JPWO2011001638A1 - 退出モニタ - Google Patents
退出モニタ Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2011001638A1 JPWO2011001638A1 JP2011502976A JP2011502976A JPWO2011001638A1 JP WO2011001638 A1 JPWO2011001638 A1 JP WO2011001638A1 JP 2011502976 A JP2011502976 A JP 2011502976A JP 2011502976 A JP2011502976 A JP 2011502976A JP WO2011001638 A1 JPWO2011001638 A1 JP WO2011001638A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- monitor
- unit
- contamination
- worker
- exit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01T—MEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
- G01T1/00—Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
- G01T1/16—Measuring radiation intensity
- G01T1/161—Applications in the field of nuclear medicine, e.g. in vivo counting
- G01T1/163—Whole body counters
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01T—MEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
- G01T1/00—Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
- G01T1/16—Measuring radiation intensity
- G01T1/169—Exploration, location of contaminated surface areas
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01T—MEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
- G01T1/00—Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
- G01T1/16—Measuring radiation intensity
- G01T1/161—Applications in the field of nuclear medicine, e.g. in vivo counting
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01T—MEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
- G01T1/00—Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
- G01T1/16—Measuring radiation intensity
- G01T1/167—Measuring radioactive content of objects, e.g. contamination
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Measurement Of Radiation (AREA)
Abstract
Description
さらに、検出性能を向上させるも、退出モニタの装置構成自体は簡素化して安価にしたいという要請もあった。
そこで、本発明は上記した問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、安価かつ簡素な構成であって、特に検出が困難な胴体側面と上肢との間の腋下箇所の放射性物質による汚染を多数の作業者の身長の高低に影響されることなく検出できるようにして、検出性能およびコストパフォーマンスをともに向上させた退出モニタを提供することにある。
放射線管理区域内で作業した作業者の放射性物質による体表面の汚染状態を検査するための装置であって、
