JPWO2011004437A1 - レーザ加工方法および装置 - Google Patents

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Abstract

要約課題 基板上の薄膜をレーザによりスクライブ加工する場合に、大型の集塵機、大量の洗浄液を必要とせず、正確に微細なスクライブ加工を行うレーザ加工方法および装置を提供することを目的とする。解決手段 レーザ光源160からのレーザ光101を、レンズ102で集光し、配管111の窓部147から導入し、洗浄液112中を伝播させ、ノズル113から照射すると共に、集光されたレーザ光101の光軸を略中心とし、集光されたレーザ光101と接触しない大きさの内径で設けられたノズル113から、液流制御部170から供給される洗浄液112を噴射してスクライブ加工を行うものである。選択図 図1

Description

本発明は、薄膜太陽電池、液晶、有機エレクトロルミネッセンス、プラズマディスプレイ等のフラットパネル機器における基板上の薄膜を、レーザを用いて加工するレーザ加工方法および装置に関するものである。
一般に、基板上の薄膜を分断する加工(以下、スクライブ加工と称す)には、レーザが用いられている。従来のレーザを用いたスクライブ加工(レーザスクライブ)では、薄膜の光吸収波長に合わせたレーザを用いて、薄膜あるいは薄膜に含まれる一部の成分を加熱し、気化を利用してレーザ照射部の薄膜を取り除いている(例えば、特許文献1参照)。
このとき、取り除かれた薄膜が基板上に粉塵として付着するため、レーザスクライブ後の洗浄が欠かせない。このため、レーザ照射と洗浄を同時に行う試みもある(例えば、特許文献2参照)。
さらに、基板が大きくなると、一つの基板に対し複数のスクライブ線を多数加工する必要があり、多層薄膜でのスクライブ加工においては、薄膜間のスクライブ線の位置精度を向上させるためのモニタ法が開示されている(例えば、特許文献3参照)。
一方、レーザ加工法として、水柱(ウォータジェット)を光導光路として用い、水とレーザ光を同じ加工領域に照射する方法がある(例えば、非特許文献1参照)。
特開平1−140677号公報(第2頁左下欄第12行目〜右下欄第20行目、第1図) 特開2006−315030号公報(0018〜0020段、図1) 特開2008−71874号公報(0040〜0046段、図1) Laser-doped Silicon Solar Cells by Laser Chemical Processing (LCP) exceeding 20% Efficiency, 33rd IEEE Photovoltaic Specialist Conference, 12-16 May. 2008, St. Diego, CA
しかしながら、上記のような従来のレーザ加工方法では、スクライブ加工により粉塵が大量に発生するため、レーザ光を基板の薄膜層がある反対側から照射し、大容量の集塵機を用いて薄膜層表面に発生する粉塵を取り除く方法や、洗浄層の中でスクライブ加工を行う方法等があった。
しかし、これらの方法では、レーザ光が基板表面で反射され損失となるため、レーザ光の透過する基板を選択しなければならないという問題があった。また、大容量の集塵機で粉塵を取り除く方法では、装置が大型化により騒音が発生し、コストも増大するという問題点があった。
また、洗浄層の中でスクライブ加工を行う方法では、基板が大型化することで消費する洗浄液が大量となり、環境負荷が大きくなるという問題点があった。
一方、スクライブ線の位置制御に関しては、レーザ光を照射し、スペックルパターンから位置を検出する方法があるが、基板上に粉塵、水滴等の異物がある場合、正確な検出ができないという問題があった。
さらに、水柱をレーザ光の導光路として用いる方法では、水柱の断面全体にレーザ光が広がるため、加工領域の最小面積が、水柱の最小面積より小さくできないという問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、基板上の薄膜をレーザによりスクライブ加工する場合に、大型の集塵機、大量の洗浄液を必要とせず、正確に微細なスクライブ加工を行うレーザ加工方法および装置を提供することを目的とする。
