JP2001030903A - 電車稼働データ収集システム - Google Patents
電車稼働データ収集システムInfo
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- JP2001030903A JP2001030903A JP11209705A JP20970599A JP2001030903A JP 2001030903 A JP2001030903 A JP 2001030903A JP 11209705 A JP11209705 A JP 11209705A JP 20970599 A JP20970599 A JP 20970599A JP 2001030903 A JP2001030903 A JP 2001030903A
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- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 運行中の電車の各種稼働データを略リアルタ
イムで計測/収集可能で、このデータに基づいた迅速な
故障診断/故障対策が可能であり、また省エネルギーの
推進にも役立つ電車稼働データ収集システムを提供す
る。 【解決手段】 無線機1を接続したデータ収集装置2
は、各駅に設置されており、各データ収集装置2はネッ
トワークに接続されている。このネットワークには更に
情報管理センタ3が接続されている。各電車には例えば
電車内の各設備の消費電力量を計測する計測装置と無線
機が搭載され、電車が上記無線機1と通信可能なエリア
に入ると、計測データを無線送信し、データ収集装置2
に格納させる。情報管理センタ3は、例えば定期的に、
ネットワークを介して各データ収集装置2からデータを
吸い上げて蓄積し、これらデータに基づいて、電車の稼
働状態の分析や、故障診断、あるいは省エネルギーの為
の電車の運行方法の解析等を行うことができる。
イムで計測/収集可能で、このデータに基づいた迅速な
故障診断/故障対策が可能であり、また省エネルギーの
推進にも役立つ電車稼働データ収集システムを提供す
る。 【解決手段】 無線機1を接続したデータ収集装置2
は、各駅に設置されており、各データ収集装置2はネッ
トワークに接続されている。このネットワークには更に
情報管理センタ3が接続されている。各電車には例えば
電車内の各設備の消費電力量を計測する計測装置と無線
機が搭載され、電車が上記無線機1と通信可能なエリア
に入ると、計測データを無線送信し、データ収集装置2
に格納させる。情報管理センタ3は、例えば定期的に、
ネットワークを介して各データ収集装置2からデータを
吸い上げて蓄積し、これらデータに基づいて、電車の稼
働状態の分析や、故障診断、あるいは省エネルギーの為
の電車の運行方法の解析等を行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電車稼働データ収
集システムに関する。
集システムに関する。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】電車
は、毎日、多くの客、荷物等を大量に輸送しているもの
であり、その電気エネルギー消費量は膨大なものである
が、その走行の仕方等により消費電力量が大きく変わる
ものであり、省エネルギーを図る余地が多く残されてい
る。また、電車は公共性が強いものであり、ダイヤが多
少乱れるだけでも多くの乗客に影響を与えるが、その一
方で1つの線路を多くの電車が同時に使用している関係
上、一台の電車の故障がダイヤ全てに影響を与える可能
性が大きく、少しでも早く故障あるいは故障の兆候を見
つけ出し対応することが必要不可欠となっている。
は、毎日、多くの客、荷物等を大量に輸送しているもの
であり、その電気エネルギー消費量は膨大なものである
が、その走行の仕方等により消費電力量が大きく変わる
ものであり、省エネルギーを図る余地が多く残されてい
る。また、電車は公共性が強いものであり、ダイヤが多
少乱れるだけでも多くの乗客に影響を与えるが、その一
方で1つの線路を多くの電車が同時に使用している関係
上、一台の電車の故障がダイヤ全てに影響を与える可能
性が大きく、少しでも早く故障あるいは故障の兆候を見
つけ出し対応することが必要不可欠となっている。
【0003】本発明の課題は、運行中の電車の各種電力
消費データを計測し、該計測データを略リアルタイムで
収集し、これに基づいた迅速な故障診断/故障対策が可
能であり、また省エネルギーの推進にも役立つ電車稼働
データ収集システムを提供することである。
消費データを計測し、該計測データを略リアルタイムで
収集し、これに基づいた迅速な故障診断/故障対策が可
能であり、また省エネルギーの推進にも役立つ電車稼働
データ収集システムを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による電車稼働デ
ータ収集システムは、各駅に各々設置され、無線通信手
段と記憶手段を備え、有線のネットワークに接続された
複数の固定基地局と、各電車において、その電車の各種
稼働状態を計測する計測手段と、電車の現在位置を検出
する位置検出手段と、該位置検出手段で検出した電車の
現在位置が前記固定基地局のいずれかと無線通信可能な
位置にあるか否か判別し、無線通信可能位置にある場合
には前記計測手段で計測した各種稼働状態データを無線
通信により固定基地局に送信する無線通信/制御手段と
を備え、前記ネットワークを介して前記各固定基地局の
記憶手段に一時的に記憶された前記各種稼働状態データ
を収集するセンタ装置とを有する。
ータ収集システムは、各駅に各々設置され、無線通信手
