JPWO2011010369A1 - 車両用空調制御方法 - Google Patents

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Abstract

駅間を走行する車両の内部に設けられた車内温度10センサによって測定された車内温度と、前記車両の外部に設けられた外気温度センサ12によって測定された外気温度と、前記車両の内部に設けられた湿度センサ11によって測定された車内湿度と、前記車両に設けられた応荷重センサ13によって測定されたこの車両の乗車率22とに基づいて、前記車両内の空調基準温度を演算し、前記空調基準温度に基づいて、前記車両内を空調するための空調制御パターンを決定し、この空調制御パターンに基づいて、車両用空調装置8を制御する車両用空調制御方法であって、先行している車両2のデータ6を受信し、後続車両1の空調制御に活用したことを特徴とする車両用制御方法。

Description

本発明は、鉄道車両内部の空調を制御するための車両用空調制御方法に関するものである。
一般に車両用空調制御方法においては、図10に示されるものが知られている。すなわち、従来の車両用空調制御方法では、図10に示すように、パンタグラフ23より入力される電力が補助電源装置24に与えられ、ここで、空調用電源が生成されて、空調装置25に供給される。空調装置25は空調制御装置26によって、空調装置25内の空調コンプレッサの運転台数や運転周波数、運転時間を制御し、あるいは室内送風機の電動機の運転速度を制御して空調能力制御が行われる。
空調制御装置26はマイクロコンピュータを搭載しており、記憶領域に記憶された空調基準温度は、各種補正が行われ、逐次算出されている。前記各種補正は、車両の内部に設けられた車内温度センサ28によって測定された車内温度と、前記車両の外部に設けられた外気温度センサ30によって測定された外気温度と、前記車両の内部に設けられた湿度センサ29によって測定された車内湿度と、前記車両に設けられた応荷重センサ31によって測定されたこの車両の乗車率とに基づいて算出されている。
従来、前記乗車率と外気温度に関しては、車両が走行している時点の乗車率や外気温度を測定している。また、実績に基づき予め作成された時間帯毎の駅間乗車率情報を曜日別と月日別、車両運用形態別、車両別の駅間乗車率情報を記憶手段に蓄積しているものがある(例えば、特許文献1参照)。
さらにまた、現在の環境情報と過去に記憶した環境情報とに基づいて予測された空調負荷に基づき、空調能力の制御を行うものがある(例えば、特許文献2参照)。
そして、さらにまた、空調機の運転情報と、車両の位置情報とを有するデータを定期的に管理コンピュータに送信し、管理コンピュータがデータを蓄積し、処理するものがある(例えば、特許文献3参照)。
特許第3842688号公報 特開2000−071740号公報 特開2009−7006号公報
しかしながら、このような従来の車両用空調制御方法では、以下のような課題がある。
車両が走行している時点の乗車率から空調基準温度の補正を行う場合、補正を行った後に空調装置に内蔵される空調コンプレッサの運転台数や運転周波数、運転時間を制御し、あるいは室内送風機の電動機の運転速度を制御し、空調基準温度に車両内の温度を近づけるよう温度制御を実施するため、前記車両が次駅に到着し、乗車率が変化してから、乗客が快適と感じられる目標の空調基準温度に到達するまでに時間がかかってしまうという課題があった。
また、曜日別と月日別、車両運用形態別、車両別の駅間乗車率情報を記憶手段に蓄積している実績に基づき予め作成された時間帯毎の駅間乗車率情報から空調基準温度の補正を行う場合、蓄積するデータベースが肥大化し、駅間乗車率等を予測するハードウェアやソフトウェアが必要で、かつ計算処理に多大な時間が生じてしまうという課題があった。また、蓄積された駅間乗車率では、確実な乗車率を予測できず、車内を快適に空調できないという課題があった。
さらにまた、過去に記憶した環境情報とに基づいて空調負荷を予測する手段においても、データベースが肥大化し、環境情報に基づいて空調負荷を予測するハードウェアやソフトウェアが必要で、かつ計算処理に多大な時間が生じてしまうという課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものである。