本発明に係るレーザ加工方法は、レーザ光の照射と共に、レーザ光の光軸と略同一軸で、光径より大きい液柱状の洗浄液を噴射して基板上の薄膜の加工を行うことを特徴とするものである。
また、本発明に係るレーザ加工装置は、レーザ光を出射するレーザ光源と、レーザ光を集光するレンズと、洗浄液を供給し流速を制御する液流制御部と、集光されたレーザ光を導入する窓部が設けられた洗浄液を導入する配管と、窓部から洗浄液中に導入されたレーザ光の光軸を略中心とし、洗浄液中を伝播するレーザ光が内壁に接触しない大きさで、配管の窓部と対応する位置に設けられ、洗浄液中を伝播するレーザ光を照射すると共に、洗浄液を噴射するノズルとを備えるものである。
本発明によれば、レーザ光の照射と共に洗浄液を加工領域に噴射して、スクライブ加工し、アブレーションの際発生する粉塵を洗浄液中に取り込むようにすることで、粉塵が散乱せず、加工周辺部及びレーザ加工装置の光学部品への粉塵の付着を抑制でき、集塵機を必要とせず、大量の洗浄液を必要としない加工ができる。
また、洗浄液を加工領域に噴射しながら加工点の位置検出を行うことで、粉塵や水滴等の異物が付着した基板であっても、異物を取り除きながら正確に位置を検出することができる。
また、集光されたレーザ光がノズルの内壁に接触しない位置、及び径で構成し、洗浄液中を通過することで、レーザの集光限界まで微細な加工ができる。
本発明に係るレーザ加工装置の実施の形態1の構成を示す概略図である。 本発明に係るレーザ加工装置の実施の形態1の加工ヘッドの構成を示す断面図である。 本発明に係るレーザ加工装置の実施の形態1の加工ヘッドの他の構成を示す断面図である。 本発明に係るレーザ加工装置の実施の形態1のレーザ加工方法により加工した薄膜太陽電池でのセルの製造工程を示す断面拡大図である。 本発明に係るレーザ加工装置の実施の形態1のレーザ加工方法により加工した薄膜太陽電池でのセルの全体構造を示す上面図である。 本発明に係るレーザ加工装置の実施の形態2の加工ヘッドの構成を示す断面図である。 本発明に係るレーザ加工装置の実施の形態3の加工ヘッドの構成を示す断面図である。 本発明に係るレーザ加工装置の実施の形態4の加工ヘッドの構成を示す断面図である。 本発明に係るレーザ加工装置の実施の形態5の加工ヘッドの構成を示す断面図である。 本発明に係るレーザ加工装置の実施の形態6の加工ヘッドの構成を示す断面図である。 本発明に係るレーザ加工装置の実施の形態7の加工ヘッドの構成を示す断面図である。 本発明に係るレーザ加工装置の実施の形態7のレーザ加工時の観測タイミングを示す図である。 本発明に係るレーザ加工装置の実施の形態8の加工ヘッドの構成を示す断面図である。
実施の形態1.
実施の形態1について図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る実施の形態1におけるレーザ加工方法を用いるレーザ加工装置201の全体構成を示す概略図である。図2は、図1のレーザ加工装置201でのレーザ照射時の加工ヘッド161の構成を示す断面拡大図である。
図1において、本実施の形態1におけるレーザ加工装置201は、レーザ光101を発生するレーザ光源160、洗浄液112を絶縁基板11上に供給し流速を制御する液流制御部170、レーザ光源160からのレーザ光101を集光し、集光したレーザ光101を液流制御部170からの洗浄液112の噴射と共に絶縁基板11上の薄膜10へ照射する加工ヘッド161を備えている。
加工ヘッド161は、図2に示すように、基本的構成部分として、レーザ光源160からのレーザ光101を集光するレンズ102、水流制御部170で流速を制御され、供給される先浄液112の水流をレーザ光101の照射方向に導く配管111、集光されたレーザ光101を先浄液112としての水流と共に基板の加工領域へ照射するノズル113で構成する。
ノズル113は、集光されたレーザ光101の光軸を中略心に、ノズル113の内壁に接触しない位置、及び径で設けられる。配管111には、集光されたレーザ光101を透過して洗浄液112中に導入し、ノズル113の方向へ導く位置に入射窓147を設けられる。入射窓147は、洗浄液112を囲む配管111との間で、パッキング114によりシールされている。
この構成により、ノズル113は、レーザ光101の照射と共に、レーザ光101の光軸と略同一軸で、レーザ光101の光径より大きい液柱状の洗浄液112を噴射する。
