JPWO2010055884A1 - ピラジン誘導体類の製造方法及びその中間体類 - Google Patents
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Abstract
Description
その製造方法として、2−クロロ−3−ヨードピラジンを2−クロロ−2,2−ジフルオロ酢酸メチルエステル、フッ化カリウム及びヨウ化銅を用い、ヨウ素原子をトリフルオロメチル基で置換する方法が知られている(例えば、非特許文献1を参照)。
また、フェニルグリオキシル酸エステル誘導体とエチレンジアミンとを反応させて、ジヒドロピラジノン誘導体に導き、これを酸化することによりヒドロキシピラジン誘導体に変換する方法が報告されている(例えば、非特許文献2を参照)が、本発明のようなハロアルキル基が導入された化合物に関しては、具体的な開示も示唆もされていない。
また前記非特許文献2の報告には、本発明に係る誘導体類及びその製造方法について何の開示も示唆も無い。更に、本発明に係る誘導体類を非特許文献2に開示されている方法に従って脱水素化反応させても、対応するヒドロキシピラジン誘導体は全く製造することができなかった。
本発明の課題は、医薬又は農薬等の中間体として有用な3−ハロアルキル−2−ハロゲノピラジン誘導体類の新規で工業的に有利な製造方法を提供することである。
即ち、本発明は、
[1]一般式(III)
[2]一般式(IV)
[3]一般式(III)
[4]一般式(IV)
[5]有機塩基類が、ピリジン、2−ピコリン、3−ピコリン、4−ピコリン、4−ジメチルアミノピリジン、5−エチル−2−メチルピリジン、2,3−ルチジン、2,4−ルチジン、2,5−ルチジン、2,6−ルチジン、3,4−ルチジン、3,5−ルチジン、3,6−ルチジンである請求項1乃至4に記載の製造方法、
[6] 有機塩基類が、ピリジンである[1]乃至[4]に記載の製造方法、
[7] R1がハロ(C1−C3)アルキル基である[1]に記載のヒドロキシピラジン誘導体類の製造方法、
[8] R1がハロ(C1−C3)アルキル基であり、R2が(C1−C6)アルキル基である[2]に記載のヒドロキシピラジン誘導体類の製造方法、
[9] R1がハロ(C1−C3)アルキル基であり、Xがハロゲン原子である[3]に記載のピラジン誘導体類の製造方法、
[10] R1がハロ(C1−C3)アルキル基であり、R2が(C1−C6)アルキル基であり、Xがハロゲン原子である[4]に記載のピラジン誘導体類の製造方法、
[11] 有機塩基類が、ピリジン、2−ピコリン、3−ピコリン、4−ピコリン、4−ジメチルアミノピリジン、5−エチル−2−メチルピリジン、2,3−ルチジン、2,4−ルチジン、2,5−ルチジン、2,6−ルチジン、3,4−ルチジン、3,5−ルチジン、3,6−ルチジンである[7]乃至[10]に記載の製造方法、
[12] 有機塩基類が、ピリジンである[7]乃至[10]に記載の製造方法、
[13] R1がフルオロ(C1−C3)アルキル基である[1]に記載のヒドロキシピラジン誘導体類の製造方法、
[14] R1がフルオロ(C1−C3)アルキル基であり、R2が(C1−C6)アルキル基である[2]に記載のヒドロキシピラジン誘導体類の製造方法、
[15] R1がフルオロ(C1−C3)アルキル基であり、Xがハロゲン原子である[3]に記載のピラジン誘導体類の製造方法、
[16] R1がフルオロ(C1−C3)アルキル基であり、R2が(C1−C6)アルキル基であり、Xがハロゲン原子である[4]に記載のピラジン誘導体類の製造方法、
[17] 有機塩基類が、ピリジン、2−ピコリン、3−ピコリン、4−ピコリン、4−ジメチルアミノピリジン、5−エチル−2−メチルピリジン、2,3−ルチジン、2,4−ルチジン、2,5−ルチジン、2,6−ルチジン、3,4−ルチジン、3,5−ルチジン、3,6−ルチジンである[13]乃至[16]に記載の製造方法、
[18] 有機塩基類が、ピリジンである[13]乃至[16]に記載の製造方法、
[19] R1がトリフルオロメチル基である[1]に記載のヒドロキシピラジン誘導体類の製造方法、
[20] R1がトリフルオロメチル基であり、R2が(C1−C6)アルキル基である[2]に記載のヒドロキシピラジン誘導体類の製造方法、
[21] R1がトリフルオロメチル基であり、Xがハロゲン原子である[3]に記載のピラジン誘導体類の製造方法、
[22] R1がトリフルオロメチル基であり、R2が(C1−C6)アルキル基であり、Xがハロゲン原子である[4]に記載のピラジン誘導体類の製造方法、
[23] 有機塩基類が、ピリジン、2−ピコリン、3−ピコリン、4−ピコリン、4−ジメチルアミノピリジン、5−エチル−2−メチルピリジン、2,3−ルチジン、2,4−ルチジン、2,5−ルチジン、2,6−ルチジン、3,4−ルチジン、3,5−ルチジン、3,6−ルチジンである[19]乃至[22]に記載の製造方法、
[24] 有機塩基類が、ピリジンである[19]乃至[22]に記載の製造方法、
[25]一般式(III)
[26] R1がハロ(C1−C3)アルキル基である[25]に記載のジヒドロピラジノン誘導体類、
[27] R1がフルオロ(C1−C3)アルキル基である[25]に記載のジヒドロピラジノン誘導体類、
[28] R1がトリフルオロメチル基である[25]に記載のジヒドロピラジノン誘導体類、
