JPWO2011024258A1 - 光学系及びそれを有する光学機器 - Google Patents

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Abstract

可視波長域にわたり色収差を良好に補正することができる光学系及び光学機器を得る。絞りよりも物体側又は像側の少なくとも一方に、回折光学素子と屈折光学素子とを有する光学系であって、屈折光学素子のアッベ数をνd、g線とd線に関する部分分散比をθgd、d線とC線に関する部分分散比をθdC、屈折光学素子の光入出射面が共に空気に接する面とするときの光学的パワーをΦR、回折光学素子の光学的パワーをΦDとするとき、|Δθgd|>0.0380.003<|δθdC|<0.038(ΦR×νd×δθdC)×(−ΦD)<0を満たす。ただし、Δθgd=θgd−(−1.687×10−7・νd3+5.702×10−5・νd2−6.603×10−3・νd+1.462)、δθdC=θdC−(−0.1968θgd+0.5480)とする。

Description

本発明は、光学系及びそれを有する光学機器に関し、例えば、銀塩フィルム用カメラ、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ等の撮像装置、望遠鏡、双眼鏡、プロジェクター、デジタル複写機等の光学機器に用いられる光学系に関する。
一般に、デジタルカメラやビデオカメラ等の撮像装置に用いられる光学系では、レンズ全長(光学全長、物体側の第1レンズ面から像面までの長さ)が短く、光学系全体が小型であることが求められている。しかしながら、光学系全体の小型化を図るほど諸収差、特に色収差が多く発生し、光学性能が低下する傾向にある。このような撮像装置に用いられる光学系で可視波長域に渡って色収差を良好に補正するには、d線、g線、C線、F線の4波長の色収差を補正する必要がある。
一般に、色収差を補正する構成として、低分散な光学材料からなる光学素子と高分散な光学材料からなる光学素子を組み合わせる構成が用いられている。しかしながら、高分散な光学材料は低分散な光学材料に比べて、g線とd線に関する部分分散比が大きいため、このような構成ではF−C線間の色収差を補正するとg線の色収差が悪化しやすい。
そこで、g線の色収差を補正する方法として、回折光学素子を用いる構成が知られている(特許文献1)。回折光学素子は異常部分分散性を有しており、g線とd線に関する部分分散比に相当する数値が0.8918と小さく、g線の色収差補正に有効である。また、アッベ数に相当する数値の絶対値が3.45と小さいため、回折による光学的パワーがわずかに生じるだけで、球面収差、コマ収差、非点収差等にほとんど影響を与えることなく、色収差を補正することができる。特許文献1には回折光学素子を用いることで、色収差を補正した望遠レンズが開示されている。
さらに、可視波長域の色収差を補正する他の構成として、回折光学素子と異常部分分散材性を示す屈折光学素子を用いて色収差を補正する光学系が提案されている(特許文献2)。特許文献2には開口絞りに対し物体側に回折光学素子、像側に屈折光学素子を配置することで、長焦点距離における軸上色収差と短焦点距離における倍率色収差を補正したズームレンズが開示されている。
特開平06−324262号公報 特開2008−151846号公報
しかしながら、特許文献1のように回折光学素子を用いる構成では、d線、g線、C線、F線の色収差を比較的良好に補正できるが、g線の色収差とF−C線間の色収差を同時に補正することが困難である。これは、回折光学素子で発生する色収差が波長に比例して変化することに起因している。回折光学素子で発生する色収差と波長との間には比例関係があり、F−C線間の波長に対する色収差の傾きとg−F線間の波長に対する色収差の傾きは同じである。一方、一般的な光学材料で発生する色収差は波長に対して曲線的に変化し、短波長側になるにつれて曲線の傾きが大きくなる傾向にある。従って、F−C線間の波長に対する色収差の傾きとg−F線間の波長に対する色収差の傾きが異なる。そのため、一般的な光学材料で発生する色収差を回折光学素子で補正する場合、g−F線間の色収差を補正するために必要な光学的パワーを回折光学素子に与えると、F−C線間の色収差が残る。逆に、F−C線間の色収差を補正するために必要な光学的パワーを回折光学素子に与えると、g−F線間の色収差が残る。従って、回折光学素子を用いた場合、g線の色収差とF−C線間の色収差を同時に補正することが困難である。