段と記憶手段を備え、有線のネットワークに接続された
複数の固定基地局と、各電車において、その電車の各種
稼働状態を計測する計測手段と、電車の現在位置を検出
する位置検出手段と、該位置検出手段で検出した電車の
現在位置が前記固定基地局のいずれかと無線通信可能な
位置にあるか否か判別し、無線通信可能位置にある場合
には前記計測手段で計測した各種稼働状態データを無線
通信により固定基地局に送信する無線通信/制御手段と
を備え、前記ネットワークを介して前記各固定基地局の
記憶手段に一時的に記憶された前記各種稼働状態データ
を収集するセンタ装置とを有する。
【0005】このように、無線により、運行中の各電車
から随時その各種稼働状態を収集することができる。こ
れより、例えば上記計測手段で計測する各種稼働状態デ
ータが、電車内の各種電力設備の電力消費量データであ
るとすると、前記センタ装置は該電力消費量データに基
づいて故障診断を行うことができ、運行中の電車の故障
に関して迅速に対応することができるようになる。
から随時その各種稼働状態を収集することができる。こ
れより、例えば上記計測手段で計測する各種稼働状態デ
ータが、電車内の各種電力設備の電力消費量データであ
るとすると、前記センタ装置は該電力消費量データに基
づいて故障診断を行うことができ、運行中の電車の故障
に関して迅速に対応することができるようになる。
【0006】または、例えば上記計測手段で計測する各
種稼働状態データが、電車内の各種電力設備の電力消費
量データまたは電車の速度/加速/減速に関するデータ
であるとすると、前記センタ装置は該電力消費量データ
を収集/蓄積して省エネルギーに適切な運転方法を見つ
け出す為の基礎情報とすることができ、例えばエネルギ
ー消費量が少なくて済む運転方法(加速、減速のタイミ
ング等)を見つけ出すことが期待できる。
種稼働状態データが、電車内の各種電力設備の電力消費
量データまたは電車の速度/加速/減速に関するデータ
であるとすると、前記センタ装置は該電力消費量データ
を収集/蓄積して省エネルギーに適切な運転方法を見つ
け出す為の基礎情報とすることができ、例えばエネルギ
ー消費量が少なくて済む運転方法(加速、減速のタイミ
ング等)を見つけ出すことが期待できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態を説明する。図1は、電車から無線によりデー
タを収集する様子を示す図である。
実施形態を説明する。図1は、電車から無線によりデー
タを収集する様子を示す図である。
【0008】無線機1を接続したデータ収集装置2(固
定基地局)は、線路沿いの適切な複数箇所に分散設置さ
れる。例えば、各駅に設置される。無線機1は、SS無
線機(スペクトラム拡散通信方式による無線機)、特定
小電力無線機等であるが、送信データ量が多い場合には
SS無線機が望ましい。無線機1の通信可能距離は有限
であり、この無線機1により通信可能な範囲を、同図に
示す通信可能領域とする。
定基地局)は、線路沿いの適切な複数箇所に分散設置さ
れる。例えば、各駅に設置される。無線機1は、SS無
線機(スペクトラム拡散通信方式による無線機)、特定
小電力無線機等であるが、送信データ量が多い場合には
SS無線機が望ましい。無線機1の通信可能距離は有限
であり、この無線機1により通信可能な範囲を、同図に
示す通信可能領域とする。
【0009】今、例えば、同図に示すように線路上を電
車が走行してきて、上記通信可能領域に入ると、電車に
搭載した無線機(後述する無線機17)と上記無線機1
とが通信可能状態となる。電車には、走行中の電車内の
各種電力消費量に関する情報を計測/蓄積するシステム
が搭載されており(詳しくは後述する)、このシステム
で計測/蓄積したデータが、上記無線機17から無線機
1に送信される。この送信データは、当該電車が、ある
通信可能領域から次の通信可能領域までの間を走行中に
計測されたデータである。データ収集装置2は、無線機
1により受信したデータを一時的に格納する。
車が走行してきて、上記通信可能領域に入ると、電車に
搭載した無線機(後述する無線機17)と上記無線機1
とが通信可能状態となる。電車には、走行中の電車内の
各種電力消費量に関する情報を計測/蓄積するシステム
が搭載されており(詳しくは後述する)、このシステム
で計測/蓄積したデータが、上記無線機17から無線機
1に送信される。この送信データは、当該電車が、ある
通信可能領域から次の通信可能領域までの間を走行中に
計測されたデータである。データ収集装置2は、無線機
1により受信したデータを一時的に格納する。
【0010】図2は、電車稼働データ収集システム全体
を概略的に示す図である。同図において、上記無線機1
を接続したデータ収集装置2は、各駅に設置されてお
り、各データ収集装置2は有線のネットワークに接続さ
れている。この有線のネットワークには更に情報管理セ
ンタ3が接続されている。この有線のネットワークは、
例えば専用線を用いIPプロトコルを採用するイントラ
ネット、公衆回線網を利用する等、様々であってよい。
を概略的に示す図である。同図において、上記無線機1
を接続したデータ収集装置2は、各駅に設置されてお
り、各データ収集装置2は有線のネットワークに接続さ
れている。この有線のネットワークには更に情報管理セ
ンタ3が接続されている。この有線のネットワークは、
例えば専用線を用いIPプロトコルを採用するイントラ
ネット、公衆回線網を利用する等、様々であってよい。
【0011】情報管理センタ3は、例えば定期的に、ネ
ットワークを介して各データ収集装置2から上記の様に
一時的に格納されたデータを吸い上げて、一括管理す
