JPWO2010089935A1 - 携帯型無線装置 - Google Patents

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Abstract

本発明の携帯電話端末(携帯型無線装置)は、第1の筐体と、上記第1の筐体に固定されたスライドプレートと、スライドプレートにスライド可能に取り付けられた第2の筐体と、第1の筐体に設けられたアンテナとを備えている。スライドプレートは、金属により形成された導通部と、絶縁体により形成された非導通部とからなり、非導通部は、スライドプレートを横断するように配置されている。これにより、携帯型無線装置においてスライドプレートを流れる共振電流によって生じるアンテナの利得低下を抑制する。

Description

本発明は、携帯型無線装置、特に、スライド可能に連結された2つの筐体を備えた携帯型無線装置に関する。
携帯電話端末その他の携帯型無線装置においては、通常、携帯性を高めるために変形可能な構成が採用される。典型的な例としては、2つの筐体を折り畳み可能に連結する構成や、2つの筐体をスライド可能に連結する構成などを挙げることができる。
特許文献1〜3には、2つの筐体をスライド可能に連結する構成を採用した携帯電話端末が開示されている。特許文献1〜3に開示された携帯電話端末は、一方の筐体が他方の筐体の長辺方向にスライドする長辺方向スライド型の携帯電話端末であるが、一方の筐体が他方の筐体の短辺方向にスライドする短辺方向スライド型の携帯電話端末やPDA(Personal Digital Assistant)なども市場に浸透している。
日本国公開特許公報「特開2006−203806(2006年 8月 3日公開)」 日本国公開特許公報「特開2006−319419(2006年11月24日公開)」 日本国公開特許公報「特開2008− 47949(2008年 2月28日公開)」
携帯型無線装置において2つの筐体をスライド可能に連結する方法のひとつとして、スライドプレートを用いて2つの筐体を連結する方法がある。ここで、スライドプレートとは、一方の筐体に固定され、かつ、他方の筐体にスライド可能に取り付けられた金属製の板状部材のことである。
ところが、スライドプレートを介してこれら2つの筐体を連結すると、以下のような問題を生じる。すなわち、これら2つの筐体の何れかに内蔵されたアンテナとスライドプレートとが互いに近接して配置されているため、スライドプレートを流れる共振電流によって使用周波数帯域におけるアンテナの利得が低下するという問題を生じる。なお、スライドプレートとして樹脂製の板状部材を用いれば、このような問題を回避することができるが、強度や耐久性が低下するため現実的ではない。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、携帯型無線装置においてスライドプレートを流れる共振電流によって生じるアンテナの利得低下を抑制することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る携帯型無線装置は、第1の筐体と、上記第1の筐体に固定された板状部材と、上記板状部材にスライド可能に取り付けられた第2の筐体と、上記第1の筐体または上記第2の筐体に設けられたアンテナとを備え、上記板状部材は、金属により形成された導通部と絶縁体により形成された非導通部とからなり、上記非導通部は、上記板状部材を横断するように配置されている、ことを特徴としている。
上記構成によれば、非導通部が板状部材を横断する方向と直交する方向の導通部の幅が、非導通部が設けられていない場合と比べて小さくなる。このため、導通部の電気的な長さが、非導通部が設けられていない場合と比べて短くなる。したがって、導通部の共振周波数が、非導通部が設けられていない場合と比べて高くなる。これにより、導通部の共振周波数を使用周波数帯域から遠ざけ、導通部が近接配置されていることに伴うアンテナの利得低下を抑制することができる。
本発明に係る携帯型無線装置において、上記非導通部は、上記板状部材の中央を横断するように配置されており、上記導通部は、該非導通部によって第1の導通部と第2の導通部とに分断されている、ことが好ましい。
