JP2011121061A - レーザ加工方法および装置 - Google Patents

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達樹 岡本
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Abstract

【課題】 基板上の薄膜をレーザによりスクライブ加工する場合に、大型の集塵機、大量の洗浄液を必要とせず、正確に微細なスクライブ加工を行うレーザ加工方法および装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 レーザ光101の光軸を基板の相対的な加工進行方向Lに対して上流上流のI点側に傾斜してレーザ光101を加工点Jに照射すると共に、洗浄液112を噴射して、アブレーションの際発生する発生する気泡21や粉塵22を洗浄液112の流れによって下流のH点側に導きながら、スクライブ加工する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、薄膜太陽電池、液晶、有機エレクトロルミネッセンス、プラズマディスプレイ等のフラットパネル機器における基板上の薄膜を、レーザを用いて加工するレーザ加工方法および装置に関するものである。
一般に、基板上の薄膜を分断する加工(以下、スクライブ加工と称す)には、レーザが用いられている。従来のレーザを用いたスクライブ加工(レーザスクライブ)では、薄膜の光吸収波長に合わせたレーザを用いて、薄膜あるいは薄膜に含まれる一部の成分を加熱し、気化を利用してレーザ照射部の薄膜を取り除いている(例えば、特許文献1参照)。
このとき、取り除かれた薄膜が基板上に粉塵として付着するため、レーザスクライブ後の洗浄が欠かせない。このため、レーザ照射と洗浄を同時に行う試みもある(例えば、特許文献2参照)。
一方、レーザ加工法として、水柱(ウォータジェット)を光導光路として用い、水とレーザ光を同じ加工領域に照射する方法がある(例えば、非特許文献1参照)。
特開平1−140677号公報(第2頁左下欄第12行目〜右下欄第20行目、第1図) 特開2006−315030号公報(0018〜0020段、図1) Laser-doped Silicon Solar Cells by Laser Chemical Processing (LCP) exceeding 20% Efficiency, 33rd IEEE Photovoltaic Specialist Conference, 12-16 May. 2008, St. Diego, CA
しかしながら、上記のような従来のレーザ加工方法では、スクライブ加工により粉塵が大量に発生するため、レーザ光を基板の薄膜層がある反対側から照射し、大容量の集塵機を用いて薄膜層表面に発生する粉塵を取り除く方法や、洗浄層の中でスクライブ加工を行う方法等があった。
しかし、これらの方法では、レーザ光が基板表面で反射され損失となるため、レーザ光の透過する基板を選択しなければならないという問題があった。また、大容量の集塵機で粉塵を取り除く方法では、装置が大型化により騒音が発生し、コストも増大するという問題点があった。
また、洗浄層の中でスクライブ加工を行う方法では、基板が大型化することで消費する洗浄液が大量となり、環境負荷が大きくなるという問題点があった。
さらに、水柱をレーザ光の導光路として用いる方法では、水柱の断面全体にレーザ光が広がるため、加工領域の最小面積が、水柱の最小面積より小さくできないという問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、基板上の薄膜をレーザによりスクライブ加工する場合に、大型の集塵機、大量の洗浄液を必要とせず、正確に微細なスクライブ加工を行うレーザ加工方法および装置を提供することを目的とする。
本発明に係るレーザ加工方法は、レーザ光の光軸を加工の進行方向に傾斜させて加工の進行方向側からレーザ光を照射すると共に、レーザ光の照射点の領域より大きい液柱状の洗浄液を噴射して加工を行うことを特徴とするものである。
また、本発明に係るレーザ加工装置は、レーザ光を出射するレーザ光源と、レーザ光を集光するレンズと、洗浄液を供給し流速を制御する液流制御部と、集光されたレーザ光を導入する窓部が設けられた洗浄液を導入する配管と、窓部から洗浄液中に導入し、洗浄液中を伝播するレーザ光が内壁に接触しない大きさで、配管の窓部と対応する位置に設けられ、洗浄液中を伝播するレーザ光の光軸を加工の進行方向に傾斜させて加工の進行方向側から照射すると共に、洗浄液を噴射するノズルとを備えるものである。
本発明によれば、レーザ光の光軸を加工の進行方向に傾斜させて加工の進行方向側からレーザ光を照射すると共に、レーザ光の照射点の領域より大きい液柱状の洗浄液を噴射して加工を行うことにより、粉塵が散乱せず加工周辺部およびレーザ加工装置の光学部品への粉塵の付着を抑制でき、集塵機を必要とせず大量の洗浄液を必要としない加工ができるだけでなく、気泡や粉塵による散乱等の影響を受けずに、絶縁基板上に形成された薄膜に所望の形状で、レーザ光を照射することができる。
本発明に係るレーザ加工装置の実施の形態1の構成を示す概略図である。 本発明に係るレーザ加工装置の実施の形態1のレーザ照射時の加工点近傍の状態を示す断面拡大図である。 本発明に係るレーザ加工装置の実施の形態1のレーザ加工方法により加工した薄膜太陽電池でのセルの製造工程を示す断面拡大図である。 本発明に係るレーザ加工装置の実施の形態1のレーザ加工方法により加工した薄膜太陽電池でのセルの全体構造を示す上面図である。 本発明に係るレーザ加工装置の実施の形態2の構成を示す概略図である。 本発明に係るレーザ加工装置の実施の形態3の構成を示す概略図である。
実施の形態1.