また、特許文献2は、長焦点距離における軸上色収差を回折光学素子で補正し、短焦点距離における倍率色収差を屈折光学素子で補正する構成ではあるが、d線、g線、C線、F線の色収差を良好に補正するための構成が開示されていない。
そこで、本発明は可視波長域全体に渡って色収差を良好に補正することができる光学素子及び光学機器を提供する。
上記課題を解決する手段として、本発明の光学系は、
絞りよりも物体側又は像側の少なくとも一方に、回折光学素子と屈折光学素子とを有する光学系であって、前記屈折光学素子のアッベ数をν、g線とd線に関する部分分散比をθgd、d線とC線に関する部分分散比をθdC、前記屈折光学素子の光入出射面が共に空気に接する面とするときの光学的パワーをΦ、前記回折光学素子の光学的パワーをΦとするとき、
|Δθgd|>0.038 (1)
0.003<|δθdC|<0.038 (2)
(Φ×ν×δθdC)×(−Φ)<0 (3)
を満たすことを特徴とする。
ただし、Δθgd=θgd−(−1.687×10−7・ν +5.702×10−5・ν −6.603×10−3・ν+1.462)、δθdC=θdC−(−0.1968θgd+0.5480)とする。
本発明によれば、可視波長域全体に渡って色収差を良好に補正することができる光学系及び光学機器を得ることができる。
数値実施例1の光学系断面図。 数値実施例1の光学系の無限遠合焦状態での収差図。 数値実施例2の光学系断面図。 数値実施例2の光学系の無限遠合焦状態での収差図。 数値実施例3の光学系断面図。 数値実施例3の光学系の無限遠合焦状態での収差図。 数値実施例4の光学系断面図。 数値実施例4の光学系の無限遠合焦状態での収差図。 数値実施例5の光学系断面図。 数値実施例5の光学系における収差図。 数値実施例5の光学系における収差図。 数値実施例5の光学系における収差図。 比較例における収差図。 本発明の撮像装置の要部概略図。
本発明の光学系は、絞りよりも物体側又は像側の少なくとも一方に、回折光学素子LDと条件式(1)、(2)を満たす屈折光学素子LRを有している。本発明では、この回折光学素子LDと屈折光学素子LRを条件式(3)を満たすように適切に組み合わせることで、回折光学素子LDでg線の色収差を補正した時に悪化するF−C線間の色収差を、屈折光学素子LRによって補正している。これにより、g線の色収差とF−C線間の色収差を同時に取り除くことができ、可視波長域全体に渡って色収差を良好に補正した光学素子及び光学機器を得ることができる。
次に本発明の各条件式についてより詳細に説明する。
本発明の光学系は、絞りよりも物体側又は像側の少なくとも一方に、回折光学素子LDと屈折光学素子LRを有している。そして、屈折光学素子LRのアッベ数をν、g線とd線に関する部分分散比をθgd、d線とC線に関する部分分散比をθdCとする。また、屈折光学素子LRの光入出射面が共に空気に接する面とするときの光学的パワーをΦ、回折光学素子の光学的パワーをΦとするとき、本発明の光学系は式(1)〜(3)を満たす。
|Δθgd|>0.038 (1)
0.003<|δθdC|<0.038 (2)
(Φ×νdR×δθdC)×(−Φ)<0 (3)
ただし、Δθgd、δθdCはそれぞれ以下のように定義する。
Δθgd=θgd−(−1.687×10−7・ν +5.702×10−5・ν −6.603×10−3・ν+1.462) (4)
δθdC=θdC−(−0.1968θgd+0.5480) (5)
ここで、本実施例の光学系に用いる光学素子のアッベ数と部分分散比は以下のとおりである。フラウンフォーファ線のg線(435.83nm)、F線(486.13nm)、d線(587.56nm)、C線(656.27nm)に対する屈折率をそれぞれN、N、N、Nとする。このとき、アッベ数ν、g線とd線に関する部分分散比θgd、d線とC線に関する部分分散比θdCは次式で定義する。
ν=(N−1)/(N−N) (6)
θgd=(N−N)/(N−N) (7)
θdC=(N−N)/(N−N) (8)
また、光学的パワーとは、焦点距離の逆数で定義されるものとし、屈折光学素子の場合には屈折力と同義の値とする。
