JP2000071740A - 車両用空気調和装置 - Google Patents
車両用空気調和装置Info
- Publication number
- JP2000071740A JP2000071740A JP10256115A JP25611598A JP2000071740A JP 2000071740 A JP2000071740 A JP 2000071740A JP 10256115 A JP10256115 A JP 10256115A JP 25611598 A JP25611598 A JP 25611598A JP 2000071740 A JP2000071740 A JP 2000071740A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- air conditioning
- conditioning unit
- cooling
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多数の乗客が乗車する車両1の車室内を冷房
する空気調和ユニット1Aの駆動動力が無為に浪費される
のを防止するとともに乗客の空調フィーリングを向上す
る。 【解決手段】 多数の乗客が乗車する車両1に取り付け
られてその車室内を冷房する空気調和ユニット1Aと、車
両1の総重量を検出するロードセル5と、このロードセ
ル5の検出値から算出された乗車率に基づいて冷房負荷
を演算する手段6と、入力された冷房負荷に対応するよ
うに空気調和ユニット1Aの容量を制御する制御装置7を
設けた。
する空気調和ユニット1Aの駆動動力が無為に浪費される
のを防止するとともに乗客の空調フィーリングを向上す
る。 【解決手段】 多数の乗客が乗車する車両1に取り付け
られてその車室内を冷房する空気調和ユニット1Aと、車
両1の総重量を検出するロードセル5と、このロードセ
ル5の検出値から算出された乗車率に基づいて冷房負荷
を演算する手段6と、入力された冷房負荷に対応するよ
うに空気調和ユニット1Aの容量を制御する制御装置7を
設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鉄道車両等の車両用
空気調和装置に関する。
空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用空気調和装置の1例が図2
に示されている。互いに連結された複数台(図には3
台)の車両1、2、3にはそれぞれその天井に車室内を
冷房するための空気調和ユニット1A、2A、3Aが設けられ
ている。
に示されている。互いに連結された複数台(図には3
台)の車両1、2、3にはそれぞれその天井に車室内を
冷房するための空気調和ユニット1A、2A、3Aが設けられ
ている。
【0003】運転手はその体感温度に応じて各車両1、
2、3に乗車した乗客の数、即ち、乗車率に無関係に手
元にある制御盤4の操作スイッチ41を操作することによ
って各空気調和ユニット1A、2A、3Aを制御していた。
2、3に乗車した乗客の数、即ち、乗車率に無関係に手
元にある制御盤4の操作スイッチ41を操作することによ
って各空気調和ユニット1A、2A、3Aを制御していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、車室内の温度
を安定化させることが難しく、また、空気調和ユニット
1A、2A、3Aを適確に制御できないので、空気調和ユニッ
トの1A、2A、3Aの容量が不足したり、高いままに維持さ
れるという問題があった。
を安定化させることが難しく、また、空気調和ユニット
1A、2A、3Aを適確に制御できないので、空気調和ユニッ
トの1A、2A、3Aの容量が不足したり、高いままに維持さ
れるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、多数の乗客が乗車する車両に取り付けられてそ
の車室内を冷房する空気調和ユニットと、上記車両の総
重量を検出するロードセルと、このロードセルの検出値
から算出された乗車率に基づいて冷房負荷を演算する手
段と、入力された冷房負荷に対応するように上記空気調
和ユニットの容量を制御する制御装置を具備することを
特徴とする車両用空気調和装置にある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、多数の乗客が乗車する車両に取り付けられてそ
の車室内を冷房する空気調和ユニットと、上記車両の総
重量を検出するロードセルと、このロードセルの検出値
から算出された乗車率に基づいて冷房負荷を演算する手
段と、入力された冷房負荷に対応するように上記空気調
和ユニットの容量を制御する制御装置を具備することを
特徴とする車両用空気調和装置にある。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態が図1に示され
ている。車両1にはその総重量を検出するためのロード
セル5が取り付けられている。このロードセル5の検出
値が冷房負荷演算手段6に入力されると、ここで乗車率
が算出され、この乗車率に基づいて冷房負荷が演算され
るとともに乗車率は運転席に配設された制御盤4に出力
されてここに表示される。
ている。車両1にはその総重量を検出するためのロード
セル5が取り付けられている。このロードセル5の検出
値が冷房負荷演算手段6に入力されると、ここで乗車率
が算出され、この乗車率に基づいて冷房負荷が演算され
るとともに乗車率は運転席に配設された制御盤4に出力
されてここに表示される。
【0007】そして、冷却負荷演算手段6で演算された
冷房負荷は空気調和ユニット1Aの制御装置7に入力され
る。
冷房負荷は空気調和ユニット1Aの制御装置7に入力され
る。
【0008】冷房負荷演算手段6においては、ロードセ
ル5の検出値、即ち、車両総重量Wn から次式により乗
車率Mが算出される。 M =Mn /MT Mn =( Wn −WTn) ×1/WA
ル5の検出値、即ち、車両総重量Wn から次式により乗
車率Mが算出される。 M =Mn /MT Mn =( Wn −WTn) ×1/WA