作業者の正面または背面と対向するセンサ部により作業者の正面または背面の汚染を検出する正背面用モニタ部と、作業者の体の一方の側面と対向するセンサ部により作業者の体の一方の側面の汚染を検出する体側面用モニタ部と、各モニタ部から出力される検出信号に基づいて汚染検査を行う中央処理部と、を備えた退出モニタにおいて、
前記体側面用モニタ部には、
作業者の上肢内側面と対向するセンサ部により作業者の上肢内側面の汚染を検出する上肢内側面用モニタ部と、作業者の胴体側面と対向するセンサ部により作業者の胴体側面の汚染を検出する胴体側面用モニタ部と、を一体に内蔵してなる両面タイプの腋下両面用モニタ部と、
前記腋下両面用モニタ部を昇降させる昇降駆動部と、が設けられており、
前記中央処理部は、
作業者の正面または背面の汚染検出時に、前記脇下両面用モニタ部が上昇するように前記昇降駆動部を制御する昇降制御手段と、
前記正背面用モニタ部が作業者の体の正面または背面の表面汚染状態を検出して出力する検出信号と、上昇する前記胴体側面用モニタ部が作業者の腰から腋下までの体側面の表面汚染状態を検出して出力する検出信号と、前記胴体側面用モニタ部と共に上昇する前記上肢内側面用モニタ部が作業者の上肢内側の掌から腋下までの上肢内側面の表面汚染状態を検出して出力する検出信号とに基づいて正面または背面、および、腋下両面の汚染の有無を検出する汚染検査手段と、
を備えていることを特徴とする。
請求項1に記載の退出モニタにおいて、
前記腋下両面用モニタ部は、その上端部に上限を検出するためのリミットセンサが配置され、
前記中央処理部は、前記リミットセンサと接続されており、前記リミットセンサから検出信号が出力されるまでは作業者の腋下部に未当接であるとして前記腋下両面用モニタ部が上昇を続けるように前記昇降駆動部を制御し、前記リミットセンサが腋下部に当接して当該リミットセンサから出力された検出信号を取得したときに前記腋下両面用モニタ部の上昇を終了するように前記昇降駆動部を制御する、
ことを特徴とする。
請求項1または請求項2に記載の退出モニタにおいて、
作業者の手の甲と対向するセンサ部により作業者の手の甲の汚染を検出する手の甲用モニタ部と、
を備えることを特徴とする。
また、請求項4に記載した発明の退出モニタは、
請求項1または請求項2に記載の退出モニタにおいて、
作業者の上肢外側面と対向するセンサ部により作業者の上肢外側面の汚染を検出する上肢外側面用モニタ部と、
を備えることを特徴とする。
請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の退出モニタにおいて、
作業者の頭頂部と対向するセンサ部により作業者の頭頂部の汚染を検出する頭頂用モニタ部と、
を備えることを特徴とする。
また、請求項6に記載した発明の退出モニタは、
請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の退出モニタにおいて、
作業者の足裏と対向するセンサ部により作業者の足裏の汚染を検出する足裏用モニタ部と、
を備えることを特徴とする。
また、請求項7に記載した発明の退出モニタは、
請求項1〜請求項6の何れか一項に記載の退出モニタにおいて、
前記各モニタ部はそれぞれ一または複数の面状のセンサ部が配列されて形成されることを特徴とする。
請求項7に記載の退出モニタにおいて、
前記中央処理部は、
一のセンサ部から出力された検出信号に基づいてモニタリングする検出器単独モードによる単独検査手段と、
隣接する二つのセンサ部から出力された検出信号を合算した合算信号に基づいてモニタリングする検出器合算モードによる合算検査手段と、
を備えることを特徴とする。
また、請求項9に記載した発明の退出モニタは、
請求項1〜請求項8の何れか一項に記載の退出モニタにおいて、
前記各モニタ部はモジュール構成として交換可能であることを特徴とする。
総じて、安価かつ簡素な構成であって、特に検出が困難な胴体側面と上肢との間の腋下箇所の放射性物質による汚染を多数の作業者の身長の高低に影響されることなく検出できるようにして、検出性能およびコストパフォーマンスをともに向上させた退出モニタを提供することができる。
脇下両面用モニタ部31は、図3で示すように、胴体側面用モニタ部31a、上肢内側面用モニタ部31b、リミットセンサ31cを備える。さらに、図4で示すように、この腋下両面用モニタ部31を昇降させる昇降駆動部8を備える。昇降駆動部8は、リニアガイド8a、モータ8b、移動部8cを備える。
また、下肢側面用モニタ部32は、上下方向に配置した2つのセンサ部を備え、下端がベース本体部1に固定されている。
ベース本体部1は、図1,図2でも明らかなように、薄い箱型形状のものであり、管理区域の床面上に設置される。このベース本体部1は、後述する各部を固定できるように構成されており、また、作業者が載るため、強固な構造体として形成される。