上記構成によれば、導通部の総面積を確保しつつ、導通部の幅(非導通部が板状部材を横断する方向と直交する方向の導通部の幅)を非導通部が設けられていない場合の2分の1以下にすることができる。したがって、強度や耐久性を低下させることなく、アンテナの利得低下を十分に抑制することができる。
本発明に係る携帯型無線装置において、上記非導通部は、上記第2の筐体の上記第1の筐体に対向する面と当接しており、上記導通部は、上記第2の筐体の上記第1の筐体に対向する面と離間している、ことが好ましい。
上記構成によれば、金属により形成された導通部との接触により、第2の筐体の第1の筐体に対向する面が摩滅することを防止できる。また、第2の筐体と導通部とを接触させることなく、第2の筐体と導通部との間の容量性リアクタンスを一定に保つことができる。
本発明に係る携帯型無線装置において、上記非導通部には、上記第2の筐体がスライドする方向に上記板状部材を横断する溝または孔が形成されており、上記第1の筐体と上記第2の筐体とが、該溝または孔を通る配線により接続されている、ことが好ましい。
上記構成によれば、第1の筐体と第2の筐体とを接続する配線が、導通部に接触するなどして、第2の筐体をスライドさせた際に断線することを防止できる。
本発明に係る携帯型無線装置において、上記非導通部は、樹脂により形成されている、ことが好ましい。
上記構成によれば、非導通部をインサート成形によって成形することができ、また、溶接を行なうことなく非導通部と導通部とを接合することができる。すなわち、導通部と非導通部とからなる板状部材を、安価に精度よく製造することができる。
本発明に係る携帯型無線装置においては、上記第1の筐体または上記第2の筐体と上記板状部材との間の導通経路上に、リアクタンス素子が設けられている、ことが好ましい。
第1の筐体と第2の筐体とがリアクタンス素子を介さずに導通している場合、スライド開状態においてアンテナの給電点に高周波信号を印加すると、第1の筐体および第2の筐体に給電点近傍から逆相電流が流れるためアンテナの利得が低下する。上記構成によれば、第1の筐体または第2の筐体と板状部材との間の導通経路上にリアクタンス素子が設けられているので、リアクタンス素子により第2の筐体を流れる電流の向きを反転させることができる。これによりアンテナの利得低下を抑制することができる。
以上のように、本発明においては、金属により形成された導通部と絶縁体により形成された非導通部とからなる板状部材であって、非導通部が当該板状部材を横断するように配置された板状部材によって、第1の筐体と第2の筐体とが連結される。このため、板状部材における導通部の幅(非導通部が横断する方向と垂直な方向の幅)が、導通部のみからなる従来の板状部材のそれよりも小さくなり、板状部材の共振周波数が、導通部のみからなる従来の板状部材のそれよりも高くなる。これにより、板状部材の共振周波数を使用周波数帯域から遠ざけ、共振電流によって生じる使用周波数帯域におけるアンテナの利得低下を抑制することができる。
本発明の実施形態を示す図であり、上段は、第2の筐体の下面図を表し、中段は、携帯電話端末の断面図を表し、下段は、第1の筐体の上面図を表す。 本発明の実施形態を示す図であり、(a)は、開状態にある携帯電話端末の上面図(左)および側面図(右)を表し、(b)は、閉状態にある携帯電話端末の上面図(左)および側面図(右)を表す。 本発明の実施形態を示す図であり、(a)は、第1の筐体の透視上面図を表し、(b)は、第2の筐体の透視上面図を表し、(c)は、携帯電話端末のブロック図を表す。 本発明の実施形態を示す図であり、(a)は、携帯電話端末の分解斜視図を表し、(b)は、携帯電話端末の断面図を表す。 本発明の実施形態を示すものであり、スライドプレートにおける導通部および非導通部の各種配置態様を例示した図である。 本発明の実施形態を示すものであり、第1の筐体および第2の筐体を流れる電流の向きを示した図である。 本発明の実施例を示すものであり、検証実験に供した携帯電話端末の実施例を示す図である。 本発明の実施例を示すものであり、検証実験の結果得られたアンテナの平均利得の周波数特性を示すグラフである。 本発明の他の実施形態を示すものであり、携帯電話端末の分解斜視図である。 本発明の他の実施例を示すものであり、検証実験の結果得られたアンテナの平均利得の周波数特性を示すグラフである。
