JPWO2010101238A1 - 巻き爪矯正用具 - Google Patents

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Abstract

手軽に個人で装着でき、痛みを伴わない、変形爪の巻き爪矯正用具を提供するために、巻き爪矯正用具10は、波形に屈折された線状弾性材からなり、自由状態で、その波形が平面若しくは接触する爪甲に沿う曲面よりも平らな曲面内にあるようにされている中央部12と、この中央部12の両端を係止部に介し、爪に表裏から接触するようにされたU字形状部14と、爪の幅方向両側部及び先端部の少なくとも一方に裏面から係止するための係止部16とを有し、線状弾性材は超弾性合金により形成するようにされ、係止部16は線状弾性材の端面を爪の裏面に接触させて係止するようにされている。

Description

本発明は、変形爪や陥入爪の変形を矯正することのできる巻き爪矯正用具に関する。
従来、巻き爪や陥入爪等の変形爪の変形を矯正するには、爪の先端に穴を空けてワイヤを通す方法や、爪の根本部分を切除して爪が生えないようにする方法があった。これらの方法は患者にとって負担が大きく、また、痛みを伴うものであった。
上記のような医師によらなければできない方法に対して、手軽に個人でできる方法として、特許文献1のような巻き爪矯正具を装着する方法がある。
実開平4−99914号公報
しかしながら、特許文献1の巻き爪矯正具は、矯正する力も弱く、また、爪と爪床の間に棒状の端部が挿入されるため、痛みを伴うものであった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、手軽に装着でき、さらに、痛みを伴わない、変形爪の巻き爪矯正用具に関する。
本発明者は、鋭意検討した結果、爪甲に接触し、平面又は曲面内で波形に屈折された線状弾性材からなる中央部と、この中央部の両端を係止部に介し、爪に表裏から接触するようにされたU字形状部と、爪の幅方向両側部及び先端部の少なくとも一方に裏面から係止するための係止部とを有する巻き爪矯正用具によって上記課題を解決できることを見出した。
即ち、以下の実施例により上記課題を解決することができる。
(1)爪甲に接触可能な中央部と、この中央部に接続され、爪の幅方向側部及び先端部の少なくとも一方に爪の裏面から係止するための係止部とを有する巻き爪矯正用具であって、前記中央部は線状弾性材からなり、その少なくとも一方の端部は、U字形状部を介して前記係止部に接続され、前記係止部は、前記線状弾性材の端部の少なくとも一部を爪の裏面に接触させて係止するようにされていることを特徴とする巻き爪矯正用具。
(2)爪甲に接触可能な中央部と、この中央部に接続され、爪の幅方向側部及び先端部の少なくとも一方に爪の裏面から係止するための係止部とを有する巻き爪矯正用具であって、前記中央部は線状弾性材からなり、その少なくとも一方の端部は、U字形状部を介して前記係止部に接続され、前記係止部は、円弧状に屈曲された前記線状弾性材からなり、前記中央部が前記爪甲に接触した際に、爪の裏面に接触するようにされていることを特徴とする巻き爪矯正用具。
(3)爪甲に接触可能な中央部と、この中央部に接続され、爪の幅方向側部及び先端部のいずれかに爪の裏面から係止するための係止部と、爪甲に接着可能な接着部とを有する巻き爪矯正用具であって、前記中央部は一方の端部を前記接着部により内包して固定された線状弾性材からなり、もう一方の端部は、U字形状部を介して前記係止部に接続され、前記係止部は、前記線状弾性材の端面を爪の裏面に接触させて係止するようにされていることを特徴とする巻き爪矯正用具。
(4)爪甲に接触可能な中央部と、この中央部に接続され、爪の幅方向側部及び先端部のいずれかに爪の表面から係止するための係止部と、爪甲に接着可能な接着部とを有する巻き爪矯正用具であって、前記中央部は一方の端部を前記接着部により内包して固定された線状弾性材からなり、もう一方の端部は、U字形状部を介して前記係止部に接続され、前記係止部は、円弧状に屈曲された前記線状弾性材からなり、前記中央部が前記爪甲に接触した際に、爪の裏面に接触するようにされていることを特徴とする巻き爪矯正用具。
(5)爪甲に接触可能な中央部と、爪甲に接着可能な接着部とを有する巻き爪矯正用具であって、前記中央部は、両端部を前記接着部により内包して固定された線状弾性材からなり、前記接着部は、爪甲に接着可能とされていることを特徴とする巻き爪矯正用具。
(6)前記線状弾性材は、超弾性合金及び/又は超弾性樹脂により形成されてなることを特徴とする(1)乃至(5)のいずれかに記載の巻き爪矯正用具。
(7)前記中央部は、前記爪の幅方向の長さの2倍以上の長さの前記線状弾性材からなることを特徴とする(1)乃至(6)のいずれかに記載の巻き爪矯正用具。