[29] 一般式(II)
[30] R1がハロ(C1−C3)アルキル基である[29]に記載のヒドロキシピラジン誘導体類、
[31] R1がフルオロ(C1−C3)アルキル基である[29]に記載のヒドロキシピラジン誘導体類、
[32] R1がトリフルオロメチル基である[29]に記載のヒドロキシピラジン誘導体類に関する。
次に本明細書中に記載する各置換基を説明する。本発明の一般式(I)〜(IV)で表される化合物の置換基の定義中、『ハロゲン原子』とはフッ素原子、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子を示し、『(C1−C6)アルキル基』とは、炭素原子数1〜6の直鎖状又は分枝状のアルキル基を示し、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、s−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル等のアルキル基を示し、『ハロ(C1−C6)アルキル基』とは同一又は異なっても良く、1以上のハロゲン原子で置換された炭素原子数1〜6の直鎖状又は分枝状のアルキル基を示し、『フルオロ(C1−C3)アルキル基』とは1以上のフッ素原子で置換された炭素原子数1〜3の直鎖状又は分枝状のアルキル基を示す。
また、塩類は酸塩であってよく、酸塩における酸としては、例えば、塩酸、硫酸、硝酸等の無機酸類、蟻酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、プロピオン酸等の有機酸類、メタンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸等のスルホン酸類等を挙げることができる。
即ち、一般式(IV)で表されるピルビン酸エステル誘導体類とエチレンジアミン又はその塩とを反応させ、一般式(III)で表されるジヒドロピラジノン誘導体類とし、該ジヒドロピラジノン誘導体類(III)を単離し又は単離せずして脱水素化することにより、一般式(II)で表されるヒドロキシピラジン誘導体類に変換し、該ヒドロキシピラジン誘導体類(II)をハロゲン化剤でハロゲン化することにより一般式(I)で表されるピラジン誘導体類を製造することができる。
本反応は、一般式(IV)で表されるピルビン酸エステル誘導体類を、不活性溶媒中エチレンジアミン又はその塩と反応させて、一般式(III)で表されるジヒドロピラジノン誘導体類を製造する。一般式(IV)で表されるピルビン酸エステル誘導体類に対しエチレンジアミン又はその塩を0.1〜10倍モルの範囲で使用可能であるが、好ましくは0.5〜5倍モルの範囲であり、更に好ましくは0.9〜1.2倍モルである。使用する不活性溶媒としては、本反応の進行を著しく阻害しないものであれば良く、例えば、ヘキサン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサンなどの脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素などのハロゲン化炭化水素類、ジエチルエーテル、t−ブチルメチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタンなどの鎖状または環状エーテル類、メタノール、エタノール、n−プロパノール、i−プロパノールなどのアルコール類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドなどのアミド類、アセトニトリルなどのニトリル類又は1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン又は水などの不活性溶媒を示すことができ、これらの溶媒は単独もしくは2種以上の不活性溶媒を混合して使用することができる。
反応終了後、反応系から目的物を常法により単離すれば良く、これを必要に応じて再結晶、カラムクロマトグラフィー等でさらに精製することにより目的物を製造することができる。また、単離せずに次の反応に使用することもできる。
一般式(III)で表されるジヒドロピラジン誘導体類をピリジンなどの塩基類の存在下、不活性溶媒中或いは無溶媒にて、加熱攪拌することにより脱水素化させて一般式(II)で表されるヒドロキシピラジン誘導体類を製造することができる。不活性溶媒としては、本反応の進行を著しく阻害しないものであればよく、例えば、ヘキサン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサンなどの脂肪族炭化水素類、ベンゼン、キシレン、トルエンなどの芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、t−ブチルメチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタンなどの鎖状または環状エーテル類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドなどのアミド類、アセトニトリル、プロピオニトリルなどのニトリル類、アセトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノンなどの鎖状または環状ケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル類、メタノール、エタノール、n−プロパノール、i−プロパノールなどのアルコール類、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、スルホラン、ジメチルスルホキシド及び水などの不活性溶媒を挙げることができ、これらの不活性溶媒は単独もしくは2種以上を混合して使用することができる。
