JPWO2010104008A1 - 電流形インバータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】磁極位置検出器なしで力率を任意に設定可能に制御する電流形インバータ装置を提供する。【解決手段】電流形インバータと、電流形インバータから交流電力が供給されるモータと、モータの端子電圧を検出し、検出した端子電圧に基づいてモータの内部誘起電圧とモータに流れるモータ電流とを算出し、電流形インバータを制御する制御手段と、を備え、制御手段は、モータ電流に対する端子電圧の位相差θcを算出し、内部誘起電圧に対するモータ電流の位相差θxの値と、内部誘起電圧に対する端子電圧の位相差θvを算出し、位相差θxの設定値をθyとしたときの、内部誘起電圧に対するモータ電流の位相差の誤差である調整角θαを、θα=θv−θy−θcなる条件式によって求める。【選択図】図1

Description

本発明は、磁極位置検出器なしで制御する制御手段を備えた電流形インバータ装置であって、力率改善に関するものである。
PMモータは電気自動車等に利用されており、このPMモータを駆動するためのインバータの制御方式として、センサレス方式を要求されることが多い。このセンサレス方式の一つとして、PMモータの内部誘起電圧から磁極位置を推定するアナログフィルタ方式が知られている(例えば、非特許文献1)。
その内部誘起電圧に基づいたセンサレス制御のインバータ装置(電流形インバータ装置)の構成例を図6に示す。このインバータ装置10の構成は、図示しない直流電源、120°通流インバータ2、電圧検出器3、PMモータ4、積分回路5、およびロジック変換回路6を備えている。なお、120°通流インバータ2に供給される前記直流電源の電圧および電流をそれぞれVdc、Idcとする。
積分回路5は、電圧検出器3により検出されたPMモータ4の端子電圧VからPMモータ4の内部誘起電圧eを算出すると共に、端子電圧Vを積分することにより、磁極位置情報に変換するものである。
ロジック変換回路6は、前記積分回路5の出力を入力とし、論理回路を用いてPMモータ4の内部誘起電圧eと同期した120°通電パターンの電流を120°通流インバータ2に対して生成させるものである。
図6に示すような制御ループを構築した方式では、高負荷時にはPMモータ4のインダクタンスの影響で内部誘起電圧位相とは異なる位相情報を検出してしまう。このインダクタンスの影響による位相誤差がある状態で力率の制御を行うと、検出誤差が発生していることで所望の力率からの低下を招き、結果として運転効率が悪化する。
そこで、図7に示すインバータ装置1のように積分回路5とロジック変換回路6との間に遅延処理回路7を設けることで、力率を改善できる手法が紹介されている(例えば、非特許文献2)。
遅延処理回路7は、ロジック変換回路6で生成される120°通電パターンの電流位相を所定量遅延させるものである。
電気学会論文誌D,Vol.125(2005),No.9 pp854−861。 電気学会産業応用部門大会講演論文集,Vol.2005 No.1 pp375−378。
非特許文献2に記載のものは、上記のような検出誤差に対して遅延処理による調整を行うことで磁極位置の検出誤差修正を行い、モータ効率および力率の改善を行っている。しかし、力率を任意に調整することができないという問題があった。
本発明は、前記課題に基づいてなされたものであり、磁極位置検出器なしで力率を任意に設定可能に制御する電流形インバータ装置を提供することにある。
本発明は、前記課題の解決を図るために、直流電力を交流電力に変換する電流形インバータと、前記電流形インバータから交流電力が供給されるモータと、前記モータの端子電圧を検出し、前記検出した端子電圧、前記モータの巻き線を流れるモータ電流および前記モータの巻き線インピ−ダンスに基づいて前記モータの内部誘起電圧を算出し、前記端子電圧を積分し磁極位置情報に変換すると共に、前記内部誘起電圧と同期した通電パターンの電流を生成し、磁極位置検出器なしで前記電流形インバータを制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記電流形インバータの直流側の電圧値と電流値とを含む関数として表される、前記モータ電流に対する前記端子電圧の位相差θcを算出し、
前記内部誘起電圧に対する前記モータ電流の位相差θxの値と、前記モータの巻き線インピーダンスの値と、前記モータ電流の値と、を含む関数として表される、前記内部誘起電圧に対する前記端子電圧の位相差θvを算出し、前記位相差θxの設定値をθyとしたときの、前記内部誘起電圧に対する前記モータ電流の位相差の誤差である調整角θαを、θα=θv−θy−θcなる条件式によって求めることを特徴とする。