正背面用モニタ部2は、作業者の正面と対向するセンサ部により作業者の正面の汚染を検出する。なお、作業者が背面を向けたとき、センサ部は作業者の背面と対向することとなりセンサ部は作業者の背面の汚染を検出する。つまり正面と背面との両面が検出できる。センサ部と作業者との距離は放射線の検出ができるように充分近い距離となるようにする。正背面用モニタ部2は、図6に示すように、面状に分割されたセンサ部(1)〜センサ部(8)を備える。
ここで、胴体側面用モニタ部31aは、図7に示すように、作業者の体の一方の体側面のうち、脇腹・腰と対向するセンサ部(1)を有している。
図7では、胴体側面用モニタ部31aが腰に対向して放射能汚染を検知している様子を示しているが、この胴体側面用モニタ部31aは、下肢側面用モニタ部32から分離するようにして上昇していき、腰から腋下(胸側面等)までの体側面と対向して放射能汚染を検出する。
なお、作業者が背面や正面を向くことで体の両側面の放射能汚染を検出する。
上肢内側面用モニタ部31bは、図3,図8に示すように、作業者の上肢内側面と対向するセンサ部により作業者の上肢内側面の汚染を検出するモニタ部である。図3,図8中では掌と対向して掌の放射性物質による汚染を検出しているが、この上肢内側面用モニタ部31bは、上昇していき上肢内側面(腕の内側、二の腕の内側)と対向して放射性物質による汚染を検出する。
手の甲用モニタ部4は、図3,図8に示すように、手の甲と対向しており、手の甲の放射性物質による汚染を検知する。先に説明した上肢内側面用モニタ部31b、この手の甲用モニタ部4、および、底面により凹部が形成されており、作業者はこの凹部内に一方の手を入れた状態で汚染を計測されることとなる。
手摺り6は、作業者が手を添えるために設けられる。また、作業者が所定位置に立つように誘導するように機能し、また、ベース本体部1に対して正背面用モニタ部2を支持する補強材としても機能する。
昇降駆動部8は、図4で示すように、モータ8bが回転するとボールネジを介してリニアガイド8aの移動部(スライダー)8cが上下方向に移動するように構成されており、その結果移動部8cに機械的に固定されている腋下両面用モニタ部31を昇降させる。中央処理部9の駆動制御信号を受けて図示しないドライバがモータ8bを正逆転駆動することとなる。
この汚染検出処理は、先ず、ステップS1で、例えば作業者が退出モニタ100内部に入場したことを検出する図示しない人体検知センサで検知してモニタリング開始状態となったか否かを判定し、モニタリング開始状態となっていないときにはモニタリング開始状態となるまで待機し、モニタリング開始状態となったときにはステップS2に移行する。
このステップS3では、正背面用モニタ部2、体側面用モニタ部3、手の甲用モニタ部4、足裏用モニタ部5の検出信号を読込む。次いでステップS4に移行して、後述する検出器単独モードによる単独検査処理を行ってからステップS5に移行する。
次いで、ステップS10に移行して、胴体側面用モニタ部31a及び上肢内側面用モニタ部31bの検出信号に基づいて前述したステップS4と同様の単独検査処理を行う。
次いで、ステップS12に移行して、単独検査処理及び合算検査処理で放射性物質による汚染が検出されたか否かを判定し、汚染が検出された場合には、ステップS13に移行して、腋下両面用モニタ部31の高さ位置信号を読込み、次いでステップS14に移行して、両面用モニタ部31の高さ位置信号に基づいて汚染検出位置を特定し、表示部7に表示してからステップS15に移行する。
ステップS15では、リミットセンサ3cからリミット信号が入力されたか否かを判定し、リミット信号が入力されていないときには、腋下両面用モニタ部31が上限位置に達していないものと判断して前記ステップS8に戻り、リミット信号が入力されたときには腋下両面用モニタ部31が上限位置に達したものと判断してステップS16に移行する。
このステップS16では、昇降駆動部8に対する上昇駆動信号の出力を停止し、次いでステップS17に移行して、昇降駆動部8に対して下降駆動信号を出力してからステップS18に移行する。
続いて本形態の退出モニタ100による放射性物質による汚染の検出について詳細に説明する。
これらの検出信号の受信と同時に、中央処理部9は、腋下両面用モニタ部31が上昇するように昇降駆動部8を制御する。検査開始時点で図10(a)に示すような初期位置にあった腋下両面用モニタ部31は上昇していく。
まず、中央処理部9は、一のセンサ部から出力された検出信号に基づいてモニタリングする検出器単独モードによる単独検査手段として機能する。
中央処理部9は、図示しない記憶部に登録された最新のBG値と検出信号とを比較して、BG値程度なら放射性物質による汚染はないと判断し、また、BG値に比して検出信号が大きいならば、放射性物質による汚染があったものと検出し表示部7に表示する。そして、記憶部に登録されている最新のBG計数率(予め設定されているBG測定回数分のBG計数率の移動平均値)を読み出し、表面汚染測定時にBG計数率の減算を行い、正味計数率を算出する。これら正味計数率も表示部7に表示される。