(8)前記中央部は、平面又は曲面内で少なくとも一部を波形に屈折されていることを特徴とする(1)乃至(7)のいずれかに記載の巻き爪矯正用具。
(9)前記中央部は、少なくとも1つのループ形状を有することを特徴とする(1)乃至(8)のいずれかに記載の巻き爪矯正用具。
(10)前記U字形状部は前記爪の先端部に表裏から接触するようにされていることを特徴とする(1)乃至(4)、(6)乃至(9)のいずれかに記載の巻き爪矯正用具。
(11)前記接着部は、熱可塑性樹脂から形成されることを特徴とする(3)乃至(10)のいずれかに記載の巻き爪矯正用具。
(12)前記中央部は、少なくとも一部を弾性材料により内包されていることを特徴とする(1)乃至(11)のいずれかに記載の巻き爪矯正用具。
本発明によれば、手軽に装着でき、かつ、痛みを伴わずに効果の高い巻き爪矯正用具を提供することができる。
本発明の実施例1に係る巻き爪矯正用具を示す平面図 本発明の実施例1に係る巻き爪矯正用具の部分拡大図 本発明の実施例1に係る巻き爪矯正用具を装着した爪を示す平面図 本発明の実施例1に係る巻き爪矯正用具を装着した爪を示す断面図 本発明の実施例2に係る巻き爪矯正用具を示す平面図 本発明の実施例2に係る巻き爪矯正用具を装着した爪を示す平面図 本発明の実施例3に係る巻き爪矯正用具を示す平面図 本発明の実施例3に係る巻き爪矯正用具を装着した爪を示す平面図 本発明の実施例4に係る巻き爪矯正用具を示す平面図 爪を示す平面図 本発明の実施例4に係る巻き爪矯正用具を装着した爪を示す平面図 本発明の実施例4に係る巻き爪矯正用具を装着した爪を示す平面図 本発明の実施例4に係る巻き爪矯正用具を装着した爪を示す断面図 本発明の実施例1乃至4に係る巻き爪矯正用具の他の構成を示す平面図 本発明の実施例1乃至4に係る巻き爪矯正用具の他の構成を示す平面図 本発明の実施例1乃至4に係る巻き爪矯正用具の他の構成を示す平面図 本発明の実施例1乃至4に係る巻き爪矯正用具の他の構成を示す平面図 本発明の実施例1乃至4に係る巻き爪矯正用具の他の構成を示す平面図 本発明の実施例1乃至4に係る巻き爪矯正用具の他の構成を示す平面図 本発明の実施例1乃至4に係る巻き爪矯正用具の他の構成を示す平面図 本発明の実施例1乃至4に係る巻き爪矯正用具の他の構成を示す平面図 本発明の実施例1乃至4に係る巻き爪矯正用具の他の構成を示す平面図 本発明の実施例1乃至4に係る巻き爪矯正用具の他の構成を示す平面図 本発明の実施例1乃至4に係る巻き爪矯正用具の他の構成を示す平面図 本発明の実施例1乃至4に係る巻き爪矯正用具の他の構成を示す平面図 本発明の実施例5に係る巻き爪矯正用具を示す平面図 本発明の実施例5に係る巻き爪矯正用具を示す平面図 本発明の実施例5に係る巻き爪矯正用具を装着した爪を示す平面図 本発明の実施例6に係る巻き爪矯正用具を示す平面図 本発明の実施例6に係る巻き爪矯正用具を示す平面図 本発明の実施例6に係る巻き爪矯正用具を装着した爪を示す平面図 本発明の実施例6に係る巻き爪矯正用具を装着した爪を示す平面図 本発明の実施例6に係る巻き爪矯正用具を示す平面図 本発明の実施例7に係る巻き爪矯正用具を示す平面図 本発明の実施例7に係る巻き爪矯正用具を装着した爪を示す平面図 本発明の実施例7に係る巻き爪矯正用具を示す平面図 本発明の他の実施例に係る巻き爪矯正用具を示す平面図 本発明の実施例に係る巻き爪矯正用具を装着した巻き爪の状態を示す写真 本発明の実施例に係る巻き爪矯正用具を装着した巻き爪の状態を示す写真 本発明の実施例に係る巻き爪矯正用具を装着した巻き爪の状態を示す写真 本発明の実施例に係る巻き爪矯正用具を装着した巻き爪の状態を示す写真 本発明の実施例に係る巻き爪矯正用具を装着した巻き爪の状態を示す写真 本発明の実施例に係る巻き爪矯正用具を装着した巻き爪の状態を示す写真 本発明の実施例に係る巻き爪矯正用具を装着した巻き爪の状態を示す写真 本発明の実施例に係る巻き爪矯正用具を装着した巻き爪の状態を示す写真 本発明の実施例に係る巻き爪矯正用具を装着した巻き爪の状態を示す写真 本発明の実施例に係る巻き爪矯正用具を装着した巻き爪の状態を示す写真 本発明の実施例に係る巻き爪矯正用具を装着した巻き爪の状態を示す写真 本発明の実施例に係る巻き爪矯正用具を装着した巻き爪の状態を示す写真 本発明の実施例に係る巻き爪矯正用具を装着した巻き爪の状態を示す写真 本発明の実施例に係る巻き爪矯正用具を装着した巻き爪の状態を示す写真 本発明の実施例に係る巻き爪矯正用具を装着した巻き爪の状態を示す写真 本発明の実施例に係る巻き爪矯正用具を装着した巻き爪の状態を示す写真 本発明の実施例に係る巻き爪矯正用具を装着した巻き爪の状態を示す写真
以下、本発明の実施例について、図面を参照して詳細に説明する。
