JP6820105B2 - 爪矯正装置及び前記装置を爪甲に固定する方法 - Google Patents

爪矯正装置及び前記装置を爪甲に固定する方法 Download PDF

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Description

本発明は、請求項1の前段部分で特定されるような爪矯正装置、及び、その装置を爪甲に固定する方法に関する。
嵌入爪甲又は巻き爪、特に大きな足指の爪の治療のために、痛みを伴い、その後に長期の回復期間が続く外科的治療(エマートプラスチック(Emmert plastic))の代替案として様々な支持具が開発されている。これらの所謂オーソニキシア(orthonyxia)支持具は、爪甲の湾曲を減らすように作用し、ひいては、しばしば赤く腫れた爪郭へのストレスを低減する。これは、明らかに痛みから開放し、治癒を促進する結果となる。持続的な治療の成功のために、オーソニキシア支持具は、爪が成長しながら爪をまっすぐにさせる、数週間から数ヶ月の様々な期間、爪甲に付けられることになる。
このような爪矯正支持具の効果は、爪の中心の外側に作用する復元力及び張力、又は、これら2つの作用の組み合わせに基づいている。復元力は、本質的には、爪甲に垂直に作用する。本質的に爪甲と平行に作用する張力は、爪甲のうち持ち上げられるべき領域に力のモーメントを発生させる。
爪矯正支持具は、プラスチック及び金属製のワイヤ支持具又は接着支持具の形式がある。本発明は、接着式の爪支持具のさらなる発展に関する。
接着式の爪支持具は、時にはプレテンションがかかる状態で、又は、単に張力がかからない状態で爪甲に接着される。後者の場合、接着式の支持具は、始めに爪甲に取り付けられ、その後、例えばワイヤ要素やバネ要素のような牽引要素を使って張力が生成される。このため、接着式の支持具が十分に固定され、生成された張力が維持され、意図せず開放されないことが確保されなければならない。復元力と張力とを用いた接着式の支持具は知られている。個別のシステムによれば、支持力の強さは、異なる断面、材料を予め選択することや、支持具の厚さを減らすことによって変更できるだけでなく、接着された牽引要素を機械的に変化させる、例えばワイヤに張力をかけることによって変更することができる。
特許文献1は、スペースを空けた状態で爪甲に設置される2つの接着要素を備える爪矯正装置を開示している。2つの接着要素は、それぞれの接着要素に爪甲から離れる方向へ復元力を作用させる板バネによって互いに連結されている。接着要素は、板バネが係合するポケットを有している。しかしながら、この設計は、板バネは、所望の復元力を生成できる大きさを有さなければならず、同様に、板バネを収容するポケットは、板バネによって及ぼされる力を受け入れ且つその力を爪甲に伝達できるような適切な大きさを有する必要があるという点で不利である。適した材料で形成され且つ適切な大きさを有する板バネを選択することによって、復元力を設定することだけできる。
特許文献2は、同様に、接着式の支持具のタイプの爪矯正装置を開示している。互いに平行な状態で爪甲に固定されてウェブを形成する2つの接着部材が設けられている。2つのウェブの間には、1又は複数の拡張部材が固定されて張力を与え、各拡張部材は、ウェブに対して横方向に連結されている。ウェブには、拡張部材のための保持ボタンが設けられており、該ボタンは、拡張部材が係合する。保持ボタンは、それぞれのウェブにおいて拡張部材の端部を保持するように機能する。拡張部材は、ゴム紐によって形成され、所定の係合位置に配置される。この実施形態の不利な点は、ゴム紐が所定の係合位置においてのみ取り付け可能なために張力の連続的な調整ができないことである。さらに、拡張部材は、爪甲の表面から比較的大きな距離、離れた場所で機能する。その結果、この設計は、かなり大きく、ユーザの日々の使用には面倒になるかもしれない。さらに、拡張部材は、紛失されるかもしれない。