本発明に係る携帯型無線装置の一実施形態について図面を参照して説明すれば以下のとおりである。なお、本実施形態に係る携帯型無線装置は、通話のための無線通信を基地局との間で行なう携帯電話端末として実現されている。このため、以下では、本実施形態に係る携帯型無線装置を端的に携帯電話端末と呼称する。
ただし、本発明は、通話のための無線通信を基地局との間で行なう携帯電話端末に限らず、何らかの信号が重畳された搬送波を、アンテナを用いて受信および/または送信する携帯型無線装置一般に適用することができる。
(携帯電話端末の外観)
まず、本実施形態に係る携帯電話端末100の外観について、図2を参照して説明する。図2の(a)は、開状態にある携帯電話端末100の上面図(左)および側面図(右)を表し、図2の(b)は、閉状態にある携帯電話端末100の上面図(左)および側面図(右)を表す。
携帯電話端末100は、概略的に言えば、第1の筐体110と第2の筐体120とを備えた携帯電話端末である。これら2つの筐体は、第1の状態110の上面と第2の筐体120の下面とが互いに対向するように、スライドプレート(板状部材)130を介して連結されている。
スライドプレート130は、後述するように導通部131と非導通部132とからなる板状部材であり、第1の筐体110の上面後方に固定されている。第2の筐体120は、これを第1の筐体110の短辺方向にスライドさせることができるように、スライドプレート130に取り付けられている。
第2の筐体120を後方にスライドさせると、図2の(a)に示したように、第1の筐体110の上面後方が第2の筐体120によって覆い隠され、かつ、第1の筐体110の上面前方が露出する開状態が実現される。逆に、第2の筐体120を前方にスライドさせると、図2の(b)に示したように、第1の筐体110の上面全体が第2の筐体120によって覆い隠される閉状態が実現される。
第1の筐体110の上面前方には、図2の(a)に示したように、キーボード111が設けられている。このキーボード111は、開状態において利用可能である。一方、第2の筐体120の上面には、図2の(a)および図2の(b)に示したように、LCD(液晶ディスプレイ)121が設けられている。このLCD121は、常に利用可能である。
本実施形態に係る携帯電話端末100は、第2の筐体120が第1の筐体110の短辺方向にスライドする短辺方向スライド型の携帯電話端末である。この場合、開状態において露出する第1の筐体110の上面上方の横長のスペースにQWERTY配列のキーボード111などを配置することができる。ただし、本発明は、これに限らず、LCD121の設けられた第2の筐体120がキーボード111の設けられた第1の筐体110の長辺方向にスライドする長辺方向スライド型の携帯電話端末にも適用することもできる。この場合、開状態において露出する、第1の筐体110の上面上方の縦長のスペースに電話型配列のテンキーなどを配置することができる。
(携帯電話端末の内部)
次に、携帯電話端末100の内部について、図3を参照して説明する。図3の(a)は、第1の筐体110の透視上面図を表し、図3の(b)は、第2の筐体120の透視上面図を表し、図3の(c)は、携帯電話端末100の構成例を示したブロック図を表す。
第1の筐体110には、図3の(a)に示したように、第1の基板112とアンテナ113とが内蔵されている。第1の基板112には、図3の(c)に示したように、無線部112aと、アナログベースバンド部112bと、デジタルベースバンド部112cと、CPU112dと、メモリ112eとが設けられている。アンテナ113は、特定の帯域を使用して基地局と通話のための無線通信を行なうためのアンテナであり、給電点113aを介して第1の基板112上に設けられた無線部112aに接続されている。
なお、第1の筐体110に内蔵された第1の基板112とスライドプレート130の導通部131aとは、第1の基板112上に設けられたリアクタンス素子114を介して導通接続されている。このリアクタンス素子114の作用/効果については後述する。