図1に示されるように、本発明の実施例1に係る巻き爪矯正用具10は、いずれも線状弾性材から形成される、中央部12と、U字形状部14と、係止部16とを連続させて構成されている。この線状弾性材は、超弾性合金であるニッケルチタン合金(ニチノール)からなる。ここで、超弾性合金とは、回復可能な弾性歪みが数%から数十%と大きく、歪みが増加しても荷重の大きさがほぼ同じである合金のことをいう。
中央部12は、爪の幅方向の長さの2倍以上の長さの線状弾性材を平面又は曲面内で波形に屈曲され、平面視の外形がほぼ矩形であって、全体として弾力的に彎曲可能で爪甲に接触可能とされていて、波の数は6つとされている。
中央部12は、自由状態では、その波形が平面若しくは接触する爪甲52に沿う曲面よりも平らな曲面内にあるようにされていて、これにより、その波形が爪甲52に沿う平面又は曲面内にあるように、爪甲52に接触可能とされている。
U字形状部14は、線状弾性材を略U字形状に折り曲げて形成され、中央部12の両端と係止部16を接続するようにされている。U字形状部14は、巻き爪矯正用具10を爪50に装着して、中央部12を構成する波形が爪甲52に沿う平面又は曲面内にあるとき、後述する図3において一点鎖線で表される、爪50の両側端部56の爪甲52側から爪床54側に廻り込み、該両側端部に表裏から接触するようにされている。ここで、爪甲とは、爪の外部に露出している部分をいい、爪床とは、爪甲を乗せている皮膚をいう。
係止部16は、線状弾性材をU字形状部14から連続して屈曲してなり、巻き爪矯正用具10を爪に装着したときに、爪50の裏側に廻り込んだU字形状部14から連続していて、爪50の幅方向両側部に爪の裏面から係止するようにされている。詳細には、係止部16の端部18は、爪50の先端の爪床から剥離した部分の裏面に端部18の少なくとも一部が接触するように屈曲され、且つ、図2に示されるように、線状弾性体の軸線に対してほぼ直角の端面19を有している。このようにすることで、爪50と爪床54との間に線状弾性材の端面が入り込まず、端部18の先端が鋭利でないため、使用者に痛みを感じさせないようにすることができる。
巻き爪矯正用具10の装着例を図3及び4に示す。図3は、巻き爪矯正用具10を装着した爪50を爪甲52方向から見た図であり、図4は、指先方向から見た図である。図4においては、爪甲52に沿う曲面Aを破線で示す。巻き爪矯正用具10を装着する際には、中央部12を構成する波形を爪甲52に沿う曲面A内にある状態で、両端のU字形状部14を、爪50の幅方向両端の裏側に向けて彎曲するように押して、係止部16の端部18が爪50の裏と接触するようにする。このような装着状態で、巻き爪矯正用具10の押す力を解放すると、中央部12を中心として元に戻ろうとする力(復元力)が働き、この復元力がU字形状部14を通して係止部16に伝えられ、これによって、係止部16は爪50の両側端部56を図4の矢印方向に押し上げられ、このとき、端面19が爪50の裏面と平行に接するようにされているため、爪床54の皮膚を傷つけることなく、爪50に対して復元力を加えることができる。
巻き爪矯正用具10は、係止部16の端面19により爪50を押上げるようにされているため、爪50の先端の、爪床から剥離した部分が1mm程度あれば、装着可能である。
巻き爪矯正用具10を、爪50に装着する際には、テープを巻き爪矯正用具10の上から貼ることで、より外れにくくすることができる。
図5に示されるように、本発明の実施例2に係る巻き爪矯正用具20は、いずれも線状弾性材から形成される中央部22と、U字形状部24と、係止部26とを連続させて構成されている。
中央部22は、実施例1の巻き爪矯正用具10の中央部12と、波の数以外は同様とされている。波の数は4つとされている。
U字形状部24は、実施例1の巻き爪矯正用具10のU字形状部14と同様とされている。
係止部26は、巻き爪矯正用具20を爪60に装着した状態で、爪60の裏側に廻り込んでいるU字形状部24の端部から連続して、線状弾性材を爪甲62に沿う平面又は曲面と略平行な面内で円弧状に屈曲して形成され、爪60の幅方向両側部に裏面から係止するようにされている。係止部26は、爪60の先端の、爪床から剥離した部分の裏面に円弧状面を接触させて係止するようにされていて、円弧状に屈曲されているため、圧力がかかっても、爪60と爪床の間に係止部が入り込みにくいようにされている。係止部26は、3mm×2mmの楕円形とされている。
巻き爪矯正用具20の装着例を図6に示す。巻き爪矯正用具20は、線状弾性材の先端が円弧状に屈曲して形成されているため、より均等に爪60に対して復元力を加えることができる。
図7に示されるように、本発明の実施例3に係る巻き爪矯正用具30は、いずれも線状弾性材から形成される中央部32と、U字形状部34と、係止部36とを連続させて構成されている。
中央部32は、実施例1の巻き爪矯正用具10の中央部12と、波の数以外は同様とされている。波の数は5つとされている。