上記構成によれば、位相差θyを設定して調整角θαを算出し、算出された調整角θαにより内部誘起電圧に対するモータ電流の位相差を適正な値にし、前記設定した位相差θy、すなわちモータの内部誘起電圧とモータ電流の力率cosθyとなるように調整することができる。このため、制御の冗長性を拡大でき、負荷状況に応じた最適なモータ制御を実現できるようになる。
また、前記巻き線インピーダンスの抵抗値を零としたことを特徴とする。
また、前記位相差θyの値を零としたことを特徴とする。
また、前記モータ電流は、前記電流形インバータの直流側の電流値を含む関数から求めることを特徴とする。
上記構成によれば、前記各条件を付加することにより、前記調整角θαを求める条件式に含まれる未知変数を定数とすることができ、演算の省力化が可能となり、計算負荷を低減することができる。
また、前記電流形インバータの直流側の電流値と前記モータの角速度とに基づいて作成した位相調整時間テーブルを備え、前記制御手段は、前記位相調整時間テーブルを参照して前記調整角θαを求めることを特徴とする。
上記構成によれば、テーブルを用いて調整角θαが選択されることで、計算負荷を低減することが可能となる。
請求項1の発明によれば、位相差θyを設定して調整角θαを算出し、算出された調整角θαにより内部誘起電圧に対するモータ電流の位相差を適正な値にし、前記設定した位相差θy、すなわちモータの内部誘起電圧とモータ電流の力率cosθyとなるように調整することができる。このため、制御の冗長性を拡大でき、負荷状況に応じた最適なモータ制御を実現できるようになる。
請求項2〜4の発明によれば、前記各条件を付加することにより、前記調整角θαを求める条件式に含まれる未知変数を定数とすることができ、演算の省力化が可能となり、計算負荷を低減することができる。
請求項5の発明によれば、テーブルを用いて調整角θαが選択されることで、計算負荷を低減することが可能となる。
本実施の形態における、内部誘起電圧、端子電圧およびモータ電流のベクトル図。 PMモータの1相分の等価回路図。 本実施の形態における、スイッチング電流とモータ電流の位相差を示す波形図。 位相差θcの式の導出に関する説明図。 実施例5における、位相調整時間のオフラインテーブルの説明図。 従来のセンサレス制御(電流形)のインバータ装置の構成図。 センサレス制御(電流形)のインバータ装置の構成図。
以下、本発明の実施の形態における電流形インバータ装置を図面等に基づいて詳細に説明する。この場合、装置構成は図7と同じであるためその説明は省略する。なお、制御手段は、電圧検出器3、積分回路5、ロジック変換回路6、および遅延処理回路7が相当する。
本実施例では、ベクトル図等を用いて、位相差の調整角を表す式を導出する。
図1は、前述した、PMモータ4の内部誘起電圧e、電圧検出器3で検出したPMモータ4の端子電圧V、および図示しない電流検出器で検出したPMモータ4の巻線を流れるモータ電流Iのベクトル図である。内部誘起電圧eと端子電圧Vとの位相差がθv、内部誘起電圧eとモータ電流Iとの位相差がθx、端子電圧Vとモータ電流Iとの位相差がθcである。この場合、cosθxが内部誘起電圧eとモータ電流Iとの力率となる。
図2を用いてさらに説明する。図2はPMモータ4の1相分についての等価回路図である。モータ巻き線インピーダンスZと内部誘起電圧eとが直列に接続されており、モータ端子からモータの巻き線を介して中性点までモータ電流Iが流れ、モータ端子から中性点までの電位差が端子電圧Vである。
<位相差θvの導出>
端子電圧Vは、モータ電流I、内部誘起電圧e、およびモータ巻き線インピーダンスZを用いて、
Figure 2010104008
となる。モータ電流Iは内部誘起電圧eを基準に考えると、
Figure 2010104008
となる。モータ巻き線インピーダンスZは、RをPMモータ4の巻き線抵抗、LをPMモータ4の巻き線インダクタンス、ωをPMモータ4の角速度とすると
Figure 2010104008
となる。
式(1)に式(2)および(3)を代入し、内部誘起電圧eをPMモータ4の起電力定数kを用いてe=kωとすると、式(1)は、
Figure 2010104008
となる。さらに式(4)を展開して位相差θvを求めると、
Figure 2010104008
となる。また、120°通流インバータ2のスイッチングの電流とモータ電流Iには、PMモータ4の巻き線インダクタンスの影響から位相差が生じる。図3がその状態を表した波形図である。モータ電流Iは矩形波状のスイッチング電流Iswよりも位相が遅れるが、この場合の位相差は前記θcとなる。