本発明に係る車両用空調制御方法は、走行する車両の内部に設けられた車内温度センサによって測定された車内温度と、車両の外部に設けられた外気温度センサによって測定された外気温度と、車両の内部に設けられた湿度センサによって測定された車内温度と、車両に設けられた応荷重センサによって測定されたこの車両の乗車率とに基づいて、車両内の空調基準温度を演算し、空調基準温度に基づいて、車両内を空調するための空調制御パターンを決定し、この空調制御パターンに基づいて、車両用空調装置を制御する車両用空調制御方法であって、後続車両が置かれている環境とほぼ同じと考えられる同じ路線の一つ前を先行する同じ運用車両の同じ号車から、この後続車両にとっての次駅と次々駅の間で測定された先行車両のデータを後続車両に送信し、後続車両がこの受信したデータに基づいて、空調能力の変更に基づいた空調制御パターンの変更を次駅に到着する前に実施し、この変更された空調制御パターンに基づき、後続車両に搭載される車両用空調装置は、内蔵される空調コンプレッサの運転台数や運転周波数、運転時間を制御され、あるいは室内送風機の電動機の運転速度が制御され、後続車両が次駅を出発する時点で、車内が快適になるように空調装置を制御する。
本車両用空調制御方法の発明によれば、以上のような手段を講じることにより、先行する車両が検出したデータを後続する車両に送信し、そのデータに基づいて後続の車両は最適な車内空間を創出する。
本発明の実施の形態1に係わる車両用空調制御方法を適用した車両の構成例を示す概念図。 本発明の実施の形態1に係わる車両用空調制御方法を適用した車両用空調 制御装置の構成例を示すブロック図。 この発明の実施の形態1に係わる車両用空調制御方法を適用した車両用空調 制御装置の構成例を示すブロック図。 従来の車両用空調制御方法を実施したときの車両内温度と空調制御パターンの変化挙動の一例を示す図。 この発明の実施の形態1に係わる車両用空調制御方法を適用したときの車両内温度と空調制御パターンの変化挙動の一例を示す図。 この発明の実施の形態2に係わる車両用空調制御方法を適用したときの車両内温度と空調制御パターンの変化挙動の一例を示す図。 従来の車両用空調制御方法を実施したときの車両内温度と換気送風機の速度パターンとトンネルの有無の変化挙動の一例を示す図。 この発明の実施の形態3に係わる車両用空調制御方法を適用したときの車両内温度と換気送風機の速度パターンとトンネルの有無の変化挙動の一例を示す図。 この発明の実施の形態4に係わる車両用空調制御方法を適用したときの車両内温度と換気送風機の速度パターンとトンネルの有無の変化挙動の一例を示す図。 従来技術の車両用空調制御装置を示す構成図。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係わる車両用空調制御方法を適用した車両の構成例を示す概念図であり、図2はこの発明の実施の形態1に係わる車両用空調制御方法を適用した車両用空調制御装置の構成例を示す機能ブロック図である。
図1、図2において、本実施の形態に係わる車両用空調制御方法を適用したX駅3とY駅4の間を走行するA車両1の車両用空調制御装置は、空調装置8と、空調制御装置9と、車内温度センサ10と、車内湿度センサ11と、外気温度センサ12と、応荷重センサ13とA車両1と同じ路線の一つ前を先行して走る同じ車両運用形態別のB車両2から送信されたX駅3の次駅であるY駅4とY駅4の次駅であるZ駅5の間に取得されたデータ6を受信するためのデータ受信部14と、B車両2が送信するデータ6と同様にA車両1が同じ路線を後続する車両にデータを送信する送信部15とを備えている。
なお、データ受信部14に受信されるB車両2のデータ6には、B車両2の車両運用形態16と、B車両2の位置情報17と、B車両2のそれぞれの号車情報18と、前記それぞれの号車18における車内温度19と、前記それぞれの号車18における車内湿度20と、前記それぞれの号車18における外気温度21と、前記それぞれの号車18における乗車率22とがある。
上記のうち、空調装置8と、空調制御装置9と、車内温度センサ10と、車内湿度センサ11は、それぞれ車両毎に備えている。なお、図2は、外気温度センサ12と、応荷重センサ13と、データ受信部14と、データ送信部15とが車両ごとに備えられている構成を示しているが、外気温度センサ12と、応荷重センサ13と、データ受信部14と、データ送信部15とが列車毎に備えるようにしてもよい。
また、図2は、データ受信部14に送信されるデータ6には、前記号車18における車内温度19と、前記号車18における車内湿度20と、前記号車18における外気温度21と、前記号車18における乗車率22とが送信される構成を示しているが、前記車内温度19の代わりに車内温度センサから出力される信号でもよく、前記車内湿度20の代わりに車内湿度センサから出力される信号でもよく、前記外気温度21の代わりに外気温度センサから出力される信号でもよく、前記乗車率22の代わりに応荷重センサから出力される信号でも良い。