式(1)は、屈折光学素子LRの異常部分分散性を規定するものである。Δθgdを定義する式(4)における(−1.687×10−7・ν +5.702×10−5・ν −6.603×10−3・ν+1.462)は、一般的な硝材におけるνとθgdとの関係を表す式である。つまり、式(1)は、本発明における屈折光学素子LRのθgdと一般的な硝材におけるθgdとの差を表している。
式(1)を満たす場合には、屈折光学素子LRを用いてg線の色収差を良好に補正することができる。一方、式(1)を満たさない場合には異常部分分散性が弱くなるため、屈折光学素子LRを用いてg線の色収差を良好に補正することが困難になる。
式(2)は、異常部分分散性を示す屈折光学素子LRを回折光学素子LDと共に用いたときにg線の色収差とF−C線間の色収差を同時に取り除くための、屈折光学素子LRの光学特性を規定するものである。
式(2)を満たすと、回折光学素子LDと共に光学系に用いた場合にg線の色収差とF−C線間の色収差を同時に取り除くことができる。そのため、可視波長域の全体に渡って色収差を良好に補正することができる。
式(2)の下限値を超えた場合、回折光学素子LDと共に光学系に用いても、g線の色収差とF−C線間の色収差を同時に取り除くことが困難になる。また、このとき回折光学素子LDの光学的パワーが弱くなり、屈折光学素子LRの光学的パワーが強くなる。屈折光学素子LRの光学的パワーが強くなると素子の厚みが増してくる。屈折光学素子LRが樹脂、もしくは透明媒体に無機微粒子を分散させた混合体からなる場合は、素子の厚みが増すと成型が困難になるため好ましくない。また、特に、前述の無機微粒子がIndium−Tin Oxide(ITO)微粒子である場合は素子の厚みが増すと透過率が低下するため好ましくない。また、素子の厚みが増すと、温度変化、湿度変化による屈折率変化、分散特性変化、形状変化などの影響を受けやすくなるため好ましくない。
一方、式(2)の上限値を超えた場合、回折光学素子LDの光学的パワーが強くなり、屈折光学素子LRの光学的パワーが弱くなる。回折光学素子LDの光学的パワーが強くなると、回折格子のピッチが細かくなる。ピッチが細かくなると製造が困難になり、また、不要回折光によるフレアスポットが発生するため好ましくない。
式(1)、(2)式を満たす光学材料として無機酸化物微粒子を合成樹脂中に分散させた混合体がある。無機酸化物の例として、TiO2(Nd=2.304,νd=13.8)、ITO(Nd=1.8571,νd=5.69)等が挙げられる。これらの無機酸化物微粒子を合成樹脂中に適切な体積比で分散させた場合、式(1)、(2)を満たす光学材料が得られる。なお、式(1)、(2)を満たす光学材料であれば、これらに限定するものではない。
式(3)は、回折光学素子LDによってg線の色収差を取り除く際に悪化するF−C線間の色収差を、屈折光学素子LRによってg線の色収差を取り除く際に悪化するF−C線間の色収差で相殺するための条件式である。
F−C線間の色収差係数を揃え、g線の色収差係数を補正した時のd−C(F−d)線間の色収差係数は、軸上色収差についてはφδθdCh2dと表され、倍率色収差についてはφδθdChH/νと表される。ここで、φは光学素子の光学的パワー、hは光学素子へ入射する近軸軸上光線の高さ、Hは光学素子へ入射する瞳近軸軸外光線の高さである。またδθdCを定義する式(5)における(−0.1968θgd+0.5480)は、一般硝材のθdCとθgdの関係を表す式である。つまり、δθdCは本発明における屈折光学素子LRのθdCと一般的な硝材におけるθdCとの差を表している。屈折光学素子LRと回折光学素子LDでF−C線間の軸上色収差を相殺するためには、屈折光学素子LRにおける軸上色収差の係数と、回折光学素子LDにおける軸上色収差の係数との積が負の値になることが条件となる。また、倍率色収差についても同様に屈折光学素子LRにおける倍率色収差の係数と、回折光学素子LDにおける倍率色収差の係数との積が負の値になることが条件となる。
ここで、屈折光学素子LRと回折光学素子LDとが絞りに対していずれも物体側または像側に設けられているため、軸上色収差と倍率色収差とで色収差係数の積の符号は同じになる。また、回折光学素子LDにおけるδθdC>0、ν<0と規定できるため、F−C線間の色収差を相殺するための条件式は式(3)で表される。