<位相差θcの導出>
位相差θcは次にようにして導出することができる。PMモータ4の各相の端子電圧vは、巻き線インダクタンスLでのモータ電流diの時間変化量として
Figure 2010104008
と表され、式(6)を変形すると
Figure 2010104008
となる。120°通流インバータ2の各相のスイッチング時の転流時間をtcとすると式(7)の端子電圧vおよびモータ電流diは、120°通流インバータ2に入力される電圧Vdcおよび電流Idcにそれぞれ相当し、巻き線インダクタンスLは2相分が相当する。
このように、巻き線インダクタンスLが2相分に相当することについて、図4を用いて説明する。
図4は、図7の120°通流インバータ2、およびPMモータ4の接続を簡略化して示している。なお、120°通流インバータ2は、スイッチング素子(例えば、IGBT、FETなど)およびダイオードの並列体を3相ブリッジ接続して構成されている。
図4において、120°通流インバータ2のU1とV2とのスイッチング素子がONのときにはPMモータ4のU相とV相との巻き線に電流が流れるので、インダクタンスは2Lとなる。
以上より、式(7)は
Figure 2010104008
となり、モータ角速度ωより、転流角度θcと転流時間tcは、
Figure 2010104008
となるから、θcは、
Figure 2010104008
となる。
<調整角θαの導出>
図1より
θx=θv−θc・・・(11)
となる。
ここで、位相差θxの誤差である遅延角をθαとして調整角を定義する。そして、位相差θxは、位相差θcが調整角θαにより調整された結果として、位相差θyになったとすると、式(11)は、
θy=θv−(θc+θα)・・・(12)
となり、調整角θαは、
θα=θv−θy−θc・・・(13)
となる。式(13)は、式(5)および(10)を代入すると、
Figure 2010104008
となる。式(14)の演算は、図7においては図示されない演算装置により行われる。
式(14)による効果は以下の通りである。
内部誘起電圧eとモータ電流Iの位相差の所望値をθyと設定する。この場合、位相差θxと位相差θyの差は式(14)によって算出される。したがって、調整角θαにより内部誘起電圧eとモータ電流Iの位相差を調整することで、所望の位相差θyとすることができる。すなわち、位相の調整を行わなければ、力率cosθyに設定しても巻き線インダクタンスL分の位相誤差が生じて実際の力率は設定したcosθyにならないが、調整角θαによって実際の力率を設定した力率cosθyそのものにすることができる。
120°通流インバータ2は電流形インバータであり、調整角θαの演算が式(5)、(10)および(14)のみとシンプルであり、演算負荷が軽く、高速な力率調整制御が可能となる。
式(14)を計算させる場合、式(14)には三角関数が多く含まれているため演算負荷が重く、処理が間に合わない可能性がある。巻き線抵抗Rは数mΩと小さいことが考えられるため、R=0として無視すると、式(14)は式(15)のように簡略化できる。
Figure 2010104008
このように演算を省力化することで、計算負荷を低減することができる。
式(14)により力率を任意に設定可能であるが、多くの場合力率を“1”に設定することが多いと考えられるため、θyの値を零とし、cosθy=1、sinθy=0とすると式(14)は式(16)のように簡略化できる。
Figure 2010104008
このように演算を省力化することで、計算負荷を低減することができる。
式(14)のモータ電流Iは、PMモータ4の巻線を流れる電流を検出するのではなく、図7の120°通流インバータ2の直流側電流Idcから求めている。これについて以下に説明する。
インバータ装置1は、120°通電のため、電流波形は図3のスイッチング電流Iswのような矩形波状になる。電流の立ち上がりの時間を無視し、電流波形を矩形波として近似すると電流の1周期に対する通電デューティは2/3(=120°×2÷360°)となる。一方、モータ電流Iのピーク値は入力される直流電流Idcに相当する。したがってモータ電流Iの実効値は式(17)のように近似できる。
Figure 2010104008
また、式(14)は、式(17)を代入すると式(18)のように表すことができる。
Figure 2010104008
このように演算を省力化することで、計算負荷を低減することができる。
なお、式(15)および(16)についても式(17)を代入して同様に直流電流Idcを用いて表すことができる。