次に、本実施の形態1におけるレーザ加工装置201の動作について説明する。図2において、加工に用いるレーザ光101は、レーザ光源160からA方向に向けて進行している。
レーザ光101は、絶縁基板11上の薄膜10の加工点110に向け、レンズ102により集光あるいは、結像されながら、入射窓147を透過し、配管111によって導かれた純水等の洗浄液112中に入射する。
レーザ光101は、集光、結像されながら洗浄液112中を伝播し、ノズル113から洗浄液112の噴射と共に、絶縁基板11上に形成された薄膜10に所望の形状で照射される。レーザ光101が照射された薄膜10は、照射された部分がレーザ光101を吸収し、熱の発生によりアブレーションされ、絶縁基板11から剥離される。
一方、洗浄液112は、図2に示すように、洗浄に用いる洗浄液112は、液流制御部170から配管111でB方向に向けて供給されている。洗浄液112は、配管111の端部で流れをA方向に変えてノズル113に導かれ、ノズル113より整流され、絶縁基板11上に形成された薄膜10に向けて噴射される。
噴射された洗浄液112は、レーザ光101の照射により絶縁基板11上の薄膜10の剥離で生じる粉塵を取り込み、絶縁基板11上から取り除く。粉塵を取り込んだ洗浄液112は、図示しない回収器により回収される。
絶縁基板11は、加工ヘッド161を相対的に移動させることによりレーザ光101の照射が線状となり、薄膜10の剥離を線状に進展することで、粉塵を取り除きながらスクライブ加工される。
このように、加工点110にレーザ光101の照射と共に洗浄液112を噴射してスクライブ加工し、アブレーションの際発生する粉塵を洗浄液112中に取り込むことで、粉塵が散乱せず、加工周辺部及びレーザ加工装置の光学部品への粉塵の付着を抑制でき、集塵機を必要としない加工ができる。
また、洗浄液112を加工点110に吹き付けることにより、スクライブ加工時に完全に基板から剥離しなかった部分も除去でき、スクライブ後の洗浄工程も省略もしくは簡略化できる。さらに、加工点110の冷却が促進でき、直列接続の際の漏れ電流の伝達路の原因となる加工点110周辺の薄膜10の結晶化を抑制することができる。
また、ノズル113を、集光されたレーザ光101がノズル113の内壁に接触しない位置、及び径で構成することで、レーザ光の集光限界まで微細に加工できる。
さらに、レーザ光101が、気体より屈折率の高い洗浄液112中を透過するので、気中から直接薄膜10にレーザ光101を照射する場合に比べ、小さな領域までレーザ光101を集光でき、かつ、薄膜10表面での反射損失を低減できる。従って、スクライブ幅を狭くでき、かつ、効率のよいスクライブ加工が可能になる。
ここで、レーザ光101は、スクライブ加工の対象となる薄膜10の光吸収特性により選択される。例えば、薄膜太陽電池では、YAG等の固体レーザ、ファイバレーザの基本波(波長1μm程度)、第二高調波(波長0.5μm程度)、第三高調波(波長0.3〜0.4μm程度)が用いられる。
また、レーザ光101は、スクライブ加工の対象となる薄膜10のアブレーション特性により、マイクロ秒、ナノ秒、ピコ秒のパルスレーザあるいは連続発振のレーザが用いられる。
なお、上記の説明では、洗浄液として純水を用いた場合の例を示したが、レーザ光101の照射により、スクライブ加工の対象となる薄膜10に対し化学反応を起こす、あるいは促進する液体であってもよい。例えば、KOH水溶液等のアルカリ性水溶液、またはHNO3等の酸性水溶液を用いてもよい。
また、上記の説明では、絶縁基板11にガラス板を用いた場合の例を示したが、フレキシブルな樹脂フィルムでも良い。
また、スクライブ加工の対象となる薄膜10は、レーザ光101により直接アブレーションする方法だけではなく、薄膜10の下地の薄膜にレーザ光101を吸収させ、その下地薄膜のアブレーションと同時に薄膜10を剥離する方法や、下地薄膜からの伝熱により薄膜10をアブレーションする方法により、薄膜10の一部を剥離することができる。
さらに、入射窓147の代わりに、図3に示すようにプリズム103を設けてもよい。この場合、集光されたレーザ光101を、入射方向とほぼ同方向に洗浄液112中に導入することができるだけでなく、レーザ光101の入射部分での洗浄液112の滞留による焼付けを防ぐことができる。また、ノズル113の噴出方向に先浄液112の水流方向に変える際の圧力損失を低減できる。