式(3)を満たすと、軸上色収差、倍率色収差のいずれについてもg線の色収差とF−C線の色収差を同時に取り除くことができ、可視波長域全体に渡って色収差を良好に補正することができる。一方、式(3)を満たさない場合は、g線の色収差を取り除いても、F−C線間の色収差が屈折光学素子LRと回折光学素子LDで同じ方向に悪化するため、可視波長域全体に渡って色収差を良好に補正することができない。
このように、本発明は、絞りに対して屈折光学素子LRと回折光学素子LDの双方が物体側または像側に配置された光学系において式(1)〜(3)を満たすことによって、g線の色収差成分とF−C線間の色収差を同時に補正することができる。そのため、可視波長域全体に渡って色収差を良好に補正することができる。
また、本発明を実施するにあたり、下記式(9)〜(11)を満たすことが好ましい。
式(9)は、回折光学素子LDと屈折光学素子LRが共にg線の色収差を補正するための条件式である。
(Φ×ν×Δθgd)×Φ>0 (9)
式(9)を満たすと、回折光学素子LDと屈折光学素子LRの光学的パワーを弱めることができる。回折光学素子LDの光学的パワーが弱くなると回折格子のピッチ緩和につながり、屈折光学素子LRの光学的パワーが弱くなると素子の薄肉化につながるため望ましい。一方、式(9)を満たさない場合、g線の色収差を取り除こうとすると、回折光学素子LDと屈折光学素子LRの光学的パワーが強くなってしまう。回折光学素子LDの光学的パワーが強くなると回折格子のピッチが細かくなり、屈折光学素子LRの光学的パワーが強くなると素子の厚みが厚くなるため望ましくない。
式(10)は、屈折光学素子LDのアッベ数を規定したものである。
ν<60 (10)
式(10)を満たすと、球面収差、コマ収差、非点収差などの諸収差に影響を与えることなく、色収差を独立して補正することが容易になるため望ましい。式(10)の数値範囲を以下の範囲とすることでさらに良好に色収差を補正することができる。
ν<30 (10a)
式(11)は、回折光学素子LDの光学的パワーΦと屈折光学素子LRの光学的パワーΦの比を規定したものである。
Φ/Φ<0.4 (11)
式(11)を満たすことで可視波長域にわたり色収差を良好に補正することができるため望ましい。一方、式(11)を満たさない場合は、回折光学素子LDでg線の色収差を取り除く際に発生するF−C線間の色収差が大きくなり、屈折光学素子LRでg線の色収差を取り除く際に発生するF−C線間の色収差で相殺することが困難になる。
また、本発明は、回折光学素子LDと屈折光学素子LRとを同一のレンズ群内に設けることが好ましい。これにより、回折光学素子LDと屈折光学素子LRの光学的パワーの比を最適にすることができ、軸上色収差と倍率色収差を良好に補正することができる。このとき、回折光学素子LDと屈折光学素子LRは互いに接合されていても良い。
次に本発明の各実施形態について図面を用いて説明する。
図1、3、5、7、9はそれぞれ第1乃至第5の実施の形態に係る光学系を示す断面模式図であり、図2、4、6、8、10はそれぞれ第1乃至第5の実施の形態に係る光学系の収差図である。図10について、A〜Cは、それぞれ光学系の短焦点距離、中間焦点距離、長焦点距離における収差図を示している。なお、収差図については、第1乃至第5の実施の形態に対応する後述の数値実施例1乃至5の収差図を示している。
各断面模式図において、SPは開口絞りを、IPは像面を表している。また、L1、L2、L3、L4はそれぞれ第1レンズ群、第2レンズ群、第3レンズ群、第4レンズ群を表し、LD1、LD2は回折光学素子を、LR1、LR2は屈折光学素子を表している。
また、各収差図においては、d、g、C、Fはそれぞれd線、g線、F線、C線を表している。さらに、非点収差においてはΔSはd線のサジタル光線、ΔMはd線のメリディオナル光線を表している。FnoはFナンバー、ωは半画角を表している。
以下各実施形態をより詳細を説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態の光学系は、図1に示すように正の屈折力の第1レンズ群L1、負の屈折力の第2レンズ群L2、負の屈折力の第3レンズ群L3で構成されている望遠レンズである。フォーカシングは、第2レンズ群L2を像面側へ移動させることによって行っている。本実施例では、式(1)、(2)を満たす屈折光学素子LR1としてTiO2微粒子を透明媒体に分散させた混合体を用いている。回折光学素子LD1と屈折光学素子LR1は絞りより物体側に密着させて配置している。回折光学素子LD1、屈折光学素子LR1には式(3)を満たすように適切な光学的パワーを与えている。これにより、図2に示すように可視波長域の全体に渡って軸上色収差、倍率色収差が良好に補正されたコンパクトな望遠レンズを得ている。