反応温度は−30℃から使用する不活性溶媒の還流温度の範囲で適宜選択すればよいが、好ましくは0〜80℃の範囲から選ばれる。反応時間は反応規模、反応温度などにより変化し、一定ではないが数分〜200時間の範囲で適宜選択すればよい。
また本反応は、酸素或いは空気バブリングなど酸化的雰囲気が好ましい。
反応終了後、目的物を含む反応系から目的物を常法により単離すれば良く、これを必要に応じて再結晶、カラムクロマトグラフィー等で精製することにより目的物を製造することができる。また、単離せずに次の反応に使用することもできる。
本発明の一般式(I)で表されるピラジン誘導体類は一般式(II)で表されるヒドロキシピラジン誘導体類をハロゲン化剤と反応させ製造することができる。反応は特に溶媒を用いなくてもよいが、必要に応じて触媒との共存下に、或いは不活性溶媒中で実施することもできる。触媒としては、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドなどの塩基性溶媒、N、N−ジメチルアニリン、N、N−ジエチルアニリンなどの有機塩基を例示することができ、これら触媒の使用量は、ハロゲン化剤に対して0.01から1倍モル当量の範囲で適宜選択される。不活性溶媒としては、本反応の進行を著しく阻害しないものであればよく、例えば、ヘキサン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサンなどの脂肪族炭化水素類、ベンゼン、キシレン、トルエンなどの芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、t−ブチルメチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタンなどの鎖状または環状エーテル類、ジメチルホルミアミド、ジメチルアセトアミドなどのアミド類、アセトニトリル、プロピオニトリルなどのニトリル類、アセトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノンなどの鎖状または環状ケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドなどのアミド系不活性溶媒、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、及びスルホランなどの不活性溶媒を例示することができ、これらの不活性溶媒は単独もしくは2種以上を混合して使用することができる。
反応温度は0℃から使用する不活性溶媒或はハロゲン化剤の還流温度の範囲で適宜選択すればよいが、好ましくは50〜180℃の範囲から選ばれる。反応時間は反応規模、反応温度などにより変化し、一定ではないが数分〜100時間の範囲で適宜選択すればよい。反応は、空気中の酸素などの存在下でも進行するが、窒素ガスやアルゴンガスなどの不活性ガス雰囲気で行ってもよい。反応終了後、反応系から常法により目的物を単離すれば良く、必要に応じて再結晶、カラムクロマトグラフィー等でさらに精製することにより目的物を製造することができる。
本願発明の製造方法により得られる3−ハロアルキル−2−ハロゲノピラジン誘導体類は、例えば参考例に示した方法等により容易に3−ハロアルキルピラジンー2−イルカルボン酸エステル誘導体類に誘導され、これを更にアミド化することにより農園芸用殺ダニ剤(特許文献1)や殺菌剤(特許文献2)などとして有用な化合物を製造することができる。
エチレンジアミン (4.2g、70.6mmol)のトルエン溶液(100ml)に、氷冷下トリフルオロピルビン酸エチル(12g、70.6mmol)を滴下し、室温にて15時間攪拌した。その後P−トルエンスルホン酸一水和物(0.7g、0.37mmol)を加え3時間共沸脱水した。反応終了後、反応液を室温に冷却した後、セライト濾過し濾液を減圧濃縮した。析出した結晶を濾取し、t−ブチルメチルエーテル/n−ヘキサンの混合溶媒にて洗浄、風乾し表題化合物を黄色固体として得た。
収量;10.9g
収率;93%
物性:1H−NMR [CDCl3/TMSδ値(ppm)]
3.56(2H,m),4.04(2H,m),6.7(1H,brs)
融点:98―99℃
3−トリフルオロメチル−5,6−ジヒドロピラジン−2(1H)−オン(0.6g、3.6mmol)のピリジン溶液(6ml)を60℃にて20時間加熱攪拌した。反応終了後、反応液を室温に冷却し、減圧濃縮した残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=1:1(v/v))にて精製し褐色固体として表題化合物を得た。
収量;0.42g
収率;43%
物性:1H−NMR [CDCl3/TMSδ値(ppm)]
7.67(1H,d),7.58(1H,d).