る。そして、これらデータに基づいて、電車の稼働状態
の分析や、故障診断、あるいは省エネルギーの為の電車
の運行方法の解析等を行うことができる。
ットワークを介して各データ収集装置2から上記の様に
一時的に格納されたデータを吸い上げて、一括管理す
る。そして、これらデータに基づいて、電車の稼働状態
の分析や、故障診断、あるいは省エネルギーの為の電車
の運行方法の解析等を行うことができる。
【0012】このように、各駅に配置したデータ収集装
置2に、無線を用いてデータ転送するので、運行中の電
車から随時データを吸い上げることができ、後述する故
障診断等を迅速に行うことも可能となる。これを、無線
ではなく、有線で行う場合、敷設するのに手間/コスト
が掛かるが、無線では設置が簡単である。特に、複数の
路線が乗り入れる駅等ではその分複雑になるが、無線で
は駅構内全体が通信可能領域となっていれば1台で済
む。
置2に、無線を用いてデータ転送するので、運行中の電
車から随時データを吸い上げることができ、後述する故
障診断等を迅速に行うことも可能となる。これを、無線
ではなく、有線で行う場合、敷設するのに手間/コスト
が掛かるが、無線では設置が簡単である。特に、複数の
路線が乗り入れる駅等ではその分複雑になるが、無線で
は駅構内全体が通信可能領域となっていれば1台で済
む。
【0013】図3、図4は、各電車に搭載される電力計
測/通知システムの一例を示す構成図(その1)、(そ
の2)である。まず、図3の例について説明する。
測/通知システムの一例を示す構成図(その1)、(そ
の2)である。まず、図3の例について説明する。
【0014】図3に示す電力計測/通知システム10
は、計測装置11、通信制御装置15、GPS16、無
線機17等より構成される。計測装置11は、空調機1
2、モータ13、照明14等の電車内の各種設備に接続
して、その電力消費量を計測する装置である。これは、
例えば、常時、空調機12、モータ13、照明14等の
電流値、電圧値を計測して、この電流値、電圧値から消
費電力(瞬時値)を算出しており、更にこれを例えば1
分単位で積算して、毎分ごとの消費電力(積算値)とす
る。以下、消費電力データとは、この積算値のことをい
うものとする。
は、計測装置11、通信制御装置15、GPS16、無
線機17等より構成される。計測装置11は、空調機1
2、モータ13、照明14等の電車内の各種設備に接続
して、その電力消費量を計測する装置である。これは、
例えば、常時、空調機12、モータ13、照明14等の
電流値、電圧値を計測して、この電流値、電圧値から消
費電力(瞬時値)を算出しており、更にこれを例えば1
分単位で積算して、毎分ごとの消費電力(積算値)とす
る。以下、消費電力データとは、この積算値のことをい
うものとする。
【0015】通信制御装置15は、計測装置11で計測
した各種設備の消費電力データを一時的に記憶するメモ
リ15aを有する。また、メモリ15aには、各通信可
能領域の範囲情報(例えば北緯○○度〜△△度、東経○
△度〜△○度というように)が記憶されている。そし
て、通信制御装置15は、GPS16及び無線機17に
接続して、GPS16で測定した位置情報を入力すると
共に通信すべきタイミングの判断及び通信制御を行う。
すなわち、GPS16で測定した現在の電車の位置が、
通信可能領域内であるか否かを判定し、そうである場合
には、メモリ15aに一時的に記憶した上記各種電力デ
ータを、無線機17より送信する。
した各種設備の消費電力データを一時的に記憶するメモ
リ15aを有する。また、メモリ15aには、各通信可
能領域の範囲情報(例えば北緯○○度〜△△度、東経○
△度〜△○度というように)が記憶されている。そし
て、通信制御装置15は、GPS16及び無線機17に
接続して、GPS16で測定した位置情報を入力すると
共に通信すべきタイミングの判断及び通信制御を行う。
すなわち、GPS16で測定した現在の電車の位置が、
通信可能領域内であるか否かを判定し、そうである場合
には、メモリ15aに一時的に記憶した上記各種電力デ
ータを、無線機17より送信する。
【0016】次に、図4の例について説明する。尚、同
図において、図3と略同一でよい構成には同一符号を付
してある。図4に示す電力計測/通知システム20は、
計測装置11、通信制御装置21、時計22、速度計2
3、無線機17等より構成される。
図において、図3と略同一でよい構成には同一符号を付
してある。図4に示す電力計測/通知システム20は、
計測装置11、通信制御装置21、時計22、速度計2
3、無線機17等より構成される。
【0017】計測装置11、空調機12、モータ13、
照明14については、図3で説明した通りである。通信
制御装置21は、計測装置11で計測した各種設備の消
費電力データを一時的に記憶するメモリ21aを有す
る。また、メモリ15aには、各通信可能領域の位置情
報が記憶されている。そして、通信制御装置15は、時
計22、速度計23及び無線機17に接続して、通信す
べきタイミングの判断及び通信制御を行う。すなわち、
時計22及び速度計23のデータに基づいて算出した現
在の電車の位置が、通信可能領域内であるか否かを判定
し、そうである場合には、メモリ21aに一時的に記憶
した上記各種電力データを、無線機17より送信する。
照明14については、図3で説明した通りである。通信
制御装置21は、計測装置11で計測した各種設備の消
費電力データを一時的に記憶するメモリ21aを有す
る。また、メモリ15aには、各通信可能領域の位置情
報が記憶されている。そして、通信制御装置15は、時
計22、速度計23及び無線機17に接続して、通信す
べきタイミングの判断及び通信制御を行う。すなわち、
