5に送出される信号としては、先述した各種信号の他、データラッチ部56に点灯制御情報をラッチさせるタイミングを表す信号などが設定されていてもよい。また、各LEDドライバ5において、点灯制御情報の取得に関わるエラーが発生したとき、このエラー発生を示す信号が、LEDコントローラ61に伝送されるようになっていてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこの内容に限定されるものではない。また各実施例において説明した技術的事項は、矛盾のない限り、互いに組み合わせて用いることも可能である。また本発明の実施形態は、本発明の主旨を逸脱しない限り、種々の改変を加えることが可能である。
本発明は、バックライトを用いて画像を表示する画像表示装置などに利用することができる。
1 テレビ放送受像機(画像表示装置)
5 LEDドライバ(ドライバ装置)
10 制御部
11 操作部
12 放送受信部
13 放送信号処理部
14 映像信号処理部
15 液晶パネルユニット
15a 液晶パネル(パネル)
15b パネルドライバ
16 バックライトユニット
61 LEDコントローラ
61a〜61c LEDコントローラに設けられた端子
62 LED(発光素子)
63 LED実装基板
51a〜51e LEDドライバに設けられた端子
52 情報処理部
53 パルス監視部
54 イネーブル設定部
55 情報取得部
56 データラッチ部
57 PWM信号生成部
58 LED接続端子
59 CH別処理部(CH別情報取得部)

Claims (13)

  1. 複数個の発光素子と、
    前記発光素子のうちの1個または複数個が接続され、得られた点灯制御情報に従って、該接続された発光素子を点灯させるドライバ装置と、を備え、
    該発光素子を点灯させることによって、画像を表示するパネルにバックライトを供給するバックライトユニットであって、
    前記ドライバ装置は複数個が設けられており、
    前記ドライバ装置のうちの何れかを選出する動作(「選出動作」とする)を行い、選出した各ドライバ装置に対する点灯制御情報を配置させた制御情報群、を生成する点灯制御部と、
    該点灯制御部に前記ドライバ装置の各々をカスケード接続するカスケードラインと、を更に備え、
    前記点灯制御部は、
    前記選出した各ドライバ装置をイネーブル状態とした上で、
    前記制御情報群と、該制御情報群における何れの箇所が、各ドライバ装置に対する点灯制御情報に対応しているかを表す対応情報と、を前記カスケードラインに送出し、
    イネーブル状態であるドライバ装置の各々は、
    該対応情報に従って、該制御情報群の中から自身に対する点灯制御情報を取得する動作(「取得動作」とする)を実行する一方、
    イネーブル状態ではないドライバ装置の各々は、
    該取得動作を実行しないことを特徴とするバックライトユニット。
  2. 前記点灯制御部は、
    前記各ドライバ装置の動作態様を、第1モードと第2モードとに順に設定する一方、
    第1モードの設定期間においては、
    前記各ドライバ装置のうち、前記選出したものだけをイネーブル状態にするためのイネーブル情報を、前記カスケードラインに送出し、
    第2モードの設定期間においては、
    前記制御情報群および前記対応情報を、前記カスケードラインに送出するものであり、
    前記ドライバ装置の各々は、
    第1モードの設定期間においては、
    前記カスケードラインに送出されたイネーブル情報に応じて、自身をイネーブル状態に設定し、
    第2モードの設定期間においては、
    自身がイネーブル状態である場合には、前記取得動作を実行する一方、
    自身がイネーブル状態ではない場合には、該取得動作を実行しないことを特徴とする請求項1に記載のバックライトユニット。
  3. 第1モードの設定期間において、
    前記点灯制御部は、
    前記ドライバ装置の各々に対応させたパルス(前から順に、より上流側に近いドライバ装置に対応する)を有するクロック信号と;該パルスに対応したドライバ装置をイネーブル状態とするか否かを表す情報が、該パルスに同期するように配置されたデータ信号と;を前記イネーブル情報として、前記カスケードラインに送出するものであり、
    前記ドライバ装置の各々は、