この表示に加え、中央処理部9は、さらに放射性物質による汚染の検出位置を表示部7に表示させる。例えば、人体の絵のデータを図示しない記憶部から読み出し、この人体の絵を表示して、さらに放射性物質による汚染の検出位置箇所を点滅させるようにすれば、作業者は、直感的に汚染位置を把握できる。
正背面用モニタ部2、手の甲用モニタ部4、足裏用モニタ部5からの検出信号により放射性物質による汚染を検出したならば、センサ部の位置から検出位置を容易に特定できる。
先に説明した検出器単独モードでは、二つのセンサ部との境界付近に線源がある場合には、放射性物質が二個のセンサ部に分散して放射されるため、BG値に埋もれて高精度な検出は容易ではない。そこで、隣接する二つのセンサ部から出力された検出信号を合算した合算信号に基づいてモニタリングする検出器合算モードによる合算検査手段により検出し、検出精度を高めている。
中央処理部9は、正背面用モニタ部2、体側面用モニタ部3、手の甲用モニタ部4、足裏用モニタ部5からの検出信号により放射性物質による汚染を検出したならば、センサ部の位置から検出位置が容易に特定される。
このように検出器単独モードと検出器合算モードとを併用しつつモニタリングを行うため、二つのセンサ部間の境界位置も含めて放射性物質による汚染位置を検出することができ、検出性能を高めている。
しかし、検査の結果が「汚染」の場合には、警報が発せられ、スイッチ・表示部7に汚染部位や汚染の程度が表示され、それらが必要に応じてプリントアウトされる。作業者は、入口から出て汚染部位を洗浄し、再度、退出モニタ100で検査を受ける。このようにして、検査結果が「正常」となった時点で、作業者は退出モニタ100から退出する。
本形態の退出モニタ100はこのようなものである。
ゲート付き手の甲用モニタ部10は、図12,図13で示すように、ゲート10aを備える。先ほど説明した手の甲用モニタ部4にゲート10aを加えた構成である。ゲート10aは図示しない開閉駆動部により開閉される。この開閉駆動部は、中央処理部9に接続されて制御される。
これら構成が組み込まれた退出モニタ200は、図14(a),(b)で示すように構成される。
このように図1,図2で示したように最も簡素な機能の退出モニタ100から、図12,図13で示したように、高機能の退出モニタ200まで、モジュールを取り替えることで構成可能であるため、高機能化は容易である。
作業者が線量計リーダ12に線量計を装着したことで、退出モニタ200がON状態となる。モニタ内への作業者の入場が可能となるようにゲート付き上肢外側面モニタ部11のゲート11aが開く。これと同時にバックグラウンド値(BG)が測定される。続いて、作業者がモニタリング位置に立つ。この場合、作業者が足裏用モニタ部5を踏みながら作業者の正面が正背面用モニタ部2に面し、かつ作業者の側面が体側面用モニタ部3に面するように立つ。そして一方の手は掌が上肢内側面用モニタ部31bに面し、手の甲が手の甲用モニタ部11bに面している。並行して頭頂用モニタ部14が作業者の頭頂位置まで下降する。
また、手の甲用センサ部11b、腕用センサ部11c、二の腕用センサ部11dが作業者の上肢外側の手の甲から肩までの上肢外側面の表面汚染状態をモニタリングする。また、足裏用モニタ部5が作業者の足裏をモニタリングする。
検査の結果が「正常」の場合には、ゲート付き表示部13のゲート13b(出口)が開いて、作業者は退出モニタ200から退場して検査が終了する。
しかし、検査の結果が「汚染」の場合には、警報が発せられ、スイッチ・表示部13cに汚染部位や汚染の程度が表示され、それらが必要に応じてプリントアウトされ、ゲート付き上肢外側面モニタ部11のゲート11a(入口)が開く。作業者は、このゲート11a(入口)から出て汚染部位を洗浄し、再度、退出モニタ200で検査を受ける。このようにして、検査結果が「正常」となった時点で、作業者はゲート付き表示部13のゲート13b(出口)から退出する。
以上、本発明の退出モニタ100,200について説明した。
また、各モニタ部はモジュール構成として交換可能であり、必要とされる検出性能を勘案して構成すれば良く、コストパフォーマンスを高めている。
1:ベース本体部
2:正背面用モニタ部
3:体側面用モニタ部
31:腋下両面用モニタ部
31a:胴体側面用モニタ部
31b:上肢内側面用モニタ部
31c:リミットセンサ
32:下肢側面用モニタ部
4:手の甲用モニタ部
5:足裏用モニタ部
6:手摺り
7:表示部
8:昇降駆動部
8a:リニアガイド
8b:モータ
8c:移動部
9:中央処理部
10:ゲート付き手の甲用モニタ部
10a:ゲート
11:ゲート付き上肢外側面用モニタ部
11a:ゲート
12:線量計リーダ
13:ゲート付き表示部
13a:本体部
13b:ゲート
13c:表示部
14:頭頂用モニタ部
15:パーテーション
放射線管理区域内で作業した作業者の放射性物質による体表面の汚染状態を検査するための装置であって、