さらにまた、図1及び図2は、B車両2から直接A車両1にデータ6が送信されているが、図3のように地上のサービスコンピュータ7を経由してA車両1にデータ6が送信されてもよい。
このように構成された車両用空調制御方法を適用した車両用空調制御装置の実施の形態について、図2を用いて説明する。
A車両1の車内温度センサ10は、車両内部に設けられており、車両内部の温度を測定し、その測定結果である車内温度センサ信号をA車両1の空調制御装置9に出力する。
A車両1の車内湿度センサ11は、車両内部に設けられており、車両内部の湿度を測定し、その測定結果である車内湿度センサ信号をA車両1の空調制御装置9に出力する。
A車両1の外気温度センサ12は、車両外部に設けられており、車両外部の温度を測定し、その測定結果である外気温度センサ信号をA車両1の空調制御装置9に出力する。
A車両1の応荷重センサ13は、車両に設けられており、車両の乗車率を検出し、その検出結果である乗車率信号をA車両1の空調制御装置9に出力する。応荷重センサ13は、一般的に使用されているものでよく、例えば電気式応荷重センサや、機械式応荷重センサを用いてもよい。
A車両1の空調制御装置9は、A車両1が次に到着するY駅4に到着する所定の時間前に、B車両2から受信した外気温度21や乗車率22等のデータ6によって、A車両1が次に到着するY駅4とY駅4の次に到着するZ駅5の間を走行するときの空調基準温度を予測する。
そして、この空調基準温度に対応した空調制御パターンにより、空調装置8は制御される。ただし、B車両2がA車両1と、ある時間(例えば、30分)以上離れて運行している場合には、B車両2とA車両1の環境が変わっている可能性があり、上記実施の形態は実施しない。なお、この時間は、変更可能である。
仮に、従来技術のように、Y駅4を出発した時点でY駅4とZ駅5の間の空調基準温度を設定し、空調制御パターンが変更され、空調装置を制御すると、図4に示すように実際の車内温度が空調基準温度に達するまでにT1の時間を要する。このT1の時間の間、車両内は快適な空調基準温度より高い温度になっているため、乗客にとって、不快感がある。
本実施の形態1を適用した場合、図5に示すように、Y駅4に到着する所定の時間T2前に空調基準温度が変更され、空調制御パターンが変更されると、Y駅4に到着した時点でA車両1の車内温度がY駅4とZ駅5を走行するときの空調基準温度に到達するため、車内環境が不快になることを阻止することができる。なお、この所定の時間T2は変更可能とする。
本実施の形態1に係る車両用空調制御方法を適用した車両用空調制御装置は、上述したような構成をしているので、車両が次駅に到着する前に空調制御パターンを次駅と次々駅の間を走行するときの空調基準温度に対応した空調制御パターンに変更することができる。その結果、車両が次駅に到着し、次駅を出発した時点で、車内を快適に空調することが可能となる。
実施の形態2.
実施の形態2について、図6を用いて説明する。
上記実施の形態1では、空調基準温度を変更するタイミングをY駅4に到着する所定の時間の前としていたが、実施の形態2では、Y駅4に到着するまでの距離が所定の距離L1に達したときに空調基準温度を変更するようにしている。それ以外の点については、実施の形態1で説明したものと同様としている。なお、この所定の距離L1は変更可能とする。
実施の形態3.
実施の形態3について、図2と、図7と、図8を用いて説明する。
上記実施の形態1と2では、後続するA車両1は先行するB車両2から受け取ったデータ6から空調基準温度を変更するようにしているが、実施の形態3を適用した車両用空調制御装置では、位置情報17と、外気温度21とを先行車両から受け取り、外気温度が急激に変化した場合、外気温度が上昇する位置に到達する所定の時間前に換気送風機の運転速度を変更する。
例えば、走行している車両がA地点にあるトンネルに突入し、外気温度が急激に上昇した場合、従来技術の車両用空調制御方法を適用した車両用空調制御装置だと、図7に示すように、T3の時間、車内温度が上昇するため、乗客にとって不快感がある。
本実施の形態3を適用した場合、図8に示すように、外気温度が急激に上昇するA地点に到達する所定の時間T4前に換気送風機の運転速度が制御されると、A地点に到達した後も車内温度の上昇を阻止することができる。なお、この所定の時間T4は変更可能とする。
また、上記では、換気送風機の運転速度を制御するようにしているが、外気取入口に設けられたダンパーの開閉を制御するようにしてもよいし、室内送風機の運転速度を制御するようにしてもよい。
実施の形態4.