一方、第2の筐体120には、図3の(b)に示したように、第2の基板122が内蔵されている。第2の基板122には、図3の(c)に示したように、LCD121に接続されたLCDコントローラ122aが設けられている。第1の基板112と第2の基板122とは、図3の(c)に示したように、フレキシブルケーブル140を介して互いに接続されており、LCDコントローラ122aは、このフレキシブルケーブル140を介してCPU112dより供給された映像信号に基づいてLCD121を駆動する。
携帯電話端末100においては、図3の(a)に示したように、給電点113aとスライドプレート130とが近接して配置される。このため、スライドプレート130を流れる電流がアンテナ113の特性に影響する。特に、スライドプレート130上に流れる電流の共振周波数が使用周波数帯域に近い場合、スライドプレート130を流れる共振電流によって、使用周波数帯域におけるアンテナ113の利得低下が生じる。
本発明は、以下に説明するようにスライドプレート130の一部を非導通化することによってスライドプレート130の共振周波数を高周波側に遷移させ、スライドプレート130を流れる共振電流によって生じる使用周波数帯域におけるアンテナ113の利得低下を抑制することを提案するものである。
(スライドプレートの構成)
次に、携帯電話端末100が備えているスライドプレート130の構成について、図1を参照して説明する。図1の上段は、第2の筐体120の下面図を表し、図1の中段は、携帯電話端末100の断面図を表し、図1の下段は、第1の筐体110の上面図を表す。なお、携帯電話端末100の断面図においては、第1の筐体110および第2の筐体120の内部に設けられた構成要素の図示を省略することにより図面の簡略化を図っている。
なお、本実施形態では、スライドプレート130は上表面が長方形となる形状を有しているが、本発明はこれに限定されず、スライドプレート130の形状は、第2の筐体120をスライド可能に取り付けられるものであればよい。例えば、本実施形態に係るスライドプレート130の形状に対し、長辺方向の中央部を膨らませるもしくは絞るまたは角部を丸めるなど、種々の改変を行ってもよい。
図1の中段に示したように、スライドプレート130は、金属により形成された導通部131と、樹脂(絶縁体)により形成された非導通部132とから構成されている。また、図1の下段に示したように、非導通部132は、スライドプレート130の中央を横断するように配置されており、導通部131は、非導通部132により2つの導通部131aおよび131bに分断されている。このため、スライドプレート130の幅をA[mm]、非導通部132の幅をB[mm]とすると、導通部131aおよび131bの幅は、それぞれ(A−B)/2[mm]程度になる(いずれも非導通部132がスライドプレート130を横断する方向と直交する方向の幅)。
スライドプレート130の共振周波数は、スライドプレート130の電気長に反比例する。このため、スライドプレート130の導通部131の幅を小さくすることによって、スライドプレート130の共振周波数を高周波側に遷移させることができる。これにより、スライドプレート130の共振周波数を使用周波数帯域から遠ざけ、スライドプレートを流れる共振電流によって生じる、使用周波数帯域におけるアンテナ113の利得低下を抑制することができる。
なお、スライドプレート130全体を縮小したり、スライドプレート130全体を樹脂化したりすると、スライドプレート130自体の強度、あるいは、スライドプレート130と第1の筐体110および第2の筐体120との結合強度が低下する。一方、本発明のようにスライドプレート130の一部を非導通化すれば、このような問題を招来することなく、使用周波数帯域におけるアンテナ113の利得低下を抑制することができる。
また、図1の中段に示したように、スライドプレート130は、非導通部132が、第2の筐体120の下面に当接し、かつ、導通部131は、第2の筐体120の下面と離間するように構成されている。すなわち、非導通部132を、導通部131と第2の筐体120とを隔てるスペーサーとして機能させている。このように導通部131と第2の筐体120とを隔てることによって、第2の筐体120と導通部131を接触させること無く、第2の筐体120と導通部131間の容量性リアクタンスを一定に保つことが出来る。