作業者の正面または背面と対向するセンサ部により作業者の正面または背面の汚染を検出する正背面用モニタ部と、作業者の体の一方の側面と対向するセンサ部により作業者の体の一方の側面の汚染を検出する体側面用モニタ部と、各モニタ部から出力される検出信号に基づいて汚染検査を行う中央処理部と、を備えた退出モニタにおいて、
前記体側面用モニタ部には、
作業者の上肢内側面と対向するセンサ部により作業者の上肢内側面の汚染を検出する上肢内側面用モニタ部と、作業者の胴体側面と対向するセンサ部により作業者の胴体側面の汚染を検出する胴体側面用モニタ部と、を一体に内蔵してなる両面タイプの腋下両面用モニタ部と、
前記腋下両面用モニタ部を昇降させる昇降駆動部と、が設けられており、
前記中央処理部は、
作業者の正面または背面の汚染検出時に、前記腋下両面用モニタ部が上昇するように前記昇降駆動部を制御する昇降制御手段と、
前記正背面用モニタ部が作業者の体の正面または背面の表面汚染状態を検出して出力する検出信号と、上昇する前記胴体側面用モニタ部が、上昇しながら作業者の腰から腋下までの胴体側面の表面汚染状態を検出して出力する検出信号と、前記胴体側面用モニタ部と共に上昇する前記上肢内側面用モニタ部が、上昇しながら作業者の上肢内側の掌から腋下までの上肢内側面の表面汚染状態を検出して出力する検出信号とに基づいて正面または背面、および、腋下両面の汚染の有無を検出する汚染検査手段と、
を備えていることを特徴とする。
放射線管理区域内で作業した作業者の放射性物質による体表面の汚染状態を検査するための装置であって、
作業者の正面または背面と対向するセンサ部により作業者の正面または背面の汚染を検出する正背面用モニタ部と、作業者の体の一方の側面と対向するセンサ部により作業者の体の一方の側面の汚染を検出する体側面用モニタ部と、各モニタ部から出力される検出信号に基づいて汚染検査を行う中央処理部と、を備えた退出モニタにおいて、
前記体側面用モニタ部には、
作業者の一方の体側面の下肢に対向する固定された下肢側面用モニタ部と、
該下肢側面用モニタ部の上部に接触して配置されて上下に昇降される腋下両面用モニタ部と、
前記腋下両面用モニタ部を昇降させる昇降駆動部と、が設けられており、
前記腋下両面用モニタ部は、作業者の上肢内側面と対向するセンサ部により作業者の上肢内側面の汚染を検出する上肢内側面用モニタ部と、作業者の胴体側面と対向するセンサ部により作業者の胴体側面の汚染を検出する胴体側面用モニタ部と、を一体に内蔵してなる両面タイプに構成され、
前記腋下両面用モニタ部を昇降させる昇降駆動部と、が設けられており、
前記中央処理部は、
作業者の正面または背面の汚染検出時に、前記腋下両面用モニタ部が上昇するように前記昇降駆動部を制御する昇降制御手段と、
前記正背面用モニタ部が作業者の体の正面または背面の表面汚染状態を検出して出力する検出信号と、上昇する前記胴体側面用モニタ部が、上昇しながら作業者の腰から腋下までの胴体側面の表面汚染状態を検出して出力する検出信号と、前記胴体側面用モニタ部と共に上昇する前記上肢内側面用モニタ部が、上昇しながら作業者の上肢内側の掌から腋下までの上肢内側面の表面汚染状態を検出して出力する検出信号とに基づいて正面または背面、および、腋下両面の汚染の有無を検出する汚染検査手段と、
を備えていることを特徴とする。
Claims (9)
- 放射線管理区域内で作業した作業者の放射性物質による体表面の汚染状態を検査するための装置であって、
作業者の正面または背面と対向するセンサ部により作業者の正面または背面の汚染を検出する正背面用モニタ部と、作業者の体の一方の側面と対向するセンサ部により作業者の体の一方の側面の汚染を検出する体側面用モニタ部と、各モニタ部から出力される検出信号に基づいて汚染検査を行う中央処理部と、を備えた退出モニタにおいて、
前記体側面用モニタ部には、
作業者の上肢内側面と対向するセンサ部により作業者の上肢内側面の汚染を検出する上肢内側面用モニタ部と、作業者の胴体側面と対向するセンサ部により作業者の胴体側面の汚染を検出する胴体側面用モニタ部と、を一体に内蔵してなる両面タイプの腋下両面用モニタ部と、
前記腋下両面用モニタ部を昇降させる昇降駆動部と、が設けられており、
前記中央処理部は、
作業者の正面または背面の汚染検出時に、前記腋下両面用モニタ部が上昇するように前記昇降駆動部を制御する昇降制御手段と、
前記正背面用モニタ部が作業者の体の正面または背面の表面汚染状態を検出して出力する検出信号と、上昇する前記胴体側面用モニタ部が作業者の腰から腋下までの胴体側面の表面汚染状態を検出して出力する検出信号と、前記胴体側面用モニタ部と共に上昇する前記上肢内側面用モニタ部が作業者の上肢内側の掌から腋下までの上肢内側面の表面汚染状態を検出して出力する検出信号とに基づいて正面または背面、および、腋下両面の汚染の有無を検出する汚染検査手段と、
を備えていることを特徴とする退出モニタ。 - 請求項1に記載の退出モニタにおいて、