U字形状部34は、実施例1の巻き爪矯正用具10のU字形状部14と同様に、線状弾性材を略U字形状に折り曲げて形成され、中央部32の両端と係止部36を接続するようにされている。U字形状部34は、巻き爪矯正用具30を爪70に装着して、中央部32を構成する波形が爪70の爪甲72に沿う平面又は曲面内にあるとき、爪70の先端部の表側から裏側に廻り込み、該先端部に表裏から接触するようにされている。
係止部36は、巻き爪矯正用具30を爪70に装着した状態で、爪70の裏側に廻り込んでいるU字形状部34の端部から連続して、線状弾性材を爪甲に沿う平面又は曲面と略平行な面内で円弧状に屈曲して形成され、爪70の先端部58の、爪床から剥離した部分の裏面に円弧状面を接触させて係止するようにされている。また、係止部36は円弧状に屈曲されているため、圧力がかかっても、爪70と爪床の間に係止部が入り込みにくいようにされている。
巻き爪矯正用具30の装着例を図8に示す。巻き爪矯正用具30と、実施例2の巻き爪矯正用具20とを比較すると、爪に対するU字形状部の位置が異なるようにされている。巻き爪矯正用具30は、図8において一点鎖線で表される、爪70の先端部58に固定するようにされているため、幅方向の長さの調整が容易となる。
図7に示されるように、本発明の実施例4に係る巻き爪矯正用具40は、線状弾性材から形成される中央部42と、接着部44から構成される。
中央部42は、実施例2の巻き爪矯正用具20の中央部22と同様とされている。
接着部44は、熱可塑性のプラスチック材料から形成され、図10に示される爪80の爪甲82に直接又は接着剤を介して接着するようにされている。接着部44は、中央部42を構成する線状弾性材の端部を内包して固定するようにされている。この熱可塑性プラスチック材料は、65℃以上で軟化し、65℃未満で硬化するようにされている。したがって、容易に接着部44の形を調整することができる。接着部44を爪甲82に接着する際は、接着部44が軟化した状態の方がより強く接着することができ、接着部44を爪甲82から剥離する際も、接着部44が軟化した状態の方が、より容易に剥離することができる。
巻き爪矯正用具40は、爪80の先端の、爪床84から剥離した部分が少ない場合や、爪床84が見える程度まで爪80の幅方向両側端部の先端が切り込まれていて、巻き爪矯正用具10、20又は30を使用できない場合にも使用することができる。
巻き爪矯正用具40の装着例を図11及び図12に示す。また、図12のB−B線での断面図を図13に示す。図13に示されるように、接着部44を爪甲82と爪床84の間にも形成することによって、陥入爪である爪80の爪床84への食い込みによる痛みを軽減することができる。
巻き爪矯正用具40では、爪甲82に接着されるのは接着部44のみであり、中央部42は接着されない。従って、接着剤そのものの硬化によって爪の矯正が阻害されることはない。
巻き爪矯正用具40は、実施例1乃至3の巻き爪矯正用具10乃至30とは異なり、爪甲82側のみから爪80に対して引き上げる方向に復元力を加えるようにされている。巻き爪矯正用具40を爪に装着する際は、接着部44に熱を加えて軟化させて、爪甲82に沿った形状に変形させて、接着するようにされている。
巻き爪矯正用具40の接着部44は、熱可塑性プラスチック材料から形成されているため、加熱により爪甲82及び爪床84に沿った形に変形させることができ、巻き爪矯正用具40の爪甲82への接着性を向上させることができる。
また、接着部44の熱可塑性プラスチック材料は、交換することもでき、接着部44の接着性を一定以上に保つことができる。
なお、中央部の波の数は限定されないが、4つ以上とすることによって、巻き爪矯正用具の弾力性を長期間維持することができる。巻き爪矯正用具は、この弾力性によって、長時間にわたり巻き爪を矯正する方向に力をかけることができる。波の数の上限は特にないが、爪に装着するという性質上、10個程度までとするのが現実的である。中央部の波の振幅方向の長さは限定されないが、3〜4mm程度とするとより効果的である。
また、中央部の波は一部、例えば両端だけに形成されるようにしてもよく、片方の端のみ、両端の間のみに形成されるようにしてもよい。また、波の波長、振幅も一定でなくてもよい。中央部の中央が略直線とされた巻き爪矯正用具10Aを図14に示す。巻き爪矯正用具10Aは、中央部以外は、実施例1の巻き爪矯正用具10と同様の構成とされている。このようにすることで、巻き爪矯正用具10Aの長軸方向に伸縮性を持たすことができ、長軸方向に引っ張りながら爪に装着することで、より安定して巻き爪矯正用具10Aを爪に固定することができる。なお、このような効果は、中央部の中央を曲率の小さい曲線となるようにしても得ることができる。