時計22及び速度計23のデータに基づいて算出した現
在の電車の位置が、通信可能領域内であるか否かを判定
し、そうである場合には、メモリ21aに一時的に記憶
した上記各種電力データを、無線機17より送信する。
【0018】ここで、電車は線路上を走行するものであ
るので、時計22より得られる計時データと速度計23
より得られる速度データに基づいて、その電車の移動距
離を求めれば、これを電車の現在位置として扱うことが
できる。これは、例えば、起点となるポイント(始発駅
等)を0とし、ここから例えば10(km)の地点という
ような現在位置の捉らえ方をする。一方、上記各通信可
能領域の位置情報についても、例えば「9.9(km)〜
10.1(km)の区間」という形で記憶しておく。この
例では、現在位置「10(km)地点」は、「9.9(k
m)〜10.1(km)の区間」内に入っているので、通
信可能領域内であると判定され、上記無線機17による
データ送信が行われる。
るので、時計22より得られる計時データと速度計23
より得られる速度データに基づいて、その電車の移動距
離を求めれば、これを電車の現在位置として扱うことが
できる。これは、例えば、起点となるポイント(始発駅
等)を0とし、ここから例えば10(km)の地点という
ような現在位置の捉らえ方をする。一方、上記各通信可
能領域の位置情報についても、例えば「9.9(km)〜
10.1(km)の区間」という形で記憶しておく。この
例では、現在位置「10(km)地点」は、「9.9(k
m)〜10.1(km)の区間」内に入っているので、通
信可能領域内であると判定され、上記無線機17による
データ送信が行われる。
【0019】図5は、上記メモリ15a、21aに格納
される消費電力データのデータ格納形式の一例を示す図
である。同図に示す消費電力データ30は、まずその先
頭領域に、列車番号31が格納される。列車番号31
は、予め各列車毎に割り当てられているユニークな識別
番号である。次に、上記消費電力データが格納される。
1つのデータは、データ収集時刻32、モータ消費電力
33、照明消費電力34から成っており(データ収集時
刻32−1、モータ消費電力33−1、照明消費電力3
4−1で1つのデータ、データ収集時刻32−2、モー
タ消費電力33−2、照明消費電力34−2で1つのデ
ータというように成っている)、各データ収集時刻にお
けるモータ消費電力、照明消費電力のデータが格納され
る。ここでは上述してある例に応じて、データ収集時刻
32は、同図に示すように、9:00〜9:01、9:
01〜9:02という1分間単位となっており、モータ
消費電力33、照明消費電力34は毎分ごとの消費電力
(積算値)ということになる。尚、同図に示す例ではモ
ータ消費電力33、照明消費電力34のデータを格納す
るものとしているが、これは説明を簡単化しているので
あり、実際には、計測対象の全ての機器の消費電力デー
タがそれぞれ格納される。更に、上記GPS16や時計
22及び速度計23により電車の現在位置を求める機能
を利用して、各データを収集したときの電車の位置を求
め、この位置データも格納するようにしてもよい。
される消費電力データのデータ格納形式の一例を示す図
である。同図に示す消費電力データ30は、まずその先
頭領域に、列車番号31が格納される。列車番号31
は、予め各列車毎に割り当てられているユニークな識別
番号である。次に、上記消費電力データが格納される。
1つのデータは、データ収集時刻32、モータ消費電力
33、照明消費電力34から成っており(データ収集時
刻32−1、モータ消費電力33−1、照明消費電力3
4−1で1つのデータ、データ収集時刻32−2、モー
タ消費電力33−2、照明消費電力34−2で1つのデ
ータというように成っている)、各データ収集時刻にお
けるモータ消費電力、照明消費電力のデータが格納され
る。ここでは上述してある例に応じて、データ収集時刻
32は、同図に示すように、9:00〜9:01、9:
01〜9:02という1分間単位となっており、モータ
消費電力33、照明消費電力34は毎分ごとの消費電力
(積算値)ということになる。尚、同図に示す例ではモ
ータ消費電力33、照明消費電力34のデータを格納す
るものとしているが、これは説明を簡単化しているので
あり、実際には、計測対象の全ての機器の消費電力デー
タがそれぞれ格納される。更に、上記GPS16や時計
22及び速度計23により電車の現在位置を求める機能
を利用して、各データを収集したときの電車の位置を求
め、この位置データも格納するようにしてもよい。
【0020】図6は、電車に搭載した無線機17から無
線機1に送信するデータの形式の一例を示す図である。
この例では、無線機17、無線機1はSS無線機である
ものとし、パケット送信するものとする。
線機1に送信するデータの形式の一例を示す図である。
この例では、無線機17、無線機1はSS無線機である
ものとし、パケット送信するものとする。
【0021】同図に示すパケット40は、列車番号4
1、発信時刻42、データ数43、及び消費電力データ
(データ収集時刻41、モータ消費電力45、照明消費
電力46)より成る。尚、同図に示すデータ収集時刻4
4−1、モータ消費電力45−1、照明消費電力46−
1は、図5のデータ収集時刻32−1、モータ消費電力
33−1、照明消費電力34−1であり、データ収集時
刻44−2、モータ消費電力45−2、照明消費電力4
6−2は、図5のデータ収集時刻32−2、モータ消費
電力33−2、照明消費電力34−2である。また、列
車番号41も、上記列車番号31のことである。発信時
刻42は、このパケット40の送信時刻である。データ
数43は、上記消費電力データのデータ数である。