(第2の実施形態)
第2の実施形態の光学系は、図3に示すように正の屈折力の第1レンズ群L1、負の屈折力の第2レンズ群L2、負の屈折力の第3レンズ群L3で構成されている望遠レンズである。フォーカシングは、前記第2レンズ群L2を像面側へ移動させて行っている。本実施例では、式(1)、(2)を満たす屈折光学素子LR1としてTiO2微粒子を透明媒体に分散させた混合体を用いている。回折光学素子LD1と屈折光学素子LRは絞りより物体側にそれぞれ分離して配置している。回折光学素子LD1、屈折光学素子LR1には式(3)を満たすように適切な光学的パワーを与えている。これにより、図4に示すように可視波長域の全体に渡って軸上色収差、倍率色収差を良好に補正されたコンパクトな望遠レンズを得ている。
(第3の実施形態)
第3の実施形態の光学系は、図5に示すように正の屈折力の第1レンズ群L1、負の屈折力の第2レンズ群L2、正の屈折力の第3レンズ群L3で構成されている中望遠レンズである。フォーカシングは、前記第3レンズ群L3を像面側へ移動させて行っている。本実施例では、式(1)、(2)を満たす屈折光学素子LR1としてTiO2微粒子を透明媒体に分散させた混合体を用いている。回折光学素子LD1と屈折光学素子LR1は絞りより物体側に密着させて配置している。回折光学素子LD1、屈折光学素子LR1には式(3)を満たすように適切な光学的パワーを与えており、これにより、図6に示すように可視波長域の全体に渡って軸上色収差を良好に補正している。
(第4の実施形態)
第4の実施形態の光学系は、図7に示すように正の屈折力の第1レンズ群L1、負の屈折力の第2レンズ群L2で構成されている広角レンズである。フォーカシングは、前記第2レンズ群L2を像面側へ移動させて行っている。本実施例では、式(1)、(2)を満たす屈折光学素子LR1としてTiO2微粒子を透明媒体に分散させた混合体を用いている。回折光学素子LD1と屈折光学素子LR1は絞りより像側に密着させて配置している。図8に示すように、回折光学素子LD1、屈折光学素子LR1に式(3)を満たすように適切な光学的パワーを与えることで、可視波長域の全体に渡って色収差を良好に補正している。
(第5の実施形態)
第5の実施形態の光学系は、図9に示すように正の屈折力の第1レンズ群L1、負の屈折力の第2レンズ群L2、正の屈折力の第3レンズ群L3、正の屈折力の第4レンズ群で構成されているズームレンズである。図9における矢印は短焦点距離から長焦点距離へズーミングするときの各レンズ群の移動軌跡を示している。本実施例では、絞りより物体側に回折光学素子LD1と屈折光学素子LR1を有し、絞りより像側に回折光学素子LD2と屈折光学素子LR2を有している。屈折光学素子LR1、LR2にはTiO2微粒子を透明媒体に分散させた混合体を用いており、式(1)、(2)を満足している。絞りより物体側に位置する回折光学素子LD1、屈折光学素子LR1には式(3)を満たすように適切な光学的パワーを与えている。これにより、図10Cに示すように、特に長焦点距離における軸上色収差を可視波長域にわたり良好に補正している。また、絞りより像側に配置した回折光学素子LD2、屈折光学素子LR2には式(3)を満たすように適切な光学的パワーを与えており、これにより、図10Aに示すように、特に短焦点距離における倍率色収差を可視波長域の全体に渡って良好に補正している。
(比較例)
第1の実施形態と同じ仕様の光学系について、回折光学素子LDのみを用いて色収差を補正するように設計した場合の無限遠合焦時における収差図を図11に示す。回折光学素子LDを用いることにより全体的に色収差が補正されているものの、g線の色収差成分とF−C線間の色収差を同時に補正することが困難なため、F線の色収差が残存していることがわかる。
以下に、数値実施例1〜5の数値データを示す。各数値実施例において、jは物体側から数えた面番号を表し、Rは第j番目の面番号の曲率半径、Dは第j番目と第(j+1)番目の面との光軸上の面間隔、N、νは第j番目の光学材料のd線に対する屈折率、アッベ数を表している。fは光学系の焦点距離、FnoはFナンバー、ωは半画角である。