【0009】但し、 Mn は乗客数 MT は車両定員数 Wn は車両総重量 WTnは車体重量 WA は成人男子の平均重量
【0010】乗車率Mが算出されると、この冷房負荷演
算手段6に予め記憶されているシュミレーションカーブ
Qに基づいて冷房負荷Pが演算される。この冷房負荷P
が制御装置7に入力されると、この制御装置7は空気調
和ユニット1Aの容量を冷房負荷Pに対して過不足になら
ないように自動的に制御する。なお、図示していない
が、他の車両も上記と同様である。
算手段6に予め記憶されているシュミレーションカーブ
Qに基づいて冷房負荷Pが演算される。この冷房負荷P
が制御装置7に入力されると、この制御装置7は空気調
和ユニット1Aの容量を冷房負荷Pに対して過不足になら
ないように自動的に制御する。なお、図示していない
が、他の車両も上記と同様である。
【0011】
【発明の効果】本発明においては、車両の総重量を検出
するロードセルの検出値から乗車率を算出し、この乗車
率に基づいて演算された冷房負荷に対応するように空気
調和ユニットの容量を制御するので、空気調和ユニット
の容量を乗車率に応じて増減することができ、従って、
過冷房や、冷房不足を防止して乗客の空調フィーリング
を向上できるのみならず空気調和ユニットの駆動動力が
無為に浪費されるのを防止できる。
するロードセルの検出値から乗車率を算出し、この乗車
率に基づいて演算された冷房負荷に対応するように空気
調和ユニットの容量を制御するので、空気調和ユニット
の容量を乗車率に応じて増減することができ、従って、
過冷房や、冷房不足を防止して乗客の空調フィーリング
を向上できるのみならず空気調和ユニットの駆動動力が
無為に浪費されるのを防止できる。
【図1】本発明の実施形態を示す系統図である。
【図2】従来の車両用空気調和装置の系統図である。
1 車両 1A 空気調和ユニット 4 制御盤 5 ロードセル 6 冷房負荷演算手段 7 制御装置
Claims (1)
- 【請求項1】 多数の乗客が乗車する車両に取り付けら
れてその車室内を冷房する空気調和ユニットと、上記車
両の総重量を検出するロードセルと、このロードセルの
検出値から算出された乗車率に基づいて冷房負荷を演算
する手段と、入力された冷房負荷に対応するように上記
空気調和ユニットの容量を制御する制御装置を具備する
ことを特徴とする車両用空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10256115A JP2000071740A (ja) | 1998-08-27 | 1998-08-27 | 車両用空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10256115A JP2000071740A (ja) | 1998-08-27 | 1998-08-27 | 車両用空気調和装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000071740A true JP2000071740A (ja) | 2000-03-07 |
Family
ID=17288114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10256115A Withdrawn JP2000071740A (ja) | 1998-08-27 | 1998-08-27 | 車両用空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000071740A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003285637A (ja) * | 2002-03-29 | 2003-10-07 | Toshiba Corp | 車両用空調制御方法 |
JP2008029110A (ja) * | 2006-07-20 | 2008-02-07 | Toshiba Corp | 電気車の保全機能付きモニタ装置 |
WO2011010369A1 (ja) * | 2009-07-22 | 2011-01-27 | 三菱電機株式会社 | 車両用空調制御方法 |
CN102233879A (zh) * | 2010-04-30 | 2011-11-09 | 南车青岛四方机车车辆股份有限公司 | 轨道车辆空调新风控制方法及其控制系统 |
CN106004905A (zh) * | 2016-07-28 | 2016-10-12 | 中车建设工程有限公司 | 迅速响应的列车空调控制方法 |
CN106184252A (zh) * | 2016-07-28 | 2016-12-07 | 中车建设工程有限公司 | 基于乘客称重系统的列车空调负荷控制方法和确认方法 |
CN110687804A (zh) * | 2019-09-23 | 2020-01-14 | 珠海格力电器股份有限公司 | 家电控制方法、装置、存储介质、家电控制系统及终端 |
-
1998
- 1998-08-27 JP JP10256115A patent/JP2000071740A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003285637A (ja) * | 2002-03-29 | 2003-10-07 | Toshiba Corp | 車両用空調制御方法 |
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US8892277B2 (en) | 2009-07-22 | 2014-11-18 | Mitsubishi Electric Corporation | Vehicle air-conditioning control method |
CN102233879A (zh) * | 2010-04-30 | 2011-11-09 | 南车青岛四方机车车辆股份有限公司 | 轨道车辆空调新风控制方法及其控制系统 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20051101 |