実施の形態1について図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る実施の形態1におけるレーザ加工方法を用いるレーザ加工装置211の全体構成を示す概略図である。図1(a)はレーザ加工装置211の正面から見た断面図であり、図1(b)はG方向側面から見た断面図である。図2は、図1(b)のレーザ加工装置211でのレーザ照射時の加工点近傍の状態を示す断面拡大図である。
図1において、本実施の形態1におけるレーザ加工装置211は、レーザ光101を発生するレーザ光源181、洗浄液112を絶縁基板11上に供給し流速を制御する液流制御部170、レーザ光源181からのレーザ光101を集光し、集光したレーザ光101を液流制御部170からの洗浄液112の噴射と共に絶縁基板11上の薄膜10へ照射する加工ヘッド191を備えている。
加工ヘッド191は、基本的構成部分として、レーザ光源181からのレーザ光101を集光するレンズ102、水流制御部170で流速を制御され、供給される先浄液112の水流をレーザ光101の照射方向に導く配管111、集光されたレーザ光101を先浄液112としての水流と共に基板の加工領域へ照射するノズル113で構成する。
ここで、図1(b)に示すように、絶縁基板11上の薄膜10で、加工が完了した点をH点、加工中の中心点である加工点をJ点、これから加工される点をI点とし、レーザ光101の光軸上の点をK点とする。また、ノズル113の噴出口のH点側を下流側、I点側を上流側と呼ぶ。
加工進行方向は、レーザ光101の光軸を絶縁基板11のレーザ光101に対する相対的な進行方向Lで定義され、H点からI点に向かう方向となる。絶縁基板11と加工ヘッド161とは、相対的に絶縁基板11がL方向に移動するように構成されている。
レーザ光101の光軸は、絶縁基板11の表面に対して加工進行方向Lにθ度傾斜して照射されるように、レーザ光源181と加工ヘッド191が設けられている。角度θは、レーザ光101の光軸を加工進行方向Lの上流側に傾け、∠KJIが90度以下になるようにする。
ノズル113は、集光され、傾斜して照射されるレーザ光101がノズル113の内壁に接触しない位置、および径で設けられる。配管111には、集光されたレーザ光101を透過して洗浄液112中に導入し、ノズル113の方向へ導く位置に入射窓147が設けられる。入射窓147は、洗浄液112を囲む配管111との間で、パッキング114によりシールされている。
この構成により、ノズル113は、レーザ光101の照射と共に、レーザ光101の照射点の領域より大きい液柱状の洗浄液112を噴射する。
次に、本実施の形態1におけるレーザ加工装置211の動作について説明する。図1において、加工に用いるレーザ光101は、レーザ光源181からA方向に向けて進行している。
レーザ光101は、絶縁基板11上の薄膜10の加工点Jに向け、レンズ102により集光あるいは、結像されながら、入射窓147を透過し、配管111によって導かれた純水等の洗浄液112中に入射する。
レーザ光101は、集光、結像されながら洗浄液112中を伝播し、ノズル113から洗浄液112の噴射と共に、絶縁基板11上に形成された薄膜10にL方向(加工進行方向)にθ度傾斜した状態で、所望の形状で照射される。レーザ光101が照射された薄膜10は、照射された部分がレーザ光101を吸収し、熱の発生によりアブレーションされ、絶縁基板11から剥離される。
一方、洗浄液112は、液流制御部170から配管111でB方向に向けて供給されている。洗浄液112は、配管111の端部で流れをM方向に変えてノズル113に導かれ、ノズル113より整流され、絶縁基板11上に形成された薄膜10に向けて噴射される。