また、各実施例の回折光学面の位相形状ψは、回折光の回折次数をm、設計波長をλ、光軸に対して垂直方向の高さをh、位相係数をC(i=1、2、3、・・・)とするとき、次式によって表される。
Figure 2011024258
このとき、光学的パワーΦDは2次の位相係数Cを用いて次式によって表される。
ΦD=−2C (13)
さらに、非球面形状は、Xを光軸方向の面頂点からの変異量、h(mm)を光軸と垂直な方向の高軸からの高さ、r(mm)を近軸曲率半径、kを円錐定数、B、C、D、E、・・・を各次数の非球面形状とするとき、次式によって表される。
Figure 2011024258
なお、各位相係数、各非球面係数における「E±XX」は「×10±XX」を意味している。
また、各実施例で使用する屈折光学素子LRの材料特性を表1に、各数値実施例における前記条件式の値を表2に示す。
(数値実施例1)
f=294.0(mm) Fno=4.14 2ω=8.42°
j Rj Dj Nj νj
1 131.4134 8.40 1.48749 70.26
2 -362.0158 0.15 1.00000
3 105.6300 7.24 1.48749 70.26
4 1575.6344(LD1) 0.51 1.70877 21.63(LR1)
5 -325820.0000 6.03 1.00000
6 -569.9869 3.40 1.84666 23.94
7 289.8452 2.85 1.00000
8 72.6123 4.60 1.62588 35.71
9 119.1875 16.97 1.00000
10 45.6568 3.00 1.84666 23.94
11 37.8116 12.10 1.00000
12 ∞(開口絞り) 4.00 1.00000
13 271.0125 3.12 1.76182 26.53
14 -124.7583 2.00 1.83481 42.72
15 81.7076 28.91 1.00000
16 385.3097 1.60 1.84666 23.94
17 42.0054 5.18 1.62588 35.71
18 -93.7225 1.00 1.00000
19 76.3603 1.66998 39.29
20 -45.9821 1.60 1.60738 56.83
21 34.8830 5.71 1.00000
22 -55.0447 1.70 1.48749 70.26
23 173.5912 4.13 1.00000
24 66.1778 7.99 1.62004 36.28
25 -51.8413 2.50 1.84666 23.94
26 -98.4185 85.94 1.00000

回折面データ
LD1 C1 -3.95579E-05
(数値実施例2)
f=294.0(mm) Fno=4.31 2ω=8.42°
j Rj Dj Nj νj
1 141.9128 7.89 1.48749 70.26
2 -298.4405 0.15 1.00000
3 103.6309 6.96 1.48749 70.26
4 1709.1750 0.45 1.70877 21.63(LR1)
5 -9.9823E+13 0.93 1.00000
6 -704.3912 3.40 1.84666 23.94
7 312.1464 0.15 1.00000
8 83.9618 4.28 1.62588 35.71
9 132.9057(LD1) 24.62 1.00000
10 46.5416 3.00 1.84666 23.94
11 39.0555 11.76 1.00000
12 36.8250(開口絞り) 0.00 1.00000
13 271.0573 3.11 1.76182 26.53
14 -116.0580 2.00 1.83481 42.72
15 81.7076 32.34 1.00000
16 430.5218 1.60 1.84666 23.94
17 41.7218 5.13 1.62588 35.71
18 -93.3203 1.00 1.00000
19 78.1060 5.84 1.66998 39.29
20 -44.7552 1.60 1.60738 56.83
21 34.7411 5.79 1.00000
22 -53.7728 1.70 1.48749 70.26
23 178.4754 4.17 1.00000