実施の形態4について、図9を用いて説明する。
上記実施の形態3では、換気送風機の運転速度を変更するタイミングを外気温度が急激に上昇する位置に到達する所定の時間前としていたが、実施の形態4では、外気温度が急激に上昇する位置に到達する所定の距離L2に達したときに換気送風機の運転速度を変更するようにしている。それ以外の点については、実施の形態3で説明したものと同様としている。なお、この所定の距離L2は変更可能とする。
以上、本発明の好適な実施の形態1〜4について、添付図面を参照しながら説明したが、本発明はかかる構成に限定されない。特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1 A車両、2 B車両、3 X駅、4 Y駅、5 Z駅、6 B車両から送信されるデータ、7 サービスコンピュータ、8 空調装置、9 空調制御装置、10 車内温度センサ、11 車内湿度センサ、12 外気温度センサ、13 応荷重センサ、14 データ受信部、15 データ送信部、16 車両運転形態情報、17 キロ程情報、18 号車情報、19 車内温度、20 車内湿度、21 外気温度、22 乗車率、23 パンタグラフ、24 補助電源装置、25 空調装置、26 空調制御装置、27 情報制御装置、28 車両温度センサ、29 外気温度センサ、30 外気温度センサ、31 応荷重センサ。
本発明に係る車両用空調制御方法は、走行する車両の内部に設けられた車内温度センサによって測定された車内温度と、車両の外部に設けられた外気温度センサによって測定された外気温度と、車両の内部に設けられた湿度センサによって測定された車内湿度と、車両に設けられた応荷重センサによって測定されたこの車両の乗車率とに基づいて、車両内の空調基準温度を演算し、空調基準温度に基づいて、車両内を空調するための空調制御パターンを決定し、この空調制御パターンに基づいて、車両用空調装置を制御する車両用空調制御方法であって、後続車両が置かれている環境とほぼ同じと考えられる同じ路線の一つ前を先行する同じ運用車両の同じ号車から、この後続車両にとっての次駅と次々駅の間で測定された先行車両のデータを後続車両に送信し、後続車両がこの受信したデータに基づいて、空調能力の変更に基づいた空調制御パターンの変更を次駅に到着する前に実施し、この変更された空調制御パターンに基づき、後続車両に搭載される車両用空調装置は、内蔵される空調コンプレッサの運転台数や運転周波数、運転時間を制御され、あるいは室内送風機の電動機の運転速度が制御され、後続車両が次駅を出発する時点で、車内が快適になるように空調装置を制御する。
本発明の実施の形態1に係わる車両用空調制御方法を適用した車両の構成例を示す概念図。 本発明の実施の形態1に係わる車両用空調制御方法を適用した車両用空調制御装置の構成例を示すブロック図。 この発明の実施の形態1に係わる車両用空調制御方法を適用した車両用空調制御装置の構成例を示すブロック図。 従来の車両用空調制御方法を実施したときの車両内温度と空調制御パターンの変化挙動の一例を示す図。 この発明の実施の形態1に係わる車両用空調制御方法を適用したときの車両内温度と空調制御パターンの変化挙動の一例を示す図。 この発明の実施の形態2に係わる車両用空調制御方法を適用したときの車両内温度と空調制御パターンの変化挙動の一例を示す図。 従来の車両用空調制御方法を実施したときの車両内温度と換気送風機の速度パターンとトンネルの有無の変化挙動の一例を示す図。 この発明の実施の形態3に係わる車両用空調制御方法を適用したときの車両内温度と換気送風機の速度パターンとトンネルの有無の変化挙動の一例を示す図。 この発明の実施の形態4に係わる車両用空調制御方法を適用したときの車両内温度と換気送風機の速度パターンとトンネルの有無の変化挙動の一例を示す図。 従来技術の車両用空調制御装置を示す構成図。
実施の形態2.