また、図1の中段に示したように、第2の筐体120とスライドプレート130とは、断面が半円をなすように折り曲げられたスライドプレート130の左右の端部133aおよび133bを、第2の筐体120の下面に形成された2つのL字溝123aおよび123bに嵌め込むことによって結合されている。このため、スライドプレート130は、非導通部132を介して第2の筐体120を下方から押圧するのみならず、左右の端部133aおよび133bを介して第2の筐体120を左方、右方、および上方から押圧することができる。このため、第2の筐体120を極めて安定的に把持することができ、第2の筐体120を極めて安定的にスライドさせることができる。
また、図1の中段および図1の下段に示したように、非導通部132の上面には、第2の筐体120がスライドする方向に非導通部132を横断する溝132aが形成されている。第1の筐体110に内蔵された第1の基板112と第2の筐体120に内蔵された第2の基板122とを接続するフレキシブルケーブル140は、図4に示したように、この溝132aを通して配線される。これにより、第2の筐体120をスライドさせたときに生じ得るフレキシブルケーブル140の断線を防止することができる。溝132aの代わりに、第2の筐体120がスライドする方向に非導通部132を横断する孔(貫通孔)を設けても同様の効果を得ることができる。
なお、スライドプレート130の中央を横断するように非導通部132を配置する構成(図5の(a)参照)の代わりに、スライドプレート130の端を横断するように非導通部132を配置する構成を採用してもよい。具体的には、非導通部をスライドプレート130の両端に配置して(図5の(b)参照)、導通部の幅をA−2B[mm]程度にする構成や、非導通部をスライドプレートの一端に配置して(図5の(c)参照)、導通部の幅をA−B[mm]程度にする構成などが想定される。
なお、本明細書において、「スライドプレート(板状部材)130を横断する」とは、スライドプレート130の境界線上の或る位置から該境界線上の他の位置まで通ずることを意味し、例えば、本実施形態のようにスライドプレート130の上面が長方形である場合には、該長方形の或る辺から対向する辺まで通ずることを指す。
また、スライドプレート130に複数の非導通部を設ける構成を採用してもよい。具体的には、スライドプレート130をN+1個の導通部に分断するようにN個の非導通部を配置して(図5の(d)参照)、各導通部の幅を(A−N×B)/(N+1)[mm]程度にする構成や、スライドプレート130をN−1個の導通部に分断するようにN個の非導通部を配置して(図5の(e)参照)、各導通部の幅を(A−N×B)/(N−1)[mm]程度にする構成などが想定される。
図5の(a)〜(e)に示した何れの場合であっても、スライドプレート130の導通部の幅(非導通部132がスライドプレート130を横断する方向と直交する方向の幅)が、非導通部132が設けられていない場合と比べて小さくなり、スライドプレート130の共振周波数が、非導通部132が設けられていない場合と比べて高くなる。
なお、非導通部が横断する方向は短辺方向に限られず、長辺方向またはその他の方向であってもよい。
また、非導通部132の材料は絶縁体であれば何でもよく、例えば、樹脂の代わりにセラミックなどを用いてもよい。ただし、インサート成形などによって所望の形状への加工が容易であり、かつ、導通部131との接合に際して溶接を要さないという利点があるため、非導通部132の材料としては樹脂を用いることが望ましい。また、金属により形成された導通部131を第2の筐体120の下面に当接させるのではなく、樹脂により形成された非導通部132を第2の筐体120の下面に当接させることによって、第2の筐体120の下面が摩滅することを防止するという効果も得られる。
(リアクタンス素子)