また、このようにすることで、両側部のみが強く彎曲しているような巻き爪を矯正するのにより適した形にすることができる。
同様に、実施例2の巻き爪矯正用具20と中央部以外は同様の構成とされた巻き爪矯正用具20Aを図15に、実施例3の巻き爪矯正用具30と中央部以外は同様の構成とされた巻き爪矯正用具30Aを図16に、実施例4の巻き爪矯正用具40と中央部以外は同様の構成とされた巻き爪矯正用具40Aを図17に示す。
さらに、中央部の波が1つとされていてもよい。中央部の波が1つとされた巻き爪矯正用具10Bを図18に示す。巻き爪矯正用具10Bは、中央部以外は、実施例1の巻き爪矯正用具10と同様の構成とされている。
同様に、実施例2の巻き爪矯正用具20と中央部以外は同様の構成とされた巻き爪矯正用具20Bを図19に、実施例3の巻き爪矯正用具30と中央部以外は同様の構成とされた巻き爪矯正用具30Bを図20に、実施例4の巻き爪矯正用具40と中央部以外は同様の構成とされた巻き爪矯正用具40Bを図21に示す。
図26に示されるように、本発明の実施例5に係る巻き爪矯正用具90Aは、線状弾性材から形成される中央部92と、U字形状部94A、94Bと、係止部96A、96Bとを連続させて構成されている。
中央部92、U字形状部94A、係止部96Aは、それぞれ実施例1の巻き爪矯正用具10の中央部12、U字形状部14、係止部16と同様とされ、U字形状部94Bは、実施例3の巻き爪矯正用具30のU字形状部34と同様とされている。
係止部96Bは、実施例1の巻き爪矯正用具10の係止部と同様とされ、爪100の先端部に爪100の裏面から係止するようにされている。
図27に示される巻き爪矯正用具90Bは、巻き爪矯正用具90Aの左右を反転させたものである。
巻き爪矯正用具90Aの装着例を図28に示す。巻き爪矯正用具90Aは、爪の幅方向の長さに厳密にあわせる必要がないので、幅方向の長さの調整が容易となる。
図29に示されるように、本発明の実施例6に係る巻き爪矯正用具110Aは、線状弾性材から形成される中央部112の一方の端部と、U字形状部114と、係止部116とを連続させて、また、中央部112のもう一方の端部に形成された接着部118Aとから構成されている。
中央部112、U字形状部114、係止部116は、それぞれ実施例1の巻き爪矯正用具10の中央部12、U字形状部14、係止部16と同様とされ、接着部118Aは、実施例4の巻き爪矯正用具40の接着部44と同様とされている。
図30に示される巻き爪矯正用具110Bは、巻き爪矯正用具110Aの左右を反転させたものである。
巻き爪矯正用具110Aの装着例を図31に、巻き爪矯正用具110A及び110Bの装着例を図32に示す。巻き爪矯正用具110A及び110Bは、それぞれ、接着部118A、接着部118Bを爪120の爪甲122に接着可能とされているため、変形の強い巻き爪の矯正に適している。
図33に示されるように、巻き爪矯正用具110A及び110Bを組み合わせて、巻き爪矯正用具110Aを巻き爪矯正用具110Bの接着部118Bで固定し、巻き爪矯正用具110Bを巻き爪矯正用具110Aの接着部118Aで固定することで、1つの巻き爪矯正用具とすることも可能である。
図34に示されるように、本発明の実施例7に係る巻き爪矯正用具130は、線状弾性材から形成される中央部132と、U字形状部134と、係止部136とを連続させて構成されている。
中央部132は、平面又は曲面内で8つのループ形状を有するように屈曲され、平面視の外形がほぼ矩形であって、全体として弾力的に彎曲可能で爪甲に接触可能とされている。
U字形状部134及び係止部136は、それぞれ実施例1の巻き爪矯正用具10のU字形状部14、係止部16と同様とされている。
巻き爪矯正用具130の装着例を図35に示す。巻き爪矯正用具130は、幅方向の長さが短くても、十分な弾力性を実現することができるため、特に親指以外の指の巻き爪に対して有用である。
本発明の実施例8に係る巻き爪矯正用具は、実施例1に係る巻き爪矯正用具10と形状は同様であるが、中央部と、U字形状部と、係止部とを形成する線状弾性材は、超弾性樹脂であるポリフェニールサルフォンからなる。ここで、超弾性樹脂とは、回復可能な弾性歪みが数%から数十%と大きく、歪みが増加しても荷重の大きさがほぼ同じである樹脂のことをいう。
本発明の実施例1乃至6の巻き爪矯正用具では、中央部の少なくとも一部を波形形状としているため、爪甲に対して垂直方向の弾力性が大きく爪への装着がしやすい。さらに、安定して爪に固定することができ、装着感もよい。また、超弾性合金からなる線状弾性材を用いることで、適度な復元力を実現することができ、爪に負荷がかからず、爪及び爪床を傷つけにくい。
なお、中央部を直線形状とした場合は、爪の両側端部にかかる力が大きくなり、装着がしにくく、また、爪が痛んでしまうこととなるため、本発明の巻き爪矯正用具の中央部は直線形状とすることができない。