プリズム103を用いる場合、プリズム103と洗浄液112の屈折率の差を小さくすることで、プリズム103のレーザ光101の透過面でのレーザ光101の屈折角度を小さくすることができる。また、プリズム103と洗浄液112の間の反射損失も低減できる。
次に、本実施の形態1におけるレーザ加工方法を用いるレーザ加工装置201により加工された半導体デバイスの実施例として、薄膜太陽電池の場合について説明する。図4は、図1のレーザ加工装置201を用いて加工する薄膜太陽電池におけるセルの製造工程を示す断面拡大図であり、図5は全体構成を示す上面図である。
図4(g)は、レーザ加工装置201を用いて加工された薄膜太陽電池におけるセルの断面を示す拡大図であり、11は絶縁基板、12(12a、12b、12c、・・)は透明電極、13(13a、13b、13c、・・)は発電層、14(14a、14b、14c、・・)は裏面電極、15(15a、15b、15c、・・)は光電変換領域、21(21a、21b、・・)は第一のスクライブ部、22(22a、22b、・・)は第二のスクライブ部、23(23a、23b、・・)は第三のスクライブ部であり、添え字a、b、cは、発電領域の区別を表している。
図4(g)に示すように、厚さ1〜3mmのガラス板からなる透光性の絶縁基板11と、絶縁基板11の上には透光性導電酸化膜等の透明電極12(12a、12b、12c、・・)が形成され、透明電極12(12a、12b、12c、・・)の上にはさらに発電層13(13a、13b、13c、・・)としてPN接合を有する例えばアモルファスシリコンの半導体層が形成される。
さらに、発電層13(13a、13b、13c、・・)の上には、例えば、アルミ、銀等の裏面電極14(14a、14b、14c、・・)が形成される。これにより、絶縁基板11側から入射される光エネルギーを電気エネルギーに変換する。
薄膜太陽電池では、発電効率向上のため、絶縁基板11の発電領域15(15a、15b、15c、・・)を区切って、発電領域15(15a、15b、15c、・・)の直列接続が行われる。この発電領域を区切る際にレーザスクライブが用いられる。
まず、絶縁基板11(図4(a))の上面に、透明電極12が均一に形成され(図4(b))、透明電極12は、本実施の形態1のレーザ加工装置201により透明電極12が吸収する波長のレーザ光を用いて、透明電極12の一部を線状に剥離することで第一のスクライブ部21a、21b、・・が形成され、発電領域15a、15b、15c、・・に対応する領域で透明電極12a、12b、12c、・・に分割される(図4(c))。
次に、発電領域15a、15b、15c、・・に対応する透明電極12の領域12a、12b、12c、・・を形成した絶縁基板11の上に発電層13をプラズマCVD等で蒸着した後(図4(d))、発電層13は、レーザ加工装置201により発電層13のみが吸収する波長のレーザ光を用いて、透明電極12を残した状態で、発電層13の一部のみを線状に剥離することで第二のスクライブ部22a、22b、・・が形成され、発電領域15a、15b、15c、・・に対応する領域13A、13B、13C、・・に分割される(図4(e))。
続いて、発電領域15a、15b、15c、・・に対応する発電層13の領域13A、13B、13C、・・を形成した絶縁基板11の上に裏面電極14を蒸着した後(図4(f))、裏面電極14は、レーザ加工装置201により、裏面電極14及び発電層13の領域13A、13B、13C、・・の一部を線状に剥離することで第三のスクライブ部23a、23b、・・が形成され、発電領域15a、15b、15c、・・に対応する領域14a、14b、14c、・・及び領域13a、13b、13c、・・に分割される(図4(g))。
透明電極12を残した状態で、発電領域15に対応する裏面電極14の領域14a、14b、14c、・・及び発電層13の領域13a、13b、13c、・・に分割することで、各発電領域15a、15b、15c、・・の直列接続が成される。