本実施例では、オフラインテーブルを用いて演算時間の節約を行えるようにしている。
調整角θαを算出する際に、モータ電流Iの波形を取得している場合は、式(14)〜(16)を用い、取得していない場合は式(18)を用いることとする。
式(14)〜(16)および(18)において、直流電流Idc(式(18)以外ではモータ電流Iも含む)、PMモータ4の角速度ω、および力率cosθyを入力変数とすると、これらの入力変数に基づいて調整角θαが決定される4(式(18)の場合は3)次元テーブルを、あらかじめオフラインにて準備し、作成したテーブルを(CPUであれば)メモリ領域にセットしておくことで、インバータ駆動時には演算時間をかけることなく必要な調整角θαを得ることができる。
他の手法としては、実施例3のようにcosθyを固定値とし、実施例4のようにモータ電流Iを直流電流Idcで表わした場合は、上記の最大4次元ではなく、直流電流Idcおよびモータ角速度ωの2次元テーブルで十分であり、更に演算時間(テーブル参照時間を含む)を節約することができる。
2次元テーブルの具体例を、図5のオフラインテーブルを用いて説明する。
オンライン上で入力変数とするものは、直流電流Idc、およびモータ角速度ωとする。所望力率cosθyはオフラインで決定しておく。図5のオフラインテーブルは、太枠内が上記の2変数に対応した位相調整時間であり、この位相調整時間は調整角θαに相当するものである。作成されたオフラインテーブルは、図示しない演算装置のメモリに格納される。120°通流インバータ2の動作中には、上記2変数に応じてオフラインテーブルを参照し位相調整時間を選択して遅延処理回路7にセットする。なお、太枠内の数値は参考値であり、これらの値に限定されるものではない。また、位相調整時間の単位は適宜設定すればよい。
また、実施例1または2を適用した場合でも、上記の手法を拡張、すなわちテーブルの次元数を増すことで実現可能である。
実施例1〜4では調整角θαの算出の際に生じる演算負荷を、本実施例ではテーブルを参照して調整角θαが選択されることで、演算装置の負荷を低減することができる。
以上、本発明において、記載された具体例に対してのみ詳細に説明したが、本発明の技術思想の範囲で多彩な変形および修正が可能であることは、当業者にとって明白なことであり、このような変形および修正が特許請求の範囲に属することは当然のことである。
1,10…インバータ装置
2…120°通流インバータ
3…電圧検出器
4…PMモータ
5…積分回路
6…ロジック変換回路
7…遅延処理回路

Claims (5)

  1. 直流電力を交流電力に変換する電流形インバータと、
    前記電流形インバータから交流電力が供給されるモータと、
    前記モータの端子電圧を検出し、前記検出した端子電圧、前記モータの巻き線を流れるモータ電流および前記モータの巻き線インピ−ダンスに基づいて前記モータの内部誘起電圧を算出し、前記端子電圧を積分し磁極位置情報に変換すると共に、前記内部誘起電圧と同期した通電パターンの電流を生成し、磁極位置検出器なしで前記電流形インバータを制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記電流形インバータの直流側の電圧値と電流値とを含む関数として表される、前記モータ電流に対する前記端子電圧の位相差θcを算出し、
    前記内部誘起電圧に対する前記モータ電流の位相差θxの値と、前記モータの巻き線インピーダンスの値と、前記モータ電流の値と、を含む関数として表される、前記内部誘起電圧に対する前記端子電圧の位相差θvを算出し、
    前記位相差θxの設定値をθyとしたときの、前記内部誘起電圧に対する前記モータ電流の位相差の誤差である調整角θαを、θα=θv−θy−θcなる条件式によって求めることを特徴とする電流形インバータ装置。
  2. 前記巻き線インピーダンスの抵抗値を零としたことを特徴とする請求項1に記載の電流形インバータ装置。
  3. 前記位相差θyの値を零としたことを特徴とする請求項1に記載の電流形インバータ装置。
  4. 前記モータ電流は、前記電流形インバータの直流側の電流値を含む関数から求めることを特徴とする請求項1に記載の電流形インバータ装置。
  5. 前記電流形インバータの直流側の電流値と前記モータの角速度とに基づいて作成した位相調整時間テーブルを備え、前記制御手段は、前記位相調整時間テーブルを参照して前記調整角θαを求めることを特徴とする請求項1に記載の電流形インバータ装置。
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