1、発信時刻42、データ数43、及び消費電力データ
(データ収集時刻41、モータ消費電力45、照明消費
電力46)より成る。尚、同図に示すデータ収集時刻4
4−1、モータ消費電力45−1、照明消費電力46−
1は、図5のデータ収集時刻32−1、モータ消費電力
33−1、照明消費電力34−1であり、データ収集時
刻44−2、モータ消費電力45−2、照明消費電力4
6−2は、図5のデータ収集時刻32−2、モータ消費
電力33−2、照明消費電力34−2である。また、列
車番号41も、上記列車番号31のことである。発信時
刻42は、このパケット40の送信時刻である。データ
数43は、上記消費電力データのデータ数である。
【0022】このパケット40が、電車側の無線機17
から送信されて、これを通信可能な固定基地局側の無線
機1が受信し、そのデータ収集装置2内の不図示のメモ
リ等に一時的に格納されることになる。尚、電車側のメ
モリ15a、21aに格納される消費電力データは、送
信完了後に消去する。
から送信されて、これを通信可能な固定基地局側の無線
機1が受信し、そのデータ収集装置2内の不図示のメモ
リ等に一時的に格納されることになる。尚、電車側のメ
モリ15a、21aに格納される消費電力データは、送
信完了後に消去する。
【0023】図7は、データ収集装置2内の不図示のメ
モリに一時的に格納されるデータの一例を示す図であ
る。同図に示すように、データ収集装置2内のメモリ5
0には、各電車の無線機17から送信され無線機1で受
信したデータ(消費電力データ)が、各電車毎に区別さ
れて格納される。例えば、同図に示すように、列車番号
「100」の電車の消費電力データ51、列車番号「1
02」の電車の消費電力データ52、列車番号「10
3」の電車の消費電力データ53というように、各電車
毎のデータが列車番号41により区別されて格納され
る。
モリに一時的に格納されるデータの一例を示す図であ
る。同図に示すように、データ収集装置2内のメモリ5
0には、各電車の無線機17から送信され無線機1で受
信したデータ(消費電力データ)が、各電車毎に区別さ
れて格納される。例えば、同図に示すように、列車番号
「100」の電車の消費電力データ51、列車番号「1
02」の電車の消費電力データ52、列車番号「10
3」の電車の消費電力データ53というように、各電車
毎のデータが列車番号41により区別されて格納され
る。
【0024】情報管理センタ3は、定期的に、あるいは
必要なときに、ネットワークを介して、上記各駅に設置
された各データ収集装置2から、データを吸い上げる。
図8は、情報管理センタ3によるデータ吸い上げ処理の
一例を説明する為のフローチャート図である。
必要なときに、ネットワークを介して、上記各駅に設置
された各データ収集装置2から、データを吸い上げる。
図8は、情報管理センタ3によるデータ吸い上げ処理の
一例を説明する為のフローチャート図である。
【0025】情報管理センタ3(内のホスト等)は、定
期的にあるいは任意のときに、まず、各駅に設置された
各データ収集装置2に対して、それぞれ、最新のデータ
が格納されているか否かの確認をとる(ステップS
1)。そして、最新のデータが格納されているデータ収
集装置2に対しては、データ送信要求を出す(ステップ
S2)。このデータ送信要求を受けたデータ収集装置2
は、自己のメモリに格納されているデータを、情報管理
センタ3に送信する(ステップS3)。
期的にあるいは任意のときに、まず、各駅に設置された
各データ収集装置2に対して、それぞれ、最新のデータ
が格納されているか否かの確認をとる(ステップS
1)。そして、最新のデータが格納されているデータ収
集装置2に対しては、データ送信要求を出す(ステップ
S2)。このデータ送信要求を受けたデータ収集装置2
は、自己のメモリに格納されているデータを、情報管理
センタ3に送信する(ステップS3)。
【0026】尚、各データ収集装置2は、情報管理セン
タ3に対して最新のデータを送信した後に、この最新デ
ータを自己のメモリから消去する。これより、上記ステ
ップS1の処理は、各データ収集装置2に対して自己の
メモリに現在記憶されているデータが有るか否かを問い
合せるとも言える。
タ3に対して最新のデータを送信した後に、この最新デ
ータを自己のメモリから消去する。これより、上記ステ
ップS1の処理は、各データ収集装置2に対して自己の
メモリに現在記憶されているデータが有るか否かを問い
合せるとも言える。
【0027】そして、情報管理センタ3側では、データ
を受信すると、これを上記列車番号を用いて列車毎に分
類して蓄積する(ステップS4)。情報管理センタ3側
では、上記の様にして各データ収集装置2から吸い上げ
たデータ(消費電力データ)に基づいて、例えばモータ
や照明の故障診断を行う。これは、特に、運行中の電車
から随時(各途中駅に停車中等に)無線によりデータ収
集を行っているので、例えば1日毎に電車の運行終了後
にまとめてデータを吸い上げて故障診断を行う場合と比
べ、迅速に故障診断を行うことができ、故障(故障の兆
候)等があった場合に素速く対処することが可能とな
る。例えばモータに不調がみられる電車は直ちに他の車
両と交換する等の迅速な対処が行えるので、例えばその
まま電車の運行し続けたために車両故障にまで発展して
その電車が止まってしまいダイヤ全体の乱れを引き起こ
すような事態を回避することが期待できる。あるいは車
両内の照明や空調(エアコン)が故障した場合等でも、
これは乗客の気分を害するものであり、出来るだけ早く
修理することが望ましいが、この様な場合に対して迅速
に対応可能となる効果を奏する。尚、センタ装置は略リ
アルタイムでデータを表示するだけで、故障診断は、人