融点:138-139℃
3−トリフルオロメチル−5,6−ジヒドロピラジン−2(1H)−オン(4g、24.1mmol)のピリジン溶液(40ml)に塩化鉄(4g、24.6mmol)を加え55℃にて9時間加熱攪拌した。反応終了後、反応液を室温に冷却し、減圧濃縮した残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=1:1(v/v))にて精製し褐色固体として表題化合物を得た。
収量;2.7g
収率;68%
3−トリフルオロメチル−5,6−ジヒドロピラジン−2(1H)−オン(4g、24.1mmol)のピリジン溶液(40ml)に沃素(0.9g、3.5mmol)を加え55℃にて9時間加熱攪拌した。反応終了後、反応液を室温に冷却し、セライト濾過し、濾液を減圧濃縮した残渣をn−ヘキサン/酢酸エチルにて再結晶化し褐色固体として表題化合物を得た。
収量;3.6g
収率;89%
3−トリフルオロメチル−5,6−ジヒドロピラジン−2(1H)−オン(4g、24.1mmol)のピリジン溶液(40ml)に50%含水5%(w/w)Pd/C(1g)を加え60℃にて24時間激しく加熱攪拌した。反応終了後、反応液を室温に冷却し、セライト濾過し、濾液を減圧濃縮し残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(n−ヘキサン/酢酸エチル=4:1)にて精製し黄色固体として表題化合物を得た。
収量:3.7g
収率:93%
3−トリフルオロメチル−5,6−ジヒドロピラジン−2(1H)−オン(4g、24.1mmol)、活性炭(1g)のピリジン溶液(40ml)を60℃にて24時間激しく加熱攪拌した。反応終了後、反応液を室温に冷却し、不溶物をセライト濾過し、濾液を減圧濃縮した残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(n−ヘキサン/酢酸エチル=4:1)にて精製し黄色固体として表題化合物を得た。
収量:2.9g
収率:73%
3−トリフルオロメチル−5,6−ジヒドロピラジン−2(1H)−オン(2.2g、13.2mmol)、活性炭(0.55g)、炭酸カルシウム(0.3g、3.4mmol)のピリジン溶液(22ml)を60℃にて24時間激しく加熱攪拌した。反応終了後、反応液を室温に冷却し、不溶物をセライト濾過し、濾液を減圧濃縮し残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(n−ヘキサン/酢酸エチル=4:1)にて精製することにより表題化合物を黄色固体として得た。
収量:1.9g
収率:86%
3−トリフルオロメチル−5,6−ジヒドロピラジン−2(1H)−オン(2.2g、13.2mmol)、活性炭(0.55g)、炭酸バリウム(0.67g、3.4mmol)の4−ピコリン溶液(22ml)を60℃にて20時間激しく加熱攪拌した。反応終了後、反応液を室温に冷却し、不溶物をセライト濾過し、濾液を減圧濃縮した残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(n−ヘキサン/酢酸エチル=4:1)にて精製し黄色固体として表題化合物を得た。
収量:1.8g
収率:81%
90%純度のフェニルホスホン酸ジクロリド(145g、699mmol)に2−ヒドロキシ−3−トリフルオロメチルピラジン(61.4g、374mmol)を加え、155℃の油浴上で1.5時間撹拌した。反応液を50℃まで冷却しメチル−t−ブチルエーテル200mlで希釈して、200mlの氷水に注いだ。これを炭酸水素ナトリウム50gに注ぎ、セライトをしいたブフナーロートで吸引ろ過した。ろ液を分液ロートに移して水層を除き、有機層を水洗し、続いて飽和食塩水で洗浄した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、セライトとシリカゲルを敷いたブフナーロートで吸引ろ過した。残渣をt−ブチルメチルエーテル900mlで洗浄した。得られた濾液と洗液を合わせて40℃の温水浴上、150mmHgにて濃縮し、褐色の油状物68gを得た。ガスクロマトグラフィーで定量分析した結果、この油状物は2−クロロ−3−トリフルオロメチルピラジン(54g、297mmol)とt−ブチルメチルエーテル14gから成っていた。
収率:80%
物性:1H−NMR [DMSO−d6/TMSδ値(ppm)]
8.62(2H,d).