また、中央部は少なくとも一部を弾性材料により内包されるようにしてもよい。このようにすることで、巻き爪矯正用具の装着感をさらに向上させることができる。中央部が弾性材料62Aにより内包された巻き爪矯正用具10Cを図22に示す。巻き爪矯正用具10Cは、中央部以外は、実施例1の巻き爪矯正用具10と同様の構成とされている。
同様に、実施例2の巻き爪矯正用具20と、弾性材料62Bにより内包された中央部以外は同様の構成とされた巻き爪矯正用具20Cを図23に、実施例3の巻き爪矯正用具30と、弾性材料62Cにより内包された中央部以外は同様の構成とされた巻き爪矯正用具30Cを図24に、実施例4の巻き爪矯正用具40と、弾性材料62Dにより内包された中央部以外は同様の構成とされた巻き爪矯正用具40Cを図25に示す。弾性材料としては、プラスチック材料、シリコーン樹脂やシリコーンゴム等の高分子材料などを用いることができる。
U字形状部は、爪の厚さと同じ若しくは爪の厚さよりも大きくされている。
係止部の大きさは限定されないが、爪及び爪床を傷つけず、かつ、安定して爪を係止できる大きさとするとより効果的である。
本発明の実施例によれば、形状記憶合金を用いた陥入爪矯正具等のような温度の調整が不要であり、単に爪に装着するだけでよいため、手軽に個人で巻き爪を矯正することができる。
なお、本発明の巻き爪矯正用具を構成する線状弾性材は、ニチノール以外の超弾性合金、例えば、Cu−Mn−Al合金等の銅系合金、Fe−Al系合金、Ti−Nb−Al系合金等で形成するようにしてもよい。また、ポリフェニールサルフォン以外の超弾性樹脂、例えば、天然ゴム、合成ゴム、ポリイソプレン、スチレン・ブタジエン共重合体、ポリエチレン、塩素化ポリエチレン、フッ素樹脂、ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸エステル、ポリシロキサン、ケイ素樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリイミド、ポリアミド、ポリシラン等で形成するようにしてもよい。
さらに、超弾性合金、超弾性樹脂以外の材料で形成するようにしてもよいし、超弾性合金、超弾性樹脂及びこれら以外の材料を適宜組み合わせて形成するようにしてもよい。
実施例4の巻き爪矯正用具40の接着部44は、熱可塑性のプラスチック材料に限定されず、他の熱可塑性樹脂材料であってもよい。また、熱可塑性樹脂材料以外の材料で、接着性の材料を用いてもよいし、接着性のない材料を用いて、接着剤によって爪甲に接着させるものであってもよい。また、爪床には接触せずに、爪甲のみに接着するようにしてもよい。
本発明の実施例の巻き爪矯正用具に用いられる線状弾性材の太さは限定されないが、0.5mm乃至0.8mmのものを用いると十分な効果を得ることができる。0.5mmよりも細い場合は、十分な復元力が得られず、巻き爪を矯正することができない可能性がある。0.8mmよりも大きい場合は、復元力が大きすぎ、爪にかかる負担が大きすぎる可能性がある。
波の数を3つとする場合は、0.5mm又は0.6mmのものを用いて、中央部の波の振幅方向の長さは6mm程度とするとよい。また、波の数を2つとする場合は、0.5mmのものを用いて、中央部の波の振幅方向の長さは8mm程度とするとよい。
また、係止部が爪の裏面に接触する位置は、爪の幅方向両側部及び先端部の少なくとも一方にあればよい。これら2つの重なる所、即ち、爪の角にあたる位置に接触するようにしてもよい。
実施例2の巻き爪矯正用具20の係止部26及び実施例3の巻き爪矯正用具30の係止部36は、爪甲に沿う平面又は曲面と略平行な面内以外の面内で円弧状に屈曲されてもよい。即ち、爪の先端の、爪床から剥離した部分の裏面に円弧状面以外、例えば、円弧状面の側面部分を接触させて係止するようにされてもよい。
なお、実施例7の巻き爪矯正用具130のループ形状は8つとされているが、本発明の巻き爪矯正用具は、少なくとも1つのループ形状を有していればよい。例えば、図36に示すように、6つのループ形状を有する巻き爪矯正用具150としてもよい。
本発明の実施例に係る巻き爪矯正用具は、巻き爪の矯正のみならず、爪が変形することを防止するためにも用いることができる。
また、本発明の巻き爪矯正用具の中央部は、実施例のような波形形状、ループ形状以外の他の形状としてもよい。例えば、図37に示すような、波形形状とループ形状を組み合わせた形状の巻き爪矯正用具160とすることもできる。
本発明の巻き爪矯正用具を使用する際には、装着する爪の形によって、実施例1乃至7に示されるような種々の形態の中から最適なものを選択することができる。
本発明の実施例に係る巻き爪矯正用具を用いて、実際に巻き爪を矯正する様子を図38乃至図54に示す。