    前記データ信号における、自身から見て最初のパルスに同期した箇所の状態を検出し、該検出の結果に応じて、自身をイネーブル状態に設定する動作、および、該最初のパルスをキャンセルさせる動作、を行うことを特徴とする請求項2に記載のバックライトユニット。
  4. 第2モードの設定期間において、
    前記点灯制御部は、
    イネーブル状態としたドライバ装置の各々に対応させたパルス(前から順に、より上流側に近いドライバ装置に対応する)を有するクロック信号と;該パルスに対応したドライバ装置に対する点灯制御情報が、該パルスに同期するように配置されたデータ信号と;を前記制御情報群および識別情報として、前記カスケードラインに送出するものであり、
    イネーブル状態であるドライバ装置の各々は、
    前記データ信号における、自身から見て最初のパルスに同期した箇所の状態を検出する動作を含む前記取得動作、および、該最初のパルスをキャンセルさせるキャンセル動作、を行う一方、
    イネーブル状態ではないドライバ装置の各々は、
    該取得動作と該キャンセル動作の何れも行わないことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のバックライトユニット。
  5. 複数個の発光素子と、
    前記発光素子のうちの1個または複数個が接続される複数の制御チャンネルと;該制御チャンネルごとに対応して設けられ、点灯制御情報を取得するCH別情報取得部と;を有し、該制御チャンネルの各々に接続された発光素子を、得られた点灯制御情報に従って点灯させるドライバ装置と、を備え、
    該発光素子を点灯させることによって、画像を表示するパネルにバックライトを供給するバックライトユニットであって、
    前記CH別情報取得部の何れかを選出する動作(「選出動作」とする)を行い、選出した各CH別情報取得部に対する点灯制御情報を配置させた制御情報群、を生成する点灯制御部と、
    該点灯制御部に、前記CH別情報取得部の各々をカスケード接続するカスケードラインと、を更に備え、
    前記点灯制御部は、
    前記選出した各CH別情報取得部をイネーブル状態とした上で、
    前記制御情報群と、該制御情報群における何れの箇所が、各CH別情報取得部に対する点灯制御情報に対応しているかを表す対応情報と、を前記カスケードラインに送出し、
    イネーブル状態であるCH別情報取得部の各々は、
    該対応情報に従って、該制御情報群の中から自身に対する点灯制御情報を取得する動作(「取得動作」とする)を実行する一方、
    イネーブル状態ではないCH別情報取得部の各々は、
    該取得動作を実行しないことを特徴とするバックライトユニット。
  6. 前記点灯制御部は、
    前記各CH別情報取得部の動作態様を、第1モードと第2モードとに順に設定する一方、
    第1モードの設定期間においては、
    前記各CH別情報取得部のうち、前記選出したものだけをイネーブル状態にするためのイネーブル情報を、前記カスケードラインに送出し、
    第2モードの設定期間においては、
    前記制御情報群および前記対応情報を、前記カスケードラインに送出するものであり、
    前記CH別情報取得部の各々は、
    第1モードの設定期間においては、
    前記カスケードラインに送出されたイネーブル情報に応じて、自身をイネーブル状態に設定し、
    第2モードの設定期間においては、
    自身がイネーブル状態である場合には、前記取得動作を実行する一方、
    自身がイネーブル状態ではない場合には、該取得動作を実行しないことを特徴とする請求項5に記載のバックライトユニット。
  7. 第1モードの設定期間において、
    前記点灯制御部は、
    前記CH別情報取得部の各々に対応させたパルス(前から順に、より上流側に近いCH別情報取得部に対応する)を有するクロック信号と;該パルスに対応したCH別情報取得部をイネーブル状態とするか否かを表す情報が、該パルスに同期するように配置されたデータ信号と;を前記イネーブル情報として、前記カスケードラインに送出するものであり、
    前記CH別情報取得部の各々は、
    前記データ信号における、自身から見て最初のパルスに同期した箇所の状態を検出し、該検出の結果に応じて、自身をイネーブル状態に設定する動作、および、該最初のパルスをキャンセルさせる動作、を行うことを特徴とする請求項6に記載のバックライトユニット。