24 65.9606 8.23 1.62004 36.28
25 -47.1859 2.50 1.84666 23.94
26 -89.6667 83.97 1.00000

回折面データ
LD1 C1 -4.62885E-05
(数値実施例3)
f=87.3(mm) Fno=1.34 2ω=27.8°
j Rj Dj Nj νj
1 83.3337 7.29 1.69680 55.53
2 588.1013 0.15 1.00000
3 62.0900 10.39 1.83481 42.72
4 65.8867 0.15 1.00000
5 55.1449(非球面) 18.95 1.83400 37.16
6 129.3070 1.77 1.70877 21.63 (LR1)
7 1455.6152(LD1) 3.74 1.84666 23.94
8 27.1909 12.21 1.00000
9 35.1250(開口絞り) 0.00 1.00000
10 -28.8458 4.23 1.72151 29.23
11 100.2460 9.38 1.83481 42.72
12 -43.5749 0.15 1.00000
13 201.9952 4.17 1.83400 37.16
14 -92.9218 1.60 1.00000
15 140.4962 2.70 1.48749 70.24
16 2782.9796 39.00 1.00000

回折面データ
LD1 C1 -1.72219E-04

非球面データ
第5面 B -1.70955E-07
C -8.93743E-12
D -1.17124E-13
E 4.51467E-17
(数値実施例4)
f=24.5(mm) Fno=2.9 2ω=93°
j Rj Dj Nj νj
1 65.1668 3.74 1.69680 55.53
2 160.5431 0.15 1.00000
3 44.7659 2.12 1.80610 40.93
4 16.2129 5.75 1.00000
5 18.7865 1.87 1.80518 25.42
6 21.4346 3.96 1.00000
7 22.0539 1.84 1.79952 42.22
8 10.7320 2.47 1.00000
9 57.5666 1.46 1.80518 25.42
10 -165.6136 0.34 1.00000
11 -944.0887 2.74 1.54814 45.78
12 125.3176 4.20 1.00000
13 0.0000(開口絞り) 0.52 1.00000
14 37.8326 7.63 1.83400 37.16
15 -19.3073 2.49 1.00000
16 -18.9022 3.89 1.84666 23.94
17 29.3359(LD1) 0.48 1.70877 21.63(LR1)
18 41.0331 1.09 1.00000
19 -77.6469 2.79 1.56384 60.67
20 -16.1002 0.16 1.00000
21 -392.9321 2.44 1.58913 61.13
22 -26.9820 37.19 1.00000

回折面データ
LD1 C1 -1.76518E-04
(数値実施例5)
f=5.82〜18.45〜70.22(mm) Fno=2.88〜3.8〜3.56 2ω=63.4°〜22°〜5.86°
j Rj Dj Nj νj
1 52.8532 1.40 1.84666 23.78
2 30.2616(LD1) 0.37 1.70877 21.63(LR1)
3 32.1752 3.78 1.60311 60.64
4 -3291.2034 0.15 1.00000
5 31.3617 2.12 1.62041 60.29
6 98.3870 可変 1.00000
7 62.3065 0.89 1.77250 49.60
8 9.2698 3.32 1.00000
9 -65.1459 0.71 1.77250 49.60
10 16.7984 3.37 1.00000
11 18.9762 1.49 1.92286 18.90
12 42.4232 可変 1.00000
13 0.0000(開口絞り) 可変 1.00000
14 8.4326(非球面) 3.10 1.58913 61.15
15 120.5757 3.34 1.00000