特許文献3は、板バネを備えた爪矯正装置を開示している。板バネは、爪甲に全体が接着される。板バネの復元力、即ち、本質的に爪甲に垂直に作用する力は、矯正に影響を与える。この文書は、板バネとして、グラスファイバで補強された熱硬化性樹脂の使用を提案している。この設計は、張力の連続的な調整を提供していない。しかしながら、復元力は、板バネの適切な選択によって設定される。
特許文献4は、スペースを空けた構成で爪甲に接着される2つの接着要素を備えた爪矯正装置を開示している。接着要素はそれぞれ、フックが設けられている。フックは、互いに向かい合って配列されている。拡張部材がフックに取り付けられると、この拡張部材、即ち、ゴムリングは、張力がかかった状態となる。この実施形態の問題は、フックの結果としての装置の全高であり、患者は、毎日の生活で鬱陶しいものと思うかもしれない。さらに、ゴムリングは、外されて、紛失されるかもしれない。
特許文献5及び特許文献6は、爪甲に確実に連結された装置を開示している。
特許文献7によって、一般的な爪矯正装置が知られている。この装置は、第1及び第2接着要素を備えている。波形状に曲がった弾性ワイヤが第1及び第2接着要素の間に設けられており、このワイヤは、接着要素にしっかりと連結された端部を有している。第1及び第2接着要素は、互いに離れており、拡張要素によって互いに連結されている。第1及び第2接着要素はそれぞれ、爪甲の一部に接着剤によって取り付けられ得る。第1接着要素、第2接着要素及び拡張要素は、分離不能なユニットを形成し、一体的に形成されている。拡張部材は、長手方向へ弾性的に作用し、牽引要素として機能する。
独国特許発明第3330813号明細書 米国特許第4057055号明細書 欧州特許出願公開第0282645号明細書 独国特許発明第3233419号明細書 米国特許第3032032号明細書 独国特許出願公開第102007056614号明細書 米国特許出願公開第2011/0282257号明細書
本発明の目的は、請求項1の前端部分で特定されたタイプの爪矯正装置を、前述の欠点を避けながら、平たい構造を維持し、低コストで製造でき、張力を連続的に調整でき、簡単に取り付けられるように改良することである。
この目的は、装置においては、請求項1で特徴づけられた特徴を請求項1の前段部分の特徴に組み合わせることで達成される。
方法においては、この目的は、請求項14の特徴によって達成される。
本発明の好ましい実施形態は、下位の請求項において特定される。
本発明は、一体型構造のために、装置は平たい構成を有することができ、単純な方法で且つ低コストで容易に製造できるという発見に基づいている。さらに、拡張要素の不慮の紛失及びそれによる治療中の張力の開放を確実に防止できる。さらにまた、後で明らかになるように、これにより、爪矯正装置をさらに最適化するための追加的な設計オプションが開発される。
本発明によれば、前記装置が爪甲に固定される際に前記拡張要素を弾性的に伸長させるように器具を介して又は器具を介さない手動の係合のための保持要素は、接着要素に連結されており、保持要素は、前記第1及び第2接着要素並びに前記拡張要素と一つのユニットを形成し、一体物として形成されている。これにより、簡単な方法で装置、即ち、本質的には拡張要素に張力をかけることができて、設置の助けとなり、使った後に何も残さずに切除することができる。また、残る物は、平らな全体構造であって、それは簡単に製造することができる。それに加えて、爪甲に作用する張力が個々に調整されるという簡単な方法で、拡張要素は継続的に張力をかけられることができる。
本発明の一実施形態に従えば、前記保持要素は、連結部を介して前記接着要素に連結されている。前記連結部は、ウェブの形状をしている。前記ウェブの断面積は前記保持要素の断面積よりも大幅に小さく設計されている。これにより、前記保持要素を前記接着要素から容易に切り離すことができる。
前記保持要素、特に前記保持要素と前記接着要素との間の前記連結部の利点は、前記保持要素が爪甲に偶然に接着されることを防止するために、爪甲の上において対応する前記接着要素の接触面から離れて配置されることである。この手段によって、爪甲への前記装置の設置を大幅に容易にすることができる。