図38は、上から順に、装着前、実施例2の巻き爪矯正用具20を装着した初日、装着して22日目の巻き爪の状態を表す。図39は、上から順に、装着前、実施例1の巻き爪矯正用具10を装着した初日、装着して14日目の巻き爪の状態を表す。図40は、上から順に、装着前、実施例2の巻き爪矯正用具20を装着した初日、装着して12日目の巻き爪の状態を表す。図41は、上から順に、装着前、実施例1の巻き爪矯正用具10を装着した初日、装着して38日目の巻き爪の状態を表す。図42は、図41と同様にした他の巻き爪の状態を表す。図43は、上から順に、装着前、実施例5の巻き爪矯正用具90Aを装着した初日、装着して14日目の巻き爪の状態を表す。図44は、上から順に、装着前、実施例2の巻き爪矯正装用具20を装着した初日、装着して83日目の巻き爪の状態を表す。図45は、図44と同様にした他の巻き爪の状態を表す。図46は、上から順に、装着前、実施例3の巻き爪矯正用具30を装着した初日、装着して3日目に巻き爪矯正用具30を外し、実施例1の巻き爪矯正用具10を装着した巻き爪の状態を表す。図47は、上から順に、装着前、実施例1の巻き爪矯正用具10を装着した初日、装着して2日目の巻き爪の状態を表す。図48は、上から順に、装着前、実施例5の巻き爪矯正用具90A、90Bを装着した初日、装着して2日目に巻き爪矯正用具90A、90Bを外し、実施例1の巻き爪矯正用具10を装着した巻き爪の状態を表す。図49は、上から順に、装着前、実施例1の巻き爪矯正用具10を装着した初日、装着して14日目の巻き爪の状態を表す。
図38乃至図49の全てにおいて、巻き爪矯正用具によって巻き爪が矯正されていることが分かる。また、時間が経過しても、巻き爪矯正用具の弾力性が維持されていることが分かる。なお、1つの巻き爪を矯正する際に、図32又は図34のように、複数の種類の巻き爪矯正用具を使用するようにしてもよい。複数の種類の巻き爪矯正用具を使用した例を図50乃至図52に示す。
図50は、上から順に、装着前、実施例4の巻き爪矯正用具40を装着した初日、装着して32日目に巻き爪矯正用具40を外し、実施例1の巻き爪矯正用具10を装着したとき、巻き爪矯正用具40を装着してから90日目、104日目の巻き爪の状態を表す。図51は、上から順に、装着前、実施例4の巻き爪矯正用具40を装着した初日、装着して20日目に巻き爪矯正用具40を外し、実施例5の巻き爪矯正用具90Bを装着したとき、巻き爪矯正用具40を装着してから27日目に、巻き爪矯正用具90Bを外し、実施例1の巻き爪矯正用具10を装着したとき、巻き爪矯正用具40を装着してから48日目の巻き爪の状態を表す。図52は、図51と同様にした他の巻き爪の状態を表す。
図53及び図54には、従来の巻き爪矯正用具では矯正することができないような小さな巻き爪を矯正する様子を表す。
図53は上から順に、装着前、実施例4の巻き爪矯正用具40を装着した初日、装着して25日目に巻き爪矯正装置40を外し、実施例5の巻き爪矯正用具90Aを装着したとき、巻き爪矯正用具40を装着してから87日目に巻き爪矯正用具90Aを外し、実施例7の巻き爪矯正用具150を装着したときの巻き爪の状態を表す。図54は、上から順に、装着前、実施例3の巻き爪矯正用具30を装着した初日、装着して9日目、装着して70日目に巻き爪矯正用具30を外した巻き爪の状態を表す。
図53及び図54に示されるように、本発明の実施例に係る巻き爪矯正用具によれば、従来の巻き爪矯正用具では矯正することができないような小さな巻き爪を矯正することが可能となる。
本発明の巻き爪矯正用具は、手軽に装着でき、さらに、痛みを伴わないため、様々な形の巻き爪に広く適用することができる。
10、10A、10B、10C、20、20A、20B、20C、30、30A、30B、30C、40、40A、40B、40C、90A、90B、110A、110B、130、150、160…巻き爪矯正用具
12、22、32、42、92、112、132…中央部
14、24、34、94A、94B、114、134…U字形状部
16、26、36、96A、96B、116、136…係止部
18…端部
44、118A、118B…接着部
50、60、70、80、100、120…爪
52、62、72、82、122…爪甲
54、84…爪床
56…両側端部
58…先端部
62A、62B、62C、62D…弾性材料

Claims (20)

  1. 爪甲に接触可能な中央部と、この中央部に接続され、爪の幅方向側部及び先端部の少なくとも一方に爪の裏面から係止するための係止部とを有する巻き爪矯正用具であって、
    前記中央部は線状弾性材からなり、その少なくとも一方の端部は、U字形状部を介して前記係止部に接続され、
    前記係止部は、前記線状弾性材の端部の少なくとも一部を爪の裏面に接触させて係止するようにされていることを特徴とする巻き爪矯正用具。