間が表示データを参照しながら経験/勘により判断する
ようにしてもよい。
を受信すると、これを上記列車番号を用いて列車毎に分
類して蓄積する(ステップS4)。情報管理センタ3側
では、上記の様にして各データ収集装置2から吸い上げ
たデータ(消費電力データ)に基づいて、例えばモータ
や照明の故障診断を行う。これは、特に、運行中の電車
から随時(各途中駅に停車中等に)無線によりデータ収
集を行っているので、例えば1日毎に電車の運行終了後
にまとめてデータを吸い上げて故障診断を行う場合と比
べ、迅速に故障診断を行うことができ、故障(故障の兆
候)等があった場合に素速く対処することが可能とな
る。例えばモータに不調がみられる電車は直ちに他の車
両と交換する等の迅速な対処が行えるので、例えばその
まま電車の運行し続けたために車両故障にまで発展して
その電車が止まってしまいダイヤ全体の乱れを引き起こ
すような事態を回避することが期待できる。あるいは車
両内の照明や空調(エアコン)が故障した場合等でも、
これは乗客の気分を害するものであり、出来るだけ早く
修理することが望ましいが、この様な場合に対して迅速
に対応可能となる効果を奏する。尚、センタ装置は略リ
アルタイムでデータを表示するだけで、故障診断は、人
間が表示データを参照しながら経験/勘により判断する
ようにしてもよい。
【0028】また、情報管理センタ3側で、上記の様に
して各データ収集装置2から吸い上げたデータ(消費電
力データ)を累積/解析することにより、電車のエネル
ギー消費量の削減を期待できる。すなわち、一般に、電
車は、その走行の仕方により消費電力量が大きく変わる
ものである。一方、各電車の走行の仕方は、各運転手に
よって、加速・減速の仕方や傾斜地における操作タイミ
ングなどが異なっているのが現状である。この為、同じ
電車であっても、運転手によって、消費電力量が大きい
場合、小さい場合が生じることになる。これに対して、
本発明の電車稼働データ収集システムにより各電車毎の
消費電力データの累積/解析を行うことにより、例えば
全ての電車の中で最も消費電力量の小さかった電車を運
転していた運転者の運転の仕方がその路線に合った最適
運転方法であるとして、この運転方法に統一させること
で、エネルギー消費量の削減を図ることが可能となる。
あるいは、消費電力データ以外に、電車の速度(加速/
減速)のデータも収集することにより、電車の走行の仕
方とエネルギー消費量との関係を詳細に解析することも
可能であり、最も最適な運転(最もエネルギー消費量の
小さい運転)の方法を見つけ出すことも期待できる。
して各データ収集装置2から吸い上げたデータ(消費電
力データ)を累積/解析することにより、電車のエネル
ギー消費量の削減を期待できる。すなわち、一般に、電
車は、その走行の仕方により消費電力量が大きく変わる
ものである。一方、各電車の走行の仕方は、各運転手に
よって、加速・減速の仕方や傾斜地における操作タイミ
ングなどが異なっているのが現状である。この為、同じ
電車であっても、運転手によって、消費電力量が大きい
場合、小さい場合が生じることになる。これに対して、
本発明の電車稼働データ収集システムにより各電車毎の
消費電力データの累積/解析を行うことにより、例えば
全ての電車の中で最も消費電力量の小さかった電車を運
転していた運転者の運転の仕方がその路線に合った最適
運転方法であるとして、この運転方法に統一させること
で、エネルギー消費量の削減を図ることが可能となる。
あるいは、消費電力データ以外に、電車の速度(加速/
減速)のデータも収集することにより、電車の走行の仕
方とエネルギー消費量との関係を詳細に解析することも
可能であり、最も最適な運転(最もエネルギー消費量の
小さい運転)の方法を見つけ出すことも期待できる。
【0029】更に、将来的に、電車の自動運転、半自動
運転が実現した場合、この自動運転プログラムに上記最
もエネルギー消費量の小さい運転の仕方を反映させるこ
とも期待できる。
運転が実現した場合、この自動運転プログラムに上記最
もエネルギー消費量の小さい運転の仕方を反映させるこ
とも期待できる。
【0030】あるいは、本発明の電車稼働データ収集シ
ステムによれば、余剰電力(回生電力)の有効利用を期
待できる。この回生電力の有効利用について、図9を参
照して説明する。
ステムによれば、余剰電力(回生電力)の有効利用を期
待できる。この回生電力の有効利用について、図9を参
照して説明する。
【0031】一般に、電車は、減速時にモータをブレー
キの代替として使用するので、これにより電力が発生す
る。例えば図9に示す電車Aが減速することによって発
生する余剰電力(回生電力)は、この電力発生時にこの
電車と同じ架線を使用している他の電車の中に加速中の
電車Bが存在する場合には、この加速中の電車Bに供給
することによって有効利用できる。しかしながら、そう
でない場合にはこの余剰電力は捨てられることになる。
あるいは、余剰電力蓄積装置に蓄積することも考えられ
るが、これはエネルギーのロスが大きい。
キの代替として使用するので、これにより電力が発生す
る。例えば図9に示す電車Aが減速することによって発
生する余剰電力(回生電力)は、この電力発生時にこの
電車と同じ架線を使用している他の電車の中に加速中の
電車Bが存在する場合には、この加速中の電車Bに供給
することによって有効利用できる。しかしながら、そう
でない場合にはこの余剰電力は捨てられることになる。
あるいは、余剰電力蓄積装置に蓄積することも考えられ
るが、これはエネルギーのロスが大きい。
【0032】本発明の電車稼働データ収集システムにお
いて、電車の速度(加速/減速)のデータを収集するよ
うにし、これをデータ累積解析装置60(情報管理セン