噴射された洗浄液112は、レーザ光101の照射により絶縁基板11上の薄膜10の剥離で生じる粉塵を取り込み、絶縁基板11上から取り除く。粉塵を取り込んだ洗浄液112は、図示しない回収器により回収される。
このように、加工点Jにレーザ光101の照射と共に洗浄液112を噴射してスクライブ加工し、アブレーションの際発生する粉塵を洗浄液112中に取り込むことで、粉塵が散乱せず、加工周辺部およびレーザ加工装置の光学部品への粉塵の付着を抑制でき、集塵機を必要としない加工ができる。
また、洗浄液112を加工点Jに吹き付けることにより、スクライブ加工時に完全に基板から剥離しなかった部分も除去でき、スクライブ後の洗浄工程も省略もしくは簡略化できる。さらに、加工点Jの冷却が促進でき、直列接続の際の漏れ電流の伝達路の原因となる加工点J周辺の薄膜10の結晶化を抑制することができる。
また、ノズル113を、集光されたレーザ光101がノズル113の内壁に接触しない位置、および径で構成することで、レーザ光の集光限界まで微細に加工できる。
絶縁基板11と加工ヘッド161とは、相対的に移動させることによりレーザ光101の照射が線状となり、薄膜10の剥離を線状に進展することで、粉塵を取り除きながらスクライブ加工される。
このとき、図2に示すように、洗浄液112の流れ方向Nは、ノズル113に対する絶縁基板11の相対的な動きにより、加工進行方向Lの下流側であるH点側に向かう。スクライブ加工により、加工点Jでアブレーションの際発生する気泡21や粉塵22は、洗浄液112の流れ方向Nに乗って下流のH点側に流れる。
これに対し、レーザ光101は、反対側で上流のI点側に傾いているため、気泡21や粉塵22に当たらないため、気泡21や粉塵22による散乱等の影響を受けずに、絶縁基板11上に形成された薄膜10に所望の形状で照射することができる。
ここで、レーザ光101は、スクライブ加工の対象となる薄膜10の光吸収特性により選択される。例えば、薄膜太陽電池では、YAG等の固体レーザ、ファイバレーザの基本波(波長1μm程度)、第二高調波(波長0.5μm程度)、第三高調波(波長0.3〜0.4μm程度)が用いられる。
また、レーザ光101は、スクライブ加工の対象となる薄膜10のアブレーション特性により、マイクロ秒、ナノ秒、ピコ秒のパルスレーザあるいは連続発振のレーザが用いられる。
なお、上記の説明では、洗浄液として純水を用いた場合の例を示したが、レーザ光101の照射により、スクライブ加工の対象となる薄膜10に対し化学反応を起こす、あるいは促進する液体であってもよい。例えば、KOH水溶液等のアルカリ性水溶液、またはHNO等の酸性水溶液を用いてもよい。
また、上記の説明では、絶縁基板11にガラス板を用いた場合の例を示したが、フレキシブルな樹脂フィルムでも良い。
また、スクライブ加工の対象となる薄膜10は、レーザ光101により直接アブレーションする方法だけではなく、薄膜10の下地の薄膜にレーザ光101を吸収させ、その下地薄膜のアブレーションと同時に薄膜10を剥離する方法や、下地薄膜からの伝熱により薄膜10をアブレーションする方法により、薄膜10の一部を剥離することができる。
ここで、レーザ光101を絶縁基板11の表面に対し、斜めに入射することで、レーザ光101の光軸が絶縁基板11の表裏面に対して垂直入射されないことから、絶縁基板11の表裏面での多重反射光の干渉による加工点のレーザ光強度に変動が発生しないので、安定な加工ができる。
次に、本実施の形態1におけるレーザ加工方法を用いるレーザ加工装置211により加工された半導体デバイスの実施例として、薄膜太陽電池の場合について説明する。図3は、図1のレーザ加工装置211を用いて加工する薄膜太陽電池におけるセルの製造工程を示す断面拡大図であり、図4は全体構成を示す上面図である。