次に、第1の基板112上に設けられたリアクタンス素子114の作用/効果について、図6を参照して説明する。図6は、開状態において給電点113aに高周波信号を印加したとき、第1の筐体110および第2の筐体120を流れる電流の向きを示した図である。
第1の筐体110と第2の筐体120とが導通している場合、開状態において給電点113aに高周波信号を印加すると、図6の(a)に示したように、第1の筐体110および第2の筐体120に互いに逆相の電流I1およびI2が流れ、アンテナ113の利得が低下する。
第1の筐体110と第2の筐体120との間の導通経路上にリアクタンス素子114を設けることによって、図6の(b)に示したように、第2の筐体120を流れる電流I2の向きを反転させ、第1の筐体110を流れる電流I1と第2の筐体120を流れる電流I2とを同相化することができる。これにより、アンテナ113の利得低下を抑制することができる。
本実施形態に係る携帯電話端末100においては、第1の筐体110に内蔵された第1の基板112とスライドプレート130の導通部131aとをリアクタンス素子114を介して導通させることによって、第2の筐体120を流れる電流I2の向きを反転させている。ただし、リアクタンス素子114は、第1の筐体110と第2の筐体120との間の導通経路上のどこかに設けられていればよく、例えば、第2の筐体120に内蔵された第2の基板122とスライドプレート130の導通部131とをリアクタンス素子114を介して導通させることによっても、第2の筐体120を流れる電流I2の向きを反転させることができる。
リアクタンス素子114は、位相をずらして第2の筐体120を流れる電流I2の向きを反転することができるものであればよく、例えば、コイル(チップインダクタ)、コンデンサ(チップキャパシタ)、または、これらの組み合わせた共振回路などにより構成することができる。リアクタンス素子114の各定数(インダクタンスおよびキャパシタンス)については、使用周波数帯域におけるアンテナ113の利得低下を最小化するように実験的に定めればよい。
なお、第1の筐体110と第2の筐体120との間には、導通の有無によらずにスライドプレート130の導通部131のサイズに応じた容量性リアクタンスと誘導性リアクタンスとが存在している。このため、スライドプレート130の導通部131のサイズが大きくなると、導通経路上に設けたリアクタンス素子114によってアンテナ113の利得低下を最小化することが困難になる(より大きなインダクタンスを有するコイルおよび/またはより大きなキャパシタンスを有するコンデンサを用いることが必要となる)。これに対して、本実施形態に係る携帯電話端末100においては、スライドプレート130に非導通部132を設けたことよって、導通部131のサイズが従来よりも小さくなっており、アンテナ113の利得低下を最小化するリアクタンス素子114を従来よりも容易に(より小さなインダクタンスを有するコイルおよび/またはより小さなキャパシタンスを有するコンデンサを用いて)実現することができる。
なお、第1の筐体110と第2の筐体120との間に存在する容量性リアクタンスおよび誘導性リアクタンスの大きさは、導通部131のサイズの他に、導通部131の形状、配置、接続形態(第1の基板112と導通させるか否か、および、第2の基板122と導通させるか否か)などに応じて決まる。このため、リアクタンス素子114を別途設けずとも、導通部131の面積、形状、配置、接続形態などを変更することによって、第1の筐体110と第2の筐体120との間のリアクタンスを調整し、第2の筐体120を流れる電流I2の向きを反転させることもできる。
(効果の検証)
スライドプレート130の一部を非導通化することにより得られる効果について、図7および図8を参照して説明する。図7は、検証実験に供した携帯電話端末100の実施例を示す図であり、図8は、検証実験の結果得られたアンテナの平均利得の周波数特性を示すグラフである。