  8. 第2モードの設定期間において、
    前記点灯制御部は、
    イネーブル状態としたCH別情報取得部の各々に対応させたパルス(前から順に、より上流側に近いCH別情報取得部に対応する)を有するクロック信号と;該パルスに対応したCH別情報取得部に対する点灯制御情報が、該パルスに同期するように配置されたデータ信号と;を前記制御情報群および識別情報として、前記カスケードラインに送出するものであり、
    イネーブル状態であるCH別情報取得部の各々は、
    前記データ信号における、自身から見て最初のパルスに同期した箇所の状態を検出する動作を含む前記取得動作、および、該最初のパルスをキャンセルさせるキャンセル動作、を行う一方、
    イネーブル状態ではないCH別情報取得部の各々は、
    該取得動作と該キャンセル動作の何れも行わないことを特徴とする請求項6または請求項7に記載のバックライトユニット。
  9. 前記発光素子は、LEDであることを特徴とする請求項1または請求項5に記載のバックライトユニット。
  10. 請求項1または請求項5に記載のバックライトユニットと、
    前記パネルを有し、前記バックライトを用いて、受取った画像のデータに応じた画像を該パネルに表示させるパネルユニットと、
    画像のデータを取得し、前記バックライトユニットと前記パネルユニットに供給する画像データ供給部と、
    を備え、
    前記点灯制御部は、
    該データ供給部から受取った画像のデータに基づいて、前記選出動作を行うことを特徴とする画像表示装置。
  11. 1個または複数個の発光素子が接続され、得られた点灯制御情報に従って、該接続された発光素子を点灯させるドライバ装置であって、
    得られた情報に応じて、自身の動作態様を第1モードまたは第2モードに設定するモード設定部と、
    自機を外部装置にカスケード接続させ、上流側からクロック信号およびデータ信号を受取るとともに、これらの信号を下流側に送出するカスケード接続部と、を備え、
    第1モードの設定期間においては、
    前記データ信号における、自身から見て最初のパルスに同期した箇所の状態を検出し、該検出の結果に応じて、自身をイネーブル状態に設定する動作、および、該最初のパルスをキャンセルさせる動作、を行い、
    第2モードの設定期間においては、
    イネーブル状態である場合には、
    前記データ信号における、自身から見て最初のパルスに同期した箇所の状態を検出して、自身に対する点灯制御情報を取得する取得動作、および、該最初のパルスをキャンセルさせる動作、を行う一方、
    イネーブル状態ではない場合には、
    該取得動作と該キャンセル動作の何れも行わないことを特徴とするドライバ装置。
  12. 1個または複数個の発光素子が接続される複数の制御チャンネルと、
    該制御チャンネルごとに対応して設けられ、点灯制御情報を取得するCH別情報取得部と、を有し、
    該制御チャンネルの各々に接続された発光素子を、得られた点灯制御情報に従って点灯させるドライバ装置であって、
    得られた情報に応じて、自身の動作態様を第1モードまたは第2モードに設定するモード設定部と、
    自機を外部装置にカスケード接続させ、上流側からクロック信号およびデータ信号を受取るとともに、これらの信号を下流側に送出するカスケード接続部と、を備え、
    前記CH別情報取得部の各々は、
    第1モードの設定期間においては、
    前記データ信号における、自身から見て最初のパルスに同期した箇所の状態を検出し、該検出の結果に応じて、自身をイネーブル状態に設定する動作、および、該最初のパルスをキャンセルさせる動作、を行い、
    第2モードの設定期間においては、
    イネーブル状態である場合には、
    前記データ信号における、自身から見て最初のパルスに同期した箇所の状態を検出して、自身に対する点灯制御情報を取得する取得動作、および、該最初のパルスをキャンセルさせる動作、を行う一方、
    イネーブル状態ではない場合には、
    該取得動作と該キャンセル動作の何れも行わないことを特徴とするドライバ装置。
  13. 前記発光素子は、LEDであることを特徴とする請求項11または請求項12に記載のドライバ装置。
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