16 79.5816 0.90 1.90366 31.32
17 8.7262 0.60 1.00000
18 18.5528 1.74 1.48749 70.23
19 -15.4413 可変 1.00000
20 0.0000(開口絞り) 可変 1.00000
21 13.2150 2.82 1.71300 53.87
22 -32.2934(LD2) 0.55 1.70877 21.63(LR2)
23 -15.2127 0.94 1.68893 31.07
24 22.8471 10.37 1.00000

\焦点距離 5.82 18.45 70.22
可変間隔\
D6 0.80 13.01 28.48
D12 31.00 16 1.35
D13 5.87 2.72 1.36
D19 1.10 1.71 4.39
D20 3.00 4.95 6.27

回折面データ
LD1 C1 -8.44780E-05
LD2 C1 -3.03602E-04

非球面データ
第14面 k -6.56135E-01
B 7.61281E-06
C 2.28418E-07
D -1.80542E-09
E 2.02947E-10
Figure 2011024258
Figure 2011024258
次に、本発明の光学系を備えた光学機器の実施例について図12を用いて説明する。図12は各実施形態に示した光学系を撮影光学系として用いたデジタルスチルカメラの実施形態を示している。図12において、20はカメラ本体である。21は第1〜第5の実施形態で説明したいずれかの光学系によって構成された撮影光学系である。22はカメラ本体に内蔵され、撮影光学系21によって形成された被写体像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)である。23は固体撮像素子22によって光電変換された被写体像に対応する情報を記録するメモリである。24は液晶ディスプレイパネル等によって構成され、固体撮像素子22上に形成された被写体像を観察するためのファインダである。このように、本発明の光学系を各種光学機器に用いることにより、本発明の利益が効果的に享受される。
L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群
L4 第4レンズ群
LD1 回折光学素子1
LD2 回折光学素子2
LR1 屈折光学素子1
LR2 屈折光学素子2
SP 開口絞り
IP 像面
d d線
g g線
C C線
F F線
ΔM メリディオナル像面
ΔS サジタル像面

Claims (6)

  1. 絞りよりも物体側又は像側の少なくとも一方に、回折光学素子と屈折光学素子とを有する光学系であって、前記屈折光学素子のアッベ数をν、g線とd線に関する部分分散比をθgd、d線とC線に関する部分分散比をθdC、前記屈折光学素子の光入出射面が共に空気に接する面とするときの光学的パワーをΦ、前記回折光学素子の光学的パワーをΦとするとき、
    |Δθgd|>0.038
    0.003<|δθdC|<0.038
    (Φ×ν×δθdC)×(−Φ)<0
    を満たすことを特徴とする光学系。
    ただし、Δθgd=θgd−(−1.687×10−7・ν +5.702×10−5・ν −6.603×10−3・ν+1.462)、δθdC=θdC−(−0.1968θgd+0.5480)とする。
  2. (Φ×ν×Δθgd)×Φ>0
    を満たすことを特徴とする請求項1に記載の光学系。
  3. ν<60
    を満たすことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光学系。
  4. Φ/Φ<0.4
    を満たすことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の光学系。
  5. 前記回折光学素子および前記屈折光学素子は同一のレンズ群内に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の光学系。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の光学系を備えていることを特徴とする光学機器。
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