検証実験には、図7に示したように、長辺114mm、短辺54mm、厚さ9.2mmの第1の筐体110と、長辺114mm、短辺54mm、厚さ6.6mmの第2の筐体120とを、長辺62.1mm、短辺12.45mmのスライドプレート130により連結してなる携帯電話端末100を用いた。そして、スライドプレート130の長辺方向の中央部分に幅19.2mmの非導通部132を設けることにより、非道通部132の両側の各導通部131の幅を21.45mmとしたスライドプレート130を用いた場合と、金属のみからなる同一サイズのスライドプレートを用いた場合とについて、アンテナ113の平均利得の周波数特性を測定した。なお、アンテナ113としては、800MHz帯用の逆L型アンテナを用いた。アンテナ113の物理的な長さは約50mmとした。ただし、アンテナ113を誘電体で形成された土台上に設置したので、その電気的な長さは50mmより長くなっている。
金属のみからなるスライドプレートを用いた場合、図8に点線で示したように、スライドプレートを流れる共振電流によって800MHz帯において利得低下が生じた。一方、非導通部132を設けることにより各導通部131の幅を21.45mmとしたスライドプレート130を用いた場合、図8に実線で示したように、スライドプレート130の共振周波数が高周波側に遷移することにより800MHz帯における利得の低下が抑制された。
なお、ここでは、800MHz帯を使用周波数帯域とする携帯電話端末を例にとって、本発明の効果を検証したが、本発明の効果が得られる使用周波数帯域がこれに限定されるものでないことは明らかであろう。例えば、900MHz帯、1.7GHz帯、1.8GHz帯、2GHz帯を使用周波数帯域とする携帯電話端末についても、スライドプレートの導通部のサイズを適宜調整することにより、ここで検証したものと同様の効果を得ることができる。また、2.4GHzを使用周波数帯域とするBluetooth(登録商標)によるデータ通信や、VHF帯やUHF帯を使用帯域とする放送波の受信においても、同様の効果を得ることができる。
さらに、第1の筐体110に内蔵された第1の基板112とスライドプレート130の導通部131aとをリアクタンス素子114を介して導通させることによる効果についても検証した。図10は、1.8〜3.3nHのインダクタンスまたは5〜27pFのキャパシタンスを有するリアクタンス素子を用いた検証実験の結果得られたアンテナの平均利得の周波数特性をそれぞれ示すグラフである。なお、短絡(short)および開路(open)時の結果を併せて示す。
図10に示すように、リアクタンス素子114のインダクタンスまたはキャパシタンスを変化させることによって、アンテナの平均利得の周波数特性が変化した。例えば、2100〜2220MHzでは、7pFという小さいキャパシタンスを有するリアクタンス素子114を用いた場合、短絡させた場合よりも平均利得が大きくなっていた。このように、適切なリアクタンス値を有するリアクタンス素子114を用いることにより、特定の周波数帯において利得を向上させ得ることが示された。ただし、この結果は、あくまでも検証実験に供した携帯電話端末に依存するものであり、リアクタンス素子114のインダクタンスまたはキャパシタンスと、得られるアンテナの平均利得の周波数特性との関係は、携帯電話端末のサイズ、内部構造(スライドプレート130、第1の筐体110の容量等)等に依存することは明らかであろう。従って、最適なインダクタンスまたはキャパシタンス、あるいは、リアクタンス素子114を用いるか用いないかは、適用する携帯電話端末に応じて適宜設定することが好ましい。
(変形例)
最後に、本実施形態に係る携帯電話端末100の一変形例について、図9を参照して説明する。図9は、本変形例に係る携帯電話端末100´の構成を示す図である。
携帯電話端末100´と携帯電話端末100との主たる相違点は、基地局との間で通話のための無線通信を行なうためのアンテナ113に加えて、放送局から送信された放送波を受信するためのアンテナ113´を備えている点、および、第1の筐体110に内蔵された第1の基板112とスライドプレート130の導通部131bとが、第1の基板112上に設けられたリアクタンス素子114´を介して導通接続されている点である。
図9に示した構成によれば、スライドプレート130の導通部131aの共振周波数をアンテナ113の使用周波数帯域(基地局との間の無線通信に使用する帯域)外に遷移させてアンテナ113の利得低下を抑制することに加えて、スライドプレート130の導通部131bの共振周波数をアンテナ113´の使用周波数帯域(放送局が放送に使用する帯域)外に遷移させてアンテナ113´の利得低下を抑制することができる。