2−ヒドロキシ−3−トリフルオロメチルピラジン(1.45g、10.3mmol)の塩化チオニル(1.5ml、20.5mmol)溶液にジメチルフォルムアミド(0.3ml、4mmol)を加え、2.5時間加熱還流した。反応液を氷に注ぎメチル−t−ブチルエーテル30mlで抽出した。有機層を水、重曹水、飽和食塩水で順次洗浄した。得られた有機層はガスクロマトグラフィーで定量分析した結果、2−クロロ−3−トリフルオロメチルピラジンを0.77g含有していた。
収率:48%
3−トリフルオロメチル−5,6−ジヒドロピラジン−2(1H)−オン(12g、72mmol)のピリジン溶液(120ml)に5%(w/w)Pd/C(3g)を加え55℃にて16時間加熱攪拌した。濾過し得られた濾液を減圧濃縮し、残渣に90%(w/w)フェニルホスホン酸ジクロリド(20g、0.102mol)を加え160℃にて1.5時間攪拌した。50℃に冷却した後、t−ブチルメチルエーテルを加え氷水に注いだ。NaHCO3でPH=7−8に調整しセライト濾過、濾液を分液し有機層は水、飽和食塩水にて順次洗浄した。Na2SO4にて乾燥し溶媒を留去し、残渣を減圧蒸留(65℃/20mmHg)にて精製し表題化合物を無色液体として得た。
収量;9.6g
収率;73%
3−トリフルオロメチル−5,6−ジヒドロピラジン−2(1H)−オン(0.6g、3.6mmol)及びm‐クロル過安息香酸(70%純度0.89g、3.6mmol)を用い、非特許文献2に記載の方法に従い反応を行ったが、タール化が起こり、目的物を得ることができなかった。
アルゴンガスで置換させた2Lのオートクレーブに66.5g(366ミリモル)の2−クロロ−3−トリフルオロメチルピラジン、370mlのメタノール、40.7g(403ミリモル)のトリエチルアミン、1.16g(2.7ミリモル)の1,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタン及び0.95g(1.4ミリモル)のジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)を加えた。反応容器内をアルゴンガスで2回、一酸化炭素ガスで2回置換した後、一酸化炭素ガスを初圧20kg/cm2で充填し、120℃で2時間反応させた。反応終了後、室温に戻し触媒を除き濾液を濃縮した。残渣をt−ブチル-メチルエーテルで抽出し、水、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。無機物を濾過し濃縮した。残渣を減圧蒸留し3−トリフルオロメチルピラジン−2−カルボン酸メチル54.5gを得た。
収率:72%
物性:沸点74−75℃/2.5−2.8mmHg
物性:1H−NMR[CDCl3/TMSδ値(ppm)]
8.85(1H,d),8.82(1H,d),4.05(3H,s)
物性:19F−NMR[CDCl3/TMSδ値(ppm)]
65.7(s)
3−トリフルオロメチルピラジン−2−カルボン酸メチル700mg(3.4ミリモル)をエタノール−水(1:1(v/v)、10ml)に溶解し、水酸化カリウム300mgを加え1時間加熱還流した。反応終了後、反応液を減圧濃縮し、残渣を水で希釈後、酢酸エチルで洗浄した。水層を塩酸で酸性にし、酢酸エチルで抽出後、酢酸エチル層を飽和食塩水で洗浄した。硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、目的物409mgを結晶として得た。
収率:63%
物性:融点130−134℃
3−トリフルオロメチル−2−ピラジンカルボン酸192mg(1ミリモル)、3−イソブチル−4−[2,2,2−トリフルオロ−1−(トリフルオロメチル)エチル]アニリン199mg(1ミリモル)、2−クロロ−1−メチルピリジニウムヨージド255mg(1ミリモル)及びトリエチルアミン303mg(3ミリモル)をテトラヒドロフラン10mlに溶解し、2時間加熱還流した。反応終了後、反応液を酢酸エチルで希釈後、水洗した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1(v/v))にて分離精製することにより目的物293mgをペーストとして得た。
収率:62%