本発明の有利なさらなる発展に従えば、前記拡張要素の断面積は、前記各接着要素の断面積と異なる形状をしている。このように、断面積を所望の伸縮性に個々に適応させることができる。例えば、前記第1及び第2接着要素は、前記拡張要素よりも幅広の構造となっている。この手段だけで、前記拡張要素に前記第1及び第2接着要素と異なる伸縮性を持たせることができる。前記拡張要素は、少なくとも1つの接着要素よりも長い構造となり得る。しかしながら、これは本質的には、爪の大きさにより決まる。
好ましくは、前記接着要素は、接着剤が塗布されている。これにより、使用するときには前記接着要素を爪甲に直接的に接着することができる。その結果として、接着剤を分離して塗布する必要がない。
好ましくは、前記接着要素及び前記拡張要素を備えた前記装置は、単一の材料で作られ、より具体的には、前記保持要素も同様である。
あるいは、前記拡張要素、2つの前記接着要素及び/又は前記保持要素は、異なる材料で作られ得る。これにより、材料を適切に選択することによって各要素の特性を最適化することができる。例えば、前記拡張要素は、高弾性材料で作ることができる一方、前記接着要素は、塗布される前記接着材に関して無反応な低弾性材料で作ることができる。
前記装置が単一材料で作られているか異なる材料で作られているかに関係なく、フィルム要素として設計され、すなわち、断面において幅よりも高さが低いことは有利である。これにより、前記フィルム要素は、平らな構成となり、容易に製造することができる。
さらなる有利な特性は、前記接着要素が前記拡張要素よりも大きな高さ及び幅を有していることによって得られる。これにより、前記接着要素は、爪甲の上にしっかり固定される効果を有する一方、前記拡張要素は、伸縮性に関して最適化されることで牽引要素としてより良い機能を有することが確保される。
より具体的には、前記拡張要素は、前記接着要素の前記接触面から離れて配置されている。これにより、前記接着要素が爪に取り付けられる際に前記拡張要素が前記接着要素の接着剤に接触することを簡単に防止することができる。さらに、前記拡張要素は、爪甲から離れて係合するので、爪甲に作用するトルクが大きくなる。
本発明の一実施形態によれば、2つの前記接着要素は、同じ形状をしている。これにより、右側と左側とを区別する必要がないので取付が容易になる。
好ましくは、前記拡張要素は、一方の接着要素から他方へ長手軸の方向へ延びる線条の形状を有している。より具体的には、前記拡張要素は、平面視で長方形状をしている。
本発明は、指の爪又は足の爪の爪甲への前述の形式の装置の取付方法にも関する。
前記方法は、以下の工程を含んでいる。
a.前記第1接着要素を爪甲の第1部分に取り付けること;
b.前記拡張要素に弾性的に張力をかけること;
c.前記接着要素に一定の牽引力が作用するにように、前記拡張要素の張力をずっと維持しながら前記第2接着要素を爪甲の第2部分に取り付けること;
d.前記保持要素を切断すること。
好ましくは、シアノアクリレート接着剤が前記接着要素を接着するために使用される。このタイプの接着剤は、爪甲への使用の信頼性が証明されている。
本発明の別の実施形態に従えば、異なる大きさ及び/又は伸縮性を有する一組の装置が提供されている。爪甲の大きさ又は所望の牽引力に応じて、前記一組の装置の中から適切な装置が選択される。その後、選択された装置が前述のようにして爪甲に取り付けられる。
好ましくは、前記装置が爪甲に固定されると、前記保持要素は取り除かれる。前記連結部の位置で前記接着要素から前記保持要素を切断することによって行われる。前記拡張要素に張力をかけることに使用されるので、前記保持要素は前記拡張要素よりも大幅に大きくでき得る。なぜなら、保持要素は、最終的に切り離され、そのため、前記装置の機能を損なわないからである。前記装置が設置された後、前記保持要素は、簡単に切断される。