タ3)で蓄積/解析して列車ダイヤを編成する際に利用
することにより、例えばある路線において、減速する電
車が存在する時刻には加速する車両が存在するようにダ
イヤ編成することが可能となり、エネルギーの有効利用
を図り、以て省エネ効果が期待できる。
いて、電車の速度(加速/減速)のデータを収集するよ
うにし、これをデータ累積解析装置60(情報管理セン
タ3)で蓄積/解析して列車ダイヤを編成する際に利用
することにより、例えばある路線において、減速する電
車が存在する時刻には加速する車両が存在するようにダ
イヤ編成することが可能となり、エネルギーの有効利用
を図り、以て省エネ効果が期待できる。
【0033】尚、上記実施形態の説明では、無線機1を
接続したデータ収集装置2の設置場所を各駅として説明
したが、これに限るものではなく、電車側の無線機と通
信可能である線路沿いの任意の場所であってよい。但
し、この場合、データ送受信完了前に電車が通信可能領
域を通過してしまわないように、例えば電車が低速走行
する区間のみ設置可能であるかもしれない。
接続したデータ収集装置2の設置場所を各駅として説明
したが、これに限るものではなく、電車側の無線機と通
信可能である線路沿いの任意の場所であってよい。但
し、この場合、データ送受信完了前に電車が通信可能領
域を通過してしまわないように、例えば電車が低速走行
する区間のみ設置可能であるかもしれない。
【0034】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
電車稼働データ収集システムによれば、電車の稼働状態
を示す各種データを無線により略リアルタイムで収集で
きるので、これを分析して故障診断することで迅速に故
障に対応できる。あるいは省エネの推進の為に役立てる
ことができる。または、回生電力の有効利用を図ること
が可能になる。
電車稼働データ収集システムによれば、電車の稼働状態
を示す各種データを無線により略リアルタイムで収集で
きるので、これを分析して故障診断することで迅速に故
障に対応できる。あるいは省エネの推進の為に役立てる
ことができる。または、回生電力の有効利用を図ること
が可能になる。
【図1】電車から無線によりデータを収集する様子を示
す図である。
す図である。
【図2】電車稼働データ収集システム全体を概略的に示
す図である。
す図である。
【図3】各電車に搭載される電力計測/通知システムの
構成の一例を示す図(その1)である。
構成の一例を示す図(その1)である。
【図4】各電車に搭載される電力計測/通知システムの
構成の一例を示す図(その2)である。
構成の一例を示す図(その2)である。
【図5】電車側のメモリに格納される消費電力データの
データ格納形式の一例を示す図である。
データ格納形式の一例を示す図である。
【図6】電車に搭載した無線機から送信するパケットの
データの形式の一例を示す図である。
データの形式の一例を示す図である。
【図7】データ収集装置側のメモリに一時的に格納され
るデータの一例を示す図である。
るデータの一例を示す図である。
【図8】情報管理センタによるデータ吸い上げ処理の一
例を説明する為のフローチャート図である。
例を説明する為のフローチャート図である。
【図9】回生電力の有効利用について説明する為の図で
ある。
ある。
1 無線機 2 データ収集装置 3 情報管理センタ 10 電力計測/通知システム 11 計測装置 12 空調機 13 モータ 14 照明 15 通信制御装置 15a メモリ 16 GPS 17 無線機 20 電力計測/通知システム 21 通信制御装置 22 時計 23 速度計 30 消費電力データ 31 列車番号 32 データ収集時刻 33 モータ消費電力 34 照明消費電力 40 パケット 41 列車番号 42 発信時刻 43 データ数 44 データ収集時刻 45 モータ消費電力 46 照明消費電力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 齋藤 芳之 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 清水 康雄 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 木村 裕恒 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 各駅に各々設置され、無線通信手段と記
憶手段を備え、有線のネットワークに接続された複数の
固定基地局と、 各電車において、その電車の各種稼働状態を計測する計
測手段と、電車の現在位置を検出する位置検出手段と、
該位置検出手段で検出した電車の現在位置が前記固定基
地局のいずれかと無線通信可能な位置にあるか否か判別
し、無線通信可能位置にある場合には前記計測手段で計
測した各種稼働状態データを無線通信により固定基地局
に送信する無線通信/制御手段とを備え、 前記ネットワークを介して前記各固定基地局の記憶手段
に一時的に記憶された前記各種稼働状態データを収集す
るセンタ装置と、 を有することを特徴とする電車稼働データ収集システ
ム。 - 【請求項2】 前記計測手段で計測する各種稼働状態デ
ータは、電車内の各種電力設備の電力消費量データであ
り、前記センタ装置は該電力消費量データに基づいて故
障診断を行うことを特徴とする請求項1記載の電車稼働
データ収集システム。 - 【請求項3】 前記計測手段で計測する各種稼働状態デ
ータは、電車内の各種電力設備の電力消費量データまた
は電車の速度/加速/減速に関するデータであり、前記
センタ装置は該電力消費量データを収集/蓄積して省エ
ネルギーに適切な運転方法を見つけ出す為の基礎情報と