  2. 爪甲に接触可能な中央部と、この中央部に接続され、爪の幅方向側部及び先端部の少なくとも一方に爪の裏面から係止するための係止部とを有する巻き爪矯正用具であって、
    前記中央部は線状弾性材からなり、その少なくとも一方の端部は、U字形状部を介して前記係止部に接続され、
    前記係止部は、円弧状に屈曲された前記線状弾性材からなり、前記中央部が前記爪甲に接触した際に、爪の裏面に接触するようにされていることを特徴とする巻き爪矯正用具。
  3. 爪甲に接触可能な中央部と、この中央部に接続され、爪の幅方向側部及び先端部のいずれかに爪の裏面から係止するための係止部と、爪甲に接着可能な接着部とを有する巻き爪矯正用具であって、
    前記中央部は一方の端部を前記接着部により内包して固定された線状弾性材からなり、もう一方の端部は、U字形状部を介して前記係止部に接続され、
    前記係止部は、前記線状弾性材の端面を爪の裏面に接触させて係止するようにされていることを特徴とする巻き爪矯正用具。
  4. 爪甲に接触可能な中央部と、この中央部に接続され、爪の幅方向側部及び先端部のいずれかに爪の表面から係止するための係止部と、爪甲に接着可能な接着部とを有する巻き爪矯正用具であって、
    前記中央部は一方の端部を前記接着部により内包して固定された線状弾性材からなり、もう一方の端部は、U字形状部を介して前記係止部に接続され、
    前記係止部は、円弧状に屈曲された前記線状弾性材からなり、前記中央部が前記爪甲に接触した際に、爪の裏面に接触するようにされていることを特徴とする巻き爪矯正用具。
  5. 爪甲に接触可能な中央部と、爪甲に接着可能な接着部とを有する巻き爪矯正用具であって、
    前記中央部は、両端部を前記接着部により内包して固定された線状弾性材からなり、
    前記接着部は、爪甲に接着可能とされていることを特徴とする巻き爪矯正用具。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記線状弾性材は、超弾性合金及び/又は超弾性樹脂により形成されてなることを特徴とする巻き爪矯正用具。
  7. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記中央部は、前記爪の幅方向の長さの2倍以上の長さの前記線状弾性材からなることを特徴とする巻き爪矯正用具。
  8. 請求項6において、
    前記中央部は、前記爪の幅方向の長さの2倍以上の長さの前記線状弾性材からなることを特徴とする巻き爪矯正用具。
  9. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記中央部は、平面又は曲面内で少なくとも一部を波形に屈折されていることを特徴とする巻き爪矯正用具。
  10. 請求項6において、
    前記中央部は、平面又は曲面内で少なくとも一部を波形に屈折されていることを特徴とする巻き爪矯正用具。
  11. 請求項7において、
    前記中央部は、平面又は曲面内で少なくとも一部を波形に屈折されていることを特徴とする巻き爪矯正用具。
  12. 請求項8において、
    前記中央部は、平面又は曲面内で少なくとも一部を波形に屈折されていることを特徴とする巻き爪矯正用具。
  13. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記中央部は、少なくとも1つのループ形状を有することを特徴とする巻き爪矯正用具。
  14. 請求項6において、
    前記中央部は、少なくとも1つのループ形状を有することを特徴とする巻き爪矯正用具。
  15. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
    前記U字形状部は前記爪の先端部に表裏から接触するようにされていることを特徴とする巻き爪矯正用具。
  16. 請求項6において、
    前記U字形状部は前記爪の先端部に表裏から接触するようにされていることを特徴とする巻き爪矯正用具。
  17. 請求項3乃至5のいずれかにおいて、
    前記接着部は、熱可塑性樹脂から形成されることを特徴とする巻き爪矯正用具。
  18. 請求項6において、
    前記接着部は、熱可塑性樹脂から形成されることを特徴とする巻き爪矯正用具。
  19. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記中央部は、少なくとも一部を弾性材料により内包されていることを特徴とする巻き爪矯正用具。
  20. 請求項6において、
    前記中央部は、少なくとも一部を弾性材料により内包されていることを特徴とする巻き爪矯正用具。
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