実施の形態2について、図6を用いて説明する。
上記実施の形態1では、空調基準温度を変更するタイミングをY駅4に到着する所定の時間の前としていたが、実施の形態2では、Y駅4に到着するまでの距離が所定の距離L1に達したときに空調基準温度を変更するようにしている。それ以外の点については、実施の形態1で説明したものと同様としている。なお、この所定の距離L1は変更可能とする。

Claims (12)

  1. 駅間を走行する車両の内部に設けられた車内温度センサによって測定された車内温度と、前記車両の外部に設けられた外気温度センサによって測定された外気温度と、前記車両の内部に設けられた湿度センサによって測定された車内湿度と、前記車両に設けられた応荷重センサによって測定されたこの車両の乗車率とに基づいて、前記車両内の空調基準温度を演算し、前記空調基準温度に基づいて、前記車両内を空調するための空調制御パターンを決定し、この空調制御パターンに基づいて、車両用空調装置を制御する車両用空調制御方法であって、
    先行している車両のデータを受信し、後続車両の空調制御に活用したことを特徴とする車両用制御方法。
  2. 次駅と次々駅の間の車内温度が前記空調基準温度との差が所定値を超えると予測される場合には、次駅に到着する所定の時間前に前記空調制御パターンを次駅と次々駅の間の車内温度に基づいた空調制御パターンに変更し、前記車両用空調装置を制御することによって前記車内を空調するようにしたことを特徴とする請求項1記載の車両用空調制御方法。
  3. 前記車両が次駅に到着する所定の時間の前に、同じ路線の一つ前を先行する同じ運用車両の同じ号車の次駅と次々駅の間のこの先行する車両の内部に設けられた温度センサによって測定された車内温度を受信し、この車両が次駅に到着する前記所定の時間前に、この受信した車内温度に基づいた空調制御パターンに変更し、前記車両用空調装置を制御することによって前記車両を空調するようにしたことを特徴とする請求項1記載の車両用空調制御方法。
  4. 前記請求項2に記載の車両用空調制御方法において、
    前記所定の時間前に変更する空調制御パターンの演算には、同じ路線の一つ前を先行する同じ運用車両の同じ号車の次駅と次々駅の間のこの先行する車両の内部に設けられた湿度センサによって測定された車内湿度を受信し、この受信した車内湿度を利用するようにしたことを特徴とした車両用空調制御方法。
  5. 前記請求項2に記載の車両用空調制御方法において、
    前記所定の時間前に変更する空調制御パターンの演算には、同じ路線の一つ前を先行する同じ運用車両の同じ号車の次駅と次々駅の間のこの先行する車両の外部に設けられた外気温度センサによって測定された外気温度を受信し、この受信した外気温度を利用するようにしたことを特徴とした車両用空調制御方法。
  6. 前記請求項2に記載の車両用空調制御方法において、
    前記所定の時間前に変更する空調制御パターンの演算には、同じ路線の一つ前を先行する同じ運用車両の同じ号車の次駅と次々駅の間のこの先行する車両に設けられた応荷重センサによって測定されたこの先行する車両の乗車率を受信し、この受信した乗車率を利用するようにしたことを特徴とした車両用空調制御方法。
  7. 前記請求項2に記載の車両用空調制御方法において、
    前記請求項2乃至5の同じ路線の一つ前を先行する同じ運用車両の同じ号車の次駅と次々駅のこの先行する車両の内部に設けられた温度センサによって測定された車内温度、またはこの先行する車両の内部に設けられた湿度センサによって測定された車内湿度、またはこの先行する車両の外部に設けられた外気温度センサによって測定された外気温度、またはこの先行する車両に設けられた応荷重センサによって測定されたこの先行する車両の乗車率のうち、複数のデータを受信し、この受信した複数のデータを利用して空調制御パターンを演算するようにしたことを特徴とした車両用空調制御方法。
  8. 前記請求項1乃至6に記載の車両用空調制御方法において、
    空調制御パターンを変更するタイミングを次駅に到着する所定の時間の前ではなく、次駅に到着するまでの所定の距離になった場合に空調制御パターンを変更するようにしたことを特徴とした車両用空調制御方法。
  9. 前記車両が、同じ路線の一つ前を先行する同じ運用車両の同じ号車の外気温度が急激に上昇または下降する地点の位置情報と外気温度を受信し、この外気温度が急激に上昇または下降する地点に到達する所定の時間前に、換気送風機の運転速度を制御するようにしたことを特徴とする請求項1記載の車両用空調制御方法。
  10. 前記請求項8の車両用空調制御方法において、
    外気温度が急激に上昇または下降する地点に到達する所定の時間前に、外気取入口に設けられたダンパーの開閉を制御するようにしたことを特徴とした車両用空調制御方法。
  11. 前記請求項8の車両用空調制御方法において、
    外気温度が急激に上昇または下降する地点に到達する所定の時間前に、室内送風機の運転速度を制御するようにしたことを特徴とする車両用空調制御方法。
  12. 請求項8乃至10に記載の車両用空調制御方法において、
    制御を変更するタイミングを外気温度が急激に上昇または下降する地点に到達する所定の時間の前ではなく、外気温度が急激に上昇または下降する地点に到達するまでの所定の距離になった場合に制御を変更するようにしたことを特徴とした車両用空調制御方法。
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