爪甲の上において、前記拡張要素は、手の指又は足の指の長手軸に対して実質的に横方向に配置され得る。前記装置及び/又は前記拡張要素のこの配置は、最終的には、爪甲への所望の張力の方向又は、所望のトルクの適用によって決められる。
前記装置は、好ましくは、射出成形処理及び/又は成形処理によって製造され得る。
本発明のさらなる利点、特徴及び潜在的な応用は、図面に示された例示的な実施形態について言及された下記の詳細な説明により明らかになるだろう。
詳細な説明、特許請求の範囲及び図面の至るところで、下記の符号の説明にリストされた用語及び対応する参照数字が用いられる。
図1は、2つの接着要素と接着要素に相互に連結された1つの拡張要素とを備え、一方の接着要素に取り付けられた保持部材をさらに備える本発明による装置の斜視図である。 図2は、図1の装置の平面図である。 図3は、図2の装置の側面図である。 図4は、図3の装置の正面図である。
図1〜図4は、本発明による、爪の矯正のための装置10を示す。明確性のために、これらの図においては、装置10が取り付けられる爪甲は図示されていない。
装置10は、第1接着要素12と、前記第1接着要素から離れて配置された第2接着要素14と、前記第1接着要素12及び前記第2接着要素14に相互に連結された拡張要素16と、保持要素18とを備えている。第1接着要素12及び第2接着要素14は、同一の形状であって、拡張要素16よりも幅が広い。保持要素18は、ウェブ22を介して第2接着要素に連結されている。接着要素12,14は、爪甲に中心を外れた位置で取り付けられている。
第1接着要素12及び第2接着要素14はそれぞれ、前記装置が取り付けられたときに爪甲に載置される接触面20を有している。2つの接着要素12,14は、接着要素12,14を爪甲に固定するように作用する接着層が設けられている。接着層のうち爪甲と対向する表面は、第1及び第2接着要素12,14それぞれの接触面20を構成している。
第1及び第2接着要素12,14は、拡張要素16と共に、分離不能なユニットを形成する。図2を参照すれば、平面視で、この分離不能ユニットは、概ね骨の形状をしている。拡張要素16は、平面視で、長方形状をしている。言い換えると、拡張要素16は、一方の接着要素12から他方の接着要素14へ長手軸の方向へまっすぐ延びる線条として設計されている。拡張要素の両端にはそれぞれ接着要素12,14が設けられており、要素12,14は同一の形状をしている。接着要素12,14だけでなく拡張要素14も同じ材料で形成され、一体的に形成されている。装置10は、熱可塑性ポリウレタン、PVC又はゴムで形成されていてもよい。拡張要素16は、接着要素12,14よりも形が細く且つ高さが低く、この設計により拡張要素16は、2つの接着要素12,14よりも弾力性が大きい。さらに、拡張要素16は、図面では十分な解像度がないので見えないが、接触面20からわずかに間隔が空いている。
代替案として、拡張要素16は、接着要素12,14に用いられる材料よりもより弾力性がある材料によって形成することもできる。分離不能なユニットにおけるそのような異なる材料は、射出成形処理によって容易に加工することができる。
接着要素12,14及び拡張要素16は、両側部が爪甲の方へ丸まっており、接触面20の方へ向かう円周状の端縁を形成している。拡張要素16は、最も高い部分において接着要素12,14と面一となっている。あるいは、拡張要素16は、接着要素12,14の最も高い面に対して下方へ少しオフセットしていてもよい。さらに、拡張要素16は、側方に設置された接着要素12,14の接触面20から少し離れている。これにより、例えば、装置の取付時に装置に圧力が作用する際に接着要素12,14の端から接着剤が漏れる場合などに、拡張要素16が爪甲に接着されることを簡単に防止することができる。