図3(g)は、レーザ加工装置211を用いて加工された薄膜太陽電池におけるセルの断面を示す拡大図であり、11は絶縁基板、12(12a、12b、12c、・・)は透明電極、13(13a、13b、13c、・・)は発電層、14(14a、14b、14c、・・)は裏面電極、15(15a、15b、15c、・・)は光電変換領域、21(21a、21b、・・)は第一のスクライブ部、22(22a、22b、・・)は第二のスクライブ部、23(23a、23b、・・)は第三のスクライブ部であり、添え字a、b、cは、発電領域の区別を表している。
図3(g)に示すように、厚さ1〜3mmのガラス板からなる透光性の絶縁基板11と、絶縁基板11の上には透光性導電酸化膜等の透明電極12(12a、12b、12c、・・)が形成され、透明電極12(12a、12b、12c、・・)の上にはさらに発電層13(13a、13b、13c、・・)としてPN接合を有する例えばアモルファスシリコンの半導体層が形成される。
さらに、発電層13(13a、13b、13c、・・)の上には、例えば、アルミ、銀等の裏面電極14(14a、14b、14c、・・)が形成される。これらの構成により、絶縁基板11側から入射される光エネルギーを電気エネルギーに変換する。
薄膜太陽電池では、発電効率向上のため、絶縁基板11の発電領域15(15a、15b、15c、・・)を区切って、発電領域15(15a、15b、15c、・・)の直列接続が行われる。この発電領域を区切る際にレーザスクライブが用いられる。
まず、絶縁基板11(図3(a))の上面に、透明電極12が均一に形成され(図3(b))、透明電極12は、本実施の形態1のレーザ加工装置211により透明電極12が吸収する波長のレーザ光を用いて、透明電極12の一部を線状に剥離することで第一のスクライブ部21a、21b、・・が形成され、発電領域15a、15b、15c、・・に対応する領域12a、12b、12c、・・に分割される(図3(c))。
次に、発電領域15a、15b、15c、・・に対応する透明電極12の領域12a、12b、12c、・・を形成した絶縁基板11の上に発電層13をプラズマCVD等で蒸着した後(図3(d))、発電層13は、レーザ加工装置211により発電層13のみが吸収する波長のレーザ光を用いて、透明電極12を残した状態で、発電層13の一部のみを線状に剥離することで第二のスクライブ部22a、22b、・・が形成され、発電領域15a、15b、15c、・・に対応する領域13A、13B、13C、・・に分割される(図3(e))。
続いて、発電領域15a、15b、15c、・・に対応する発電層13の領域13A、13B、13C、・・を形成した絶縁基板11の上に裏面電極14を蒸着した後(図3(f))、裏面電極14は、レーザ加工装置211により、裏面電極14および発電層13の領域13A、13B、13C、・・の一部を線状に剥離することで第三のスクライブ部23a、23b、・・が形成され、発電領域15a、15b、15c、・・に対応する領域14a、14b、14c、・・および領域13a、13b、13c、・・に分割される(図3(g))。
透明電極12を残した状態で、発電領域15に対応する裏面電極14の領域14a、14b、14c、・・および発電層13の領域13a、13b、13c、・・に分割することで、各発電領域15a、15b、15c、・・の直列接続が成される。
薄膜太陽電池のセルにおいては、図4に示すように、例えば、1m角の絶縁基板11上に複数の発電領域15、第一のスクライブ部21、第二のスクライブ部22、第三のスクライブ部23からなるスクライブライン16で分割され、直列接続されている。
なお、裏面電極14および発電層13領域13A、13B、13C、・・を発電領域15a、15b、15c、・・に対応する領域14a、14b、14c、・・および領域13a、13b、13c、・・に分割する際には、裏面電極14および発電層13が共に吸収する波長のレーザ光を用いて、裏面電極14および発電層13の一部を線状に剥離する。