前記腋下両面用モニタ部は、その上端部に上限を検出するためのリミットセンサが配置され、
前記中央処理部は、前記リミットセンサと接続されており、前記リミットセンサから検出信号が出力されるまでは作業者の腋下部に未当接であるとして前記腋下両面用モニタ部が上昇を続けるように前記昇降駆動部を制御し、前記リミットセンサが腋下部に当接して当該リミットセンサから出力された検出信号を取得したときに前記腋下両面用モニタ部の上昇を終了するように前記昇降駆動部を制御する、
ことを特徴とする退出モニタ。 - 請求項1または請求項2に記載の退出モニタにおいて、
作業者の手の甲と対向するセンサ部により作業者の手の甲の汚染を検出する手の甲用モニタ部
を備えることを特徴とする退出モニタ。 - 請求項1または請求項2に記載の退出モニタにおいて、
作業者の上肢外側面と対向するセンサ部により作業者の上肢外側面の汚染を検出する上肢外側面用モニタ部
を備えることを特徴とする退出モニタ。 - 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の退出モニタにおいて、
作業者の頭頂部と対向するセンサ部により作業者の頭頂部の汚染を検出する頭頂部用モニタ部
を備えることを特徴とする退出モニタ。 - 請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の退出モニタにおいて、
作業者の足裏と対向するセンサ部により作業者の足裏の汚染を検出する足裏用モニタ部
を備えることを特徴とする退出モニタ。 - 請求項1〜請求項6の何れか一項に記載の退出モニタにおいて、
前記各モニタ部はそれぞれ複数の面状のセンサ部が配列されて形成されることを特徴とする退出モニタ。 - 請求項7に記載の退出モニタにおいて、
前記中央処理部は、
一のセンサ部から出力された検出信号に基づいてモニタリングする検出器単独モードによる単独検査手段と、
隣接する二つのセンサ部から出力された検出信号を合算した合算信号に基づいてモニタリングする検出器合算モードによる合算検査手段と、
を備えることを特徴とする退出モニタ。 - 請求項1〜請求項8の何れか一項に記載の退出モニタにおいて、
前記各モニタ部はモジュール構成として交換可能であることを特徴とする退出モニタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011502976A JP4877428B2 (ja) | 2009-07-03 | 2010-06-24 | 退出モニタ |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009158853 | 2009-07-03 | ||
JP2009158853 | 2009-07-03 | ||
PCT/JP2010/004198 WO2011001638A1 (ja) | 2009-07-03 | 2010-06-24 | 退出モニタ |
JP2011502976A JP4877428B2 (ja) | 2009-07-03 | 2010-06-24 | 退出モニタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP4877428B2 JP4877428B2 (ja) | 2012-02-15 |
JPWO2011001638A1 true JPWO2011001638A1 (ja) | 2012-12-10 |
Family
ID=43410728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011502976A Expired - Fee Related JP4877428B2 (ja) | 2009-07-03 | 2010-06-24 | 退出モニタ |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8896454B2 (ja) |
JP (1) | JP4877428B2 (ja) |
KR (1) | KR20120049192A (ja) |
CN (1) | CN102549452B (ja) |
WO (1) | WO2011001638A1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8748838B2 (en) * | 2011-11-16 | 2014-06-10 | Canberra Industries, Inc. | Body self-shielding background compensation for contamination monitors based on anthropometrics |
US9040932B2 (en) * | 2011-11-16 | 2015-05-26 | Canberra Industries, Inc. | Surface contamination monitoring system and method |