接着要素14は、保持要素18の連結部としてのウェブ22が繋がっている。保持要素18もまた、ウェブ22と共にフィルムの形状に設計され、ウェブ22の方へ先細り形状となっており、より詳しくは後述されるように、装置10が取り付けられる際に接着要素14を介して拡張要素16に張力を与えると共にウェブ22に張力を与えることができるように十分に頑丈な設計となっている。保持要素18及びウェブ22は、第2接着要素14と同じ材料で形成されている。個別の使い方によるが、第1接着要素12、拡張要素16、第2接着要素14、ウェブ22及び保持要素18は、同じ材料で形成されることもできるし、異なる材料で形成されることもできる。重要なことは、保持要素18、ウェブ22及び第2接着要素14を介して拡張要素16に張力をかけることによって生じる牽引力を拡張要素16に発生させることの実現性である。
ウェブ22もまた、第2接着要素14の接触面20から離れて配置されている。これにより、ウェブ22だけでなく保持要素18も、横方向に塗られた又は装置の取付時に装置の端から漏れる接着剤によって爪甲に偶発的に接着されることが防止される。
装置10の爪甲への設置は以下のように実行される。
嵌入爪甲の治療のために、爪の端縁は、爪郭を開放するように最小限に持ち上げられるべきである。この目的のために、それぞれ異なる寸法及び/又は異なる伸縮性を有する一組の装置10が提供される。爪甲の大きさ及び必要な牽引力に応じて、適切な装置10が一組の装置10の中から選択される。
続いて、シアノアクリレート接着剤のような速乾性接着剤が始めに接着要素12に塗布される。第1接着要素12が爪甲に固定された後、後述する方法で爪甲に取り付けられる第2接着要素14にも硬化性接着剤が塗布される。あるいは、接着剤は、接着要素12,14に予め塗布され、保護膜で覆われていてもよい。この場合、接着要素12,14を爪甲へ固定する前に保護膜がまず取り除かれなければならない。
その後、まず接着要素12が爪甲の中心から外れた部分に、接着剤が硬化するのに十分な時間、爪甲に押し付けら続けることによって取り付けられる。次に、保持部材18が把持され、引張力が保持部材18にかけられる。これは、連続的に拡張要素16を引っ張り、所望の牽引力を発生させる。牽引力は、まず第1接着要素12を介して爪甲に中心を外れて作用する。拡張要素16が引っ張られた状態において、第2接着要素14が爪甲に貼り付けられ、接着剤が完全に硬化するのに十分に長く第2接着要素14を爪甲に押し付けることによってそこに固定される。これにより、拡張要素16の予め生成された張力が解放されるのを防止することができる。次に、保持部材18が第2接着要素14から切り外される。これは、ウェブ22を第2接着要素14に近い位置で、例えばハサミ、カッター、又はナイフなどの切断器具によって切断することによってなされる。
ひとたび装置10が所定の位置へ設置されると、弾性的に圧力をかけられた拡張要素16によって永続的な張力が発揮され、その張力は2つの接着要素の間に作用する。これにより、接着要素12,14は両方とも拡張要素16によって引っ張られた状態となっているので、爪の両側部に作用する曲げモーメントが発生する。こうして、圧力がかかった拡張要素16によって曲げモーメントが生成される。爪甲に作用する曲げモーメントによって、爪の端縁が持ち上げられ、それによって爪郭が解放される。わずかに爪甲を持ち上げておくことによって、長い時間をかけて、爪甲が嵌入した状態から脱するように引き続き促される。
その迅速且つ簡単な適用により、爪矯正のための装置10は、医者、足治療者、及び、美容のフットケア専門家の経済的な要求に特に適したものとなる。
この装置10は、しばしば赤く腫れ上がった爪郭に怪我を負わせる危険を常に有する小さなワイヤーフックを備えていないので、この装置10の使用は、従来のワイヤ支持具よりも大いに安全である。したがって、本発明による爪矯正装置10は、後述の説明のようにも使用することができる。
装置10の牽引力、ひいては、爪に作用する曲げモーメントは、患者と相談して連続的に調整することができる。
装置10の表面の湾曲形状により、セラピストは、本発明による爪矯正装置10を爪甲の端縁に直接設置することができる。これにより、係合する場所を爪の中心からできるだけ離すことができるので、装置10の治療効果を最適化させることができる。