することを特徴とする請求項1記載の電車稼働データ収
集システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11209705A JP2001030903A (ja) | 1999-07-23 | 1999-07-23 | 電車稼働データ収集システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11209705A JP2001030903A (ja) | 1999-07-23 | 1999-07-23 | 電車稼働データ収集システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001030903A true JP2001030903A (ja) | 2001-02-06 |
Family
ID=16577284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11209705A Withdrawn JP2001030903A (ja) | 1999-07-23 | 1999-07-23 | 電車稼働データ収集システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001030903A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002284005A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-10-03 | Mitsubishi Electric Corp | 鉄道車両用空調制御装置および鉄道車両用空調制御情報収集システム |
JP2003011810A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-15 | Toshiba Eng Co Ltd | 索道用ネットワークシステム |
JP2007137118A (ja) * | 2005-11-15 | 2007-06-07 | Mitsubishi Electric Corp | 車両状態監視装置 |
JP2008184052A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Central Japan Railway Co | 運転実績データ解析システム、プログラム、記録媒体 |
JP2009007006A (ja) * | 2008-10-17 | 2009-01-15 | Mitsubishi Electric Corp | 車両空調管理システム |
JP2010195136A (ja) * | 2009-02-24 | 2010-09-09 | Murata Machinery Ltd | 有軌道走行車システム |
JP2010228688A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-14 | Hitachi Ltd | 列車運行制御方法および車上制御装置 |
JP5100891B2 (ja) * | 2009-07-22 | 2012-12-19 | 三菱電機株式会社 | 車両用空調制御方法 |
WO2014112320A1 (ja) * | 2013-01-17 | 2014-07-24 | 三菱電機株式会社 | 車両用空調制御装置 |
US9254753B2 (en) | 2012-08-14 | 2016-02-09 | Mitsubishi Electric Corporation | Train-information management device and device control method |
US9387774B2 (en) | 2012-08-14 | 2016-07-12 | Mitsubishi Electric Corporation | Train-information management device and device control method |
JP2021182186A (ja) * | 2020-05-18 | 2021-11-25 | シャープ株式会社 | データ処理装置、データ処理装置の制御方法およびデータ処理プログラム |
-
1999
- 1999-07-23 JP JP11209705A patent/JP2001030903A/ja not_active Withdrawn
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US9254753B2 (en) | 2012-08-14 | 2016-02-09 | Mitsubishi Electric Corporation | Train-information management device and device control method |
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JP5840309B2 (ja) * | 2013-01-17 | 2016-01-06 | 三菱電機株式会社 | 車両用空調制御装置 |
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JP2021182186A (ja) * | 2020-05-18 | 2021-11-25 | シャープ株式会社 | データ処理装置、データ処理装置の制御方法およびデータ処理プログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061003 |