薄膜太陽電池のセルにおいては、図5に示すように、例えば、1m角の絶縁基板11上に複数の発電領域15、第一のスクライブ部21、第二のスクライブ部22、第三のスクライブ部23からなるスクライブライン16で分割され、直列接続されている。
なお、裏面電極14及び発電層13領域13A、13B、13C、・・を発電領域15a、15b、15c、・・に対応する領域14a、14b、14c、・・及び領域13a、13b、13c、・・に分割する際には、裏面電極14及び発電層13が共に吸収する波長のレーザ光を用いて、裏面電極14及び発電層13の一部を線状に剥離する。
また、裏面電極14及び発電層13の領域13A、13B、13C、・・の一部を上記のように両方が吸収する波長のレーザ光を用いる代わりに、裏面電極14の発電層13の領域13A、13B、13C、・・の一部にレーザ光を吸収させ、その発電層13の領域13A、13B、13C、・・のアブレーションと同時に裏面電極14を剥離する方法により剥離してもよい。また、発電層13の領域13A、13B、13C、・・からの伝熱により裏面電極14をアブレーションする方法により剥離してもよい。これらの場合、裏面電極14の種類の選択、もしくはレーザ光の種類の選択等の幅が広がる。
上記のいずれの剥離においても、レーザ加工装置201により、洗浄液112を噴射しながらスクライブ加工を行うことで、アブレーションの際発生する粉塵を洗浄液112中に取り込み、粉塵が散乱せず、加工周辺部及びレーザ加工装置の光学部品への粉塵の付着を抑制でき、集塵機を必要とせず、大量の洗浄液を必要としない加工ができる。
また、上記のような三層のスクライブ加工を行う場合、スクライブ加工の領域、即ち第一のスクライブライン21から第三のスクライブライン23までの領域は発電に寄与できず、スクライブ加工領域の縮小のため、スクライブ部の幅を狭くする要求があったが、レーザ加工装置201により、レーザ光の集光限界まで微細に加工でき、効率のよいセルを形成できる。
以上のように、本実施の形態1では、加工点110にレーザ光101の照射と共に洗浄液112を噴射してスクライブ加工し、アブレーションの際発生する粉塵を洗浄液112中に取り込むようにしたので、粉塵が散乱せず、加工周辺部及びレーザ加工装置の光学部品への粉塵の付着を抑制でき、集塵機を必要とせず、大量の洗浄液を必要としない加工ができる。
また、洗浄液の噴射により、スクライブ加工時に完全に基板から剥離しなかった部分も除去でき、スクライブ後の洗浄工程も省略もしくは簡略化できる。さらに、加工領域の冷却が促進でき、直列接続の際の漏れ電流の伝達路の原因となる加工領域周辺の結晶化を抑制することができる。
また、ノズル113を、集光されたレーザ光101がノズル113の内壁に接触しない位置、及び径で構成するようにしたので、レーザ光の集光限界まで微細に加工できる。
また、レーザ光101が、気体より屈折率の高い洗浄液112中を透過するようにしたので、気中から直接加工領域にレーザ光を照射する場合に比べ、小さな領域までレーザ光を集光でき、かつ、加工領域表面での反射損失を低減できる。さらに、スクライブ部の幅を狭くでき、かつ、効率のよいスクライブ加工が可能になる。
また、薄膜太陽電池のセルを形成する場合には、粉塵の付着を抑制できるだけでなく、発電に寄与しないスクライブ加工領域を狭くでき、発電に寄与する発電層の拡大により発電効率の向上を図ることができる。
実施の形態2.
図6は、本発明に係る実施の形態2におけるレーザ加工装置202でのレーザ照射時の加工ヘッド162の構成を示す概略図である。実施の形態2は、図3に示す実施の形態1における加工ヘッド161のレンズ102とプリズム103の代わりに、プリズム一体型レンズ104を備えたものである。
その他の構成及び動作に関しては、実施の形態1と同様であり、相当部分には図3と同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態2では、レーザ光101を集光あるいは、加工点110に向け結像するレンズと入射窓としてのプリズムを一体化したプリズム一体型レンズ104を用いたので、短焦点距離のレンズが使用できるため、より小さく集光でき、微細な加工が可能になる。
また、加工ヘッドの小型化、光学系の部品点数削減により、加工ヘッドを軽量化できる。加工ヘッドを動かす場合には、加工ヘッドが軽量である方が、より高速で動かすことができる。
実施の形態3.
図7は、本発明に係る実施の形態3におけるレーザ加工装置203でのレーザ照射時の加工ヘッド163の構成を示す概略図である。実施の形態3は、図3に示す実施の形態1における加工ヘッド161に、ビーム形状測定装置120をさらに備えたものである。
その他の構成及び動作に関しては、実施の形態1と同様であり、相当部分には図3と同一符号を付して説明を省略する。
図7に示すように、ビーム形状測定装置120は、対物レンズユニット121、CCD等の二次元センサ122、光学フィルタ123から構成され、加工ヘッド161に対して絶縁基板11の反対側に取り付けられる。また、必要に応じてレーザ光101の光路中に光減衰器105が設けられる。
実施の形態3では、加工ヘッド161に対して絶縁基板11の反対側にビーム形状測定装置120を設けたので、対物レンズ121の観測位置をレーザビーム照射面に合わせることで、洗浄液の影響を受けずに正確な照射ビームプロファイルを測定することができる。
なお、ビーム形状測定装置120は、必ずしも絶縁基板11の下に配置される必要はなく、別領域に絶縁基板11相当の基板を配置し、ビーム形状を測定する際に、加工ヘッド161をビーム形状測定装置120の直上に移動させて、ビーム形状を測定してもよい。
実施の形態4.
図8は、本発明に係る実施の形態4におけるレーザ加工装置204でのレーザ照射時の加工ヘッド164の構成を示す概略図である。実施の形態4は、図3に示す実施の形態1における加工ヘッド161に、パワーメータ131をさらに備えたものである。
その他の構成及び動作に関しては、実施の形態1と同様であり、相当部分には図3と同一符号を付して説明を省略する。
図7に示すように、パワーメータ131は、加工ヘッド161に対して絶縁基板11の反対側に取り付けられる。
実施の形態4では、加工ヘッド161に対して絶縁基板11の反対側にパワーメータ131を設けたので、洗浄液の影響を受けずに正確な照射ビームパワーを測定することができる。
実施の形態5.
図9は、本発明に係る実施の形態5におけるレーザ加工装置205でのレーザ照射時の加工ヘッド165の構成を示す概略図である。実施の形態5は、図3に示す実施の形態1における加工ヘッド161に、距離センサユニット140をさらに備えたものである。
その他の構成及び動作に関しては、実施の形態1と同様であり、相当部分には図3と同一符号を付して説明を省略する。
図9に示すように、距離センサユニット140は、距離センサ141、ビームスプリッタ144から構成される。
図9において、距離センサ141は、レーザ光を放出し、測定位置での反射光を検出することで、距離を測定するものである。制御用光線としての距離センサ光線142は、距離センサ141からC方向に放出されるレーザ光の光軸であり、ビームスプリッタ144で反射され、レーザ光101の光束中を、ノズル113から噴射される洗浄液112中を伝播して、加工点110へ向かって照射される。
距離センサ光線142は、加工点110で反射され、反射されたレーザ光である距離センサ光線143は、ビームスプリッタ144でD方向に反射され、距離センサ141に戻される。距離センサ141は、戻された距離センサ光線143から制御情報としての薄膜10との距離を検知する。
実施の形態5では、加工ヘッド161に距離センサユニット140を設け、加工レーザ光101と同じ光学系を距離センサ141の測定用レーザ光が通過するようにしたので、レーザ照射位置の加工ヘッドからの距離変化を正確に計測できる。
ノズル113から洗浄液112を噴射しながら加工点の位置検出を行うようにしたので、粉塵や水滴等の異物が付着した基板であっても、異物を取り除き、正確に位置を検出することができる。
また、距離センサの光線とレーザ光101の光線領域を分離することで、ノイズの少ない測定が可能になる。
なお、レーザ光101と距離センサ141の光線との波長を変えれば、波長フィルタを用いて、安定な距離計測が可能である。
また、ここでは、レーザ光を用いた距離センサ141を用いた場合を例としたが、加工用レーザ光101の光束範囲内の光の伝播で距離が測定できるセンサであれば、方式が異なってもよい。
実施の形態6.
図10は、本発明に係る実施の形態6におけるレーザ加工装置206でのレーザ照射時の加工ヘッド166の構成を示す概略図である。実施の形態6は、図3に示す実施の形態1における加工ヘッド161に、距離センサ141、及び配管111に距離測定用入射窓145と距離測定用ノズル146をさらに備えたものである。
その他の構成及び動作に関しては、実施の形態1と同様であり、相当部分には図3と同一符号を付して説明を省略する。
図10において、距離センサ光線142は、距離センサ141からE方向に放出され、距離測定用入射窓145を通過し、洗浄液112中に導かれ、距離計測用ノズル146から噴射される洗浄液112中を伝播して、絶縁基板11に形成された薄膜10に照射される。
制御用光線としての距離センサ光線142は、薄膜10で反射され、反射されたレーザ光である距離センサ光線143は、距離計測用ノズル146から噴射される洗浄液112中を伝播して洗浄液112中に戻り、距離測定用入射窓145を通過してF方向で距離センサ141に戻される。距離センサ141は、戻された距離センサ光線143から制御情報としての薄膜10との距離を検知する。
実施の形態6では、加工ヘッド161に距離センサ141を備え、配管111に設けられた距離測定用入射窓145を通過し、距離測定用ノズル146から噴射される洗浄液112中を伝播して、距離センサ141の測定用レーザ光が通過するようにしたので、レーザ照射位置の加工ヘッドからの距離変化を正確に計測できる。
このようにして得られた距離情報は、レーザ光101の焦点調整に用いることができる。
実施の形態7.
図11は、本発明に係る実施の形態7におけるレーザ加工装置207でのレーザ照射時の加工ヘッド167の構成を示す概略図である。実施の形態7は、図3に示す実施の形態1における加工ヘッド161に、観測カメラユニット150をさらに備えたものである。
その他の構成及び動作に関しては、実施の形態1と同様であり、相当部分には図3と同一符号を付して説明を省略する。
図11に示すように、観測カメラユニット150は、観測カメラ151、ビームスプリッタ144から構成される。
図11において、観測カメラ151は、CCDカメラ等の1次元あるいは2次元カメラである。制御用光線としての観測光線152は、ビームスプリッタ144で反射され、レーザ光101の光束中を通り、ノズル113から噴射される洗浄液112中を伝播して、加工点110を拡大観測する。観測カメラ151により、制御情報としてのレーザ照射位置を把握できる。
実施の形態7では、加工ヘッド161に観測カメラユニット150を設け、加工レーザ光101と同じ光学系を観測カメラ151の観測光線152が通過するようにしたので、レーザ照射位置を正確に観測することができる。
このようにして得られた画像情報は、2層目以降のスクライブ加工の工程において、前工程におけるスクライブ部の位置を把握できるので、レーザ光の走査精度を向上させることができる。
なお、レーザ光101と観測光線152との波長を変えれば、波長フィルタを用いて、安定な距離計測が可能である。
また、図12は、観測タイミングを示す図である。図12において、横軸は時間であり縦軸は強度を示す。図12(a)はレーザパルス153のタイミング、図12(b)は観測カメラの観測光線154のタイミングを示す。
図12に示すように、レーザパルス153のタイミングに対して、観測光線154のタイミングをずらして、時間的にフィルタリングすることでノイズを低減することができる。
また、観測カメラ151として、CCD等を用いた場合について説明したが、観測カメラの受光素子にPSD等の明点の位置情報を検出するセンサを用いてもよい。
実施の形態8.
図13は、本発明に係る実施の形態8におけるレーザ加工装置208でのレーザ照射時の加工ヘッド168の構成を示す概略図である。実施の形態8は、図3に示す実施の形態1における加工ヘッド161に、観測カメラ151、及び配管111に観測用入射窓148と観測用ノズル156をさらに備えたものである。
その他の構成及び動作に関しては、実施の形態1と同様であり、相当部分には図3と同一符号を付して説明を省略する。
図13において、観測カメラ151の制御用光線としての観測光線152は、観測用入射窓148を通過し、洗浄液112中に導かれ、観測用ノズル156から噴射される洗浄液112中を伝播して、絶縁基板11に形成された薄膜10を拡大観測する。観測カメラ151により、制御情報としてのレーザ照射位置を把握できる。
図13に示すように、観測カメラ151は、観測光線152の光軸と加工点110の距離が離れており、加工点110近傍の前工程でのスクライブ部の位置を観測することはできないが、加工ヘッドの走査方向前方、あるいは、隣接する例えば隣の発電領域15のスクライブ部の位置を観測することで、間接的に加工点110を正確に測定でき、レーザ光101の走査精度を向上させることができる。
実施の形態8では、加工ヘッド161に観測カメラ151を備え、配管111に設けられた観測用入射窓148を通過し、観測用ノズル156から噴射される洗浄液112中を伝播して、観測カメラ151の観測光線152が通過するようにしたので、洗浄液の影響を受けずに正確な位置を観測することができる。
また、観測光線152とレーザ光101の光線領域を分離したので、ノイズの少ない観測が可能になる。
このようにして得られた画像情報は、2層目以降のスクライブ加工の工程において、前工程におけるスクライブ位置を把握できるので、レーザ光101の走査精度を向上させることができる。
なお、実施の形態7と同様に、レーザ光101と観測光線152との波長を変えれば、波長フィルタを用いて、安定な距離計測が可能である。
また、実施の形態7と同様に、図12に示すレーザパルス153のタイミングに対して、観測光線154のタイミングをずらして、時間的にフィルタリングすることでノイズを低減することができる。
なお、観測カメラ151として、CCD等を用いた場合について説明したが、観測カメラの受光素子にPSD等の明点の位置情報を検出するセンサを用いてもよい。
10 薄膜
11 絶縁基板
101 レーザ光
102 レンズ
103 プリズム
104 プリズム一体型レンズ
111 配管
112 洗浄液
113 ノズル
120 ビーム形状測定装置
131 パワーメータ
140 距離センサユニット
141 距離センサ
142、143 距離センサ光線
145 距離測定用入射窓
146 距離測定用ノズル
147 入射窓
148 観測用入射窓
151 観測カメラ
152 観測光線
156 観測用ノズル
160 レーザ光源
161、162、163、164、165、166、167、168 加工ヘッド
170 液流制御部
201、202、203、204、205、206、207、208 レーザ加工装置

Claims (15)

  1. レーザ光の照射と共に、前記レーザ光の光軸と略同一軸で、光径より大きい液柱状の洗浄液を噴射して加工を行うことを特徴とするレーザ加工方法。
  2. 基板上の薄膜を加工する場合に、レーザ光の光軸上で、前記レーザ光の照射面と反対側の基板面側から前記レーザ光のビーム形状を測定することを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工方法。
  3. 基板上の薄膜を加工する場合に、レーザ光の光軸上で、前記レーザ光の照射面と反対側の基板面側から前記レーザ光のビーム強度を測定することを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工方法。
  4. レーザ光の光路の一部と略同一の光路又は略平行する光路で、制御用光線を出射し、前記制御用光線の反射光から制御情報を取得することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のレーザ加工方法。
  5. 制御情報は、距離の情報であることを特徴とする請求項4に記載のレーザ加工方法。
  6. 制御情報は、位置の情報であることを特徴とする請求項4に記載のレーザ加工方法。
  7. レーザ光を出射するレーザ光源と、
    前記レーザ光を集光するレンズと、
    洗浄液を供給し流速を制御する液流制御部と、
    集光された前記レーザ光を導入する窓部が設けられた前記洗浄液を導入する配管と、
    前記窓部から前記洗浄液中に導入された前記レーザ光の光軸を略中心とし、前記洗浄液中を伝播するレーザ光が内壁に接触しない大きさで、前記配管の前記窓部と対応する位置に設けられ、前記洗浄液中を伝播する前記レーザ光を照射すると共に、前記洗浄液を噴射するノズルとを備えるレーザ加工装置。
  8. 窓部は、プリズムで構成されていることを特徴とする請求項7に記載のレーザ加工装置。
  9. 窓部は、レンズと一体であることを特徴とする請求項7または請求項8に記載のレーザ加工装置。
  10. 基板上の薄膜を加工する場合に、レーザ光の光軸上で、レーザ光の照射面と反対側の基板面側に、前記レーザ光のビーム形状を測定するビーム形状測定部をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載のレーザ加工装置。
  11. 基板上の薄膜を加工する場合に、レーザ光の光軸上で、レーザ光の照射面と反対側の基板面側に、前記レーザ光のビーム強度を測定するパワーメータをさらに備えることを特徴とする請求項7に記載のレーザ加工装置。
  12. 制御用光線を、レーザ光の光路の一部と略同一の光路で照射し、前記制御用光線の照射面からの反射光により制御情報を取得する制御用センサをさらに備えることを特徴とする請求項7に記載のレーザ加工装置。
  13. 制御用光線を照射して照射面からの反射光により制御情報を取得する制御用センサと、レーザ光の光路の一部と略平行する位置で配管に設けられ、前記制御用光線を導入する制御用窓部と、前記配管の前記窓部に対応する位置に設けられ、前記窓部から導入された前記制御用光線を照射する制御用ノズルとをさらに備えることを特徴とする請求項7に記載のレーザ加工装置。
  14. 制御情報は、距離の情報であることを特徴とする請求項12または請求項13に記載のレーザ加工装置。
  15. 制御情報は、位置の情報であることを特徴とする請求項12または請求項13に記載のレーザ加工装置。
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