本発明による設計は、爪の矯正のための単純な装置10を提供し、その装置10を安価に製造することができ、連続的に調整することができる。フィルム状の構造及び湾曲した表面のおかげで、装置10は、治療の間、患者の日々の生活を損なうことがない。特に有利な点は、装置10の縦方向への延びが小さいことである。分離不能な一体型のユニットに設計されていることにより、個別の部品の紛失を防止することができる。保持要素によって、2つの接着要素12,14は、特に張力をかける場合など、道具なしでの簡単な取り扱いに役立つ。爪甲のどこに曲げモーメントを作用させるかによって、取付位置を個別に選択することができる。このように、本発明による、爪の矯正のための新規の装置10は、最適な補足、及び、従来の接着式の支持具の最適な補完物及びさらなる発展となる。
10 装置
12 接着要素−左側
14 接着要素−右側
16 拡張要素
18 保持要素
20 接触面
22 ウェブ、連結部

Claims (17)

  1. 第1接着要素(12)と、第2接着要素(14)と、前記第1及び第2接着要素(12,14)の間で弾性的に働く拡張要素(16)とを備え、
    前記第1接着要素(12)と前記第2接着要素(14)は、互いに離れて配置され、前記拡張要素(16)を介して互いに連結され、
    前記第1及び第2接着要素(12,14)はそれぞれ、接着結合によって爪甲の一部に固定できるようになっており、
    前記第1接着要素(12)、前記第2接着要素(14)及び前記拡張要素(16)は、分離不能なユニットに形成され、一体物として作られ、
    前記拡張要素(16)は、その長手方向に弾性的に働いて、牽引要素として機能する、爪矯正のための装置(10)であって、
    保持要素(18)は、前記装置(10)が爪甲に取り付けられる際に前記拡張要素(16)を弾性的に伸長させるように器具を介して又は器具を介さない手動の係合のために第2接着要素(14)に連結され、
    前記第1接着要素(12)には、前記保持要素が設けられておらず、
    前記保持要素(18)は、前記第1及び第2接着要素(12,14)並びに前記拡張要素(16)と一つのユニットを形成し、一体物として形成されていることを特徴とする爪矯正のための装置。
  2. 請求項1の装置において、
    前記保持要素(18)は、爪甲への前記保持要素(18)の偶然の接着を防止するように、対応する前記接着要素(14)の接触面(20)から離れて爪甲の上に配置されていることを特徴とする装置。
  3. 請求項1又は2の装置において、
    前記第1及び第2接着要素(12,14)は、前記拡張要素(16)よりも幅が広いことを特徴とする装置。
  4. 請求項1〜3の何れか1つの請求項の装置において、
    前記接着要素(12,14)は、接着剤が塗布されていることを特徴とする装置。
  5. 請求項1〜4の何れか1つの請求項の装置において、
    前記接着要素(12,14)、前記拡張要素(16)及び前記保持要素(18)は、同一の材料で作られていることを特徴とする装置。
  6. 請求項1〜4の何れか1つの請求項の装置において、
    前記拡張要素(16)、前記2つの接着要素(12,14)及び/又は前記保持要素(18)は、異なる材料で作られていることを特徴とする装置。
  7. 前記請求項1〜6の何れか1つの請求項の装置において、
    少なくとも前記拡張要素(16)は、熱可塑性ポリウレタン、PVC又はゴムで作られていることを特徴とする装置。
  8. 請求項1〜7の何れか1つの請求項の装置において、
    フィルム要素として形成されていることを特徴とする装置。
  9. 請求項1〜8の何れか1つの請求項の装置において、
    前記接着要素(12,14)は、前記拡張要素(16)よりも大きな高さ及び幅を有していることを特徴とする装置。
  10. 請求項の装置において、