JP6047849B2 (ja) * | 2012-06-28 | 2016-12-21 | 富士電機株式会社 | 車両表面汚染モニタ |
CN104570037A (zh) * | 2014-11-10 | 2015-04-29 | 绵阳市维博电子有限责任公司 | 全身β污染监测仪 |
JP5950015B2 (ja) * | 2015-11-16 | 2016-07-13 | 富士電機株式会社 | 放射線モニタ |
Family Cites Families (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2976421A (en) * | 1956-10-05 | 1961-03-21 | Philips Corp | Radiation monitor |
JPS55161288U (ja) | 1979-05-02 | 1980-11-19 | ||
JPS55161288A (en) * | 1979-05-31 | 1980-12-15 | Mitsubishi Electric Corp | Double sized character display unit |
US4655235A (en) * | 1984-10-18 | 1987-04-07 | Scott Jr Ralph A | Chemical contamination monitor |
DE3505527A1 (de) * | 1985-02-18 | 1986-08-21 | Herfurth Gmbh, 2000 Hamburg | Vorrichtung zur kontaminationsueberwachung gegen strahlungsverseuchung von personen |
US4850380A (en) * | 1985-05-21 | 1989-07-25 | Pall Corporation | Entry/exit decontamination system using adsorbent powder |
US5041728A (en) * | 1989-12-11 | 1991-08-20 | Rochester Gas And Electric Corpration | Portable personnel monitor which is collapsible for transporting and storage |
JPH05302980A (ja) | 1992-04-28 | 1993-11-16 | Toshiba Corp | 放射能汚染検出装置 |
JPH10206549A (ja) * | 1997-01-22 | 1998-08-07 | Aloka Co Ltd | 体表面モニタ |
JPH10206551A (ja) | 1997-01-24 | 1998-08-07 | Aloka Co Ltd | 体表面モニタ |
JPH1164522A (ja) | 1997-08-11 | 1999-03-05 | Fuji Electric Co Ltd | 退出モニタ |
JP3715447B2 (ja) * | 1998-11-20 | 2005-11-09 | 株式会社東芝 | 放射能測定装置 |
JP3828813B2 (ja) | 2002-01-24 | 2006-10-04 | アロカ株式会社 | 体表面モニタ |
JP3934584B2 (ja) | 2003-07-24 | 2007-06-20 | アロカ株式会社 | 体表面モニタ |
JP3934583B2 (ja) | 2003-07-24 | 2007-06-20 | アロカ株式会社 | 体表面モニタ |
GB0518415D0 (en) * | 2005-09-09 | 2005-10-19 | Johnson Matthey Plc | Radiation monitor |
CN102292654B (zh) * | 2009-07-10 | 2013-12-25 | 富士电机株式会社 | 表面污染监测器 |
US8637842B2 (en) * | 2011-03-28 | 2014-01-28 | Unitech Services Group, Inc. | Mobile-monitoring and/or decontamination unit structure |
US9040932B2 (en) * | 2011-11-16 | 2015-05-26 | Canberra Industries, Inc. | Surface contamination monitoring system and method |
EP2785383B1 (en) * | 2011-11-29 | 2020-02-05 | Diversey, Inc. | Decontamination apparatus and method |