物性:nD1.4825(27.7℃)
Claims (32)
- 一般式(IV)
- 有機塩基類が、ピリジン、2−ピコリン、3−ピコリン、4−ピコリン、4−ジメチルアミノピリジン、5−エチル−2−メチルピリジン、2,3−ルチジン、2,4−ルチジン、2,5−ルチジン、2,6−ルチジン、3,4−ルチジン、3,5−ルチジン又は3,6−ルチジンである請求項1乃至4に記載の製造方法。
- 有機塩基類がピリジンである請求項1乃至4に記載の製造方法。
- R1がハロ(C1−C3)アルキル基である請求項1に記載のヒドロキシピラジン誘導体類の製造方法。
- R1がハロ(C1−C3)アルキル基であり、R2が(C1−C6)アルキル基である請求項2に記載のヒドロキシピラジン誘導体類の製造方法。
- R1がハロ(C1−C3)アルキル基であり、Xがハロゲン原子である請求項3に記載のピラジン誘導体類の製造方法。
- R1がハロ(C1−C3)アルキル基であり、R2が(C1−C6)アルキル基であり、Xがハロゲン原子である請求項4に記載のピラジン誘導体類の製造方法。
- 有機塩基類が、ピリジン、2−ピコリン、3−ピコリン、4−ピコリン、4−ジメチルアミノピリジン、5−エチル−2−メチルピリジン、2,3−ルチジン、2,4−ルチジン、2,5−ルチジン、2,6−ルチジン、3,4−ルチジン、3,5−ルチジン、3,6−ルチジンである請求項7乃至10に記載の製造方法。
- 有機塩基類がピリジンである請求項7乃至10に記載の製造方法。
- R1がフルオロ(C1−C3)アルキル基である請求項1に記載のヒドロキシピラジン誘導体類の製造方法。
- R1がフルオロ(C1−C3)アルキル基であり、R2が(C1−C6)アルキル基である請求項2に記載のヒドロヒキシピラジン誘導体類の製造方法。
- R1がフルオロ(C1−C3)アルキル基であり、Xがハロゲン原子である請求項3に記載のピラジン誘導体類の製造方法。
- R1がフルオロ(C1−C3)アルキル基であり、R2が(C1−C6)アルキル基であり、Xがハロゲン原子である請求項4に記載のピラジン誘導体類の製造方法。
- 有機塩基類が、ピリジン、2−ピコリン、3−ピコリン、4−ピコリン、4−ジメチルアミノピリジン、5−エチル−2−メチルピリジン、2,3−ルチジン、2,4−ルチジン、2,5−ルチジン、2,6−ルチジン、3,4−ルチジン、3,5−ルチジン又は3,6−ルチジンである請求項13乃至16に記載の製造方法。
- 有機塩基類が、ピリジンである請求項13乃至16に記載の製造方法。
- R1がトリフルオロメチル基である請求項1に記載のヒドロキシピラジン誘導体類の製造方法。
- R1がトリフルオロメチル基であり、R2が(C1−C6)アルキル基である請求項2に記載のヒドロキシピラジン誘導体類の製造方法。
- R1がトリフルオロメチル基であり、Xがハロゲン原子である請求項3に記載のピラジン誘導体類の製造方法。
- R1がトリフルオロメチル基であり、R2が(C1−C6)アルキル基であり、Xがハロゲン原子である請求項4に記載のピラジン誘導体類の製造方法。
- 有機塩基類が、ピリジン、2−ピコリン、3−ピコリン、4−ピコリン、4−ジメチルアミノピリジン、5−エチル−2−メチルピリジン、2,3−ルチジン、2,4−ルチジン、2,5−ルチジン、2,6−ルチジン、3,4−ルチジン、3,5−ルチジン又は3,6−ルチジンである請求項19乃至22に記載の製造方法。
- 有機塩基類がピリジンである請求項19乃至22に記載の製造方法。
- R1がハロ(C1−C3)アルキル基である請求項25に記載のジヒドロピラジノン誘導体類。
- R1がフルオロ(C1−C3)アルキル基である請求項25に記載のジヒドロピラジノン誘導体類。
- R1がトリフルオロメチル基である請求項25に記載のジヒドロピラジノン誘導体類。
- R1がハロ(C1−C3)アルキル基である請求項29に記載のヒドロキシピラジン誘導体類。
- R1がフルオロ(C1−C3)アルキル基である請求項29に記載のヒドロキシピラジン誘導体類。
- R1がトリフルオロメチル基である請求項29に記載のヒドロキシピラジン誘導体類。
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