    前記拡張要素(16)は、前記接着要素(12,14)の前記接触面(20)から離れて配置されていることを特徴とする装置。
  11. 請求項1〜10の何れか1つの請求項の装置において、
    前記拡張要素(16)は、平面視で長方形状をしていることを特徴とする装置。
  12. 請求項1〜11の何れか1つの請求項の装置(10)を指の爪又は足の爪の爪甲に取り付ける方法であって、
    前記第1接着要素(12)を爪甲の第1部分に取り付けることと、
    前記拡張要素(16)に弾性的に張力をかけることと、
    前記接着要素(12,14)に永続的な牽引力が作用するにように、前記拡張要素(16)の張力をずっと維持しながら前記第2接着要素(14)を爪甲の第2部分に取り付けることと、
    前記保持要素(18)を切断することとを含んでいることを特徴とする方法。
  13. 請求項12の方法において、
    接着剤が前記接着要素(12,14)をそれぞれ接着するために使用されることを特徴とする方法。
  14. 請求項12又は13の方法において、
    異なる寸法及び/又は伸縮性を有する一組の装置(10)が提供され、
    爪甲の大きさ及び/又は所望の牽引力に応じて、前記一組の装置(10)の中から適切な装置(10)が選択され、
    選択された装置(10)が爪甲に取り付けられることを特徴とする方法。
  15. 請求項12〜14の何れか1つの請求項の方法において、
    前記保持要素(18)と前記接着要素(14)とは、連結部(22)を介して連結され、
    前記保持要素(18)は、前記連結部(22)の位置で前記接着要素(14)から前記保持要素(18)を切り離すことによって前記装置(10)から取り除かれることを特徴とする方法。
  16. 請求項12〜15の何れか1つの請求項の方法において、
    前記装置(10)は、射出成形処理及び/又は成形処理によって製造されることを特徴とする方法。
  17. 第1接着要素(12)と、第2接着要素(14)と、前記第1及び第2接着要素(12,14)の間で弾性的に働く拡張要素(16)とを備えた爪矯正のための装置(10)を指の爪又は足の爪の爪甲に取り付ける方法であって
    前記第1接着要素(12)と前記第2接着要素(14)は、互いに離れて配置され、前記拡張要素(16)を介して互いに連結され、
    前記第1及び第2接着要素(12,14)はそれぞれ、接着結合によって爪甲の一部に固定できるようになっており、
    前記第1接着要素(12)、前記第2接着要素(14)及び前記拡張要素(16)は、分離不能なユニットに形成され、一体物として作られ、
    前記拡張要素(16)は、その長手方向に弾性的に働いて、牽引要素として機能し、
    保持要素(18)は、前記装置(10)が爪甲に取り付けられる際に前記拡張要素(16)を弾性的に伸長させるように器具を介して又は器具を介さない手動の係合のために一方の接着要素(14)に連結され、
    前記保持要素(18)は、前記第1及び第2接着要素(12,14)並びに前記拡張要素(16)と一つのユニットを形成し、一体物として形成されている前記装置(10)を指の爪又は足の爪の爪甲に取り付ける方法であって、
    前記第1接着要素(12)を爪甲の第1部分に取り付けることと、
    前記拡張要素(16)に弾性的に張力をかけることと、
    前記接着要素(12,14)に永続的な牽引力が作用するにように、前記拡張要素(16)の張力をずっと維持しながら前記第2接着要素(14)を爪甲の第2部分に取り付けることと、
    前記保持要素(18)を切断することとを含み、
    前記保持要素(18)と前記接着要素(14)とは、連結部(22)を介して連結され、
    前記保持要素(18)は、前記連結部(22)の位置で前記接着要素(14)から前記保持要素(18)を切り離すことによって前記装置(10)から取り除かれることを特徴とする方法。
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