-
2010
- 2010-06-24 CN CN201080029909.XA patent/CN102549452B/zh active Active
- 2010-06-24 JP JP2011502976A patent/JP4877428B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2010-06-24 WO PCT/JP2010/004198 patent/WO2011001638A1/ja active Application Filing
- 2010-06-24 US US13/382,148 patent/US8896454B2/en active Active
- 2010-06-24 KR KR1020117031216A patent/KR20120049192A/ko not_active Application Discontinuation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US8896454B2 (en) | 2014-11-25 |
US20120176246A1 (en) | 2012-07-12 |
KR20120049192A (ko) | 2012-05-16 |
WO2011001638A1 (ja) | 2011-01-06 |
CN102549452B (zh) | 2014-09-17 |
JP4877428B2 (ja) | 2012-02-15 |
CN102549452A (zh) | 2012-07-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4877428B2 (ja) | 退出モニタ | |
EP3107443B1 (en) | A device for measuring a plurality of parameters in patient subject to a treatment with radiopharmaceuticals | |
CN102087364B (zh) | 门式辐射监测仪静态灵敏度及误报警率检测设备及方法 | |
JP2003240855A (ja) | 放射線源分布画像形成装置 | |
CN111221022A (zh) | 辐射剂量检测设备及门禁系统 | |
JP5359697B2 (ja) | 体表面モニタ | |
CN204989492U (zh) | 头顶探测器位置可调节的全身α、β表面污染监测仪 | |
KR20110033614A (ko) | 신체 내외부 방사능오염 구분 전신측정장비 | |
CN114994734A (zh) | 手足污染监测仪的智能控制防护系统 | |
CN114924304A (zh) | 一种移动式智能手足表污监测仪 | |
JP5630524B2 (ja) | 入退域管理システム | |
JP3934495B2 (ja) | ホールボディカウンタ | |
KR101306677B1 (ko) | 출입방식의 대인 방사능 오염 검출장치 | |
RU2517779C2 (ru) | Система и способ досмотра субъекта | |
CN110687567A (zh) | 一种γ污染监测仪及监测方法 | |
JP2008180584A (ja) | 体表面汚染のモニタ方法および装置 | |
Hasegawa et al. | Radioactive contamination monitors | |
JP3934583B2 (ja) | 体表面モニタ | |
CN107367752A (zh) | 测量通风过滤器框架辐射水平的装置 | |
JP4086189B2 (ja) | 放射線モニタリングポスト | |
JPH0530147Y2 (ja) | ||
JP2006125958A (ja) | 管理区域入出管理システム、その方法及びプログラム | |
JP2010223603A (ja) | 体表面モニタ及び表面放射能汚染測定方法 | |
JP3249061B2 (ja) | 体表面モニタ | |
JP2647267B2 (ja) | 体表面汚染モニタ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111101 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111114 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4877428 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141209 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |