JP5359697B2 - 体表面モニタ - Google Patents
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Description
なお、この種の体表面モニタとしては、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。
また、仮に地震によって体表面モニタが損傷するような事態が生じてしまうと、震災からの復旧作業時における管理区域への出入り管理や被ばく線量の管理や退域時の体表面汚染検査が非常に煩雑になることも想定される。
さらに、被検者の安全確保や放射性物質による外部汚染の防止の観点から、重度の地震発生に対しても何らかの手立てを講じておくことが要請されている。
前記モニタ本体が設置されるベース内を、四隅に切り欠きを設けた方形状の仕切り板で仕切るようにして上下方向に形成された第1、第2の収容部と、前記仕切り板上に載置され、前記第1の収容部に組み込まれた足裏検出器と、前記足裏検出器の上面を覆うカバーと、
前記第2の収容部の四隅に配置され、前記載置部にて前記ベースの枠部下面を支持する4つの免震ユニットとを備えてなり、前記カバー及び前記足裏検出器を取り外した状態において、前記4つの免震ユニットの各ストッパー部材が前記仕切り板の切り欠きから露出するように免震ユニットを組み込むようにした、ことを特徴とする
放射線管理区域と非管理区域の境界付近に設置されるモニタ本体と、このモニタ本体に設けられた入口扉及び出口扉と、これら扉の開閉を制御する扉制御手段と、モニタ本体内に配置された放射線検出器と、放射線検出器からの検出信号を所定時間計数する計数手段と、この計数手段からの計数値を判定用の基準値と比較して体表面汚染の有無を判定する判定手段とを備えるものにおいて、
地震を検知するための感震センサを設け、汚染測定中に前記感震センサにより所定の震度以上の地震発生を検知した場合に、前記扉制御手段は前記入口扉及び出口扉を開くよう制御信号を送出する、ことを特徴とする。
また、体表面モニタの本体ベースに収容されている足裏検出器を取り外すだけで免震ユニットのストッパー部分が露出するので、地震発生によって折損したストッパーの交換も簡単に行うことができ、保守点検作業が容易である。 そして、汚染測定中に大きな地震が発生した場合、ロックされている入口側扉及び出口側扉を自動的に開き、緊急呼び出しスイッチの操作等をせずとも被検者が避難できるようにしているので、被検者の安全を確保することが可能になる。
図1は、本形態の体表面モニタの外観を示す斜視図である。そして、図2は、体表面モニタの構成を示すブロック図である
この体表面モニタ100は、直方体形状のモニタ本体1を支持するベース2、頭部検出器3、前面(顔、胸、腹、脚前)検出器4、背面(頭後、背中、脚後)検出器5、手検出器6、側面検出器7、足裏検出器8、表示部9、感震センサ10、入口扉11a及び出口扉11bを備えている。
さらに、中央処理部13には、地震の発生を検知するため感震センサ10、頭部検出器3を被検者の身長に応じた高さ位置に調整する昇降機構駆動部14、入口扉11a及び出口扉11bを開閉するための扉開閉機構駆動部15、測定のガイダンスや測定結果の表示を行う表示部9、被検者の携帯するIDカードに記録されたデータを読み取るIDカード読取部16等が、接続されている。
ストッパーピン73は、その両端が載置部72と受け部71の両部材に穿設された孔に挿入され、軸芯が鉛直方向を向くように取り付けられている。そして、体表面モニタのベース2の枠部下面2eに当接する載置部72と管理区域床面上に固定される受け部71とは、このストッパーピン73により、水平方向の移動が規制されている。
被検者が、体表面モニタ100の表示部9の画面中に表示される操作ボタンで自動モードを選択すると、体表面汚染の測定に先立って、まず、バックグラウンド値(BG計数値)が測定される(S1)。そして、被検者がIDカード読取部16にIDカードをかざすと共に不図示の入口マット上に乗ることによってマットスイッチがON状態なると(S2)、入口扉11aの開閉が確認され(S3)、入口扉11aが閉じている場合には開かれる(S4)。
体表面モニタ100は、感震センサ10によって地震の発生を検知すると、感震センサ10の出力を取り込み(S20)、この出力信号の値を予め設定された異常判定用閾値と比較する(S21)。所定の震度を超える地震が発生したことが検知された場合には、直ちに測定を中止し(S22)、頭部検出器3が初期位置(上限位置)にあるかを確認し(S23)、初期位置になければ昇降機構14を駆動して頭部検出器3を上昇させる(S24)。ついで、扉開閉機構15を駆動して入口扉11a及び出口11b扉を開き(S25)、測定を中断した被検者の個人識別番号を、体表面モニタ100と接続されている放管計算機に送信する。
図7は、入退域管理システムの概要を示す図である。本形態の入退域管理システム200は、線量計貸出装置20、線量計30、入退域管理装置40、作業情報入力装置50、体表面モニタ100、放管計算機60から構成されている。なお、入退域管理装置40、及び体表面モニタ100は、バス61を介して管理区域外にある監視室側に設置された放管計算機60と接続されている。また、図中の実線矢印は、原子力施設内における被検者の移動経路を示す。
入退域管理装置40は、被検者のIDカードの情報を読み取り、この個人識別番号をもとに放管計算機60に格納されている被検者の情報を参照し、管理区域への入域資格(放射線防護教育の受講履歴、健康診断の有効期限など)の確認を行う。
その後、被検者は、ゲートとしての機能も果たす体表面モニタ100の出口扉(非管理区域側の扉)から出て入退域管理装置40へと向かう。
入退域管理装置40は、個人線量計30から内部被ばく線量の測定データを読み取り、被ばく線量に問題がなければ入退域ゲート41を開き、被検者の通過(退域)を許可する。このとき、入退域管理装置40から放管計算機60へデータが送信され、放管計算機60には、退域処理を済ませた被検者の個人識別番号と退域日時が記録される。退域処理を済ませた被検者は、線量計貸出装置20の設置場所に戻って個人線量計30を返却する。
し、放射性物質の外部汚染の有無を確認する。この測定結果を放管計算機60に蓄積すれば、従来システムと同様、被ばく線量の管理も問題なく継続することができる。
11a:入口扉、11b:出口扉、20:線量計貸出装置、30:個人線量計、
40:入退域管理装置、41:入退域管理ゲート、60:放管計算機、
70:免震ユニット、73:ストッパーピン、200:入退域管理装置システム。
Claims (2)
- 被検者の体表面の汚染測定を行う体表面モニタであって、
床面上に固定される受け部と、前記受け部と対向配置される載置部と、所定のせん断力が加わると折損して前記載置部と前記受け部との水平方向の相対的移動を可能にするストッパー部材とを備え、前記載置部にて前記モニタ本体を支持するように前記モニタ本体下部に免震ユニットを設けてなるものにおいて、
前記モニタ本体が設置されるベース内を、四隅に切り欠きを設けた方形状の仕切り板で仕切るようにして上下方向に形成された第1、第2の収容部と、
前記仕切り板上に載置され、前記第1の収容部に組み込まれた足裏検出器と、
前記足裏検出器の上面を覆うカバーと、
前記第2の収容部の四隅に配置され、前記載置部にて前記ベースの枠部下面を支持する4つの免震ユニットとを備え、
前記カバー及び前記足裏検出器を取り外した状態において、前記4つの免震ユニットの各ストッパー部材が前記仕切り板の切り欠きから露出するように免震ユニットを組み込むようにした、
ことを特徴とする体表面モニタ。 - 請求項1に記載の体表面モニタであって、
放射線管理区域と非管理区域の境界付近に設置されるモニタ本体と、このモニタ本体に設けられた入口扉及び出口扉と、これら扉の開閉を制御する扉制御手段と、モニタ本体内に配置された放射線検出器と、放射線検出器からの検出信号を所定時間計数する計数手段と、この計数手段からの計数値を判定用の基準値と比較して体表面汚染の有無を判定する判定手段とを備えるものにおいて、
地震を検知するための感震センサを設け、汚染測定中に前記感震センサにより所定の震度以上の地震発生を検知した場合に、前記扉制御手段は前記入口扉及び出口扉を開くよう制御信号を送出する、
ことを特徴とする体表面モニタ。
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