また、裏面電極14および発電層13の領域13A、13B、13C、・・の一部を上記のように両方が吸収する波長のレーザ光を用いる代わりに、裏面電極14の発電層13の領域13A、13B、13C、・・の一部にレーザ光を吸収させ、その発電層13の領域13A、13B、13C、・・のアブレーションと同時に裏面電極14を剥離する方法により剥離してもよい。
また、発電層13の領域13A、13B、13C、・・からの伝熱により裏面電極14をアブレーションする方法により剥離してもよい。これらの場合、裏面電極14の種類の選択、もしくはレーザ光の種類の選択等の幅が広がる。
上記のいずれの剥離においても、レーザ加工装置211により、洗浄液112を噴射しながらスクライブ加工を行うことで、アブレーションの際発生する粉塵を洗浄液112中に取り込み、粉塵が散乱せず、加工周辺部およびレーザ加工装置の光学部品への粉塵の付着を抑制でき、集塵機を必要とせず、大量の洗浄液を必要としない加工ができる。
また、レーザ光101の光軸を加工進行方向Lの上流側に傾斜して照射することで、アブレーションの際発生する気泡や粉塵による散乱等の影響を受けずに、絶縁基板11上に形成された薄膜10に所望の形状で照射することができる。また、多重反射光の干渉によるレーザ光強度の変動を発生させずに、安定な加工ができる。
また、上記のような三層のスクライブ加工を行う場合、スクライブ加工の領域、即ち第一のスクライブライン21から第三のスクライブライン23までの領域は発電に寄与できず、スクライブ加工領域の縮小のため、スクライブ部の幅を狭くする要求があったが、レーザ加工装置211により、レーザ光の集光限界まで微細に加工でき、効率のよいセルを形成できる。
以上のように、本実施の形態1では、レーザ加工装置211により、加工点Jにレーザ光101の照射と共に洗浄液112を噴射してスクライブ加工し、アブレーションの際発生する粉塵22を洗浄液112中に取り込むようにしたので、粉塵が散乱せず、加工周辺部およびレーザ加工装置の光学部品への粉塵の付着を抑制でき、集塵機を必要とせず、大量の洗浄液を必要としない加工ができる。
また、洗浄液の噴射により、スクライブ加工時に完全に基板から剥離しなかった部分も除去でき、スクライブ後の洗浄工程も省略もしくは簡略化できる。さらに、加工領域の冷却が促進でき、直列接続の際の漏れ電流の伝達路の原因となる加工領域周辺の結晶化を抑制することができる。
また、ノズル113を、集光されたレーザ光101がノズル113の内壁に接触しない位置、および径で構成するようにしたので、レーザ光の集光限界まで微細に加工できる。
また、アブレーションの際発生する発生する気泡21や粉塵22を洗浄液112の流れによって下流側に導きながら、レーザ光101の光軸を基板の相対的な加工進行方向Lに対して上流側に傾斜してレーザ光101を照射するようにしたので、気泡や粉塵による散乱等の影響を受けずに、絶縁基板上に形成された薄膜に所望の形状で、照射することができる。また、多重反射光の干渉によるレーザ光強度の変動を発生させずに、安定な加工ができる。
また、レーザ光101が、気体より屈折率の高い洗浄液112中を透過するようにしたので、気中から直接加工領域にレーザ光を照射する場合に比べ、小さな領域までレーザ光を集光でき、かつ、加工領域表面での反射損失を低減できる。さらに、スクライブ部の幅を狭くでき、かつ、効率のよいスクライブ加工が可能になる。
また、薄膜太陽電池のセルを形成する場合には、粉塵の付着を抑制できるだけでなく、発電に寄与しないスクライブ加工領域を狭くでき、発電に寄与する発電層の拡大により発電効率の向上を図ることができる。
実施の形態2.
実施の形態1のレーザ加工装置211においては、レーザ光101の光軸が、絶縁基板11の表面に対して加工進行方向Lに傾斜して照射されるように、レーザ光源181と加工ヘッド191を設けたが、実施の形態2では、ノズルも傾斜させた場合について示す。
図5は、本発明の実施の形態2におけるレーザ加工装置212の構成を示す概略図である。実施の形態2では、ノズル113は、ノズル113の中心軸がレーザ光101の光軸と略同一軸で、レーザ光101の照射と共に、レーザ光101の光径より大きい液柱状の洗浄液112を噴射する。
レーザ光101は、実施の形態1と同様に、レーザ光101の光軸が絶縁基板11の表面に対して加工進行方向Lにθ度傾斜してA方向に向けて照射される。実施の形態2では、ノズル113も、ノズル113の中心軸が絶縁基板11の表面に対して加工進行方向Lにθ度傾斜して洗浄液112をA方向に向けて噴射する。
実施の形態2では、レーザ光101の光軸およびノズル113の中心軸は、絶縁基板11の表面に対して加工進行方向Lにθ度傾斜するように、レーザ光源181と加工ヘッド192が設けられている。角度θは、レーザ光101の光軸およびノズル113の中心軸を加工進行方向Lの上流側に傾け、∠KJIが90度以下になるようにする。
その他の構成および動作に関しては、実施の形態1と同様であり、相当部分には図1と同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態2では、ノズル113の中心軸をレーザ光101と略同一軸で、加工進行方向Lの上流側に傾けるので、絶縁基板11の表面に対し、洗浄液112が斜めに当たり、絶縁基板11に当たった後の洗浄液112の流れ方向Nが規定される。
さらに、洗浄液112の流れ方向Nは、ノズル113に対する絶縁基板11の相対的な動きにより、加工進行方向Lの下流側に向かって流れるため、洗浄液112を絶縁基板11に斜めに当てることにより発生する流れ方向を一致させることで、気泡21や粉塵22のさらなる速やかな排出が可能になり、気泡21や粉塵22による散乱等の影響を受けずに、絶縁基板11上に形成された薄膜10に所望の形状で照射することができる。
ここで、レーザ光101を絶縁基板11の表面に対し、斜めに入射することで、レーザ光101の光軸が絶縁基板11の表裏面に対して垂直入射されないことから、絶縁基板11の表裏面での多重反射光の干渉による加工点のレーザ光強度変動が発生しないので、安定な加工ができる。
以上のように、本実施の形態2では、レーザ加工装置212により、加工点Jにレーザ光101の照射と共に洗浄液112を噴射してスクライブ加工し、アブレーションの際発生する粉塵22を洗浄液112中に取り込むようにしたので、粉塵が散乱せず、加工周辺部およびレーザ加工装置の光学部品への粉塵の付着を抑制でき、集塵機を必要とせず、大量の洗浄液を必要としない加工ができる。
また、洗浄液の噴射により、スクライブ加工時に完全に基板から剥離しなかった部分も除去でき、スクライブ後の洗浄工程も省略もしくは簡略化できる。さらに、加工領域の冷却が促進でき、直列接続の際の漏れ電流の伝達路の原因となる加工領域周辺の結晶化を抑制することができる。
また、ノズル113を、集光されたレーザ光101がノズル113の内壁に接触しない位置、および径で構成するようにしたので、レーザ光の集光限界まで微細に加工できる。
また、アブレーションの際発生する発生する気泡21や粉塵22を洗浄液112の流れによって下流側に導きながら、レーザ光101の光軸を基板の相対的な加工進行方向Lに対して上流側に傾斜してレーザ光101を照射するようにしたので、気泡や粉塵による散乱等の影響を受けずに、絶縁基板上に形成された薄膜に所望の形状で、照射することができる。また、多重反射光の干渉によるレーザ光強度の変動を発生させずに、安定な加工ができる。
さらに、ノズル113の中心軸を基板の相対的な加工進行方向Lに対して上流側に傾斜して洗浄液112を噴射し、洗浄液112を絶縁基板11に斜めに当てることにより発生する流れ方向を加工進行方向Lの下流側に向かう洗浄液の流れ方向Nに一致させるようにしたので、気泡21や粉塵22のさらなる速やかな排出が可能になり、気泡や粉塵による散乱等の影響を受けずに、絶縁基板上に形成された薄膜に所望の形状で、より確実に照射することができる。
また、レーザ光101が、気体より屈折率の高い洗浄液112中を透過するようにしたので、気中から直接加工領域にレーザ光を照射する場合に比べ、小さな領域までレーザ光を集光でき、かつ、加工領域表面での反射損失を低減できる。さらに、スクライブ部の幅を狭くでき、かつ、効率のよいスクライブ加工が可能になる。
また、薄膜太陽電池のセルを形成する場合には、粉塵の付着を抑制できるだけでなく、発電に寄与しないスクライブ加工領域を狭くでき、発電に寄与する発電層の拡大により発電効率の向上を図ることができる。
実施の形態3.
実施の形態1および実施の形態2においては、絶縁基板11と加工ヘッド191、192とが、相対的に移動することによりレーザ光101を一方向(加工進行方向L)に照射して加工を進行させる場合について説明したが、往復して加工を進行するようにしてもよい。
図6は、本発明の実施の形態3におけるレーザ加工装置213の構成を示す概略図である。実施の形態3では、実施の形態2におけるレーザ加工装置212の構成において、絶縁基板11とレーザ光101の相対的な加工進行方向を反転する際に、傾斜方向を反転するレーザ光源182および加工ヘッド193を備える。
レーザ光源182および加工ヘッド193は、相対的走査方向の加工進行方向Lから反対方向の加工進行方向Qに反転する際に、加工進行方向Lでのレーザ光101およびノズル113の傾け方向の関係を維持する。
レーザ光源182および加工ヘッド193は、加工進行方向Qに反転する際に、レーザ光101の光軸およびノズル113の中心軸を絶縁基板11に対して加工進行方向Qにθ度傾斜させる。角度θは、レーザ光101の光軸およびノズル113の中心軸を加工進行方向Qの上流側に傾け、∠KJIが90度以下になるようにする。
その他の構成及び動作に関しては、実施の形態1と同様であり、相当部分には図1と同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態3では、絶縁基板11とレーザ光101の相対的な加工進行方向を加工進行方向Lから加工進行方向Qに反転する際に、レーザ光源182および加工ヘッド193を反転させ、加工進行方向Lでのレーザ光101およびノズル113の傾け方向の関係を維持するため、往復での加工が可能で、一定の加工条件下で加工時間を短縮できる。
また、レーザ光源182および加工ヘッド193の傾きを変える際に、例えば、洗浄液112を加工ヘッド193に導入する配管111の中心軸を回転軸にすることにより、洗浄液のシール構造が簡単にできる。さらに、加工ヘッド193の軽量化による高速動作が可能になる。
図6では、実施の形態2の構成に基づきレーザ光源182および加工ヘッド193の傾きを反転させる例を示したが、実施の形態1の構成に基づきレーザ光源のみを反転させる構成としてもよい。この場合も、同様に加工進行方向Lでのレーザ光101傾け方向の関係を維持するため、往復での加工が可能で、一定の加工条件下で加工時間を短縮できる。
以上のように、本実施の形態3では、レーザ加工装置213により、加工点Jにレーザ光101の照射と共に洗浄液112を噴射してスクライブ加工し、アブレーションの際発生する粉塵22を洗浄液112中に取り込むようにしたので、粉塵が散乱せず、加工周辺部およびレーザ加工装置の光学部品への粉塵の付着を抑制でき、集塵機を必要とせず、大量の洗浄液を必要としない加工ができる。
また、洗浄液の噴射により、スクライブ加工時に完全に基板から剥離しなかった部分も除去でき、スクライブ後の洗浄工程も省略もしくは簡略化できる。さらに、加工領域の冷却が促進でき、直列接続の際の漏れ電流の伝達路の原因となる加工領域周辺の結晶化を抑制することができる。
また、ノズル113を、集光されたレーザ光101がノズル113の内壁に接触しない位置、および径で構成するようにしたので、レーザ光の集光限界まで微細に加工できる。
また、アブレーションの際発生する発生する気泡21や粉塵22を洗浄液112の流れによって下流側に導きながら、レーザ光101の光軸を基板の相対的な加工進行方向Lに対して上流側に傾斜してレーザ光101を照射するようにしたので、気泡や粉塵による散乱等の影響を受けずに、絶縁基板上に形成された薄膜に所望の形状で、照射することができる。また、多重反射光の干渉によるレーザ光強度の変動を発生させずに、安定な加工ができる。
また、ノズル113の中心軸を基板の相対的な加工進行方向Lに対して上流側に傾斜して洗浄液112を噴射し、洗浄液112を絶縁基板11に斜めに当てることにより発生する流れ方向を加工進行方向Lの下流側に向かう洗浄液の流れ方向Nに一致させるようにしたので、気泡21や粉塵22のさらなる速やかな排出が可能になり、気泡や粉塵による散乱等の影響を受けずに、絶縁基板上に形成された薄膜に所望の形状で、確実に照射することができる。また、多重反射光の干渉によるレーザ光強度の変動を発生させずに、より安定な加工ができる。