また、導通部131aに導通接続されたリアクタンス素子114と、導通部131bに導通接続されたリアクタンス素子114´とを別個に設けているので、これら2つのリアクタンス素子の定数を独立に調整することができる。すなわち、アンテナ113の利得低下を最小化するように(アンテナ113の給電中に第2の筐体120に流れる電流の向きを反転させるように)リアクタンス素子114の定数を設定するのと同時に、アンテナ113´の利得低下を最小化するように(アンテナ113´の給電中に第2の筐体120に流れる電流の向きを反転させるように)リアクタンス素子114´の定数を設定することができる。
本発明は、2つの筐体がスライド可能に連結された携帯型無線装置に適用することができる。特に、携帯電話端末やPDAなどに取り分け好適に適用することができる。
100 携帯電話端末(携帯型無線装置)
110 第1の筐体
111 キーボード
112 第1の基板
113 アンテナ
114 リアクタンス素子
120 第2の筐体
121 LCD
122 第2の基板
130 スライドプレート(板状部材)
131、131a、131b 導通部
132 非導通部
132a 溝
140 フレキシブルケーブル(配線)
携帯電話端末100は、概略的に言えば、第1の筐体110と第2の筐体120とを備えた携帯電話端末である。これら2つの筐体は、第1の筐体110の上面と第2の筐体120の下面とが互いに対向するように、スライドプレート(板状部材)130を介して連結されている。
なお、第1の筐体110と第2の筐体120との間には、導通の有無によらずにスライドプレート130の導通部131のサイズに応じた容量性リアクタンスと誘導性リアクタンスとが存在している。このため、スライドプレート130の導通部131のサイズが大きくなると、導通経路上に設けたリアクタンス素子114によってアンテナ113の利得低下を最小化することが困難になる。これに対して、本実施形態に係る携帯電話端末100においては、スライドプレート130に非導通部132を設けたことよって、導通部131のサイズが従来よりも小さくなっており、アンテナ113の利得低下を最小化するリアクタンス素子114を従来よりも容易に実現することができる。

Claims (6)

  1. 第1の筐体と、上記第1の筐体に固定された板状部材と、上記板状部材にスライド可能に取り付けられた第2の筐体と、上記第1の筐体または上記第2の筐体に設けられたアンテナとを備え、
    上記板状部材は、金属により形成された導通部と絶縁体により形成された非導通部とからなり、上記非導通部は、上記板状部材を横断するように配置されている、ことを特徴とする携帯型無線装置。
  2. 上記非導通部は、上記板状部材の中央を横断するように配置されており、上記導通部は、該非導通部によって第1の導通部と第2の導通部とに分断されている、ことを特徴とする請求項1に記載の携帯型無線装置。
  3. 上記非導通部は、上記第2の筐体の上記第1の筐体に対向する面と当接しており、上記導通部は、上記第2の筐体の上記第1の筐体に対向する面と離間している、ことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯型無線装置。
  4. 上記非導通部には、上記第2の筐体がスライドする方向に上記板状部材を横断する溝または孔が形成されており、上記第1の筐体と上記第2の筐体とが、該溝または孔を通る配線により接続されている、ことを特徴とする請求項1から3までの何れか1項に記載の携帯型無線装置。
  5. 上記非導通部は、樹脂により形成されている、ことを特徴とする請求項1から4までの何れか1項に記載の携帯型無線装置。
  6. 上記第1の筐体または上記第2の筐体と上記板状部材との間の導通経路上に、リアクタンス素子が設けられている、ことを特徴とする請求項1から5までの何れか1項に記載の携帯型無線装置。
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