さらに、絶縁基板11とレーザ光101の相対的走査方向を加工進行方向Lから加工進行方向Qに反転して加工する場合に、レーザ光源182を反転させ、加工進行方向Lでのレーザ光101の傾け方向の関係を維持するようにしたので、往復での加工が可能で、一定の加工条件下で加工時間を短縮できる。
また、レーザ光源182を反転させる際に、加工ヘッド193も反転させるようにしたので、往復においても、所望の形状でより確実に照射することができる。
また、加工ヘッド193の傾きを反転させる際に、配管111の中心軸を回転軸にするようにしたので、洗浄液のシール構造が簡単にできる。さらに、加工ヘッドの軽量化による高速動作が可能になる。
また、レーザ光101が、気体より屈折率の高い洗浄液112中を透過するようにしたので、気中から直接加工領域にレーザ光を照射する場合に比べ、小さな領域までレーザ光を集光でき、かつ、加工領域表面での反射損失を低減できる。さらに、スクライブ部の幅を狭くでき、かつ、効率のよいスクライブ加工が可能になる。
また、薄膜太陽電池のセルを形成する場合には、粉塵の付着を抑制できるだけでなく、発電に寄与しないスクライブ加工領域を狭くでき、発電に寄与する発電層の拡大により発電効率の向上を図ることができる。
なお、本実施の形態3では、絶縁基板11とレーザ光101の相対的な加工進行方向を反転する際に、レーザ光源182および加工ヘッド193を反転させ、往復での加工を可能としたが、これに限るものではない。
絶縁基板11とレーザ光101の相対的な加工進行方向を所望の加工進行方向に変更した場合においても、レーザ光源182および加工ヘッド193を変更した加工進行方向に傾斜させることで同様の効果を得ることができる。
10 薄膜
11 絶縁基板
101 レーザ光
102 レンズ
111 配管
112 洗浄液
113 ノズル
147 入射窓
170 液流制御部
181、182 レーザ光源
191、192、193 加工ヘッド
211、212、213 レーザ加工装置

Claims (8)

  1. レーザ光の光軸を加工の進行方向に傾斜させて前記加工の進行方向側から前記レーザ光を照射すると共に、前記レーザ光の照射点の領域より大きい液柱状の洗浄液を噴射して加工を行うことを特徴とするレーザ加工方法。
  2. レーザ光の光軸と略同一軸で、液柱状の洗浄液を噴射して加工を行うことを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工方法。
  3. 加工の進行方向の変更に応じて、レーザ光の光軸を前記変更した進行方向に傾斜させて加工を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレーザ加工方法。
  4. レーザ光を出射するレーザ光源と、
    前記レーザ光を集光するレンズと、
    洗浄液を供給し流速を制御する液流制御部と、
    集光された前記レーザ光を導入する窓部が設けられた前記洗浄液を導入する配管と、
    前記窓部から前記洗浄液中に導入し、前記洗浄液中を伝播するレーザ光が内壁に接触しない大きさで、前記配管の前記窓部と対応する位置に設けられ、前記洗浄液中を伝播する前記レーザ光の光軸を加工の進行方向に傾斜させて前記加工の進行方向側から照射すると共に、前記洗浄液を噴射するノズルとを備えるレーザ加工装置。
  5. ノズルは、レーザ光の光軸を略中心とし、洗浄液を噴射することを特徴とする請求項4に記載のレーザ加工装置。
  6. レーザ光は、加工の進行方向の変更に応じて、前記レーザ光の光軸が前記変更した進行方向に傾斜することを特徴とする請求項4に記載のレーザ加工装置。
  7. レーザ光は、加工の進行方向の変更に応じて、前記レーザ光の光軸が前記変更した進行方向に傾斜することを特徴とする請求項5に記載のレーザ加工装置。
  8. 配管は、加工の進行方向に対して直角方向に設けられ、前記配管の中心軸を中心に回動することで、レーザ光の光軸の傾斜させることを特徴とする請求項7に記載のレーザ加工装置。
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